JP4577098B2 - 電気音響変換器 - Google Patents

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Description

本発明は、幅細く長尺に形成され且つ優れた音質特性を有する電気音響変換器において、
振動板とこの振動板の外周部に接着されるエッジとの間で接着用貼り代を均一に確保し、且つ、振動板とエッジの接着結合強度を安定して高めることができる構造形態の電気音響変換器に関するものである。
近年、ハイビジョンやワイドビジョン等の普及により、テレビの画面は横長のものが採用される傾向に進んでいる。しかし一方では、我が国の住宅事情から、テレビセット全体として幅狭・薄型のものが望まれている。このことは、テレビに限らず、一般のオーディオコンポにも言えることである。
例えば、テレビ用のスピーカユニットは、通常、ブラウン管,プラズマディスプレイ,液晶パネルなどの表示素子の両脇に取り付けられるため、テレビセットの横幅を大きくする一因となっている。このため、従来からテレビ用には角型や楕円型等の幅の狭いスピーカユニットが用いられてきた。
ところが、表示素子の横長化により、スピーカユニットの幅をより一層狭くすることが求められ、同時に画面の高画質化に対応した音声の高音質化が要求されている。
これらの要求を満たす電気音響変換器(スピーカユニット)の一例として、幅細く長尺に形成され且つ優れた音質特性を有する電気音響変換器がある(特許文献1)。
特開2003−47089号公報
図15は従来の電気音響変換器を説明するため図であり、(a)は平面図、(b)はA−A線断面図、(c)はB−B線断面図、(d)は振動板,エッジ,ボイスコイルボビンを拡大して示した断面図、
図16は従来の電気音響変換器において、振動板上にエッジを組み立てる状態を示した斜視図、
図17は従来の電気音響変換器において、振動板上にエッジを組み立てた後の状態を示した斜視図である。
図15に示した従来の電気音響変換器100は、上記した特許文献1(特開2003−47089号公報)に開示されているものであり、ここでは特許文献1を参照して簡略に説明する。
図15(a)〜(d)に示した如く、従来の電気音響変換器(スピーカユニット)100は幅細く長尺な直方形状に形成されており、これに伴って振動板101もポリイミド(PI)フィルムなどを用いて幅細く長尺に形成されている。
上記した振動板101は、図15(a)〜(d)及び図16に示したように、長手方向の略中央部に溝部101aが長手方向と直交するように形成され、且つ、溝部101aを介して前後左右対称に音を放出するための振動部として機能する凸状部101bと凹状部101cとが長手方向に沿って交互に繰り返されて凹凸状に連続的に湾曲して複数形成されている。また、振動板101の外周部に沿って後述するボイスコイルボビン103を位置決めするためのV字状溝部101dが下方に向かってV字状に突出形成され、更に、V字状溝部101dの外側に沿って下記するエッジ102を接着するための平坦状接着面101eが平坦に形成されている。
また、厚みが薄く柔らかなゴム材を用いて一体的に形成したエッジ102が振動板101の外周部上に沿って不図示の接着剤により接着されている。
上記したエッジ102は、図15(a)〜(d)及び図16に示したように、振動板101の振動部101b,101cが進入するための振動部進入用孔102aが内部に貫通して穿設されており、この振動部進入用孔102aの周縁に沿って振動板101の平坦状接着面101e上に接着される内周側平坦状接着面102bが平坦に形成され、且つ、内周側平坦状接着面102bの外側に沿って半円弧状変位部102cが振動板101の振動に応じて弾性変位可能に形成されていると共に、半円弧状変位部102cの外側に沿ってフレーム105上に接着される外周側平坦状接着面102dが平坦に形成されている。
そして、図16に示した如く、振動板101の上方にエッジ102を用意して、振動板101の外周部側に形成した平坦状接着面101eと、エッジ102の内周部側に形成した内周側平坦状接着面102bとの間に接着剤(図示せず)を充填して両者を重ね合わせて接着することで、図17に示したように振動板101上にエッジ102が組み立てられている。
図15に戻り、振動板101と対応して長尺な中空筒状に形成されたボイスコイルボビン103の一端部が振動板101の裏面側でV字状溝部101dの内側に沿って位置決めされながら固着され、且つ、ボイスコイルボビン103の他端部側の外周面に沿ってボイスコイル104が巻回して取り付けられている。この際、ボイスコイルボビン103は長手方向の中央部位に梁103aが形成され、且つ、この梁103aによって長手方向の内部が2分されている。
また、振動板101の外周部にエッジ102を取り付け且つ振動板101の裏面にボイスコイルボビン103を固着した後に、エッジ102の外周部側に形成した外周側平坦状接着面102dが箱状に形成されたフレーム105上に接着されている。
更に、フレーム105の内側下方には、鉄製のヨーク106と、例えばネオジウムよりなるマグネット107,107と、鉄製のポールピース108,108とを備えた磁気回路が設けられており、マグネット107,107及びポールピース108,108はボイスコイルボビン103内に梁103aを境にして2分してそれぞれ配置されている。この際、上記した磁気回路はボイスコイルボビン103の外周面に巻回したボイスコイル104に振動用の磁束を与える機能を有している。
上記のように構成した従来の電気音響変換器100では、幅細く長尺に形成された振動板101がエッジ102を介して箱状のフレーム105に振動可能に支持され、且つ、振動板101の裏面にボイスコイルボビン103の一端部が固着されていると共に、ボイスコイルボビン103の他端部にボイスコイル104が取り付けられた状態で、外部からボイスコイル104に駆動電流を供給すると、フレーム105内に設けたヨーク106とマグネット107とポールピース108とを備えた磁気回路の磁束によりボイスコイルボビン103が上下動するので、ボイスコイルボビン103と一体に振動板101をエッジ102を介して振動させることで、低周波領域から高周波領域に亘って歪みのない音波を放射できる旨が開示されている。
ところで、従来の電気音響変換器100は、幅細く長尺に形成され且つ優れた音質特性を有するものの、電気音響変換器100を幅狭く形成したために、振動板101の外周部に沿ってエッジ102を接着する時に問題があり、この問題について図18及び図19を用いて説明する。
図18は従来の電気音響変換器において、エッジの変形を説明するための平面図であり、(a)は正常な状態のエッジを示し、(b)はエッジの内周部が変形した状態を示した図、
図19は従来の電気音響変換器において、振動板とエッジとを貼り合わせた時の位置ズレを説明するための平面図であり、(a)は振動板とエッジとを正常に貼り合わせた状態を示し、(b)はエッジに対して振動板が位置ズレした状態を示した図である。
まず、エッジ102は、前述したように厚みが薄く柔らかなやゴム材を用いて一体的に形成されているので、振動板101に接着するためにエッジ102の内周部側に形成した内周側平坦状接着面102bと、フレーム105に接着するためにエッジ102の外周部側に形成した外周側平坦状接着面102dは、共に図18(a)に示したような正常な状態を維持できずに、図18(b)に示したように内周側平坦状接着面102b及び外周側平坦状接着面102dがうねって変形することが多い。この変形により、振動板101とエッジ102との間で接着用貼り代が減少したり、あるいは、エッジ102とフレーム105との間で接着用貼り代が減少し、接着結合強度が低下する要因となっていると共に、接着時の作業性が低下してしまうなどの問題が生じている。
また、振動板101上にエッジ102を接着する時に、図19(a)に示したように振動板101の外周部側にはエッジ102を位置決めする部位がなく、振動板101の外周部側に形成した平坦状接着面101eとエッジ102の内周部側に形成した内周側平坦状接着面102bとを単に重ね合わせて貼り合せることになり、柔らかいエッジ102の内周側平坦状接着面102bを位置ズレ無く振動板101の平坦状接着面101e上に接着することは困難であり、図19(b)に示したようにエッジ102に対して振動板101が例えば左側に位置ズレした場合、接着用貼り代が不均一となり、上記と同様に接着結合強度が低下する要因となっていると共に、接着時の作業性が低下してしまうなどの問題が生じている。
そこで、幅細く長尺に形成され且つ優れた音質特性を有する電気音響変換器を作製するにあたって、振動板とこの振動板の外周部に接着されるエッジとの間で接着用貼り代を均一に確保し、且つ、振動板とエッジの接着結合強度を安定して高めることができる構造形態の電気音響変換器が望まれている。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、請求項1記載の発明は、振動部と、前記振動部の外周に沿って前記振動部の一面側に突出形成された溝部と、前記溝部の外側に沿って形成された平坦状の接着面と、を有する振動板と、
前記振動板の前記一面側に固着されたボイスコイルボビンと、
前記振動部が進入する進入孔を有し、前記進入孔の周縁部と前記接着面とが接着されたエッジと、
前記エッジの外周部に固着されたフレームと、を備えた電気音響変換器であって
前記振動板は、さらに、前記溝部と前記接着面との間において前記一面側とは反対の他面側に突出形成されたリブ部を有し、
前記リブ部の外側と前記進入孔とが嵌合して前記振動板に対する前記エッジの位置決めがなされていることを特徴とする電気音響変換器である。
また、請求項2記載の発明は、上記した請求項1に記載の電気音響変換器において、
前記溝部及び前記リブ部は、断面形状がV字状とされていることを特徴とする電気音響変換器である。
また、請求項3記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2に記載の電気音響変換器において、
前記ボイスコイルボビンは、前記溝部における前記一面側の内側に固着されていることを特徴とする電気音響変換器である。
また、請求項4記載の発明は、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気音響変換器において、
前記エッジは、前記進入孔の周縁に沿い前記他面側に突出するリブ部を有することを特徴とする電気音響変換器である。
更に、請求項5記載の発明は、上記した請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気音響変換器において、
前記振動板は、幅狭く長尺に形成されていることを特徴とする電気音響変換器である。
本発明に係る電気音響変換器によると、振動板とエッジとの間で接着用貼り代を全周に亘って均一に保つことができ、且つ、接着用貼り代が均一であることは振動板とエッジの接着結合強度を向上させるだけでなく、振動系の重量バランスを確保することにもなり、これにより電気音響変換器の音質向上が図れると共に、振動板とエッジの接着時の作業性も向上できる。
以下に本発明に係る電気音響変換器の一実施例について図1〜図14を参照して実施例1,実施例2,実施例3の順に詳細に説明する。
図1は本発明に係る実施例1の電気音響変換器の外観を示した外観斜視図、
図2は本発明に係る実施例1の電気音響変換器を分解して示した分解斜視図、
図3は本発明に係る実施例1の電気音響変換器を説明するため図であり、(a)は平面図、(b)はA−A線断面図、(c)はB−B線断面図、
図4は本発明に係る実施例1の電気音響変換器において、要部となるエッジを説明するための図であり、(a)はエッジ外観斜視図、(b)はB−B線拡大断面図、
図5は本発明に係る実施例1の電気音響変換器において、振動板上にエッジを組み立てる状態を示した斜視図、
図6は本発明に係る実施例1の電気音響変換器において、治具を用いて振動板上にエッジを組み立てる状態を拡大して示した断面図、
図7は本発明に係る実施例1の電気音響変換器において、振動板上にエッジを組み立てた後にボイスコイルボビンを振動板の裏面に取り付けた状態を拡大して示した断面図である。
図1に示した如く、本発明に係る実施例1の電気音響変換器(スピーカユニット)10Aは幅細く長尺な直方形状に形成されている。
この実施例1の電気音響変換器10Aは、図2に示したように、ポリイミド(PI)フィルムなどを用いて幅細く長尺に形成され且つ表面にクロムなどの樹脂メッキが施されて外観が良好に形成された振動板11と、厚みが薄く柔らかなゴム材を用いて一体的に形成されて内部に貫通して穿設した振動部進入用孔12aの周縁に沿って補強用のリブ部12bを有し且つ振動板11の外周部に接着されるエッジ12と、振動板11と対応して長尺な中空筒状に形成されて長手方向の中央部位に設けた梁13aによって長手方向の内部が2分され且つ一端部が振動板11の裏面に固着されるボイスコイルボビン13と、ボイスコイルボビン13の他端部側の外周面に巻回して取り付けられたボイスコイル14と、振動板11の外周部にエッジ12を接着し且つ振動板11の裏面にボイスコイルボビン13を固着した状態でエッジ12が接着される箱状のフレーム15と、フレーム15の内側下方に配置されたヨーク16上に固着したマグネット17,17及びポールピース18,18をボイスコイルボビン13内に2分して進入させた磁気回路とから構成されている。
より具体的に説明すると、図3(a)〜(c)及び図5に示した如く、ポリイミド(PI)フィルムなどを用いて幅細く長尺に形成された振動板11は、長手方向の略中央部に幅細い梁11aが短く形成され、この梁11aの左右に三角状凹部11b,11bが形成され、且つ、梁11aを介して前後左右対称に音を放出するための振動部として機能する凸状部11cと凹状部11dとが長手方向に沿って交互に繰り返されて凹凸状に連続的に湾曲して複数形成されていると共に、長手方向の両端にテーパ部11e,11eが形成されている。
また、振動板11の振動部11c,11dの外周に沿って後述するボイスコイルボビン14を位置決めするためのV字状溝部11fが下方に向かってV字状に突出形成され、更に、V字状溝部11fの外側に沿ってエッジ12を接着するための平坦状接着面11gが平坦に形成されている。従って、振動板11の平坦状接着面11gも振動板11の振動部11c,11dの外周に沿って形成されていることになる。
次に、図3(a)〜(c)及び図4(a),(b)並びに図5に示した如く、振動板11の外周部に沿って接着剤(図示せず)により接着され且つ厚みが例えば0.1mm程度に薄く柔らかなやゴム材を用いて長方形状に一体的に形成したエッジ12は、実施例1の要部を構成する部材である。
このエッジ12は、振動板11の振動部11c,11dが進入するための振動部進入用孔12aが内部に貫通して穿設されており、且つ、振動部進入用孔12aの周縁に沿って補強用のリブ部12bが例えば0.6mm程度に幅狭く、0.6mm程度の高さで上方に向かって全周に亘って突出形成されていると共に、補強用のリブ部12bの外側に沿って振動板11の平坦状接着面11g上に接着される内周側平坦状接着面12cが平坦に形成され、更に、内周側平坦状接着面12cの外側に沿って半円弧状変位部12dが振動板11の振動に応じて弾性変位可能に形成されている。従って、エッジ12に形成した補強用のリブ部12bは、内周側平坦状接着面12cの内周縁に沿って形成されることになる。
また、エッジ12の半円弧状変位部12dの外側で長手方向の前後にフレーム15の上面に接着される外周側平坦状接着面12e,12eが平坦に形成され、且つ、左右の半円弧状変位部12d,12dの各側面側に位置する外周側長手方向接着面12f,12fがフレーム15の左右の側面に接着されるようになっている。
上記により、エッジ12は、振動板11の振動部11c,11dが進入する振動部進入用孔12aと、補強用のリブ部12bと、振動板11の平坦状接着面11gに接着される内周側平坦状接着面12cと、振動板11の振動に応じて弾性変位する半円弧状変位部12dと、フレーム15に接着される外周側平坦状接着面12e及び左右の外周側長手方向接着面12f,12fとを内側から外側に向かって厚みが薄く弾性変位可能な材質を用いて一体形成したことになる。
この際、エッジ12の内周側平坦状接着面12cは厚みが薄く形成されているものの、この内周側平坦状接着面12cの内周縁が補強用のリブ部12bによって変形を防止されている点が先に説明した従来例に対して改善されている。
そして、図5に示した如く、振動板11の上方にエッジ12を用意し、且つ、図6に示した如く、振動板11の内側に治具JIG1を配置し、エッジ12の上方に治具JIG2を配置して、振動板11の外周部側に形成した平坦状接着面11gと、エッジ12の振動部進入用孔12aの周縁に沿って形成した補強用のリブ部12b及び内周側平坦状接着面12cとの間に接着剤(図示せず)を充填して、治具JIG1,2を介して両者を重ね合わせて接着することで、振動板11上にエッジ12が組み立てられている。
この後、図7に示した如く、ボイスコイル14を巻回させたボイスコイルボビン13を振動板11の裏面側に突出したV字状溝部11fの内側に位置決めして固着させ、且つ、エッジ12をフレーム15に接着し、ボイスコイルボビン13と一体に振動板11をエッジ12を介してフレーム15に振動可能に支持させている。
図3(a)〜(c)に戻り、フレーム15の内側下方には、鉄製のヨーク16と、例えばネオジウムよりなるマグネット17,17と、鉄製のポールピース18,18とを備えた磁気回路が設けられており、マグネット17,17及びポールピース18,18はボイスコイルボビン13内に梁13aを境にして2分してそれぞれ配置されていると共に、ポールピース18,18はボイスコイルボビン13を介してボイスコイルボビン13の外周面に巻回したボイスコイル14と対向しており、上記した磁気回路によりボイスコイルボビン103の外周面に巻回したボイスコイル104に振動用の磁束を与えている。
上記のように構成した実施例1の電気音響変換器10Aでは、幅細く長尺に形成された振動板11がエッジ12を介して箱状のフレーム15に振動可能に支持され、且つ、振動板11の裏面にボイスコイルボビン13の一端部が固着されていると共に、ボイスコイルボビン13の他端部にボイスコイル14が取り付けられた状態で、外部からボイスコイル14に駆動電流を供給すると、フレーム15内に設けたヨーク16とマグネット17とポールピース18とを備えた磁気回路の磁束によりボイスコイルボビン13が上下動するので、ボイスコイルボビン13と一体に振動板11をエッジ12を介して振動させて、低周波領域から高周波領域に亘って歪みのない音波を放射できるようになっている。
従って、先に図18を用いて説明した従来の電気音響変換器100では、エッジ102の内周部は薄い板状のままであるため、内周ラインがうねって変形すること多かったが、実施例1の電気音響変換器10Aではエッジ12の振動部進入用孔12aの周縁に沿って形成した補強用のリブ部12bによりエッジ12の内周側平坦状接着面12cの内周縁の変形を防止することで、振動板11とエッジ12との間で接着用貼り代を全周に亘って均一に保つことができ、且つ、接着用貼り代が均一であることは振動板11とエッジ12の接着結合強度を向上させるだけでなく、振動系の重量バランスを確保することになり、これにより実施例1の電気音響変換器10Aの音質向上が図れると共に、振動板11とエッジ12の接着時の作業性も向上できる。この際、エッジ12に形成した補強用のリブ部12bにより重量がわずかに増加するが、音響性能に影響を与えるものではないことを確認している。
図8は本発明に係る実施例2の電気音響変換器を説明するため図であり、(a)は平面図、(b)はA−A線断面図、(c)はB−B線断面図、
図9は本発明に係る実施例2の電気音響変換器において、要部となる振動板を説明するための図であり、(a)は振動板外観斜視図、(b)はB−B線拡大断面図、
図10は本発明に係る実施例2の電気音響変換器において、振動板上にエッジを組み立てる状態を示した斜視図、
図11は本発明に係る実施例2の電気音響変換器において、振動板上にエッジを組み立てた後にボイスコイルボビンを振動板の裏面に取り付けた状態を拡大して示した断面図である。
図8(a)〜(c)に示した本発明に係る実施例2の電気音響変換器10Bは、先に説明した実施例1の電気音響変換器10Aの構成と一部を除いて同様の構成であり、ここでは説明の便宜上、先に示した構成部材に対しては同一の符号を付して図示し、且つ、先に示した構成部材は必要に応じて適宜説明し、実施例1に対して異なる部位に新たな符号を付して説明する。
図8(a)〜(c)に示した如く、本発明に係る実施例2の電気音響変換器(スピーカユニット)10Bも幅細く長尺な直方形状に形成されている。
この実施例2の電気音響変換器10Bでも、幅細く長尺に形成された振動板11がエッジ12を介して箱状のフレーム15に振動可能に支持され、且つ、振動板11の裏面にボイスコイルボビン13の一端部が固着されていると共に、ボイスコイルボビン13の他端部にボイスコイル14が取り付けられた状態で、外部からボイスコイル14に駆動電流を供給すると、フレーム15内に設けたヨーク16とマグネット17とポールピース18とを備えた磁気回路の磁束によりボイスコイルボビン13が上下動するので、ボイスコイルボビン13と一体に振動板11をエッジ12を介して振動させて、低周波領域から高周波領域に亘って歪みのない音波を放射できるようになっている点は実施例1と同じである。
ここで、図8(a)〜(c)及び図9に示した如く、ポリイミド(PI)フィルムなどを用いて幅細く長尺に形成された振動板11は、長手方向の中央部位に形成した幅細い梁11aと、梁11aの左右に形成した三角状凹部11b,11bと、梁11aを介して前後左右対称に長手方向に沿って複数凹凸状に形成した振動部となる凸状部11c及び凹状部11dと、長手方向の前後に形成したテーパ部11e,11eと、振動板11の外周部に沿って下方に向かってV字状に形成したV字状溝部11fとが実施例1と同様であるものの、実施例1に対して異なる点を説明すると、V字状溝部11fの外側に沿ってエッジ12の内周側接着面12cを位置決めするためのエッジ位置決め用のV字状リブ部11hが例えば0.6mm程度に幅狭く、0.6mm程度の高さで上方に向かって全周に亘って突出形成されていると共に、エッジ位置決め用のV字状リブ部11hの外側に沿ってエッジ12を接着するための平坦状接着面11iが平坦に形成されている。従って、振動板11に形成したエッジ位置決め用のV字状リブ部11hは、振動部11c,11dと、平坦状接着面11iとの間に形成されることになる。
一方、図8(a)〜(c)及び図10に示した如く、振動板11上に接着されるエッジ12は、実施例1とは異なって、振動板11の振動部11c,11dが進入する振動部進入用孔12aの周縁に沿って補強用のリブ部は形成されてなく、振動部進入用孔12aの周縁に沿って振動板11の平坦状接着面11i上に接着される内周側平坦状接着面12cが形成され、更に、内周側平坦状接着面12cの外側に沿って半円弧状変位部12dが振動板11の振動に応じて弾性変位可能に形成されている。
また、エッジ12の半円弧状変位部12dの外側で長手方向の前後にフレーム15の上面に接着される外周側平坦状接着面12e,12eが平坦に形成され、且つ、左右の半円弧状変位部12d,12dの各側面側に位置する外周側長手方向接着面12f,12fがフレーム15の左右の側面に接着されるようになっている点は実施例1と同じである。
そして、図10に示した如く、振動板11の上方にエッジ12を用意し、且つ、振動板11の内側に治具JIG1(図示せず)を配置し、エッジ12の上方に治具JIG2(図示せず)を配置して、振動板11の外周部に形成したエッジ位置決め用のV字状リブ部11hの外側に沿ってエッジ12の振動部進入用孔12aを嵌合してエッジ12の平坦状接着面12cを位置決めし、振動板11の外周部側に形成した平坦状接着面11iと、エッジ12の振動部進入用孔12aの周縁に沿って形成した内周側平坦状接着面12cとの間に接着剤(図示せず)を充填して、治具JIG1,2(図示せず)を介して両者を重ね合わせて接着することで、振動板11上にエッジ12が組み立てられている。
この後、図11に示した如く、ボイスコイル14を巻回させたボイスコイルボビン13を振動板11の裏面側に突出したV字状溝部11fの内側に位置決めして固着させ、且つ、エッジ12をフレーム15に接着し、ボイスコイルボビン13と一体に振動板11をエッジ12を介してフレーム15に振動可能にさせている。
従って、先に図19を用いて説明した従来の電気音響変換器100では、柔らかいエッジ102の内周側平坦状接着面102bを位置ズレ無く振動板101の平坦状接着面101e上に接着することは困難であったが、実施例2の電気音響変換器10Bではエッジ12の内周側平坦状接着面12cの周縁が補強されていないものの、振動板11の外周部に上方に向かって突出形成したエッジ位置決め用のV字状リブ部11hにエッジ12の振動部進入用孔12aを嵌合してエッジ12の内周側平坦状接着面12cを位置決めすることで、振動板11とエッジ12との間で接着用貼り代を全周に亘って均一に保つことができ、且つ、接着用貼り代が均一であることは振動板11とエッジ12の接着結合強度を向上させるだけでなく、振動系の重量バランスを確保することにもなり、これにより実施例2の電気音響変換器10Bの音質向上が図れると共に、振動板11とエッジ12の接着時の作業性も向上できる。
図12は本発明に係る実施例3の電気音響変換器を説明するため図であり、(a)は平面図、(b)はA−A線断面図、(c)はB−B線断面図、
図13は本発明に係る実施例3の電気音響変換器において、振動板上にエッジを組み立てる状態を示した斜視図、
図14は本発明に係る実施例3の電気音響変換器において、振動板上にエッジを組み立てた後にボイスコイルボビンを振動板の裏面に取り付けた状態を拡大して示した断面図である。
図12(a)〜(c)に示した本発明に係る実施例3の電気音響変換器10Cは、先に実施例1の電気音響変換器10Aで説明したエッジ12の振動部進入用孔12aの周縁に沿って形成した補強用のリブ部12bの技術的思想と、先に実施例2の電気音響変換器10Bで説明した振動板11の外周部側に形成した位置決め用のV字状リブ部11hの技術的思想とを組み合わせて構成されており、ここでは説明の便宜上、先に示した構成部材に対しては同一の符号を付して図示し、且つ、先に示した構成部材は必要に応じて適宜説明し、実施例1,2に対して異なる点を中心に簡略に説明する。
図12(a)〜(c)に示した如く、本発明に係る実施例3の電気音響変換器(スピーカユニット)10Cも幅細く長尺な直方形状に形成されている。
この実施例3の電気音響変換器10Cでも、幅細く長尺に形成された振動板11がエッジ12を介して箱状のフレーム15に振動可能に支持され、且つ、振動板11の裏面にボイスコイルボビン13の一端部が固着されていると共に、ボイスコイルボビン13の他端部にボイスコイル14が取り付けられた状態で、外部からボイスコイル14に駆動電流を供給すると、フレーム15内に設けたヨーク16とマグネット17とポールピース18とを備えた磁気回路の磁束によりボイスコイルボビン13が上下動するので、ボイスコイルボビン13と一体に振動板11をエッジ12を介して振動させて、低周波領域から高周波領域に亘って歪みのない音波を放射できるようになっている点は実施例1,2と同じである。
ここで、図12(a)〜(c)及び図13に示した如く、ポリイミド(PI)フィルムなどを用いて幅細く長尺に形成された振動板11は、実施例2と同様な形状に形成されており、即ち、振動板11の外周部に下方に向かってV字状に形成したV字状溝部11fの外側に沿ってエッジ位置決め用のV字状リブ部11hが例えば0.6mm程度に幅狭く、0.6mm程度の高さで上方に向かって全周に亘って突出形成されていると共に、エッジ位置決め用のV字状リブ部11hの外側に沿ってエッジ12を接着するための平坦状接着面11iが平坦に形成されている。
一方、図12(a)〜(c)及び図13に示した如く、振動板11上に接着されるエッジ12は、実施例1と同様な形状に形成されており、即ち、エッジ12の振動部進入用孔12aの周縁に沿って補強用のリブ部12bが例えば0.6mm程度に幅狭く、0.6mm程度の高さで上方に向かって全周に亘って突出形成されていると共に、補強用のリブ部12bの外側に沿って振動板11の平坦状接着面11g上に接着される内周側平坦状接着面12cが形成され、更に、内周側平坦状接着面12cの外側に沿って半円弧状変位部12dが振動板11の振動に応じて弾性変位可能に形成されている。
そして、図13に示した如く、振動板11の上方にエッジ12を用意し、且つ、振動板11の内側に治具JIG1(図示せず)を配置し、エッジ12の上方に治具JIG2(図示せず)を配置して、振動板11の外周部に形成したエッジ位置決め用のV字状リブ部11hの外側に沿ってエッジ12の振動部進入用孔12aを嵌合してエッジ12の平坦状接着面12cを位置決めし、振動板11の外周部側に形成した平坦状接着面11iと、エッジ12の振動部進入用孔12aの周縁に沿って形成した補強用のリブ部12b及び内周側平坦状接着面12cとの間に接着剤(図示せず)を充填して、治具JIG1,2(図示せず)を介して両者を重ね合わせて接着することで、振動板11上にエッジ12が組み立てられている。
この後、図14に示した如く、ボイスコイル14を巻回させたボイスコイルボビン13を振動板11の裏面側に突出したV字状溝部11fの内側に位置決めして固着させ、且つ、エッジ12をフレーム15に接着し、ボイスコイルボビン13と一体に振動板11をエッジ12を介してフレーム15に振動可能に支持させている。
従って、実施例3の電気音響変換器10Cでは振動板11の外周部に上方に向かって突出形成したエッジ位置決め用のV字状リブ部11hにエッジ12の振動部進入用孔12aを嵌合してエッジ12の内周側平坦状接着面12cを位置決めし、且つ、エッジ12の振動部進入用孔12aの周縁に沿って形成した補強用のリブ部12bによりエッジ12の内周側平坦状接着面12cの内周縁の変形を防止することで、振動板11とエッジ12との間で接着用貼り代を全周に亘ってより一層均一に保つことができ、且つ、接着用貼り代がより一層均一であることは振動板11とエッジ12の接着結合強度をより一層向上させるだけでなく、振動系の重量バランスをより一層確保することにもなり、これにより実施例3の電気音響変換器10Cの音質向上がより一層図れると共に、振動板11とエッジ12の接着時の作業性もより一層向上できる。
そして、上記した実施例1〜3の電気音響変換器10A〜10Cは、薄型ワイドテレビの細長サイドスピーカユニットとして省スペースでの利用が可能である。また、振動板11とエッジ12との間で高い接着強度を持つため、耐振性を要求される分野での利用の可能性もあり、2輪車だけでなく、4輪車や宇宙ロケットなどへの搭載も可能である。
尚、上記した実施例1〜3の電気音響変換器10A〜10Cは、幅狭く長尺に形成したスピーカユニットの例について説明したが、実施例1〜3の各技術的思想を例えば円形又は楕円形のスピーカユニットに適用しても同様の効果が得られることは明らかである。
本発明に係る実施例1の電気音響変換器の外観を示した外観斜視図である。 本発明に係る実施例1の電気音響変換器を分解して示した分解斜視図である。 本発明に係る実施例1の電気音響変換器を説明するため図であり、(a)は平面図、(b)はA−A線断面図、(c)はB−B線断面図である。 本発明に係る実施例1の電気音響変換器において、要部となるエッジを説明するための図であり、(a)はエッジ外観斜視図、(b)はB−B線拡大断面図である。 本発明に係る実施例1の電気音響変換器において、振動板上にエッジを組み立てる状態を示した斜視図である。 本発明に係る実施例1の電気音響変換器において、治具を用いて振動板上にエッジを組み立てる状態を拡大して示した断面図である。 本発明に係る実施例1の電気音響変換器において、振動板上にエッジを組み立てた後にボイスコイルボビンを振動板の裏面に取り付けた状態を拡大して示した断面図である。 本発明に係る実施例2の電気音響変換器を説明するため図であり、(a)は平面図、(b)はA−A線断面図、(c)はB−B線断面図である。 本発明に係る実施例2の電気音響変換器において、要部となる振動板を説明するための図であり、(a)は振動板外観斜視図、(b)はB−B線拡大断面図である。 本発明に係る実施例2の電気音響変換器において、振動板上にエッジを組み立てる状態を示した斜視図である。 本発明に係る実施例2の電気音響変換器において、振動板上にエッジを組み立てた後にボイスコイルボビンを振動板の裏面に取り付けた状態を拡大して示した断面図である。 本発明に係る実施例3の電気音響変換器を説明するため図であり、(a)は平面図、(b)はA−A線断面図、(c)はB−B線断面図である。 本発明に係る実施例3の電気音響変換器において、振動板上にエッジを組み立てる状態を示した斜視図である。 本発明に係る実施例3の電気音響変換器において、振動板上にエッジを組み立てた後にボイスコイルボビンを振動板の裏面に取り付けた状態を拡大して示した断面図である。 従来の電気音響変換器を説明するため図であり、(a)は平面図、(b)はA−A線断面図、(c)はB−B線断面図、(d)は振動板,エッジ,ボイスコイルボビンを拡大して示した断面図である。 従来の電気音響変換器において、振動板上にエッジを組み立てる状態を示した斜視図である。 従来の電気音響変換器において、振動板上にエッジを組み立てた後の状態を示した斜視図である。 従来の電気音響変換器において、エッジの変形を説明するための平面図であり、(a)は正常な状態のエッジを示し、(b)はエッジの内周部が変形した状態を示した図である。 従来の電気音響変換器において、振動板とエッジとを貼り合わせた時の位置ズレを説明するための平面図であり、(a)は振動板とエッジとを正常に貼り合わせた状態を示し、(b)はエッジに対して振動板が位置ズレした状態を示した図である。
符号の説明
10A〜10C…実施例1〜3の電気音響変換器、
11…振動板、11a…梁、11b…三角状凹部、11c…凸状部、11d…凹状部、
11e…テーパ部、11f…V字状溝部、11g…平坦状接着面、
11h…エッジ位置決め用のV字状リブ部、11i…平坦状接着面、
12…エッジ、12a…振動部進入用孔、12b…補強用のリブ部、
12c…外周側平坦状接着面、12d…半円弧状変位部、12e…外周側平坦状接着面、
12f…外周側長手方向接着面、
13…ボイスコイルボビン、13a…梁、14…ボイスコイル、
15…フレーム、16…ヨーク、17…マグネット、18…ポールピース。

Claims (5)

  1. 振動部と、前記振動部の外周に沿って前記振動部の一面側に突出形成された溝部と、前記溝部の外側に沿って形成された平坦状の接着面と、を有する振動板と、
    前記振動板の前記一面側に固着されたボイスコイルボビンと、
    前記振動部が進入する進入孔を有し、前記進入孔の周縁部と前記接着面とが接着されたエッジと、
    前記エッジの外周部に固着されたフレームと、を備えた電気音響変換器であって
    前記振動板は、さらに、前記溝部と前記接着面との間において前記一面側とは反対の他面側に突出形成されたリブ部を有し、
    前記リブ部の外側と前記進入孔とが嵌合して前記振動板に対する前記エッジの位置決めがなされていることを特徴とする電気音響変換器。
  2. 前記溝部及び前記リブ部は、断面形状がV字状とされていることを特徴とする請求項1に記載の電気音響変換器。
  3. 前記ボイスコイルボビンは、前記溝部における前記一面側の内側に固着されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電気音響変換器。
  4. 前記エッジは、前記進入孔の周縁に沿い前記他面側に突出するリブ部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気音響変換器。
  5. 前記振動板は、幅狭く長尺に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気音響変換器。
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