JP3217384U - 身飾品用部品および身飾品 - Google Patents

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Abstract

【課題】異なる色彩による塗装部同士の境界部分が多少重なっていても、美しい外観に仕上がる装飾部の構造を有する身飾品用部品および身飾品を提供すること。【解決手段】身飾品用部品である装飾部品10は、部品本体12の表面に装飾部を有する。当該装飾部は、前記表面における第1の範囲に施された第1塗装部である桃色塗装部14Aと、桃色塗装部14Aとは異なる色彩を有し、前記表面の前記第1の範囲に隣接した第2の範囲に施された第2塗装部である青色塗装部14Cと、を含む。桃色塗装部14Aと青色塗装部14Cとの境界部分は箔体である金箔16で覆われている。【選択図】図2

Description

本考案は、身飾品用部品および身飾品に関し、特に、身飾品の部品表面に施される装飾部の構造に関する。
首飾り(ネックレス)などの身飾品には、様々な態様の装飾が施された部品が用いられる。装飾の態様としては、例えば、宝石をあしらう(特許文献1)、鉱石や木材といった天然素材を加工する(特許文献2)といった態様のものが広く一般に知られている。
とりわけ、部品本体の表面を塗装し、金箔などの箔体で模様をあしらった装飾部品は、帯留、かんざしといった和装用の身飾品用部品として重用される。
実用新案登録第3206308号公報 特開昭61−135603号公報
ところで、上記したような身飾品用部品において、部品本体の表面に2色以上の色彩で塗装が施される場合、異なる色彩同士の境界部分が少しでも重なると、本来目的とする色彩とは違った色合いの部分が形成されてしまうため、外観上好ましくない。
上記した課題に鑑み、本考案は、上記境界部分が多少重なっていても、美しい外観に仕上がる装飾部の構造を有する身飾品用部品および身飾品を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案は、部品本体の表面に装飾部を有する身飾品用部品であって、前記装飾部は、前記表面における第1の範囲に施された第1塗装部と、前記第1塗装部とは異なる色彩を有し、前記表面の前記第1の範囲に隣接した第2の範囲に施された第2塗装部と、を含み、前記第1塗装部と前記第2塗装部との境界部分が箔体で覆われていることを特徴とする。
また、前記装飾部の表面にはコーティング材が設けられていることを特徴とする。
また、本考案に係る身飾品は、上記構成を有する身飾品用部品を構成部品の一部に含むことを特徴とする。
上記構成を有する本考案の身飾品用部品および身飾品によれば、装飾部における第1塗装部と第2塗装部との境界部分が箔体で覆われているため、この境界部分が多少重なっていても、本来目的とする色彩とは違った色合いの部分が外観に現れることがなく、装飾部が美しい外観に仕上がる構造となっている。
実施形態に係る首飾りおよび当該首飾りに用いられる各種装飾部品を示す斜視図である。 (a)は実施形態に係る装飾部品の斜視図、(b)は異なる色彩を有する塗装部の境界部分を示す概略図である。 (a)は図2(b)の二点鎖線で囲まれた部分の拡大図、(b)はA−A線に沿って切断した切断面の部分拡大図である。
以下、本考案に係る身飾品および身飾品用部品それぞれの実施形態について、首飾りおよび当該首飾りを構成する装飾部品を例にとり、図面を参照しながら説明する。
〔首飾り〕
図1に示すように、実施形態に係る首飾り100は、その構成部品の一部に、装飾部品10を含む。装飾部品10は、留め具(不図示)を両端部に有するチェーンCHに吊り下げられている。装飾部品10の表面には、様々な形状、模様、色彩を組み合わせた装飾が施されている。なお、この装飾部品10のほかにも、装飾部の態様が異なる装飾部品10A,10B,10Cが複数あり、使用する部品を使用者の好みに応じて選択することが可能である。
〔装飾部品〕
次に、実施形態に係る装飾部品10の構成について、図2および図3を参照しながら詳細に説明する。図2に示すように、実施形態に係る装飾部品10は、球状をした部品本体12を含む。部品本体12は、木材を球形に加工したものである。部品本体12には、その中心を通って紙面左右方向に貫通した貫通孔(不図示)が開設されており、この貫通孔にチェーンCH(図1)が挿通されている。なお、この貫通孔には、チェーンCHの他にも、例えば、組紐や革紐のほか、芯材にマグネット材料を用いた紐状体など、種々の長尺部材を挿通してもよい。
部品本体12の表面には、「桃色」「水色」「青色」からなる3色の異なる色彩による塗装が施されている。以下、これら3色の各塗装部分を区別する場合には、それぞれ、桃色塗装部14A、水色塗装部14Bおよび青色塗装部14Cということとし、これらを統括して称する場合には、単に「塗装部」ということとする。
桃色塗装部14Aは、部品本体12表面における球冠部分に相当する範囲(円で囲まれた範囲)に施された塗装部分である。本例において、部品本体12表面には、この桃色塗装部14Aが、球の中心を通る交円の円周上で接するように隣接して複数の範囲に形成されている。
水色塗装部14Bは、部品本体12表面において相互に隣接する2つの桃色塗装部14A同士の接点を通る球帯部分に相当する範囲(細長い帯状の範囲)に施された塗装部分である。本例では、部品本体12表面に複数の水色塗装部14Bが形成されており、相互に隣接する2つの水色塗装部14B同士は、上記交円の軸上(上記貫通孔の開口部)で交差している。
青色塗装部14Cは、部品本体12表面における相互に隣接した2つの水色塗装部14Bの間の桃色塗装部14A以外の範囲(2つの球帯部分と球冠部分とで囲まれた範囲)に施された塗装部分である。つまり、本例において、桃色塗装部14Aと水色塗装部14B以外の部品本体12の表面部分は、すべて青色塗装部14Cになっている。
上記した桃色塗装部14A、水色塗装部14Bおよび青色塗装部14C各々の塗装に使用する塗料には、公知の有機顔料(例えば、株式会社田中直染料店製 商品名:エスカラー)などを使用することができる。
装飾部品10では、このような態様で施された塗装部を下地として、その上には、図2(a)に示すように、金属製の箔体である金箔16で様々な形状を組み合わせた模様があしらわれている。そして、部品本体12の表面に施された塗装部と金箔16で形成された模様の組合せからなる装飾部を保護するため、当該装飾部の表面にはコーティング材18が設けられている。このコーティング材18には、例えば、ポリウレタンやアクリルなどの透明な合成樹脂が用いられる。あるいは、光沢に優れたカシュー塗料(「カシュー」はカシュー株式会社の登録商標)を用いることとしても構わない。
上記構成を有する装飾部品10は、異なる色彩を有する隣接した塗装部同士の境界部分における上記装飾部の断面構造に特徴がある。そこで、図2(b)に示す、各々の境界部分のうち、第1塗装部である桃色塗装部14Aと、この桃色塗装部14Aが施された第1の範囲に隣接した第2の範囲に施された第2塗装部である青色塗装部14Cとの境界部分(図2(b)において二点鎖線の円で囲まれた部分)を例にとり、その断面構造について説明する。
図3に示すように、桃色塗装部14Aと青色塗装部14Cとの境界部分は、概ね一定の幅を有する帯状をした金箔16で覆われている。そして、境界部分を覆う金箔16、および、その両側にある桃色塗装部14A、青色塗装部14Cの各々が、保護層であるコーティング材18で覆われている。これにより、桃色塗装部14Aと青色塗装部14Cとの境界部分は、実質的には、外観に現れることがなく、外部からは視認できない状態になるため、仮に、桃色塗装部14Aと青色塗装部14Cの境界部分が重なって、本来目的とする色彩とは違った色合いの部分が形成されたとしても、装飾部が美しい外観に仕上がるのである。また、境界部分を覆う金箔16の形状等を生かした模様をあしらうことにより、自然な美感を与えつつも華やかな装飾に仕上げることが可能となるのである。
以上、本考案に係る身飾品用部品および身飾品を実施形態に基づいて説明してきたが、本考案は、上記した形態に限らないことは勿論であり、例えば、以下のような形態で実施されても構わない。
<変形例>
(1)上記実施形態に係る装飾部品10では、境界部分が少しでも重なると、本来目的とする色彩とは違った色合いの部分が形成されやすい、暖色系の色彩である桃色塗装部14Aと、寒色系の色彩である青色塗装部14Cとの境界部分にのみ上記構造が採用されていたが、すべての塗装部同士の境界部分に上記構造が採用されていても勿論構わない。
(2)部品本体における塗装部の形態(塗装を施す範囲や形状など)は何ら限定されるものではない。要は、隣接した範囲に施された異なる色彩の塗装部同士の境界部分であれば、上記構造を採用することができるのである。
(3)上記実施形態では、部品本体12に設けられた貫通孔について特に言及しなかったが、この貫通孔の内周面にも塗装を施すこととしても構わない。また、貫通孔の内周面にコーティング材を設けてもよい。この場合も、上記実施形態と同様、ポリウレタンやアクリルなどの透明な合成樹脂や光沢に優れたカシュー塗料(「カシュー」はカシュー株式会社の登録商標)を用いることが可能である。
また、部品本体の表面に用いるコーティング材と貫通孔の内周面に用いるコーティング材は、同じ材質のものであってもよいし、異なる材質のものを用いても構わない。
(4)上記実施形態では、塗装に使用する塗料として公知の有機顔料を用いたが、無機顔料や特殊顔料(例えば、蛍光顔料など)を用いても構わない。また、顔料系の塗料に限らず、染料系の塗料を用いることも勿論可能である。
(5)上記実施形態では、境界部分を覆う箔体として金箔16が用いられていたが、銀箔その他の種類の金属箔を用いることとしても構わない。また、異種金属箔が混在した装飾を施してもよい。
(6)上記実施形態では、球状の部品本体12が用いられたが、部品本体の形状は特に限定されるものではない。例えば、半球状であってもよいし、何らかをモチーフとした形状に加工されていてもよい。
(7)上記実施形態では、首飾りの装飾部品を例示したが、本考案に係る身飾品用部品および身飾品は、例えば、帯留、かんざしといった和装用の身飾品の部品に適用できることは勿論、いわゆるループタイ(ポーラー・タイ)の装飾部品にも適用することが可能である。
本考案は、その趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づいて種々なる改良、修正、又は変形を加えた態様でも実施できる。また、同一の作用又は効果が生じる範囲内で、何れかの考案特定事項を他の技術に置換した形態で実施しても良い。
10 装飾部品
12 部品本体
14A 桃色塗装部
14B 水色塗装部
14C 青色塗装部
16 金箔
18 コーティング材
100 首飾り

Claims (3)

  1. 部品本体の表面に装飾部を有する身飾品用部品であって、
    前記装飾部は、
    前記表面における第1の範囲に施された第1塗装部と、
    前記第1塗装部とは異なる色彩を有し、前記表面の前記第1の範囲に隣接した第2の範囲に施された第2塗装部と、
    を含み、
    前記第1塗装部と前記第2塗装部との境界部分が箔体で覆われていることを特徴とする身飾品用部品。
  2. 前記装飾部の表面にはコーティング材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の身飾品用部品。
  3. 請求項1または請求項2に記載の身飾品用部品を構成部品の一部に含むことを特徴とする身飾品。

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