JPH04299120A - フィルム破断検出装置 - Google Patents

フィルム破断検出装置

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JPH04299120A
JPH04299120A JP8719191A JP8719191A JPH04299120A JP H04299120 A JPH04299120 A JP H04299120A JP 8719191 A JP8719191 A JP 8719191A JP 8719191 A JP8719191 A JP 8719191A JP H04299120 A JPH04299120 A JP H04299120A
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Kuniharu Hida
飛田 邦治
Tatsufumi Seko
世古 達史
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフィルム用横延伸機に適
用できるフィルム破断検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来フィルム破断の原因の1つであるテ
ンタクリップの不整列度の検知手段として、次の様な図
5〜図11に示すものが提案されている。即ち、図5に
おいて60a,60b,60c,60dは複数のクリッ
プ整列度検出器で、ストロボ,視覚センサ,ギャップセ
ンサ等の検出器により、クリップの整列度を検知し中央
制御装置70へ検出信号を送るものである。71は基準
クリップ検出器で、予め設定された基準となるクリップ
の通過を検出し、同時にその検出信号を中央制御装置7
0へ送る。72はクリップ整列度良否判定回路で、前記
各整列度検出器60a,60b,60c,60dからの
検出信号と予め設定された運転許容値等の良否判定基準
値とを比較しその良否判定信号を中央制御装置70へ送
るようになっている。
【0003】73は不良クリップ位置演算回路で、前記
クリップ整列度良否判定回路72から「否」信号が出さ
れた場合、後述する式■に基づき、不良クリップが基準
クリップからN番目にあることを演算して、中央制御装
置70へ信号を送るものである。74は前記演算回路7
3からの演算結果を表示する不良クリップ表示装置であ
る。また61a,61bはマーキング装置で、前記演算
回路73からの信号に基づき該当する不良クリップにマ
ーキングする。
【0004】図6は前記クリップ整列度検出器60a,
60b,60c,60d及びマーキング装置61a,6
1bのテンタ8内の代表的な設置個所を例示したもので
、図示例では、クリップ整列度検出器をテンタ入口とテ
ンタ出口の両部に設置してしるが、これはテンタ入口だ
けでもよく、或いはテンタ出口だけでもよい。図7はテ
ンタクリップ1の整列度を実際に検出するにあたっての
クリップ整列度検出器60と、テンタクリップ1の配置
関係を示す例で、テンタクリップ1の上方に、クリップ
整列度検出器60を設けて整列度を検出しようとするも
のである。そしてその検出手段としては、ストロボと視
覚センサを用い、クリップの動き量を検出する。検出位
置はテンタクリップ1のベース4aの後端部4bを利用
する。図8は図7と異なる例であり、当該例ではテンタ
クリップ1の検出対象位置を、図9に示すようにベース
4aの前後側部4c,4d等のクリップの進行方向と直
角な線を利用するものである。
【0005】図10は同じく整列度検出のための他の例
であり、同例ではクリップ台3の側方にクリップ整列度
検出器60を配置している。この場合の検出には、ギャ
ップセンサによりテンタクリップ1前面部4eと、ギャ
ップセンサとの距離を測定し、クリップの動き量を検出
する。図11は図10に示した例と異なる例であり、検
出はギャップセンサによりクリップ台3との距離を測定
し、クリップの動き量を検出しようするものである。即
ち、レール2の前面(図示左側面)上部に切欠2aを形
成し、クリップ整列度検出器60としてのギャップセン
サを、クリップ台3の前面30bに対向設置するもので
ある。
【0006】以上の如き構成において、整列度不良のク
リップを特定するには次にようにして行なう。即ち、レ
ール上を移動するテンタクリップ1に基準となるクリッ
プを特定し、この基準クリップが基準クリップ検出器(
図示せず)を通過してから不良クリップ検出までの時間
をカウントすることにより、次式により特定することが
できる。
【数1】 ここで、 ライン速度:vm/min 基準クリップ通過から不良クリップ検出までの時間:t
sec 基準クリップ検出器からのクリップ整列度検出器の取付
位置までの距離、即ちこの間に存在するクリップの個数
:n個 クリップのピッチ:pm 不良クリップの基準クリップからの順番:N番目である
【0007】また時定数の遅い検出器の場合は、その補
正を必要とすることは勿論である。なお、マーキング装
置61a,61bによるマーキングは、運転中に行って
もよく、特定した順番を中央制御装置70にて記憶させ
て装置全体の定期停止時等にテンタ8のみを低速で運転
し、確実にマーキングするようにしてもよい。勿論、テ
ンタクリップ1の基準クリップから順に背番号をつけて
おき、この配列を中央制御装置70に記憶させておいて
、不良クリップの順番と対応させて背番号を不良クリッ
プ表示装置74に表示しても良い。
【0008】クリップ整列度良否判定に基づく対策処置
の一例を以下に示す。 (1)  クリップ整列度が運転許容値内で、且つ規定
値内であればそのまま生産を続ける。 (2)  クリップ整列度が運転許容値内で、且つ規定
値以上であれば、フィルム破断が頻発する前にテンタク
リップの走行各部の潤滑強化、チェーンテンションの点
検等を行なう。 (3)  クリップ整列度が運転許容値を越えたときは
、フィルム破断が頻発する前の、同装置の定期点検停止
時に不具合の生じている特定クリップ台3を予備品と交
換するか、又は必要に応じてクリップ台の全数を交換す
る。これらの各対策・処置の仕方は不良クリップ表示装
置74に表示されるようにする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来フィルムの連続生
産運転を中断させる原因としては、横延伸機の延伸途中
でのフィルムの破断が第1である。そして一旦フィルム
が破断すると、フィルムの連続生産を途切れさせるばか
りでなく、その破断フィルムの機外への排出処理や、下
流装置への再通紙作業等に手間がかかり、生産効率を著
しく低下させる問題があった。また延伸途中でのフィル
ム破断の原因には、前記のクリップの不整列を始めとし
て色々あるが、運転中にその破断の原因が何であるかを
特定することは大変困難であった。
【0010】本発明はいくつかある破断原因のうち、そ
の破断の原因が何によるものかを特定し、その後の破断
防止対策処置を迅速に行なえるようにすることにより、
前記従来の課題を解決せんとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、フィ
ルム横延伸機において、同機のフィルム延伸途中に複数
個のフィルム破断検出器を設け、同検出器により検出し
た破断の起点と、破断部の広がり程度を、予め電算機に
入力した情報と突き合わせることにより、フィルム破断
の原因を特定し、その原因を表示装置の画面上に表示す
るようにしてなるもので、これを課題解決のための手段
とするものである。
【0012】
【作用】フィルム延伸途中に設けた複数個のフィルム破
断検出器により、破断のきっかけとなった破断の起点と
、破断部の広がり程度を検出する。そして予め電算機に
入力した破れ原因の情報と、前記検出器により検出した
破断起点と、破断部の広がり程度の情報を、電算機内で
突き合わせる。この情報の突き合わせにより、破れの原
因を特定し、その原因を破断原因表示装置の画面上に表
示する。
【0013】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図1は本発明の実施例装置を装備したフィルム横延
伸機の平面図であり、同図はフィルムが延伸されている
ときの稼働状態を示している。図1において11はフィ
ルム、5はオーブン、1はクリップ、2はクリップの走
行軌道となるレールである。また図1のイの矢印の方向
に進入して来たフィルム11は、クリップ1によりその
両端を把持され、オーブン5により加熱されながら末広
がりにセットされたレール2に従って搬送され、ハの延
伸部で横方向に延伸されて矢印ロの方向に進み、次工程
へと連続的に運ばれる。延伸部ハには図2及び図3に示
すフィルム破断検出器6a〜6wが、フィルム上部に複
数個設けられている。通常検出器には光学式センサが用
いられるが、本発明はそれのみに限定するものではない
【0014】今延伸部ハに進入してきたフィルムは、定
常状態では破断する事はなく延伸されながら、後工程へ
と搬送されて行くが、前記のクリップの不整列の外に次
の様な原因等により、破断が生じる事がある。 (1)  フィルムの厚みムラ等により均一な延伸が得
られず、薄い部分が起点となって破断が生じる。 (2)  フィルム内に異物が混入して、その部分に延
伸時の応力が集中し、その部分が起点となって破断が生
じる。 (3)  クリップのフィルム把持部がフィルムに食い
込み過ぎ、その部分が起点となって破断が生じる。 (4)  延伸部の雰囲気温度が適切な温度ではない時
には、連続的な延伸が得られず、破断が生じる。 この場合、延伸部のフィルム11の上部に設けられてい
る複数個のフィルム破断検出器6a〜6wにより、その
破断の起点と広がり状態を検出する。
【0015】一方前記の各種破断原因における破断起点
や、広がり方等各々の破断原因による破断の特徴の情報
が、電算機7に予め入力されている。その結果、延伸途
中で破断が生じた場合には、前記の破断検出機6a〜6
wによる検出情報と、予め電算機7に入力されている破
断原因の情報とを、図4の破断原因判定回路8で突き合
わせる事により、その破断の原因を特定し、その結果を
破断原因表示装置9に表示する。例えば、フィルム破断
検出機6cの部分が起点となり、6i,6j,6k部へ
と機械中央付近で破られる等、クリップ際以外の個所で
破れる場合には、フィルムの厚みムラによる破断であり
、6a,6e,6f,6o,6p,6w等クリップの際
が起点となって破断する場合には、クリップの不整列や
クリップの噛み切り、或いはクリップミス等、クリップ
に起因する破断である。ここでそのフィルム破断の検出
情報が、電算機7に予め入力されており、破断状態と破
断原因の関係の情報と突き合わされることにより原因が
特定され、破れの原因が破断原因表示装置9に表示され
る。
【0016】次に表示された破断原因を見て、同破断原
因に従った対策処置、即ち、フィルムの厚みムラの場合
には、破れの起点となった部分の厚み精度の調整、クリ
ップに起因する破れの場合には、不良クリップの予備ク
リップへの交換等の対策処置が迅速に行なえる様になる
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明によると
、延伸途中における破断の原因を特定して表示する事に
より、この後の破断防止の対策を正確に、かつ迅速に図
る事が出来、フィルムの破断の頻度を大巾に削減する事
が可能となる。その結果フィルム生産の効率,歩留りが
大きく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るフィルム破断検出装置を
装着した横延伸機の平面図である。
【図2】図1の延伸部の拡大図である。
【図3】図2の III〜III 断面図の右に90°
回転させた場合の断面図である。
【図4】電算機による破断原因の判定と表示のブロック
図である。
【図5】従来のテンタクリップの不整度の検知方法を説
明するブロック図である。
【図6】従来のテンタの平面図である。
【図7】従来のクリップ検出器の配置の第1の例を示す
説明図である。
【図8】同第2の例を示す説明図である。
【図9】テンタクリップの検出対象位置を示す説明図で
ある。
【図10】前記配置の第3の例を示す説明図である。
【図11】同配置の第4の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1  クリップ 2  レール 5  オーブン 6a〜6w  フィルム破断検出器 7  電算器 8  破断原因判定回路 9  破断原因表示装置 11  フィルム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  フィルム横延伸機において、同機のフ
    ィルム延伸途中に複数個のフィルム破断検出器を設け、
    同検出器により検出した破断の起点と、破断部の広がり
    程度を、予め電算機に入力した情報と突き合わせること
    により、フィルム破断の原因を特定し、その原因を表示
    装置の画面上に表示することを特徴とするフィルム破断
    検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006224464A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Mitsubishi Heavy Ind Ltd クリップチエン走行速度の補正方法及び装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006224464A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Mitsubishi Heavy Ind Ltd クリップチエン走行速度の補正方法及び装置
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