JPH04224443A - ワイパ装置 - Google Patents

ワイパ装置

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Publication number
JPH04224443A
JPH04224443A JP2414202A JP41420290A JPH04224443A JP H04224443 A JPH04224443 A JP H04224443A JP 2414202 A JP2414202 A JP 2414202A JP 41420290 A JP41420290 A JP 41420290A JP H04224443 A JPH04224443 A JP H04224443A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiper
arm
curved surface
wiper blade
wiper arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2414202A
Other languages
English (en)
Inventor
Soichi Saeki
壮一 佐伯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP2414202A priority Critical patent/JPH04224443A/ja
Publication of JPH04224443A publication Critical patent/JPH04224443A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の乗物のガラ
ス窓を払拭するワイパ装置に関する。
【0002】
【背景技術】一般に、この種ワイパ装置においては、ワ
イパモータユニットの出力軸であるクランク軸の旋回運
動をリンク機構により往復回転(角)運動に変換して、
図6に示すように、ワイパブレード21にA点−B点間
の角θにわたり、往復払拭運動を行わせるようになって
いる。
【0003】一方、窓ガラス22の面の法線とワイパブ
レード21の中心線との成す角度αをエラーアングル(
Error  Angle)と呼び、これは、車輌のフ
ロントガラスが通常三次元曲面形状であるのに対しピボ
ット軸23の車体に対する角度は固定されているため、
図7ないし図8に示すように、払拭位置(ワイパブレー
ドの位置)によって変化する。ここでは、エラーアング
ルαは、ワイパブレードの進行方向(図6ないし図7の
矢印G方向)と同じ方向にブレードの頂点が傾く方向を
正(+)、逆を(−)とする。
【0004】エラーアングルαは、通常、ワイパブレー
ド21が図6のA点−B点間で往復払拭運動をする際に
図9に示すように変化する。即ち、エラーアングルα=
0の時、ワイパブレード21と窓ガラス22は直角とな
り、払拭往き行程(B点→A点間)ではその前半でエラ
ーアングルαが正(図7参照),後半でエラーアングル
αが負(図8参照)となり、逆に、払拭戻り行程(A点
→B点間)では、その前半でエラーアングルαが負,後
半でエラーアングルαが正となるよう設計されている。 これは、ワイパブレード21の反転時に、摩擦による抵
抗を減少せしめて反転しやすくするためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、ピボット軸の角度が固定であるため、
ワイパーブレードの反転を円滑にする必要から反転位置
A,始動位置Bのエラーアングルの設定を重視してピボ
ット軸の角度が決定される。このため、ワイパの始動位
置から反転位置の間にわたる窓ガラスに対するワイパー
ブレードの成す角を最適に保つことはできず、また、窓
ガラスに対するワイパーブレードの押圧力も一定に保つ
ことができなかった。このため、該角度や押圧力の違い
による振動音の発生,これに起因するワイパーブレード
の劣化等を防止するのが困難であるという不都合を有し
ていた。なお、最近では、これらの問題点の緩和を図る
ため、ピボット軸自体をある程度揺動可能に支持する発
明が提案されている(例えば、特開平1−182145
号公報)。しかし、ピボット軸は回動するものであるた
め、これを揺動可能にするためには、必然的に、その構
造が複雑化し、コストの上昇をも招くという不都合があ
った。
【0006】
【発明の目的】本発明の目的は、かかる従来例の有する
不都合を改善し、とくに、簡単な構成でワイパーブレー
ドの作動範囲の全体にわたって当該ワイパーブレードと
窓ガラスの面の法線との成す角を所望の値に設定し得る
とともに、ワイパーブレードの押圧力を一定に保つこと
が可能なワイパ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、先端部にワイ
パーブレードが一体的に装着されたワイパーアームと、
このワイパーアームの回動中心を成すピボット軸とを備
えている。そして、このピボット軸の近傍にワイパーア
ームの回動範囲内に所定の三次元曲面を形成する曲面形
成部材を配置するとともに、ピボット軸に、ワイパーア
ームを三次元曲面に対応して揺動可能に軸支するアーム
支持手段を設けるという構成を採っている。これによっ
て前述した目的を達成しようとするものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図5に
基づいて説明する。
【0009】図1には、この実施例のワイパ装置が一部
省略して示されている。この図において、ワイパ装置1
は、車体30に回動自在(紙面直角方向)に支持された
ピボット軸2と、このピボット軸2にアーム支持手段3
を介して揺動自在に軸支されたワイパーアーム4とを含
んで構成されている。ピボット軸2は、その下端部が図
示しないリンク機構に連結され、図示しないワイパモー
タの回転により回動せしめられる構造となっている。
【0010】前記アーム支持手段3は、ピボット軸2に
一体的に装着されたアーム取付部材5と、このアーム取
付部材5に対して揺動可能に設けられたアーム保持部材
6とを備えている。これらのアーム取付部材5とアーム
保持部材6とは、図2に示すように、当該両者の相対的
な回転を許容する断面I字状のピン7により連結されて
いる。このため、図4に矢印で示す如く、ピン7を中心
としてアーム保持部材6がワイパーアーム4と一体的に
回動(揺動)するようになっている。また、アーム保持
部材6の図1における底面側には、図3に示す如く開口
端が幾分狭く形成された断面円形の溝部6A,6Bが左
右対称の位置にそれぞれ形成され、当該溝部6A,6B
の内部には、スプリング8及び該スプリング8により図
における下方に付勢されたボールベアリング9が各一つ
づつ収容されている。
【0011】ワイパーアーム4は、アーム保持部材6の
図1における右端側に、ピン10を中心に起伏回動可能
に且つスプリング11により矢印P方向に付勢された状
態で装備されている。このワイパーアーム4の先端部に
は、図示しないワイパーブレードが装着されており、当
該ワイパーブレードはスプリング11の力により定まる
圧力で図示しない窓ガラスの払拭面に圧接している。
【0012】また、ピボット軸2の周辺部には、図1及
び図5に示すように、前述したボールベアリング9が当
接する位置(図5における斜線部H参照)に、図示しな
い窓ガラスの曲面形状に対応して所定の三次元曲面を形
成する曲面形成部材12が配設されている。
【0013】上述のように構成された本実施例によると
、ワイパーアームの回動(図5矢印A,B参照)に伴い
アーム支持手段3を構成するスプリング8の作用により
2つのボールベアリング9がバランスをとりながら常に
適当な圧力で曲面形成部材12の曲面に圧接せしめられ
る。これがため、アーム保持部材6が曲面の法線にその
中心軸が一致するように、揺動するようになる。このた
め、例えば、三次元曲面を窓ガラスの曲面形状と同じよ
うな形状とすることにより、アーム保持部材6を介して
ワイパーブレードの中心軸がガラスの払拭面の法線とな
す角,即ち,エラーアングルが常に零に近くなるように
することが可能となる。この場合、ワイパーブレードの
ガラス面に対する圧力もほぼ一定に保つことができる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成され機能す
るので、これによれば、アーム支持手段の機能により、
ワイパーアームが曲面形成部材に対応して揺動可能に軸
支されるので、ピボット軸を揺動可能な構造とする必要
がなくなり、また、常にワイパーアームの先端に設けら
れたワイパーブレードの中心線が曲面形成部材の曲面の
法線と一致するようにすることができる。このため、例
えば、曲面を窓ガラスの曲面形状を考慮した形状にする
ことにより、窓ガラス面の法線とワイパブレードの中心
線とのなす角,即ち,エラーアングルを払拭行程の全て
の位置で零に近づけてエラーアングルの最適化を図るこ
とが可能となり、また、ワイパーブレードの押圧力を常
時一定に保つ補正が可能となる。従って、構造が比較的
簡単であるとともに、払拭面とワイパーブレードとの間
に生ずる不快なビビリ音の発生を有効に低減せしめるこ
とができ、ひいては耐久性の向上を図ることができると
いう従来にない優れたワイパ装置を提供することができ
る。
【0015】なお、曲面形成部材の曲面の設計変更のみ
で、車種が異なっても十分に対応することができ、エラ
ーアングルの変更についても簡単に変更することができ
るという効果をも有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の主要部の構成を示す側面図
である。
【図2】図1のC−C線断面図である。
【図3】図1のD−D線断面の拡大図である。
【図4】図1のアーム支持手段及びワイパーアームの底
面図である。
【図5】曲面形成部材の曲面が形成される領域を示す図
である。
【図6】ガラス上のワイパブレードの払拭角運動の範囲
を示す説明図である。
【図7ないし図8】エラーアングルを説明するための図
である
【図9】ブレード払拭位置に対するエラーアングルの変
化を示す線図である。
【符号の説明】
1    ワイパ装置 2    ピボット軸 3    アーム支持手段 4    ワイパーアーム 12    曲面形成部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部にワイパーブレードが一体的に装
    着されたワイパーアームと、このワイパーアームの回動
    中心を成すピボット軸とを備え、このピボット軸の近傍
    にワイパーアームの回動範囲内に所定の三次元曲面を形
    成する曲面形成部材を配置するとともに、前記ピボット
    軸に、前記ワイパーアームを前記三次元曲面に対応して
    揺動可能に軸支するアーム支持手段を設けたことを特徴
    とするワイパ装置。
JP2414202A 1990-12-26 1990-12-26 ワイパ装置 Withdrawn JPH04224443A (ja)

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JP2414202A JPH04224443A (ja) 1990-12-26 1990-12-26 ワイパ装置

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JP2414202A JPH04224443A (ja) 1990-12-26 1990-12-26 ワイパ装置

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JPH04224443A true JPH04224443A (ja) 1992-08-13

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ID=18522702

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JP2414202A Withdrawn JPH04224443A (ja) 1990-12-26 1990-12-26 ワイパ装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2713178A1 (fr) * 1993-11-29 1995-06-09 Valeo Systemes Dessuyage Mécanisme d'entraînement en rotation d'un bras d'essuie-glace comportant des moyens pour faire varier l'orientation de la lame d'essuyage.
FR2897408A1 (fr) * 2006-02-13 2007-08-17 Valeo Systemes Dessuyage Mecanisme de commande en rotation notamment pour dispositif d'essuyage de vehicule automobile
JP2008094308A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Nippon Wiper Blade Co Ltd ワイパーアーム
KR20130062934A (ko) * 2010-04-22 2013-06-13 페더랄-모굴 에스.아. 차창용 와이퍼장치

Cited By (6)

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WO2007093545A1 (fr) * 2006-02-13 2007-08-23 Valeo Systemes D'essuyage Mécanisme de commande en rotation notamment pour dispositif d'essuyage de véhicule automobile.
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JP4580374B2 (ja) * 2006-10-13 2010-11-10 日本ワイパブレード株式会社 ワイパーアーム
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