JP4017537B2 - 発振回路 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の三角波を生成する発振回路に関するものであり、特に、コンデンサの充放電により三角波を生成する発振回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スイッチングDC−DCコンバータなどの大電力を扱う回路において、複数のチャンネルを有する場合、複数のチャンネルに対して1つの発振回路を用いると、DC−DCコンバータの出力スイッチがオンになるタイミングが全て同じになってしまう。そのため、DC−DCコンバータの出力スイッチがオンになるタイミングにおいて、瞬間的に消費電力が大きくなってしまい、瞬間的に回路の電源電圧の低下が発生する。
【0003】
また、コンデンサへの定電流による充電と定電流による放電とを切り替えて三角波を発生する発振回路の場合、たとえば、独立した2つの発振回路では、2つの発振回路を全く同じに構成しても、それぞれの発振回路におけるコンデンサのわずかな容量値のずれ、充電電流および放電電流のわずかな電流値のずれにより、2つの発振回路が生成する三角波の発振周波数は同一にはならない。そのため、時間的に徐々に2つの三角波の位相にずれが生じてしまう。すなわち、独立した2つの発振回路で生成した三角波は同期をとることができず、これらの発振回路で生成した三角波でDC−DCコンバータを駆動しても、複数のチャネルが同時にオンになるタイミングが生じてしまい、瞬間的に回路の電源電圧の低下が発生する。
【0004】
電源電圧の瞬間的な低下は、回路の誤動作の原因となる。また、電力集中により、配線等の消費電力も増加し、電力損失の増大、配線抵抗によるノイズの増大などを引き起こしてしまう。
【0005】
このような問題を改善するために、従来技術では、複数の三角波発生回路に設けられた2値の基準電圧を出力する基準電圧出力部を互いに接続し、各三角波発生回路が出力する三角波信号の波高値を一致させることにより、各三角波発振回路の出力を同期させ、出力時間差のない三角波発振出力を得るようにしている(たとえば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平08−293767号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術では、各三角波発振回路が出力する三角波信号の出力を同期させることはできるが、各三角波出力の位相を反転させたり、振幅を変化させることはできない。そのため、従来技術の発振回路をDC−DCコンバータ等の大電力を扱う回路に用いた場合、複数のチャンネルが同時にオンすることになり、電力が瞬時に集中してしまうことを回避することはできない。
【0008】
複数のチャンネルに対して、電力消費の集中を半減させるためには、たとえば、複数のチャンネルを位相を反転させた2つの発振回路を用いて、複数のチャンネルを振り分けて動作させなければよい。従来技術の発振回路を適用する場合には、同期している三角波信号の出力の反転させる必要があり、そのための回路が必要になってしまうという問題があった。
【0009】
また、従来技術では、三角波発振出力のそれぞれの振幅や周波数を変更することができないという問題もあった。
【0010】
この発明は上記に鑑みてなされたもので、複数の三角波を生成する際に、基準となる三角波に同期して周波数、位相または振幅幅の異なる三角波を生成する発振回路を得ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明にかかる発振回路は、コンデンサの放電および充電により複数の三角波を発生する発振回路において、基準となる三角波を生成するとともに、該基準となる三角波を生成する第1のコンデンサが放電動作であるか充電動作であるかを示すコンデンサ状態信号を出力する第1の三角波発振回路と、前記コンデンサ状態信号の変化に同期して前記第1のコンデンサとは異なる第2のコンデンサを放電動作または充電動作に切り替えて三角波を発生させるN(Nは自然数)個の第2の三角波発振回路とを備え、第1の三角波発振回路は、前記第1のコンデンサの両端の電圧と所定の第1の上限電圧値とを比較して、前記第1のコンデンサの両端の電圧が前記第1の上限電圧値に達した場合、前記第1のコンデンサを充電動作から放電動作に切り替える第1の比較器と、前記第1のコンデンサの両端の電圧と所定の第1の下限電圧値とを比較して、前記第1のコンデンサの両端の電圧が前記第1の下限電圧値まで低下した場合、前記第1のコンデンサを放電動作から充電動作に切り替える第2の比較器と、をさらに備え、前記第2の三角波発振回路は、前記第2のコンデンサの両端の電圧と所定の第2の上限電圧値とを比較して、前記第2のコンデンサの両端の電圧が前記第2の上限電圧値に達した場合、前記第2のコンデンサを充電動作から放電動作に切り替える第3の比較器と、前記第2のコンデンサの両端の電圧と所定の第2の下限電圧値とを比較して、前記第2のコンデンサの両端の電圧が第2の下限電圧値まで低下した場合、前記第2のコンデンサを放電動作から充電動作に切り替える第4の比較器とをさらに備えることを特徴とする。
【0012】
この発明によれば、第1の三角波発振回路が、基準となる三角波を生成する第一のコンデンサが放電動作であるか充電動作であるかを示すコンデンサ状態信号を出力して、このコンデンサ状態信号により1〜複数の第2の三角波発振回路はそれぞれの第2のコンデンサを放電動作または充電動作に切り替えるようにしている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる発振回路の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0014】
実施の形態1.
図1〜図3を用いて、この発明の実施の形態1を説明する。図1は、この発明における実施の形態1の発振回路の構成を示す回路図である。この実施の形態1の発振回路は、コンデンサの充放電により三角波を生成する2個の三角波発振回路1,2を備えている。
【0015】
三角波発振回路1は、コンデンサC1の充電動作および放電動作によりコンデンサC1の両端の電圧VC1を変化させて基準となる三角波を生成する。三角波発振回路1は、コンデンサC1と、2個の定電流源11,12と、2個の比較器13,14と、異なる電圧を有する電源16,17と、フリップフロップ15と、スイッチSW1とを備えている。定電流源11が出力する電流I1と定電流源12が出力する電流I2は、I2>I1の関係が成り立つように設定する。また、電源16の電圧VHと電源17の電圧VLは、VH>VLの関係が成り立つように設定する。
【0016】
定電流源11の入力は電源電圧Vccに接続される。定電流源11の出力は、コンデンサC1と、定電流源12の入力と、比較器13および比較器14の非反転入力端子に接続される。定電流源12の出力は、スイッチSW1に接続され、スイッチSW1がオンの時に接地される。
【0017】
比較器13の反転入力端子には、基準となる三角波の電圧の上限値となる電圧VHを有する電源16が接続される。比較器13の出力は、フリップフロップ15のセット端子Sに接続される。比較器14の反転入力端子には、基準となる三角波の電圧の下限値となる電圧VLを有する電源17が接続される。比較器14の出力は、フリップフロップ15のリセット端子Rに接続される。
【0018】
フリップフロップ15の出力Qは、スイッチSW1に接続され、スイッチSW1のオン/オフ動作を制御する。フリップフロップ15の出力QBは、三角波発振回路2のスイッチSW2に接続され、スイッチSW2のオン/オフ動作を制御する。
【0019】
三角波発振回路2は、三角波発振回路1のフリップフロップ15により制御されるスイッチSW2によりコンデンサC2を充電および放電させてコンデンサC2の両端の電圧VC2を変化させて三角波を生成する。三角波発振回路2は、コンデンサC2と、4個の定電流源21〜24と、2個の比較器25,26と、異なる電圧を有する電源27,28と、3個のスイッチSW2〜SW4とを備えている。コンデンサC2の容量は、三角波発振回路1で三角波を発生するコンデンサC1と等しく、C1=C2の関係が成り立つように設定する。また、定電流源21が出力する電流I3と定電流源11が出力する電流I1はI1=I3が、定電流源22が出力する電流I4と定電流源12が出力する電流I2はI2=I4がそれぞれ成り立つように設定する。さらに、電源27の電圧はVHとし、電源28の電圧はVLとする。すなわち、電源16と電源27とを、電源17と電源17とをそれぞれ等しく設定する。
【0020】
定電流源21の入力は電源電圧Vccに接続される。定電流源21の出力は、コンデンサC2と、定電流源22の入力と、定電流源23の出力と、定電流源24の入力と、比較器25および比較器26の非反転入力端子に接続される。
【0021】
定電流源22の出力は、スイッチSW2に接続され、スイッチSW2がオンの時、接地される。定電流源23の入力は、スイッチSW3に接続され、スイッチSW3がオンの時に電源電圧Vccに接続される。定電流源24の出力は、スイッチSW4に接続され、スイッチSW4がオンの時に接地される。
【0022】
比較器25の反転入力端子には、電圧VHの電源27が接続される。比較器25の出力は、スイッチSW3に接続され、スイッチSW3のオン/オフ動作を制御する。
【0023】
比較器26の反転入力端子には、電圧VHの電源28が接続される。比較器26の出力は、スイッチSW4に接続され、スイッチSW4のオン/オフ動作を制御する。
【0024】
図2および図3のタイムチャートを参照して、この発明の実施の形態1の発振回路の動作を説明する。時刻t1〜t2の期間は、三角波発振回路1は、フリップフロップ15の出力Qが“L”であるので、スイッチSW1はオフになる。コンデンサC1の両端の電圧VC1は、電圧VHと電圧VLとの間にあり、スイッチSW1がオフであるので、定電流源11の電流I1は、コンデンサC1へ流れ込む。これにより、コンデンサC1は充電される。コンデンサC1が充電されるとコンデンサC1の両端の電圧VC1は増加する。
【0025】
比較器13は、電源16の電圧VHとコンデンサC1の両端の電圧VC1とを比較する。時刻t2において、コンデンサC1が充電されてコンデンサC1の両端の電圧VC1が電源16の電圧VHに達する。比較器13は、コンデンサC1の両端の電圧VC1が電圧VHに達したことを検出してフリップフロップ15のセット端子Sをセットする。これにより、フリップフロップ15は、出力Qを“H”に、出力QBを“L”にする。
【0026】
フリップフロップ15の出力Qが“H”になると、スイッチSW1がオンになる。これにより、定電流源12の電流I2が流れ出す。このとき、定電流源11の電流I1および定電流源12の電流I2は、電流I2>電流I1に設定されているため、I2−I1の電流がコンデンサC1から引き出される。すなわち、コンデンサC1は放電する。したがって、コンデンサC1の両端の電圧VC1が減少する。
【0027】
比較器14は、電源17の電圧VLとコンデンサC1の両端の電圧VC1とを比較する。時刻t3において、コンデンサC1が放電してコンデンサC1の両端の電圧VC1が電圧VLまで低下する。比較器は、コンデンサC1の両端の電圧VC1が電圧VLまで低下したことを検出してフリップフロップ15のリセット端子Rをセットする。これにより、フリップフロップ15は、出力Qを“L”に、出力QBを“H”にする。
【0028】
フリップフロップ15の出力Qが“L”になると、スイッチSW1がオフになる。これにより、コンデンサC1に定電流源11の電流I1が流れ込み、コンデンサC1は充電される。このようにコンデンサC1が充電および放電を繰り返すことにより、三角波発振回路1は、電圧VLから電圧VHの振幅を有した三角波を生成する。フリップフロップ15の出力Qは、コンデンサC1の充電動作および放電動作を切り替えるとともに、三角波発振回路2に対してコンデンサC1の動作状態を示すコンデンサ状態信号となる。
【0029】
一方、三角波発振回路2は、時刻t1〜t2の期間、フリップフロップ15の出力QBが“H”であるので、スイッチSW2はオンになる。コンデンサC2の両端の電圧VC2は、電圧VHと電圧VLとの間にあり、スイッチSW2がオフであるので、定電流源22の電流I4が流れ出す。すなわち、コンデンサC2は放電する。したがって、コンデンサC1の両端の電圧VC2が減少する。
【0030】
比較器26は、電源28の電圧VLとコンデンサC2の両端の電圧VC2とを比較する。時刻t2において、コンデンサC2が放電してコンデンサC2の両端の電圧VC2が電圧VLまで低下する。比較器は、コンデンサC2の両端の電圧VC2が電圧VLまで低下したことを検出してスイッチSW4をオンにする。これにより、定電流源24の電流I6が流れ出し、コンデンサC2を強制的に充電させる。すなわち、電流I6によって、コンデンサC2の両端の電圧VC2が電圧VLより低下しないように制御する。
【0031】
時刻t2において、フリップフロップ15の出力QBは“L”になると、スイッチSW2がオフになり、定電流源11の電流I3は、コンデンサC2へ流れ込む。これにより、コンデンサC2は充電される。コンデンサC2が充電されるとコンデンサC1の両端の電圧VC2は増加する。
【0032】
比較器25は、電源27の電圧VHとコンデンサC2の両端の電圧VC2とを比較する。時刻t3において、コンデンサC2が充電されてコンデンサC2の両端の電圧VC2が電圧VHに達する。比較器25は、コンデンサC2の両端の電圧VC1が電圧VHに達したことを検出してスイッチSW3をオンにする。これにより、定電流源23の電流I5が流れ出し、コンデンサC2を強制的に放電させる。すなわち、電流I5によって、コンデンサC2の両端の電圧VC2が電圧VHより大きくならないように制御する。また、フリップフロップ15の出力QBが“H”になるので、スイッチSW2がオンになり、定電流源22の電流I4が流れ出し、コンデンサC2は放電する。これにより、コンデンサC2の両端の電圧VC2は減少する。
【0033】
図3は、図2に示したコンデンサC2の両端の電圧VC2を示すタイムチャートである。時刻t3におけるコンデンサC2の両端の電圧VC2は、比較器25が電源27の電圧VHとコンデンサC2の両端の電圧VC2とが等しいことを検出してスイッチSW3をオンにしたため、定電流源23の電流I5が流れることで、強制的にコンデンサC2を放電させてコンデンサC2の両端の電圧VC2を電圧VHより大きくならないようにしている。電流I5がない場合は、フリップフロップ15の出力QBが“L”から“H”に変化するタイミングによってスイッチSW2がオンになる前にコンデンサC2の両端の電圧VC2が電圧VHより大きくなってしまう。すなわち、比較器25は、電源27の電圧VHとコンデンサC2の両端の電圧VC2とを比較することで三角波発振回路2が生成する三角波の最大電圧を抑制する。
【0034】
また、比較器26が、電源28の電圧VLとコンデンサC2の両端の電圧VC2とを比較して、コンデンサC2の両端の電圧VC2が電圧VLより小さくなったことを検出して電流I6を流すことで、三角波発振回路2が生成する三角波の最低電圧を抑制する。
【0035】
このようにこの実施の形態1では、基準となる三角波を生成する第1のコンデンサの充電動作と放電動作とを切り替えるとともにコンデンサの動作状態を示しているコンデンサ状態信号により第2のコンデンサの動作状態を切り替えるようにしている。すなわち、コンデンサ状態信号が充電動作を示している場合には第2のコンデンサを放電させ、コンデンサ状態信号が放電動作を示している場合には場合、第2のコンデンサを充電するようにしている。これにより、基準となる三角波に同期して、かつ、位相が180度反転した三角波を生成することができる。
【0036】
また、第1の三角波発振回路の上限電圧値と第2の三角波発振回路の上限電圧値とを等しく設定し、かつ、第1の三角波発振回路の下限電圧値と第2の三角波発振回路の下限電圧値とを等しく設定して、基準となる三角波に対して第2の三角波発振回路が生成する三角波の上限電圧値および下限電圧値のずれを比較器により検出して強制的に第2の三角波発振回路のコンデンサを充電または放電させるようにしているため、基準となる三角波に同期して、かつ、基準となる三角波に対して周波数および振幅幅が一致した三角波を生成することができる。
【0037】
実施の形態2.
図4および図5を用いて、この発明の実施の形態2を説明する。図4は、この発明における実施の形態2の発振回路の構成を示す回路図である。この実施の形態2における発振回路は、三角波発振回路2にN(N>0、Nは整数)段のカウンタCTが追加されている。実施の形態1と同じ機能を持つ構成部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0038】
N段のカウンタCTは、フリップフロップ15の出力Q、すなわち、コンデンサ状態信号をカウントしてスイッチSW2を制御する。三角波発振回路1が生成する基準となる三角波に対して、三角波発振回路2が生成する三角波のタイミングをN2倍の周期になるように制御する。すなわち、コンデンサC1の両端の電圧VC1に対してコンデンサC2の両端の電圧VC2がN2倍の周期になるように、スイッチSW2のオン/オフを切り替える。
【0039】
コンデンサC1の容量に対して、コンデンサC2の容量は、C2=C1×N2が成り立つように設定する。これにより、充電により電圧VLから電圧VHに達する時間および放電により電圧VHから電圧VLまで電圧が低下する時間は、コンデンサC1の両端の電圧VC1とコンデンサC2の両端の電圧VC2とで一致する。
【0040】
図5は、カウンタCTの段数Nが2の場合の実施の形態2の発振回路の動作を示すタイムチャートである。時刻t0において、フリップフロップ15の出力Qは“H”であるので、スイッチSW1はオンになる。これによりコンデンサC1は放電してコンデンサC1の両端の電圧VC1は減少する。また、カウンタCTの出力Q2は、“H”であるので、スイッチSW2はオンになる。これによりコンデンサC2は放電してコンデンサC2の両端の電圧VC2は減少する。コンデンサC2の容量は、C2=C1×N2が成り立つように設定されているので、コンデンサC1の両端の電圧VC1の減少よりも緩やかに減少する。この場合、カウンタの段数Nが2であるので、コンデンサC2の両端の電圧VC2は、コンデンサC1の両端の電圧VC1が減少する4倍の時間をかけて、電圧VLまで低下する。
【0041】
時刻t1において、コンデンサC1の両端の電圧VC1が電源17の電圧VLまで低下したため比較器14はこれを検出してフリップフロップ15のリセット端子Rをセットする。これにより、フリップフロップ15の出力Qは“L”になり、スイッチSW1はオフとなる。したがって、コンデンサC1は充電されコンデンサC1の両端の電圧VC1は増加する。このとき、カウンタCTの出力Q2は“H”のまま変化していないので、コンデンサC2は放電を継続する。
【0042】
時刻t2において、コンデンサC1の両端の電圧VC1が電源16の電圧VHに達し比較器13はこれを検出してフリップフロップ15のセット端子Sをセットする。これにより、フリップフロップ15の出力Qは“H”になり、スイッチSW1はオンとなる。したがって、コンデンサC1は放電されコンデンサC1の両端の電圧VC1は減少する。このとき、カウンタCTの出力Q2は“H”のまま変化しないので、コンデンサC2は放電を継続する。
【0043】
時刻t3において、時刻t1と同様にコンデンサC1は放電から充電に切り替わる。このときも、カウンタCTの出力は“H”のまま変化しないので、コンデンサC2は放電を継続する。
【0044】
時刻t4において、時刻t2と同様にコンデンサC1は充電から放電に切り替わる。時刻t0からフリップフロップ15の出力Qの立ち上がりが3個目となったため、カウンタCTは出力Q2を“H”から“L”にする。これにより、スイッチSW2がオフになり、コンデンサC2は放電から充電に切り替わる。したがって、コンデンサC2の両端の電圧VC2は増加する。
【0045】
なお、コンデンサC2の両端の電圧VC2は、比較器25により電源27の電圧VHと、比較器26により電源28の電圧VLとそれぞれ比較して、強制的に放電または充電するようにしている。これにより、コンデンサC2の両端の電圧VC2は、コンデンサC1の両端の電圧VC1と同じ範囲で変化するように抑制されている。
【0046】
このようにこの実施の形態2では、第2の三角波発振回路のN段のカウンタは、コンデンサ状態信号をカウントして、すなわち、コンデンサ状態信号をN2周期分遅延させて第2の三角波発振回路のコンデンサの充電および放電を切り替えるようにしているため、基準となる三角波に対してN2周期の三角波を生成することができる。
【0047】
また、第2の三角波発振回路のコンデンサの容量を第1の三角波発振回路のコンデンサの容量のN2倍に設定しているため、基準となる三角波に同期して、かつ、N2周期の三角波を生成することができる。
【0048】
実施の形態3.
図6および図7を用いて、この発明の実施の形態3を説明する。図6は、この発明における実施の形態3の発振回路の構成を示す回路図である。実施の形態1と同じ機能を持つ構成部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0049】
フリップフロップ15の出力Qは、スイッチSW1とスイッチSW2とに接続され、スイッチSW1およびスイッチSW2のオン/オフ動作を制御する。
【0050】
三角波発振回路1が生成する三角波の振幅の上限値を決定する電源16の電圧をVH1に、三角波発振回路1が生成する三角波の振幅の下限値を決定する電源17の電圧をVL1としてVH1>VL1の関係が成り立つように設定する。
【0051】
三角波発振回路2が生成する三角波の振幅の上限値を決定する電源27の電圧をVH2に、三角波発振回路2が生成する三角波の振幅の下限値を決定する電源28の電圧をVL2として、VH2>VL2の関係が成り立つように設定する。
【0052】
コンデンサC2の容量は、C2=C1×(VH1−VL1)/(VH2−VL2)が成り立つように設定する。これにより、コンデンサC1が充電されて下限値の電圧VL1から上限値の電圧VH1に達する時間と、コンデンサC2が充電されて下限値の電圧VL2から上限値の電圧VH2に達する時間とが一致する。また、コンデンサC1が放電して上限値の電圧VH1から下限値の電圧VL1まで低下する時間と、コンデンサ2が放電して上限値の電圧VH2から下限値の電圧VL2まで低下する時間とが一致する。
【0053】
図7は、電源16,17,27,28の値がVH2−VL2≠VH1−VL1に設定された場合の実施の形態3の発振回路の動作を示すタイムチャートである。時刻t0において、フリップフロップ15の出力Qは“H”であるので、スイッチSW1およびスイッチSW2はオンになる。スイッチSW1がオンになるとコンデンサC1は放電する。すなわち、コンデンサC1の両端の電圧VC1は減少する。また、スイッチSW2もオンであるので、コンデンサC2も放電し、コンデンサC1の両端の電圧VC2は減少する。
【0054】
時刻t1において、比較器14は、コンデンサC1の両端の電圧VC1が電源17の電圧VL1まで低下したことを検出してフリップフロップ15のリセット端子Rをセットする。これにより、フリップフロップ15の出力Qは“L”になり、スイッチSW1およびスイッチSW2はオフになる。したがって、コンデンサC1およびコンデンサC2は放電から充電に切り替わる。ここで、コンデンサC2の両端の電圧VC2は、比較器26により電源28の電圧VL2と比較され、コンデンサC2の両端の電圧VC2が電圧VL2まで低下すると、比較器26はスイッチSW4をオンにして、コンデンサC2を強制的に充電する。
【0055】
時刻t2において、コンデンサC1の両端の電圧VC1が電源16の電圧VH1まで達し比較器はこれを検出してフリップフロップ15のセット端子Sをセットする。これによりフリップフロップ15の出力は“H”になり、スイッチSW1およびスイッチSW2はオンとなる。したがって、コンデンサC1およびコンデンサC2は充電から放電に切り替わる。ここで、コンデンサC2の両端の電圧VC2は、比較器25により電源27の電圧VH2と比較され、コンデンサC2の両端の電圧VC2が電圧VH2に達すると、比較器26はスイッチSW3をオンにして、コンデンサC2を強制的に放電させる。
【0056】
このようにこの実施の形態3では、第1の三角波発振回路の上限電圧値と第2の三角波発振回路の上限電圧値とを異なるように設定し、かつ、第1の三角波発振回路の下限電圧値と第2の三角波発振回路の下限電圧値とを異なるように設定するとともに、第1の三角波発振回路のコンデンサの容量と第2の三角波発振回路のコンデンサの容量とを、放電時間および充電時間が等しくなるように設定するようにしているため、基準となる三角波と同期した発振周波数が一致しかつ振幅幅が異なる三角波を生成することができる。
【0057】
なお、実施の形態1〜3で説明した三角波発振回路2を複数設けて、それぞれのスイッチSW2をフリップフロップ15の出力Qまたは出力QBで制御して、基準となる三角波に同期して、かつ、周波数、位相または振幅幅の異なる三角波を複数生成するようにしてもよい。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明にかかる発振回路によれば、第1の三角波発振回路が、基準となる三角波を生成する第一のコンデンサが放電動作であるか充電動作であるかを示すコンデンサ状態信号を出力して、このコンデンサ状態信号により1〜複数の第2の三角波発振回路はそれぞれの第2のコンデンサを放電動作または充電動作に切り替えるようにしているため、基準となる三角波に同期してかつ位相の異なる三角波を生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明における実施の形態1の発振回路の構成を示す回路図である。
【図2】 この発明における実施の形態1の発振回路の動作を説明するためのタイムチャートである。
【図3】 この発明における実施の形態1の発振回路の動作を説明するためのタイムチャートである。
【図4】 この発明における実施の形態2の発振回路の構成を示す回路図である。
【図5】 この発明における実施の形態2の発振回路の動作を説明するためのタイムチャートである。
【図6】 この発明における実施の形態3の発振回路の構成を示す回路図である。
【図7】 この発明における実施の形態3の発振回路の動作を説明するためのタイムチャートである。
【符号の説明】
1,2 三角波発振回路、11,12,21,22,23,24 定電流源、13,14,25,26 比較器、15 フリップフロップ、16,17,27,28 電源、CT カウンタ、C1,C2 コンデンサ、SW1,SW2,SW3,SW4 スイッチ。

Claims (5)

  1. コンデンサの放電および充電により複数の三角波を発生する発振回路において、
    基準となる三角波を生成するとともに、該基準となる三角波を生成する第1のコンデンサが放電動作であるか充電動作であるかを示すコンデンサ状態信号を出力する第1の三角波発振回路と、
    前記コンデンサ状態信号の変化に同期して前記第1のコンデンサとは異なる第2のコンデンサを放電動作または充電動作に切り替えて三角波を発生させるN(Nは自然数)個の第2の三角波発振回路と、
    を備え、
    前記第1の三角波発振回路は、
    前記第1のコンデンサの両端の電圧と所定の第1の上限電圧値とを比較して、前記第1のコンデンサの両端の電圧が前記第1の上限電圧値に達した場合、前記第1のコンデンサを充電動作から放電動作に切り替える第1の比較器と、
    前記第1のコンデンサの両端の電圧と所定の第1の下限電圧値とを比較して、前記第1のコンデンサの両端の電圧が前記第1の下限電圧値まで低下した場合、前記第1のコンデンサを放電動作から充電動作に切り替える第2の比較器と、
    さらに備え、
    前記第2の三角波発振回路は、
    前記第2のコンデンサの両端の電圧と所定の第2の上限電圧値とを比較して、前記第2のコンデンサの両端の電圧が前記第2の上限電圧値に達した場合、前記第2のコンデンサを充電動作から放電動作に切り替える第3の比較器と、
    前記第2のコンデンサの両端の電圧と所定の第2の下限電圧値とを比較して、前記第2のコンデンサの両端の電圧が第2の下限電圧値まで低下した場合、前記第2のコンデンサを放電動作から充電動作に切り替える第4の比較器と、
    さらに備えることを特徴とする発振回路。
  2. コンデンサの放電および充電により複数の三角波を発生する発振回路において、
    基準となる三角波を生成するとともに、該基準となる三角波を生成する第1のコンデンサが放電動作であるか充電動作であるかを示すコンデンサ状態信号を出力する第1の三角波発振回路と、
    前記コンデンサ状態信号の変化に同期して前記第1のコンデンサとは異なる第2のコンデンサを放電動作または充電動作に切り替えて三角波を発生させるN(Nは自然数)個の第2の三角波発振回路と、
    を備え、
    前記第2の三角波発振回路は、
    前記第2のコンデンサの両端の電圧と所定の第2の上限電圧値とを比較して、前記第2のコンデンサの両端の電圧が前記第2の上限電圧値に達した場合、前記第2のコンデンサを充電動作から放電動作に切り替える第3の比較器と、
    前記第2のコンデンサの両端の電圧と所定の第2の下限電圧値とを比較して、前記第2のコンデンサの両端の電圧が第2の下限電圧値まで低下した場合、前記第2のコンデンサを放電動作から充電動作に切り替える第4の比較器と、
    をさらに備えることを特徴とする発振回路。
  3. 前記第2の三角波発振回路は、
    前記第1のコンデンサが放電動作の場合、前記第2のコンデンサを充電し、前記第1のコンデンサが充電動作の場合、前記第2のコンデンサを放電することを特徴とする請求項1または2に記載の発振回路。
  4. 前記第2の三角波発振回路は、
    前記第1のコンデンサが放電動作の場合、前記第2のコンデンサを放電し、前記第1のコンデンサが充電動作の場合、前記第2のコンデンサを充電することを特徴とする請求項1または2に記載の発振回路。
  5. 前記第2の三角波発振回路は、
    前記コンデンサ状態信号をカウントするM(Mは自然数)段のカウンタ、
    をさらに備え、
    前記カウンタの出力により前記第2のコンデンサの充電動作および放電動作を切り替えること、
    を特徴とする請求項1または2に記載の発振回路。
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