JP4574434B2 - コンテンツ情報管理装置、コンテンツ情報管理方法およびコンテンツ情報管理プログラム - Google Patents

コンテンツ情報管理装置、コンテンツ情報管理方法およびコンテンツ情報管理プログラム Download PDF

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本発明は、映像、音声等のデジタルコンテンツ情報を管理するコンテンツ情報管理装置、コンテンツ情報管理方法およびコンテンツ情報管理プログラムに関する。
従来から、映像や音声等のいわゆるデジタルコンテンツ情報(以下、単にコンテンツ情報と記す)は、その情報をコピーすることによって、極めて劣化の少ない情報を得ることができることから、そのコンテンツ情報のコピーを制限して、著作権保護を行うための様々な方法が提案されてきている。
例えば、映画、音楽等のコンテンツ情報について、その著作権保護を図るために、SCMS(Serial Copy Management System)という手法が知られており、この手法によれば、CDやDVD等のデジタルメディアからのコピーを一世代のみ許可することができ、それ以上のコピーを制限することができる。
また、CPRM(Content Protection for Recordable Media)と呼ばれる技術も実用化されている。この技術によれば、コンテンツ情報は、そのコンテンツ情報が記憶されるDVD、CD等の記録媒体(以下、メディアとも記す)毎に特有のキー情報(以下、メディアキーと記す)を用いて暗号化された状態で記録されており、このコンテンツ情報を再生するためには、必ずこのメディアキーを用いて復号化を行う必要がある。よって、CPRMによって暗号化された状態で一の記録媒体に記録されたコンテンツ情報を他の記録媒体に単にコピーしても、再生の際には、暗号化されたときのメディアキー(一の記録媒体のキー情報)が存在しないので、他の記録媒体上では復号化できず、再生できない。その結果、コンテンツホルダの著作権を保護することが可能であった。
さらに、近年、BSデジタル放送、110度CSデジタル放送および地上波デジタル放送等のデジタル放送が開始されている。これらのデジタル放送において放送局から送出されるコンテンツ情報も、いわゆるデジタル情報であるので、そのコピーを行った場合に、極めて劣化の少ない情報を得ることができることは上述した例と同じである。このようなコンテンツ情報のコピー行為を制限するために、デジタル放送においては、コンテンツ情報毎にコピーを制限するための情報(CCI:Copy Control Informationとも呼ばれる)が付与されており、不正な者によるコピー行為が制限されている。
このようなデジタル放送されたコンテンツ情報が、家庭用の録画装置で記録媒体に録画される場合には、コンテンツ情報には、前述のCCIが付与されるとともに、前述のCPRM等によって、記録媒体に特有のメディアキーを用いて暗号化されて記録される。従来から、このようなCCIが付与された状態で記録媒体に記録されたコンテンツ情報を、他の記録媒体に移動させる(以下、この移動をムーブ、または、MOVEとも記す)ことが望まれており、このような課題を解決するために、一の記録媒体に記録されたコピー制限されたコンテンツ情報を、一の記録媒体から削除することを条件として、他の記録媒体にムーブすることのできる技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2002−238023号公報
しかしながら、メディアキーで暗号化されたコンテンツ情報に対して、上述したような技術を適用した場合、前記コンテンツ情報を予めPC等に複製しておき、メディアからコンテンツ情報を録画装置内のHDD等へ正当な手段によってムーブした後で、PC等に複製しておいたコンテンツ情報をメディアへ戻すことによってHDDへムーブされたコンテンツ情報とメディア内に戻されたコンテンツ情報とが同時に再生可能となってしまうという問題があった。すなわち、HDD等へムーブされたコンテンツ情報は正当なムーブによって移動されたコンテンツ情報であるために当然再生可能であり、さらに、PC等に複製されたコンテンツ情報はメディアキーによって暗号化されたコンテンツ情報であるためそのメディアキーを持つメディアに戻すことにより再生可能となってしまう。
一方で、手軽に低コストで入手可能なDVD−R(DVD+Rも含む)等のいわゆる書き換えの困難な記録媒体(以下、このような記録媒体のことをR媒体と記す)が、ユーザに広く受け入れられており、自らがHDD等に録画したコピー制限されたコンテンツ情報を、R媒体にバックアップしておき、後々、再度HDD等に戻したり、別の媒体へムーブしたいという要求や、ムーブした上で、家族や友人等に貸与して、その返却を受けた後に、再度そのコンテンツ情報を、もとのHDD等にムーブしたい、という要求が高まってきている。そのため、コンテンツホルダの権利保護と利用者の利便性とを両立させることの出来るコンテンツ情報管理装置が求められている。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、いわゆるR媒体に記録されたコピー制限されたコンテンツ情報を、再度HDD等の他の記録媒体にムーブすることのできるコンテンツ情報管理装置、コンテンツ情報管理方法およびコンテンツ情報管理プログラムを提供することを目的とする。
本発明のコンテンツ情報管理装置は、記録媒体に記録されたコンテンツ情報について、記録媒体から移動すべき旨の指示が入力される入力部と、入力部から指示が入力されたコンテンツ情報の記録された記録媒体の種類を検出する媒体種類検出部と、コンテンツ情報のコピー制限の有無を判別するコピー制限判別部と、媒体種類検出部が記録媒体の種類が書き換えの困難な記録媒体であることを検出し、かつ、コピー制限判別部がコンテンツ情報はコピー制限されていると判別した場合に、コンテンツ情報が再度記録媒体に書き込まれないような抑止処理を記録媒体に対して行う抑止処理部とを備えたことを特徴としている。
このような構成により、コピー制限されたコンテンツ情報であって、いわゆるR媒体に記憶されているコンテンツ情報をムーブすべき指示が入力されたときは、抑止処理部が、そのコンテンツ情報がムーブされた他の記録媒体から再度移動されて記録媒体に書き込まれないような抑止処理を行うので、いわゆるR媒体に記録されたコピー制限されたコンテンツ情報を他の記録媒体にムーブする前に、PC等にコピーしておいて、ムーブ後に再度ムーブ元の記録媒体に戻して視聴される不正行為を防ぐことのできるコンテンツ情報管理装置を提供することができる。
また、記録媒体からのコンテンツ情報の読み出し処理を行う読出処理部をさらに備え、抑止処理部は、読出処理部によるコンテンツ情報の読み出し処理が終了した後に、記録媒体に対して抑止処理を行う構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、読出処理部による、コンテンツ情報の読み出し処理が終了した後に、抑止処理を行うので、コンテンツ情報をより確実に他の記録媒体にムーブさせることのできる構成を実現できる。
また、記録媒体からのコンテンツ情報の読み出し処理を行う読出処理部と、読出処理部が読み出したコンテンツ情報を移動先記録媒体へ記録する処理を行う記録処理部とをさらに備え、抑止処理部は、記録処理部によるコンテンツ情報の記録処理が終了した後に、記録媒体に対して抑止処理を行う構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、記録処理部による、コンテンツ情報の記憶処理が終了した後に、抑止処理を行うので、コンテンツ情報をより確実に他の記録媒体にムーブさせることのできる構成を実現できる。
さらに、電源断が発生したことを検知する異常検知部と、異常検知部が電源断を検知した場合に、電源断が発生する前に実行中であった処理を判別する異常処理判別部とをさらに備え、異常処理判別部が判別した処理が抑止処理の必要な処理である場合に、電源断復旧処理として、電源断発生前に実行中の処理を再開する構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、抑止処理が必要な処理が行われている間に電源断が起こったとしても電源断復旧処理として、電源断発生前に実行中の処理を再開するので、抑止処理が必要な処理の最中に電源断が起こったとしても抑止処理が中止されない。
また、電源断が発生したことを検知する異常検知部と、異常検知部が電源断を検知した場合に、電源断が発生する前に実行中であった処理を判別する異常処理判別部とをさらに備え、異常処理判別部が判別した処理が抑止処理の必要な処理である場合に、電源断復旧処理として、移動先記録媒体に記録されたコンテンツ情報が不完全である場合に、移動先記録媒体に記録されたコンテンツ情報を無効化し、移動先記録媒体の前記コンテンツ情報が完全である場合に、記録媒体に対して抑止処理を行う構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、電源断が起こると、電源断復旧処理として、移動先記録媒体に記録されたコンテンツ情報が不完全である場合には移動先記録媒体に記録されたコンテンツ情報を無効化し、移動先記録媒体の前記コンテンツ情報が完全である場合には記録媒体に対して抑止処理を行うため、不完全なコンテンツ情報が移動先記録媒体に記録されることを防ぐことが出来る。
さらに、記録媒体の取り出しを制限する制限部をさらに備え、制限部は、読出処理部がコンテンツ情報の読み出し処理を行う前に記録媒体の取り出しを制限し、抑止処理部が抑止処理を行った後に記録媒体の取り出しの制限を解除する構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、読出処理部による読出処理および抑止処理部による抑止処理の行われている間には、記録媒体の取り出しが制限されるので、例えば、読み出し処理が行われた後、抑止処理の行われるまでの間に記録媒体が取り出されることにより、コピー制限されたコンテンツ情報が他の記録媒体に流出することを防止することができる。
また、制限部は、異常検知部が電源断を検知した場合に、記録媒体の取り出しを制限し、電源断復旧処理が完了した後に、記録媒体の取り出しの制限を解除する構成であってもよい。
このような構成によれば、電源断が起こった場合には記録媒体を取り出せなくなるため、抑止処理中に電源断を起こして記録媒体を抜き取ることにより、抑止処理の行われていない記録媒体を奪われる不正行為を防ぐことができる。
さらに、抑止処理部は、記録媒体の空き容量が、コンテンツ情報の容量よりも小さくなるように、記録媒体の空き領域に任意の情報を記録する構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、コンテンツ情報が他の記録媒体にムーブされた後に、そのムーブされたコンテンツ情報が再度ムーブ元の記録媒体に戻すことのできるだけの空き領域がなくなるため、コンテンツ情報を他の記録媒体にムーブする前に、ムーブ対象となるコンテンツ情報をPC等にコピーしておいて、ムーブ後に再度ムーブ元の記録媒体に戻して視聴される不正行為を防ぐことが可能である。
また、抑止処理部は、記録媒体に対してファイナライズ処理を行う構成であってもよい。
このような構成によると、さらに、コンテンツ情報が他の記録媒体にムーブされた後に、ムーブ元の記録媒体が追記不可能となるため、コンテンツ情報を他の記録媒体にムーブする前に、ムーブ対象となるコンテンツ情報を他のコンピュータ等にコピーしておいて、ムーブ後に再度ムーブ元の記録媒体に戻して視聴される不正行為を防ぐことが可能である。
また、抑止処理部は、記録媒体に記録済みの情報を所定の情報に書き換える情報書換部を備え、抑止処理部は、記録媒体の空き容量が、コンテンツ情報の容量よりも小さくなるように、記録媒体に任意の情報を記録するとともに、情報書換部は、記録媒体に記録されたコンテンツ情報を所定の情報に書き換える構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、ムーブ処理後に、記録媒体の空き容量を、ムーブ対象となるコンテンツ情報の容量よりも少なくし、かつ、記録媒体におけるコンテンツ情報を、所定の情報に書き換えるので、ムーブ後の記録媒体からコンテンツ情報を読み出すことのできない、著作権保護に優れた構成を実現することができる。
また、抑止処理部は、記録媒体に記録済みの情報を所定の情報に書き換える情報書換部を備え、抑止処理部は、記録媒体に対してファイナライズ処理するとともに、情報書換部は、記録媒体に記録されたコンテンツ情報を所定の情報に書き換える構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、ムーブ処理後に、記録媒体をファイナライズ処理して、かつ、記録媒体におけるコンテンツ情報を、所定の情報に書き換えるので、ムーブ後の記録媒体からコンテンツ情報を読み出すことのできない、著作権保護に優れた構成を実現することができる。
さらに、コンテンツ情報はコンテンツ情報が記憶されたアドレス情報を含むファイルエントリ情報を有し、情報書換部は、コンテンツ情報を所定の情報に書き換える際に、ファイルエントリ情報は書き換えない構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、コンテンツ情報が所定の情報に書き換えられた際にも、ファイルエントリ情報は書き換えられないので、記録媒体上にムーブされたコンテンツが存在したことをムーブ後に検知し得る構成を実現することができる。さらに、ファイルエントリ情報が書き換えられないことにより、記録媒体のファイル構造が保持されるため、一度、抑止処理を実行した記録媒体に対しても、ムーブされたコンテンツ情報とは異なるコンテンツ情報については、コンテンツ情報がムーブされる前と同様にアクセスすることができるため、同一の記憶媒体上のコンテンツそれぞれについて個別にムーブさせることが可能となる。
さらに、情報書換部は、記録媒体に記録済みの情報を所定の情報に書き換えることのできるだけのパワーに増幅された光線を照射する光照射部を有する構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、いわゆるR媒体において、記録済みの領域であっても、所定の情報を書き込むことのできる構成を実現することができる。
また、抑止処理部は、記録媒体のメディアキーを削除するメディアキー削除部を有する構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、抑止処理部が記録媒体のメディアキーを削除するメディアキー削除部を有するので、ムーブ処理後に、記録媒体のメディアキーを削除することにより、ムーブ処理後、その記録媒体においては、CPRM等のメディアキーを用いて復号化を行うようなコンテンツ情報の再生ができなくなり、より高度なコンテンツホルダの著作権保護を実現可能な構成を実現することができる。
また、抑止処理部は、コンテンツ情報を所定の情報に書き換える際に、コンテンツ情報が他のコンテンツ情報とECCを共有している場合には、他のコンテンツ情報を有するECCを新たに作成するECC作成部を有し、情報書換部は、ECC作成部によってECCが新たに作成された後に、コンテンツ情報を所定の情報に書き換える構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、ムーブ対象となるコンテンツ情報が、他のコンテンツ情報とECCを構成しているような場合にも、他のコンテンツ情報に影響を与えることなく、ムーブ対象となるコンテンツ情報のみの書き換えが可能な構成を実現することができる。
次に、本発明のコンテンツ情報管理方法は、記録媒体に記録されたコンテンツ情報について、記録媒体から移動すべき旨の指示が入力される第1のステップと、第1のステップにおいて、指示が入力されたコンテンツ情報の記録された記録媒体の種類を検出する第2のステップと、コンテンツ情報のコピー制限の有無を判別する第3のステップと、第2のステップにおいて、記録媒体の種類が書き換えの困難な記録媒体であることが検出され、かつ、第3のステップにおいて、コンテンツ情報はコピー制限されていると判別された場合に、コンテンツ情報が再度記録媒体に書き込まれないような抑止処理を記録媒体に対して行う第4のステップとを備えたことを特徴としている。
このような方法により、コピー制限されたコンテンツ情報であって、いわゆるR媒体に記憶されているコンテンツ情報をムーブすべき指示が入力されたときは、そのコンテンツ情報がムーブされた他の記録媒体から再度移動されて記録媒体に書き込まれないような抑止処理を行うので、いわゆるR媒体に記録されたコピー制限されたコンテンツ情報を他の記録媒体にムーブする前に、他のコンピュータ等にコピーしておいて、ムーブ後に再度ムーブ元の記録媒体に戻して視聴される不正行為を防ぐことのできるコンテンツ情報管理方法を提供することができる。
次に、本発明のコンテンツ情報管理プログラムは、コンピュータに対して、記録媒体に記録されたコンテンツ情報を前記記録媒体から移動すべき旨の指示が入力される第1のステップと、第1のステップにおいて、指示が入力されたコンテンツ情報の記録された記録媒体の種類を検出する第2のステップと、コンテンツ情報のコピー制限の有無を判別する第3のステップと、第2のステップにおいて、記録媒体の種類が書き換えの困難な記録媒体であることが検出され、かつ、第3のステップにおいて、コンテンツ情報はコピー制限されていると判別された場合に、コンテンツ情報が再度記録媒体に書き込まれないような抑止処理を記録媒体に対して行う第4のステップとを実行させることを特徴としている。
このような構成により、コピー制限されたコンテンツ情報であって、いわゆるR媒体に記憶されているコンテンツ情報をムーブすべき指示が入力されたときは、そのコンテンツ情報がムーブされた他の記録媒体から再度移動されて記録媒体に書き込まれないような抑止処理を行うので、いわゆるR媒体に記録されたコピー制限されたコンテンツ情報を他の記録媒体にムーブする前に、他のコンピュータ等にコピーしておいて、ムーブ後に再度ムーブ元の記録媒体に戻して視聴される不正行為を防ぐことのできるコンテンツ情報管理プログラムを提供することができる。
以上述べたように、本発明によれば、いわゆるR媒体に記録されたコピー制限されたコンテンツ情報の著作権保護を実現しつつ、かつ、再度HDD等の他の記録媒体にムーブすることのできるコンテンツ情報管理装置、コンテンツ情報管理方法およびコンテンツ情報管理プログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1におけるコンテンツ情報管理装置1について説明する。図1は、本発明の実施の形態1におけるコンテンツ情報管理装置1の概略構成を示すブロック図である。
図1に示したように、本発明の実施の形態1におけるコンテンツ情報管理装置1は、HDD装置30およびDVD装置20の二つのドライブ装置を備えた、いわゆる録画再生装置である。
HDD装置30は、映像、音声、静止画像等のコンテンツ情報を含む情報を記録するHDD31と、HDD31を駆動するHDD駆動部32とを有する。
DVD装置20は、取り出し可能な、映像、音声、静止画像等のコンテンツ情報の記録されたDVD(Digital Versatile Disk)21と、DVD21の取り出しを制限する開閉部22と、DVD21に対して情報の書込みを行ったり、DVD21から情報の読み出しを行ったりするヘッド部24、DVD21の媒体の種類(少なくとも情報の書き換えが可能な媒体か否か)を検知する媒体検知部23、および、開閉部22、ヘッド部24および媒体検知部23を駆動するDVD駆動部25を有する。なお、図示しないが、本発明の実施の形態1におけるDVD装置20は、DVD21を回転させるスピンドルモータを有しており、そのスピンドルモータの回転もDVD駆動部25によって駆動されているものとする。
本発明の実施の形態1におけるコンテンツ情報管理装置1は、ユーザからのコンテンツ情報の移動を指示する入力を含む様々な入力が行われる入力部2、入力部2から入力された指示に基づいて、後述するように、コンテンツ情報管理部4、ファイル管理部6、DVD駆動部25、読出/書込部11または出力部14等に対して様々な制御を行う制御部3、DVD装置20のDVD21に記録されたコンテンツ情報の読み出し等のファイル管理を行うファイル管理部6、ファイル管理部6によって読み出されたコンテンツ情報についての管理情報(以下、コンテンツ管理情報と記す)を記憶するコンテンツ管理情報記憶部5、コンテンツ管理情報記憶部5に記憶されたコンテンツ管理情報にもとづいてコンテンツ情報がムーブ可能か否か等の判定を含むコンテンツ情報の管理を行うコンテンツ情報管理部4、ファイル管理部6によって読み出されたDVD21に記憶されたコンテンツ情報をDVD21のメディアキーを用いてデコードするデコード部10、デコード部10でデコードされたコンテンツ情報のHDD31への書込み処理およびHDD31からのコンテンツ情報の読み出し処理を含む処理を行う読出/書込部11、ならびに、デコード部10でデコードされたコンテンツ情報や、制御部3で作成されたGUI情報を出力する出力部14を備える。
本発明の実施の形態1におけるコンテンツ情報管理装置1のファイル管理部6は、さらに、制御部3の指示に基づいて、DVD装置20のDVD21からコンテンツ情報およびコンテンツ管理情報を含む情報の読み出し処理を行う読出処理部7、DVD21にコンテンツ情報を含む情報の書込み処理を行う書込処理部8、ならびに、DVD21に対して、後述するような抑止処理を行う抑止処理部9を有する。
また、本発明の実施の形態1におけるコンテンツ情報管理装置1の読出/書込部11は、制御部3からの指示に基づいて、HDD装置30のHDD31からコンテンツ情報を含む情報をデコードして読み出す読出部12、および、HDD31にコンテンツ情報を含む情報をエンコードして書き込む書込部13を有する。
ここで、本発明の実施の形態1におけるコンテンツ情報管理装置1のコンテンツ管理情報記憶部5に記憶されるコンテンツ管理情報について説明する。図2は、本発明の実施の形態1におけるコンテンツ情報管理装置1のコンテンツ管理情報記憶部5に記憶されるコンテンツ管理情報の一例を示す図である。
図2に示したように、本発明の実施の形態1におけるコンテンツ情報管理装置1のコンテンツ管理情報記憶部5は、DVD21に記録されたコンテンツ情報それぞれについての、コンテンツID、記録アドレス、容量およびコピー制限情報を有するコンテンツ情報管理テーブル41、ならびに、DVD装置20にロードされたDVD21についての、媒体の種類、全容量、記録済み容量、空き容量およびファイナライズの有無についての情報を有する記録媒体管理テーブル42を備えている。
まず、図2(a)のコンテンツ情報管理テーブル41に示したように、本発明の実施の形態1におけるコンテンツ情報管理装置1のDVD装置20にロードされたDVD21には、コンテンツIDが、「A」、「B」、「C」および「D」の4つのコンテンツ情報が記録されており、それぞれの記録アドレスは、「0(番地)〜1000(番地)」、「1001(番地)〜6000(番地)」、「6001(番地)〜14000(番地)」および「14001(番地)〜18000(番地)」であり、それぞれの容量は、「100(MB)」、「500(MB)」、「800(MB)」および「400(MB)」であり、それぞれのコンテンツ情報のコピー制限情報は、「CopyNever(コピー禁止)」、「CopyFree(コピー自由)」、「CopyNever」および「CopyNever」であることが分かる。
また、図2(b)の記録媒体管理テーブル42に示したように、本発明の実施の形態1におけるコンテンツ情報管理装置1のDVD装置20にロードされたDVD21は、その媒体の種類が「DVD−R(情報の上書きが困難な媒体)」であり、その全容量が「3950(MB)」であり、その記録済み容量が1800(MB)であり、空き容量が2150(MB)であり、媒体のファイナライズ処理(以降、媒体に対する情報の書込みが不可能になるような処理)が「未」、すなわちファイナライズされていないことが分かる。
なお、コンテンツ情報管理テーブル41はDVD21に記録されたナビゲーションファイル(IFOファイル)をファイル管理部6の読出処理部7によって読み出すことによって、コンテンツ情報の配置を得ることで作成することが可能である。また、記録媒体管理テーブル42は媒体検知部23がDVD21の物理領域の情報を読み出すことによって作成することが可能である。
次に、本発明の実施の形態1におけるコンテンツ情報管理装置1の動作について説明する。図3は、本発明の実施の形態1におけるコンテンツ情報管理装置1の動作ステップについて説明するためのフローチャートである。
ここでは、コンテンツ情報管理装置1のDVD装置20には、図2(b)の記録媒体管理テーブル42に示したDVD21(すなわち、媒体がR媒体であり、全容量が3950MB、記録済み容量が1800MB、空き容量が2150MBであって、ファイナライズ処理がなされていないもの)がロードされており、そのDVD21には、図2(a)のコンテンツ情報管理テーブル41に示した4つのコンテンツ情報(コンテンツIDが「A」、「B」、「C」および「D」の4つ)が記録されているものとする。
また、本発明の実施の形態1においては、コンテンツ情報管理装置1のDVD装置20にロードされたDVD21に記録されたコンテンツIDが「C」であるコンテンツ情報(すなわち、記録アドレスが6001番地から14000番地であって、容量が800MBで、コピー制限を有するコンテンツ情報)が、コンテンツ情報管理装置1のHDD装置30のHDD31にムーブされる場合を用いて説明する。
図3に示したように、まず、ユーザから、コンテンツ情報管理装置1の入力部2に、「DVD21に記録された、コンテンツID「C」のコンテンツ情報を、HDD31にムーブしたい」旨の入力がなされる(S1)。この入力は、例えば、制御部3によって作成されたGUI(Graphical User Interface)等を、出力部14を通してユーザに対して提示し、そのGUIに対してユーザが入力部2に入力することによって行うことができる。
次に、制御部3は、入力部2からのユーザのコンテンツ情報のムーブ要求にもとづいて、DVD駆動部25に命じて、DVD装置20の開閉部22の開閉を制限させる(S2)。これにより、ユーザは、DVD21を取り出すことができなくなる。
次に、制御部3は、コンテンツ情報管理部4に対して、ムーブ対象コンテンツ情報がムーブ可能か否かを問い合わせ、コンテンツ情報管理部4は、コンテンツ管理情報記憶部5に記憶されたコンテンツ管理情報にもとづいて、ムーブ対象コンテンツ情報(本実施の形態においては、コンテンツIDが「C」のコンテンツ情報)がムーブ可能か否かを判定する(S2)。具体的には、コンテンツ情報管理部4は、コンテンツ管理情報記憶部5に記憶されたコンテンツ情報管理テーブル41および記録媒体管理テーブル42を参照する。
まず、コンテンツ情報管理部4は、コンテンツ情報管理テーブル41を参照して、ムーブ対象コンテンツ情報に、コピー制限情報が付加されているか否かを判定する(S4)。ムーブ対象コンテンツ情報に、コピー制限情報が付加されている場合(本実施の形態においては、CopyNeverコンテンツである場合)には、ステップS6に進む。一方、ムーブ対象コンテンツ情報に、コピー制限情報が付加されていない場合(本実施の形態においては、CopyFreeコンテンツである場合)には、コンテンツ情報管理部4は、制御部3に対して、ムーブ対象コンテンツ情報がコピー制限のない情報であるので、コピー可能である旨を知らせ、制御部3は、ファイル管理部6に対して、ムーブ対象コンテンツ情報を読み出させて、デコード部10および読出/書込部11を通してHDD31に書き込ませる(S5)。
ステップS6においては、コンテンツ情報管理部4が、記録媒体管理テーブル42を参照して、DVD21が、いわゆるR媒体であるか否かを判定する(S6)。コンテンツ情報管理部4が、DVD21が、いわゆるR媒体ではないと判定した場合、すなわち、記録された情報の書き換えが可能であると判定した場合(例えば、媒体がDVD−RAMであった場合や、DVD−RWまたはDVD+RWであった場合等)には、制御部3にその旨を通知して、制御部3は、書き換えが可能な媒体に対してムーブ不可の旨を表示するように出力部14に通知する(S7)。なお、ここでムーブを不可としている理由は、書き換え可能な媒体に対しては抑止処理を実行することができないためにPC等に複製されたコンテンツ情報を媒体に戻すという不正行為を防げないからである。ただし、後に記述するその他変形例のように、書き換え可能な媒体のメディアキーを強制的に読み出し不能にするのであれば、このような危険性を軽減することができるので、書き換え可能な媒体に対してもムーブを可能にしても良い。
一方で、ステップS6において、コンテンツ情報管理部4が、DVD装置20にロードされた記録媒体の種類が、R媒体であると判定した場合には、制御部3に対してその旨、および、抑止処理を行えばコンテンツ情報のムーブが可能であることを通知して、制御部3は、コンテンツ情報管理部4およびファイル管理部6に対して、以下の処理を行わせる。このとき、制御部3が、出力部14を通じて、抑止処理を伴うムーブを行ってよいかをユーザに問いかけ、その問いかけに対してユーザが入力部2を通じて入力を行う構成とすれば、ユーザが抑止処理を伴うムーブを好まない場合には、そのようなムーブを行わないことができる。
続いて、制御部3は、コンテンツ情報管理部4に対して、R媒体であるDVD21の空き容量を検知させる(S8)。コンテンツ情報管理部4は、コンテンツ管理情報記憶部5に記憶された、コンテンツ管理情報の記録媒体管理テーブル42を参照して、空き容量を制御部3に返す。本実施の形態においては、2150MBという値がコンテンツ情報管理部4から制御部3に送られる。
次に、制御部3は、ファイル管理部6に命じて、DVD21に記録されたムーブ対象コンテンツ情報(本実施の形態においては、コンテンツIDが「C」であるコンテンツ情報)をHDD31に対してムーブさせる(S9)。具体的には、制御部3がファイル管理部6の読出処理部7に対して、ムーブ対象コンテンツ情報のムーブ指示を行い、読出処理部7が、DVD駆動部25に命じて、ヘッド部24を通して、DVD21に記録されたムーブ対象コンテンツ情報を読み出す。ヘッド部24によって読み出されたコンテンツ情報は、ファイル管理部6からデコード部10に送られて、デコードされた後に、読出/書込部11に送られ、読出/書込部11の書込部13によってHDD31向けにエンコードされて、HDD駆動部32を介して、HDD31の記録媒体上に書き込まれる。これにより、R媒体であるDVD21に記録されていた、コピー制限されたムーブ対象コンテンツ情報たるコンテンツID「C」のコンテンツ情報が、HDD31上にコピーされたこととなる。
この状態では、DVD21とHDD31という異なる媒体上に、コピー制限されたコンテンツ情報がそれぞれ存在し、コンテンツホルダの意向に反する可能性があるので、本発明の実施の形態1におけるコンテンツ情報管理装置1においては、ファイル管理部6の書込処理部8が、DVD21におけるムーブ対象コンテンツ情報に対応するVAT(Virtual Allocation Table)アドレス変換情報を追記することによって、再度、ムーブ対象コンテンツ情報を視聴できないようにする処理を行う。
次に、本発明の実施の形態1におけるコンテンツ情報管理装置1は、以下に述べるような、抑止処理をDVD21に対して行う(S10)。
ステップS9において、ムーブ対象コンテンツ情報が、DVD21からHDD31に対してムーブされたことを確認した後に、制御部3は、ファイル管理部6に対して、所定の抑止処理を行うように指示する。ここで、抑止処理とは、ムーブ対象コンテンツ情報が他の記録媒体に対してムーブされた後に、再度、別の記録媒体からムーブ対象コンテンツ情報がムーブされてくることを抑止する処理のことをいう。
具体的に説明する。図4は、本発明の実施の形態1におけるコンテンツ情報管理装置1における抑止処理を説明するための図である。本発明の実施の形態1において、コンテンツ情報管理装置1のDVD21には、前述の図2(a)に示したような、4つのコンテンツ情報が記録されているものとする(なお、説明を簡単にするため、コンテンツ情報以外の情報は図示していない)。前述のステップS9において、ムーブ対象コンテンツであるコンテンツID「C」のコンテンツ情報がHDD31にムーブされた直後のコンテンツ情報が、図4(a)に示した状況にあるものとする。すなわち、コンテンツ情報「A」〜「D」のうち、コンテンツIDが「C」のコンテンツ情報の視聴が不可能な状態(不可視の状態)になっている。このとき、図4(a)の右側の空き領域の容量は2150MBであり、このままの状態では、不正な者によって、図4(b)に示したように、ムーブ対象コンテンツ情報であったコンテンツID「C」のコンテンツ情報(800MB)が、ムーブ処理前にPC等の他の記録媒体にバックアップされ、コンテンツ情報のムーブ処理が行われた後に、他の記録媒体から、DVD21の空き領域に追記されてしまう可能性がある。このように、不正に追記されたコンテンツ情報が前述のようなCPRM等のメディアキーを用いた暗号化手法によって暗号化されている場合には、既にムーブ対象コンテンツ情報がHDD31に対してムーブされてしまっており、視聴不可能であるべきにもかかわらず、DVD21のメディアキーを用いて視聴されてしまう。このような不正行為を防ぐために、本発明の実施の形態1におけるコンテンツ情報管理装置1のファイル管理部6の抑止処理部9は、図4(c)に示すように、R媒体であるDVD21の空き領域に対して、再度ムーブ対象コンテンツ情報を記録することができない容量、具体的には、ムーブ対象コンテンツ情報の容量(800MB)よりも空き領域(図4(c)における領域F)が少なくなるように、すなわち、2150MBの空き容量が、800MB未満となるように、DVD21に対して、その差分の1350MBを超える空き領域について、任意の情報(図4(c)における領域E)を書き込む。
ここで、抑止処理部9が、DVD21の空き容量に対して書き込むべき情報は、任意の情報で構わない。例えば、00hまたはFFhのような固定された情報であっても構わないし、著作権保護されたコンテンツ情報が別の媒体にムーブされたことを示す映像を埋め込んでも構わない。本実施の形態においては、DVD21はR媒体であるので、情報を書き換えることが難しいので、空き容量さえムーブ対象コンテンツの容量よりも少なくしておくことにより、ムーブ処理前にPC等の他の記録媒体にバックアップされ、コンテンツ情報のムーブ処理が行われた後に、他の記録媒体から、DVD21の空き容量の部分に追記され、視聴されてしまうというような不正行為を防ぐことが可能となる。さらに、コンテンツ情報が別の媒体へムーブされたことを示す映像を埋め込むことにより、ムーブを行われたことを忘れてしまったユーザ等に対しても、何故コンテンツ情報が再生不可能になっているのかを思い出させることができる。
このような抑止処理を行うことにより、図4(d)に示したように、DVD21の空き領域Fの容量は、ムーブ対象コンテンツ情報「C」の容量よりも小さくなるので、ムーブ対象コンテンツ情報を元に戻される不正行為を未然に防ぐことが可能である。
ステップS10におけるファイル管理部6の抑止処理部9による抑止処理が終了した後に、制御部3は、DVD駆動部25に命じて、DVD21の開閉部22の開閉制限を解除して、処理を終了する(S11)。これにより、ユーザはDVD21を装置から取り出すことが可能となる。
以上述べたように、本発明の実施の形態1におけるコンテンツ情報管理装置1によれば、ムーブ対象コンテンツ情報が、他の記録媒体にムーブされた後に、再度そのムーブ対象コンテンツ情報が追記できないように、空き容量に任意の情報を追記することにより、空き容量を少なくすることができるので、ムーブ対象コンテンツ情報を、元の記録媒体から他の記録媒体へのムーブ処理が行われる以前にさらに他の記録媒体にバックアップしておいて、ムーブ対象コンテンツ情報が他の記録媒体へのムーブ処理が行われた後に、さらに他の記録媒体から元の記録媒体に追記され、視聴されるという不正な行為を未然に防ぐことが可能である。
なお、本発明の実施の形態1においては、ファイル管理部6の抑止処理部9は、R媒体であるDVD21の空き容量が少なくなるように、任意の情報を書き込む手段であるとして説明を行ったが、本発明のコンテンツ情報管理装置の抑止処理部9は、このような手段に限定されない。
例えば、本発明のコンテンツ情報管理装置の抑止処理部9は、R媒体であるDVD21にファイナライズ処理を行う手段であってもよい。図5は、このような、本発明の実施の形態1におけるコンテンツ情報管理装置1の抑止処理部9のさらに別の例を説明するための図である。図5(a)は、前述のステップS9において、ムーブ対象コンテンツであるコンテンツID「C」のコンテンツ情報がHDD31にムーブされた直後のコンテンツ情報の状況を示すものである。すなわち、コンテンツ情報「A」〜「D」のうち、コンテンツIDが「C」のコンテンツ情報の視聴が不可能な状態(不可視の状態)になっている。抑止処理部9は、このようなDVD21に記録されたLead−in情報56を有するコンテンツ情報55に対して、図5(b)に示したような、Lead−out情報58を追記することによって、これ以上、R媒体であるDVD21に情報を書き込むことをできなくする。このように、抑止処理部9として、R媒体であるDVD21をファイナライズするような手段を用いることによっても、ムーブ対象コンテンツ情報を、元の記録媒体から他の記録媒体へのムーブ処理が行われる以前にさらに他の記録媒体にバックアップしておいて、ムーブ対象コンテンツ情報が他の記録媒体へのムーブ処理が行われた後に、さらに他の記録媒体から元の記録媒体に追記され、視聴されるという不正な行為を未然に防ぐことが可能である。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態1においては、コンテンツ情報管理装置1の抑止処理部9として、R媒体であるDVD21の空き領域に、任意の情報を書き込んだり、媒体そのものをファイナライズ処理したりすることにより、空き領域に後からムーブ対象コンテンツ情報を追記されることを防ぐことを可能にする構成を示した。
しかしながら、実施の形態1の構成においては、R媒体であるDVD21のムーブ対象コンテンツ情報は、ムーブ後に、VAT変換テーブルを追記することにより、ムーブ対象コンテンツ情報を見えない状態とすることはできたが、実際には、ムーブ後にも、ムーブ対象コンテンツ情報の実コンテンツ情報は、R媒体であるDVD上に存在しており、ファイルシステムについての十分な知識を有する不正な者によって、DVD21上に残存する古いVAT変換テーブルやファイルエントリ情報が読み取られ、ムーブされた後のムーブ対象コンテンツ情報を視聴されてしまう可能性がまったくないとはいえない。
そこで、次に、本発明の実施の形態2におけるコンテンツ情報管理装置50として、このような、ファイルシステムについての十分な知識を有する不正な者によって、DVD21上に残存する古いVAT変換テーブルやファイルエントリ情報が読み取られても、ムーブされた後のムーブ対象コンテンツ情報を視聴される可能性を著しく低くすることのできる構成を説明する。
本発明の実施の形態2におけるコンテンツ情報管理装置50の構成を図6に示す。図6は、本発明の実施の形態2におけるコンテンツ情報管理装置50の構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態2におけるコンテンツ情報管理装置50が、実施の形態1において説明したコンテンツ情報管理装置1と異なるところは、DVD装置51が、DVD駆動部52によって駆動される、ヘッド部54の光ヘッドによって媒体であるDVD21に照射する光線の出力を増幅する光増幅部53を備えている点であり、また、抑止処理部59が行う処理も、実施の形態1における抑止処理部9とは若干異なる点である。
その他の構成については、本発明の実施の形態2におけるコンテンツ情報管理装置50は、実施の形態1におけるコンテンツ情報管理装置1と共通するので、共通する構成要素には同一の符号を付して、それぞれの説明は省略する。
図6に示したように、本発明の実施の形態2におけるコンテンツ情報管理装置50においては、DVD21に対して照射する光の出力を増幅することのできる光増幅部53を有しているので、R媒体であるDVD21において、既に何らかの情報が記録された部分に対しても、出力を増大したレーザ光線を照射することによって、その部分を物理的に変化させることによって、情報が読み取りできないようにすることができる。
このような光増幅部53を有するドライブ装置としては、例えば、コピー制限されたコンテンツ情報については、通常の再生レーザパワーよりも大きなレーザパワーを照射して再生を行うことにより、記録されたデータを劣化させて無制限のデータの利用を防止することのできる装置が知られており、この装置を用いることができる。このような装置としては例えば、特開平8−147856号に提案されている構成のものを用いることができる。
本発明の実施の形態2におけるコンテンツ情報管理装置50の動作について、実施の形態1におけるコンテンツ情報管理装置1の動作の説明に用いた図3を用いて説明する。本発明の実施の形態2におけるコンテンツ情報管理装置50も、実施の形態1におけるコンテンツ情報管理装置1の動作ステップと共通した動作ステップを実行するが、ステップS9のムーブ処理の内容が異なる。
ここで、本発明の実施の形態2におけるコンテンツ情報管理装置50のDVD21には、図7(a)に示したような、「A」〜「D」の4つのコンテンツ情報60が記憶されているものとする。図7は、本発明の実施の形態2におけるコンテンツ情報管理装置50の抑止処理部59の処理を説明するための図である。本実施の形態においても、4つのコンテンツ情報のうち、コンテンツIDが「C」であるコンテンツ情報がムーブ対象コンテンツ情報であるとする。また、説明を簡単にするために、コンテンツID「A」〜「D」をデータ領域として有するストリームファイルのファイルエントリ情報(FE)と、VAT変換テーブルのみを記載しているが、その他にナビゲーションファイル等が記録されているということは言うまでも無い。
まず、ステップS9において、ムーブ対象コンテンツ情報がHDD31へコピーされた後、制御部3は、抑止処理部59に指示して、抑止処理部59はDVD駆動部52に命じて、ムーブ対象コンテンツ情報たるコンテンツIDが「C」であるコンテンツ情報の実コンテンツ部分について、光増幅部53によって、出力を上げたレーザ光を照射して、図7(b)に示したように、実コンテンツ情報を読み出せないようにする処理を行う。
ステップS9における、ムーブ対象コンテンツ情報のムーブ処理が完了した後に、ステップS10において、実施の形態1におけるコンテンツ情報管理装置1で説明したように、抑止処理部59は、DVD21のコンテンツ情報60の空き容量が、ムーブ対象コンテンツ情報の容量よりも小さくなるように、任意の情報を空き領域に書き込む(S10)。
なお、ステップS10において、抑止処理部59は、DVD21のコンテンツ情報60の空き容量の部分に任意の情報を書き込むことも可能であるし、実施の形態1で説明したように、図8(a)に示したような、Lead−in情報62を有するコンテンツ情報61に対して、図8(b)に示したように、そのムーブ対象コンテンツ情報の実コンテンツ部分を読み出せないような処理を行うととともに、Lead−out情報64を付すことにより、コンテンツ情報63をファイナライズ処理することも可能である。
これらの処理を行うことにより、本発明の実施の形態2におけるコンテンツ情報管理装置50によれば、ムーブ対象コンテンツ情報が元の記録媒体から他の記録媒体にムーブされた後に、元の記録媒体におけるムーブ対象コンテンツ情報の実コンテンツ部分を、光増幅部53によって出力を増幅したレーザ光線によって照射することによって、その部分を読み出し不可能にすることができるので、ファイルシステムについての十分な知識を有する不正な者によって、DVD21上に残存する古いVAT変換テーブルやファイルエントリ情報が読み取られても、ムーブされた後のムーブ対象コンテンツ情報を視聴される可能性を著しく低くすることができる。
なお、本発明の実施の形態2においては、抑止処理部59が、ムーブ対象コンテンツ情報のムーブ後に、元の記録媒体におけるムーブ対象コンテンツ情報の実コンテンツ部分のみを照射して読み取り不可能にすることも可能であるし、ムーブ対象コンテンツ情報の実コンテンツ部分のみならず、ムーブ実行前の古いファイルエントリ情報や古いVAT変換テーブルをも読み取り不可能にすることも可能である。さらに、ムーブ対象コンテンツ情報の実コンテンツ部分は残しておいて、ムーブ実行前の古いファイルエントリ情報や古いVAT変換テーブルのみを読み取り不可能とすれば、少ない領域を読み取り不可能とすることにより、ムーブ対象コンテンツ情報の視聴を不可能にすることができ、実用的である。また、実コンテンツ部分を読み取り不可能にする場合には、MPEG−MOVIE規格のファイルであれば、Iピクチャ情報を選択的に読み取り不可能にすることで、実質的にコンテンツ情報全体を読み取り不可能にすることができる。
さらに、ムーブ対象コンテンツ情報の実コンテンツ部分のみを読み取り不可能として、対応するファイルエントリ情報については読み取りできるようにしておくことにより、ユーザに対して、ムーブ対象コンテンツ情報が存在したことと、既にムーブが行われているために、視聴ができないことを知らしめることができる。このような場合に、ユーザに対しては、制御部3は、図9に示したような表示画面70(「このコンテンツは、他の媒体にMOVEされましたので、視聴することができません」を作成して、出力部14を通して、視聴したいコンテンツが既に他の媒体にムーブされており、視聴できないことをユーザに知らせることができる。また、一の著作権保護されたコンテンツ情報のムーブによって、抑止処理が実施された後でも、他の著作権保護されたコンテンツ情報へのアクセスを抑止処理の前と同様に扱うことが可能であるため、異なるタイミングで個別の著作権保護されたコンテンツ情報をムーブすることが可能となる。図9は、本発明の実施の形態2におけるコンテンツ情報管理装置50からユーザに対して出力される表示画面の一例を示す図である。
また、本発明の実施の形態2におけるコンテンツ情報管理装置50においては、ムーブ対象コンテンツ情報の実コンテンツ部分のみを読み取り不可能とするが、このとき、ムーブ対象コンテンツ情報の実コンテンツ部分が、他のコンテンツ情報とECC(Error Correcting Code)が付与される32KB毎の領域(以下、ECC領域と記す)を共有してしまったような場合に、誤ってECC領域を読み取り不可能にしてしまって、他のコンテンツ情報に対して影響を与えてしまわないとも限らない。このような不具合を防止するために、本発明の実施の形態2におけるコンテンツ情報管理装置50のファイル管理部6は、以下のような処理を行うことが望ましい。
図10は、本発明の実施の形態2におけるコンテンツ情報管理装置50において、同じECC領域内に、異なるコンテンツ情報が記憶されているときの処理について説明するための図である。
図10(a)に示したように、本発明の実施の形態2におけるコンテンツ情報管理装置50において、ムーブ対象コンテンツ情報Aが、他のコンテンツ情報Bと同一のECC領域84に記録されているような場合、ファイル管理部6の読出処理部7は、まず、図10(b)に示したような、同一のECC領域84に記憶された、ムーブ対象コンテンツ情報Aおよび他のコンテンツ情報Bのうち、ムーブ対象ではない方のコンテンツ情報、この場合には、コンテンツ情報Bを読み出して、書込処理部8は、コンテンツ情報BのECC領域84に含まれていた部分のみを含むようなECC領域85を、図10(c)に示すように、空き領域に新たに作成する。尚、本実施例ではECC領域85の先頭部分に、同一のECC領域84に記憶されたコンテンツ情報Bのみを記録する例を示したが、00hまたはFFhのような固定のデータを追加して、ECC領域84と同じ配置にコンテンツ情報Bを記録しても良い。
ここで、ECC領域84内のコンテンツ情報BがECC領域85へ移動したことを示すため、コンテンツ情報管理装置50は、DVD21に新しいファイルエントリ情報を書き込み、古いファイルエントリ情報を無効化する。以下、図11を用いてこの処理の具体例を述べるが、説明を簡単にするため、コンテンツ情報Bが記憶されている領域の直後にあるファイルエントリ情報やVAT等の管理情報は図示していない。また、さらに説明を簡単にするため、ファイルエントリ情報やVAT等の大きさは0である(すなわち、記憶領域を占有しない)ものとして説明を進める。図11(a)は、抑止処理を開始する前のファイルエントリ情報を示しており、コンテンツ情報Bの記憶されている領域の直後に格納されている情報である。この情報は、コンテンツ情報Aが記録アドレス960から999までの40セクタ分の記憶領域に記憶されていることと、コンテンツ情報Bが記録アドレス1000から1039までの40セクタ分の記憶領域に記憶されていることを示している。この時、コンテンツ情報BのうちECC領域84に含まれていた情報(8セクタ分の情報であったとする)がECC領域85へ移動されたことを示すために図11(b)に示したような情報を持った新しいファイルエントリ情報が作成される。図11(b)では、コンテンツ情報Bの記憶領域を示すアドレス情報86がアドレス情報87に置き換えられている。すなわち、アドレス情報87は、コンテンツ情報Bのうち最初の8セクタ分が空き領域の始まり(すなわち、ECC領域85)を示す記録アドレス1040から8セクタに記録されており、残りの32セクタは抑止処理を行う以前と同一の場所である記録アドレス1008から記録アドレス1039に記録されていることを示している。その後、ECC領域85内に移動されたコンテンツ情報Bの直後の領域に作成した新しいファイルエントリ情報をDVD21に追記した後、新しいファイルエントリ情報を用いるよう修正した新しいVATを追記することにより、古いファイルエントリ情報を無効化する。この一連の処理により、コンテンツ情報Bを読み出す際には、記録アドレス1040からコンテンツ情報Bの最初8セクタ分の情報が読み出された後に記録アドレス1008から残り32セクタ分の情報が読み出されることとなるため、抑止処理が行われてECC領域84が読み出し不可能となった場合であっても、コンテンツ情報Bを正しく読み出すことが出来るようになる。なお、上記ではファイルエントリ情報やVAT等は記憶領域を占有しないものとしたが、実際にはこれらの情報も記憶領域を占有するため、アドレス情報87の記録アドレス1040は、古いファイルエントリ情報および古いVATの格納に必要となる容量の分だけ後ろにずらされることとなる。
その後、図10(d)に示すように、抑止処理部59は、ECC領域84に対して前述の、情報を読み出し不可能とするような抑止処理を行う。このような処理を行うことによって、ECC領域84に記録されたムーブ対象コンテンツ情報であるコンテンツ情報Aの情報を読み出し不可能にすることができるとともに、その情報と同じECC領域84に記憶されていた他のコンテンツ情報Bについては、新たに作成されたECC領域85に記憶させることによって、抑止処理の影響を受けることがない構成を実現することができる。一般に、このような、異なるコンテンツ情報が同一のECC領域84に記録される場合は稀であるが、一つのコンテンツ情報を複数のコンテンツ情報に分割した場合には、このような場合が起こりうる。本発明の実施の形態2におけるコンテンツ情報管理装置50においては、このような、同一のコンテンツ情報を複数のコンテンツ情報に分割したような場合にも、その分割したコンテンツ情報の一部について、抑止処理をともなったムーブ処理を行うことが可能である。
(その他変形例)
なお、本発明を上記実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上記の実施の形態に限定されないのはもちろんである。以下のような場合も本発明に含まれる。
(1)本発明の実施の形態2においては、光増幅部53によって出力を増幅されたレーザ光線を媒体に照射することによって、ムーブ対象コンテンツ情報を読み取り不可能にする例を示したが、本発明はこの例に限定されない。
例えば、通常のコンテンツ情報の読み取りおよび書き込みに用いるヘッド部54とは別に、さらに出力の大きなレーザ光線、例えば、YAGレーザを発生するような第2のヘッド部(図示せず)を別途備えることにより、ムーブ対象コンテンツ情報が他の記録媒体にコピーされた後に、R媒体であるDVD21のメディアキーの記録されたBCA(Burst Cutting Area)を焼ききって、強制的に読み出し不能にするとしてもよい。これにより、メディアキーを用いた復号化をできなくすることができるので、ムーブ対象コンテンツ情報がムーブされた後に、元の記録媒体上では、CPRM等のメディアキーを用いて暗号化されたコンテンツ情報を再生することができない構成を実現できる。なお、このような場合には、以降、コンテンツ情報をメディアキーを用いて復号化することができなくなるので、BCAを焼ききる前に、DVD21に記憶されたコンテンツ情報のうち、メディアキーを用いて暗号化されたコンテンツ情報を全て他の記録媒体にムーブさせておくことが望ましい。
(2)上記実施の形態で示した構成に加え、コンテンツ情報管理装置は、電源断が発生した場合のために処理の実行状況を記憶する半導体メモリ等の不揮発性メモリを備えていてもよい。このような構成とすることで、例えば、抑止処理が必要な処理の実行中に電源断が発生した場合等に備え、ムーブ開始時にこれから実行するムーブ処理に係る情報(具体的には、ムーブ元の媒体の種類やムーブ対象のコンテンツのコピー制限情報等)を半導体メモリ等の不揮発性メモリに記録することができる。この場合、コンテンツ情報管理装置1は、さらに電源断が回復した際に復旧処理として、不揮発性メモリから読み出した情報から電源断が発生した時点で実行していた処理が抑止処理を必要とするものか否かを判断し、抑止処理が必要な処理中に電源断が発生していたと判断される場合に抑止処理を再開する、という動作を行うことができる。これにより、抑止処理前に電源を切ることによって抑止処理を中止させるという不正行為を行われる危険性を軽減することが可能になる。また、このとき、上記実施の形態での抑止処理と同様に、復旧処理として実行される抑止処理についても、処理が完了するDVD21の開閉部22を開閉制限するとしてもよい。
さらに、ムーブ開始前のみではなく、コンテンツ情報のムーブの完了後、抑止処理を開始する時点において、コンテンツ情報のムーブが完了した旨を不揮発性メモリに記録させてもよい。この場合、再起動時の立ち上げ処理として、電源断が発生した際にコンテンツ情報のムーブが完了していたか否かを判断することができ、コンテンツ情報のムーブが完了していた場合には抑止処理を継続して行い、コンテンツ処理のムーブが未完了であった場合には移動先記録媒体中の不完全なコンテンツ情報を00hまたはFFhのような固定のデータで上書きして無効化するという処理を行うことができる。これにより、電源断が生じた場合に、移動先記憶媒体中に未完全なコンテンツ情報しか記憶されていないにも関わらず、移動元のディスクに対して抑止処理が行われてしまうことで完全なコンテンツ情報が消失してしまうという危険を軽減することができ、さらに、未完全なコンテンツ情報を無効化することにより、電源断によって不完全なコンテンツ情報が不正に複製される危険性をも軽減することが出来る。
なお、上記では、ムーブ処理に係る情報の記憶先として半導体メモリ等の不揮発性メモリを用いたが、これに限られる物ではなく、電源断が発生しても記録された情報が失われないような媒体であればどのような物を用いても構わない。具体的な例としては、HDD31や外部のハードディスク装置に記録する方法や、さらにはコンテンツ情報管理装置に別のDVD装置を追加し、追加したDVD装置を介して、DVD21とは異なるDVDに記録する等の方法が考えられる。
(3)本発明の実施の形態2において説明した特徴に加え、コンテンツ情報管理装置50は、ムーブ処理を指示された場合に、DVD装置51がR媒体上にすでに記録されているデータを物理的に変化させることができるだけの出力でレーザ光線を照射できるのか否かを確認し、十分な出力のレーザが照射できると確認された場合にのみ、ムーブ処理を許可するとしてもよい。これにより、DVD装置51が、DVD21上の実コンテンツ情報を物理的に変化させる等の抑止処理を行う能力を持たない場合には、ムーブ処理自体を禁止することができるので、より確実に不正行為を防止することができる。
(4)本発明の実施の形態においては、コンテンツ情報管理装置1、50に内蔵されたDVD21に記録されたコンテンツ情報が、同じ装置内のHDD31に対してムーブされる場合を用いて説明を行ったが、本発明のコンテンツ情報管理装置はこの例に限定されるものではない。例えば、コンテンツ情報管理装置1、50がDVD21のみを搭載しており、コンテンツ情報のムーブは、他の機器に対して行われる構成であってもよいことはいうまでもない。
(5)本発明の実施の形態においては、コンテンツ情報管理装置1、50に格納される記録媒体の例として、R媒体のDVD21を用いて説明したが、本発明のコンテンツ情報管理装置は、この例に限定されるものではない。例えば、CD−Rや、BD−R等、あらゆる情報の上書きが難しい追記型の記録媒体に対して適用可能であることはいうまでもない。
(6)上記の各装置は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ハードディスクユニット、ディスプレイユニット、キーボード、マウスなどから構成されるコンピュータシステムである。前記RAMまたはハードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサが、前記コンピュータプログラムにしたがって動作することにより、各装置は、その機能を達成する。ここでコンピュータプログラムは、所定の機能を達成するために、コンピュータに対する指令を示す命令コードが複数個組み合わされて構成されたものである。
(7)上記の各装置を構成する構成要素の一部または全部は、1個のシステムLSI(Large Scale Integration:大規模集積回路)から構成されているとしてもよい。システムLSIは、複数の構成部を1個のチップ上に集積して製造された超多機能LSIであり、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどを含んで構成されるコンピュータシステムである。前記RAMには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサが、前記コンピュータプログラムにしたがって動作することにより、システムLSIは、その機能を達成する。
(8)上記の各装置を構成する構成要素の一部または全部は、各装置に脱着可能なICカードまたは単体のモジュールから構成されているとしてもよい。前記ICカードまたは前記モジュールは、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどから構成されるコンピュータシステムである。前記ICカードまたは前記モジュールは、上記の超多機能LSIを含むとしてもよい。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムにしたがって動作することにより、前記ICカードまたは前記モジュールは、その機能を達成する。このICカードまたはこのモジュールは、耐タンパ性を有するとしてもよい。
(9)本発明は、上記に示す方法であるとしてもよい。また、これらの方法をコンピュータにより実現するコンピュータプログラムであるとしてもよいし、前記コンピュータプログラムからなるデジタル信号であるとしてもよい。
また、本発明は、前記コンピュータプログラムまたは前記デジタル信号をコンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、BD(Blu−ray Disc)、半導体メモリなどに記録したものとしてもよい。また、これらの記録媒体に記録されている前記デジタル信号であるとしてもよい。
また、本発明は、前記コンピュータプログラムまたは前記デジタル信号を、電気通信回線、無線または有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク、データ放送等を経由して伝送するものとしてもよい。
また、本発明は、マイクロプロセッサとメモリを備えたコンピュータシステムであって、前記メモリは、上記コンピュータプログラムを記憶しており、前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムにしたがって動作するとしてもよい。
また、前記プログラムまたは前記デジタル信号を前記記録媒体に記録して移送することにより、または前記プログラムまたは前記デジタル信号を前記ネットワーク等を経由して移送することにより、独立した他のコンピュータシステムにより実施するとしてもよい。
(10)上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
以上述べたように、本発明によれば、いわゆるR媒体に記録されたコピー制限されたコンテンツ情報を、再度HDD等の他の記録媒体にムーブすることができるという優れた効果を有するので、映像、音声等のデジタルコンテンツ情報を管理するコンテンツ情報管理装置、コンテンツ情報管理方法およびコンテンツ情報管理プログラム等として有用である。
本発明の実施の形態1におけるコンテンツ情報管理装置の概略構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1におけるコンテンツ情報管理装置のコンテンツ管理情報記憶部に記憶されるコンテンツ管理情報の一例を示す図 本発明の実施の形態1におけるコンテンツ情報管理装置の動作ステップについて説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態1におけるコンテンツ情報管理装置における抑止処理を説明するための図 本発明の実施の形態1におけるコンテンツ情報管理装置の抑止処理部のさらに別の例を説明するための図 本発明の実施の形態2におけるコンテンツ情報管理装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2におけるコンテンツ情報管理装置の抑止処理部の処理を説明するための図 本発明の実施の形態2におけるコンテンツ情報管理装置の抑止処理部の別の処理例について説明するための図 本発明の実施の形態2におけるコンテンツ情報管理装置からユーザに対して出力される表示画面の一例を示す図 本発明の実施の形態2におけるコンテンツ情報管理装置において、同じECC領域内に、異なるコンテンツ情報が記憶されているときの処理について説明するための図 本発明の実施の形態2におけるコンテンツ情報管理装置において、同じECC領域内に、異なるコンテンツ情報が記憶されているときの管理情報の更新処理について説明するための図
符号の説明
1,50 コンテンツ情報管理装置
2 入力部
3 制御部
4 コンテンツ情報管理部
5 コンテンツ管理情報記憶部
6 ファイル管理部
7 読出処理部
8 書込処理部
9,59 抑止処理部
10 デコード部
11 読出/書込部
12 読出部
13 書込部
14 出力部
20,51 DVD装置
21 DVD
22 開閉部
23 媒体検知部
24,54 ヘッド部
25,52 DVD駆動部
30 HDD装置
31 HDD
32 HDD駆動部
41 コンテンツ情報管理テーブル
42 記録媒体管理テーブル
53 光増幅部
55,57,59,60,61,63 コンテンツ情報
56,62 lead−in情報
58,64 lead−out情報
70 表示画面
84,85 ECC領域
86,87 アドレス情報

Claims (14)

  1. 記録媒体に記録されたコンテンツ情報について、前記記録媒体から移動すべき旨の指示が入力される入力部と、
    前記入力部から前記指示が入力された前記コンテンツ情報の記録された前記記録媒体の種類を検出する媒体種類検出部と、
    前記コンテンツ情報のコピー制限の有無を判別するコピー制限判別部と、
    前記媒体種類検出部が前記記録媒体の種類が書き換えの困難な記録媒体であることを検出し、かつ、前記コピー制限判別部が前記コンテンツ情報はコピー制限されていると判別した場合に、前記コンテンツ情報が移動された後に、当該記録媒体を用いての当該コンテンツ情報の再生を抑止するための抑止処理を前記記録媒体に対して行う抑止処理部とを備え
    前記抑止処理とは、前記記録媒体の空き容量が前記コンテンツ情報の容量よりも小さくなるように、前記記録媒体の空き領域に、前記コンテンツ情報が別の媒体へ移動したことを示す映像を含む情報を記録することである
    ことを特徴とするコンテンツ情報管理装置。
  2. 前記記録媒体からの前記コンテンツ情報の読み出し処理を行う読出処理部をさらに備え、
    前記抑止処理部は、前記読出処理部による前記コンテンツ情報の読み出し処理が終了した後に、前記記録媒体に対して前記抑止処理を行うことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ情報管理装置。
  3. 前記記録媒体からの前記コンテンツ情報の読み出し処理を行う読出処理部と、
    前記読出処理部が読み出したコンテンツ情報を移動先記録媒体へ記録する処理を行う記録処理部とをさらに備え、
    前記抑止処理部は、前記記録処理部による前記コンテンツ情報の記録処理が終了した後に、前記記録媒体に対して前記抑止処理を行うこと
    を特徴とする請求項1に記載のコンテンツ情報管理装置。
  4. 電源断が発生したことを検知する異常検知部と、
    前記異常検知部が電源断を検知した場合に、電源断が発生する前に実行中であった処理を判別する異常処理判別部と
    前記移動に係る処理の実行状況を示す情報を記憶する不揮発性メモリとをさらに備え、
    前記不揮発性メモリに記憶されている情報に基づき前記異常処理判別部が判別した処理が前記抑止処理の必要な処理であると判定された場合に、電源断復旧処理として、電源断発生前に実行中の処理を再開すること
    を特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のコンテンツ情報管理装置。
  5. 電源断が発生したことを検知する異常検知部と、
    前記異常検知部が電源断を検知した場合に、電源断が発生する前に実行中であった処理を判別する異常処理判別部と
    前記移動に係る処理の実行状況を示す情報を記憶する不揮発性メモリとをさらに備え、
    前記不揮発性メモリに記憶されている情報に基づき異常処理判別部が判別した処理が前記抑止処理の必要な処理であると判定された場合に、電源断復旧処理として、前記移動先記録媒体に記録された前記コンテンツ情報が不完全である場合に、前記移動先記録媒体に記録された前記コンテンツ情報を無効化し、前記移動先記録媒体の前記コンテンツ情報が完全である場合に、前記記録媒体に対して前記抑止処理を行うこと
    を特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のコンテンツ情報管理装置。
  6. 前記記録媒体の取り出しを制限する制限部をさらに備え、
    前記制限部は、前記読出処理部が前記コンテンツ情報の読み出し処理を行う前に前記記録媒体の取り出しを制限し、前記抑止処理部が前記抑止処理を行った後に前記記録媒体の取り出しの制限を解除すること
    を特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のコンテンツ情報管理装置。
  7. 前記記録媒体の取り出しを制限する制限部をさらに備え、
    前記制限部は、前記異常検知部が電源断を検知した場合に、前記記録媒体の取り出しを制限し、前記電源断復旧処理が完了した後に、前記記録媒体の取り出しの制限を解除すること
    を特徴とする請求項4または請求項5に記載のコンテンツ情報管理装置。
  8. 前記抑止処理部は、前記記録媒体に対してファイナライズ処理を行うこと
    を特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のコンテンツ情報管理装置。
  9. 前記抑止処理部は、前記記録媒体に記録済みの情報を所定の情報に書き換える情報書換部を備え、
    前記情報書換部は、前記記録媒体に記録済みの情報を前記所定の情報に書き換えることのできるだけのパワーに増幅された光線を照射する光照射部を備え、
    前記情報書換部は、前記記録媒体の前記コンテンツ情報が記録された部分に前記光線を照射することで前記記録媒体に記録された前記コンテンツ情報を前記所定の情報に書き換えること
    を特徴とする請求項または請求項に記載のコンテンツ情報管理装置。
  10. 前記情報書換部は、前記コンテンツ情報の記録された領域を示したアドレス情報を有するファイルエントリ情報を書き換えないこと
    を特徴とする請求項に記載のコンテンツ情報管理装置。
  11. 前記コンテンツ情報は暗号化されており、
    前記抑止処理部は、前記記録媒体の前記コンテンツ情報を復号するためのメディアキーを削除するメディアキー削除部を有すること
    を特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のコンテンツ情報管理装置。
  12. 前記抑止処理部は、前記コンテンツ情報を前記所定の情報に書き換える際に、前記コンテンツ情報が他のコンテンツ情報とECCを共有している場合には、前記他のコンテンツ情報の有するECCを新たに作成するECC作成部を有し、前記情報書換部は、前記ECC作成部によってECCが新たに作成された後に、前記コンテンツ情報を前記所定の情報に書き換えること
    を特徴とする請求項9または請求項10に記載のコンテンツ情報管理装置。
  13. 記録媒体に記録されたコンテンツ情報について、前記記録媒体から移動すべき旨の指示が入力される第1のステップと、
    前記第1のステップにおいて、指示が入力された前記コンテンツ情報の記録された前記記録媒体の種類を検出する第2のステップと、
    前記コンテンツ情報のコピー制限の有無を判別する第3のステップと、
    前記第2のステップにおいて、前記記録媒体の種類が書き換えの困難な記録媒体であることが検出され、かつ、前記第3のステップにおいて、前記コンテンツ情報はコピー制限されていると判別された場合に、前記コンテンツ情報が移動された後に、当該記録媒体を用いての当該コンテンツ情報の再生を抑止するための抑止処理を前記記録媒体に対して行う第4のステップとを含み、
    前記抑止処理とは、前記記録媒体の空き容量が前記コンテンツ情報の容量よりも小さくなるように、前記記録媒体の空き領域に、前記コンテンツ情報が別の媒体へ移動したことを示す映像を含む情報を記録することである
    を特徴とするコンテンツ情報管理方法。
  14. コンピュータに対して、記録媒体に記録されたコンテンツ情報を前記記録媒体から移動すべき旨の指示が入力される第1のステップと、
    前記第1のステップにおいて、指示が入力された前記コンテンツ情報の記録された前記記録媒体の種類を検出する第2のステップと、
    前記コンテンツ情報のコピー制限の有無を判別する第3のステップと、
    前記第2のステップにおいて、前記記録媒体の種類が書き換えの困難な記録媒体であることが検出され、かつ、前記第3のステップにおいて、前記コンテンツ情報はコピー制限されていると判別された場合に、前記コンテンツ情報が移動された後に、当該記録媒体を用いての当該コンテンツ情報の再生を抑止するための抑止処理を前記記録媒体に対して行う第4のステップとを含み、
    前記抑止処理とは、前記記録媒体の空き容量が前記コンテンツ情報の容量よりも小さくなるように、前記記録媒体の空き領域に、前記コンテンツ情報が別の媒体へ移動したことを示す映像を含む情報を記録することである
    を特徴とするコンテンツ情報管理プログラム。
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