JP3204188U - 装飾具 - Google Patents

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Abstract

【課題】装飾具において、より強力に装飾布部材等と締結させることである。【解決手段】装飾具10は、装飾が施された粘土部12と、粘土部12の内部を通過して、粘土部12の両側から延伸する紐部材14と、を備え、粘土部12は、装飾が施されていない平面部の中央部に形成された凹部24を含む本体部18と、凹部24を塞ぐ蓋部18と有し、本体部18と蓋部20とが硬化する前に嵌合されており、紐部材12は、中央部が硬化する前に凹部24内に入り込むように設けられることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本考案は、装飾具に関する。
従来、女性などの髪留めバレッタ等の髪留装身具が製作されている。これらの髪留装身具は、髪を挟んで固定するための金具が設けられており、この金具には、リボン等の形状に加工された装飾布部材等が取り付けられている。
本考案に関連する技術として、例えば、特許文献1には、透明な合成樹脂で成形した開口中空枠部位、加熱彫刻部位などを設けた加工用ベースを設け、当該開口中空枠部位に乾燥花などを透明な合成樹脂で埋封し、加熱彫刻部位に樹脂ペレット層を設け、電気鏝先で凹凸立体状のペレット図柄を設けてから、その上の任意の部位にモルタル状ペレットを塗布して電気鏝先を当て、発泡膨脹した図柄層を設け、任意の色に着色して仕上げて装飾品とする装飾品の作り方が開示されている。
特開平9−226299号公報
近年、アクセサリなどの装飾具の分野では、カラフルな色や可愛らしい形状を形成することが可能な樹脂粘土又は樹脂風粘土を利用することが多くなってきている。この樹脂粘土又は樹脂風粘土を用いて形成された装飾具を上記リボン等の形状に加工された装飾布部材等と接続される場合、接着剤を用いて接着して髪留装身具が製作されている。
しかし、このような髪留装身具を使用する際に、装飾具の部分に手を添えて、金具を開閉した際に、装飾具に圧力が加わる場合がある。これを繰り返しているうちに、装飾具と装飾布部材とが剥がれてしまう虞がある。
本考案の目的は、より強力に装飾布部材等と締結することを可能とする装飾具を提供することである。
本考案に係る装飾具は、装飾が施された粘土部と、前記粘土部の内部を通過して、前記粘土部の両側から延伸する紐部材と、を備え、前記粘土部は、前記装飾が施されていない平面部の中央部に形成された凹部を含む本体部と、前記凹部を塞ぐ蓋部と有し、前記本体部と前記蓋部とが硬化する前に嵌合されており、前記紐部材は、中央部が前記硬化する前に前記凹部内に入り込むように設けられることを特徴とする。
また、本考案に係る装飾具において、前記凹部と前記蓋部との間に設けられる接着層をさらに備えることが好ましい。
本考案によれば、紐部材の中央部が粘土部の本体部と蓋部とが硬化する前に凹部内に入り込むように設けられ、本体部の凹部に蓋部を嵌合させて後に硬化させている。これにより、紐部材が蓋部によって動きが規制される。したがって、紐部材を装飾布部材に括り付ける等の処理を行うことができるため、より強力に装飾布部材等と締結することができる。
本考案に係る実施形態の装飾具を表面から見た様子を示す図である。 本考案に係る実施形態の装飾具を裏面から見た様子を示す図である。 本考案に係る実施形態の装飾具を用いた髪留装身具を表面から見た様子を示す図である。 本考案に係る実施形態の装飾具を用いた髪留装身具を裏面から見た様子を示す図である。 本考案に係る実施形態の装飾具を製造する工程を示す図である。
以下に、本考案に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。 以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、本文中の説明においては、必要に応じそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
図1は、装飾具10を表面から見た様子を示す図である。図2は、装飾具10を裏面から見た様子を示す図である。図3は、髪留装身具2を表面から見た様子を示す図である。図4は、髪留装身具2を裏面から見た様子を示す図である。
髪留装身具2は、金具4と、装飾布部材6と、装飾具10とを備える。ここで、本考案に係る実施形態において、髪留装身具2、金具4、装飾布部材6は、装飾具10の構成要素ではないが、当該実施形態を説明にするために必要な要素であるため、最初に説明する。
髪留装身具2は、女性などの髪留めとして用いられ、バレッタと呼ばれることがある。金具4は、女性などの髪を挟み込んで髪留装身具2を固定するための挟み金具である。一方側の挟み部4aは、溝状の形状を有し、その溝を構成する壁面には、不図示ののこぎり状の凹凸が滑り止めとして形成されている。他方側の挟み部4bは、一方側の挟み部4aの溝内部に収納される程度の溝幅の溝を有している。金具4を開閉するための操作部に力を与えることで開くことができ、通常時は他方側の挟み部4bが一方側の挟み部4aに収納されるように付勢部材4cが取り付けられている。
装飾布部材6は、織物、編み物(メリヤス生地)、レース、フェルト、不織布などの布をリボンなどの可愛らしい形状に加工されて形成される。装飾布部材6は、織物、編み物(メリヤス生地)、レース、フェルト、不織布の1つで構成するだけでなく、複数の布を組み合わせて装飾されることも可能である。また、装飾布部材6は、様々な色に着色することが可能であるが、ここでは、高級感のある黒色であるものとして説明する。また、装飾布部材6は、金具4の不図示の貫通孔を利用して糸部材で括りつけられることで、金具4にしっかりと固定されている。
次に、本考案に係る実施形態の装飾具10について説明する。装飾具10は、粘土部12と、紐部材14とを備える。装飾具10は、金具4が取り付けられた装飾布部材6に締結される部材である。
粘土部12は、本体部18と、蓋部20とを備える。粘土部12は、木工用ボンドの成分として用いられる酢酸ビニルエマルジョンや穀紛を原料とする粘土であり、樹脂風粘土又は樹脂粘土と呼ばれている。粘土部12は、自然乾燥により硬化して形成されるものである。また、穀紛の種類として、例えば、小麦粉、トウモロコシ、でんぷん等を含む。ここで、粘土部12は、樹脂風粘土又は樹脂粘土だけでなく、これに細かな発泡スチロールを混ぜで容積を大きくした粘土である軽量粘土も含むものとする。
本体部18は、装飾が施された装飾部16を含む。装飾部16は、上記樹脂風年度又は樹脂粘土が柔軟性を有している状態のときに成形されており、例えば、図1に示されるように花びらの形状に成形される。また、本体部18において、装飾部16と反対側に位置する平面部22の中央部には、所定の面積を有する凹部24が形成されている。
蓋部20は、凹部24の孔体積とほぼ同一の体積を有する凸型形状を有する部材である。また、本体部18と蓋部20は、同一の樹脂風粘土又は樹脂粘土で構成することが好ましく、凹部24に蓋部20が嵌合された違和感を無くすために同一の色に着色されることが好ましい。ここでは、本体部18と蓋部20とは、上品な水色に着色されているものとして説明する。
紐部材14は、粘土部12の内部を通過して、粘土部12の両側から延伸している。紐部材14は、本体部18と蓋部20とが硬化する前に、中央部が凹部24内に入り込むように設けられる。紐部材14は、ここでは、平紐であるものとして説明するが、もちろん、その形状であってもよく、例えば、丸紐であってもよい。紐部材14の幅は、凹部24の孔の直径よりも小さく設定されている。また、紐部材14は、所定の柔軟性を有し、適度な強度を有する材料で構成されていればよく、例えば、布や皮やテグスワイヤー等で構成される。
続いて、装飾具10の製造方法について説明する。図5は、装飾具10を製造する工程を示す図である。最初に、図5(a)に示されるように、花びら形状の装飾部16を形成するために予め形成された粘土成形用金型8を準備する(S2)。
次に、図5(b)に示されるように、樹脂風粘土又は樹脂粘土を粘土成形用金型8内に流し込んで装飾部16を含む本体部18を形成する(S4)。このとき、中央部に凹部24が形成されるように樹脂風粘土又は樹脂粘土の注入量を調整する。
次いで、紐部材14を準備し、図5(c)に示されるように、中央部が凹部24内に入りこむように設置する(S6)。その後、図5(d)に示されるように、紐部材14を覆うように、樹脂風粘土又は樹脂粘土を流し込み、凹部24を塞いで蓋部20を形成する(S8)。この状態で数時間から数十時間経過させることで、樹脂風粘土又は樹脂粘土を硬化させて、図1,図2に示されるような装飾具10が完成する。
上記のように、装飾具10は、紐部材14が凹部24に入り込んだ状態で、蓋部20が紐部材14を覆い、本体部18と蓋部20を接合させた状態で硬化している。したがって、紐部材14が蓋部20によって動きがしっかりと固定されており、強い力で紐部材14を引っ張っても凹部24から抜け出ることがない。
そして、この装飾具10を用いて、金具4が取り付けられた装飾布部材6の中央部において、紐部材14を括り付けてしっかりと固定することで、図3,4に示されるような髪留装身具2が完成する。この髪留装身具2は、紐部材14によって、粘土部12がしっかりと固定されているため、装飾具10が装飾布部材6から剥がれてしまうようなことがない。すなわち、装飾具10を用いることで、頑丈な髪留装身具2とすることができるという効果がある。
上記の装飾具10は、本体部18と蓋部20とを接合させた状態で硬化させることにより、紐部材14が蓋部20によって動きを規制しているが、本体部18と蓋部20との接着力をより高めることが好ましい。上記装飾具10の製造方法において、凹部24に接着剤を塗布した後、紐部材14を設け、さらに紐部材14上にも接着剤を塗布した後に蓋部20で塞ぐことが好適である。接着剤としては、無機系接着剤を用いてもよく、天然系接着剤や合成系接着剤を含む有機系接着剤を用いてもよい。これにより、よりしっかりと紐部材14の動きを規制できるため、この装飾具10を用いて髪留装身具2を制作した場合に、粘土部12が剥がれてしまうようなことがない。すなわち、装飾具10を用いることで、より頑丈な髪留装身具2とすることができるという利点がある。
なお、上記では、髪留装身具2は、女性などの髪留めであるバレッタであるものとして説明したが、その他の髪留めであってもよい。例えば、ヘアゴム、シュシュ、ヘアピン、スリーピン、かんざし、コーム、トップピン、クリップやカチューシャであってもよい。
また、装飾具10が締結される対象は、髪留装身具2であるとして説明したが、髪留め以外の装飾用金具類に用いてもよい。例えば、ブローチ金具、菊座、ペンダント、ブレス、バングルなどに用いることも可能である。
上記のように装飾具10を用いることで装飾用金具類に強固に締結することができるものは数多く存在する。これらの中で、さらに具体的な例をあげると、ブローチ金具の中でも、例えば、すかし花六弁、すかし楕円、すかし菱形などのすかしブローチパーツに対して、装飾具10を用いることで強固に締結することができるという利点がある。
2 髪留装身具、4 金具、6 装飾布部材、8 成型用金型、10 装飾具、12 粘土部、14 紐部材、16 装飾部、18 本体部、20 本体部、22 平面部、24 凹部。

Claims (2)

  1. 装飾が施された粘土部と、
    前記粘土部の内部を通過して、前記粘土部の両側から延伸する紐部材と、
    を備え、
    前記粘土部は、前記装飾が施されていない平面部の中央部に形成された凹部を含む本体部と、前記凹部を塞ぐ蓋部と有し、前記本体部と前記蓋部とが硬化する前に嵌合されており、
    前記紐部材は、中央部が前記硬化する前に前記凹部内に入り込むように設けられることを特徴とする装飾具。
  2. 請求項1に記載の装飾具において、
    前記凹部と前記蓋部との間に設けられる接着層をさらに備えることを特徴とする装飾具。
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