JP4584833B2 - 圧電トランスの駆動方法及び駆動回路 - Google Patents

圧電トランスの駆動方法及び駆動回路 Download PDF

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Description

本発明は、圧電振動子の共振現象を利用して交流電圧を変圧する圧電トランスの駆動方法及び駆動回路に関する。
圧電トランス(ソリッドフォーマ)は、圧電振動子の共振現象を利用することにより、低電圧を入力し高電圧を出力するようにしたものである(例えば特許文献1参照)。圧電トランスの特長は、電磁型に比べて圧電振動子のエネルギ密度が高い点にある。そのため、小型化が可能であるので、冷陰極管点灯用、液晶バックライト点灯用、小型ACアダプタ用、小型高電圧電源用などに使われている。
図8は圧電トランスを示し、図8[1]は斜視図、図8[2]は側面図、図8[3]は等価回路図である。以下、この図面に基づき説明する。
圧電トランス10は、圧電振動体11に一次電極12,13と二次電極14とを設け、一次側を厚さ方向(矢印15)に分極し、二次側を長さ方向(矢印16)に分極したものである。一次電極12,13は、圧電振動体11を挟んで対向している。圧電振動体11は、長さL、幅W、厚さtの板状(直方体状)である。圧電振動体11の長さ方向において、一端からL/2までの幅方向に一次電極12,13が設けられ、他端の厚さ方向に二次電極14が設けられている。圧電トランスの一次側に長さ寸法で決まる固有共振周波数frの電圧が入力すると、圧電トランスの逆圧電効果により強い機械振動が圧電トランスに発生し、その圧電効果により、前記振動に見合った高い電圧Voを二次側に出力する。
圧電トランス10の駆動時の変位及び応力の分布は、図8[2]のとおりである。圧電振動体11を保持する箇所は節部分であり、その節部部分は、λモードの場合に両端から長さの1/4の部分に位置する。圧電トランス10の共振周波数fr近傍における等価回路は、図8[3]のように書くことができる。
特開平8−32134号公報
図9は従来の圧電トランスの駆動回路を示し、図9[1]は機能ブロック図、図9[2]は矩形波発振器の出力波形である。以下、図8及び図9に基づき説明する。
駆動回路90は、矩形波発振器91及びローパスフィルタ92から基本的に構成される。ローパスフィルタ92は、矩形波発振器91から出力された矩形波電圧に含まれる高調波成分を除去することにより、正弦波に近い波形を圧電トランス10に印加する。
図9[2]に示す矩形波(又は方形波とも呼ばれる。)のフーリエ級数は、次式▲2▼で与えられる。
Figure 0004584833
この式▲2▼から明かなように、矩形波に含まれる基本波以外の高調波を除去するため、ローパスフィルタ92のカットオフ周波数は一般に3次高調波に設定されている。このように比較的低いカットオフ周波数にする必要があるので、ローパスフィルタ92のインダクタンスは大きくしなければならない。しかしながら、大きいインダクタンスのインダクタは、寸法が大きく、重く、かつ高価であるという問題があった。
また、式▲2▼から基本波は(4Vp/π)sinωtで表わせる。そのため、基本波の振幅を変えるには、電圧Vpを可変とするためのDC−DCコンバータが必要になるので、構成が複雑になっていた。
そこで、本発明の目的は、ローパスフィルタのインダクタンスを小さくでき、しかもDC−DCコンバータを用いることなく基本波の振幅を変えることができる、圧電トランスの駆動方法及び駆動回路を提供することにある。
本発明に係る圧電トランスの駆動方法は、不連続矩形波の電圧を圧電トランスの一次電極に印加する、というものである。本発明に係る圧電トランスの駆動回路は、圧電トランスの一次電極に印加するための不連続矩形波の電圧を出力する不連続矩形波発振器を備えた、というものである。
そして、ここで用いられる不連続矩形波は、次の[1]〜[3]の特徴を有する。[1].電位Vと、電位Vよりも高い電位Vと、電位Vよりも低い電位Vとからなる。[2].一周期をTとすると、ある時間0から時間φまでが電位V、時間φから時間(T/6−φ)までが電位V、時間(T/6−φ)から時間(T/3+φ)までが電位V、時間(T/3+φ)から時間(T/2−φ)までが電位V、時間(T/2−φ)から時間(T/2+φ)までが電位V、時間(T/2+φ)から時間(2T/3−φ)までが電位V、時間(2T/3−φ)から時間(5T/6+φ)までが電位V、時間(5T/6+φ)から時間(T−φ)までが電位V、時間(T−φ)から時間Tまでが電位V、という構成を有する。[3].位相差φが0≦φ≦T/12である。
好ましくは、ここで用いられる不連続矩形波は、次の[1]〜[3]の特徴を有する。[1].電位0と、電位0よりも一定電圧だけ高い電位+1と、電位0よりも一定電圧だけ低い電位−1とからなる。[2].一周期をTとすると、ある時間0から時間φまでが電位0、時間φから時間(T/6−φ)までが電位+1、時間(T/6−φ)から時間(T/3+φ)までが電位0、時間(T/3+φ)から時間(T/2−φ)までが電位−1、時間(T/2−φ)から時間(T/2+φ)までが電位0、時間(T/2+φ)から時間(2T/3−φ)までが電位−1、時間(2T/3−φ)から時間(5T/6+φ)までが電位0、時間(5T/6+φ)から時間(T−φ)までが電位+1、時間(T−φ)から時間Tまでが電位0、という構成を有する。[3].位相差φが0≦φ≦T/12である。
矩形波(従来技術)は、前述の式▲2▼から明らかなように、基本波の係数を1とすれば、基本波+(1/3)3次高調波+(1/5)5次高調波+・・・によって構成されている。つまり、矩形波では、高調波の中でも3次高調波の占める割合が最も大きいため、3次高調波をカットオフ周波数とするローパスフィルタが必要になる。
これに対し、不連続矩形波(本発明)は、後述するように、3次高調波を含まないので、ローパスフィルタのインダクタンスを小さくできる。例えば、ローパスフィルタのインダクタンスは5次高調波をカットオフ周波数とするもので十分である。しかも、後述するように、位相差φを変えることにより基本波の振幅を変えられるので、DC−DCコンバータが不要になる。なお、φが0であるときの不連続矩形波は、基本波の係数を1とすれば、基本波+(−1/5)5次高調波+(1/7)7次高調波+・・・によって構成される。
図1は、本発明に係る圧電トランスの駆動回路の一実施形態を示し、図1[1]は機能ブロック図、図1[2]は不連続矩形波発振器の出力波形である。 図2は、図1の駆動回路における位相差と基本波の係数との関係を示すグラフである。 図3は、矩形波(従来技術)及び不連続矩形波(本発明)の高調波成分を示すグラフである。 図4は、図1の駆動回路における発振部の一例を示す回路図である。 図5は、図4の発振部における各出力信号を示すタイミングチャート(その1)である。 図6は、図4の発振部における各出力信号を示すタイミングチャート(その2)である。 図7は、図1の駆動回路における駆動部の一例を示す回路図である。 図8は、圧電トランスを示し、図8[1]は斜視図、図8[2]は側面図、図8[3]は等価回路図である。 図9は、従来の圧電トランスの駆動回路を示し、図9[1]は機能ブロック図、図9[2]は矩形波発振器の出力波形である。
以下、本発明に係る圧電トランスの駆動方法及び駆動回路について、図面を参照しつつ、その実施形態を説明する。ただし、本発明に係る駆動方法は、本発明に係る駆動回路に用いられるものであるので、本発明に係る駆動回路の実施形態を説明する中で同時に説明する。
図1は本発明に係る圧電トランスの駆動回路の一実施形態を示し、図1[1]は機能ブロック図、図1[2]は不連続矩形波発振器の出力波形である。図2は、図1の駆動回路における位相差と基本波の係数との関係を示すグラフである。図3は、矩形波(従来技術)と不連続矩形波(本発明)の一例との高調波成分を示すグラフである。以下、図1乃至図3に基づき説明する。なお、圧電トランスについては、従来技術と同じものであるので、説明を省略する。
図1[1]に示すように、本実施形態の駆動回路20は、不連続矩形波発振器21及びローパスフィルタ22から構成されている。ローパスフィルタ22は、矩形波発振器21と圧電トランス10との間に設けられ、不連続矩形波発振器21から出力された不連続矩形波電圧に含まれる高調波成分を除去することにより、正弦波に近い波形を圧電トランス10に印加する。なお、不連続矩形波発振器21は、不連続矩形波生成信号を出力する発振部(図4)と、この不連続矩形波生成信号に基づき不連続矩形波からなる電圧を圧電トランス10の一次電極に印加する駆動部(図7)とを備えている。
本発明に係る圧電トランスの駆動方法は基本的構成として、パルス生成ステップにおいて、双峰形状の矩形パルス100a,100b、101d,101eを単位として、その極性を交互に代えて基本波の駆動パルスを生成し、次いで電圧印加ステップにおいて、前記パルス生成ステップで生成された前記基本波の駆動パルスに基く電圧を圧電トランス10の一次電極に印加することを特徴とするものである。なお、前記基本波に対する位相差(φ)を変更することにより、振幅を変更した前記駆動パルスを生成するようにしてもよいものである。また前記駆動パルスに含まれる5次高調波以上の周波数成分を濾過するようにしてもよいものである。
前記本発明に係る圧電トランスの駆動方法を実施するための圧電トランスの駆動回路は、発振部(図4)と駆動部(図7)とを有している。
前記発振部(図4)は図1[2]に示すように、双峰形状の矩形パルス100a,100bと101d,10eを単位として、その極性を交互に代えて基本波の駆動パルスを生成する。なお前記発振部(図4)は、前記基本波に対する位相差(φ)を変更することにより、振幅を変更した前記駆動パルスを生成する機能を有する。
図1[2]に基いて基本波の駆動パルスを構成する双峰形状の矩形パルス100a,100bと101d,10eを説明する。矩形パルス100a,100b、101d,101eは双峰形状をなしており、矩形パルス100a,100bと矩形パルス101d,101eとは極性が異なっている。すなわち、矩形パルス100a,100bの極性はプラスを示しており、矩形パルス101d,100eの極性はマイナスを示している。一方の双峰形状の矩形パルス100a,100bは電圧値が+Vpであり、双峰形状の矩形パルス100a,100b間の矩形パルス100cの電圧値が0になっている。他方の双峰形状の矩形パルス101d,101eは電圧値が−Vpであり、双峰形状の矩形パルス101d,101e間の矩形パルス100fの電圧値が0になっている。
前記駆動部(図7)は、前記発振部(図4)で生成された前記基本波の駆動パルスに基く電圧を圧電トランス10の一次電極に印加する。なお、前記駆動パルスに含まれる5次高調波以上の周波数成分を濾過するローパスフィルタ22を備えるようにしてもよいものである。
さらに不連続矩形波としての前記駆動パルスについて詳細に説明する。図1[2]に示すように、ここで用いられる不連続矩形波(駆動パルス)は、次の[1]〜[3]の特徴を有する。[1].電位Vp,0,−Vpからなる。[2].一周期をTとすると、ある時間0から時間φまでが電位0、時間φから時間(T/6−φ)までが電位Vp、時間(T/6−φ)から時間(T/3+φ)までが電位0、時間(T/3+φ)から時間(T/2−φ)までが電位−Vp、時間(T/2−φ)から時間(T/2+φ)までが電位0、時間(T/2+φ)から時間(2T/3−φ)までが電位−Vp、時間(2T/3−φ)から時間(5T/6+φ)までが電位0、時間(5T/6+φ)から時間(T−φ)までが電位Vp、時間(T−φ)から時間Tまでが電位0、という構成を有する。[3].φが0≦φ≦T/12である。このように、駆動回路20は、本発明に係る駆動方法を使用している。
次に、図1[2]に示す不連続矩形波を時間tの関数y(t)とし、これをフーリエ級数に展開する。ω=2π/Tとすると、y(t)は、
Figure 0004584833
で表わせる。
ここで、図1[2]に示すように、y(t+T/2)=−y(t)が成り立つことにより、y(t)は対称波である。したがって、bは0であり、nは奇数のみであり、積分は0からT/2まででよい。また、y(t)=−y(t)が成り立つことにより、y(t)は偶関数であるので、式(1)においてsinの項は存在しない。すなわち、aは0である。
したがって、y(t)は、
Figure 0004584833
と表わすことができる。
次に、式(2)における係数bを求める。
Figure 0004584833
Figure 0004584833
式(3)から、b,b,b,・・・は次のように導かれる。
Figure 0004584833
∵sin(π−φ)=sinφ,
sin(2π/3+φ)=sin{π−(π/3−φ)}=sin(π/3−φ)
Figure 0004584833
Figure 0004584833
式(2)に式(3)〜(6)を代入することにより、
Figure 0004584833
Figure 0004584833
となる。
この式(7)から明らかなように、y(t)の高調波成分は、φの値に関係なく常に、3次高調波が含まれず、5次高調波以上からなる。したがって、ローパスフィルタ22のカットオフ周波数は5次高調波に設定すれば十分である。このように比較的高いカットオフ周波数に設定できるので、ローパスフィルタ22のインダクタンスは小さくてよい。そのため、インダクタとして、小さく、軽く、かつ安価なものを使用できる。場合によっては、ローパスフィルタ22自体を省略してもよい。その場合は、駆動回路20は、不連続矩形波発振器21のみ、すなわち発振部(図4)及び駆動部(図7)のみから構成されることになる。
また、式(4)から明らかなように、位相差φを変えることにより基本波の係数b(すなわち振幅)を変えられるので、電圧Vpを可変とするDC−DCコンバータが不要になる。位相差φと係数bとの関係は、式(4)から、
Figure 0004584833
と表わすことができる。
式(8)の関係を図2に示す。図2から明らかなように、位相差φが0〜π/6の範囲で、位相差φの増加に従ってほぼ直線的に基本波の係数bが減少する。なお、図2において、次の直線
Figure 0004584833
は比較用として記入したものである。
また、φ=0の場合は、式(7)から、
Figure 0004584833
で与えられる。このとき、基本波の係数bが最大値2√3Vp/πとなる。この式▲1▼で表わされる不連続矩形波と前述の式▲2▼で表わされる矩形波とについて、高調波成分を図3に示す。
図4は、図1の駆動回路における発振部の一例を示す回路図である。以下、この図面に基づき説明する。なお、「Hレベル」とはハイレベルすなわち高電圧レベル(VDD)のことであり、「Lレベル」とはローレベルすなわち低電圧レベル(0)のことである。
発振部30は、三角波発生回路31、可変抵抗器32、反転増幅器33、比較器34a,34b、インバータ35a,35b、リングカウンタ361〜364、微分回路371a〜374b、オアゲート381〜384、RSS−FF(フリップフロップ)39a,39b等からなり、不連続矩形波生成信号V+,V−を出力する。
三角波発生回路31は、例えば矩形波発振器と積分回路とによって構成され、三角波電圧Vt1を反転増幅器33及び比較器34aの+入力端子へ出力する。可変抵抗器32は、例えばいわゆる「ボリューム」である。ボリュームの場合、手動によって摘みを回すことにより、任意の抵抗値に設定できる。そして、その抵抗値に対応する電圧が、基準電圧Vrとして比較器34a,34bの−入力端子へ出力される。反転増幅器33は、オペアンプ331及び抵抗器332,333からなり、三角波電圧Vt1を反転して三角波電圧Vt2として比較器34bの+入力端子へ出力する。
比較器34aは、基準電圧Vrと三角波電圧Vt1とを比較し、Vr≦Vt1のときにHレベル信号を出力し、Vr>Vt1のときにLレベル信号を出力する。比較器34bは、基準電圧Vrと三角波電圧Vt2とを比較し、Vr≦Vt2のときにHレベル信号を出力し、Vr>Vt2のときにLレベル信号を出力する。比較器34aの出力信号は、そのままクロックパルスCP1となるとともに、インバータ35aによって反転されてクロックパルスCP2となる。同様に、比較器34bの出力信号は、そのままクロックパルスCP3となるとともに、インバータ35bによって反転されてクロックパルスCP4となる。
リングカウンタ361は、クロックパルスCP1を入力する入力端子CLK1と、クロックパルスCP1を入力するごとに順繰りにHレベル信号を出力する3個の出力端子Q11〜Q13とを有する。リングカウンタ362〜364の構成もリングカウンタ361に準ずる。また、リングカウンタ361〜364には、同期を得るため(又は初期値を設定するため)のリセット端子(図示せず)が設けられている。微分回路371a〜374bは、例えばコンデンサ及び抵抗器からなり、リングカウンタ361〜364の出力信号を短いパルス幅のトリガ信号に変換して、オアゲート381〜384へ出力する。
オアゲート381の入力端子はリングカウンタ361の出力端子Q11及びリングカウンタ363の出力端子Q31に接続され、オアゲート382の入力端子はリングカウンタ362の出力端子Q21及びリングカウンタ364の出力端子Q41に接続され、オアゲート383の入力端子はリングカウンタ361の出力端子Q13及びリングカウンタ363の出力端子Q32に接続され、オアゲート384の入力端子はリングカウンタ362の出力端子Q23及びリングカウンタ364の出力端子Q42に接続されている。
RSS−FF39aは、オアゲート381の出力端子に接続されたセット用入力端子Saと、オアゲート382の出力端子に接続されたリセット用入力端子Raと、不連続矩形波生成信号V+を出力する出力端子Qaとを有する。RSS−FF39bは、オアゲート383の出力端子に接続されたセット用入力端子Sbと、オアゲート384の出力端子に接続されたリセット用入力端子Rbと、不連続矩形波生成信号V−を出力する出力端子Qbとを有する。なお、通常のRS−FFでは、セット入力S及びリセット入力Rがとともに‘1’になることを禁止している。これに対し、RSS−FFでは、セット入力S及びリセット入力Rがとともに‘1’になると、セット入力Sを優先し‘1’を出力する。
図5及び図6は、図4の発振部における各出力信号を示すタイミングチャートである。以下、図4乃至図6に基づき、発振部の動作を説明する。
可変抵抗器32には電源電圧VDDが印加され、基準電圧VrはVDD/2からVDDまで変化するように設定されている。一方、三角波電圧Vt1は、T/3を一周期とし、最小値0から最大値VDDまで周期的に繰り返すように設定されている。したがって、基準電圧VrがVDD/2からVDDまで変化するのに応じて、クロックパルスCP1〜CP4のパルス幅はT/6から0まで変化する。すなわち、位相差φはT/12から0まで変化する。
リングカウンタ361〜364及びRSS−FF39a,39bは、ポジティブエッジ動作をする。まず、リングカウンタ361では、クロックパルスCP1を連続的に入力端子CLK1から入力すると、出力端子Q11〜Q13から順繰りにHレベル信号を出力する。リングカウンタ362では、クロックパルスCP2を連続的に入力端子CLK2から入力すると、出力端子Q21〜Q23から順繰りにHレベル信号を出力する。リングカウンタ363では、クロックパルスCP3を連続的に入力端子CLK3から入力すると、出力端子Q31〜Q33から順繰りにHレベル信号を出力する。リングカウンタ364では、クロックパルスCP4を連続的に入力端子CLK4から入力すると、出力端子Q41〜Q43から順繰りにHレベル信号を出力する。
RSS−FF39aは、出力端子Q11からHレベル信号が出力されてから、出力端子Q21からHレベル信号が出力されるまでの間、及び、出力端子Q31からHレベル信号が出力されてから、出力端子Q41からHレベル信号が出力されるまでの間、Hレベルの不連続矩形波生成信号V+を出力する。RSS−FF39bは、出力端子Q32からHレベル信号が出力されてから、出力端子Q42からHレベル信号が出力されるまでの間、及び出力端子Q13からHレベル信号が出力されてから、出力端子Q23からHレベル信号が出力されるまでの間、Hレベルの不連続矩形波生成信号V−を出力する。
なお、位相差φ=0のとき、RSS−FF39aにおいて、セット用入力端子Saとリセット用入力端子Raとで同時にHレベル信号を入力することになる。このとき、RSS−FF39aはセット用入力端子SaのHレベル信号を優先することによりHレベルの不連続矩形波生成信号V+を出力するので、隣接する二つのHレベルの不連続矩形波生成信号V+は途切れることなく一つになる。RSS−FF39bの動作もこれに準ずる。
図7は、図1の駆動回路における駆動部の一例を示す回路図である。以下、この図面に基づき説明する。
本実施形態の駆動部40は、PチャネルパワーMOSのトランジスタ41,42及びNチャネルパワーMOSのトランジスタ43,44のいわゆるH型ブリッジ回路からなり、不連続矩形波生成信号V+,V−に基づき、不連続矩形波電圧Vsを圧電トランス10の一次電極12,13に印加する。駆動部40と圧電トランス10との間には、インダクタ23からなるローパスフィルタ22が介挿されている。圧電トランス10の出力側には負荷50が接続されている。
トランジスタ41,43のゲートには不連続矩形波生成信号V+が印加され、トランジスタ42,44のゲートには不連続矩形波生成信号V−が印加される。そのため、不連続矩形波生成信号V+がHレベルのときはトランジスタ41がオフかつトランジスタ43がオンとなり、逆に不連続矩形波生成信号V+がLレベルのときはトランジスタ41がオンかつトランジスタ43がオフとなる。同様に、不連続矩形波生成信号V−がHレベルのときはトランジスタ42がオフかつトランジスタ44がオンとなり、逆に不連続矩形波生成信号V−がLレベルのときはトランジスタ42がオンかつトランジスタ44がオフとなる。
そのため、不連続矩形波生成信号V+,V−がともにLレベルのときは、トランジスタ43,44がともにオフとなるので、一次電極12,13に印加される電圧は0となる。不連続矩形波生成信号V+がHレベルかつ不連続矩形波生成信号V−がLレベルのときは、トランジスタ42,43がオンかつトランジスタ41,44がオフとなるので、一次電極12,13に印加される電圧はVpとなる。逆に、不連続矩形波生成信号V+がLレベルかつ不連続矩形波生成信号V−がHレベルのときは、トランジスタ42,43がオフかつトランジスタ41,44がオンとなるので、一次電極42,13に印加される電圧は−Vpとなる。したがって、不連続矩形波生成信号V+,V−に基づき一次電極12,13に印加される電圧は、図6に示すような不連続矩形波電圧Vsになる。
なお、本発明は、言うまでもなく、上記実施形態に限定されない。例えば、発振部及び駆動部は他の回路構成としてもよい。
発明の利用可能性
本発明に係る圧電トランスの駆動方法及び駆動回路によれば、特定の不連続矩形波電圧を圧電トランスの一次電極に印加することにより、圧電トランスへ出力される3次高調波を無くすことができるので、ローパスフィルタの小型化、軽量化及び低価格化、又は省略化を達成できる。しかも、不連続矩形波の位相差φを変えることにより基本波の振幅を変えられるので、DC−DCコンバータを不要にできる。すなわち、ローパスフィルタのインダクタンスを小さくできるとともに、DC−DCコンバータを用いることなく基本波の振幅を変えることができる。

Claims (14)

  1. 電位V、この電位Vよりも高い電位V、及び前記電位Vよりも低い電位V、からなる不連続矩形波の電圧を、圧電トランスの一次電極に印加する、圧電トランスの駆動方法であって、
    前記不連続矩形波は、一周期をTとすると、ある時間0から時間φまでが前記電位V、時間φから時間(T/6−φ)までが前記電位V、時間(T/6−φ)から時間(T/3+φ)までが前記電位V、時間(T/3+φ)から時間(T/2−φ)までが前記電位V、時間(T/2−φ)から時間(T/2+φ)までが前記電位V、時間(T/2+φ)から時間(2T/3−φ)までが前記電位V、時間(2T/3−φ)から時間(5T/6+φ)までが前記電位V、時間(5T/6+φ)から時間(T−φ)までが前記電位V、時間(T−φ)から時間Tまでが前記電位V、という構成を有し、前記位相差φが0≦φ≦T/12である圧電トランスの駆動方法。
  2. 電位0、この電位0よりも一定電圧だけ高い電位+1、及び前記電位0よりも前記一定電圧だけ低い電位−1、からなる不連続矩形波の電圧を、圧電トランスの一次電極に印加する、圧電トランスの駆動方法であって、
    前記不連続矩形波は、一周期をTとすると、ある時間0から時間φまでが前記電位0、時間φから時間(T/6−φ)までが前記電位+1、時間(T/6−φ)から時間(T/3+φ)までが前記電位0、時間(T/3+φ)から時間(T/2−φ)までが前記電位−1、時間(T/2−φ)から時間(T/2+φ)までが前記電位0、時間(T/2+φ)から時間(2T/3−φ)までが前記電位−1、時間(2T/3−φ)から時間(5T/6+φ)までが前記電位0、時間(5T/6+φ)から時間(T−φ)までが前記電位+1、時間(T−φ)から時間Tまでが前記電位0、という構成を有し、前記位相差φが0≦φ≦T/12である圧電トランスの駆動方法。
  3. 前記不連続矩形波に含まれる5次高調波以上の周波数成分をローパスフィルタによって除去して前記圧電トランスの一次電極に印加する請求項1に記載の圧電トランスの駆動方法。
  4. 前記不連続矩形波に含まれる5次高調波以上の周波数成分をローパスフィルタによって除去して前記圧電トランスの一次電極に印加する請求項2に記載の圧電トランスの駆動方法。
  5. 圧電トランスの一次電極に印加するための不連続矩形波の電圧を出力する不連続矩形波発振器を備え、
    前記不連続矩形波は、電位Vと、この電位Vよりも高い電位Vと、前記電位Vよりも低い電位Vとからなるとともに、一周期をTとすると、ある時間0から時間φまでが前記電位V、時間φから時間(T/6−φ)までが前記電位V、時間(T/6−φ)から時間(T/3+φ)までが前記電位V、時間(T/3+φ)から時間(T/2−φ)までが前記電位V、時間(T/2−φ)から時間(T/2+φ)までが前記電位V、時間(T/2+φ)から時間(2T/3−φ)までが前記電位V、時間(2T/3−φ)から時間(5T/6+φ)までが前記電位V、時間(5T/6+φ)から時間(T−φ)までが前記電位V、時間(T−φ)から時間Tまでが前記電位V、という構成を有し、前記位相差φが0≦φ≦T/12である圧電トランスの駆動回路。
  6. 圧電トランスの一次電極に印加するための不連続矩形波の電圧を出力する不連続矩形波発振器を備え、
    前記不連続矩形波は、電位0と、この電位0よりも一定電圧だけ高い電位+1と、前記電位0よりも前記一定電圧だけ低い電位−1とからなるとともに、一周期をTとすると、ある時間0から時間φまでが前記電位0、時間φから時間(T/6−φ)までが前記電位+1、時間(T/6−φ)から時間(T/3+φ)までが前記電位0、時間(T/3+φ)から時間(T/2−φ)までが前記電位−1、時間(T/2−φ)から時間(T/2+φ)までが前記電位0、時間(T/2+φ)から時間(2T/3−φ)までが前記電位−1、時間(2T/3−φ)から時間(5T/6+φ)までが前記電位0、時間(5T/6+φ)から時間(T−φ)までが前記電位+1、時間(T−φ)から時間Tまでが前記電位0、という構成を有し、前記位相差φが0≦φ≦T/12である圧電トランスの駆動回路。
  7. 前記矩形波発振器と前記圧電トランスとの間に設けられ、当該矩形波発振器から出力された不連続矩形波に含まれる5次高調波以上の周波数成分を除去して当該圧電トランスへ出力するローパスフィルタを更に備えた請求項5に記載の圧電トランスの駆動回路。
  8. 前記矩形波発振器と前記圧電トランスとの間に設けられ、当該矩形波発振器から出力された不連続矩形波に含まれる5次高調波以上の周波数成分を除去して当該圧電トランスへ出力するローパスフィルタを更に備えた請求項6に記載の圧電トランスの駆動回路。
  9. 同一振幅、同一極性かつ同一パルス幅を有する時間的に離間した二つの矩形パルスを単位として、その極性を交互に代えて基本波の駆動パルスを生成するパルス生成ステップと、
    前記パルス生成ステップで生成された前記基本波の駆動パルスに基く電圧を圧電トランスの一次電極に印加する電圧印加ステップとを有することを特徴とする圧電トランスの駆動方法。
  10. 前記基本波に対する位相差を変更することにより、振幅を変更した前記駆動パルスを生成することを特徴とする請求項9に記載の圧電トランスの駆動方法。
  11. 前記駆動パルスに含まれる5次高調波以上の周波数成分を濾過することを特徴とする請求項9に記載の圧電トランスの駆動方法。
  12. 発振部と駆動部とを有し、
    前記発振部は、同一振幅、同一極性かつ同一パルス幅を有する時間的に離間した二つの矩形パルスを単位として、その極性を交互に代えて基本波の駆動パルスを生成するものであり、
    前記駆動部は、前記発振部で生成された前記基本波の駆動パルスに基く電圧を圧電トランスの一次電極に印加するものであることを特徴とする圧電トランスの駆動回路。
  13. 前記発振部は、前記基本波に対する位相差を変更することにより、振幅を変更した前記駆動パルスを生成する機能を有することを特徴とする請求項12に記載の圧電トランスの駆動回路。
  14. 前記駆動パルスに含まれる5次高調波以上の周波数成分を濾過するローパスフィルタを備えたことを特徴とする請求項12に記載の圧電トランスの駆動回路。
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