JP3075214U - 雛人形用飾り具 - Google Patents

雛人形用飾り具

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JP3075214U JP2000006282U JP2000006282U JP3075214U JP 3075214 U JP3075214 U JP 3075214U JP 2000006282 U JP2000006282 U JP 2000006282U JP 2000006282 U JP2000006282 U JP 2000006282U JP 3075214 U JP3075214 U JP 3075214U
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俊利 望月
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俊利 望月
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Abstract

(57)【要約】 【課題】花弁に張りをもたせ、花弁の保形維持が可能で
あり、花弁に光沢があり、紅梅、白梅の美観をリアルに
顕現し、雛人形段飾り、雛人形平飾り等に飾る雛人形の
引き立て役として活用できる雛人形用飾り具を提供す
る。 【解決手段】紅梅、白梅の樹木、小枝、花弁、蕾を形象
する造花部と、この造花部を定置させる井垣とにより形
成される雛人形用飾り具であって、紅梅、白梅の花弁を
つくる素材は白色の繭玉であり、紅梅、白梅の花弁は繭
玉からつくられる二枚重ねの弯曲状梅花型切抜片により
形成され、紅梅、白梅の花弁の中心に花芯を取り付けて
なる雛人形用飾り具。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、雛段、平飾り台、ガラス入り人形ケース等に飾られる雛人形を加飾 する雛道具としての雛人形用飾り具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の雛人形用飾り具として、井垣(柵)の中に紅梅、白梅を模した 造花を立設させて形成した雛人形用0飾り具が存在する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述した紅梅、白梅の花弁(五弁)を構成する素材は、主に、ナイロ ン生地を使用しているために、花弁自体に張りがなく、紅梅、白梅の花弁を端正 なかたちに保つことが難しく、また、紅梅、白梅のもつ自然の花型や自然の色合 い等を顕現できないという難点があるために、雛人形に添える飾り具としての品 格と価値観が退化するという問題があった。
【0004】 本考案はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、紅梅、白梅の花弁に 張りと光沢を保持し、かつ、紅梅、白梅の形態をリアルに顕現し、雛道具として の高級感、存在感を向上させ、雛人形の引き立て役としても立派に通用すること ができる雛人形用飾り具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本考案は、紅梅、白梅の樹木、小枝、花弁、蕾を形 象する造花部と、この造花部を定置させる井垣とにより形成される雛人形用飾り 具であって、紅梅、白梅の花弁をつくる素材は白色の繭玉であり、紅梅、白梅の 花弁は、繭玉からつくられる二枚重ねの弯曲状梅花型切抜片により形成され、こ の花弁の中心に花芯を取り付けることを特徴とする(請求項1参照)。
【0006】 また、本考案に係る紅梅の花弁は、白色の弯曲状梅花型切抜片に薄紅色の染色 を施して形成され、この紅梅の花芯の周囲に黄色の着色部を形成することを特徴 とする(請求項2参照)。
【0007】 さらに、本考案に係る白梅の花弁は、花芯の周囲に黄色の着色部を形成するこ とを特徴とする(請求項3参照)。
【0008】
【考案の実施の形態】
図1乃至図3に本考案の一実施形態に係る雛人形用飾り具を示す。図1は本実 施形態に係る雛人形用飾り具の斜視図、図2(1)(2)(3)(4)(5)は 紅梅、白梅の花弁の制作順序を示す説明図、図3は花弁の縦断側面図である。
【0009】 本考案に係る雛人形用飾り具1は造花部2と井垣3を具備し、造花部2は紅梅 、白梅の幹を形象する樹幹部4と、この樹幹部4より分岐する複数の小枝5と、 この小枝5に取り付けられる複数の紅梅、白梅6と、複数の蕾7と、よりなり、 前記造花部2の樹幹部4の下端を井垣3の底台8上に定着し、支立せしめたもの である。
【0010】 造花部2の樹幹部4、小枝5、蕾7は常法により制作される。例えば、図示し ないが、所要本数の針金に紙巻きをして芯材を形成すると共に、芯材の外皮に木 肌色彩模様を形成し、芯材に複数の紅梅、白梅と蕾を添え付けて複数の小枝を形 成し、かつ、これらの小枝を重ね合わせて、その下端部を束ねることにより樹幹 部4を形成する。
【0011】 前記の紅梅、白梅6自体は、白色の繭玉9を切断分割し、この切断分割した繭 玉10を梅花型11に切抜き、これに薄加工と弯曲加工を施して均一厚さの梅花 型花弁12を形成し、この梅花型花弁12を二枚重ねにし、その中心に小穴13 をあけ、更に、この小穴13を通して花芯14を取り付けることで形成される。
【0012】 紅梅を制作する場合は、繭玉9が白色であるから、その梅花型花弁12を薄紅 色に染色し、梅花型花弁12の花芯周囲に黄色の着色部15を形成する。また、 白梅の制作にあたっては、その梅花型花弁12の花芯周囲に黄色の着色部16を 形成する。
【0013】 紅梅、白梅の梅花型花弁の使用素材となる繭玉9としては、俵形繭玉、球形繭 玉、楕円形繭玉等を含むものである。
【0014】 なお、本考案に係る雛人形用飾り具1は、衣裳着段飾り雛人形セットに飾られ る五人囃し雛、衛士(仕丁)等の左右両側、衣裳着雛人形親王飾りの左右両側、 段飾り木目込雛人形セット、ケース入り雛人形セット等に添えて飾ることができ る。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果 を奏する。
【0016】 従来のナイロン生地等により制作される紅梅、白梅の花弁は張りがないために 、花弁の保形維持に不向きであったが、本考案は、紅梅、白梅の花弁を繭玉によ り制作するため、花弁に張りをもたせることができるし、花弁の保形維持に有効 である。
【0017】 また、花弁に繭玉特有のシルク光沢と、本物の紅梅、白梅の花弁がもつ形状、 風合い、色合いをリアルに醸し出し、紅梅の花弁の美観、白梅の花弁の美観が向 上する。
【0018】 更に、樹幹部、小枝は、自然木としての紅梅、白梅の様相を顕現するため、造 花部全体の美観が倍加し高級感、存在感のある雛人形用飾り具を形成することが できる。
【0019】 そして、これを、雛人形段飾り、雛人形平飾り等の雛道具として活用すれば、 雛人形の引き立て役として立派に通用でき、雛飾りを一層、華美なものにするこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本実施形態に係る雛人形用飾り具の全
体斜視図である。
【図2】図2(1)(2)(3)(4)(5)は紅梅、
白梅の花弁の制作順序を示す説明図である。
【図3】図3は、花弁の縦断側面図である。
【符号の説明】
1 雛人形用飾り具 2 造花部 3 井垣 4 樹幹部 5 小枝 6 紅梅、白梅 7 蕾 8 底台 9 繭玉 10 切断分割した繭玉 11 梅花型 12 梅花型花弁 13 小穴 14 花芯 15 黄色の着色部 16 黄色の着色部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】紅梅、白梅の樹木、小枝、花弁、蕾を形象
    する造花部と、この造花部を定置させる井垣とにより形
    成される雛人形用飾り具であって、紅梅、白梅の花弁を
    つくる素材は白色の繭玉であり、紅梅、白梅の花弁は、
    繭玉からつくられる二枚重ねの彎曲状梅花型切抜片によ
    り形成し、紅梅。白梅の花弁の中心に花芯を取り付けて
    なることを特徴とする雛人形用飾り具。
  2. 【請求項2】紅梅の花弁は、白色の弯曲状梅花型切抜片
    に薄紅色を染色して形成され、この紅梅の花芯の周囲に
    黄色の着色部を形成することを特徴とする請求項1の雛
    人形用飾り具。
  3. 【請求項3】白梅の花弁の花芯の周囲に黄色の着色部を
    形成することを特徴とする請求項1の雛人形用飾り具。
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