JP5654633B2 - 装飾品、装飾品の製造方法及びこの製造方法に用いる型紙 - Google Patents

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本発明は、花の形をしたコサージュや造花などの、花びら、花芯、がく又は葉を模った装飾部を有する装飾品に関する。
造花は紙や不織布によって形成されることが多いが、自然の外観又は趣をかもし出せるように実際の植物を使用したものも製造されていて、例えば特許文献1にはひのきを製材する際に発生するかんな屑を用いた造花が開示されている。
特開2005−89962号公報
しかしながら、特許文献1記載の造花に使用されるひのきのかんな屑はそれ程入手が容易ではない。しかも、適切な厚さのかんな屑となると大量の入手は一層困難である。したがって、このようなひのきのかんな屑を用いた造花はコストの高いものとなる。また、ひのきのかんな屑は表面も裏面も全体的に単純なクリーム色をしているので、ひのきのかんな屑を使用した造花は、自然の外観又は趣をある程度かもし出すことができたとしても面白味に欠けたものとなる。
そこで本発明は、簡単に入手でき、かつ顕著な模様を有する植物を用いた装飾品を提供するとともに、このような装飾品の効果的な製造方法と製造の際に使用する型紙とを提供することを目的とする。
この目的を達成するための本発明の装飾品は、花びら、花芯、がく又は葉を模った装飾部を有する装飾品であって、前記装飾部の少なくとも一部又は主要部は孟宗竹の筍の皮を用いて形成されているものである。筍の皮は例えば5月から6月にかけて簡単かつ大量に収集可能である。筍の皮は水分を含ませることにより整形が容易となり、例えば自然な膨らみを与えることができるものである。筍の皮は、裏面は肌色又は薄い黄土色だが、表面には顕著な斑点模様を備えている。また、筍の皮は、薄いものや厚いもの、色の薄いものや濃いものなどがあり変化に富んでいるので、例えば花等の種類に応じて適切なものを使用して趣味性を高めることもできる。さらに、筍の皮にはフリル状(蛇腹状)の部分があり、このフリル状の部分の使用により趣味性をさらに高めることもできる。筍の皮を燻煙すれば、自然の外観又は趣を失わずに比較的濃い茶色又は濃い茶色の色合いのものとすることができる。筍の皮に竹酢液を付けておけば、生き生きとした明るい肌色の色合いのものとなる。装飾部に用いられる筍の皮がすべて、燻煙されたものであったり、竹酢液が付けられたものであってもよい。
また、この目的を達成するための本発明の装飾品の製造方法は、花びら、がく又は葉を模った装飾部を有する装飾品の製造方法であって、乾燥した孟宗竹の筍の皮を準備する準備工程と、準備した前記筍の皮を水に浸してから花びら、がく又は葉の型紙に沿って切断する切断工程と、切断した前記筍の皮をコテでカールさせて花びら、がく又は葉の形に整える整形工程と、を備え、花びら、がく又は葉の形に整えられた前記筍の皮を用いて前記装飾部を形成し、前記装飾品を製造するものである。準備する筍の皮には予め燻煙したものや竹酢液が付けられたものを含めることができる。準備する筍の皮がすべて、燻煙されたものであったり、竹酢液が付けられたものであってもよい。あるいは、この目的を達成するための本発明の装飾品の製造方法は、花芯を模った装飾部を有する装飾品の製造方法であって、乾燥した孟宗竹の筍の皮を準備する準備工程と、準備した前記筍の皮を水に浸し、この筍の皮から矩形状の花芯用の片を切断する切断工程と、切断した前記花芯用の片に多数の縦方向の切り込みを入れる切り込み工程と、切り込みが入れられた前記花芯用の片を横方向に巻いて保持する整形工程と、巻かれた前記花芯用の片の前記切り込みが入れられた部分に、準備した前記筍の皮(例えば水に浸したもの)を細かく切り刻んで形成した模造の花粉を付着させる花粉付着工程と、を備え、花芯の形に整えられ、摸造の花粉が付着した前記筍の皮を用いて前記装飾部を形成し、前記装飾品を製造するものである。
そして、この目的を達成するための本発明の型紙は、筍の皮から模造花びら片、模造のがくの片又は模造の葉の片を切り出すために使用される型紙であって、切り出された模造花びら片、模造のがくの片又は模造の葉の片のコテを当てる位置が表示されているものである。コテは、模造花びら片、模造のがくの片又は模造の葉の片をカールさせるためなどに使用される。
本発明によれば、低コストでデザイン性に優れた装飾品を提供できる。
本発明に係る装飾品としてのコサージュを示す図である。 筍の皮の保管態様を説明する図である。 燻煙器を示す図である。 筍の皮を切断するときの前処理作業を示す図である。 筍の皮を型紙にしたがって切断する場合を示す図である。 筍の皮を整形する場合を示す図である。 ビーズ部分の構成を示す図である。 本発明に係る装飾品としての造花を示す図である。 本発明に係る装飾品としての第2のコサージュの構成を説明する。 模造の花芯の製作方法を示す図である。 竹酢液に浸けてから保管した筍の皮及びこのような筍の皮を用いた造花、そのまま保管した筍の皮及びこのような筍の皮を用いた造花並びに燻煙して保管した筍の皮及びこのような筍の皮を用いた造花を並べて示す図面代用写真である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
まず、図1を参照して本発明に係る装飾品としての第1のコサージュの構成を説明する。
第1のコサージュ1は花を模ったものであり、環状に配置された複数枚の模造花びら3と、この模造花びら3の裏側に環状に配置された複数枚の模造の葉5、7、9と、模造花びら3の中心に設けられたプラスチック製のビーズ11と、裏側に固定されたコサージュピン(図示せず)と、を備えている。模造花びら3は孟宗竹の筍の皮を用いて形成されている。模造の葉5、7も孟宗竹の筍の皮を用いて形成されているが、模造花びら3とは異なり着色されている。なお、具体的には、模造花びら3のうち2枚は斑点模様を有する表面が表側となるように配置され、3枚は無地の裏面が表側となるように配置されている。模造の葉5は斑点模様を有する表面が表側となるように配置され(筋目が付けられたものと付けられていないものとがある)、模造の葉7は無地の裏面が表側となるように配置されている(筋目が付けられたものと付けられていないものとがある)。また、模造の葉9は布製である。
次に、図2乃至図7を参照して模造花びら3及び模造の葉5、7の製作方法を説明する。
模造花びら3及び模造の葉5、7に使用する孟宗竹の筍の皮は、例えば、筍が竹に成長する5月下旬から6月初めにかけて収集する。この時期には、筍の皮が竹からめくり落ちそうになっていたり、地面に落ちていたりするので、傷付けることなく容易に多くの筍の皮を収集できる。収集した筍の皮は、蒸れないように紙袋に入れて移動させ、風通しを良くして乾燥させる。収集した筍の皮は下側にフリル部分を有しているのが好ましい。
乾燥させた筍の皮は、汚れなどを落とすために表裏両面を水洗いする。筍の皮の表面には縦の筋目に沿って上向きに細かい毛が生えているので、筍の皮の表面の水洗いは、縦の筋目に沿って上向きに水を流してこの細かい毛を洗い流すように行うのが好ましい。水洗いした筍の皮は再びよく乾燥させる。図2に示すように、乾燥した筍の皮13の一部は燻煙して保管する。燻煙は図3に概念的に示すような燻煙器15を用いて行う。燻煙器15は、内部に竹17を立てた状態で収容する加熱室19と、この加熱室19を加熱するためのかまど21と、例えば網状である載置プレート23を内部に有し、排気孔又は排気筒25が設けられた燻煙室27と、加熱室19内で竹17が焼け、炭になる過程で生じる煙を燻煙室27の載置プレート23の下側に導く煙導管29と、を備えていて、燻煙室27の載置プレート23上に筍の皮13を載置し、加熱室19で発生した煙で筍の皮13を燻す。燻煙器15は竹17が燃えないで炭になるように構成されている。また、図2に示すように、乾燥した筍の皮13の一部は竹酢液に浸けてから乾燥させて保管する。使用する竹酢液は、例えば燻煙器15で抽出したものを使用することができる。図2に示すように、残りの乾燥した筍の皮13はそのまま保管する。
保管した筍の皮13から模造花びら3や模造の葉5、7を形成又は製作するには、まず、使用する筍の皮13を取り出し又は準備し、図4に示すように筍の皮13を5分程水に浸し(図4a)、水から取り出して濡れタオル31でくるみ、10分程くるんだ状態にしておく(図4b)。次に、濡れタオル31から必要な枚数だけ筍の皮13を取り出し、図5に示すように、花びらや葉の型紙33(型紙33は花びらの型紙や葉の型紙を概略的又は包括的に示している)を筍の皮13にあてがい(図5a)、型紙33に沿って筍の皮13を切断して花びら片や葉の片35を切り出す(図5b)。型紙33としては、筍の皮13の一方側面(例えば表面)からコテを当てるべき部分37、39が実線で示され、他方側面(例えば裏面)からコテを当てるべき部分41、43が破線で示されているものを使用することができる。ここではさらに、丸ごてを当てる部分37は円形で示され、弁ごてを当てる部分39、41は楕円形で示され、へり返しごてを当てる部分は細長い領域43で示されている。また、筋ごてを当てて形成すべき筋目45が表示されたものを用いることもできる(図5c)。ここでも、筍の皮13の一方側面からコテ(筋ごて)を当てる部分は実線で表示され、筍の皮13の他方側面からコテを当てる部分は破線で示されている。
筍の皮13を切断して花びら片や葉の片35を切り出したら、図6に示すように、型紙33に表示された実線部分37、39や破線部分41、43に対応してコテ(電気ごて)を筍の皮13に押し当てて筍の皮13を擦り、筍の皮13をカールさせる。実線部分37には丸ごて47が使用され(図6a)、実線部分39や破線部分41には弁ごて49が使用され(図6b)、破線部分43にはへり返しごて51が使用される(図6c)。筍の皮13は凹凸構造を有し、縦の筋目(筍の皮の筋目)に沿ってだけでなく、縦の筋目を横切るようにも湾曲させることができるので、期待したとおりの湾曲形状、膨らみ形状又はカール形状を得ることができる。型紙33に、形成すべき筋目45が表示されている場合には、表示された筋目45に対応して筋ごて53を筍の皮13に押し当てて筍の皮13を擦り、筋目を形成する(図6d)。このようにして、模造花びら3や模造の葉5、7を形成する。なお、図6の各工程は適当な順序で実施することができる。また、カールや筋目の形成は切り出した花びら片や葉の片35が湿り気を帯びているうちに行うのが得策である。模造花びら3は、そのまま保管した筍の皮13、燻煙して保管した筍の皮13又は竹酢液に浸けてから保管した筍の皮13のいずれを用いて形成してもよいし、そのまま保管した筍の皮13、燻煙して保管した筍の皮13又は竹酢液に浸けてから保管した筍の皮13を2種又は3種混合して形成してもよい。また、模造の葉5、7はここでは着色されているが、着色は、そのまま保管した筍の皮13を用いて葉の片35を切り出してからアートフラワー用染料を用いて行う。そして、模造の葉9は適当な色の布を用いて形成する。なお、使用しなかった筍の皮13や花びら片、葉の片35を切り出した後に残った筍の皮13は乾燥させて再利用できる。
製作された模造花びら3及び模造の葉5、7、9は、ワイヤー55が設けられたビーズ11(図7参照)の周りに取り付けられる。ワイヤー55は適当な長さに折り畳まれ、テープ57が巻かれる(図1参照)。コサージュピンはこのワイヤー55に取り付けられる。このようにして図1に示す第1のコサージュ1が製造される。
図8を参照して本発明に係る装飾品として造花の構成を説明する。
造花59は、模造の茎61と、この模造の茎61の先端部に重なり合って設けられた複数枚の模造花びら63と、この模造花びら63の下側に環状に配置された複数枚の模造のがく65と、模造花びら63の下側で模造の茎61に取り付けられた模造の葉67と、を備えている。具体的には、模造花びら63のうち2枚は斑点模様を有する表面が内側となるように配置され、その他の模造花びら63は無地の裏面が内側となるように配置されている。模造のがく65は、斑点模様を有する表面が外側となるように配置され、模造の葉67は無地の裏面が内側となるように配置されている。
ここでは、模造花びら63、模造のがく65及び模造の葉67は、図2に示す竹酢液に浸けてから保管した筍の皮13を用いて形成されている。保管した筍の皮13から模造花びら63、模造のがく65及び模造の葉67を形成するには、まず、使用する筍の皮13を取り出し又は準備し、図4に示すように、筍の皮13を5分程水に浸し(図4a)、水から取り出して濡れタオル31でくるみ、10分程くるんだ状態にしておく(図4b)。次に、濡れタオル31から必要な枚数の筍の皮13を取り出し、図5に示すように、花びら、がく又は葉の型紙33(ここでの型紙33は花びらの型紙、がくの型紙又は葉の型紙を概略的又は包括的に示している)を筍の皮13にあてがい(図5a)、型紙33に沿って筍の皮13を切断して花びら片、がくの片及び葉の片35を切り出す(図5b)。そして、図6に示すようにコテを用いて花びら片、がくの片及び葉の片35をカールさせたり、花びら片、がくの片及び葉の片35に筋目を付けたりする。
製作された模造花びら63、模造のがく65及び模造の葉67は、模造の茎61に取り付けられる。模造の茎61はワイヤーにテープ69を巻いて形成される。このようにして図8に示す造花59が製造される。
図9を参照して本発明に係る装飾品としての第2のコサージュの構成を説明する。
第2のコサージュ71も花を模ったものであり、環状に配置された複数枚の模造花びら73と、模造花びら73の中心に設けられた模造の花芯75と、裏側に固定されたコサージュピン(図示せず)と、を備えている。模造花びら73は孟宗竹の筍の皮を用いて形成され、模造の花芯75も孟宗竹の筍の皮を用いて形成されている。なお、具体的には、模造花びら73のうち2枚は斑点模様を有する表面が表側となるように配置され、3枚は無地の裏面が表側となるように配置されている。
模造花びら73は模造花びら3と同様に形成することができる。また、保管した筍の皮13から模造の花芯75を形成又は製作するには、まず、使用する筍の皮13を取り出し又は準備し、図4に示すように筍の皮13を5分程水に浸し(図4a)、水から取り出して濡れタオル31でくるみ、10分程くるんだ状態にしておく(図4b)。次に、濡れタオル31から必要な枚数だけ筍の皮13を取り出し、図10に示すように、長方形状の花芯用の片77(竹酢液に付けた筍の皮)を切り出し、切り出した花芯用の片77の一方の長辺縁から短辺方向の中央まで延びるように縦方向の切れ目79を多数形成する(図10a)。
そして、花芯用の片77をワイヤー81を中心として横方向に巻く(図10b)。また一方で、濡れタオル31から取り出した筍の皮13を細かく切り刻み、模造の花粉83(そのまま保管した筍の皮)を形成しておき(図10c)、この模造の花粉83を、巻き終えて例えば接着剤で保持された花芯用の片77の切れ目79が形成された部分に接着剤で付着させ、切れ目79が形成された部分を適当に開かせるなど変形させて模造の花芯75を製作する(図10d)。そして、摸造の花芯75の周りに摸造花びら73を取り付け、ワイヤー81を適当な長さに折り畳み、テープを巻いて第2のコサージュ71が製造される。コサージュピンはワイヤー81に取り付けられる。
図11は、竹酢液に浸けてから保管した筍の皮13及びこのような筍の皮13を用いた造花、そのまま保管した筍の皮13及びこのような筍の皮13を用いた造花並びに燻煙して保管した筍の皮13及びこのような筍の皮13を用いた造花を並べて示す図面代用写真であり、この図面代用写真のカラー写真原本は本書と同時に物件提出書で提出されている。図から理解できるように、中央に配置されて示されている、そのまま保管した筍の皮13を用いたものは、斑点模様がユニークな自然の外観又は趣の造花に仕上がっているが、左側に配置されて示されている、竹酢液に浸けてから保管した筍の皮13を用いたものは、中央のものと比較して生き生きとした明るい肌色の色合いを有する造花に仕上がり、右側に配置されて示されている、燻煙して保管した筍の皮13を用いたものは、中央のものと比較して穏やかな茶色の色合いを有する造花に仕上がっている。
本発明の装飾品は、家庭的にも商業的にも利用することができるものである
1 第1のコサージュ(装飾品)
3 模造花びら(装飾部)
5、7、9 模造の葉(装飾部)
59 造花(装飾品)
63 模造花びら(装飾部)
65 模造のがく(装飾部)
67 模造の葉(装飾部)
71 第2のコサージュ(装飾品)
73 模造花びら(装飾部)
75 模造の花芯(装飾部)

Claims (4)

  1. 花びらを模った立体的な装飾部又は花びら及び葉を模った立体的な装飾部を有する装飾品の製造方法であって、
    乾燥した孟宗竹の筍の皮を準備する準備工程と、準備した前記筍の皮を水に浸してから花びらの型紙又は花びら及び葉の型紙に沿って切断する切断工程と、切断した前記筍の皮をコテでカールさせて花びらの形又は花びら及び葉の形に整える整形工程と、を備え、
    準備した前記筍の皮には燻煙したものが含まれていて、
    花びらの形に整えられた前記筍の皮又は花びら及び葉の形に整えられた前記筍の皮を用いて立体的な前記装飾部を形成し、前記装飾品を製造することを特徴とする装飾品の製造方法。
  2. 花びらを模った立体的な装飾部又は花びら及び葉を模った立体的な装飾部を有する装飾品の製造方法であって、
    乾燥した孟宗竹の筍の皮を準備する準備工程と、準備した前記筍の皮を水に浸してから花びらの型紙又は花びら及び葉の型紙に沿って切断する切断工程と、切断した前記筍の皮をコテでカールさせて花びらの形又は花びら及び葉の形に整える整形工程と、を備え、
    準備した前記筍の皮には竹酢液に浸すことにより竹酢液が付けられたものが含まれていて、
    花びらの形に整えられた前記筍の皮又は花びら及び葉の形に整えられた前記筍の皮を用いて立体的な前記装飾部を形成し、前記装飾品を製造することを特徴とする装飾品の製造方法。
  3. 前記切断工程では、前記筍の皮を水に浸してから濡れタオルでくるみ、その後、花びらの型紙又は花びら及び葉の型紙に沿って切断することを特徴とする請求項1又は2記載の装飾品の製造方法。
  4. 花芯を模った立体的な装飾部を有する装飾品の製造方法であって、
    乾燥した孟宗竹の筍の皮を準備する準備工程と、準備した前記筍の皮を水に浸し、この筍の皮から矩形状の花芯用の片を切断する切断工程と、切断した前記花芯用の片に多数の縦方向の切り込みを入れる切り込み工程と、切り込みが入れられた前記花芯用の片を横方向に巻いて保持する整形工程と、巻かれた前記花芯用の片の前記切り込みが入れられた部分に、準備した前記筍の皮を細かく切り刻んで形成した模造の花粉を付着させる花粉付着工程と、を備え、
    花芯の形に整えられ、模造の花粉が付着した前記筍の皮を用いて立体的な前記装飾部を形成し、前記装飾品を製造することを特徴とする装飾品の製造方法。
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