JP3213822U - クリップとワイヤーを用いてモチーフや文字を成形した花束 - Google Patents

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聡志 伊藤
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【課題】生花を痛めずに、ワイヤーとクリップを用いて自在に形を変化させた花束を提供する。【解決手段】クリップaを用いて複数本の生花もしくは造花やプリザーブドフラワー等の花を模した資材c、d、eと、手の力で自由に変形可能なワイヤーbを連結させ、ワイヤーbの特性を活かしてハート型、文字や数字、モチーフ形になるよう成形した。【選択図】図2

Description

本考案は、生花を痛めずにワイヤーとクリップを用いて自在に形を変化させ、花束の作製方法に関するものである。
従来は、図1のように花のガクや茎などに直接針金(ワイヤー)を貫通させて成形していた。
フラワーショップ花夢 オンラインショップページ カーネーションとハート型花束 http://ec−come.com/SHOP/BSR05202.html
従来のガクや茎にワイヤーを貫通させる方法では、視覚的に痛々しく、給水の邪魔や、この技法が使える花は常に限定されていた。また、花を貫通させた後に、花茎に不備が見つかった場合は、該当部分まで全て針金から外さなければならず、作業効率も非常に悪かった。よって、視覚的な改善、品質の強化、作業効率の改善を図るべく、前述の欠点を解決しようとするものである。
本考案は、針金(ワイヤー)を直接、花茎に差し込むのではなく、さらに資材として花茎の円形サイズに合わせた図5のような開閉自在のクリップを追加し、花茎と針金(ワイヤー)を間接的に連結させることにより問題点を解決している。
上述の様に、本考案は図2.3のように花と針金(ワイヤー)を、クリップを用いて間接的に連結させることにより、花を串刺しにするような視覚的な痛々しさを取り除けた他、品質の強化に繋がり、花茎毎にクリップを付けるため、万が一、作業中に花茎の異常を見つけた際も該当箇所のみをすぐに取り除き、交換することが可能なため、今まで該当箇所までの花をすべて取り外していた作業が無くなり、且つ、刺し直しの作業もないため品質低下も防ぐことが出来る。また、針金(ワイヤー)を直接刺していた時は、ガクが大きく丈夫な花のみを限定していたが、間接的に取り付けることが可能になったため、花茎が細いもの、ガク部分が短い等から前回作製方法では出来なかった薔薇やガーベラ等の花も使用可能となり、フラワーデザインの幅も広がった。
前回作製方法を用いた際の図 本考案の花と針金(ワイヤー)を連結させている平置き図 整形させた際のあおり図 スパイラルと呼ばれる一般的な花束の組み方の図 開発中のクリップ 現在使用しているクリップ 実際に作製された花束の正面図 応用して作製された花束
先ず、生花を図2のようにテーブルに茎を下にした状態で並列させ、針金(ワイヤー)を並列させた花の萼部分より下部に十字になるように横断させて、図6のような髪留めで利用されているバンスクリップに良く似た形状のフラワークリップで一本ずつ留めていく。連結用のクリップとして、二股で挟む部分が上下で並行に重なる、クリアタイプで樹脂製の図5のようなクリップを試みているが、現在は安価で手に入りサイズ調整がしやすい図6のクリップを使用している。並列させたすべての花を針金(ワイヤー)とクリップで連結させた後、針金(ワイヤー)の端と端を結び、クリップの手持ち部分が内側になるようにして円形を作り、ワイヤーの特性を活かして図3のようなハート型に成形する。その後、図4のように花束にしていく。
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。前述した方法にてカーネーションでハート型の花束を作製した後、薔薇とリボンをハート型内の空洞部分に差し込んで完成とする。(※図7)
クリップは茎の部分と同系色のグリーン系カラーを使用しているため、大きく目立つようなことはなく、正面から見た場合、クリップ部分は花弁で隠れ、存在を潜めることが可能。側面から見た場合、花の種類によっては花弁と萼部分との距離によって目立つ場合があるため、その際はラッピング用紙で覆うか、もしくは羽や小花などの装飾を施す。
本考案の応用例として、ハート型以外のモチーフや、ワイヤーを円形に結ぶことなく並列の状態から連結させたまま、図8のように数字や文字などを成形することが出来る。
[a]クリップ
[b]針金(ワイヤー)
[c]花の萼
[d]茎
[e]花弁
本考案は、生花を痛めずにワイヤーとクリップを用いて自在に形を変化させた花束に関するものである。
従来は、図1のように花のガクや茎などに直接ワイヤーを貫通させて成形していた。
フラワーショップ花夢 オンラインショップページ カーネーションとハート型花束 http://ec−come.com/SHOP/BSR05202.html
従来のようにガクや茎にワイヤーを貫通させると、視覚的に痛々しく、給水の邪魔や、この技法が使える花は常に限定されていた。また、花を貫通させた後に、花茎に不備が見つかった場合は、該当部分まで全てワイヤーから外さなければならず、作業効率も非常に悪かった。よって、視覚的な改善、品質の強化、作業効率の改善を図るべく、前述の欠点を解決しようとするものである。
本考案は、ワイヤーを直接、花茎に差し込むのではなく、さらに資材として花茎の円形サイズに合わせた図5のような開閉自在のクリップを追加し、花茎とワイヤーを間接的に連結させることにより問題点を解決している。
上述の様に、本考案は図2.3のように花とワイヤーをクリップにて間接的に連結させることにより、花を串刺しにするような視覚的な痛々しさを取り除けた他、品質の強化に繋がり、花茎毎にクリップを付けるため、万が一、作業中に花茎の異常を見つけた際も該当箇所のみを取り除き、交換することが可能なため、今まで該当箇所までの花をすべて取り外していた作業が無くなり、且つ、刺し直しの作業もないため作業効率が上がるとともに品質低下も防ぐことが出来る。また、ワイヤーを直接刺していた時は、ガクが大きく丈夫な花のみの限定だったが、間接的に取り付けることが可能になったため、花茎が細いもの、ガク部分が短い等から花のガクに直接ワイヤーを差し込むことが出来なかった薔薇やガーベラ等の花も使用可能となり、デザインの幅も広がった。
花のガクに直接ワイヤーを差し込んでいる図 花とワイヤーをクリップにて連結させている図 成形後のあおり図 スパイラルと呼ばれる一般的な花束の組み方の図 開発中のクリップ 現在使用しているクリップ 実際にクリップでワイヤーと花を組み合わせた花束の正面図 ワイヤーの特性を活かして数字に成形した花束
先ず、生花を図2のようにテーブルに茎を下にした状態で並列させ、ワイヤーを並列させた花のガク部分より下部に十字になるように横断させて、図6のような髪留めで利用されているバンスクリップに良く似た形状のフラワークリップで一本ずつ留めていく。連結用のクリップとして、二股で挟む部分が上下で並行に重なる、クリアタイプで樹脂製の図5のようなクリップを試みているが、現在は安価で手に入りサイズ調整がしやすい図6のクリップを使用している。並列させたすべての花とワイヤーをクリップで連結させた後、ワイヤーの端と端を結び、図3のようにクリップの手持ち部分が内側になるようにして円形を作り、ワイヤーの特性を活かして同図のようにハート型に成形する。その後、図4のように螺旋状に組んで花束にしていく。
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。前述した通り、ワイヤーと花をクリップにて連結し、カーネーションでハート型の花束を作製した後、薔薇とリボンをハート型内の空洞部分に差し込んで図7のように完成とする。
クリップは茎の部分と同系色のグリーン系カラーを使用しているため、大きく目立つようなことはなく、正面から見た場合、クリップ部分は花弁で隠れ、存在を潜めることが可能。側面から見た場合、花の種類によっては花弁とガク部分との距離によって目立つ場合があるため、その際はラッピング用紙で覆うか、もしくは羽や小花などの装飾を施す。
本考案の応用例として、ワイヤーを円形に結ぶことなく並列の状態から連結させたまま、図8のような数字の形状にすることも可能。数字以外にも文字やハート型以外のモチーフ等も成形することが出来る。
(a) クリップ
(b) ワイヤー
(c) 花のガク
(d) 茎
(e) 花弁

Claims (1)

  1. クリップ(例:図5.6)を用いて複数本の生花もしくは造花やプリザーブドフラワー等の花を模した資材と、クラフト用の針金(ワイヤー)を連結させ、針金(ワイヤー)の特性を活かしてハート型、文字や数字、モチーフ形になるよう整えた花束。
JP2017003164U 2017-06-23 2017-06-23 クリップとワイヤーを用いてモチーフや文字を成形した花束 Active JP3213822U (ja)

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