JP3003086U - 写真額用台紙 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半立体的乃至立体的な花装飾を施すことで美
観の優れた写真額用台紙を提供する。 【構成】 台紙本体１における写真の露出範囲を切欠開
口して露出窓１１を欠設し、台紙本体１の表側に押し花
２を配置し、プラスチックフイルム３で押し花２を被覆
して台紙本体１０と共にラミネートして成る。押し花２
の配置部が浮き上がって半立体的な装飾の台紙となるの
である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、写真額で用いる台紙に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、この種台紙は印刷によって装飾されたものもあるが、平面的であって装 飾効果にも限界があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

そこで本考案は、半立体的乃至立体的な花装飾を施すことで趣の優れた写真額 用台紙を提供するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

このため本考案は、写真額に用いるもので、飾る写真の露出範囲を切欠開口し たものにおいて、押し花、ドライフラワー或いは造花を表面側に備えた写真額用 台紙である。なお、押し花をラミネートして備えてもよく、ドライフラワー或い は造花を接着剤で接着して備えてもよい。

【０００５】

【作用】

押し花を備えることにより半立体的な装飾の台紙となり、ドライフラワー或い は造花を備えることにより立体的な装飾の台紙となるのである。なお、押し花を ラミネートして備えれば押し花としての耐久性が向上し、ドライフラワー或いは 造花を接着剤で接着して備えれば優雅な自然な雰囲気となるのである。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の詳細を図示実施例について説明する。図１に示す本例台紙は、 台紙本体１における写真の露出範囲を切欠開口して露出窓１１を欠設し、台紙本 体１の表側に押し花２を配置し、プラスチックフイルム３で押し花２を被覆して 台紙本体１０と共にラミネートして成るものである。

【０００７】 これにより、図２のように、押し花２の配置部が浮き上がって半立体的な装飾 の台紙となるのである。その使用は、通常のように、台紙裏の裏板との間に写真 を介在させて、露出窓１１から写真を露出させ、前面に透明カバーを当てて額枠 ４に嵌めればよい。

【０００８】 本例によると、押し花２をフイルム３でラミネートして備えたため押し花２が 花の形を保持して長持ちでき、半立体的に装飾され美観が良好となるのである。

【０００９】 本例は前記のように構成したが、本考案においてはこれに限定されない。例え ば、備える花としては、押し花の他、ドライフラワー或いは造花でもよく、ドラ イフラワー或いは造花６を図３のように、接着剤５で接着してもよい。ドライフ ラワー或いは造花を用いれば耐久性が優れると共に、立体的に装飾され一層華や かな美観となるのである。

【００１０】

【考案の効果】

本考案の請求項１によると、花装飾により半立体的乃至な立体的装飾の台紙と なって美観の優れた写真額となるのである。また請求項２では、押し花が花の形 を保持して落ち着いた優雅な雰囲気の写真額となり、請求項３では、立体的な装 飾の台紙となって華やかな写真額となるのである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例を示す一部切欠正面図であ
る。

【図２】その要部拡大縦断面図である。

【図３】別例の要部拡大縦断面図である。

【符号の説明】

１ 台紙本体 １１ 露出窓 ２ 押し花 ３ プラスチックフイルム ４ 額枠 ５ 接着剤 ６ 造花

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 写真額に用いるもので、飾る写真の露出
   範囲を切欠開口したものにおいて、押し花、ドライフラ
   ワー或いは造花を表面側に備えたことを特徴とする写真
   額用台紙。
2. 【請求項２】 押し花をラミネートして備えた請求項１
   の写真額用台紙。
3. 【請求項３】 ドライフラワー或いは造花を接着剤で接
   着した請求項１の写真額用台紙。