JP2015044501A - 車両用ワイパ - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイパアームに対するワイパブレードのがたを抑制する。【解決手段】車両用ワイパ10では、第1支軸76の第1小径部76Bと第2支軸78の第2小径部78Bとが、軸線CL1に対して点対称の位置に配置されているため、第2小径部78Bが第2開口部66側に配置された場合でも、第1小径部76Bを第1開口部56とは反対側に配置できる。そして、この場合には、第1円弧部76Aによって第1開口部56を塞ぐようになるため、支軸74では、少なくとも第1支軸76における第1開口部56側(リテーナ18の基端側)への移動が抑制される。これにより、ワイパアーム12(リテーナ18)に対するワイパブレード20のがたを抑制できる。【選択図】図3

Description

本発明は、車両用ワイパに関する。
下記特許文献1には、車両用ワイパにおけるワイパアームとワイパブレードとの連結構造が記載されている。簡単に説明すると、小径部を有する断面略D字形状を成す支軸がワイパブレードに一体に形成されている。一方、ワイパアームには、断面略C字形状を成す連結孔が形成されている。そして、ワイパアームの連結孔の開口部からワイパブレードの支軸を挿入させて、ワイパアームをワイパブレードに対して相対回転することで、支軸の小径部が連結孔の開口部に対して非対応の位置に配置される。これにより、ワイパアームの先端部にワイパブレードが回転可能に連結される。
特許第3445530号公報
しかしながら、上記車両用ワイパでは、ワイパブレードがワイパアームに対して使用位置から第2の角度位置まで回転されるため、支軸における小径部と軸直径部分との境界が連結孔の開口部に配置されると、ワイパアームに対するワイパブレードのがたが生じる虞れがある。
本発明は、上記事実を考慮し、ワイパアームに対するワイパブレードのがたを抑制できる車両用ワイパを提供することを目的とする。
本発明の車両用ワイパは、往復回動されるワイパアームと、前記ワイパアームの先端側に連結され、払拭面を払拭するワイパブレードと、前記ワイパアーム及び前記ワイパブレードの一方に設けられ、前記ワイパアーム及び前記ワイパブレードの幅方向を軸方向とした支軸と、前記ワイパアーム及び前記ワイパブレードの他方に設けられ、前記支軸の軸方向一端部及び軸方向他端部を回転可能に支持する一対の支持孔と、前記支持孔の内周面において前記支軸の軸方向に対して直交する方向に開口され且つ幅寸法が前記支軸の直径寸法よりも小さく設定された一対の開口部と、を含んで構成された連結部と、前記支軸における軸方向一端部及び軸方向他端部の外周面の一部に形成され、直径寸法が前記支軸の直径寸法及び前記開口部の幅寸法よりも小さく設定され、前記支軸の軸方向から見て前記支軸の軸線に対して点対称に配置された一対の小径部と、を備えている。
上記構成の車両用ワイパによれば、ワイパアーム及びワイパブレードの一方に支軸が設けられており、支軸はワイパアーム及びワイパブレードの幅方向を軸方向として配置されている。一方、ワイパアーム及びワイパブレードの他方には、連結部が設けられており、連結部は、一対の支持孔を含んで構成されている。そして、一対の支持孔内に支軸の軸方向一端部及び軸方向他端部がそれぞれ配置されて、支軸が支持孔によって回転可能に支持されている。これにより、ワイパブレードがワイパアームに回転可能に連結される。
また、連結部は一対の開口部を有しており、開口部の幅寸法は、支軸の直径寸法よりも小さく設定されている。さらに、支軸における軸方向一端部及び軸方向他端部の外周面の一部には、それぞれ小径部が形成されており、小径部の直径寸法が、支軸の直径寸法及び開口部の幅寸法よりも小さく設定されている。これにより、支軸を支持孔内へ組付ける際には、小径部を開口部に対応させた位置に配置して、開口部から支持孔内へ支軸を挿入することで、支軸を支持孔内に配置できる。そして、支軸を支持孔内に配置した後は、支軸を支持孔に対して相対回転させることで、小径部が開口部に対して非対応の位置に配置される。これにより、支軸の開口部からの抜けが防止されて、支軸が支持孔内に組付けられる。
ここで、一対の小径部は、支軸の軸方向から見て、支軸の軸線に対して点対称に配置されている。このため、使用位置において、一方の小径部が開口部側へ配置された場合でも、他方の小径部を開口部とは反対側に配置できる。この場合では、他方の開口部が支軸の小径部を除く部分によって塞がれるようになるため、支軸の開口部側への移動が抑制される。その結果、ワイパアームに対するワイパブレードのがたを抑制できる。
また、本発明の車両用ワイパは、前記連結部は、前記開口部を介して前記支持孔と連通された導入孔を有している。
上記構成の車両用ワイパによれば、連結部が導入孔を有しており、導入孔が開口部を介して支持孔と連通されている。これにより、支軸を導入孔内に挿入することで、導入孔によって支軸を支持孔側へ案内できる。また、開口部に対応する小径部の向きを導入孔によって合わせることができるため、支軸を支持孔内へ組付ける際の組付性を向上できる。
また、本発明の車両用ワイパは、前記支軸の軸方向一端部及び軸方向他端部の外周面は、円弧面状に形成された円弧部と、前記円弧部の両端を結ぶ平面状の前記小径部と、を含んで構成され、前記支軸の軸方向から見て、一対の小径部が前記支軸の軸線を挟んで互いに平行に配置されている。
上記構成の車両用ワイパによれば、支軸の軸方向一端部及び軸方向他端部の外周面は、円弧部と小径部とを含んで構成されている。円弧部は円弧面状に形成されており、小径部は、円弧部の両端を結ぶ平面状に形成されている。すなわち、支軸の軸方向一端部及び軸方向他端部は、断面略D字形状に形成されている。そして、一対の小径部が、支軸の軸線を挟んで互いに平行に配置されている。これにより、支軸の軸方向一端部及び軸方向他端部を簡易な形状で構成して、支軸を開口部から支持孔内へ挿入できる。また、支軸を開口部から支持孔内へ挿入する際に、支軸の軸方向一端部及び軸方向他端部の小径部と開口部との位置を容易に合せることができる。
また、本発明の車両用ワイパは、前記支軸は、前記支軸の軸方向一端部を構成する第1支軸と、前記支軸の軸方向他端部を構成する第2支軸と、を含む2軸で構成され、前記ワイパアーム及び前記ワイパブレードの他方には、前記第1支軸と前記第2支軸との間に配置された連結壁が設けられ、一対の前記支持孔が、前記連結壁に形成されると共に、前記支軸の軸方向一端側及軸方向他端側へそれぞれ開放された凹状に形成されている。
上記構成の車両用ワイパによれば、支軸が2つの軸で構成されており、支軸の軸方向一端部が第1支軸とされ、支軸の軸方向他端部が第2支軸とされている。また、第1支軸と第2支軸との間には、連結壁が設けられており、連結壁に一対の支持孔が形成されている。そして、支持孔は、支軸の軸方向一端側及軸方向他端側へそれぞれ開放された凹状に形成されている。すなわち、一対の支持孔が有底凹状に形成されている。このため、支持孔の内周面の縁部が支持孔の底面(底壁)によって繋がれるため、支持孔の変形を防止できる。これにより、支持孔の内周面の一部が開口部によって開口されても、開口部の幅寸法が大きくなることを防止できる。
また、本発明の車両用ワイパは、一対の前記開口部が側面視で前記ワイパアームの長手方向に対して傾斜した方向へ開口され、前記支軸の軸方向一端部に対応する前記開口部では、当該開口部の一端が、当該開口部の開口方向から見て前記支軸の軸線側へせり出されると共に、前記支持孔の内周面とによって前記支軸の軸方向一端部をワイパアームの長手方向に挟み込む位置に配置され、前記支軸の軸方向一端部における小径部が、当該開口部とは反対側に配置されている。
上記構成の車両用ワイパによれば、一対の開口部が側面視でワイパアームの長手方向に対して傾斜した方向に開口されている。そして、支軸の軸方向一端部に対応する開口部の一端が、当該開口部の開口方向から見て支軸の軸線側へせり出されており、支軸の軸方向一端部が、開口部の一端と支持孔の内周面とによってワイパアームの長手方向に挟み込まれる。これにより、ワイパアームの長手方向におけるワイパブレードのがたを効果的に抑制できる。
第1の実施の形態に係る車両用ワイパに適用された連結機構の要部を拡大して示す幅方向一方側から見た一部破断した側面図である。 第1の実施の形態に係る車両用ワイパの全体を示す斜視図である。 図2に示される車両用ワイパの連結機構を幅方向一方側から見た一部破断した側面図である。 図3に示される車両用ワイパの連結機構をワイパアームの先端側から見た断面図である。 図4に示される車両用ワイパの連結機構を幅方向他方側から見た一部破断した側面図である。 図3に示されるワイパブレードをワイパアームに連結する手順を説明するための図3に対応した側面図である。 第2の実施の形態に係る車両用ワイパの連結機構を示す図3に対応した側面図である。 図7に示される車両用ワイパの連結機構を示す図4に対応した断面図である。
(第1の実施の形態)
以下、図1〜図6を用いて第1の実施の形態に係る車両用ワイパ10について説明する。図2に示されるように、車両用ワイパ10は、略長尺状のワイパアーム12と、車両(自動車)のリヤガラスRG(図4参照)を払拭するワイパブレード20と、を含んで構成されている。以下、それぞれの構成について説明し、次いでワイパアーム12とワイパブレード20とを連結する連結機構40について説明する。
ワイパアーム12は、ワイパアーム12の基端部(図2の矢印A方向側の端部)を構成するアームヘッド14(図2はヘッドカバーにて覆われている)を備えている。このアームヘッド14は、略円柱形状のピボット軸16の先端部に締結固定されている。ピボット軸16は、車両に固定されたリヤワイパモータ(図示省略)の出力軸であり、リヤワイパモータのモータ部の回転駆動力によって減速部に収容された減速機構及びリンク機構等を介して往復回動される。このように、リヤワイパモータの駆動力によってピボット軸16が往復回動することで、ワイパアーム12が図2の矢印G方向及び矢印H方向に往復回動するようになっている。
また、ワイパアーム12はリテーナ18を備えている。リテーナ18は、略長尺状に形成されて、アームヘッド14からワイパアーム12の先端側(図2の矢印B方向側)へ延びると共に、その長手方向から見た断面視で、車両のリヤガラスRG側(図2の矢印F方向側)へ開放された略U字形を成している。リテーナ18の基端部は、リテーナ18の幅方向(図2の矢印C方向及び矢印D方向)を軸方向にしてアームヘッド14に回動可能に支持されており、リテーナ18はアームヘッド14からワイパアーム12の先端側へ延びている。また、リテーナ18とアームヘッド14との間には、引張コイルスプリング等の付勢部材(図示省略)が架け渡されており、付勢部材によってリテーナ18がリヤガラスRG側へ付勢されている。
ワイパブレード20は、略長尺状に形成されており、ワイパブレード20の長手方向中央部が、後述する連結機構40によってワイパアーム12の先端部に連結されている。図4に示されるように、ワイパブレード20は、リヤガラスRGの払拭面Sを払拭するブレードラバー22と、ワイパアーム12からの押付力を分散するバッキング30と、ブレードラバー22及びバッキング30を保持する保持ケース32と、を含んで構成されている。
ブレードラバー22は略長尺状に形成されている。また、ブレードラバー22における上部(リヤガラスRGとは反対側(図4の矢印E方向側)の部分)は基部24とされており、この基部24には、ブレードラバー22の幅方向外側(図4の矢印C方向及び矢印D方向)へ開放された一対の溝部24Aが形成されている。これにより、基部24は、ブレードラバー22の幅方向外側へ開放された断面略H形状に形成されている。
また、ブレードラバー22は払拭部26を備えており、払拭部26は基部24に対して下方側(図4の矢印F方向側)に設けられている。払拭部26は断面略三角形状に形成されており、払拭部26の幅寸法がリヤガラスRG側へ向かうに従い小さくなるように設定されている。そして、払拭部26の上部における幅方向中央部が、略矩形板状の連結部28によって基部24の幅方向中央部に結合されている。また、払拭部26の先端部(下端部)には、リヤガラスRGの払拭面Sを払拭するリップ26Aが形成されており、リップ26Aは、一定の幅寸法で払拭部26の幅方向中央部からリヤガラスRG側へ突出されている。
バッキング30は、金属製のバネ板材によって構成されると共に、略長尺板状に形成されている。バッキング30は、板厚方向を上下方向(払拭面Sに対して直交する方向)にして、基部24の上面に配置されている。バッキング30は、その自然状態において、長手方向中央部が上方側(リヤガラスRGとは反対側)へ凸となるように若干湾曲されている。そして、バッキング30のバネ力によってブレードラバー22がリヤガラスRGの払拭面Sに追従すると共に、ワイパアーム12からの押付力をブレードラバー22の長手方向に分散させるように構成されている。
保持ケース32は樹脂製で長尺状に形成され、上記バッキング30のバネ力によって撓み可能に形成されている。また、保持ケース32における長手方向断面形状は略一様であり、保持ケース32は、長手方向から見た断面視でリヤガラスRG側へ開放された偏平の略C字形を成している。また、保持ケース32は、開放された端部を互いに突き合わせるようにして配置されて、ブレードラバー22の基部24及びバッキング30を保持している。具体的には、断面視で、基部24の上部及びバッキング30が保持ケース32内に配置されて、保持ケース32の開放端部が、基部24の溝部24A内に係合されている。これにより、バッキング30及び基部24の上部が、保持ケース32によって覆われた状態で保持ケース32に保持されている。
次に本発明の要部である連結機構40について説明する。この連結機構40は、図2に示されるように、ワイパアーム12の先端部とワイパブレード20の長手方向中央部とを連結するための機構である。図3〜図5に示されるように、連結機構40は、ワイパブレード20に設けられたブレード側連結部42と、ワイパアーム12のリテーナ18の先端部に設けられたアーム側連結部70と、を含んで構成されている。
(ブレード側連結部42について)
ブレード側連結部42は、連結本体部44と、連結壁46と、を備えている。図2に示されるように、連結本体部44は、ワイパアーム12とワイパブレード20との組付け状態においてワイパアーム12(リテーナ18)の先端側に隣接して配置されており、連結本体部44の外周面がリテーナ18の外周面と面一になるように配置されている。そして、連結本体部44の外形形状がリテーナ18から離間される方向へ向かうに従い、保持ケース32の上面に収束されるように設定されている。
図3及び図4に示されるように、連結壁46は、連結本体部44のリテーナ18側に一体に設けられている。そして、連結壁46は、板厚方向をワイパブレード20の幅方向にして保持ケース32から上方側(図4の矢印E方向側)へ突出されると共に、保持ケース32の幅方向中央部に配置されている。
連結壁46における一側面(ワイパブレード20の幅方向一方側(図4の矢印C方向側)の側面)46Aには、「連結部」としての第1連結部50が形成されており、第1連結部50は、「支持孔」としての第1支持孔52と、「導入孔」としての第1溝部54と、を含んで構成されている。第1支持孔52は、ワイパブレード20の幅方向一方側へ開放された凹状を成すと共に、断面円形状に形成されている。そして、第1支持孔52内には、後述する第1支軸76が配置されるようになっている。
図1に示されるように、第1溝部54は、第1支持孔52に対してワイパアーム12の基端側(図1の矢印A方向側)に配置されると共に、ワイパブレード20の幅方向一方側へ開放された溝状に形成されており、第1溝部54の一端が第1支持孔52と連通されている。また、第1溝部54は、第1支持孔52の軸線CL1に対して直交する方向へ第1支持孔52から延出されると共に、側面視で、ワイパアーム12の基端側へ向かうに従い上方側(図1の矢印E方向側)へ傾斜されている。そして、第1溝部54の上端が上方側へ開放されている。これにより、第1支持孔52の内周面52Aには、第1開口部56が形成されており、第1開口部56が側面視でワイパアーム12の基端側且つ上方側へ開口されている。
また、第1支持孔52の底面と第1溝部54の底面とは、面一に配置されており、第1連結部50は、ワイパブレード20の幅方向一方側へ開放された有底凹状に形成されている。すなわち、第1溝部54の一方の側面54A、第1支持孔52の内周面52A、及び第1溝部54の他方の側面54Bが、それぞれの縁部において、第1連結部50の底面(連結壁46)によって接続されている。これにより、第1開口部56の幅寸法W(すなわち、第1溝部54の幅寸法)が大きくなるような(第1開口部56が開いてしまうような)第1連結部50の変形が抑制されるようになっている。
さらに、第1開口部56における幅寸法Wは、第1支持孔52の直径寸法に比べて小さく設定されている。そして、第1溝部54の側面54A(側面視で第1支持孔52の軸線CL1を通過し且つ第1溝部54の延出方向に沿う基準線CL2に対してワイパアーム12の先端側に配置された側面)が第1支持孔52の内周面52Aに接している(第1支持孔52の接線方向に第1溝部54の側面54Aが内周面52Aから延出している)。一方、第1溝部54の側面54B(基準線CL2に対してワイパアーム12の基端側に配置された側面)が第1支持孔52の内周面52Aに交差している。これにより、第1開口部56では、第1開口部56の開口方向から見て第1開口部56の一端56Aが第1支持孔52の軸線CL1側へせり出すように配置されて、当該一端56Aと第1支持孔52の内周面52Aとによって、後述する第1支軸76をワイパアーム12の長手方向に挟み込むように構成されている。換言すると、一端56Aに隣接する内周面52Aが、後述する第1支軸76に対してワイパアーム12の基端側に回り込むように配置されている。
一方、図5に示されるように、連結壁46の他側面(ワイパブレード20の幅方向他方側の側面)46Bには、「連結部」としての第2連結部60が形成されており、第2連結部60は「支持孔」としての第2支持孔62と、「導入孔」としての第2溝部64とを含んで構成されている。第2支持孔62は、ワイパブレード20の幅方向他方側へ開放された凹状を成して、断面円形状に形成されると共に、前述した第1支持孔52と同軸上に配置されている。そして、第2支持孔62内には、後述する第2支軸78が配置されるようになっている。
そして、第2溝部64は、側面視で、基準線CL2に対して前述した第1溝部54と線対称に構成されている。すなわち、第2溝部64は、第2支持孔62に対してワイパアーム12の基端側(図5の矢印A方向側)に配置されると共に、ワイパブレード20の幅方向他方側へ開放された溝状に形成されて、第2支持孔62に連通されている。また、第2溝部64は、第2支持孔62の軸線CL1に対して直交する方向へ第2支持孔62から延出されると共に、側面視で、ワイパアーム12の基端側へ向かうに従い上方側(図5の矢印E方向側)へ傾斜されている。そして、第2溝部64の上端が上方側へ開放されている。これにより、第2支持孔62の内周面に第2開口部66が形成されており、第2開口部66が側面視でワイパアーム12の基端側且つ上方側へ開口されている。
また、第2溝部64の一方の側面64A(基準線CL2に対してワイパアーム12の先端側に配置された側面)が第2支持孔62の内周面62Aに交差しており、第2溝部64の他方の側面64B(基準線CL2に対してワイパアーム12の基端側に配置された側面)が、第2支持孔62の内周面62Aに接している(第2支持孔62の接線方向に第2溝部64の側面64Bが内周面62Aから延出している)。これにより、第2開口部66では、第2開口部66の一端66Aが、第2開口部66の開口方向から見て、第2支持孔62の軸線CL1側へせり出すように配置されて、当該一端66Aと第2支持孔62の内周面62Aとによって、後述する第2支持孔62を略上下方向に挟み込むように構成されている。
(アーム側連結部70について)
図4に示されるように、アーム側連結部70は、一対のリテーナ側壁72と、支軸74と、を含んで構成されている。リテーナ側壁72は、前述した連結壁46を挟むように、連結壁46に対してリテーナ18の幅方向外側にそれぞれ配置されている。
支軸74は、軸方向をリテーナ18の幅方向にして配置されている。この支軸74は、軸方向中央部において分割されて、同軸上に配置された2つの軸で構成されている。そして、支軸74の軸方向一端側(リテーナ18の幅方向一方側)が第1支軸76とされており、支軸74の軸方向他端側(リテーナ18の幅方向他方側)が第2支軸78とされている。
第1支軸76は、連結壁46に対してリテーナ18の幅方向一方側に配置されたリテーナ側壁72に一体に形成されている。また、第1支軸76は、このリテーナ側壁72から連結壁46側へ突出されて、第1支持孔52内に第1支持孔52と同軸上に配置されている。これにより、ワイパブレード20が第1支軸76によってリテーナ18に対して相対回転可能に連結されている。
また、図1に示されるように、第1支軸76の外周面は、断面略D字形状に形成されている。すなわち、第1支軸76の外周面は、円弧面状に形成された第1円弧部76Aと、所謂Dカットされた平面状の「小径部」としての第1小径部76Bと、を含んで構成されている。そして、第1支軸76の第1小径部76Bの部位における直径寸法d1が、第1支軸76の第1円弧部76Aの部位における直径寸法D1に比して小さくされている。また、前述した第1開口部56の幅寸法Wは、第1支軸76の第1小径部76Bの部位における直径寸法d1よりも大きく設定され且つ第1支軸76の第1円弧部76Aの部位における直径寸法D1よりも小さく設定されている。
さらに、図1及び図3に示される使用位置の状態では、第1小径部76Bが第1開口部56とは反対側に配置されるように設定されている。具体的には、第1支軸76の第1円弧部76Aが、第1開口部56を塞ぐようにして配置されており、第1開口部56とは反対側において第1小径部76Bが第1支持孔52の内周面52Aと対向して配置されている。
図4に示されるように、第2支軸78は、連結壁46に対してリテーナ18の幅方向他方側に配置されたリテーナ側壁72に一体に形成されている。第2支軸78は、このリテーナ側壁72から連結壁46側へ突出されて、第2支持孔62内に第2支持孔62と同軸上に配置されている。これにより、ワイパブレード20が第2支軸78によってリテーナ18に対して相対回転可能に連結されている。
また、図5に示されるように、第2支軸78の外周面は断面略D字形状に形成されており、第2支軸78の外周面は、軸方向から見て、軸線CL1に対して第1支軸76と点対称に構成されている。すなわち、第2支軸78の外周面は、円弧面状に形成された第2円弧部78Aと、所謂Dカットされた平面状の「小径部」としての第2小径部78Bと、を含んで構成されている。そして、支軸74の軸方向から見て、第1円弧部76Aと第2円弧部78Aとが同心円上に配置されており、第1小径部76Bと第2小径部78Bとが軸線CL1を挟んで平行に配置されている。また、第2支軸78の第2円弧部78Aの部位における直径寸法は、第1支軸76の第1円弧部76Aの部位における直径寸法D1と同じに設定されている。さらに、第2支軸78の第2小径部78Bの部位における直径寸法は、第1支軸76の第1小径部76Bの部位における直径寸法d1と同じに設定されている。
さらに、図5に示される使用位置の状態では、第2小径部78Bが第2開口部66側に配置されるようになっている。具体的には、第2支軸78では、第2小径部78Bと第2円弧部78Aとの境界部分が、第2開口部66内に配置されて、第2円弧部78Aと第2支持孔62の内周面62Aとが対向して配置されている。
次に、ワイパブレード20をリテーナ18(ワイパアーム12)に連結させる際の手順を説明しつつ、第1の実施の形態の作用及び効果について説明する。
ワイパブレード20をリテーナ18(ワイパアーム12)に連結させる際には、リテーナ18の第1支軸76(第2支軸78)をワイパブレード20の第1溝部54(第2溝部64)の上端の上方側に配置する。このときには、第1支軸76(第2支軸78)の第1小径部76B(第2小径部78B)を、第1溝部54(第2溝部64)の側面54B(側面64A)に対して平行に配置させる。
第1支軸76(第2支軸78)の第1小径部76B(第2小径部78B)の部位における直径寸法d1は、第1溝部54(第2溝部64)の幅寸法Wに比べて小さく設定されているため、上記の状態から第1支軸76(第2支軸78)を第1溝部54(第2溝部64)内へ挿入させる。さらに、第1支軸76(第2支軸78)を第1溝部54(第2溝部64)に沿って第1支持孔52(第2支持孔62)側へ移動させる。このときには、第1溝部54(第2溝部64)の側面54A,54B(側面64A,64B)によって第1支軸76(第2支軸78)の移動が案内される。
そして、図6に示されるように、第1支軸76(第2支軸78)が、第1支持孔52(第2支持孔62)内に配置された際には、リテーナ18をワイパブレード20に対して使用位置側へ相対回転させる。これにより、第1小径部76B(第2小径部78B)が第1開口部56(第2開口部66)に対して非対応の位置に回転(配置)される。そして、第1支軸76(第2支軸78)の第1円弧部76A(第2円弧部78A)の部位における直径寸法D1は、第1開口部56(第2開口部66)の幅寸法Wに比べて大きく設定されているため、第1支軸76(第2支軸78)の第1開口部56(第2開口部66)からの抜けが防止される。
ここで、第1支軸76の第1小径部76Bと第2支軸78の第2小径部78Bとは、軸線CL1に対して点対称の位置に配置されている。そして、リテーナ18及びワイパブレード20が使用位置に配置された状態では、第1支軸76の第1小径部76Bが第1開口部56とは反対側に配置され、第2支軸78の第2小径部78Bが第2開口部66側に配置される。具体的には、第1支軸76では、第1円弧部76Aが第1開口部56を塞ぐように配置され、第2支軸78では、第2小径部78Bと第2円弧部78Aとの境界部分が第2開口部66に配置される。これにより、支軸74では、少なくとも第1支軸76における第1開口部56側(ワイパアーム12の基端側)へのがたが抑制される。
このように、第1支軸76の第1小径部76Bと第2支軸78の第2小径部78Bとが、軸線CL1に対して点対称の位置に配置されているため、第2小径部78Bが第2開口部66側に配置された場合でも、第1小径部76Bを第1開口部56とは反対側に配置できる。そして、この場合には、第1円弧部76Aが第1開口部56を塞ぐようになるため、支軸74では、少なくとも第1支軸76における第1開口部56側(リテーナ18の基端側)への移動が抑制される。これにより、ワイパアーム12(リテーナ18)に対するワイパブレード20のがたを抑制できる。
また、第1開口部56では、第1開口部56の一端56Aが、第1開口部56の開口方向から見て、第1支持孔52の軸線CL1側へせり出すように配置(言い換えれば、第1開口部56の一端56Aにおける接線方向よりも外方に向けて第1溝部54の側面54Bが形成)されて、第1開口部56の一端56Aと第1支持孔52の内周面52Aとによって、第1支軸76をワイパアーム12の長手方向に挟み込むように構成されている。これにより、ワイパアーム12の長手方向において、第1支軸76が第1支持孔52の内周面52Aによって挟み込まれるため、ワイパアーム12の長手方向におけるワイパブレード20のがたを効果的に抑制できる。
さらに、第1連結部50(第2連結部60)には、第1溝部54(第2溝部64)が形成されており、第1溝部54(第2溝部64)は、第1開口部56(第2開口部66)を介して第1支持孔52(第2支持孔62)と連通されている。これにより、第1支軸76(第2支軸78)を第1溝部54(第2溝部64)内へ挿入することで、第1溝部54(第2溝部64)によって第1支軸76(第2支軸78)を第1支持孔52(第2支持孔62)側へ案内できる。また、第1開口部56(第2開口部66)に対応する第1小径部76B(第2小径部78B)の向きを第1溝部54(第2溝部64)によって合せることができる。以上により、第1支軸76(第2支軸78)を第1支持孔52(第2支持孔62)へ組付ける際の組付性を向上できる。
また、第1支軸76(第2支軸78)の外周面は、円弧面状に形成された第1円弧部76A(第2円弧部78A)と、第1円弧部76A(第2円弧部78A)の周方向の両端を結ぶ平面状を成す第1小径部76B(第2小径部78B)と、を含んで構成されている。すなわち、第1支軸76(第2支軸78)に外周面は、断面略D字形状に形成されている。そして、第1小径部76Bと第2小径部78Bとが、側面視で軸線CL1を挟んで互いに平行に配置されている。これにより、第1支軸76(第2支軸78)を簡易な形状で構成して、第1支軸76及び第2支軸78を第1開口部56及び第2開口部66から第1支持孔52内及び第2支持孔62内へ挿入できる。また、第1支軸76及び第2支軸78を第1支持孔52内及び第2支持孔62内へ組付ける際に、第1支軸76及び第2支軸78の第1開口部56及び第2開口部66に対する位置合わせを容易にできる。したがって、第1支軸76及び第2支軸78を第1支持孔52内及び第2支持孔62内に組付ける際の組付性を向上できる。
さらに、連結壁46に第1支持孔52及び第2支持孔62がそれぞれ形成されており、第1支持孔52及び第2支持孔62は、ワイパブレード20の幅方向外側へ開放された有底凹状に形成されている。このため、第1支持孔52の内周面52A及び第2支持孔62の内周面62Aは、それぞれの縁部において、第1支持孔52及び第2支持孔62の底面(連結壁46)によって繋がれている。これにより、第1開口部56及び第2開口部66の幅寸法Wが大きくなるような第1支持孔52及び第2支持孔62の変形を抑制できる。
(第2の実施の形態)
図7及び図8を用いて第2の実施の形態に係る車両用ワイパ100について説明する。第2の実施の形態の車両用ワイパ100は、以下に示す連結機構102を除いて第1の実施の形態の車両用ワイパ10と同様に構成されている。すなわち、第2の実施の形態の連結機構102では、第1連結部50及び第2連結部60がアーム側連結部70に設けられており、支軸74がブレード側連結部42に設けられている。以下、具体的に説明する。
アーム側連結部70は、連結壁46と、第1連結部50及び第2連結部60とを含んで構成されている。そして、連結壁46が、リテーナ18の先端部に一体に形成されると共に、板厚方向をリテーナ18の幅方向にしてリテーナ18の幅方向中央に形成されている。
第1連結部50は、連結壁46の一側面46Aに形成されており、第1支持孔52と第1溝部54とを含んで構成されている。そして、第1溝部54は、第1支持孔52に対してリテーナ18の先端側に配置されると共に、側面視でワイパアーム12の先端側へ向かうに従い下方側へ傾斜されている。そして、第1溝部54の側面54Aが第1支持孔52の内周面52Aに交差しており、第1溝部54の側面54Bが第1支持孔52の内周面52Aに接している。
これにより、第1開口部56の一端56Aが、第1開口部56の開口方向から見て、第1支持孔52の軸線CL1側へせり出すように配置されて、第1開口部56の一端56Aと第1支持孔52の内周面52Aとによって、第1支軸76をワイパアーム12の長手方向に挟み込むように構成されている。
そして、図示は省略するが、第2連結部60は、連結壁46の他側面46Bに形成されており、第2支持孔62と第2溝部64とを含んで構成されている。そして、第2連結部60は、第1の実施の形態と同様に、側面視で基準線CL2に対して線対称になるように構成されている。
一方、ブレード側連結部42は、一対のブレード側壁104と、支軸74と、を含んで構成されている。そして、ブレード側壁104は、連結壁46を挟み込むようにワイパブレード20の幅方向外側に配置されている。支軸74の第1支軸76及び第2支軸78は、それぞれブレード側壁104に形成されて、第1支持孔52及び第2支持孔62内に同軸上に配置されている。これにより、ワイパブレード20がワイパアーム12に回転可能に連結されている。
さらに、第1支軸76の第1小径部76Bは、第1支持孔52の内周面52Aに対向して配置されており、第1支軸76の第1円弧部76Aによって第1開口部56が塞がれている。一方、図示は省略するが、第2支軸78の第2小径部78Bは、第2支持孔62の第2開口部66側に配置されており、第2支軸78の第2円弧部78Aと第2支持孔62の内周面62Aとが対向して配置されている。これにより第2の実施の形態においても、第1支軸76によってワイパブレード20のワイパアーム12に対するがたが抑制されるため、第1の実施の形態と同様の作用及び効果を奏する。
なお、第1の実施の形態及び第2の実施の形態では、支軸74が、第1支軸76と第2支軸78とにより構成されて、2つの軸で構成されている。これに代えて、支軸74を1軸で構成してもよい。すなわち、支軸74における軸方向一端部に第1小径部76Bを形成すると共に、支軸74における軸方向他端部に第2小径部78Bを形成して、第1小径部76Bと第2小径部78Bを軸線CL1に対して点対称に構成してもよい。この場合には、連結壁46における第1連結部50と第2連結部60とを連結壁46の板厚方向に貫通するように構成する。なお、支軸74が2つの軸で構成されている場合においても、連結壁46における第1連結部50と第2連結部60とを連結壁46の板厚方向に貫通してもよい。
また、第1の実施の形態及び第2の実施の形態では、第1小径部76B及び第2小径部78Bが平面状に形成されているが、第1小径部76B及び第2小径部78Bを若干湾曲させてもよい。
さらに、第1の実施の形態及び第2の実施の形態では、第1溝部54及び第2溝部64がワイパアーム12の長手方向に対して傾斜しているが、ワイパアーム12の長手方向に対する第1溝部54及び第2溝部64の傾斜角度は任意に設定できる。
また、第1の実施の形態及び第2の実施の形態では、第1連結部50(第2連結部60)が、第1溝部54(第1溝部64)を有しているが、第1連結部50(第2連結部60)において、第1溝部54(第1溝部64)を省略してもよい。
さらに、第1の実施の形態及び第2の実施の形態では、車両用ワイパ10,100が車両のリヤガラスRGを払拭する車両用ワイパとして適用されているが、車両用ワイパ10,100を車両のフロントガラスを払拭する車両用ワイパとして適用してもよい。
10・・・車両用ワイパ、12・・・ワイパアーム、20・・・ワイパブレード、46・・・連結壁、50・・・第1連結部(連結部)、52・・・第1支持孔(支持孔)、54・・・第1溝部(導入孔)、56・・・第1開口部(開口部)、56A・・・一端、60・・・第2連結部(連結部)、62・・・第2支持孔(支持孔)、64・・・第2溝部(導入孔)、66・・・第2開口部(開口部)、74・・・支軸、76B・・・第1小径部(小径部)、78B・・・第2小径部(小径部)、100・・・車両用ワイパ、d1・・・直径寸法、D1・・・直径寸法、S・・・払拭面、W・・・幅寸法

Claims (5)

  1. 往復回動されるワイパアームと、
    前記ワイパアームの先端側に連結され、払拭面を払拭するワイパブレードと、
    前記ワイパアーム及び前記ワイパブレードの一方に設けられ、前記ワイパアーム及び前記ワイパブレードの幅方向を軸方向とした支軸と、
    前記ワイパアーム及び前記ワイパブレードの他方に設けられ、前記支軸の軸方向一端部及び軸方向他端部を回転可能に支持する一対の支持孔と、前記支持孔の内周面において前記支軸の軸方向に対して直交する方向に開口され且つ幅寸法が前記支軸の直径寸法よりも小さく設定された一対の開口部と、を含んで構成された連結部と、
    前記支軸における軸方向一端部及び軸方向他端部の外周面の一部に形成され、直径寸法が前記支軸の直径寸法及び前記開口部の幅寸法よりも小さく設定され、前記支軸の軸方向から見て前記支軸の軸線に対して点対称に配置された一対の小径部と、
    を備えた車両用ワイパ。
  2. 前記連結部は、前記開口部を介して前記支持孔と連通された導入孔を有する請求項1に記載の車両用ワイパ。
  3. 前記支軸の軸方向一端部及び軸方向他端部の外周面は、円弧面状に形成された円弧部と、前記円弧部の両端を結ぶ平面状の前記小径部と、を含んで構成され、
    前記支軸の軸方向から見て、一対の小径部が前記支軸の軸線を挟んで互いに平行に配置された請求項1又は請求項2に記載の車両用ワイパ。
  4. 前記支軸は、前記支軸の軸方向一端部を構成する第1支軸と、前記支軸の軸方向他端部を構成する第2支軸と、を含む2軸で構成され、
    前記ワイパアーム及び前記ワイパブレードの他方には、前記第1支軸と前記第2支軸との間に配置された連結壁が設けられ、
    一対の前記支持孔が、前記連結壁に形成されると共に、前記支軸の軸方向一端側及軸方向他端側へそれぞれ開放された凹状に形成された請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両用ワイパ。
  5. 一対の前記開口部が側面視で前記ワイパアームの長手方向に対して傾斜した方向へ開口され、
    前記支軸の軸方向一端部に対応する前記開口部では、当該開口部の一端が、当該開口部の開口方向から見て前記支軸の軸線側へせり出されると共に、前記支持孔の内周面とによって前記支軸の軸方向一端部をワイパアームの長手方向に挟み込む位置に配置され、
    前記支軸の軸方向一端部における小径部が、当該開口部とは反対側に配置された請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の車両用ワイパ。
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