JP3201208U - 押し花レジンアクセサリー - Google Patents

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Abstract

【課題】押し花の色や風合いを最大限に活かし、軽量で身に着けやすく、かつテイストに囚われる事のない、デザインの幅を広く有する押し花レジンアクセサリーを提供する。【解決手段】型などを使用せずに透明板1を土台とし、UVレジン液4を重ね塗りすることにより、分解した押し花の花弁5や葉6をUVレジン液4に封入する。【選択図】図8

Description

本考案は、透明板の上にUVレジン液を塗り重ねる事により、押し花の花弁や葉、ビーズやネイルパーツといった装飾部品を封入するアクセサリーに関するものである。
UVライトで硬化するUVレジン液を用いたアクセサリーでは、一般的に
土台となる金属製のミール皿や金属製その他樹脂製の縁枠にUVレジン液 を流し込みアクセサリーを形成する手法や、シリコン型にUVレジン液を流し込み、立体的な造形をかたどる手法が多く用いられる。
ミール皿を用いる手法では、土台が金属なので、無色透明のUVレジン液の透き通る透明感を十分に表現する事が出来なかった。
特に押し花をこの手法で封入した場合、土台の金属の色(ゴールドやシルバー)に押し花の色合いや風合いが負けてしまい、自然の風合いを存分に活かすことが出来なかった。
シリコン型を用いる手法は、立体的な造形をかたどるには効果的だが、
封入物を入れるためにある程度の厚みが必要であり、身に着けるアクセサリーにおいて重要な要素である軽量化との両立が不可であった。
さらに、UVレジン液をクリアファイルなどに垂らし、硬化後にクリアファイルから剥がし取る方法でミール皿やシリコン型を使用せずに透明で薄い造形物を作る事が出来るが、この場合、UVレジン液の性質上、無色透明というよりは、若干黄味がかった仕上がりとなり、さらに経年による変色が目立ちやすいという難点があった。
また、特許文献1及び特許文献2には、レジンに押し花を封入するアクセサリーが開示されているが、いずれも花の形を崩さず、丸ごと封入している物であり、自然な花の魅力を表現するには適しているが、デザインやテイストが偏っており、デザインのバラエティーが乏しかった。
特開平7-304602号公報 特開平8-132800号公報
そこで本考案は、押し花(花弁・葉)における色合いや葉脈など、植物の特徴を際立たせる為にUVレジン液の透明度を最大限に活かし、さらに身に着ける上でのストレスになり得る重さを軽減させ、“押し花”というジャンルに囚われることなく幅広いデザイン性を有するアクセサリーを提供する事を課題とする。
本考案の押し花レジンアクセサリーは、透明板を土台とし、その上に表面張力を使ってUVレジン液を重ね塗りする事により、押し花をばらした花弁、葉、又はその両方を前記UVレジン液の中に封入したことを特徴とする。
透明板を土台とする事で、押し花の色合い・風合いを最大限に引き出し、なおかつ透明板の青みがかった色合いの効果で、UVレジンアクセサリーに付き物である経年による黄ばみを抑える事も可能になった。
また、身に着ける上でのストレスとなる重量の軽量化が実現した。
さらに、押し花の花弁や葉、もしくはその両方を用いてデザインを描く為、押し花というジャンルを超えて、幅広いテイストのデザインを表現する事が可能になった。
本考案の押し花レジンアクセサリーの土台の形の一例を示す図である。 本考案の押し花レジンアクセサリーピアスおよびネックレスの裏面加工方法の図である。 本考案の押し花レジンアクセサリーイヤリングの裏面加工方法図である。 本考案の押し花レジンアクセサリーヘアゴムの裏面加工方法の図である。 本考案の押し花レジンアクセサリーヘアピン裏面加工方法の図である。 本考案の押し花レジンアクセサリーブローチの裏面加工方法の図である。 本考案の押し花レジンアクセサリー指輪の裏面加工方法の図である。 本考案の押し花レジンアクセサリー表面加工方法の図である。 本考案の押し花レジンアクセサリーの断面図である。 本考案の押し花レジンアクセサリーピアスの金具接合図である。 本考案の押し花レジンアクセサリーネックレスの金具接合図である。 本考案の押し花レジンアクセサリーで花弁が舞っているようなデザインの一例を示す図である。 本考案の押し花レジンアクセサリーで花弁、ビーズ、ネイルパーツを幾何学模様のように並べたデザインの一例を示す図である。 本考案の押し花レジンアクセサリーでネイルパーツを多用したデザインの一例を示す図である。
樹脂の透明感を最大限に活かす為に、土台に透明板を用いることにする。
特に透明板として塩化ビニール板を使用する事で、その断面が青みがかっていることから、UVレジン液の若干黄味がかった色合いに対抗し、より無色透明に近いクリアなUVレジン層を作る事が出来る。
また、軽量化の為には、UVレジン液を透明板の上に筆などを使い、表面張力で透明板から零れ落ちない程度に薄く延ばし、UVライトで硬化させるという作業を何度か繰り返すことにした。これにより、厚さ約3-5mmで封入が可能となる為、シリコン型等を使用してUVレジン液を流し込み封入するよりも、遥かに薄く仕上げる事が可能になる。
さらに、押し花を花弁や葉に分解して封入することで、形や色が異なる花弁や葉をまるで絵の具のような感覚で使用し、自由にデザインを描くことが可能になる。花弁が舞っているような配置で花弁本来の美しさを表現する事も出来るし、一方で規則的に花弁を並べれば、幾何学模様のようなデザインも実現可能となる。
また、これにビーズやネイルパーツ等の封入物を合わせることにより、
一層デザインの幅が広がり、押し花を丸ごと封入するよりもはるかに幅広いテイストで押し花アクセサリーを作る事が出来る。

以下、本考案を好適な実施例を用いて説明する。
図1の透明板1~3は、透明板(厚さ0.3~0.5mm)に、アクセサリーにしたい形をマジックで書き、その線に沿って鋏で切り取った後、その側面をやすり掛けして滑らかにした本考案アクセサリーの土台の例である。
透明板1~3の形や大きさは作りたいアクセサリーに合わせて、しずく型1、丸型2、四角型3等、どのような形・大きさでも良い。
図2~7は、やすり掛けを終えた透明板1~3の裏面に、筆等を使用しUVレジン液4を薄くのばし、各アクセサリー金具(9字型ピン11、イヤリング金具21、ヘアゴム金具31、ヘアピン金具32、ブローチ金具33、指輪金具34)を接着する実施例である。
図2は透明板しずく型1をピアスもしくはネックレスに加工する例を示して、9字型ピン11を接着する方法を表している。
図3は透明板丸型2の例を示して、イヤリング金具21を接着する方法を表している。
図4は透明板四角型3の例を示して、ヘアゴム金具31を接着する方法を表している。
図5は透明板四角型3の例を示して、ヘアピン金具32を接着する方法を表している。
図6は透明板四角型3の例を示して、ブローチ金具33を接着する方法を表している。
図7は透明板四角型3の例を示して、指輪金具34を接着する方法を表している。
以下は、図2~7の各金具接着に共通する手順である。
UVライトを2-3分間照射し、透明板1~3と各金具が接着されたら、
さらに各金具を埋め込むように、UVレジン液4を塗布し、再びUVライトを照射し硬化させる。裏面にも厚みを出す為、UVレジン液4の塗布と硬化を数回繰り返す。この時、各金具の可動域にUVレジン液4が付かないように細心の注意を払う。
図8は、本考案アクセサリーの表面加工方法を、透明板しずく型1用いてピアスを作成する例を元に示すものである。
裏面と同様、筆等を使用しUVレジン液4を透明しずく型1全体に薄く延ばす。
その上に花芯やがくを取り除いた押し花の花弁5や葉6を並べ、
UVライトを照射し硬化させる。
再びUVレジン液4を薄く伸ばし、ビーズ7やネイルパーツ8などの装飾部品を並べ、UVライトを照射し硬化させる。
この作業を繰り返し、押し花の花弁5、葉6、ビーズ7やネイルパーツ8を固定し、デザインを作る。
この時、ビーズ7やネイルパーツ8の様な装飾部品を使用せず、押し花の花弁5と葉6のみ、またはそのどちらか一方のみでデザインを作る場合もあり得る。
押し花の花弁5、葉6、ビーズ7、ネイルパーツ8の接着が完了し、デザインが完成したら、裏面の加工方法と同様に表面張力を使い、UVレジン液4を薄く伸ばし、硬化させる作業を数回繰り返す。
表裏合わせて厚さが3-5mmになるまで重ね塗りを繰り返す。
表面加工方法は、ピアス、ネックレス、イヤリング、ヘアゴム、ヘアピン、ブローチ、指輪のいずれも同様の方法で行う。
図9は本考案の押し花レジンアクセサリーの断面図を表している。
これは9字型ピン11を接着した様子を表しているが、他のアクセサリーの場合は、9字型ピン11の位置にそれぞれイヤリング金具21、ヘアゴム金具31、ヘアピン金具32、ブローチ金具33、指輪金具34が同様に組み込まれる事となる。
図10は、アクセサリー本体の9字型ピン11とピアス金具12を結合し、ピアスとする様子を示した図である。
図11は、アクセサリー本体の9字型ピン11とネックレス用チェーン13またはネックレス用紐14を結合し、ネックレスとする様子を示した図である。
図12は、押し花の花弁5のみを使用し、花弁が舞い踊るような配置にすることで花弁の美しさを際立たせたデザインを示している。
図13は、押し花の花弁5、ビーズ7、ネイルパーツ8を規則的に並べ、幾何学模様をデザインした例を示している。
図14に示すのは、押し花5を並べた上に、ネイルパーツ8を多用したデザインを示している。
本考案は、身に着けるアクセサリーとして広く応用が利く為、先述のアクセサリーアイテム以外にも、ブレスレットや帯留め等、あるいはカフスやネクタイピンといった男性用のアクセサリーにも利用する事が出来る。
1 塩化ビニール板しずく型
2 塩化ビニール板丸型
3 塩化ビニール板四角型
4 UVレジン液
5 押し花の花弁
6 押し花の葉
7 ビーズ
8 ネイルパーツ
11 9字型ピン
12 ピアス金具
13 ネックレス用チェーン
14 ネックレス用紐
21 イヤリング金具
31 ヘアゴム金具
32 ヘアピン金具
33 ブローチ金具
34 指輪金具

Claims (2)

  1. 透明板を土台とし、その上に表面張力を使ってUVレジン液を重ね塗りする事により、押し花をばらした花弁、葉、又はその両方を前記UVレジン液の中に封入したことを特徴とする押し花レジンアクセサリー。
  2. 前記透明板には、厚さ0.3~0.5mmの塩化ビニール板を用いたことを特徴とする請求項1のアクセサリー。

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