JP6887123B2 - スピーカおよび移動体装置 - Google Patents

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Description

薄型化と生産性の向上が実現できるスピーカに関する。
自動車など移動体装置に実装するオーディオ装置等に使用するスピーカは、設置スペースの制約のため薄型化が要求されている。厚みを薄くするために、平板型の振動板を使用したスピーカが、特許文献1に記載されている。図12,図13はこのスピーカの外観を示している。図14(a)は図12の断面図を示している。
このスピーカ1は、フレーム2と、振動板3と、第1エッジ4aと、第2エッジ4bと、ボイスコイル体5と、磁気回路6を備えている。
フレーム2の中空部7に配置されている振動板3は、肉薄部3aと肉薄部3aの周囲に肉厚部3bが一体に形成されている。振動板3の上面の外周とフレーム2の内周の取り付け部の間が、環状の第2エッジ4bを介して連結されている。振動板3の下面の外周とフレーム2の内周の取り付け部の間が、環状の第1エッジ4aを介して連結されている。
ボイスコイル体5は、図14(b)に示すようにボビン5aと、ボイスコイル5bとを有している。ボビン5aの基端は、振動板3の肉薄部3aの裏面に固定されている。ボビン5aにボイスコイル5bが巻回されている。
磁気回路6は、フレーム2の背面にボトムプレート6aを結合することにより係合している。ボトムプレート6aの設置部6bの内周部、すなわち中央部にマグネット6cが配置されている。マグネット6cの上面にトッププレート6dが配置され、設置部6bの外周部にヨーク6eが配置されている。トッププレート6dの外周とヨーク6eの先端の内周との間に形成された磁気ギャップ6fに、ボイスコイル5bが配置されている。
フレーム2に取り付けられた端子8a,8bとボイスコイル5bの間が、接続線9a,9bによって電気接続されている。ボイスコイル5bに駆動信号が供給されると、ボビン5aを介して、ボイスコイル5bの巻き軸方向(図14における上下方向)に駆動力が発生して振動板3が振動する。
WO2016/002230
従来の薄型のスピーカでは、平板型の振動板3の肉厚部3bを貫通して接続線9a,9bを敷設する作業性が悪いという課題を有するものであった。
本発明は、フレームに設けた端子とボイスコイルとの間を接続する接続線の敷設の作業性が良好な構造のスピーカを提供することを目的とする。
本発明のスピーカは、中空部を有するフレームと、板状の振動板本体と前記振動板本体の周囲に形成された環状の補強部で構成され前記フレームの前記中空部に配置された振動板と、前記振動板の外周端部と前記フレームとを連結するエッジと、前記振動板の前記振動板本体に基端が接続され筒状のボビンと前記ボビンに巻かれたボイスコイルを有するボイスコイル体と、前記ボイスコイルが配置される磁気ギャップを有する磁気回路と、前記フレームに設けられた端子と、前記端子と前記ボイスコイルの間を電気接続する接続線とを有し、前記補強部は、前記補強部の内周と外周を連通し、前記振動板の板状の振動板本体との貼り合わせ面で開口して前記振動板本体から離間する方向に形成された溝を有し、前記振動板本体は、板状の発泡樹脂材料のコア層にスキン層を接着して構成され、前記スキン層のうち、前記振動板本体の前記補強部との貼り合わせ面のスキン層が電気導通材料で構成され、前記振動板本体の前記補強部との貼り合わせ面のスキン層に電気絶縁材料のコア層が露出して、一対の前記接続線のうちの一方の接続線の側と、他方の接続線の側とに前記スキン層を分けるコア層露出帯を設け、前記接続線が、前記補強部の前記溝を通過している構成としたものである。
本発明は、環状の補強部とこれに貼り合わせる板状の振動板本体から振動板が構成するとともに、補強部には、一端で開口して内周と外周を連通する溝が形成されているため、振動板本体を補強部に貼り合わせる前に、補強部の一端の溝の開口から接続線を溝に挿入し、補強部の外周側に配置したフレームに設けた端子と補強部の内周側に配置したボイスコイル体のボイスコイルとを、接続線で接続してから振動板本体を補強部に貼り合わせて振動板を構成でき、製造工程を簡潔にして作業性を改善できる。よって、薄型スピーカの生産性を向上することができる。
本発明の薄型スピーカの断面図 本発明の薄型スピーカの分解斜視図 平面スピーカにおいて振動板本体31を接着する前の平面図 (a)要部の拡大断面図と(b)要部の拡大側面図および(c)別の実施例の要部の拡大断面図 (a)〜(e)組み立ての前半の工程図 (f)〜(i)組み立ての後半の工程図 (a)補強部の拡大平面図と(b)別の実施例の補強部の拡大平面図 図7(b)の場合の拡大断面図 (a)図7(b)に示した補強部32のA−A矢視図と、(b)別の実施例の補強部32のA−A矢視図、および(c)図7(b)に示した補強部32のB−B矢視図 (a)別の実施例の振動板30の拡大平面図と、(b)振動板本体31の拡大平面図 (a)振動板30の拡大平面図と、(b)振動板本体31の拡大平面図 従来のスピーカの外観斜視図 従来のスピーカの背面図 (a)従来のスピーカの断面図と、(b)従来の振動板の肉厚部から接続線を引き出した状態の説明図 (a)〜(f)従来のスピーカの組み立て工程図 本実施の形態における移動体装置の概念図
以下、本発明の各実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図4は本発明のスピーカの構造を示し、図5と図6は組み立て工程を示している。
本発明のスピーカ1Aは、フレーム2と、振動板30と、振動板30をフレーム2から支持する第1,第2エッジ4a,4bと、ボイスコイル体5と、磁気回路6と、フレーム2に取り付けられた端子8a,8bとボイスコイル5bを電気接続する接続線9a,9bを備えている。
振動板30の下面の外周とフレーム2の内周の取り付け部の間が、環状の第1エッジ4aを介して連結されている。振動板30の上面の外周とフレーム2の内周の取り付け部の間が、環状の第2エッジ4bを介して連結されている。
ボイスコイル体5は、従来と同じようにボビン5aと、ボイスコイル5bとを有している。振動板30は平板状の振動板本体31と環状の補強部32で構成されている。ボビン5aの基端は、振動板本体31の裏面に固定されている。ボビン5aの基端と反対の方向にボイスコイル5bが巻回されている。
磁気回路6は、従来と同じようにフレーム2の背面にボトムプレート6aを結合することにより係合している。ボトムプレート6aの設置部6bの内周部、すなわち中央部にマグネット6cが配置されている。マグネット6cの上面にトッププレート6dが配置され、設置部6bの外周部にヨーク6eが配置されている。トッププレート6dの外周とヨーク6eの先端の内周との間に形成された磁気ギャップ6fに、ボイスコイル5bが配置されている。振動板30はフレーム2の中空部7に配置されている。
振動板本体31は、図4(a)に示すように、発泡樹脂材料のコア層31aの前面および背面にスキン層31b,31cが形成されている。補強部32は、発泡樹脂材料のコア層32aの底面にだけスキン層32bが形成されている。コア層32aの内周面にはスキン層は形成されていない。
スキン層31b,31c,32bは、硬く、軽い材料により形成するのが好ましい。たとえば前面のスキン層31b,32bにはアルミや、チタンなどの金属層、あるいはカーボン層などが用いられる。背面のスキン層31cには接続線9a,9bとの電気絶縁のために、軽量高剛性絶縁材が好ましい。たとえば、紙,樹脂フィルム,繊維強化プラスチック,絶縁膜等や、このうちの何れかを設けた金属が用いられる。
補強部32には、フレーム2に設けられた端子8a,8bの位置に対応して溝33a,33bが形成されている。図3は補強部32に振動板本体31を接着する前の平面図である。環状の補強部32の内周と外周を連通するこの溝33a,33bは、振動板本体31との貼り合わせ面34で一端が開口し他端は振動板本体31から離間する方向に向かって形成されている。接続線9a,9bは、補強部32の溝33a,33bを通過して端子8a,8bに電気接続されている。
このスピーカの組み立て工程を、図15に示した比較例と比較して説明する。
(比較例)
図15(a)〜(f)は、振動板3が肉薄部3aと肉厚部3bが一体形成されているスピーカの一般的な組み立て工程を示す。
図15(a)では、フレーム2の内側に第1エッジ4aの外周部を接着する。
図15(a)とは別工程で実行する図15(b)では、一体形成されている振動板3にボイスコイル体5の基端を固定する。続いて図15(c)では、ボイスコイル5bに接続された接続線9a,9bの他端を、振動板3の肉厚部3bを貫通して振動板3の外側に引き出す。
図15(d)では、図15(a)でフレーム2に接着された第1エッジ4aの内周部に、図15(c)で作成した振動板3を接着する。さらに、接続線9a,9bをフレーム2の端子8a,8bに電気接続する。
図15(e)では、フレーム2と振動板3の間に第2エッジ4bを接着する。
図15(f)では、磁気回路6をフレーム2に取り付ける。
このように比較例の製造工程では、図15(d)で第1エッジ4aに振動板3を接着するためには、図15(c)に示した工程を実施して振動板3の内側から接続線9a,9bを引き出す作業が必要である。
(実施例)
実施の形態1のスピーカ1Aの組み立て工程を、図5(a)〜(e),図6(f)〜(i)に示す。
図5(a)では、フレーム2の内側に第1エッジ4aの外周部を接着する。
図5(b)では、図5(a)で第1エッジ4aを接着したフレーム2を、冶具体35の外周部35aにセットする。
図5(c)では、冶具体35に形成されている環状の第1突部35bに、振動板30の一部となる補強部32を仮想線で示すようにセットして、第1エッジ4aの内周部に補強部32の下端を接着する。
図5(d)では、冶具体35の第1突部35bよりも内側に形成されている第2突起35cに、仮想線で示すようにボイスコイル体5をセットする。
図5(e)では、補強部32の振動板本体31との貼り合わせ面34で開口している溝33a,33bの開口から、接続線9a,9bを溝33a,33bに挿入して接続線9a,9bでボイスコイル5bとフレーム2の端子8a,8bの間を電気接続する。溝33a,33bへの接続線9a,9bの挿入に際しては、溝33a,33bにシリコン系接着剤またはゴム系接着剤などの接着剤36を塗布しておくことが好ましい。
図6(f)では、冶具体35にセットされた補強部32とボイスコイル体5の上に、振動板30の一部となる振動板本体31を載置して、補強部32の上面とボイスコイル体5の基端を振動板本体31の下面に接着する。
ここで、補強部32の上面とボイスコイル体5の基端を振動板本体31の下面に接着するときには、シリコン系接着剤またはゴム系接着剤などを使用する。また、生産性を向上させるために、瞬間接着剤と併用しても良い。さらに、主剤と硬化促進剤からなる2液混合タイプの接着剤を用いても良く、この場合、短時間で強固でかつ確実に接着結合させることができるため、良好な音響特性の実現に加え、品質、信頼性の向上と生産性の向上も実現させることができる。
振動板本体31の接着に際して図5(e)で溝33a,33bに接着剤36を塗布した場合には、この接着剤36が硬化することによって、接続線9a,9bの中間部分がスキン層31cの表面に接触しないように固定することができ、スキン層31cの表面が電気導通材料であっても接続線9a,9bの間がスキン層31cを介して短絡することを防止できる。
図6(g)では、第2エッジ4bの外周部を、フレーム2と振動板本体31の上面の間に接着する。
図6(h)と図6(i)では、フレーム2から冶具体35を取り外して磁気回路6をフレーム2に取り付ける。
このように本発明の実施例の製造工程では、板状の振動板本体31と環状の補強部32を貼り合わせて振動板30を形成するとともに、補強部32には溝33a,33bが形成されているため、補強部32に振動板本体31を貼り付ける前に、溝33a,33bを通過させて接続線9a,9bを敷設してから補強部32に振動板本体31を貼り付けて、その後に第2エッジ4bをフレーム2と振動板本体31の間に接着する製造工程だけで組み上げることができる。
したがって、フレーム2に振動板を第1,第2エッジ4a,4bを介して取り付ける組み立て工程とは別の図15(b)(c)の工程を無くすことができ、比較例に較べて作業性が良好である。
また、製造工程において、一方向からのみで組み立てることを可能とすることができ、裏返し等の煩雑な作業工程を実施する必要がないことから、迅速で安定した製造方法を実現させることができる。
そして、この製造方法は、組み立てられた完成品のスピーカの品質に大きく影響を及ぼすことから、不良率が低減でき、品質的に安定した信頼性の高いスピーカを実現させることができる。
なお、振動板本体31に貼り付けられた補強部32の断面形状が、図7(a)に示すように振動板本体31との貼り合わせ面34の幅32Hが第1エッジ4aとの貼り付け面の幅32Lよりも広い形状であったが、図7(b)と図8に示すように幅32H=幅32Lであっても良い。この場合にはボイスコイル体5に接続されて補強部32に届くまでの接続線9a,9bの中間部分を接着剤37で振動板本体31のスキン層31cに固定することが好ましい。これによって接続線9a,9bと振動板本体31との平面接触による再生特性の歪み発生を回避できる。また、スキン層31cの表面が電気導通材料の場合には、接続線9a,9bの中間部分がスキン層31cの表面に接触しないように、接続線9a,9bを接着剤37で振動板本体31に固定することが好ましい。
なお、補強部32の底面にだけスキン層32bが形成されていてコア層32aの内周面にはスキン層は形成されていなかったが、図4(c)に示すようにコア層32aの内周面にスキン層32cが形成されていても同様である。図9(a)は図7(b)に示した補強部32のA−A矢視図を示す。図9(a)に示すように溝33a,33bの周囲に限ってスキン層32cを形成せずにコア層32aが露出させたコア層露出帯38aを設けることによって、スキン層32cが電気導通材料であっても接続線9a,9bの間がスキン層32cを介して短絡することを防止できる。図7(b)の溝33bと溝33aとの一方にだけコア層露出帯38aを設けて構成することもできる。これらは図7(a)に示した補強部32の場合も同様である。
または、スキン層32cが電気導通材料であっても図9(b)に示すように溝33a,33bの周囲にコア層露出帯38aを設けずに、溝33a,33bの間に図9(c)に示すようにコア層32aを露出させたコア層露出帯38bを設けることによっても、スキン層32cが電気導通材料であっても接続線9a,9bの間がスキン層32cを介して短絡することを防止できる。図9(c)は図7(b)に示した補強部32のB−B矢視図を示す。これらは図7(a)に示した補強部32の場合も同様である。
なお、図5(e)における接続線9a,9bのフォーミングが不適切であった場合には、接続線9a,9bがスキン層31cに接触して短絡発生のおそれがある。しかし図10(a)(b)または図11(a)(b)に示すように構成して短絡発生を回避できる。
図10(a)は振動板30の平面図、図10(b)はスキン層31c側の面を示している。振動板本体31の背面には、スキン層31cを形成せずにコア層31aが露出させたコア層露出帯39a,39bが、補強部32の溝33a,33bの位置に対応して形成されている。
図11(a)は振動板30の平面図、図11(b)はスキン層31c側の面を示している。振動板本体31の背面には、スキン層31cを形成せずにコア層31aを露出させたコア層露出40が、補強部32の溝33a,33bの位置に対応して形成されている。
以上で説明した本発明のスピーカは、自動車など移動体装置の空間に実装するラウドスピーカに最適である。
図16は、本実施の形態における移動体装置41の概念図である。移動体装置41は、ラウドスピーカ42を搭載している。ここで、ラウドスピーカ42とは、本実施の形態のスピーカ1Aである。なお、図16では、自動車を例に示しているが、移動体装置41は自動車に限らず、船舶、航空機、列車、バイクなどでもよい。
移動体装置41は、本体部43と、駆動部44と、増幅部45と、ラウドスピーカ42とを有している。駆動部44と、増幅部45と、ラウドスピーカ42は、本体部43に搭載されている。なお、駆動部44は、エンジンや、モータや、タイヤや、ハンドルなどを有していてもよい。増幅部45の出力は、ラウドスピーカ42へ供給される。なお、増幅部45は、カーオーディオの一部を有していてもよい。その場合、増幅部45は、音源の再生装置などを有していてもよい。さらに、増幅部45は、カーナビゲーションシステムの一部を有していてもよい。その場合、増幅部45は、表示装置などを有していても良い。
なお、本体部43は、乗車空間43Aを有している。ラウドスピーカ42は、乗車空間43Aへ、音を放出できるように設置されている。本体部43は、外装部43Bと、内装部43Cとをさらに有していてもよい。外装部43Bは乗車空間43Aを外部と隔離している。外装部43Bは、たとえば、屋根43Dや、ドア43Eである。内装部43Cは、外装部43Bと乗車空間43Aとの間に設けられている。ラウドスピーカ42は、内装部43Cと外装部43Bとの間に収納されている。なお、ラウドスピーカ42を設置する場所は、上記に限られず、ダッシュボードやリアトレイ(図示せず)などでもよい。
本発明は、薄型のスピーカおよびこれを使用する各種装置の高性能化と製造工程の簡潔化に寄与する。
1A スピーカ
2 フレーム
4a,4b 第1,第2エッジ
5 ボイスコイル体
6 磁気回路
5a ボイスコイル体5のボビン
5b ボイスコイル体5のボイスコイル
6a 磁気回路6のボトムプレート
6b ボトムプレート6aの設置部
6c 磁気回路6のマグネット
6d 磁気回路6のトッププレート
6e 磁気回路6のヨーク
6f 磁気回路6の磁気ギャップ
8a,8b 端子
9a,9b 接続線
30 振動板
31 振動板30の振動板本体
32 振動板30の補強部
31a 振動板本体31のコア層
31b,31c 振動板本体31のスキン層
32a 補強部32のコア層
32b 補強部32のスキン層
32c 補強部32のスキン層
33a,33b 補強部32の溝
34 補強部32の振動板本体31との貼り合わせ面
35 冶具体
35a 冶具体35の外周部
35b 冶具体35の第1突部
35c 冶具体35の第2突起
36,37 接着剤
32H 補強部32の振動板本体31との貼り合わせ面34の幅
32L 補強部32の第1エッジ4aとの貼り付け面の幅
38a,38b コア層露出帯

Claims (9)

  1. 中空部を有するフレームと、
    板状の振動板本体と前記振動板本体の周囲に形成された環状の補強部で構成され前記フレームの前記中空部に配置された振動板と、
    前記振動板の外周端部と前記フレームとを連結するエッジと、
    前記振動板の前記振動板本体に基端が接続され筒状のボビンと前記ボビンに巻かれたボイスコイルを有するボイスコイル体と、
    前記ボイスコイルが配置される磁気ギャップを有する磁気回路と、
    前記フレームに設けられた端子と、
    前記端子と前記ボイスコイルの間を電気接続する接続線とを有し、
    前記補強部は、前記補強部の内周と外周を連通し、前記振動板の板状の振動板本体との貼り合わせ面で開口して前記振動板本体から離間する方向に形成された溝を有し、
    前記振動板本体は、板状の発泡樹脂材料のコア層にスキン層を接着して構成され、
    前記スキン層のうち、前記振動板本体の前記補強部との貼り合わせ面のスキン層が電気導通材料で構成され、
    前記振動板本体の前記補強部との貼り合わせ面のスキン層に電気絶縁材料のコア層が露出して、一対の前記接続線のうちの一方の接続線の側と、他方の接続線の側とに前記スキン層を分けるコア層露出帯を設け、
    前記接続線が、前記補強部の前記溝を通過している、スピーカ。
  2. 前記振動板本体の前記補強部との貼り合わせ面のスキン層と前記接続線の途中の間に電気絶縁性の接着剤が介装されている、請求項1記載のスピーカ。
  3. 前記振動板本体の前記補強部との貼り合わせ面のスキン層に、前記補強部に形成された溝に対応して電気絶縁材料のコア層が露出するコア層露出帯を設けた、請求項1記載のスピーカ。
  4. 前記振動板の前記補強部の前記溝に、前記接続線の途中が係止されている、請求項1記載のスピーカ。
  5. 前記補強部は、環状の発泡樹脂材料のコア層の内周面に電気絶縁性または電気導電性のスキン層が形成されている、請求項1または請求項4記載のスピーカ。
  6. 前記補強部は、環状の発泡樹脂材料のコア層の前記振動板本体との貼り合わせ面とは反対側の端面にスキン層を有している、請求項1または請求項4記載のスピーカ。
  7. 前記補強部は、環状の発泡樹脂材料のコア層の内周面に電気導電性のスキン層が形成されている、かつこのスキン層に、前記コア層が露出して一対の前記接続線の一方に対応する第1エリアと前記接続線の他方に対応する第2エリアに分けるコア層露出帯を設けた、請求項1記載のスピーカ。
  8. 前記補強部は、環状の発泡樹脂材料のコア層内周面に電気導電性のスキン層が形成され、かつ前記補強部の前記溝の内の少なくとも一方の前記溝の周囲に前記コア層が露出するコア層露出帯を設けた、請求項1記載のスピーカ。
  9. 本体部と、
    前記本体部に搭載された駆動部と、
    前記本体部に搭載された増幅部と、
    前記増幅部からの出力が供給される請求項1に記載のスピーカと、
    を備えた、移動体装置。
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