JP6297830B2 - ワイパアーム - Google Patents
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同構成によれば、ワイパ固定軸が貫通される貫通孔が形成され該ワイパ固定軸に固定される軸固定部と該軸固定部から軸直交方向に延びるヘッド延設部とを有するヘッド部材を備えるため、ワイパ固定軸に対して強固に固定することができる。そして、板材からなり、ヘッド部材の上面及び側面を覆う被覆部と、被覆部からヘッド延設部の延びる方向に更に延びるアーム部と、被覆部から延びてヘッド延設部の下面を抱える腕部とを有するアーム部材を備えるため、ヘッド部材に強固に固定することができるとともに、回動部を有する(従来の)ワイパアームに比べて、美観を向上させることができる。
又、貫通孔は、該貫通孔の貫通軸に対して先端側がヘッド延設部の延びる側に傾いた状態のワイパ固定軸を挿通可能とする孔拡大部を有するため、傾動可能とされるとともに付勢されたワイパ固定軸への組み付けが容易となる。即ち、ワイパ固定軸は、ワイパアームが固定されていない状態で車両に取り付けられ、その状態ではワイパアームを付勢するための付勢力により傾いた状態となる。よって、孔拡大部がないと、ワイパ固定軸を付勢力に抗して起こしながら貫通孔に挿通する必要があり組み付け難いが、傾いた状態のワイパ固定軸を貫通孔に挿通することができるため、組み付けが容易となる。尚、傾いた状態のワイパ固定軸を貫通孔に挿通した後、ワイパアームの先端側のブレードラバーを払拭面に当接させた状態でワイパ固定軸にナットを螺合させていくと、前記貫通軸に対するワイパ固定軸の傾きが解消されるようにワイパ固定軸は起き上がり且つブレードラバーは払拭面に押圧接触されることになる。
上記ワイパアームにおいて、前記ヘッド延設部は、略四角柱形状に形成され、前記被覆部と対向する各側面に、自身が延びる方向に一対の側面凸部が形成されることが好ましい。
同構成によれば、ヘッド延設部は、略四角柱形状に形成され、前記被覆部と対向する上面の四隅に上面凸部が形成されるため、四隅の上面凸部を板材からなる被覆部に良好に当接(圧接)させることができ、該部分でのヘッド部材とアーム部材とのがたつきを抑えることができる。即ち、ヘッド延設部の上面を平面とすると、被覆部と面接触させることが難しいことから、安定しない隙間が生じてがたつきが生じる虞があるが、これを回避するように四隅の上面凸部に被覆部を当接させることで、がたつきを抑えることができる。
図1及び図2に示すように、車両用ワイパ装置は、駆動源としての図示しないワイパモータからの動力が入力されることで駆動軸部1の回動軸A1中心で揺動する揺動レバー2と、該駆動軸部1及び揺動レバー2と一体回動可能に設けられるワイパアーム付勢部材Fと、該ワイパアーム付勢部材Fに固定されるワイパ3とを備える。
詳しくは、図1、図2及び図5に示すように、ゴム弾性カバー15は、中央に固定孔15aが形成された略円盤状の円盤部15bと、該円盤部15bの上面の外縁から上方に延設された環状の壁部15cと、前記壁部15cの内側の前記円盤部15bの一部から下方に筒状に貫通して延びる排水部15dとを有する。
図1、図7及び図8に示すように、ヘッド部材21は、アルミ合金よりなり、ワイパ固定軸6cが貫通される貫通孔21aが形成され該ワイパ固定軸6cに固定される軸固定部21bと該軸固定部21bから軸直交方向に延びるヘッド延設部21cとを有する。軸固定部21bは、中央に貫通孔21aが形成された略円盤状に形成され、その下面の外縁から下方に突出する筒部21dを有している。又、軸固定部21bの貫通孔21aは、ワイパ固定軸6cの中間部に形成された縮径部6fに応じた形状であって、上方に向かうほど径が小さくなる縮径部21eを有している。そして、ヘッド部材21は、貫通孔21aにワイパ固定軸6cが貫通され、貫通孔21aから突出したワイパ固定軸6cの先端に図示しないナットが締め付けられることで、ワイパ固定軸6cに対して回り止め状態で固定される。
ワイパモータが駆動されると、駆動軸部1及び揺動レバー2と共にワイパアーム付勢部材Fが一体的に往復回動され、ワイパアーム付勢部材Fに固定されたワイパ3にて払拭面の払拭動作が行われる。
(1)ワイパ固定軸6cが貫通される貫通孔21aが形成され該ワイパ固定軸6cに固定される軸固定部21bと該軸固定部21bから軸直交方向に延びるヘッド延設部21cとを有するヘッド部材21を備えるため、ワイパ固定軸6cに対して強固に固定することができる。又、板材からなり、ヘッド部材21の上面及び側面を覆う被覆部22aと、被覆部22aからヘッド延設部21cの延びる方向に更に延びるアーム部22bと、被覆部22aから延びてヘッド延設部21cの下面を抱える腕部22cとを有するアーム部材22を備える。よって、ヘッド部材21に強固に固定することができるとともに、回動部を有する(従来の)ワイパアームに比べて、美観を向上させることができる。尚、勿論、このワイパアーム11は、自身の途中に回動部及び付勢部材を有していないものであって、ワイパアーム付勢部材Fの作用により全体が付勢されることが前提となっている。
・上記実施形態では、軸固定部21bは、その下面の外縁から下方に突出する筒部21dを有するとしたが、これに限定されず、筒部21dを有していない軸固定部に変更してもよい。
・上記実施形態では、ヘッド部材21の貫通孔21aは、下端から上方に向かうほど径が小さくなる縮径部21eと、該縮径部21eから一定の径で上端まで延びる孔上部とを有する形状としたが、貫通孔21aの形状は変更してもよい。
(イ)前記腕部は、前記被覆部の両側部から一対形成されたことを特徴とする。
Claims (4)
- 傾動可能に構成されワイパアーム付勢部材により付勢力が付与されているワイパ固定軸が貫通される貫通孔が形成され該ワイパ固定軸に固定される軸固定部と該軸固定部から軸直交方向に延びるヘッド延設部とを有するヘッド部材と、
板材からなり、前記ヘッド部材の上面及び側面を覆う被覆部と、前記被覆部から前記ヘッド延設部の延びる方向に更に延びるアーム部と、前記被覆部から延びて前記ヘッド延設部の下面を抱える腕部とを有するアーム部材と
を備えており、
前記ヘッド部材には、前記貫通孔に対して前記ヘッド延設部の延びる側とは反対側に、前記アーム部材と軸方向に係合可能な反対側係合部が形成されたことを特徴とするワイパアーム。 - 傾動可能に構成されワイパアーム付勢部材により付勢力が付与されているワイパ固定軸が貫通される貫通孔が形成され該ワイパ固定軸に固定される軸固定部と該軸固定部から軸直交方向に延びるヘッド延設部とを有するヘッド部材と、
板材からなり、前記ヘッド部材の上面及び側面を覆う被覆部と、前記被覆部から前記ヘッド延設部の延びる方向に更に延びるアーム部と、前記被覆部から延びて前記ヘッド延設部の下面を抱える腕部とを有するアーム部材と
を備えており、
前記貫通孔は、該貫通孔の貫通軸に対して先端側が前記ヘッド延設部の延びる側に傾いた状態の前記ワイパ固定軸を挿通可能とする孔拡大部を有することを特徴とするワイパアーム。 - 請求項1又は2に記載のワイパアームにおいて、
前記ヘッド延設部は、略四角柱形状に形成され、前記被覆部と対向する各側面に、自身が延びる方向に一対の側面凸部が形成されたことを特徴とするワイパアーム。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のワイパアームにおいて、
前記ヘッド延設部は、略四角柱形状に形成され、前記被覆部と対向する上面の四隅に上面凸部が形成されたことを特徴とするワイパアーム。
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