JP2001307420A - ディスク記録再生装置 - Google Patents

ディスク記録再生装置

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JP2001307420A
JP2001307420A JP2000124117A JP2000124117A JP2001307420A JP 2001307420 A JP2001307420 A JP 2001307420A JP 2000124117 A JP2000124117 A JP 2000124117A JP 2000124117 A JP2000124117 A JP 2000124117A JP 2001307420 A JP2001307420 A JP 2001307420A
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Noriaki Yokota
紀明 横田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管理している記録再生単位が、誤り訂正の最
小単位よりも小さいホスト装置からディスク上の連続し
た位置へのライトコマンドに対して、処理時間を短縮す
る。 【解決手段】 ホスト装置20からライトコマンドが発
行されると、ホストI/F制御部19を介して知らされ
たシステムコントロールマイコン18は、ライト要求さ
れたディスク上の位置まで、記録再生ヘッド12を移動
させる。この間に、ホストI/F制御部19を介して、
ホスト装置20より記録すべきデータを、記録再生バッ
ファ15に転送する。このデータを、ECC用メモリ1
6に格納して、誤り訂正符号を付加する。次いで、誤り
訂正符号が付加されたデータを、データ変復調部14で
変調し、ディスク上の目標位置から記録していく。ホス
ト装置20からライト要求されたデータを、全て正常に
記録し終えたら、ホスト装置20に対して、正常終了ス
テータスを返してコマンドを終了させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、螺旋状トラック、
又は、同心円状トラックを有し、当該トラックに磁気や
レーザ等を用いてデータを記録再生し、ディスク上の誤
り訂正の最小単位よりも小さな単位で、ホスト装置から
の記録再生の指示が行われるディスク記録再生装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】螺旋状トラック、又は、同心円状トラッ
クを有するディスク型情報記録媒体として、磁気ディス
クや光ディスク等が存在する。これらのディスクでは、
記録再生時のデータの信頼性を高めるためにデータに誤
り訂正コード(ECC:Error Correcti
ng Code)を付加している。通常、この誤り訂正
コードは、ある一定の長さのデータ毎に付加され、1度
に記録再生できる最小単位を、誤り訂正コードの長さよ
り小さくすることはできない。ところで、ホスト装置と
のデータ転送速度と、ディスクに対する記録再生の速度
は異なるため、ディスク装置内に記録再生データ格納用
のバッファを有している。
【0003】ホスト装置の管理している記録再生単位
が、誤り訂正の最小単位と、同じか、大きい場合、記録
時は、ホストからのデータを一時格納して、ディスクの
記録すべき位置が出現する少し手前で、ECC用メモリ
に送り、誤り訂正コードを付加して、記録媒体に対応し
た変調をかけながら、ディスクの記録すべき位置に記録
する。再生時は、ディスクからの信号を復調して読み出
したデータを、ECC用メモリに取り込み、誤り訂正コ
ードから誤りがないかを確認して、問題がなければバッ
ファに一時格納し、そこからデータをホスト装置に転送
する。
【0004】ホスト装置が管理している記録再生単位
が、誤り訂正の最小単位よりも小さい場合、ホスト装置
から、誤り訂正の最小単位より小さいデータの記録を要
求された場合、ホスト装置からのデータを、そのまま記
録しようとすると、ディスク上の記録すべき場所の周辺
のデータが破壊されてしまう。これを防ぐためには、一
度ディスクから、ディスク上の目標位置を含む誤り訂正
単位のデータを再生して、バッファに格納し、それに、
ホスト装置から転送された記録すべきデータを合成し
て、誤り訂正単位のデータを作成し、そのデータをEC
C用メモリに送り、誤り訂正符号を付加してディスクに
記録するようにしている(再生合成記録)。
【0005】ホスト装置から、誤り訂正の最小単位より
小さいデータの再生を要求された場合、目標のデータを
含む誤り訂正の最小単位を再生し、ECC用メモリに取
りこみ、誤り訂正コードから誤りがないかを確認して、
問題がなければ、バッファに格納する。その中から、ホ
スト装置に要求されたデータのみを転送する。以下、同
様にして、ホスト装置からの後続する記録および再生の
要求に応じて記録および再生を繰返し行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ホスト
装置が管理している記録再生単位が、誤り訂正の最小単
位よりも小さい場合、ホスト装置から誤り訂正の最小単
位より小さいデータの記録を要求されたとき、上記従来
方法では、記録前に合成のための再生を行う必要があ
り、回転待ち分だけ処理時間が長くなるという欠点があ
る。また、ホスト装置から、記録開始位置が、誤り訂正
の最小単位の途中で、記録終了位置が、開始位置よりも
後の誤り訂正の最小単位の途中であった場合は、記録前
と最後の半端部分の記録時に、合成のための再生を行う
必要があり、さらに余分な回転待ちをすることとなる。
図7は、この場合のホスト装置からの記録要求位置と、
誤り訂正の最小単位の関係を示す図である。
【0007】本発明は、以上のような記録時の合成のた
めの再生における回転待ち時間を解消することにより、
ライトデータのスループットを向上でき、処理時間を短
縮することができる情報記録再生装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ホスト装置か
らの記録指示に対して、すぐにディスクに記録するので
はなく、一旦記憶手段に格納しておき、ディスク上の連
続した位置に対する記録指示が連続した場合に、合成の
ための再生と記録を、まとめて1回で行うことにより、
回転待ち動作を最小限に抑えて、処理時間を短縮するも
のである。
【0009】本発明のディスク記録再生装置は、所定量
の記録再生するデータを入力し保存する記憶手段と、記
録再生情報が正常か否かを検証する誤り訂正回路を有
し、誤り訂正の最小単位よりも小さな単位で、ホスト装
置からの記録再生の指示が行われる情報記録再生装置に
おいて、前記ホスト装置からの記録指示が、前記誤り訂
正の最小単位、すなわち、ディスクの記録再生の最小単
位に満たない場合は、記録すべきデータを前記記憶手段
に格納しておき、続くホスト装置からの記録指示が、デ
ィスク上の連続した位置に対する記録か、否かを確認す
るまで前記ディスクに記録しないようにしたものであ
る。
【0010】更に、本発明は、前記ディスク記録再生装
置において、前記ホスト装置からの後続の記録指示が、
ディスクの連続した位置に対する記録でないことが確認
された場合、前記記憶手段内に格納されている記録待ち
のデータを、記録すべきディスク上の位置を含むディス
クの記録再生の最小単位を再生して、前記記憶手段と同
一、又は、別の記憶手段に格納し、前記記憶手段内のデ
ータと合成してディスクに記録再生する最小単位のデー
タを構成した後、再びディスクの同一位置に記録するよ
うにしたものである。
【0011】更に、本発明は、前記ディスク記録再生装
置において、ディスクに記録再生する最小単位を構成し
て記録した後、後続の不連続なディスク位置に対する記
録処理に移る際、前記誤り訂正の最小単位、すなわち、
ディスクの最小記録再生単位に満たない場合は、ディス
クへの記録動作を行わずに、再び、前記記憶手段内に格
納して待つようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明によるディスク記
録再生装置の一実施例の構成を示すブロック図である。
図において、10はディスク装置であり、記録媒体1
1,記録再生ヘッド12,サーボ制御部13,データ変
復調部14,記録再生バッファ15,ECC用メモリ1
6,ECC回路17,システムコントロールマイコン1
8,ホストI/F制御部19を備えており、20はホス
ト装置である。このディスク装置10は、記録媒体11
として光ディスクを用いるものを例として説明するが、
ホスト装置10からのリード/ライト等の命令や、コマ
ンド実行結果を示すステータスや、その他のデータの送
受信を行うホストI/F制御部19と、このディスク装
置10の動作を制御するシステムコントロールマイコン
18と、誤り訂正符号を付加したり、誤り訂正を検出す
るECC回路17と、このECC回路17のワーク領域
であるECC用メモリ16と、記録再生データを格納す
る記録再生バッファ15と、光ディスク11に対してデ
ータの記録再生を行う記録再生ヘッド12と、光ディス
ク11のサーボ制御を行うサーボ制御部13と、サーボ
制御部13と連携しながら、光ディスク11に対しデー
タを記録再生するデータ変復調部14を有している。
【0013】本実施例において用いられる光ディスク1
1の誤り訂正の最小単位を、「1クラスタ」と呼ぶ。こ
れに対して、ホスト装置20が管理しているデータの最
小単位は、誤り訂正の最小単位である1クラスタよりも
小さく、1クラスタの16分の1のサイズであり、これ
を「1セクタ」と称す。図2は、この光ディスクの記録
領域の構成を示す図で、光ディスクの誤り訂正の最小単
位である「1クラスタ」と、ホスト装置が管理している
データの最小単位である「1セクタ」の大きさの関係を
示している。ホスト装置20からのリード/ライトコマ
ンドによって、光ディスク11上のリード/ライトした
い開始位置と、リード/ライトしたいデータのサイズが
指定される。
【0014】ホスト装置20が管理しているデータの最
小単位は、「1セクタ」なので、光ディスク11に対し
て記録再生できるのは、「1クラスタ」単位であるにも
かかわらず、ホスト装置20からのリード/ライトなど
のコマンドは、開始位置も、サイズも、クラスタと無関
係にセクタ単位で指定されることになる。図3は、本実
施例に係るディスク記録再生装置内の記録再生バッファ
内の構成図であり、光ディスクの誤り訂正の最小単位で
ある「1クラスタ」と、記録再生バッファの記憶領域の
大きさの関係を示す図である。本実施例では、記録再生
バッファ15は、図に示すように、2クラスタ分しかな
いが、容量を増やせば、更に、効率良く記録再生できる
ことは言うまでもない。
【0015】次に、本実施例に係るディスク記録再生装
置による再生時の動作の概略を説明する。ホスト装置2
0からリードコマンドが、ディスク装置10に対して発
行されると、ホストI/F制御部19を介して、システ
ムコントロールマイコン18に対して知らされる。シス
テムコントロールマイコン18は、ホスト装置20から
リード要求されたデータのあるディスク上の位置まで、
記録再生ヘッド12を移動させる。ディスク上の目標位
置から読み取ったデータは、データ変復調部14で復調
され、ECC用メモリ16に格納される。次いで、EC
C用メモリ16に格納されたデータを、ECC回路17
によって誤り訂正符号を復号して、データに誤りがない
か確認する。
【0016】データに誤りがなければ、記録再生バッフ
ァ15に転送され、そこからホストI/F制御部19を
介して、ホスト装置20に送られる。ホスト装置20か
ら要求されたデータを全て正常に転送し終えたら、ホス
ト装置20に対して、正常終了ステータスを返して、コ
マンドを終了させる。ディスク装置10のメカ的な要因
や、誤り訂正できないなどの異常によってホストから要
求されたデータを正常に転送することができなかったと
きは、ホスト装置20に対して、異常終了ステータスを
返して、コマンドを終了させる。
【0017】次に、本実施例に係るディスク記録再生装
置による記録時の動作の概略を説明する。ホスト装置2
0からライトコマンドが、ディスク装置10に対して発
行されると、ホストI/F制御部19を介して、システ
ムコントロールマイコン18に対して知らされる。シス
テムコントロールマイコン18は、ホスト装置20から
ライト要求されたディスク上の位置まで、記録再生ヘッ
ド12を移動させる。
【0018】この間に、ホストI/F制御部19を介し
て、ホスト装置20より記録すべきデータを、記録再生
バッファ15に転送する。このデータを、ECC用メモ
リ16に格納して、誤り訂正符号を付加する。次いで、
ECC用メモリ16に格納され誤り訂正符号が付加され
たデータを、データ変復調部14で変調し、ディスク上
の目標位置から記録していく。ホスト装置20からライ
ト要求されたデータを、全て正常に記録し終えたら、ホ
スト装置20に対して、正常終了ステータスを返してコ
マンドを終了させる。ディスク装置10のメカ的な要因
などの異常によって、ホスト装置20からのデータを正
常に記録することができなかったときは、ホスト装置2
0に対して、異常終了ステータスを返してコマンドを終
了させる。
【0019】次に、本実施例に係るディスク記録再生装
置における1クラスタに満たないセクタ数のデータの記
録動作を説明する。図4は、そのときの本発明によるラ
イト動作を、順を追って説明する模式図である。例とし
て、クラスタnセクタ3からクラスタnセクタ7までの
5セクタを記録するよう、ホスト装置20からコマンド
が発行された場合を考える。記録すべきデータが、1ク
ラスタに満たないので、ホスト装置20からのデータ
を、そのまま光ディスク11に記録することはできない
ため、先ず、光ディスク11上の目標位置であるクラス
タnからの1クラスタを、記録再生バッファ15に読み
込む。このときの動作は、前記した再生時の動作と同様
である(図4(A))。
【0020】次に、システムコントロールマイコン18
は、ホスト装置20から5セクタ分のデータを、ホスト
I/F制御部19を介して、記録再生バッファ15に転
送する。このとき、先ほど、光ディスク11から読み込
んだクラスタnのデータ上のセクタ3からセクタ7の位
置に重ねて、ホスト装置20から5セクタ分のデータを
転送する(図4(B))。その後、この記録再生バッフ
ァ15に作成した1クラスタ分のデータをディスク上の
目標位置であるクラスタnに記録する。このときの動作
は、前記の記録時の動作と同様である。以上の動作で、
クラスタnセクタ3からクラスタnセクタ7までの5セ
クタ分に、ホスト装置10から転送された5セクタ分の
データが、5セクタ分以外のセクタが破壊されることな
く記録された。上記記録動作は、本発明において、後続
のライトコマンドのディスクの記録位置が不連続であっ
た場合の直前ライトコマンドの記録の動作と同じにな
る。
【0021】次に、本発明による記録動作であるホスト
装置20よりライトコマンドを受けたときの記録待ち動
作を説明する。例として、ホスト装置20より連続して
3回ライトコマンドが発行された場合を考える。3回の
ライトコマンドは、それぞれ、クラスタnセクタ3から
クラスタnセクタ7までの5セクタ、クラスタnセクタ
8からクラスタnセクタ12までの5セクタ、クラスタ
nセクタ13からクラスタn+1セクタ1までの5セク
タを記録するよう指示があったとする。先ず、1回目の
ライトコマンドがホスト装置20より入ると、1クラス
タに満たないライトなので、前述の記録動作と同様に、
先ず、ディスク上の目標位置であるクラスタnからの1
クラスタを記録再生バッファ15に読み込む。このとき
の動作は、前記の再生時の動作と同様である(図4
(A))。
【0022】次に、システムコントロールマイコン18
は、前述の記録動作と同様に、ホスト装置20から5セ
クタ分のデータを、ホストI/F制御部19を介して、
記録再生バッファ15に転送する。このとき、先ほど、
ディスクから読み込んだクラスタnのデータ上のセクタ
3からセクタ7の位置に重ねて転送する(図4
(B))。
【0023】ここで、記録再生バッファ15のデータを
ディスクに記録せずに、ホスト装置20には、コマンド
が正常終了したことを示すステータスを返す。すると、
ホスト装置20は、次の2つ目のライトコマンドを発行
してくる。このとき、システムコントロールマイコン1
8は、直前のライトコマンドの記録要求が出た位置と、
今回の2つ目のライトコマンドの記録要求位置を比較す
る。この例では、1回目と2回目のライトコマンドが連
続した位置であるので、ディスクに実際に記録されず
に、記録再生バッファ15内に、待ちの状態にある1回
目のライトコマンドと融合させる。クラスタnは、既に
1回目のライトコマンドによって記録再生バッファ15
に読み込まれているので、読み込む必要はないので、ホ
スト装置20から5セクタ分のデータを、ホストI/F
制御部19を介して、記録再生バッファ15に転送す
る。このとき、1回目のライトコマンド実行時に、記録
再生バッファ15内に構成されているクラスタnのデー
タ上のセクタ8からセクタ12の位置に重ねて転送する
(図4(C))。
【0024】この転送が終了しても、依然として、記録
終了位置が1クラスタ分を越えていないので、記録再生
バッファ15のデータは、ディスクに記録しない。も
し、後続のライトコマンドの記録位置が連続していれ
ば、クラスタnに2回記録することになってしまうから
である。1回目のライトコマンドの実行と同様に、ホス
ト装置20には、コマンドが正常終了したことを示すス
テータスを返す。すると、ホスト装置20は、次の3つ
目のライトコマンドを発行してくる。再び、システムコ
ントロールマイコン8は、直前の2回目のライトコマン
ドの記録要求が出た位置と、今回の2つ目のライトコマ
ンドの記録要求位置を比較する。この例では、2回目と
3回目のライトコマンドが連続した位置であるので、再
び、記録再生バッファ5内に、待ちの状態にある1回目
と2回目のライトコマンドと融合させる(図4
(D))。
【0025】ここで、ようやく記録再生バッファ5の最
初の1クラスタに、1クラスタ分のデータが揃ったの
で、実際に、1クラスタ分をディスクに記録する(図4
(E))。3回目のライトのクラスタn+1に対する2
セクタは、後続のライトコマンドの記録位置を確認する
まで記録を待つ。
【0026】このときバッファ1には、ディスク上のク
ラスタn+1に記録すべき2セクタのデータが入ってい
るが、バッファ1内の残り13セクタのデータは不定で
ある。ここで、1度ディスクからクラスタn+1のデー
タを読み込むと、もし、後続のライトコマンドによっ
て、クラスタn+1に記録すべきデータが埋められたと
き、元々、ディスクに存在するクラスタn+1のデータ
と合成する必要はなく、読み込んだデータが無駄になる
からである。もし、後続のライトコマンドが不連続であ
ったなら、ディスクのクラスタn+1のデータを、バッ
ファ0に読み込み、バッファ1内の2セクタ分を、バッ
ファ0に転送して、合成してからディスクのクラスタn
+1に記録する。
【0027】図5は、上記した3つの連続したライトコ
マンドに対して、本発明による記録待ち処理を行なった
場合の実行手順を示す図である。図6は、同じライトコ
マンドに対して、従来の実行手順を示す図である。な
お、完全に連続した位置でなくても、直前のライトコマ
ンドの記録終了位置と、後続のライトコマンドの記録開
始位置が同一のクラスタ内に含まれれば、同様の処理が
行われる。例えば、直前のライトコマンドが、クラスタ
nセクタ3からクラスタnセクタ7までの5セクタ、後
続のライトコマンドが、クラスタnセクタ10からクラ
スタnセクタ14までの5セクタであった場合、2つの
ライトコマンドの記録位置は、2セクタの隙間があるた
め、連続してはいない。
【0028】この場合、連続していないからといって、
直前のライトコマンドを再生合成記録し、後続のライト
コマンドを処理するのではなく、連続しているときと同
様にまとめて記録動作を行う。具体的には、ディスク上
のクラスタnのデータを読み込んでいれば、そのまま、
後続のライトデータを合成していくが、クラスタnのデ
ータを読み込んでいなければ、先ず、他方のバッファに
クラスタnのデータを読み込み、そこに、直前のライト
データを転送合成してから、今回のライトデータを合成
する。記録終了アドレスが1クラスタを越えていなけれ
ば、記録せずに待つというのは同じである。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、ホスト装置が管理して
いる記録再生単位が、誤り訂正の最小単位よりも小さい
場合、ホスト装置からディスク上の連続した位置へのラ
イトコマンドに対して、最小限の記録動作ですむので、
回転待ち時間も短縮され、ライトデータのスループット
を向上でき、処理時間を短縮することができる。更に、
動画などのストリームデータの記録の場合、ディスク上
の連続した位置へのライトコマンドが連続する可能性が
非常に高いため、特に効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による記録再生装置の一実施例の構成を
示すブロック図である。
【図2】図1の実施例で用いられる光ディスクの記録領
域の構成を示す図である。
【図3】図1の実施例で用いられるディスク記録再生装
置内の記録再生バッファ内の構成図である。
【図4】本発明によるライト動作を、順を追って説明す
る模式図である。
【図5】本発明によるライト動作の実行手順を示した図
である。
【図6】従来のライト動作の実行手順を示した図であ
る。
【図7】従来のホスト装置からの記録要求位置と、誤り
訂正の最小単位の関係を示す図である。
【符号の説明】
10…ディスク装置、11…記録媒体、12…記録再生
ヘッド、13…サーボ制御部、14…データ変復調部、
15…記録再生バッファ、16…ECC用メモリ、17
…ECC回路、18…システムコントロールマイコン、
19…ホストI/F制御部、20…ホスト装置。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B065 BA01 BA04 CA11 CC08 CE14 ZA16 5D044 BC06 CC04 DE03 DE12 DE68 EF03 FG10 GK11 5D090 AA01 BB04 CC01 CC04 DD03 DD05 FF26 FF30 FF43 GG28 HH01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定量の記録再生するデータを入力し保
    存する記憶手段と、記録再生情報が正常か否かを検証す
    る誤り訂正回路を有し、誤り訂正の最小単位よりも小さ
    な単位で、ホスト装置からの記録再生の指示が行われる
    情報記録再生装置において、前記ホスト装置からの記録
    指示が、前記誤り訂正の最小単位、すなわち、ディスク
    の記録再生の最小単位に満たない場合は、記録すべきデ
    ータを前記記憶手段に格納しておき、続くホスト装置か
    らの記録指示が、ディスク上の連続した位置に対する記
    録か、否かを確認するまで前記ディスクに記録しないこ
    とを特徴とするディスク記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のディスク記録再生装置
    において、前記ホスト装置からの後続の記録指示が、デ
    ィスクの連続した位置に対する記録でないことが確認さ
    れた場合、前記記憶手段内に格納されている記録待ちの
    データを、記録すべきディスク上の位置を含むディスク
    の記録再生の最小単位を再生して、前記記憶手段と同
    一、又は、別の記憶手段に格納し、前記記憶手段内のデ
    ータと合成してディスクに記録再生する最小単位のデー
    タを構成した後、再びディスクの同一位置に記録するこ
    とを特徴とするディスク記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のディスク記録再生装置
    において、ディスクに記録再生する最小単位を構成して
    記録した後、後続の不連続なディスク位置に対する記録
    処理に移る際、前記誤り訂正の最小単位、すなわち、デ
    ィスクの最小記録再生単位に満たない場合は、ディスク
    への記録動作を行わずに、再び、前記記憶手段内に格納
    して待つことを特徴とするディスク記録再生装置。
JP2000124117A 2000-04-25 2000-04-25 ディスク記録再生装置 Pending JP2001307420A (ja)

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