JP2636557B2 - 横型連続焼鈍炉における被焼鈍材の炉内張力検出方法 - Google Patents
横型連続焼鈍炉における被焼鈍材の炉内張力検出方法Info
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- JP2636557B2 JP2636557B2 JP3155397A JP15539791A JP2636557B2 JP 2636557 B2 JP2636557 B2 JP 2636557B2 JP 3155397 A JP3155397 A JP 3155397A JP 15539791 A JP15539791 A JP 15539791A JP 2636557 B2 JP2636557 B2 JP 2636557B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は横型連続焼鈍炉における
炉内張力検出方法に関し、被焼鈍材張力を極めて低い範
囲まで良好に検出することができる張力検出方法を提供
するものである。
炉内張力検出方法に関し、被焼鈍材張力を極めて低い範
囲まで良好に検出することができる張力検出方法を提供
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ストリップの横型連続焼鈍炉
は、炉内部と炉入口及び出口近傍に配置された支持ロ−
ラによりストリップをカテナリ−状に懸架支持し、この
状態で炉内を搬送しつつ連続的に焼鈍処理を施す焼鈍炉
である。この種の炉では、スリップの炉内におけるカテ
ナリ−量を計測し、この計測結果に基づいてストリップ
の走行状態を的確に制御することが極めて重要である。
は、炉内部と炉入口及び出口近傍に配置された支持ロ−
ラによりストリップをカテナリ−状に懸架支持し、この
状態で炉内を搬送しつつ連続的に焼鈍処理を施す焼鈍炉
である。この種の炉では、スリップの炉内におけるカテ
ナリ−量を計測し、この計測結果に基づいてストリップ
の走行状態を的確に制御することが極めて重要である。
【0003】このカテナリ−量を検出する方法として、
特公昭62−30247号および特公昭63−6688
3号が提案されている。このうち、前者の方法は図5に
示すように炉体に設けた孔を通じてレ−ザ−発振器6か
らレ−ザ−光線を被焼鈍材5に投射し、これをイメ−ジ
センサ10で捕えてその反射角を測定する方法である。
また、後者の方法は図6に示すように炉入口又は出口に
イメ−ジセンサ11を置き、このイメ−ジセンサ11で
被焼鈍材5の傾きまたは炉外支持ロ−ル4から一定間隔
離れた位置での支持ロ−ル4に対する被焼鈍材5の下が
り量を光学的に検出する方法である。
特公昭62−30247号および特公昭63−6688
3号が提案されている。このうち、前者の方法は図5に
示すように炉体に設けた孔を通じてレ−ザ−発振器6か
らレ−ザ−光線を被焼鈍材5に投射し、これをイメ−ジ
センサ10で捕えてその反射角を測定する方法である。
また、後者の方法は図6に示すように炉入口又は出口に
イメ−ジセンサ11を置き、このイメ−ジセンサ11で
被焼鈍材5の傾きまたは炉外支持ロ−ル4から一定間隔
離れた位置での支持ロ−ル4に対する被焼鈍材5の下が
り量を光学的に検出する方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】これらのうち前者の
方法、すなわち、レ−ザ−光線を被焼鈍材に投射し、そ
の反射角度を検出する方法は、炉の天井の耐火物に孔を
開け、その孔を通じてレ−ザ−光線の投光、受光を行う
ものであるが、これらの測定機器は炉内の高温輻射を受
けるため厳重な防熱対策を講じなければならず、また、
投射された光が被焼鈍材の表面に当たり、受光側ではそ
の散乱光を検出することになるため、表面の光沢度が高
い材料の場合には反射光の適切な検出が困難となる場合
がある。
方法、すなわち、レ−ザ−光線を被焼鈍材に投射し、そ
の反射角度を検出する方法は、炉の天井の耐火物に孔を
開け、その孔を通じてレ−ザ−光線の投光、受光を行う
ものであるが、これらの測定機器は炉内の高温輻射を受
けるため厳重な防熱対策を講じなければならず、また、
投射された光が被焼鈍材の表面に当たり、受光側ではそ
の散乱光を検出することになるため、表面の光沢度が高
い材料の場合には反射光の適切な検出が困難となる場合
がある。
【0005】また後者の方法、すなわち、炉入口又は出
口にイメ−ジセンサを置き、被焼鈍材の傾きや支持ロ−
ルに対する被焼鈍材の下がり量を光学的に検出する方法
では、炉内支持ロ−ル間のカテナリ−量を直接監視して
いないため、ロ−ル表面の摩擦係数差等に起因する炉内
支持ロ−ル間でのカテナリ−変動を検出できないという
欠点がある。本発明は以上のような従来法の問題点を解
消し、極く簡易な手段と方法で被焼鈍材の張力を極めて
低い範囲まで高精度に検出することができる張力検出方
法の提供をその目的とする。
口にイメ−ジセンサを置き、被焼鈍材の傾きや支持ロ−
ルに対する被焼鈍材の下がり量を光学的に検出する方法
では、炉内支持ロ−ル間のカテナリ−量を直接監視して
いないため、ロ−ル表面の摩擦係数差等に起因する炉内
支持ロ−ル間でのカテナリ−変動を検出できないという
欠点がある。本発明は以上のような従来法の問題点を解
消し、極く簡易な手段と方法で被焼鈍材の張力を極めて
低い範囲まで高精度に検出することができる張力検出方
法の提供をその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、複数
の支持ロ−ルを備え、帯状または線状の被焼鈍材が前記
支持ロ−ルにより支持されつつ通板する横型連続焼鈍炉
における被焼鈍材の炉内張力検出方法において、一方の
炉側壁における炉内支持ロール間の中央位置に、炉内の
被焼鈍材を略水平方向から観察できるような透孔aを形
成するとともに、他方の炉側壁の前記透孔aと対向する
位置にも透孔bを形成し、前記透孔aと透孔bとを結ぶ
方向から、イメージセンサにより前記透孔aを通して且
つ前記透孔bをバックグラウンドとして被焼鈍材を撮像
し、撮像された被焼鈍材の画像位置に基づき被焼鈍材の
実カテナリー量を検出し、該検出量に基づき被焼鈍材の
炉内張力を検出することをその特徴とする。
の支持ロ−ルを備え、帯状または線状の被焼鈍材が前記
支持ロ−ルにより支持されつつ通板する横型連続焼鈍炉
における被焼鈍材の炉内張力検出方法において、一方の
炉側壁における炉内支持ロール間の中央位置に、炉内の
被焼鈍材を略水平方向から観察できるような透孔aを形
成するとともに、他方の炉側壁の前記透孔aと対向する
位置にも透孔bを形成し、前記透孔aと透孔bとを結ぶ
方向から、イメージセンサにより前記透孔aを通して且
つ前記透孔bをバックグラウンドとして被焼鈍材を撮像
し、撮像された被焼鈍材の画像位置に基づき被焼鈍材の
実カテナリー量を検出し、該検出量に基づき被焼鈍材の
炉内張力を検出することをその特徴とする。
【0007】
【作用】本発明では、両炉側壁に対向して形成された透
孔aと透孔aを結ぶ方向から、一方の炉側壁の透孔aを
通してイメージセンサにより被焼鈍材を撮像し、その画
像位置を検出するものであるが、この際、明るく赤熱し
た状態にある被焼鈍材に対して他方の炉側壁に形成され
た透孔bが暗いバックグラウンドとなるため、被焼鈍材
の画像位置をバックグラウンドに対して確実に識別する
ことが可能となる。本発明によれば、イメージセンサに
よって得られる画像と被焼鈍材のカテナリー量との既知
の対応関係に基づき、両者を対応させることにより、画
像位置から実カテナリー量が得られる。そして、このカ
テナリー量と実張力の関係は、例えば図4に示すような
相関をもっているため、上記実カテナリー量に基づき炉
内被焼鈍材の実張力を検出することができる。したがっ
て、このような本発明法は、微小張力運転を行う炉にお
いて極めて有効かつ簡便な炉内張力検出方法である。
孔aと透孔aを結ぶ方向から、一方の炉側壁の透孔aを
通してイメージセンサにより被焼鈍材を撮像し、その画
像位置を検出するものであるが、この際、明るく赤熱し
た状態にある被焼鈍材に対して他方の炉側壁に形成され
た透孔bが暗いバックグラウンドとなるため、被焼鈍材
の画像位置をバックグラウンドに対して確実に識別する
ことが可能となる。本発明によれば、イメージセンサに
よって得られる画像と被焼鈍材のカテナリー量との既知
の対応関係に基づき、両者を対応させることにより、画
像位置から実カテナリー量が得られる。そして、このカ
テナリー量と実張力の関係は、例えば図4に示すような
相関をもっているため、上記実カテナリー量に基づき炉
内被焼鈍材の実張力を検出することができる。したがっ
て、このような本発明法は、微小張力運転を行う炉にお
いて極めて有効かつ簡便な炉内張力検出方法である。
【0008】
【実施例】図1は本発明一実施例を示すもので、焼鈍炉
1の一方の炉側壁における炉内支持ロール3a、3b間
の中央位置には、移動する被焼鈍材5を略水平方向から
観察できるような透孔2aが設けられ、さらに、対向す
る炉側壁側にも、透孔2a側からのイメージセンサによ
る被焼鈍材位置の検出を可能とするため、透孔2aと対
称をなして透孔2bが形成されている。一般に連続焼鈍
炉内では被焼鈍材、炉内壁ともに赤熱した状態にあるこ
とから、一方の炉側壁に透孔2aだけを設け、この透孔
2aを通してイメージセンサにより被焼鈍材5の位置検
出を行なおうとしても、被焼鈍材5をバックグラウンド
(他方の炉側壁内面)から光学的に識別することはほと
んど不可能である。そこで本発明では、他方の炉側壁に
も前記透孔2aと対向する位置に透孔2bを形成し、イ
メージセンサにより透孔2aを通して被焼鈍材5を撮像
する際のバックグラウンドとしてこの透孔2bを利用す
るようにしたものである。すなわち、明るく赤熱した状
態にある被焼鈍材5に対し、透孔2bが暗いバックグラ
ウンドを形成するため、イメージセンサにより被焼鈍材
5を確実に識別し、その位置検出を行なうことができ
る。上記の透孔は炉長手方向においてなるべく多数の炉
内支持ロール間の中央位置に設けることが望ましい。特
に、炉内温度が1200℃以上で板厚が0.1mm程度
の被焼鈍材5を焼鈍するような炉では、過張力が即破断
に結び付くため、炉長手方向のなるべく多数の位置で張
力を検出することが必要である。そして、この透孔2a
の炉外側には、該透孔を通して炉内の被焼鈍材を側面か
ら観察するイメージセンサ6が設置されている。なお、
図において7は画像処理装置、8はモニタである。被焼
鈍材5は炉内の支持ロール3a、3b等と炉外の支持ロ
ール4によって支持され、各支持ロール間でカテナリー
を形成する。
1の一方の炉側壁における炉内支持ロール3a、3b間
の中央位置には、移動する被焼鈍材5を略水平方向から
観察できるような透孔2aが設けられ、さらに、対向す
る炉側壁側にも、透孔2a側からのイメージセンサによ
る被焼鈍材位置の検出を可能とするため、透孔2aと対
称をなして透孔2bが形成されている。一般に連続焼鈍
炉内では被焼鈍材、炉内壁ともに赤熱した状態にあるこ
とから、一方の炉側壁に透孔2aだけを設け、この透孔
2aを通してイメージセンサにより被焼鈍材5の位置検
出を行なおうとしても、被焼鈍材5をバックグラウンド
(他方の炉側壁内面)から光学的に識別することはほと
んど不可能である。そこで本発明では、他方の炉側壁に
も前記透孔2aと対向する位置に透孔2bを形成し、イ
メージセンサにより透孔2aを通して被焼鈍材5を撮像
する際のバックグラウンドとしてこの透孔2bを利用す
るようにしたものである。すなわち、明るく赤熱した状
態にある被焼鈍材5に対し、透孔2bが暗いバックグラ
ウンドを形成するため、イメージセンサにより被焼鈍材
5を確実に識別し、その位置検出を行なうことができ
る。上記の透孔は炉長手方向においてなるべく多数の炉
内支持ロール間の中央位置に設けることが望ましい。特
に、炉内温度が1200℃以上で板厚が0.1mm程度
の被焼鈍材5を焼鈍するような炉では、過張力が即破断
に結び付くため、炉長手方向のなるべく多数の位置で張
力を検出することが必要である。そして、この透孔2a
の炉外側には、該透孔を通して炉内の被焼鈍材を側面か
ら観察するイメージセンサ6が設置されている。なお、
図において7は画像処理装置、8はモニタである。被焼
鈍材5は炉内の支持ロール3a、3b等と炉外の支持ロ
ール4によって支持され、各支持ロール間でカテナリー
を形成する。
【0009】本発明法では、上記イメージセンサ6によ
り被焼鈍材5のカテナリー量の検出を行う。このカテナ
リー量の検出は、例えば以下のようにして行う。炉内雰
囲気は1000℃以上の高温であるため被焼鈍材は赤熱
しており、透孔2aと透孔2bを結ぶ方向から透孔2a
を通してイメージセンサ6により炉内方向を撮像する
と、そのモニタ画面は図2に示すようなものとなる。す
なわち、ウィンドウ内を小領域に区分し、明るさに応じ
て二値化する。被焼鈍材は透孔2bにより形成されるバ
ックグラウンドに較べ顕著に明るいため“1”の領域と
なる。画像処理装置7では、このように映像信号を明る
さに応じて0、1に二値化した後、図3に示すようにそ
の重心値(“1”の領域の面積の重心)をソフト処理に
て算出し、カテナリー位置を確認する。イメージセンサ
位置(レベル)とライン通板レベルとの間隔はあらかじ
め測定されており、カテナリー量の補正に用いられる。
このようにして被焼鈍材の炉内カテナリー量がリアルタ
イムに且つ高精度に検出される。そして、このカテナリ
ー量から、図4に示されるような予め求められているカ
テナリー量と実張力との関係に基づき炉内張力が検出さ
れる。
り被焼鈍材5のカテナリー量の検出を行う。このカテナ
リー量の検出は、例えば以下のようにして行う。炉内雰
囲気は1000℃以上の高温であるため被焼鈍材は赤熱
しており、透孔2aと透孔2bを結ぶ方向から透孔2a
を通してイメージセンサ6により炉内方向を撮像する
と、そのモニタ画面は図2に示すようなものとなる。す
なわち、ウィンドウ内を小領域に区分し、明るさに応じ
て二値化する。被焼鈍材は透孔2bにより形成されるバ
ックグラウンドに較べ顕著に明るいため“1”の領域と
なる。画像処理装置7では、このように映像信号を明る
さに応じて0、1に二値化した後、図3に示すようにそ
の重心値(“1”の領域の面積の重心)をソフト処理に
て算出し、カテナリー位置を確認する。イメージセンサ
位置(レベル)とライン通板レベルとの間隔はあらかじ
め測定されており、カテナリー量の補正に用いられる。
このようにして被焼鈍材の炉内カテナリー量がリアルタ
イムに且つ高精度に検出される。そして、このカテナリ
ー量から、図4に示されるような予め求められているカ
テナリー量と実張力との関係に基づき炉内張力が検出さ
れる。
【0010】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によればイメージセンサという光学的な撮像手段と炉
の両側壁に設けた1対の透孔を利用して鋼板の位置を光
学的に直接検出するものであるため、極く簡易な手段と
方法で被焼鈍材のカテナリー量をリアルタイムかつ高精
度に測定し、これに基づき炉内の微小張力も容易に検出
することができ、高張力による被焼鈍材破断等のトラブ
ルを効果的に防止することができる。また、本発明法は
炉側壁に通孔を設けるため、炉壁にシール構造や断熱、
冷却構造を施すことなく実施することができる。さら
に、炉内の被焼鈍材の走行状態が直接観察できることか
ら、安定操業へのアクションが容易に行えるという効果
も得られる。
明によればイメージセンサという光学的な撮像手段と炉
の両側壁に設けた1対の透孔を利用して鋼板の位置を光
学的に直接検出するものであるため、極く簡易な手段と
方法で被焼鈍材のカテナリー量をリアルタイムかつ高精
度に測定し、これに基づき炉内の微小張力も容易に検出
することができ、高張力による被焼鈍材破断等のトラブ
ルを効果的に防止することができる。また、本発明法は
炉側壁に通孔を設けるため、炉壁にシール構造や断熱、
冷却構造を施すことなく実施することができる。さら
に、炉内の被焼鈍材の走行状態が直接観察できることか
ら、安定操業へのアクションが容易に行えるという効果
も得られる。
【図1】本発明の一実施例を示す説明図
【図2】本発明法においてイメ−ジセンサで捕えられる
画像を示す説明図
画像を示す説明図
【図3】画像処理装置における画像処理のフロ−を示す
図面
図面
【図4】イメ−ジセンサにより得られた画像の画像処理
出力電圧および被焼鈍材のカテナリ−量と炉内ユニット
張力との関係を示すグラフ
出力電圧および被焼鈍材のカテナリ−量と炉内ユニット
張力との関係を示すグラフ
【図5】レ−ザ−光線を用いた従来の張力測定方式を示
す説明図
す説明図
【図6】炉外イメ−ジセンサを用いた従来の張力測定方
式を示す説明図
式を示す説明図
1・・・焼鈍炉、2a、2b・・・透孔、3a、3b・・・炉内
支持ロ−ル 4・・・炉外支持ロ−ル、5・・・被焼鈍材、6・・・イメ−ジ
センサ 7・・・画像処理装置、8・・・モニタ
支持ロ−ル 4・・・炉外支持ロ−ル、5・・・被焼鈍材、6・・・イメ−ジ
センサ 7・・・画像処理装置、8・・・モニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 正広 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (72)発明者 黒岩 真一 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−282404(JP,A) 特開 昭62−10225(JP,A) 特公 昭63−66883(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の支持ロールを備え、帯状または線
状の被焼鈍材が前記支持ロ−ルにより支持されつつ通板
する横型連続焼鈍炉における被焼鈍材の炉内張力検出方
法において、一方の炉側壁における炉内支持ロール間の
中央位置に、炉内の被焼鈍材を略水平方向から観察でき
るような透孔aを形成するとともに、他方の炉側壁の前
記透孔aと対向する位置にも透孔bを形成し、前記透孔
aと透孔bとを結ぶ方向から、イメージセンサにより前
記透孔aを通して且つ前記透孔bをバックグラウンドと
して被焼鈍材を撮像し、撮像された被焼鈍材の画像位置
に基づき被焼鈍材の実カテナリー量を検出し、該検出量
に基づき被焼鈍材の炉内張力を検出することを特徴とす
る横型連続焼鈍炉における被焼鈍材の炉内張力検出方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3155397A JP2636557B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 横型連続焼鈍炉における被焼鈍材の炉内張力検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3155397A JP2636557B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 横型連続焼鈍炉における被焼鈍材の炉内張力検出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04354828A JPH04354828A (ja) | 1992-12-09 |
JP2636557B2 true JP2636557B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=15605072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3155397A Expired - Fee Related JP2636557B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 横型連続焼鈍炉における被焼鈍材の炉内張力検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2636557B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5747682B2 (ja) * | 2011-06-29 | 2015-07-15 | Jfeスチール株式会社 | 横型連続熱処理炉における金属帯の張力検出方法 |
CN106967865B (zh) * | 2017-03-20 | 2019-07-12 | 清华大学 | 一种不燃级金属复合板芯材温控时效处理装置及方法 |
JP6616449B2 (ja) * | 2018-05-22 | 2019-12-04 | 中外炉工業株式会社 | 横型カテナリー式搬送装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6210225A (ja) * | 1985-07-05 | 1987-01-19 | Meidensha Electric Mfg Co Ltd | ストリツプの加熱装置 |
DE3617742A1 (de) * | 1986-05-27 | 1987-12-03 | Ego Elektro Blanc & Fischer | Elektrokochplatte |
JPH01282404A (ja) * | 1988-05-09 | 1989-11-14 | Kawasaki Steel Corp | 熱処理炉内の帯材の位置測定方法及び装置 |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP3155397A patent/JP2636557B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04354828A (ja) | 1992-12-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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