JP6344760B2 - 車両用ワイパ装置 - Google Patents
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同構成によれば、傾動部材及び揺動部材の少なくとも一方に対して装着され、少なくとも揺動部材と傾動部材との連結部分の上部を覆うカバーを備えるため、揺動部材と傾動部材との連結部分が被水してしまうことを防止できる。又、カバーは、傾動部材の傾動を許容するため、揺動部材に対する傾動部材の傾動が妨げられてしまうことが防止できる。
同構成によれば、傾動部材及び揺動部材の少なくとも一方に対して装着され、少なくとも揺動部材と傾動部材との連結部分の上部を覆うカバーを備えるため、揺動部材と傾動部材との連結部分が被水してしまうことを防止できる。又、カバーは、傾動部材の傾動を許容するため、揺動部材に対する傾動部材の傾動が妨げられてしまうことが防止できる。
又、前記カバーは、全体が弾性部材よりなるゴム弾性カバーであるため、弾性変形及び復元が可能であり、揺動部材に対する傾動部材の傾動が妨げられることはなく、しかも全体を弾性材料にて一体に成形でき比較的容易に製造できる。
同構成によれば、傾動部材及び揺動部材の少なくとも一方に対して装着され、少なくとも揺動部材と傾動部材との連結部分の上部を覆うカバーを備えるため、揺動部材と傾動部材との連結部分が被水してしまうことを防止できる。又、カバーは、傾動部材の傾動を許容するため、揺動部材に対する傾動部材の傾動が妨げられてしまうことが防止できる。
同構成によれば、前記カバーは、全体が弾性部材よりなるゴム弾性カバーであるため、弾性変形及び復元が可能であり、揺動部材に対する傾動部材の傾動が妨げられることはなく、しかも全体を弾性材料にて一体に成形でき比較的容易に製造できる。
上記車両用ワイパ装置において、前記傾動部材には、前記傾動軸よりも前記ワイパアームの延出側に延びた引き込み部が設けられ、前記ワイパアーム付勢部材は、基端側が前記傾動軸と平行な平行軸中心で前記引き込み部に回動可能に支持されたロッド部材を有し、前記付勢部材は、一端が前記揺動部材に支持され、他端が前記ロッド部材の先端側に付勢力を付与することで、前記ワイパアームの先端側を払拭面側に付勢すべく前記引き込み部を引き込むように作用する圧縮ばねとされ、前記カバーは、前記引き込み部と前記ロッド部材との連結部分の上部を覆う引き込み連結カバー部を有し、前記排水部は、前記駆動軸部に対して前記ワイパアームの延出側の反対側に設けられることが好ましい。
同構成によれば、ワイパアームの先端側を払拭面側に引き込む構成としながらも、付勢部材が引っ張りばねではなく、圧縮ばねを用いた構成であるため、付勢部材にフックが不要であり付勢部材を短くすることができ、ひいては、装置の小型化を図ることができる。そして、カバーは、引き込み部とロッド部材との連結部分の上部を覆う引き込み連結カバー部を有するため、引き込み部とロッド部材との連結部分(摺動部位)が被水してしまうことを防止できる。
又、排水部は、駆動軸部に対してワイパアームの延出側の反対側に設けられるため、駆動軸部から大きく径方向に離すことなく排水部を設けることができ、駆動軸部を中心とした径方向の大型化を抑制できる。即ち、排水部を駆動軸部に対してワイパアームの延出側に設けようとすると、前記引き込み部や圧縮ばねを避けるために駆動軸部から大きく径方向に離す必要が生じるがこれを回避して設けることができ、遠心力による排水の飛散を抑制できる。尚、排水部は、駆動軸部を中心として回動する部材であるため、その回動時を考慮すると、その専有スペースを大幅に小さくすることができる。しかも、駆動軸部に対してワイパアームの延出側の反対側は、車両に固定されてワイパが駆動された際に駆動軸部と直交する平面上で下方に来るため、液体を重力で容易に排水部に導くことができる。
図1に示すように、車両用ワイパ装置は、2つのピボットホルダ4(図1中、左側の運転席側のピボットホルダと、図1中、右側の助手席側のピボットホルダ)と、中空フレームXと、駆動源としてのワイパモータMと、駆動源側リンクロッドR1及び同期リンクロッドR2とを備える。
図2、図8及び図9に示すように、ヘッド部材21は、アルミ合金よりなり、ワイパ固定軸6cが貫通される貫通孔21aが形成され該ワイパ固定軸6cに固定される軸固定部21bと該軸固定部21bから軸直交方向に延びるヘッド延設部21cとを有する。軸固定部21bは、中央に貫通孔21aが形成された略円盤状に形成され、その下面の外縁から下方に突出する筒部21dを有している。又、軸固定部21bの貫通孔21aは、ワイパ固定軸6cの中間部に形成された縮径部6fに応じた形状であって、上方に向かうほど径が小さくなる縮径部21eを有している。そして、ヘッド部材21は、貫通孔21aにワイパ固定軸6cが貫通され、貫通孔21aから突出したワイパ固定軸6cの先端に図示しないナットが締め付けられることで、ワイパ固定軸6cに対して回り止め状態で固定される。
ワイパモータMが駆動されると、駆動軸部1及び揺動レバー2と共にワイパアーム付勢部材Fが一体的に往復回動され、ワイパアーム付勢部材Fに固定されたワイパ3にて払拭面の払拭動作が行われる。
(1)傾動部材6に対して装着され、揺動部材5と傾動部材6との連結部分(軸連結されて摺動する部分)の上部を覆うゴム弾性カバー15を備えるため、揺動部材5と傾動部材6との連結部分が被水してしまうことを防止できる。又、ゴム弾性カバー15は、全体が弾性部材よりなり、弾性変形及び復元が可能であるため、揺動部材5に対する傾動部材6の傾動動作が妨げられることがないので、ワイパ3の押圧力の低下を防止でき、ひいては、ワイパ3による良好な払拭動作を長期間維持することができる。また、ゴム弾性カバー15は全体を弾性材料にて一体に成形でき比較的容易に製造できる。
・上記実施形態では、ゴム弾性カバー15は、ゴム材を成形して形成したものであるが、これに限定されず、ゴム弾性(外力で一時的に形状が変形されても弾性によって撓み、外力から解放されて形状が復元される性質)を有するものであれば、エラストマー材やその他の材料から形成されても良い。
Claims (6)
- 駆動源にて往復回動される駆動軸部と一体回動可能に設けられる揺動部材と、
前記駆動軸部の回動軸と交差またはねじれの位置関係にある傾動軸中心で前記揺動部材に傾動可能に支持され、ワイパアームを固定するためのワイパ固定部が設けられた傾動部材と、
一端が前記揺動部材に支持され前記傾動部材に付勢力を付与する付勢部材と
を有したワイパアーム付勢部材を備えた車両用ワイパ装置であって、
前記傾動部材及び前記揺動部材の少なくとも一方に対して装着され、少なくとも前記揺動部材と前記傾動部材との連結部分の上部を覆い前記傾動部材の傾動を許容するカバーを備え、
前記ワイパ固定部はワイパ固定軸であって、
前記カバーは、駆動軸部一体回動部材又は不動部材に固定される樹脂製のカバー本体部と、前記カバー本体部に固定されるとともに前記ワイパ固定軸が貫通されることで該ワイパ固定軸周りに密着されつつ前記傾動部材の傾動を許容する弾性カバー部とを有することを特徴とする車両用ワイパ装置。 - 駆動源にて往復回動される駆動軸部と一体回動可能に設けられる揺動部材と、
前記駆動軸部の回動軸と交差またはねじれの位置関係にある傾動軸中心で前記揺動部材に傾動可能に支持され、ワイパアームを固定するためのワイパ固定部が設けられた傾動部材と、
一端が前記揺動部材に支持され前記傾動部材に付勢力を付与する付勢部材と
を有したワイパアーム付勢部材を備えた車両用ワイパ装置であって、
前記傾動部材及び前記揺動部材の少なくとも一方に対して装着され、少なくとも前記揺動部材と前記傾動部材との連結部分の上部を覆い前記傾動部材の傾動を許容するカバーを備え、
前記カバーは、前記揺動部材と一体回動可能に設けられるものであって、
前記カバーは上面から上方に延設される環状の壁部と、該壁部の内側で下方に筒状に延びる排水部とを有することを特徴とする車両用ワイパ装置。 - 駆動源にて往復回動される駆動軸部と一体回動可能に設けられる揺動部材と、
前記駆動軸部の回動軸と交差またはねじれの位置関係にある傾動軸中心で前記揺動部材に傾動可能に支持され、ワイパアームを固定するためのワイパ固定部が設けられた傾動部材と、
一端が前記揺動部材に支持され前記傾動部材に付勢力を付与する付勢部材と
を有したワイパアーム付勢部材を備えた車両用ワイパ装置であって、
前記傾動部材及び前記揺動部材の少なくとも一方に対して装着され、少なくとも前記揺動部材と前記傾動部材との連結部分の上部を覆い前記傾動部材の傾動を許容するカバーを備え、
前記カバーは、全体が弾性部材よりなるゴム弾性カバーであり、
前記ワイパ固定部はワイパ固定軸であって、
前記ゴム弾性カバーは、前記ワイパ固定軸が貫通されることで該ワイパ固定軸周りに固定されることを特徴とする車両用ワイパ装置。 - 駆動源にて往復回動される駆動軸部と一体回動可能に設けられる揺動部材と、
前記駆動軸部の回動軸と交差またはねじれの位置関係にある傾動軸中心で前記揺動部材に傾動可能に支持され、ワイパアームを固定するためのワイパ固定部が設けられた傾動部材と、
一端が前記揺動部材に支持され前記傾動部材に付勢力を付与する付勢部材と
を有したワイパアーム付勢部材を備えた車両用ワイパ装置であって、
前記傾動部材及び前記揺動部材の少なくとも一方に対して装着され、少なくとも前記揺動部材と前記傾動部材との連結部分の上部を覆い前記傾動部材の傾動を許容するカバーを備え、
前記傾動部材には、前記傾動軸よりも前記ワイパアームの延出側に延びた引き込み部が設けられ、
前記ワイパアーム付勢部材は、
基端側が前記傾動軸と平行な平行軸中心で前記引き込み部に回動可能に支持されたロッド部材を有し、
前記付勢部材は、一端が前記揺動部材に支持され、他端が前記ロッド部材の先端側に付勢力を付与することで、前記ワイパアームの先端側を払拭面側に付勢すべく前記引き込み部を引き込むように作用する圧縮ばねとされ、
前記カバーは、前記引き込み部と前記ロッド部材との連結部分の上部を覆う引き込み連結カバー部を有することを特徴とする車両用ワイパ装置。 - 請求項1、請求項2、及び請求項4のいずれか1項に記載の車両用ワイパ装置において、
前記カバーは、全体が弾性部材よりなるゴム弾性カバーであることを特徴とする車両用ワイパ装置。 - 請求項2に記載の車両用ワイパ装置において、
前記傾動部材には、前記傾動軸よりも前記ワイパアームの延出側に延びた引き込み部が設けられ、
前記ワイパアーム付勢部材は、
基端側が前記傾動軸と平行な平行軸中心で前記引き込み部に回動可能に支持されたロッド部材を有し、
前記付勢部材は、一端が前記揺動部材に支持され、他端が前記ロッド部材の先端側に付勢力を付与することで、前記ワイパアームの先端側を払拭面側に付勢すべく前記引き込み部を引き込むように作用する圧縮ばねとされ、
前記カバーは、前記引き込み部と前記ロッド部材との連結部分の上部を覆う引き込み連結カバー部を有し、
前記排水部は、前記駆動軸部に対して前記ワイパアームの延出側の反対側に設けられたことを特徴とする車両用ワイパ装置。
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- 2014-04-07 JP JP2014078830A patent/JP6344760B2/ja not_active Expired - Fee Related
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