JP4580374B2 - ワイパーアーム - Google Patents

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本発明は、ワイパー装置に備えられるワイパーアームに関する。
自動車等において用いられるワイパー装置は、一般に、自動車のウィンドウ面等の被払拭面を払拭するワイパーブレードと、ワイパーブレードを支持するワイパーアームと、ワイパーアームに対してリンク機構を介して連係する駆動モータとから構成される。
図3には、このような従来のワイパーアーム100を示す。図示されるように、 ワイパーアーム100は、アームヘッド101と、リテーナ組立体102とから構成される。アームヘッド101は、基端側に連結軸101Bを備え、この連結軸101Bを介して、図示されないリンク機構に連結される。
リテーナ組立体102は、アームヘッド101の先端側に連結されたリテーナ103と、リテーナ103に保持されたアームピース104とから構成される。アームピース104は、先端にフック部104Aを備え、このフック部104Aにおいてワイパーブレード(図示せず)と連結され、ワイパーブレードを保持する。リテーナ103は、ワイパーアーム100の長手方向と直交する方向に配置されたピン105を介して、アームヘッド101に対して回動可能に支持されている。図には、実線で示したリテーナ103が回動した位置の一例を破線で示している。
図4に示すように、アームヘッド101とリテーナ103の間には、コイルスプリング106が介装されている。コイルスプリング106は、ワイパーヘッド101側の支持ピン107とリテーナ103側の支持ピン108との間に、伸張状態で掛け渡される。このような構成により、コイルスプリング106は、リテーナ組立体102に対して回転トルクを与え、この回転トルクの釣り合い反力として、アーム圧(リテーナ組立体102に保持されたワイパーブレードを被払拭面に押し付ける押し付け力)が発生するようになっている。
このように、従来のワイパーアーム100では、アームヘッド101に対してリテーナ組立体102を、ワイパーアーム100の長手方向と直交する回転軸線の回りで回動可能とし、このリテーナ組立体102に対してコイルスプリング106で回転トルクを与えている。この場合、リテーナ組立体102は、ワイパーアーム100全長の主要部分を占めるものであって、アームヘッド101に対するリテーナ組立体102の回転軸は、ワイパーアーム100の基端部(ワイパーブレードと反対側の端部)付近にあるため、アーム圧は、長いリテーナ組立体102を介して与えられることになり、所定のアーム圧発生のためには、コイルスプリング106を、比較的大きな回転トルクを発生させる大型のものとする必要がある。この結果、ワイパーアーム100においては、コイルスプリング106周辺部分の厚みを薄くできないという問題点があった。これは、アーム長が長くなり、リテーナ組立体102の長さが長くなるほど、大きな問題となる。
また、従来のワイパーアーム100は、リテーナ組立体102がアームヘッド101に対して折れ曲がるように回動するものであるため、アームヘッド101とリテーナ組立体102との間に分断線(継ぎ目)109が存在する。この分断線109により、ワイパーアーム100の美観が損ねられていた。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、ワイパー装置に備えられるワイパーアームにおいて、アーム圧を発生させるための回転トルク発生手段を小型化することができ、また外観を向上させ得るワイパーアームを提供することを目的とする。
本発明は、ワイパーアームにおいて、ワイパーブレードを支持可能なブレード支持部と、前記ブレード支持部に連結されたアーム本体とを備え、前記ブレード支持部が、前記アーム本体から、前記アーム本体の長手方向に対して横方向に延び出すようにするとともに、前記ブレード支持部を前記アーム本体の長手方向と略平行に延びる回転軸線の回りで回動可能とした。
前記ブレード支持部と前記アーム本体との間に、前記回転軸線回りの回転トルクを発生させる回転トルク発生手段を備え
前記回転トルク発生手段は、前記回転軸線と略同軸上に配置されたトーションスプリングであってもよい。
前記ブレード支持部は、前記アーム本体内に回動可能に収容される基端部と、前記基端部から延びる腕部と、前記腕部の先端に形成された連結部とを備え、前記ブレード支持部の連結部は前記ワイパーブレードに連結され、前記アーム本体は、前記ブレード支持部の基端部を収容する箇所に隣接して形成された開口部を備え、前記ブレード支持部の腕部は、前記アーム本体の開口部から前記アーム本体の外側に延び出していてもよい。
本発明によれば、ワイパーアーム(例えば、ワイパーアーム1)を、ブレード支持部(例えば、アームピース3)とアーム本体(例えば、アーム本体2)とから構成し、ブレード支持部をアーム本体の長手方向と略並行に延びる回転軸線(例えば、回転軸5の中心軸)の回りで回動可能としたので、ワイパーアームにおける回動部分(ブレード支持部)を比較的短くでき、回転トルク発生手段(例えば、コイルスプリング6)が所定のアーム圧を得るために発生させるべき回転トルクは比較的小さくて済む。したがって、回転トルク発生手段を小型化することが可能となるので、ワイパーアームにおいて回転トルク発生手段周辺に、大型の回転トルク発生手段を収容するための大きな厚みを持たせる必要が無くなり、ワイパーアームの薄型化が可能となる。
また、回転トルク発生手段をトーションスプリングとすれば、回転トルク発生手段はブレード支持部が回動した場合でも略同位置にとどまり続け、回転トルク発生手段が動くスペースを確保する必要がないので、回転トルク発生手段の配置スペースは極めて小さくでき、ワイパーアームの更なる薄型化を図り得る。
また、ワイパーアームには折れ曲がる部分を設ける必要が無くなるので、ワイパーアームの折れ曲がる部分における継ぎ目(分断線)が無くなり、ワイパーアームの美観が向上する。
以下、添付図面を参照して本発明の各実施形態を説明する。
図1には、本発明の実施形態におけるワイパーアームの全体構成を示す。
図示されるように、ワイパーアーム1は、アーム本体2とアームピース3とから構成される。アーム本体2は、ワイパーアーム1の主要部分を構成する長尺状の部材で、その基端部2Aには、図示されない駆動機構と連係するための連結軸4が備えられている。
アームピース3は、図示されないワイパーブレードを保持するための部分であり、図2にも示すように、アーム本体2との連結部分である基端部3Aと、基端部3Aから延び出した腕部3Bと、腕部3Bの先端に形成されたU字型のフック部3Cとから構成される。フック部3Cは、ワイパーブレードとの連結部であり、このフック部3Cにおいて、アームピース3は、ワイパーブレードに結合され、ワイパーブレードを保持するようになっている。
アーム本体2の先端部2B側の側面には、開口部2Cが形成されている。この開口部2Cから、アームピース3の腕部3Bが、アーム本体2の外側に延び出している。後述するように、アームピース3は、アーム本体2の長手方向に延びる回転軸線の回りで所定の回動範囲で回動可能なものである。このため、開口部2Cは、アームピース3が所定の回動可能範囲内で回動した場合には、アームピース3の腕部3Bと干渉しないような大きさのものとなっている。
アームピース3の基端部3Aは、アーム本体2の先端部2Bの内側に収容され、同様にアーム本体2の先端部2B内部に配置された回転軸5に対して固定されている。回転軸5は、アーム本体2に対して図示されない軸受け手段を介して回動可能に支持されており、その回転軸線がアーム本体2の長手方向に沿って延びるように配置されている。このような構成により、アームピース3は、アーム本体2に対して回転軸線(回転軸5の中心線)の回りで回動し、この結果、アームピース3に保持されたワイパーブレードは、アーム本体2に対する角度を変えることが出来るようになっている。
回転軸5の一端には、コイルスプリング6の一端が取り付けられ、回転軸5と略同軸上に直列に並んで配置されている。コイルスプリング6は、回転軸5に回転トルクを与えるトーションスプリングとして作用するもので、ワイパーアーム1の使用時に、アームピース3に取り付けられたワイパーブレードが被払拭面に押し付けられた場合、ワイパーブレードに対して適度なアーム圧(押し付け力)を与えるようになっている。なお、図2には、矢印でコイルスプリング6が回転トルクを与える方向を示してある。
以上のように、本実施形態のワイパーアーム1によれば、アームピース3をアーム本体2の長手方向に延びる回転軸線回りで回動可能とし、このアームピース3の回動に対して回転トルクを与えることによりアーム圧を発生させるようにしたので、回転トルク発生手段であるコイルスプリング6からワイパーブレードまでの距離は、アームピース3だけの比較的短いものとでき、所定のアーム圧を発生させるために必要な回転トルクを小さくできる。よって、コイルスプリング6を小型化することができ、コスト削減を図り得るとともに、従来のワイパーアームにおける回転トルク発生手段周辺の不必要な厚み(例えば、図3、図4に示したワイパーアーム100のコイルスプリング106周辺の厚み)を無くすことができる。特に、コイルスプリング6は、アームピース3の回転軸5と直列に配置されるトーションスプリングとしたので、コイルスプリング6はアームピース3が回動した場合でも略同位置にとどまり続け、コイルスプリング6が動くスペースを確保する必要がないので、コイルスプリング6の配置スペースは極めて小さくできる。よって、ワイパーアーム1の薄型化が可能となる。また、コイルスプリング6のバネ力が小さくなった分、アーム圧の管理も容易となる。
また、ワイパーアーム1は、従来のワイパーアーム100のように折れ曲がる部分を有さないので、ワイパーアームに継ぎ目(例えば、リテーナ組立体102とアームヘッド101との間の分断線109)を設ける必要がなくなる。よって、ワイパーアーム1の美観が向上する。
本発明の実施形態におけるワイパーアームを示す斜視図である。 同じくワイパーアームの先端側部分を、一部破砕状態で示す斜視図である。 従来のワイパーアームを示す斜視図である。 従来のワイパーアームの基端側の一部を示す断面図である。
符号の説明
1 ワイパーアーム
2 アーム本体
2C 開口部
3 アームピース
3A 基端部
3B 腕部
3C フック部
5 回転軸
6 コイルスプリング

Claims (3)

  1. ワイパーブレードを支持可能なブレード支持部と、
    前記ブレード支持部に連結されたアーム本体と
    を備え、
    前記ブレード支持部が、前記アーム本体から、前記アーム本体の長手方向に対して横方向に延び出すようにするとともに、
    前記ブレード支持部を前記アーム本体の長手方向と略平行に延びる回転軸線の回りで回動可能とし
    前記ブレード支持部と前記アーム本体との間に、前記回転軸線回りの回転トルクを発生させる回転トルク発生手段を備えたワイパーアーム。
  2. 前記回転トルク発生手段は、前記回転軸線と略同軸上に配置されたトーションスプリングである請求項1に記載のワイパーアーム。
  3. 前記ブレード支持部は、前記アーム本体内に回動可能に収容される基端部と、前記基端部から延びる腕部と、前記腕部の先端に形成された連結部とを備え、前記ブレード支持部の連結部は前記ワイパーブレードに連結され、前記アーム本体は、前記ブレード支持部の基端部を収容する箇所に隣接して形成された開口部を備え、前記ブレード支持部の腕部は、前記アーム本体の開口部から前記アーム本体の外側に延び出している請求項1又は請求項2に記載のワイパーアーム。
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