JP4580778B2 - クリップチエン走行速度の補正方法及び装置 - Google Patents

クリップチエン走行速度の補正方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、プラスチックフィルム等の延伸装置の横延伸テンターに関し、特にクリップチエンの摩耗等による前記チエンの走行速度の僅かな変動を補正して延伸フィルム製造設備のフィルム生産ライン基準速度に合わせるクリップチエン走行速度の補正方法及び装置に関する。
従来の延伸装置の横延伸テンターにおいては、対称な一対のクリップチエンがテンターの出入口に設置した一対のスプロケットホイールとテンター内に設置されたチエンガイドによって案内され、出口側の一台のモータに回転結合される一対のスプロケットホイールによって駆動されるものが一般的である。しかし、このクリップチエンは、当然同期回転駆動をすべきであるが、長時間運転している間のクリップチエンの走行抵抗負荷によるチエンリンクとリンクピンの間の摩耗等によりチエンが伸び、その伸び量が2組のチエンで異なるようになれば、シート両側のチエンの速度の同調が崩れ、また、フィルム生産ラインの前後工程の速度とずれるため、フィルムに弛みや引きつりを生じて製品フィルムの品質が低下し、チエン長さの調整に手間がかかり生産性が悪くなる。
このような問題点を解決するために、それぞれのクリップチエンは、それぞれ独自のモータで駆動し、フィルムの両側のそれぞれのクリップチエンに、同じ周回位置に1個又は複数の特定リンクに感知体を取付け、クリップチエンが稼働運転中に、固定部材に取付けたセンサによって感知体を検出して、それぞれの特定リンクが通過するタイミングを検出し、そのタイミングの時間差が設定値よりずれたとき、片側の駆動モータの回転数を増減してチエンの回転を同調制御する構成のものが特許文献1(特開2004−155138号公報)に示されている。
また、特許文献2(特許第3540909号公報)に掲載されている従来例は、クリップチエンのリンクとリンクピンの摩擦により、リンクのピッチ長さに摩耗伸びが生じた場合、クリップチエンの全長を測るため、入口スプロケットの支持台をフィルム送り込み側に引いてチエンを緊張させ、支持台の移動距離によってクリップチエンの伸びを算定し、その伸び量がクリップチエンの速度を増加させるとし、増加分だけ駆動モータを減速し、フィルム製造ラインのライン速度に合うようにしたものである。このクリップチエン駆動方式は、フィルム速度をフィルム製造ラインの前後工程に合わせることができるので、フィルムの引きつりや弛みが無くなる効果がある。
特開2004−155138公報 特許第3540909号公報
テンターにおいて、左右のフィルムの送り速度(送り長さ)に差が生じると、フィルムの左右で配向差が生じ、フィルムの特性に悪影響を与える。また、クリップチエンの送り速度がフィルム製造の前後工程の速度と異なると、テンターの前後工程装置との間でフィルムの張りや弛みが生じるが、この不具合は、クリップチエン製作時のチエンリンクのピッチの誤差累積による左右クリップチエン長の差と、運転経過によるクリップチエンリンクブッシュとピンの摩耗によるピッチ変化、及び、クリップを駆動するスプロケット駆動機構の機械的な遊隙や摩耗等による回転変動がその原因である。
特許文献1の従来例は、運転中の特定のチエンリンクの位置を感知して左右の2つのクリップチエンを同調させるだけの制御なので、1回転サイクルの部分的な速度変化に対応することも、フィルム製造の前後工程の速度と一致させる事もできないし、また、走行中の測定では正確なタイミング検出は困難である。
また、特許文献2の従来例は、入口スプロケットの支持台をフィルム送り込み側に引き、支持台の移動距離によってクリップチエンの伸びを算定し、その伸び量によりチエンの速度を調整し、フィルム製造ラインのライン速度に合うようにしたものであり、前後工程間のフィルムの引きつりや弛みを無くすことを狙いとしているが、1周分のクリップチエンの部分的な長さ変化には対応していない、また、2組のクリップチエンの間の部分的な長さの差の変動にも対応していないので、配向差に敏感なフィルムの生産に対しては不十分な対策である。
本発明は、クリップチエンの1周の部分的な伸び変化を把握して、左右のクリップの走行速度をフィルム生産ラインの基準速度に一致させるような、クリップチエンの走行速度の補正方法と補正装置を提供することを目的とする。
上記の問題点に対し、本発明は以下の各手段により課題の解決を図る。
(1)第1の手段のクリップチエン走行速度の補正方法は、等間隔にクリップを設けたエンドレスクリップチエン2組と、該エンドレスクリップチエンをガイドし、フィルムを熱処理しながらチエンの間隔を広げるように設置された対称な2組のガイドレールと、2組のエンドレスチエンを互いに対向して同調回転させる駆動装置とよりなる横延伸用テンターを用いて、プラスチックフィルムを幅方向に広げた後に、テンター出口から送り出されるフィルム速度が後流のフィルム生産工程のフィルム基準速度と一致するように、駆動機構の回転速度を補正する方法において、テンターのフィルム出口付近に前記2組のクリップチエンに沿ってそれぞれ一定間隔に設置された一対のクリップ検出センサにより、クリップチエンに等間隔に設けられた特定クリップを検出し、一対のクリップ検出センサの検出時間差によりそれぞれの特定クリップ間のクリップグループ毎の速度を算出し、該速度を前記フィルム基準速度と一致するように、それぞれの駆動機構の回転速度を補正することを特徴とする。
(2)第2の手段のクリップチエンの走行速度の補正装置は、等間隔にクリップを設けたエンドレスクリップチエン2組と、該エンドレスクリップチエンをガイドし、フィルムを熱処理しながらチエンの間隔を広げるように設置された対称な2組のガイドレールと、2組のエンドレスチエンを互いに対向して同調回転させる駆動装置とよりなるプラスチックフィルムを幅方向に広げる横延伸用テンターのクリップチエン駆動装置において、クリップチエンに等間隔に設けられた被検知体が取付けてある複数の特定クリップと、前記特定クリップの1つであって2重に被検知体が取付けてある基準位置クリップと、前記両クリップチエンに沿って上記特定クリップ間隔より短い間隔に固定設置された一対の特定クリップ検出センサと、前記一対の特定クリップ検出センサの間隔と検出信号の時間差とよりクリップ速度を算出する速度算出回路、エンドレスチエンの基準位置クリップ位置を始点としてチエンの全長分の特定クリップ毎のクリップグループ速度又はフィルム基準速度に対するクリップグループ速度比を記憶するメモリー、クリップ速度を上記フィルム基準速度と比較しクリップ速度を前記フィルム基準速度と一致するように駆動機構に回転補正を指示する比較補正回路とからなるクリップチエン速度補正装置を備え、上記(1)の手段の方法でクリップチエン駆動機構の回転速度を補正することを特徴とする。
(3)第3の手段のクリップチエン走行速度の補正方法は、上記第2手段のクリップチエン駆動装置を用いて、テンター装置にフィルムが無い常温状態において、クリップチエンに稼働中の引張り負荷と同じ負荷を加えて緩速運転し、請求項1に記載したものと同じ方法で基準位置クリップと特定クリップを感知し、その検出信号によりクリップチエン1回転サイクル分の特定クリップグループ毎のフィルム基準速度に対する速度比のパターンを作成してメモリーに記憶し、実運転するときに前記特定クリップグループ毎の速度を前記メモリーに記憶した速度比のパターンにより修正してクリップチエンの速度が前記のフィルム基準速度と一致するように駆動機構の回転速度を補正することを特徴とする。
(4)第4の手段のクリップチエン走行速度の補正方法は、上記第2手段のクリップチエン駆動装置に使用している2組のクリップチエンそれぞれを、同数リンクのグループに分割し、各リンクのグループ毎に稼働時のクリップチエンの引張負荷と同じ負荷を加えてリンクグループの長さを測定し、その測定長と設計長との差により特定クリップ間の修正速度を算定し、クリップチエン1回転サイクル分のクリップ速度又はフィルム基準速度に対する速度比のパターンを作成してメモリーに記憶し、リンクグループをエンドレスに繋いでテンターに組み込んで実運転するとき、各リンクグループ毎の速度をメモリーのクリップ速度のパターンと合わせることにより、クリップチエン速度が前記フィルム基準速度と一致するように駆動機構の回転速度を補正することを特徴とする。
(5)第5の手段のクリップチエン走行速度の補正方法は、上記第2の手段クリップチエン駆動装置に使用している2組のクリップチエンそれぞれを、クリップチエン停止状態で、クリップチエンに稼働中の引張負荷と同じ負荷を加え、テンター出口付近の一定位置において、クリップチエンの検知体を備えた特定クリップ間の距離を順番に測定し、その測定長さにより特定クリップグループ毎の修正速度を算定し、クリップチエン1回転サイクル分のクリップグループ毎の速度又はフィルム基準速度に対する速度比パターンを作成してメモリーに記憶し、実運転するとき、前記各被検知体リンクグループの速度を前記メモリーのクリップ速度のパターンに合わせることにより基準速度と一致するように駆動機構の回転速度を補正することを特徴とする。
請求項1に係わる発明は、上記第1の手段のクリップチエン駆動機構(モータ)の回転補正方法であり、また、請求項2に係わる発明は第1の手段のクリップチエン駆動機構の回転補正方法を使用するための装置である。これらの手段は、クリップチエンに等間隔に取付けた感知体付きの複数の特定クリップをクリップチエンに沿って一定間隔に設置された一対のクリップ検出センサで検出し、特定クリップの時間差によりそれぞれの特定クリップ間のクリップグループの速度を算出し、この速度をフィルム製造ラインの基準速度と一致するように駆動機構の回転を補正するので、チエンリンクの長さに変化が生じてもクリップチエンの速度を複数グループ毎に補正することができ、テンターの前後工程装置との間でフィルムの張りや弛みや引きつりを無くすことができる。
また、上記のクリップチエンの速度補正方法を、左右対称2組のエンドレスクリップチエンそれぞれの速度補正に適用するので、テンターの実運転において、チエンリンクのピッチの誤差累積によるフィルムの左右の送り速度に差が生じること無く、フィルムの左右で配向差が生じない効果がある。
請求項3に係わる発明は、上記第3の手段のクリップチエン駆動機構(モータ)の回転補正方法であり、上記第1の手段の回転補正方法を緩速で行ってクリップチエンの速度比を複数グループ毎にパターン化し、この速度比パターンを実運転時に適応してクリップチエンの速度を基準速度と一致するように補正する方法であり、速度差の検出が容易で、検出値もより正確になる効果がある。
請求項4に係わる発明は、上記第4の手段のクリップチエン駆動機構(モータ)の回転補正方法であり、クリップチエンを、同数リンクのグループに分割し、各リンクのグループ毎に負荷を加えてリンクのグループの長さの測定値をリンクのグループ毎の速度に換算して速度パターンとし、リンクのグループを繋いで実運転するとき、クリップチエンの各グループの速度補正が、センサで移動しているクリップチエンを測る場合より補正精度が正確になる効果がある。
請求項5に係わる発明は、上記第5の手段のクリップチエン駆動機構(モータ)の回転補正方法であり、クリップチエンを繋いだまま特定クリップ間のリンクグループプ毎に負荷を加えてその長さを測定する方法で、上記第4の手段の回転補正方法と同様の効果がある。
本発明は、プラスチックフィルムを幅方向に広げる横延伸テンターのクリップチエンにおいて、チエンリンクの製作誤差や摩耗等によるクリップチエンの長さの僅かな変動に伴うクリップチエンの走行速度を補正して延伸フィルム製造設備のライン基準速度と一致させる補正方法及び装置に関するものである。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態を図に基づいて説明する。図1はテンターのクリップチエン駆動装置全体を示す平面模式図、図2は図1のクリップチエンを構成するクリップ及び特定クリップを拡大して示す平面図、図3は図2の特定クリップの側面図である。また、図6は図1のクリップチエン駆動装置のクリップチエングループ(6グループの場合を示す。)毎の速度パターンと同パターンに対する駆動スプロケットの補正回転数を示すグラフ、図7は図1のクリップチエンの速度を補正する工程を示すブロック図、図8は時間に対する特定クリップと基準位置クリップの信号を示す図である。
クリップチエン駆動装置10は、エンドレスのクリップチエン2A、2Bの2組チエンと、クリップチエン2A、2Bをガイドし、フィルム8を熱処理しながら同チエン2A,2Bの間隔を広げるように設置された対称な2組のガイドレール3A、3Bと、2組のクリップチエン2A、2Bを互いに対向して反対方向に同調回転させるモータ5A、5B、スプロケット4A、4B等よりなる2組のクリップチエン装置と、クリップチエンに沿って特定クリップ間隔LA,LBより短い間隔Cに固定設置された一対のクリップ検出センサ21a、21b、22、21a、21b、22と、クリップチエン2A,2Bの速度を補正するクリップチエン速度補正装置25とで構成される。
クリップチエン2Aは、図2、図3に示すように、クリップ11がチエンリンクそのものを形成し、このクリップ11のリンクピッチと同じリンクピッチのチエンリンク17が全てのクリップ11をリンクピン18で連結してエンドレスチエンを形成している。クリップ11の決まった個数毎に感知体23が取付けられ、このクリップを感知用の特定クリップ12としている。クリップチエン2Aの複数の特定クリップ12の内の1個だけに感知体24が追加して取り付けられ基準位置クリップ13となっている。クリップチエン2Bにおいても、クリップチエン2Aと同様に、対称に、クリップ11、チエンリンク17、特定クリップ12、基準位置クリップ13がそれぞれ備えられている。15は転動ローラ、16はクリップレバーを示す。
図7のブロック図で示すクリップチエン速度補正装置25は、以下の回路等で構成される。クリップチエン2A側は、特定クリップ12をクリップ検出センサ21a、21bで検知した検出信号の時間差tと間隔Cよりクリップ速度を算出するAクリップチエン速度算出回路、クリップ検出センサ22(スプロケット4A側のクリップ検出センサ21aと重なる位置の検出センサ)によってクリップチエン2Aの基準位置クリップ13が検出されたときを始点としてクリップチエン2Aの6個のクリップグループのクリップ速度パターンを記憶するAクリップチエンの速度パターンメモリ、クリップ速度をフィルム基準速度V0設定器26の設定値V0と比較し、クリップ速度をフィルム基準速度V0(フィルム生産ライン基準速度)と一致するようにインバータを介してモータ5A、スプロケット4Aの回転を補正する比較補正回路とで構成されている。
クリップチエン2B側も同様に、特定クリップ12をクリップ検出センサ21a、21bで検知した検出信号の時間差tと間隔Cよりクリップ速度を算出するBクリップチエン速度算出回路、クリップ検出センサ22(スプロケット4B側のクリップ検出センサ21と重なる位置の検出センサ)によってクリップチエン2Bの基準位置クリップ13が検出されたときを始点としてクリップチエン2Bの6個のクリップグループのクリップ速度パターンを記憶するBクリップチエンの速度パターンメモリ、クリップ速度をフィルム基準速度V0設定器26の設定値V0と比較し、クリップ速度をフィルム基準速度V0と一致するようにインバータを介してモータ5B、スプロケット4Bの回転を補正する比較補正回路とで構成されている。
2組のクリップチエン2A、2Bに沿ってそれぞれ一定間隔Cに設置された一対のクリップ検出センサ21a、21bにより、クリップチエン2A,2Bに等間隔に設けられた複数の特定クリップ12を検出し、図6、図8に示すように、一対のクリップ検出センサ21a、21bの検出時間差t1、t2、t3・・・により、それぞれの特定クリップ間のクリップグループの速度(Vm=C/t)を算出し、速度Vm1、Vm2、Vm3・・・をフィルム基準速度V0と一致するように、スプロケット4A、4Bの回転を補正する(Rm1、Rm2、Rm3・・・は補正後のスプロケットの回転数)。
クリップチエン2A、2Bの6個のクリップグループの長さ変動(誤差)は初期の組立て時のピッチ誤差と長時間運転によるチエンリンク17とリンクピン18との摩耗によるものであり、短期間での変動は殆ど無いと考えてよいので、クリップグループの長さ変動の伴う速度の変動も速度パターン設定後、相当な期間中は速度パターンが変わることは無いとし、(図6に示すクリップチエンの一回転周期におけるクリップグループの速度パターンは変わらないので、)上記のクリップグループの速度Vm1、Vm2、Vm3・・を速度パターンとしてクリップチエン速度補正装置25のメモリーに記憶保存しておいて、常時のクリップチエン2A、2Bの運転時に速度補正を行い、適当な時間毎にこの速度測定操作とクリップグループの速度パターンVm1、Vm2、Vm3・・・の更新を行う。
クリップチエン2A、2Bの一か所だけに設置された基準位置クリップ13は、この基準位置クリップ13に取付けられた感知体24がクリップ検出センサ22によって検出されたとき(図8に示すように)、クリップチエンの速度パターン開始が発信される。
このように速度をフィルム製造ライン基準速度V0と一致するように駆動機構(スプロケット4A、4B)の回転を補正するので、クリップチエン2A、2Bのチエンリンクの長さに変化が生じてもクリップチエン2A,2Bの速度を複数グループ毎に補正することができ、テンターの前後工程装置との間でフィルム8の細かい張りや弛みを無くすことができる。また、このクリップチエン2A,2Bの速度補正は、左右対称2組のクリップチエン2A、2Bそれぞれの速度補正に適用するので、チエンリンクのピッチの誤差やその誤差の累積によるフィルム8の左右の送り速度に差が生じること無くなり、フィルム8に斜めの皺や引きつりが生じない。なお、クリップチエンの速度パターンに代えて、フィルム基準速度に対するクリップグループ毎の速度比を採用することができる。
実機に近いクリップチエン2の長さの寸法、長さ変化量、及び速度に対応する計測例を示すと、
エンドレスクリップチエン長さ:50m
クリップチエンのリンクピッチ:50.8mmとすると、
クリップとクリップの間隔は101.6mm、クリップ数は約500個となる。
長時間の運転後、クリップチエン長さの変化(伸び)が全長において10mmあったとすると全長に対する伸び率は0.02%であり、速度の計測はこの伸び率0.02%を確認できることが要求される。
フィルム速度(クリップチエン速度)を10m/minとしたとき、クリップ11の1ピッチの通過時間は0.6secであり、クリップチエンが0.02%伸びたときの1ピッチの通過時間は、0.60012secである。クリップ10個分が通過する時間は6secであり、クリップチエンの伸びに対応する通過時間は6.0012secであり、チエン長さの変化を時間で計測することは困難である。
チエンのピッチ数を100個(長さ10m)とすれば、長さ変化は2mmで長さの計測は十分可能、通過時間は60.012secと計測可能範囲である。また、フィルム速度(クリップチエン速度)を1m/min程度の緩速運転とすると、時間計測可能範囲が広がり、より確実な計測が可能となる。
このように、クリップ11の長さ、又は速度を時間で計測するとき、クリップ11をグループ毎に纏めて計測するようにすれば、クリップチエン11の長さ、速度の変化が計測可能となり、この計測結果をクリップチエンのグループ毎に速度比パターンを作ってメモリーして置き、この速度比パターンにより速度変化を打ち消すようにスプロケット4の回転速度を増減して、クリップチエン速度をフィルム生産ラインの基準速度に一致させるように補正制御をすることができる。(第2の実施の形態)
第2の実施の形態は1連のクリップチエン2A、2Bを同数リンクのグループに分割し、それぞれの長さを計測してチエン速度パターンを作成する方法であり、図に基づいて説明する。図4は図1のクリップチエンを分割しクリップチエングループに引張負荷を加え長さを測定する方法を示す側面図である。
クリップチエン2A、2Bを、特定クリップ12を1個備えた同数(n個)クリップ11のグループに切り離し、各クリップ11とリンク17のグループ毎に引っ張り負荷装置27を用いて稼動時のクリップチエンの引張り荷重と同じ負荷を加え、その長さLを測定した後、その測定長と設計長さとの差により特定クリップ間の修正速度を算出し、クリップチエン1回転サイクル分のクリップ速度又はフィルム基準速度に対する速度比のパターンを作成してメモリに記憶し、リンクのグループを繋いでエンドレスチエンに復元したもので、クリップ11の各グループの長さを正確に測定することができる。スプロケット4A、4Bでクリップチエンを駆動するときスプロケット4A、4Bの回転速度が一定であるとき、クリップチエンが伸びれば、その伸び率に比例してクリップチエンの速度が早くなるので、クリップチエンの速度の補正はスプロケット4A、4Bの回転速度をチエンの伸び率だけ遅くすればよい。従って、クリップチエングループの測定長さを、図6の速度パターンVm1、Vm2、Vm3・・・に置き換え、スプロケット4の回転速度を補正すればよい。チエングループの速度パターンの初動は、クリップセンサ21aがクリップチエンの基準位置クリップ13を検出した時に速度パターンが始まり、次の特定クリップ12が検出されたとき、次の速度パターンに移行するようにして、速度パターンを繰り返してスプロケット4の回転速度を補正する。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態は第2の実施の形態と同じ計測をチエンを切り離すことなく行う方法である。図5は図1のクリップチエンをテンターに設置したまま、クリップチエンが停止状態で、特定クリップ間のクリップチエングループに稼動時の引張負荷と同じ引張負荷を加え長さを測定する方法を示す側面図である。 図1のフィルム8の入り口側の従動スプロケット6A、6Bに引張り負荷装置7A、7Bが付加されている。この引張り負荷装置7A、7Bは従動スプロケット6A、6Bの軸受をフィルム8の送り方向に自由に移動可能に構成し、フィルム8の上流方向に引いてフィルムクリップ側のクリップチエン2に引張り負荷を加えるものである。
図5において、特定クリップ12をフィルム8の出口に近いクリップ検出センサ21aの位置に合わせてスプロケット4を固定してクリップチエン2を固定する。前述の出口に近いクリップ検出センサ21aからクリップチエンの設計上の計算から決められたチエングループの長さ位置(次の特定クリップ位置でチエンクリップn個分の長さ)Lを基準にして、第2のクリップ検出センサ21bがクリップチエン2の送り方向に移動可能に設置される。クリップチエンに引張り負荷が加えられたとき、第2のクリップ検出センサ21bを移動して次の特定クリップの位置を確かめて、クリップチエングループ長さLaを測定する。図5において、クリップチエン2に引張り負荷を加えた状態でLa1は基準の長さLより短いとき、La2は基準の長さLより長いときを示している。
この測定方法は、クリップチエンを繋いだまま特定クリップ間のリンクグループ毎に負荷を加えてその長さを測定し、リンクグループ毎の速度パターンを算定するので、実機におけるスプロケット4の速度補正の方法工程に関しては第2の実施の形態の方法工程と同じであり、説明は省略する。
本発明の実施の形態に係るテンターのクリップチエン駆動装置全体を示す平面模式図である。 図1のクリップチエンを構成するクリップ及び特定クリップを拡大して示す平面図である。 図2の特定クリップの側面図である。 本発明の第2の実施の形態の方法であり、図1のクリップチエンを分割しクリップチエングループに引張負荷を加え長さを測定する方法を示す側面図である。 本発明の第3の実施の形態の方法であり、図1のクリップチエンをテンターに設置したまま、特定クリップ間のクリップチエングループに引張負荷を加え長さを測定する方法を示す側面図である。 図1のクリップチエン駆動装置のクリップチエングループ毎の速度パターンと同パターンに対する駆動スプロケットの補正回転数を示すグラフである。 図1のクリップチエンの速度を補正する工程を示すブロック図である。 図1のクリップチエン駆動装置の時間に対する特定クリップと基準位置クリップの信号を示す図である。
2A、2B クリップチエン
3A、3B ガイドレール
4A、4B スプロケット
5A、5B モータ
6A、6B 従動スプロケット
7A、7B 引張り負荷装置
8 フィルム
10 クリップチエン駆動装置
11 クリップ
12 特定クリップ
13 基準位置クリップ
17 チエンリンク
18 リンクピン
21、22 クリップ検出センサ
23、24 感知体
25 クリップチエン速度補正装置
26 フィルム基準速度V0設定器

Claims (5)

  1. 等間隔にクリップを設けたエンドレスクリップチエン2組と、該エンドレスクリップチエンをガイドし、フィルムを熱処理しながらチエンの間隔を広げるように設置された対称な2組のガイドレールと、2組のエンドレスチエンを互いに対向して同調回転させる駆動装置とよりなる横延伸用テンターを用いて、プラスチックフィルムを幅方向に広げた後に、テンター出口から送り出されるフィルム速度が後流のフィルム生産工程のフィルム基準速度と一致するように、駆動機構の回転速度を補正する方法において、テンターのフィルム出口付近に前記2組のクリップチエンに沿ってそれぞれ一定間隔に設置された一対のクリップ検出センサにより、クリップチエンに等間隔に設けられた特定クリップを検出し、一対のクリップ検出センサの検出時間差によりそれぞれの特定クリップ間のクリップグループ毎の速度を算出し、該速度を前記フィルム基準速度と一致するように、それぞれの駆動機構の回転速度を補正することを特徴とするクリップチエン走行速度の補正方法。
  2. 等間隔にクリップを設けたエンドレスクリップチエン2組と、該エンドレスクリップチエンをガイドし、フィルムを熱処理しながらチエンの間隔を広げるように設置された対称な2組のガイドレールと、2組のエンドレスチエンを互いに対向して同調回転させる駆動装置とよりなるプラスチックフィルムを幅方向に広げる横延伸用テンターのクリップチエン駆動装置において、クリップチエンに等間隔に設けられた被検知体が取付けてある複数の特定クリップと、前記特定クリップの1つであって2重に被検知体が取付けてある基準位置クリップと、前記両クリップチエンに沿って上記特定クリップ間隔より短い間隔に固定設置された一対の特定クリップ検出センサと、前記一対の特定クリップ検出センサの間隔と検出信号の時間差とよりクリップ速度を算出する速度算出回路、エンドレスチエンの基準位置クリップ位置を始点としてチエンの全長分の特定クリップ毎のクリップグループ速度又はフィルム基準速度に対するクリップグループ速度比を記憶するメモリー、クリップ速度を上記フィルム基準速度と比較しクリップ速度を前記フィルム基準速度と一致するように駆動機構に回転補正を指示する比較補正回路とからなるクリップチエン速度補正装置を備え、請求項1の方法でクリップチエン駆動機構の回転速度を補正することを特徴とするクリップチエン走行速度の補正装置。
  3. 請求項2に記載するクリップチエン走行速度の補正装置を用いて、テンター装置にフィルムが無い常温状態において、クリップチエンに稼働中の引張り負荷と同じ負荷を加えて緩速運転し、請求項1に記載したものと同じ方法で基準位置クリップと特定クリップを感知し、その検出信号によりクリップチエン1回転サイクル分の特定クリップグループ毎のフィルム基準速度に対する速度比のパターンを作成してメモリーに記憶し、実運転するときに前記特定クリップグループ毎の速度を前記メモリーに記憶した速度比のパターンにより修正してクリップチエンの速度が前記のフィルム基準速度と一致するように駆動機構の回転速度を補正することを特徴とするクリップチエン走行速度の補正方法。
  4. 請求項2に記載するクリップチエン走行速度の補正装置に使用している2組のクリップチエンそれぞれを、同数リンクのグループに分割し、各リンクのグループ毎に稼働時のクリップチエンの引張負荷と同じ負荷を加えてリンクグループの長さを測定し、その測定長と設計長との差により特定クリップ間の修正速度を算定し、クリップチエン1回転サイクル分のクリップ速度又はフィルム基準速度に対する速度比のパターンを作成してメモリーに記憶し、リンクグループをエンドレスに繋いでテンターに組み込んで実運転するとき、各リンクグループ毎の速度をメモリーのクリップ速度のパターンと合わせることにより、クリップチエン速度が前記フィルム基準速度と一致するように駆動機構の回転速度を補正することを特徴とするクリップチエン走行速度の補正方法。
  5. 請求項2に記載するクリップチエン走行速度の補正装置に使用している2組のクリップチエンそれぞれを、クリップチエン停止状態で、クリップチエンに稼働中の引張負荷と同じ負荷を加え、テンター出口付近の一定位置において、クリップチエンの検知体を備えた特定クリップ間の距離を順番に測定し、その測定長さにより特定クリップグループ毎の修正速度を算定し、クリップチエン1回転サイクル分のクリップグループ毎の速度又はフィルム基準速度に対する速度比パターンを作成してメモリーに記憶し、実運転するとき、前記各被検知体リンクグループの速度を前記メモリーのクリップ速度のパターンに合わせることにより基準速度と一致するように駆動機構の回転速度を補正することを特徴とするクリップチエン走行速度の補正方法。
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