JP2017030314A - 装飾画材、装飾画材組み込み体、ステンドガラス調装飾ボード及びそれらの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】装飾画材20の輪郭を形成する金属製の輪郭体22と、該輪郭体22の底側を裏打ちする台紙21と、前記輪郭体22の内側において台紙21の上に積層される1乃至複数種類のプリザーブドフラワー23と、を少なくとも備える装飾画材である。
【選択図】 図1
Description
また上記特許文献2の技術は、プリザーブドフラワーを材料とした装飾品の製造方法に関する発明で、花や葉や蝶の形に形成した装飾用ワイヤー51に、接着剤を介して、分解したプリザーブドフラワーの花や葉を貼り付けることで、独創的なアクセサリーやブーケ、アレンジメントの装飾品を製造できる構成が開示されている。
しかし、上記特許文献1のプリザーブドフラワーアレンジメントの造形方法においては、一枚の葉の裏側にワイヤーを貼り付けるだけの構成であることから、オリジナル性のあるアレンジメントができないと共に、葉が破れ易いという問題があった。
また上記特許文献2のプリザーブドフラワーを材料とした装飾品の製造方法においては、複数枚の花びらや葉を重ねて補強する構成であるものの、ワイヤーにプリザーブドフラワーの花びらや葉を直接貼り付ける構成であることから、依然としてプリザーブドフラワーの花びらや葉が破れ易いという問題があった。
また本発明の装飾画材は、上記第1の特徴に加えて、プリザーブドフラワーは、花びらと葉との少なくとも一方であると共に、色、枚数、大きさ、向きの少なくとも何れか一つを部分的に異ならせて台紙の上に複数枚積層されていることを第2の特徴としている。
また本発明の装飾画材は、上記第1又は第2の特徴に加えて、透明の保護膜で覆ってあることを第3の特徴としている。
また本発明の装飾画材は、上記第1〜第3の何れか1つの特徴に加えて、台紙は、透明のフィルムからなることを第4の特徴としている。
また本発明の装飾画材は、上記第1〜第3の何れか1つの特徴に加えて、台紙は、プリザーブドフラワーと同色の紙ナプキンからなることを第5の特徴としている。
また本発明の装飾画材組み込み体は、プリザーブドフラワーの花と、該花の底に貼り付けられる台紙と、前記プリザーブドフラワーの花の花びら間に組み込まれる請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の装飾画材と、を備えることを第6の特徴としている。
また本発明のステンドガラス調装飾ボードは、透明のアクリル板の所定領域に帯状の鉛をダイアゴナル状に備えてなる支持板と、前記所定領域に取り付けられる、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の装飾画材と請求項6に記載の装飾画材組み込み体との少なくとも一方と、を備えることを第7の特徴としている。
また本発明の装飾画材の製造方法は、金属製の線材を折り曲げて装飾画材の輪郭をなす輪郭体を形成する輪郭体形成工程と、前記輪郭体を台紙の表面に貼り付ける輪郭体貼り付け工程と、前記輪郭体の内側の前記台紙の表面に、1乃至複数種類のプリザーブドフラワーを貼り付けるプリザーブドフラワー貼り付け工程と、前記輪郭体の外周に沿って前記台紙を切り抜く台紙切抜き工程と、を備えることを第8の特徴としている。
また本発明の装飾画材の製造方法は、金属製の線材を折り曲げて装飾画材の輪郭をなす輪郭体を形成する輪郭体形成工程と、台紙の所定領域に、1乃至複数種類のプリザーブドフラワーを貼り付けるプリザーブドフラワー貼り付け工程と、前記プリザーブドフラワーが貼り付けられた前記台紙の所定領域に、前記輪郭体を貼り付ける輪郭体貼り付け工程と、前記輪郭体の外周に沿って前記台紙を切り抜く台紙切抜き工程と、を備えることを第9の特徴としている。
また本発明の装飾画材組み込み体の製造方法は、プリザーブドフラワーの花の花床部分を水平に切除して花びら毎に分離可能な状態とする花びら分離工程と、分離可能な状態とされた複数枚の花びらの底を台紙の上に一体的に貼り付ける花びら貼り付け工程と、前記台紙に貼り付けた複数枚の花びらにおいて、隣接する花びら間の隙間を広げる隙間拡張工程と、該隙間拡張工程で拡張された隙間に、請求項8又は請求項9に記載の装飾画材の製造方法によって製造される装飾画材を組み込んで貼り付ける装飾画材組み込み工程と、複数枚の前記花びらの底を含む領域で前記台紙を切り抜く台紙切抜き工程と、を備えることを第10の特徴としている。
また本発明のステンドガラス調装飾ボードの製造方法は、透明のアクリル板の所定領域に帯状の鉛をダイアゴナル状に貼り付けて支持板を形成する支持板形成工程と、前記所定領域に、請求項8又は請求項9に記載の装飾画材の製造方法によって製造される装飾画材と請求項10に記載の装飾画材組み込み体の製造方法によって製造される装飾画材組み込み体との少なくとも一方を貼り付ける貼り付け工程と、を備えることを第11の特徴としている。
また本発明のステンドガラス調装飾ボードの製造方法は、上記第11の特徴に加えて、貼り付け工程において、装飾画材を複数個が重なるように貼り付けることを第12の特徴としている。
また本発明の装飾画材組み込み体によれば、従来のプリザーブドフラワーの花では演出することができなかった、オリジナル性と新たな美感とを演出できる装飾画材組み込み体とすることができる。
また本発明のステンドガラス調装飾ボードによれば、オリジナル性に富むと共に、色鮮やかで立体感のあるプリザーブドフラワーを用いたステンドガラス調装飾ボードとすることができる。
また本発明の装飾画材の製造方法によれば、プリザーブドフラワーに破れ等の損傷が生じ難い装飾画材を製造することができる。またプリザーブドフラワーを効率的に台紙に貼り付けることができ、作業効率の良い装飾画材の製造方法とすることができる。
また本発明の装飾画材組み込み体の製造方法によれば、従来のプリザーブドフラワーの花では演出することができなかった、オリジナル性と新たな美感とを演出できる装飾画材組み込み体を製造することができる。
また本発明のステンドガラス調装飾ボードの製造方法によれば、オリジナル性に富むと共に、色鮮やかで立体感のあるプリザーブドフラワーを用いたステンドガラス調装飾ボードを製造することができる。
なお、アクリル板11の大きさや厚みは、本実施形態のものに限るものではなく、ステンドガラス調装飾ボードの仕様に合わせて適宜変更可能である。
より具体的には、図1(b)に示すように、接着剤Sを介して、アクリル板11の表面側の全体に細長い帯状の鉛12をダイアゴナル状(一定間隔で並列配置される複数の斜線が交差する形状)に貼り付ける構成としてある。また接着剤Sを介して、ダイアゴナル状に貼り付けた鉛12の長手方向端部を覆うように、アクリル板11の外周端の表面側から裏面側に細長い鉛12を折り返して貼り付ける構成としてある。
なお鉛12の幅、厚み、傾斜角度等は、本実施形態のものに限るものではなく、ステンドガラス調装飾ボードの仕様に合わせて適宜変更可能である。
なお、吊り下げ具としては、紐、ワイヤー等、ステンドガラス調装飾ボード1を壁等に吊り下げることができるものであれば、如何なる物であってもよい。
本発明の第1の実施形態においては、図1に示すように、葉っぱの形状をなす第1の装飾画材20a及び第2の装飾画材20bと、ぶどうの房の一粒の実の形状をなす第3の装飾画材20cとを備える構成としてある。つまり、本実施形態におけるぶどうの房の形状は、複数個の第3の装飾画材20cを一部分が重なるような箇所を設けて貼り付けて装飾画材集合体200を形成することで構成されている。
この装飾画材20は、主として台紙21と、輪郭体22と、プリザーブドフラワー23と、保護膜24とから構成される。
本発明の第1の実施形態においては、台紙21として、透明のフィルムを用いる構成としてある。また、台紙21の形状と大きさを、装飾画材の輪郭を構成する輪郭体22と略同一形状で、輪郭体22の外周を囲む大きさに構成してある。
なお、台紙21の厚みは、本実施形態のものに限るものではなく、装飾画材20の仕様に合わせて適宜変更可能である。
本発明の第1の実施形態においては、輪郭体22として、細長い金属製の線材を用いる構成としてある。より具体的には、手で容易に折り曲げ可能な細長い針金を用いる構成としてある。
なお、輪郭体22の太さは、本実施形態のものに限るものではなく、装飾画材20の仕様に合わせて適宜変更可能である。また、線材も針金に限るものではなく、他の線材を用いる構成としてもよい。
また既述したように、この輪郭体22の底側には、図1(b)に示すように、台紙21が裏打ちされている。
本発明の第1の実施形態においては、第1の装飾画材20a及び第2の装飾画材20bには、緑色のプリザーブドフラワーの葉23aを用い、第3の装飾画材20cには、赤色や紫色のプリザーブドフラワーの花びら23bを用いる構成としてある。勿論、このような構成に限るものではなく、葉っぱの形状をなす装飾画材にプリザーブドフラワーの花びら23bを用いる構成としてもよいし、花の形状をなす装飾画材にプリザーブドフラワーの葉23aを用いる構成としてもよい。更に、プリザーブドフラワーの葉23aとプリザーブドフラワーの花びら23bとを組み合わせて用いるような構成としてもよい。
つまり、本発明における「プリザーブドフラワーの種類」とは、花びらと葉というような植物学的な種類の違いはもとより、色相の違い、明度の違い、彩度の違い、大きさの違い、厚みの違い等が異なるものは違う種類であるとする概念である。
本発明の第1の実施形態においては、針金25として、輪郭体22を構成する針金と同じ部材を用いる構成としてある。
なお、針金25の長さ、太さ等は、装飾画材20の仕様に合わせて適宜変更可能である。
本発明の第1の実施形態おいては、保護膜24を形成する表面保護材として、ウレタン樹脂塗料と水とを混合させた混合液を用いる構成としてある。ウレタン樹脂塗料としては、例えば和信化学工業株式会社製、商品名「アクレックス No.3400 木部用ウレタンクリヤー」、商品名「アクレックス No.3405 木部用ウレタンフラット」等を用いることができる。
勿論、保護膜24は本実施形態のものに限るものではなく、適宜変更可能である。
本発明の第1の実施形態においては、装飾品30として、細長い木の枝を用いる構成としてある。また図1(a)に簡略化して示すように、接着剤S(図示しない)を介して、アクリル板11とダイアゴナル状に貼り付けられた鉛12の所定位置に装飾品30を貼り付ける構成としてある。
勿論、装飾品30の材質、形状、長さ等は、本発明の第1の実施形態のものに限るものではなく、適宜変更可能である。また装飾品30は必ずしも必要なものではなく、装飾品30を設けない構成であってもよい。
なお、本発明の第1の実施形態において、第1の装飾画材20aと第2の装飾画材20bとは同じ製造工程で製造されるものである。また第3の装飾画材20cは、第1の装飾画材20aの製造工程と同様な製造工程で製造されるものである。よって装飾画材20の製造法としては、第1の装飾画材20aの製造方法のみを以下で説明するものとする。
また下敷きシート40は必ずしも必要なものではなく、下敷きシート40を用いない構成としてもよいが、作業効率を考慮すれば、下敷きシート40を用いることが望ましい。
図2(b)を参照して、輪郭体貼り付け工程Cにおいて、台紙21の表面に接着剤S(図示しない)を介して輪郭体22を貼り付ける。
そして図3(a)、図3(b)を参照して、輪郭体22で囲まれた台紙21の表面に、1乃至複数種類のプリザーブドフラワー23を貼り付ける。より具体的には、分解したプリザーブドフラワーの葉23aを隙間なく貼り付ける。
なお、貼り付けるプリザーブドフラワーの葉23aは、一枚の葉の形状そのままの形で貼り付ける構成と、一枚の葉をちぎって小片としたものを貼り付ける構成との何れであってもよいし、それらを組み合わせた構成であってもよい。
なお、図1(b)に示すように、複数枚のプリザーブドフラワーの葉23aが上下に重なる部分については、接着剤Sを介して貼り付けることが必要である。
以上の工程により、装飾画材20が形成される。
具体的には、液体の表面保護材24aの中に装飾画材20を浸漬させた後、乾燥させる。
これによって、図4(c)に示すように、装飾画材20の表面に保護膜24が被覆される。
なお、装飾画材20に保護膜24を被覆させる方法は、本実施形態のものに限るものではなく、スプレー法等、他の塗布方法を用いる構成としてもよい。
より具体的には、接着剤S(図示しない)を介して、透明のアクリル板11の表面側に細長い帯状の鉛12をダイアゴナル状に貼り付ける。その後、接着剤S(図示しない)を介して、ダイアゴナル状に貼り付けた鉛12の長手方向端部を覆うように、アクリル板11の外周端の表面側から裏面側に細長い帯状の鉛12を折り返して貼り付ける。これによって、支持板10が形成される。
その後、図5(a)に示すように、支持板10の上部中央に、吊り下げ用貫通孔13を一対形成する。
なお、本発明の第1の実施形態に係るステンドガラス調装飾ボード1においては、図1(b)に示すように、接着剤Sを介して鉛12に装飾画材20を貼り付ける構成としてある。
この際、図6(b)に示すように、第3の装飾画材20cを用いてぶどうの房の絵柄を形成する際は、接着剤S(図示しない)を介して、複数個の第3の装飾画材20cを、互いに一部分が重なるように貼り付ける箇所を設けることが必要である。これによって、複数個の第3の装飾画材20cでぶどうの房の形状をなす装飾画材集合体200が形成される。
更に保護膜24を形成する表面保護材として、ウレタン樹脂塗料を含む混合液を用いる構成とすることで、色あせ難く、光沢感に優れる装飾画材20とすることができる。加えて、ウレタン樹脂塗料は乾くと硬度が増すことから、葉23aや花びら23bに破れ等の損傷が一段と発生し難い装飾画材20とすることができる。
また楕円形状の鉛12で囲まれる領域内に、装飾画材20と、装飾画材組み込み体60とを貼り付ける構成としてある。
更に詳しくは図示していないが、アクリル板11の裏面に、アクリル板11と同じ形状、大きさの白色の紙ナプキンを貼り付ける構成としてある。
以下においては、ステンドガラス調装飾ボード3の特徴的な構成である装飾画材組み込み体60及びその製造方法と、ステンドガラス調装飾ボード3及びその製造方法について説明を行うものとする。
ここで、本発明の第2の実施形態においては、組み込む装飾画材20の構成として、プリザーブドフラワー4の花びら4aと同様の形状、大きさ、色の装飾画材20とする構成としてある。
更に本発明の第2の実施形態に係る装飾画材組み込み体60においては、プリザーブドフラワーの花4の隣接する花びら4a間に、花びら4aの形に模した針金25も組み込んで(挿し込んで)貼り付ける構成としてある。
このような構成の装飾画材組み込み体60は、以下の製造方法によって製造される。
次に図8(b)を参照して、花びら貼り付け工程Kにおいて、下敷きシート40上に仮置きされる台紙21の表面に、接着剤S(図示しない)を介して、分離可能な状態とされた複数枚の花びら4aの底(根元)を一体的に貼り付ける。
この際、プリザーブドフラワー4の花びら4aと同様の形状、大きさ、色の装飾画材20を用いることが必要である。
また本発明の第2の実施形態においては、図9(a)、図9(b)に示すように、隣接する花びら4a間の別の所定位置に、花びら4aの形に模した針金25を組み込み(挿し込み)、接着剤S(図示しない)を介して花びら4aの底(根元部分)に針金25を貼り付ける。
その後、アクリル板11の裏面に、アクリル板11と同じ形状、大きさの白色の紙ナプキンを貼り付ける。
以上の工程により、支持板10が形成される。
例えば第1の実施形態に係る装飾画材20の製造工程において、台紙の表面の所定領域に、分解したプリザーブドフラワーの花びらや葉を貼り付けるプリザーブドフラワー貼り付け工程をまず行い、その後、プリザーブドフラワーが貼り付けられた台紙の所定領域に、輪郭体を貼り付ける輪郭体貼り付け工程を行うような構成としてもよい。
このような構成とすることで、プリザーブドフラワー自体が持つ色相、明度、彩度に沿った新たな趣きを演出することができる装飾画材とすることができる。
このような構成とすることで、一段と絵画のようなステンドガラス調装飾ボードとすることができる。
3 ステンドガラス調装飾ボード
4 プリザーブドフラワーの花
4a 花びら
5 下絵
5a 第1の下絵
5b 第2の下絵
5c 第3の下絵
5d 第4の下絵
10 支持板
11 アクリル板
12 鉛
13 吊り下げ用貫通孔
20 装飾画材
20a 第1の装飾画材
20b 第2の装飾画材
20c 第3の装飾画材
20d 第4の装飾画材
20e 第5の装飾画材
20f 第6の装飾画材
21 台紙
22 輪郭体
23 プリザーブドフラワー
23a プリザーブドフラワーの葉
23b プリザーブドフラワーの花びら
24 保護膜
24a 表面保護材
25 針金
30 装飾品
40 下敷きシート
50 下絵シート
60 装飾画材組み込み体
60a 第1の装飾画材組み込み体
60b 第2の装飾画材組み込み体
200 装飾画材集合体
B 台紙準備工程
C 輪郭体貼り付け工程
D プリザーブドフラワー貼り付け工程
E 葉脈形成工程
F 台紙切抜き工程
G 保護膜形成工程
H 支持板形成工程
I 貼り付け工程
J 花びら分離工程
K 花びら貼り付け工程
L 隙間拡張工程
M 装飾画材組み込み工程
S 接着剤
Claims (12)
- 装飾画材の輪郭を形成する金属製の輪郭体と、該輪郭体の底側を裏打ちする台紙と、前記輪郭体の内側において前記台紙の上に積層される1乃至複数種類のプリザーブドフラワーと、を少なくとも備えることを特徴とする装飾画材。
- プリザーブドフラワーは、花びらと葉との少なくとも一方であると共に、色、枚数、大きさ、向きの少なくとも何れか一つを部分的に異ならせて台紙の上に複数枚積層されていることを特徴とする請求項1に記載の装飾画材。
- 透明の保護膜で覆ってあることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の装飾画材。
- 台紙は、透明のフィルムからなることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の装飾画材。
- 台紙は、プリザーブドフラワーと同色の紙ナプキンからなることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の装飾画材。
- プリザーブドフラワーの花と、該花の底に貼り付けられる台紙と、前記プリザーブドフラワーの花の花びら間に組み込まれる請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の装飾画材と、を備えることを特徴とする装飾画材組み込み体。
- 透明のアクリル板の所定領域に帯状の鉛をダイアゴナル状に備えてなる支持板と、前記所定領域に取り付けられる、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の装飾画材と請求項6に記載の装飾画材組み込み体との少なくとも一方と、を備えることを特徴とするステンドガラス調装飾ボード。
- 金属製の線材を折り曲げて装飾画材の輪郭をなす輪郭体を形成する輪郭体形成工程と、前記輪郭体を台紙の表面に貼り付ける輪郭体貼り付け工程と、前記輪郭体の内側の前記台紙の表面に、1乃至複数種類のプリザーブドフラワーを貼り付けるプリザーブドフラワー貼り付け工程と、前記輪郭体の外周に沿って前記台紙を切り抜く台紙切抜き工程と、を備えることを特徴とする装飾画材の製造方法。
- 金属製の線材を折り曲げて装飾画材の輪郭をなす輪郭体を形成する輪郭体形成工程と、台紙の所定領域に、1乃至複数種類のプリザーブドフラワーを貼り付けるプリザーブドフラワー貼り付け工程と、前記プリザーブドフラワーが貼り付けられた前記台紙の所定領域に、前記輪郭体を貼り付ける輪郭体貼り付け工程と、前記輪郭体の外周に沿って前記台紙を切り抜く台紙切抜き工程と、を備えることを特徴とする装飾画材の製造方法。
- プリザーブドフラワーの花の花床部分を水平に切除して花びら毎に分離可能な状態とする花びら分離工程と、分離可能な状態とされた複数枚の花びらの底を台紙の上に一体的に貼り付ける花びら貼り付け工程と、前記台紙に貼り付けた複数枚の花びらにおいて、隣接する花びら間の隙間を広げる隙間拡張工程と、該隙間拡張工程で拡張された隙間に、請求項8又は請求項9に記載の装飾画材の製造方法によって製造される装飾画材を組み込んで貼り付ける装飾画材組み込み工程と、複数枚の前記花びらの底を含む領域で前記台紙を切り抜く台紙切抜き工程と、を備えることを特徴とする装飾画材組み込み体の製造方法。
- 透明のアクリル板の所定領域に帯状の鉛をダイアゴナル状に貼り付けて支持板を形成する支持板形成工程と、前記所定領域に、請求項8又は請求項9に記載の装飾画材の製造方法によって製造される装飾画材と請求項10に記載の装飾画材組み込み体の製造方法によって製造される装飾画材組み込み体との少なくとも一方を貼り付ける貼り付け工程と、を備えることを特徴とするステンドガラス調装飾ボードの製造方法。
- 貼り付け工程において、装飾画材を複数個が重なるように貼り付けることを特徴とする請求項11に記載のステンドガラス調装飾ボードの製造方法。
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