JP4577440B2 - 自動販売機の商品収納ラック - Google Patents

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Description

この発明は缶入り飲料,ペットボトル入り飲料等の商品を前後一列に並べて収納する自動販売機の商品収納ラックに関する。
この種の自動販売機として本体ケースの庫内に収納した商品を直接目視できるようにしたものが知られている。この自動販売機は断熱筐体として形成された本体ケースの前面に内部を透視可能なように大きな透明窓を有する外扉および内扉を備え、前記本体ケースの庫内には各コラムごとに缶入り飲料,ペットボトル入り飲料等の商品を前後一列に並べて収容する複数の商品コラムを上下段,左右列に配列して構築した商品収納ラック、該商品収納ラックの前方位置で商品コラムから払出した商品を受容するバケットユニット、該バケットユニットを搭載して上下,左右に移動するX−Y搬送機構を装備し、販売指令に基づき前記X−Y搬送機構が移動して選択した商品コラムの前方にバケットユニットをアクセスし、該商品コラムから払出した商品をバケットユニットに移載した上で、当該バケットユニットを外扉の商品取出口の位置に移動して商品を搬出するように構成されている。そして、外扉の左右両端および上端に庫内の商品を照明する照明手段(例えば、蛍光灯)を備え、照明手段により商品ラックに収容した商品を明るく照らして商品表示機能を高めている。
前記商品収納ラックにおける商品コラムは前後方向に敷設されたコラム仕切部材により左右方向に複数列に区分されている。前記商品コラム(商品収納通路)には商品が前後一列に並べて収容され、かつ、商品収納通路の通路幅を変更してサイズ(幅)の異なる商品を収納するように構成されている。前述したように前記商品コラムの通路幅を販売商品のサイズに合わせて変更する際、コラム仕切部材を移動させると隣接する商品コラムの通路幅も変更されてしまう。このためコラム仕切部材は当初の組立て位置に取付けたままで当該コラム仕切部材に幅アタッチメントを着脱するように構成されている(例えば、特許文献1)。
特開2007−317154号公報
特許文献1に開示された自動販売機においてはコラム仕切部材に幅アタッチメントを装着することにより商品収納通路の通路幅を商品サイズに応じた適正な通路幅とできる点で優れている。しかしながら、一つの商品収納ラックに複数の商品収納通路が形成され、かつ、商品収納ラックが上下多段に配設されているので多数の幅アタッチメントを用意せねばならない。したがって、部品点数が増大してコストの上昇を招来するという課題、および自動販売機内に使用していない幅アタッチメントを保管する場所をも確保せねばならないという課題を有する。
そこで、本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は前記課題を解決し、幅アタッチメントを用いることなく商品コラムにおける通路幅を商品サイズに応じて容易に変更することが可能な自動販売機の商品収納ラックを提供することにある。
上記目的を達成するために請求項1に係る発明は、本体ケースの庫内に上下方向に複数の商品収納ラックを備え、前記商品収納ラックに前後方向に敷設されたコラム仕切部材を挟んで左右に隣接する2列の商品コラムを形成し、当該商品コラムにサイズ(幅)の異なる商品を収納可能な自動販売機において、前記コラム仕切部材は取付け位置が不変で、且つ、傾倒可能であり、前記コラム仕切部材の取付け位置を、当該コラム仕切部材を傾倒させた際にその一端側が一方の商品コラムに突出してその通路幅を変更するとともに他端側が他方の商品収納コラムに突出することなくその通路幅を一定に維持するように定めたことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の自動販売機の商品収納ラックにおいて、コラム仕切部材は前後方向に延在する長尺で断面縦長矩形状をなすとともに長手方向両端から突出する軸を有し、当該軸が矩形断面の偏心位置に形成されていることを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、請求項1に記載の自動販売機の商品収納ラックにおいて、コラム仕切部材は少なくとも一端に面取りが施され、当該一端側を支点として左右に傾倒可能であることを特徴とする。
本発明の請求項1に係る自動販売機によれば、本体ケースの庫内に上下方向に複数の商品収納ラックを備え、前記商品収納ラックに前後方向に敷設されたコラム仕切部材を挟んで左右に隣接する2列の商品コラムを形成し、当該商品コラムにサイズ(幅)の異なる商品を収納可能な自動販売機において、前記コラム仕切部材は取付け位置が不変で、且つ、傾倒可能であり、前記コラム仕切部材の取付け位置を、当該コラム仕切部材を傾倒させた際にその一端側が一方の商品コラムに突出してその通路幅を変更するとともに他端側が他方の商品収納コラムに突出することなくその通路幅を一定に維持するように定めたことにより、コラム仕切部材を傾倒させることにより当該コラム仕切部材が商品コラムの商品通路に突出してその通路幅を変更させることができ、その際、コラム仕切部材の取付け位置は当初の組立て位置から移動することがないので、隣接する商品コラムの通路幅を常に一定に維持することができる。したがって、商品コラムの通路幅を変更するために付属部品(幅アタッチメント)を設けることなく商品コラムの通路幅を商品サイズに応じた通路幅に変更することができるという効果を有する。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の自動販売機の商品コラムにおいて、コラム仕切部材は前後方向に延在する長尺で断面縦長矩形状をなすとともに長手方向両端から突出する軸を有し、当該軸が矩形断面の偏心位置に形成されていることにより、コラム仕切部材を傾倒させた際にもコラム仕切部材が隣接する商品コラムの通路幅を一定に維持しつつ商品コラムの通路幅を商品サイズに応じた通路幅に変更することができるという効果を有する。
また、請求項3に係る発明は、請求項1に記載の自動販売機の商品コラムにおいて、コラム仕切部材は少なくとも一端に面取りが施され、当該一端側を支点として左右に傾倒可能であることにより、コラム仕切部材を傾倒させることによって商品コラムの通路幅を商品サイズに応じた通路幅に変更することができ、その際、コラム仕切部材の一端(通路幅を設定する端部とは反対側の端部)に面取りが施されているのでコラム仕切部材を傾倒させた際にもコラム仕切部材が隣接する商品コラムに突出することがなく、その通路幅を常に一定に維持することができる。
以下、本発明における実施の形態である自動販売機の商品収納ラックを図面に基づいて説明する。図1乃至図4は本発明の実施の形態1である自動販売機の商品収納ラックを示し、図1は自動販売機の全体構成を示す正面図、図2は図1の自動販売機における商品収納ラックを前方右斜め上方から見た斜視図、図3は図2の商品収納ラックの背面を示す斜視図、図4は図2のA−A断面図である。
図において、1は自動販売機の前面が開放した直方体状の断熱筐体として形成された本体ケース、2は本体ケース1の前面に不図示のヒンジ機構により開閉自在に設けられた片開き式の外扉であり、この外扉2には本体ケース1の庫内に収容された商品を視認可能なように透明部材で覆われた透視窓21を有し、その右端側の一角に操作パネル3が設けられている。この操作パネル3には数字キーの組合せで購入商品を指定する入力部としてのテンキー押ボタン31、このテンキー押ボタン31の上方位置に販売情報を表示する液晶ディスプレイ32、その下方に硬貨投入口33,返却レバー34および紙幣挿入口35が横並びに配設され、更にその下方に点灯専用押ボタン5が設けられている。この点灯専用押ボタン5は節電のために消灯された蛍光灯4を利用者自身が操作することにより点灯させて販売商品を照らし出すものである。なお、36は扉ロック装置(キー溝)、37は硬貨返却口、38は商品取出口であり、この商品取出口38には片開き式に開閉する取出口扉381により覆われている。なお、図示は省略したが、現金の代わりに電子マネーを搭載した自動販売機においては現金の情報を記録したICカードをかざすアンテナ部が操作パネル3に設けられる。
前記本体ケース1と外扉2との間には本体ケース1の前面開口を閉塞する内扉(図では外扉2に隠れて見えない)が設けられ、この内扉も本体ケース1にヒンジ機構により開閉自在に取付けられると共に本体ケース1の庫内に収納された商品を視認可能なように透明部材で覆われた透視窓を有する。このように本体ケース1の前面開口を前記内扉3と外扉2とにより二重の透明部材で覆うことにより断熱性能が維持されている。前記本体ケース1の庫内には上下方向に複数段の商品収納ラック11が前方に引出し可能に配設され、各商品収納ラック11にはコラム仕切部材12により左右方向に複数列の商品コラム(商品収納通路)13が形成され、当該商品コラム13には前後一列に並べて商品が収納される。
前記商品収納ラック11は、図2に示すように、複数の横桟111と、この横桟111の左右両端に接合された縦桟112および、最後尾の横桟111から上方に起立する背壁113(図3参照)からなる商品棚110を備え、この商品棚110に前後方向に延在するコラム仕切部材12が組付けられている。このコラム仕切部材12の組付けおよび構成は後述することとし、先ずは商品収納ラック11について説明する。前記コラム仕切部材12により仕切られた商品コラム13の床面には前側プーリー141と後側プーリー(不図示)に巻き掛けられ、かつ、最後尾の商品を支持してその商品が倒れるのを防止する支持板142を有する無端平帯状のベルト14が敷設され、前側プーリー141には後述するバケットユニットにより駆動される従動歯車143が連結されている。また、前記商品コラム13の通路幅を定めるコラム仕切部材12の前方域にはゲート板151を開閉するゲート機構15を備え、このゲート機構15も後述するバケットユニットにより駆動されるように構成されている。なお、この例では庫内がコールド専用室として形成され、庫内下部には冷却ユニット(冷凍機のエバポレータ)が設置され、前記冷却ユニットは本体ケース1の底部の機械室に設置された圧縮機や凝縮器等と配管接続されている。なお、庫内を断熱仕切板により上下方向に区分してホット室とコールド室に区画してホット商品とコールド商品を販売するようにしたものもあり、この場合、ホット室には加熱ユニット(ヒーター)が配設される。
前記本体ケース1の庫内における商品収納ラック11の前端と内扉との間の空間には商品コラム13から払出された商品を受容するバケットユニットが組付けられた直交座標系のX−Y搬送機構が設けられている。前記X−Y搬送機構はY搬送機構が本体ケース1の庫内における左右両端に配設され、これらのY搬送機構にX搬送機構が架け渡され、当該X搬送機構にバケットユニットが組付けられる態様で構築され、販売待機状態ではバケットユニットが組付けられたがX搬送機構が外扉2の透視窓21から見えない(商品目視の邪魔にならない)ホームポジション(待機位置)に下降した状態ある。前記バケットユニットには前記商品コラム13のゲート機構15および従動歯車143を駆動するための動力源として電動式の駆動機構および駆動歯車を搭載しており、バケットユニットが商品コラム13の前方に位置した状態でバケットユニットに搭載した駆動機構および駆動歯車によりゲート機構15および従動歯車143に動力を伝達して商品を払出すようにしている。したがって、ゲート機構15および従動歯車143が商品払出装置を構成している。
かかる構成の自動販売機において、貨幣の投入後テンキー押ボタン31の操作により商品が選択されるとX−Y搬送機構に販売指令が与えられる。前記販売指令に基づき前記X−Y搬送機構はホームポジション(待機位置)から移動して指定(選択)された商品コラム13の前方位置にバケットユニットを対峙させてアクセス、すなわち、バケットユニット搭載した駆動機構および駆動歯車により当該商品コラム13のゲート機構15および従動歯車143に動力を伝達してゲート板151を商品通路から退避するように開閉すると共にベルト14を商品1個分だけ前進させて商品の払出しを実行させ、当該商品コラム13から払出された商品を(バケットユニット内に)受容する。バケットユニットに商品が受容されると駆動機構および駆動歯車による動力に伝達が解除されることによってゲート板151は元の位置に復帰して次販商品が落下するのを阻止する。この後、X−Y搬送機構はバケットユニットが商品取出口37の位置に対峙するように下降移動してバケットユニットに受容された商品を商品取出口37に搬出する。バケットユニットから商品取出口37に商品を搬出した後、X−Y搬送機構は再び下降移動してホームポジションに戻って販売動作を終了する。
さて、コラム仕切部材12は、図2および図3に示すように、前後方向に延在する長尺状をなし、その断面が縦長の矩形状をなすとともに長手方向両端から突出する前軸121および後軸122を有する。これらの前軸121および後軸122は矩形断面のコラム仕切部材12の偏心した位置、この例では断面縦長矩形の下部側に形成され、それぞれ四角柱状に形成されている。ここで、前記後軸122は軸の先端から膨出させなるストッパ122aを有する。また、コラム仕切部材12の後端には後軸122と並べて四角柱状のピン123が形成されている。前記コラム仕切部材12の前方域に配設されたゲート機構15(の枠体)には前記コラム仕切部材12の前軸121の外形に近似した角孔15aが形成されており、そして、商品棚110の背壁113には前記コラム仕切部材12の後軸122およびピン123の外形に近似した角形で上方が開放した支持溝113aおよび保持溝113bが形成されている。
前記コラム仕切部材12の商品棚110への組付けは、商品収納棚110にベルト14やゲート機構15を組付けた最終工程に行われ、その組付け途中の状態を図3に示している。すなわち、図示では左から2番目のコラム仕切部材12の組付け途中の状態を示しており、図示のように前記コラム仕切部材12の前軸121をゲート機構15の角孔15aに差し込んだ状態でコラム仕切部材12の後軸122を商品棚110の背壁113に形成した支持溝113aに嵌め込む。この場合、コラム仕切部材12の後軸122に形成したストッパ122aが商品棚110の背壁113と対峙して抜け止めとして機能する。ここで、断面が縦長の矩形状のコラム仕切部材12の幅はゲート機構15の幅より僅かに大きく定められ、コラム仕切部材12を起立させて組付けた状態で商品コラム13の通路幅L1(図4参照)に設定されている。なお、コラム仕切部材12の下方領域は空き空間として形成されているが、この空き空間を閉塞する場合にはコラム仕切部材12と同様な仕切部材を取付ければよい。このためにゲート機構15(の枠体)には図4に破線で示すように角孔15bが穿孔されている。商品棚110の背壁113にも同様な角孔(図3参照)が穿孔されているものである。
次に、前記商品コラム13の通路幅を変更する際には起立状態に組付けられているコラム仕切部材12を前述したところの組付けと逆の順序で取り外したうえでコラム仕切部材12を横向きに傾倒させた状態で再び組み付ける。その組付け途中の状態を図3に示している。すなわち、図示では左から3番目のコラム仕切部材12の組付け途中の状態を示しており、コラム仕切部材12の前軸121をゲート機構15の角孔15aに差し込んだ状態でコラム仕切部材12の後軸122を商品棚110の背壁113に形成した支持溝113aに嵌め込む。このとき、前記コラム仕切部材12の後端に形成したピン123が商品棚110の背壁113に形成した保持溝113bに嵌合してコラム仕切部材12の傾倒状態が維持される。このようにコラム仕切部材12を傾倒させた場合、商品コラム13の通路幅はL2(図4参照)に設定される。ここで、図4に示したようにコラム仕切部材12を傾倒させた状態においてコラム仕切部材12は隣接する商品コラム13に突出することがないように構成されている。これを達成するため、コラム仕切部材12の前軸121および後軸122を矩形断面のコラム仕切部材12の偏心した位置、つまり、コラム仕切部材12を傾倒させた状態においてもコラム仕切部材12が隣接する商品コラム13に突出しない位置に形成しているのである。したがって、コラム仕切部材12を傾倒させて商品コラム13の通路幅を変更した際にも隣接する商品コラム13の通路幅が変更されてしまうことはないものである。
このように実施の形態1にかかる自動販売機の商品収納ラックによれば、本体ケース1の庫内に上下方向に複数の商品収納ラック11を備え、前記商品収納ラック11に前後方向に敷設されたコラム仕切部材12により左右方向に複数の商品コラム13を形成し、当該商品コラム13にサイズ(幅)の異なる商品を収納可能な自動販売機の商品収納ラックにおいて、前記コラム仕切部材12は取付け位置が不変で、かつ、傾倒可能であるように構成したことにより、コラム仕切部材12を傾倒させることにより当該コラム仕切部材12が商品コラム13の通路幅に突出してその通路幅を変更させることができ、その際、コラム仕切部材12の取付け位置は当初の組立て位置から移動することがないので、隣接する商品コラム13の通路幅を常に一定に維持することができる。したがって、商品コラム13の通路幅を変更するために付属部品(幅アタッチメント)を設けることなく商品コラム13の通路幅を商品サイズに応じた通路幅に変更することができるという効果を有するものである。
次に、本発明における実施の形態2である自動販売機の商品収納ラックを図面に基づいて説明する。図5および図6は本発明の実施の形態2である自動販売機の商品収納ラックを示し、図5は自動販売機における商品収納ラックを前方右斜め上方から見た斜視図、図6は図5のB−B断面図である。なお、自動販売機の全体構成は図1に示した実施の形態1と同一であり、また、実施の形態1と同様の機能を有するものには同一の符号を付して重複する説明は省略する。
図5および図6に示した実施の形態2における自動販売機の商品収納ラックが実施の形態1の自動販売機の商品収納ラックと異なる点はコラム仕切部材16の構造とその軸支状態である。すなわち、図示のとおりコラム仕切部材16は幅がゲート機構15より僅かに大きく定められるとともに上端が断面山形に面取りされている。そして、コラム仕切部材16の長手方向両端には上下一対の軸161,162が形成され、一方、ゲート機構15(の枠体)にはコラム仕切部材16の上下一対の軸161,162に対応して上下一対のガイド孔151,152が形成されている。ここで、上方のガイド孔151は上下方向に延在する長孔として形成され、下方のガイド孔152は上方に湾曲した円弧状孔として形成されている。なお、商品棚110の背壁113にも前記ガイド孔151,152と同様のガイド孔が形成されているものである。
前記コラム仕切部材16の商品棚110への組付けは、商品収納棚110にゲート機構15を組付ける工程で行われる。すなわち、商品収納棚110にゲート機構15を組付ける前段階においてコラム仕切部材16の後部の軸161,162を商品棚110の背壁113のガイド孔151,152に嵌合させた状態でゲート機構15のガイド孔151,152をコラム仕切部材16の前部の軸161,162に嵌め込んだうえでゲート機構15を商品収納棚110に取付ける。このとき、コラム仕切部材16の軸162はガイド孔152の左端側の下端に位置(この状態を図6の左側のゲート機構15に図示している)して位置決めされた状態に組み付けられ、商品コラム13の通路幅が所定の幅に定められている。
次に、前記商品コラム13の通路幅を変更する際の作業について説明する。図5および図6には設定変更前の状態(図における左側)と設定変更後の状態(図における右側)をゲート機構15側について図示しており、設定変更前の状態のコラム仕切部材16を摘んで上方に持ち上げつつコラム仕切部材16の軸161,162をゲート機構15のガイド孔151,152に沿って移動させる。前記軸162がガイド孔152の左端側から湾曲部に差し掛かるとコラム仕切部材16は軸161を支点として図において反時計方向に徐徐に傾倒し、前記軸162がガイド孔152の湾曲部の頂点から右端側に移動すると下降を開始する。そして、前記軸162がガイド孔152の右端側の下端位置まで移動して位置決めされるとコラム仕切部材16は傾倒状態に維持される。ここで、図6に示したようにコラム仕切部材16を傾倒させた状態においてコラム仕切部材16がは隣接する商品コラム13に突出することがないように構成されている。これを達成するため、コラム仕切部材16は軸161を支点として傾倒するとともに上端が断面山形に形成されている。このため、コラム仕切部材16は当初の取付け位置から左右に移動することはなく、コラム仕切部材16を傾倒させた状態においてもコラム仕切部材16の山形の斜面がゲート機構15の側面と面一になり、隣接する商品コラム13に突出することはない。したがって、コラム仕切部材16を傾倒させて商品コラム13の通路幅を変更した際にも隣接する商品コラム13の通路幅が変更されてしまうことはないものである。
なお、コラム仕切部材26の上端に形成した面取りは断面山形に限らず、断面多角形若しくは断面多角形の角を無くした円弧状に形成することができるものであり、実施の形態2の形状に限定されるものではない。
前述した実施の形態2にかかる自動販売機の商品収納ラックによれば、本体ケース1の庫内に上下方向に複数の商品収納ラック11を備え、前記商品収納ラック11に前後方向に敷設されたコラム仕切部材16により左右方向に複数の商品コラム13を形成し、当該商品コラム13にサイズ(幅)の異なる商品を収納可能な自動販売機の商品収納ラック11において、前記コラム仕切部材16は取付け位置が不変で、かつ、傾倒可能であるように構成したことにより、コラム仕切部材16を傾倒させることにより当該コラム仕切部材16が商品コラム13の商品通路に突出してその通路幅を変更させることができ、その際、コラム仕切部材16の取付け位置は当初の組立て位置から移動することがないので、隣接する商品コラム13の通路幅を常に一定に維持することができる。したがって、商品コラム13の通路幅を変更するために付属部品(幅アタッチメント)を設けることなく商品コラム13の通路幅を商品サイズに応じた通路幅に変更することができるという効果を有する。
なお、本発明は図に示した実施の形態である自動販売機、すなわち、庫内に収納した缶入り飲料,ペットボトル入り飲料等の商品を外扉および内扉の透視窓を介して視認するようにした自動販売機に限らず、前後方向に敷設されたコラム仕切部材により左右方向に複数の商品コラムを形成し、当該商品コラムにサイズ(幅)の異なる商品を収納可能な商品収納ラックを備えた自動販売機に適用できるものである。
本発明の実施の形態1の自動販売機の全体構成を正面図である。 図1の自動販売機における商品収納ラックを前方右斜め上方から見た斜視図である。 図2の商品収納ラックの背面を示す斜視図である。 図2のA−A断面図である。 本発明の実施の形態2である自動販売機の商品収納ラックを前方右斜め上方から見た斜視図である。 図5のB−B断面図である。
符号の説明
1…本体ケース、2…外扉、3…操作パネル、11…商品収納ラック、12,16…コラム仕切部材、13…商品コラム、15…ゲート機構、15a…角孔、121…前軸、122…後軸、113…背壁113、113a…支持溝、151,152…ガイド孔、161,162…軸、37…商品取出口、38…硬貨返却口

Claims (3)

  1. 本体ケースの庫内に上下方向に複数の商品収納ラックを備え、前記商品収納ラックに前後方向に敷設されたコラム仕切部材を挟んで左右に隣接する2列の商品コラムを形成し、当該商品コラムにサイズ(幅)の異なる商品を収納可能な自動販売機において、
    前記コラム仕切部材は取付け位置が不変で、且つ、傾倒可能であり、前記コラム仕切部材の取付け位置を、当該コラム仕切部材を傾倒させた際にその一端側が一方の商品コラムに突出してその通路幅を変更するとともに他端側が他方の商品収納コラムに突出することなくその通路幅を一定に維持するように定めたことを特徴とする自動販売機の商品収納ラック。
  2. 請求項1に記載の自動販売機の商品収納ラックにおいて、コラム仕切部材は前後方向に延在する長尺で断面縦長矩形状をなすとともに長手方向両端から突出する軸を有し、当該軸が矩形断面の偏心位置に形成されていることを特徴とする自動販売機の商品収納ラック。
  3. 請求項1に記載の自動販売機の商品収納ラックにおいて、コラム仕切部材は少なくとも一端に面取りが施され、当該一端側を支点として左右に傾倒可能であることを特徴とする自動販売機の商品収納ラック。
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