JP2005216376A - 記録媒体処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】記録媒体に記録されたコンテンツの複製を制限できる記録媒体処理装置を提供する。
【解決手段】第1、第2の記録媒体それぞれから読み出された第1、第2のコンテンツ識別子に基づき、第1のコンテンツに記録されたコンテンツの複製を許可するか否かを複製許可判断部が判断する。第1の記録媒体の複製には、この第1の記録媒体に記録されたコンテンツに対応する第2の記録媒体が必要となるため、第1の記録媒体の複製が制限される。
【選択図】図1
【解決手段】第1、第2の記録媒体それぞれから読み出された第1、第2のコンテンツ識別子に基づき、第1のコンテンツに記録されたコンテンツの複製を許可するか否かを複製許可判断部が判断する。第1の記録媒体の複製には、この第1の記録媒体に記録されたコンテンツに対応する第2の記録媒体が必要となるため、第1の記録媒体の複製が制限される。
【選択図】図1
Description
本発明は、記録媒体からの情報の読み取りおよび書き込みを行う記録媒体処理装置に関する。
CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)等の記録媒体は、映像、音声、文章、プログラム等種々のコンテンツの保存、配布等に用いられる。即ち、記録媒体にコンテンツを記録して保存し、配布することができる。
ここで、コンテンツは一般に著作物であり、違法なコピー等を防止する必要がある。
このために、記録型メディアに書き換え不可能な状態で記録されたメディア固有番号を用いて、コピーしたものの再生を制限する技術が開示されている(特許文献1参照)。また、復号鍵データを記憶するICカードを用いて暗号化されたプログラムの不正使用を防止する技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2003−157202号公報
特開平11−205304号公報
ここで、コンテンツは一般に著作物であり、違法なコピー等を防止する必要がある。
このために、記録型メディアに書き換え不可能な状態で記録されたメディア固有番号を用いて、コピーしたものの再生を制限する技術が開示されている(特許文献1参照)。また、復号鍵データを記憶するICカードを用いて暗号化されたプログラムの不正使用を防止する技術が開示されている(特許文献1参照)。
しかしながら、上述の特許文献1,2ではコピーしたコンテンツの再生を制限するものの、必ずしもコピー自体を制限できる訳ではない。
上記に鑑み、本発明は記録媒体に記録されたコンテンツの複製を制限できる記録媒体処理装置を提供することを目的とする。
上記に鑑み、本発明は記録媒体に記録されたコンテンツの複製を制限できる記録媒体処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る記録媒体処理装置は、第1の記録媒体から、コンテンツを識別する第1のコンテンツ識別子、および前記第1のコンテンツ識別子に対応するコンテンツを読み出す第1の読出部と、第2の記録媒体から、コンテンツを識別する第2のコンテンツ識別子を読み出す第2の読出部と、前記第1の読出部によって読み出された第1のコンテンツ識別子および前記第2の読出部によって読み出された第2のコンテンツ識別子に基づいて、前記第1の記録媒体に記録されているコンテンツの複製を許可するか否かを判断する複製許可判断部と、前記複製許可判断部で複製を許可すると判断された場合に、前記第1の読出部で読み出されたコンテンツを記録用の記録媒体である第3の記録媒体に書き込む書込部と、を具備することを特徴とする。
第1、第2の記録媒体それぞれから読み出された第1、第2のコンテンツ識別子に基づき、第1のコンテンツに記録されたコンテンツの複製を許可するか否かを複製許可判断部が判断する。第1の記録媒体の複製には、この第1の記録媒体に記録されたコンテンツに対応する第2の記録媒体が必要となるため、第1の記録媒体の複製が制限される。即ち、第2の記録媒体の所持者のみが第1の記録媒体からのコンテンツの複製を行える。
(1)ここで、前記第1の読出部によって前記第1の記録媒体から読み出されるコンテンツが暗号化された暗号化コンテンツであり、前記第2の読出部が、前記第2の記録媒体から前記暗号化コンテンツを復号する基準となる基準復号鍵をさらに読み出し、記録媒体処理装置が、前記基準復号鍵に基づいて、前記暗号化コンテンツを復号化する復号化処理部、をさらに具備してもよい。
第1の記録媒体に記録されたコンテンツが暗号化され、この暗号化コンテンツの復号鍵を第2の記録媒体に記録しておくことで、第1の記録媒体の再生および複製を制限することができる。即ち、第2の記録媒体の所持者のみが第1の記録媒体からのコンテンツの再生を行える。
・前記第1の読出部が、前記第1の記録媒体から、前記第1のコンテンツ識別子に換えて、前記第1の記録媒体を識別する第1の記録媒体識別子を読み出し、前記第2の読出部が、前記第2の記録媒体から、前記第2の記録媒体を識別する第2の記録媒体識別子をさらに読み出し、記録媒体処理装置が、前記基準復号鍵、前記第1、第2の記録媒体識別子、および前記第2のコンテンツ識別子に基づいて、復号鍵を生成する復号鍵生成部をさらに具備し、前記復号化処理部が、前記基準復号鍵に換えて、前記復号鍵に基づいて、前記暗号化コンテンツを復号化しても差し支えない。
基準復号鍵、第1、第2の記録媒体識別子、および第2のコンテンツ識別子に基づいて復号鍵が生成される。このため、暗号化コンテンツの復号化、即ち、再生、複製を制限することができる。
(2)前記第2の読出部が、前記第2の記録媒体から、前記暗号化コンテンツを復号する基準となる基準復号鍵、および前記第2の記録媒体を識別する第2の記録媒体識別子をさらに読み出し、記録媒体処理装置が、第3の記録媒体から、前記第3の記録媒体を識別する第3の記録媒体識別子を読み出す第3の読出部と、前記基準復号鍵、前記第2、第3の記録媒体識別子、および前記第1のコンテンツ識別子に基づいて、暗号鍵を生成する暗号鍵生成部と、前記暗号鍵に基づいて、前記コンテンツを暗号化して暗号化コンテンツを生成する暗号化処理部と、をさらに具備し、前記書込部が、前記コンテンツに換えて、前記暗号化コンテンツを前記第3の記録媒体に書き込んでもよい。
基準復号鍵、第2、第3の記録媒体識別子、および第1のコンテンツ識別子に基づいて生成された暗号鍵を用いて、コンテンツの暗号化、書き込みが行われる。このため、この暗号化コンテンツの復号化、即ち、再生、複製を制限することができる。即ち、第2の記録媒体の所持者のみが第3の記録媒体からのコンテンツの再生を行える。
(3)前記第1、第3の記録媒体が光により情報の読み出し書き込みを行う光ディスクであり、前記第2の記録媒体が、第2のコンテンツ識別子を記憶する記憶部と、前記第2の読出部と無線による通信を行う通信部とを有してもよい。
第1、第3の記録媒体にはコンテンツの記録が予定され、例えば、光ディスクを用いることができる。
これに対して、第2の記録媒体は、第1、第3の記録媒体とは異なり、コンテンツ自体の記録を予定していないため、種々の記録媒体を用いることができる。例えば、ICカードを用い無線通信により情報の読み出しが行える無線タグを利用することができる。
第1、第3の記録媒体にはコンテンツの記録が予定され、例えば、光ディスクを用いることができる。
これに対して、第2の記録媒体は、第1、第3の記録媒体とは異なり、コンテンツ自体の記録を予定していないため、種々の記録媒体を用いることができる。例えば、ICカードを用い無線通信により情報の読み出しが行える無線タグを利用することができる。
以上説明したように、本発明によれば記録媒体に記録されたコンテンツの複製を制限できる記録媒体処理装置を提供できる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る記録媒体処理装置100を表すブロック図である。
記録媒体処理装置100は、第1、第2、第3の記録媒体11,12,13からの情報の読み出し及び第3の記録媒体13への情報の書き込みを行う。この結果、第1の記録媒体11に記録されたコンテンツの再生、第3の記録媒体13への書き込みが可能となる。
図1は本発明の一実施形態に係る記録媒体処理装置100を表すブロック図である。
記録媒体処理装置100は、第1、第2、第3の記録媒体11,12,13からの情報の読み出し及び第3の記録媒体13への情報の書き込みを行う。この結果、第1の記録媒体11に記録されたコンテンツの再生、第3の記録媒体13への書き込みが可能となる。
(第1〜第3の記録媒体の詳細)
A.第1の記録媒体11
第1の記録媒体11は、再生専用または記録用の記録媒体であり、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスクを用いることができる。再生専用の記録媒体とは、第1の記録媒体11への情報の書き込みが、その製造時に行われ、一般ユーザによる情報の書き込みが予定されていない記録媒体をいい、例えば、DVD−ROMである。また、記録用の記録媒体とは、一般ユーザによる情報の書き込みが予定されている記録媒体をいい、例えば、DVD−RW、DVD−RAMである。
A.第1の記録媒体11
第1の記録媒体11は、再生専用または記録用の記録媒体であり、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスクを用いることができる。再生専用の記録媒体とは、第1の記録媒体11への情報の書き込みが、その製造時に行われ、一般ユーザによる情報の書き込みが予定されていない記録媒体をいい、例えば、DVD−ROMである。また、記録用の記録媒体とは、一般ユーザによる情報の書き込みが予定されている記録媒体をいい、例えば、DVD−RW、DVD−RAMである。
第1の記録媒体11には次のような情報が記録される。
(1)第1の記録媒体11が再生専用の場合
・暗号化コンテンツ(暗号化されたコンテンツ)
このコンテンツは、映画などの画像データ(静止画及び動画を含む)、音楽などの音声データ、コンピュータのソフトウェアなど、著作権保護が必要なデータ一般を含むものとする。
この暗号化コンテンツは、後述の基準復号鍵に基づいて、復号化処理を行うことができる。
(1)第1の記録媒体11が再生専用の場合
・暗号化コンテンツ(暗号化されたコンテンツ)
このコンテンツは、映画などの画像データ(静止画及び動画を含む)、音楽などの音声データ、コンピュータのソフトウェアなど、著作権保護が必要なデータ一般を含むものとする。
この暗号化コンテンツは、後述の基準復号鍵に基づいて、復号化処理を行うことができる。
・第1のコンテンツ識別子
第1のコンテンツ識別子は、第1の記録媒体11に記録された暗号化コンテンツを識別する識別子であり、コンテンツを例えばアルバム単位(例えば、映画1本、音楽1曲)で表す。
なお、第1の記録媒体11が再生専用の場合には、暗号化コンテンツおよび第1のコンテンツ識別子の書き込みはその製造時に行われる。
第1のコンテンツ識別子は、第1の記録媒体11に記録された暗号化コンテンツを識別する識別子であり、コンテンツを例えばアルバム単位(例えば、映画1本、音楽1曲)で表す。
なお、第1の記録媒体11が再生専用の場合には、暗号化コンテンツおよび第1のコンテンツ識別子の書き込みはその製造時に行われる。
(2)第1の記録媒体11が記録用の場合
・暗号化コンテンツ(暗号化されたコンテンツ)
このコンテンツは、映画などの画像データ(静止画及び動画を含む)、音楽などの音声データ、コンピュータのソフトウェアなど、著作権保護が必要なデータ一般を含むものとする。即ち、再生専用の場合とコンテンツとして実質的に変わらない。但し、次のように暗号化の方式は異なる。
即ち、この暗号化コンテンツは、後述の基準復号鍵、第1,第2の記録媒体識別子、および第2のコンテンツ識別子に基づいて、復号化処理を行うことができる。この復号化処理に用いられる鍵の要素が再生専用の場合よりも多いのは、再生専用の記録媒体からコンテンツが記録された記録用の記録媒体の再生、更なる複製を制限するためである。即ち、再生専用の記録媒体に記録されたコンテンツの複製は1回に限られるようにして、累代コピーを制限している。
なお、この暗号化コンテンツは、一般ユーザによる書き込みが可能な領域に記録される。
・暗号化コンテンツ(暗号化されたコンテンツ)
このコンテンツは、映画などの画像データ(静止画及び動画を含む)、音楽などの音声データ、コンピュータのソフトウェアなど、著作権保護が必要なデータ一般を含むものとする。即ち、再生専用の場合とコンテンツとして実質的に変わらない。但し、次のように暗号化の方式は異なる。
即ち、この暗号化コンテンツは、後述の基準復号鍵、第1,第2の記録媒体識別子、および第2のコンテンツ識別子に基づいて、復号化処理を行うことができる。この復号化処理に用いられる鍵の要素が再生専用の場合よりも多いのは、再生専用の記録媒体からコンテンツが記録された記録用の記録媒体の再生、更なる複製を制限するためである。即ち、再生専用の記録媒体に記録されたコンテンツの複製は1回に限られるようにして、累代コピーを制限している。
なお、この暗号化コンテンツは、一般ユーザによる書き込みが可能な領域に記録される。
・第1の記録媒体識別子
第1の記録媒体識別子は、第1の記録媒体11を他の記録媒体と識別するための識別子であり、記録媒体毎に異なる識別子が付与される。
この第1の記録媒体識別子は、この記録媒体の製造時に、一般ユーザによる書き込み、書き換えが困難な領域(例えば、光ディスクのバーストカッティング領域(Burst Cutting Area))に記録される。
なお、第1の記録媒体11が再生専用か記録用かの情報(種別情報)を、第1の記録媒体11自体に記録することができる。
第1の記録媒体識別子は、第1の記録媒体11を他の記録媒体と識別するための識別子であり、記録媒体毎に異なる識別子が付与される。
この第1の記録媒体識別子は、この記録媒体の製造時に、一般ユーザによる書き込み、書き換えが困難な領域(例えば、光ディスクのバーストカッティング領域(Burst Cutting Area))に記録される。
なお、第1の記録媒体11が再生専用か記録用かの情報(種別情報)を、第1の記録媒体11自体に記録することができる。
B.第2の記録媒体12
第2の記録媒体12は、第1の記録媒体11からのコンテンツの再生、複製を可能とする情報が記録される。第1の記録媒体11と組み合わせて用いることで、第1の記録媒体11からの違法コピーを防止することができる。このため、第2の記録媒体12には、一般ユーザによる情報の書き込みが予定されていない。
第2の記録媒体12には、情報を記憶する記憶部と無線通信を行う通信部とを有する無線タグを用いることができる。記録媒体処理装置100との接触を行うことなく、情報の読み出しが可能で便宜である。
第2の記録媒体12は、第1の記録媒体11からのコンテンツの再生、複製を可能とする情報が記録される。第1の記録媒体11と組み合わせて用いることで、第1の記録媒体11からの違法コピーを防止することができる。このため、第2の記録媒体12には、一般ユーザによる情報の書き込みが予定されていない。
第2の記録媒体12には、情報を記憶する記憶部と無線通信を行う通信部とを有する無線タグを用いることができる。記録媒体処理装置100との接触を行うことなく、情報の読み出しが可能で便宜である。
第2の記録媒体12には次のような情報が記録される。
・基準復号鍵
基準復号鍵は、第1の記録媒体11に記録された暗号化コンテンツを復号化するための基準となる鍵である。
第1の記録媒体11が再生専用の場合には、この基準復号鍵そのものを復号鍵として用いて暗号化コンテンツを再生することができる。
第1の記録媒体11が記録用の場合には、この基準復号鍵に加えて、第1,第2の記録媒体識別子、および第2のコンテンツ識別子から復号鍵を生成し、この復号鍵により暗号化コンテンツを再生することができる。
・基準復号鍵
基準復号鍵は、第1の記録媒体11に記録された暗号化コンテンツを復号化するための基準となる鍵である。
第1の記録媒体11が再生専用の場合には、この基準復号鍵そのものを復号鍵として用いて暗号化コンテンツを再生することができる。
第1の記録媒体11が記録用の場合には、この基準復号鍵に加えて、第1,第2の記録媒体識別子、および第2のコンテンツ識別子から復号鍵を生成し、この復号鍵により暗号化コンテンツを再生することができる。
・第2のコンテンツ識別子
第2のコンテンツ識別子は、暗号化コンテンツを識別する識別子であり、コンテンツを例えばアルバム単位(例えば、映画1本、音楽1曲)で表す。第2の記録媒体12が第1の記録媒体11に対応する場合には、この第2のコンテンツ識別子は第1のコンテンツ識別子に対応する。
第2のコンテンツ識別子は、暗号化コンテンツを識別する識別子であり、コンテンツを例えばアルバム単位(例えば、映画1本、音楽1曲)で表す。第2の記録媒体12が第1の記録媒体11に対応する場合には、この第2のコンテンツ識別子は第1のコンテンツ識別子に対応する。
第1、第2のコンテンツ識別子が互いに対応(例えば、一致)する場合に、第1の記録媒体11に記録された暗号化コンテンツの複製が許容される。また、第1の記録媒体11が再生専用の場合にのみこの複製が許可され、第1の記録媒体11が記録用の場合には複製が許可されない。記録用の記録媒体にはコンテンツ識別子が記録されないからである。
このように、第1、第2の記録媒体11,12の特定の組み合わせ(第1の記録媒体11が再生専用であり、第2の記録媒体12には第1の記録媒体11に記憶されている暗号化コンテンツに対応する第2のコンテンツ識別子が記録されている)の場合にのみ、第1の記録媒体11の複製を可能として、再生専用の記録媒体に記録されているコンテンツが際限なく複製されることを防止している。
このように、第1、第2の記録媒体11,12の特定の組み合わせ(第1の記録媒体11が再生専用であり、第2の記録媒体12には第1の記録媒体11に記憶されている暗号化コンテンツに対応する第2のコンテンツ識別子が記録されている)の場合にのみ、第1の記録媒体11の複製を可能として、再生専用の記録媒体に記録されているコンテンツが際限なく複製されることを防止している。
・第2の記録媒体識別子
第2の記録媒体識別子は、第2の記録媒体12を他の記録媒体と識別するための識別子であり、記録媒体毎に異なる識別子が付与される。
第2の記録媒体識別子は、第2の記録媒体12を他の記録媒体と識別するための識別子であり、記録媒体毎に異なる識別子が付与される。
C.第3の記録媒体13
第3の記録媒体13は、記録用の記録媒体(一般ユーザによる情報の書き込みが予定されている記録媒体)であり、CD、DVD等の光ディスク、具体的には、DVD−RW、DVD−RAMを用いることができる。即ち、第3の記録媒体13は第1の記録媒体11と同様の記録媒体を用いることができる。
第3の記録媒体13は第1の記録媒体11に記録されたコンテンツの複製のために用いられる。コンテンツが複製された第3の記録媒体13は第1の記録媒体11に換えて配置され、第2の記録媒体と共に用いられることで、複製されたコンテンツの再生が可能である。但し、再度の複製を行うことはできない。
このように、記録用の記録媒体は、記録時には第3の記録媒体13としてコンテンツが記録され、再生時には第1の記録媒体11としてコンテンツの再生が行われ、この意味では第1、第3の記録媒体11,13の区別は便宜的なものと言える。
第3の記録媒体13は、記録用の記録媒体(一般ユーザによる情報の書き込みが予定されている記録媒体)であり、CD、DVD等の光ディスク、具体的には、DVD−RW、DVD−RAMを用いることができる。即ち、第3の記録媒体13は第1の記録媒体11と同様の記録媒体を用いることができる。
第3の記録媒体13は第1の記録媒体11に記録されたコンテンツの複製のために用いられる。コンテンツが複製された第3の記録媒体13は第1の記録媒体11に換えて配置され、第2の記録媒体と共に用いられることで、複製されたコンテンツの再生が可能である。但し、再度の複製を行うことはできない。
このように、記録用の記録媒体は、記録時には第3の記録媒体13としてコンテンツが記録され、再生時には第1の記録媒体11としてコンテンツの再生が行われ、この意味では第1、第3の記録媒体11,13の区別は便宜的なものと言える。
第3の記録媒体13には次のような情報が記録される。
・第3の記録媒体識別子
第3の記録媒体識別子は、第3の記録媒体13を他の記録媒体と識別するための識別子であり、記録媒体毎に異なる識別子が付与される。
なお、この第1の記録媒体識別子は、この記録媒体の製造時に、一般ユーザによる書き込み、書き換えが困難な領域(例えば、光ディスクのバーストカッティング領域(Burst Cutting Area))に記録される。
・第3の記録媒体識別子
第3の記録媒体識別子は、第3の記録媒体13を他の記録媒体と識別するための識別子であり、記録媒体毎に異なる識別子が付与される。
なお、この第1の記録媒体識別子は、この記録媒体の製造時に、一般ユーザによる書き込み、書き換えが困難な領域(例えば、光ディスクのバーストカッティング領域(Burst Cutting Area))に記録される。
・暗号化コンテンツ(暗号化されたコンテンツ)
このコンテンツは、映画などの画像データ(静止画及び動画を含む)、音楽などの音声データ、コンピュータのソフトウェアなど、著作権保護が必要なデータ一般を含むものとする。このコンテンツ自体は第1の記録媒体11と特に変わることがない。
この暗号化コンテンツは、第1の記録媒体11から読み出されたコンテンツを暗号鍵で暗号化したものである。なお、この暗号鍵は、基準復号鍵、第2,第3の記録媒体識別子、および第1のコンテンツ識別子に基づいて生成される。
なお、この暗号化コンテンツは、一般ユーザによる書き込みが可能な領域に記録される。
このコンテンツは、映画などの画像データ(静止画及び動画を含む)、音楽などの音声データ、コンピュータのソフトウェアなど、著作権保護が必要なデータ一般を含むものとする。このコンテンツ自体は第1の記録媒体11と特に変わることがない。
この暗号化コンテンツは、第1の記録媒体11から読み出されたコンテンツを暗号鍵で暗号化したものである。なお、この暗号鍵は、基準復号鍵、第2,第3の記録媒体識別子、および第1のコンテンツ識別子に基づいて生成される。
なお、この暗号化コンテンツは、一般ユーザによる書き込みが可能な領域に記録される。
(記録媒体処理装置100の詳細)
記録媒体処理装置100の詳細につき説明する。
記録媒体処理装置100は、第1〜第3の読出部111,112,113、書込部114,復号鍵生成部121,復号化処理部122,MPEGデコーダ123,ビデオ出力124,オーディオ出力125,複製許可判断部131,暗号鍵生成部132,暗号化処理部133を備える。
記録媒体処理装置100の詳細につき説明する。
記録媒体処理装置100は、第1〜第3の読出部111,112,113、書込部114,復号鍵生成部121,復号化処理部122,MPEGデコーダ123,ビデオ出力124,オーディオ出力125,複製許可判断部131,暗号鍵生成部132,暗号化処理部133を備える。
第1の読出部111は、第1の記録媒体11から暗号化コンテンツ、および第1の識別子(第1の記録媒体11が再生専用の場合:第1のコンテンツ識別子、第1の記録媒体11が記録用の場合:第1の記録媒体識別子)を読み出す。
第2の読出部112は、第2の記録媒体12から基準復号鍵、第2のコンテンツ識別子、および第2の記録媒体識別子を読み出す。
第3の読出部113は、第3の記録媒体13から第3の記録媒体識別子を読み出す。
書込部114は、第3の記録媒体13に暗号化処理部133で暗号化された暗号化コンテンツを書き込む。
第2の読出部112は、第2の記録媒体12から基準復号鍵、第2のコンテンツ識別子、および第2の記録媒体識別子を読み出す。
第3の読出部113は、第3の記録媒体13から第3の記録媒体識別子を読み出す。
書込部114は、第3の記録媒体13に暗号化処理部133で暗号化された暗号化コンテンツを書き込む。
復号鍵生成部121は、第1の記録媒体から読み出された暗号化コンテンツを復号化するための復号鍵を生成する。この復号鍵は次のように生成される。
・第1の記録媒体11が再生専用の場合
第1の記録媒体11が再生専用の場合には、第2の記録媒体12から読み出された基準復号鍵そのものを復号鍵とする。
・第1の記録媒体11が再生専用の場合
第1の記録媒体11が再生専用の場合には、第2の記録媒体12から読み出された基準復号鍵そのものを復号鍵とする。
・第1の記録媒体11が記録用の場合
第1の記録媒体11が記録用の場合には、第2の記録媒体12から読み出された基準復号鍵に加えて、第2のコンテンツ識別子、第2の記録媒体識別子、および第1の記録媒体から読み出された第1の記録媒体識別子を用いて、復号鍵を生成する。
なお、第1の記録媒体11が再生専用か記録用かは、第1の記録媒体11自体に記録された種別情報を用いて判断できる。
第1の記録媒体11が記録用の場合には、第2の記録媒体12から読み出された基準復号鍵に加えて、第2のコンテンツ識別子、第2の記録媒体識別子、および第1の記録媒体から読み出された第1の記録媒体識別子を用いて、復号鍵を生成する。
なお、第1の記録媒体11が再生専用か記録用かは、第1の記録媒体11自体に記録された種別情報を用いて判断できる。
復号化処理部122は、復号鍵生成部121で生成された復号鍵を用いて、第1の記録媒体11から読み出された暗号化コンテンツを復号化処理し、復号化コンテンツを生成する。
MPEGデコーダ123は,復号化処理部122から出力された復号化コンテンツに含まれるMPEGフォーマットのデータをデコードして、映像、音声のデータに分離する。
ビデオ出力124は,MPEGデコーダ123から出力された映像データを映像に変換して出力する映像出力装置、例えば、CRT(陰極線管)、LCD(液晶表示装置)、PDP(プラズマディスプレイパネル)である。
オーディオ出力125は,MPEGデコーダ123から出力された音声データを音声に変換して出力する音声出力装置、例えば、スピーカ、ヘッドホンである。
MPEGデコーダ123は,復号化処理部122から出力された復号化コンテンツに含まれるMPEGフォーマットのデータをデコードして、映像、音声のデータに分離する。
ビデオ出力124は,MPEGデコーダ123から出力された映像データを映像に変換して出力する映像出力装置、例えば、CRT(陰極線管)、LCD(液晶表示装置)、PDP(プラズマディスプレイパネル)である。
オーディオ出力125は,MPEGデコーダ123から出力された音声データを音声に変換して出力する音声出力装置、例えば、スピーカ、ヘッドホンである。
複製許可判断部131は,第1の記録媒体11から読み出された第1コンテンツ識別子および第2の記録媒体から読み出された第2コンテンツ識別子に基づき、第1の記録媒体11に記録されたコンテンツの複製を許可するか否かを判断する。即ち、複製許可判断部131は第1、第2のコンテンツ識別子が互いに対応するときにコンテンツの複製を許可し、第1、第2のコンテンツ識別子が対応しないときにコンテンツの複製を許可しない(複製禁止)。
このように、第1、第2の記録媒体11,12の特定の組み合わせ(第1の記録媒体11が再生専用であり、第2の記録媒体12には第1の記録媒体11に記憶されている暗号化コンテンツに対応する第2のコンテンツ識別子が記録されている)の場合にのみ、第1の記録媒体11の複製を可能として、再生専用の記録媒体に記録されているコンテンツが際限なく複製されることを防止している。
ここでは複製許可判断部131の判断結果に基づき、暗号鍵生成部132による暗号鍵の生成の制御が行われている。但し、この制御には、記録媒体11に記録された暗号化コンテンツの第3の記録媒体13への書き込みの許可/禁止が制御される範囲で、種々の手法を用いることができる。即ち、暗号化処理部133、書込部114の動作を制限することで、第3の記録媒体13への書き込みが行われないようにすることができる。
暗号鍵生成部132は,複製許可判断部131によって複製が許可された場合に、暗号鍵を生成する。この暗号鍵は、第1の記録媒体11から読み出された第1のコンテンツ識別子、第2の記録媒体12から読み出された基準復号鍵、第2の記録媒体識別子、および第31の記録媒体から読み出された第3の記録媒体識別子を用いて、生成される。
なお、複製が許可される場合には、第1、第2のコンテンツ識別子が互いに対応することから、第1のコンテンツ識別子に換えて、第2の記録媒体から読み出された第2のコンテンツ識別子を用いてもよい。
なお、複製が許可される場合には、第1、第2のコンテンツ識別子が互いに対応することから、第1のコンテンツ識別子に換えて、第2の記録媒体から読み出された第2のコンテンツ識別子を用いてもよい。
暗号化処理部133は、暗号鍵生成部132で生成された暗号鍵を用いて、復号化処理部122から出力される復号化コンテンツを暗号化処理し、暗号化コンテンツを生成する。
このとき、第1、第3の記録媒体11,13それぞれに記録される暗号化コンテンツは異なる暗号鍵で暗号化されている。このようにすることで、第1の記録媒体11に記録されたコンテンツが無制限に複製されることを防止している。
このとき、第1、第3の記録媒体11,13それぞれに記録される暗号化コンテンツは異なる暗号鍵で暗号化されている。このようにすることで、第1の記録媒体11に記録されたコンテンツが無制限に複製されることを防止している。
(記録媒体処理装置100の動作)
図2は、記録媒体処理装置100の動作手順を表すフロー図である。
以下、図2に基づき記録媒体処理装置100の動作手順を説明する。なお、図2には第1〜第3の記録媒体11〜13からの情報の読み出しのタイミングは必ずしも表されていない。これは情報の読み出しのタイミングがそれほど大きな意味を持たないことに起因する。例えば、記録媒体11〜13からの情報の読み出しは、ステップS11以前に纏めて行われても良いし、必要とされる情報をその都度読み出してもよい。情報を何らかの記録装置(例えば、ハードディスク、半導体メモリ)に一時的に記録しておく(いわゆるバッファ処理)ことで、情報の読み出しタイミングを適宜に設定できる。
図2は、記録媒体処理装置100の動作手順を表すフロー図である。
以下、図2に基づき記録媒体処理装置100の動作手順を説明する。なお、図2には第1〜第3の記録媒体11〜13からの情報の読み出しのタイミングは必ずしも表されていない。これは情報の読み出しのタイミングがそれほど大きな意味を持たないことに起因する。例えば、記録媒体11〜13からの情報の読み出しは、ステップS11以前に纏めて行われても良いし、必要とされる情報をその都度読み出してもよい。情報を何らかの記録装置(例えば、ハードディスク、半導体メモリ)に一時的に記録しておく(いわゆるバッファ処理)ことで、情報の読み出しタイミングを適宜に設定できる。
(1)復号鍵の生成
復号鍵生成部121により、第1の記録媒体から読み出された暗号化コンテンツを復号化するための復号鍵が生成される(ステップS11〜S13)。
即ち、復号鍵生成部121は、第1の記録媒体11が再生専用か記録用かを、第1の記録媒体11自体に記録された種別情報を用いて判断する(ステップS11)。
第1の記録媒体11が再生専用の場合には、第2の記録媒体12から読み出された基準復号鍵そのものを復号鍵とする(ステップS12)。
第1の記録媒体11が記録用の場合には、第2の記録媒体12から読み出された基準復号鍵に加えて、第2のコンテンツ識別子、第2の記録媒体識別子、および第1の記録媒体から読み出された第1の記録媒体識別子を用いて、復号鍵を生成する(ステップS13)。
復号鍵生成部121により、第1の記録媒体から読み出された暗号化コンテンツを復号化するための復号鍵が生成される(ステップS11〜S13)。
即ち、復号鍵生成部121は、第1の記録媒体11が再生専用か記録用かを、第1の記録媒体11自体に記録された種別情報を用いて判断する(ステップS11)。
第1の記録媒体11が再生専用の場合には、第2の記録媒体12から読み出された基準復号鍵そのものを復号鍵とする(ステップS12)。
第1の記録媒体11が記録用の場合には、第2の記録媒体12から読み出された基準復号鍵に加えて、第2のコンテンツ識別子、第2の記録媒体識別子、および第1の記録媒体から読み出された第1の記録媒体識別子を用いて、復号鍵を生成する(ステップS13)。
(2)暗号化コンテンツの復号化
復号化処理部122が、復号鍵生成部121で生成された復号鍵を用いて、第1の記録媒体11から読み出された暗号化コンテンツを復号化処理し、復号化コンテンツを生成する(ステップS14)。
この復号化コンテンツはMPEGデコーダ123で映像、音声が分離され、ビデオ出力124、オーディオ出力125から出力される。
復号化処理部122が、復号鍵生成部121で生成された復号鍵を用いて、第1の記録媒体11から読み出された暗号化コンテンツを復号化処理し、復号化コンテンツを生成する(ステップS14)。
この復号化コンテンツはMPEGデコーダ123で映像、音声が分離され、ビデオ出力124、オーディオ出力125から出力される。
(3)複製許可の判断
復号化されたコンテンツの複製を行う場合には、複製許可判断部131による複製を認めるか否かの判断が行われる(ステップS15)。
複製許可判断部131は第1、第2のコンテンツ識別子が互いに対応するときにコンテンツの複製を許可し、第1、第2のコンテンツ識別子が対応しないときにコンテンツの複製を許可しない。
この判断が否定的(No)であった場合には、コンテンツの複製は行われない(ステップS16)。
復号化されたコンテンツの複製を行う場合には、複製許可判断部131による複製を認めるか否かの判断が行われる(ステップS15)。
複製許可判断部131は第1、第2のコンテンツ識別子が互いに対応するときにコンテンツの複製を許可し、第1、第2のコンテンツ識別子が対応しないときにコンテンツの複製を許可しない。
この判断が否定的(No)であった場合には、コンテンツの複製は行われない(ステップS16)。
なお、ここではステップS16での分岐が暗号鍵の生成(ステップS17)に先んじて行われているが、この分岐をコンテンツの暗号化(ステップS18)、または暗号化コンテンツの書き込み(ステップS16)の前に配置しても差し支えない。結果として、第3の記録媒体13へのコンテンツの書き込みが制限されれば分岐位置の配置にはある程度の自由度が認められる。
(4)暗号鍵の生成
ステップS15での判断が肯定的(Yes)であった場合には、暗号鍵生成部132による暗号鍵の生成が行われる(ステップS17)。
この暗号鍵は、第1の記録媒体11から読み出された第1のコンテンツ識別子、第2の記録媒体12から読み出された基準復号鍵、第2の記録媒体識別子、および第31の記録媒体から読み出された第3の記録媒体識別子を用いて、生成される。
なお、複製が許可される場合には、第1、第2のコンテンツ識別子が互いに対応することから、第1のコンテンツ識別子に換えて、第2の記録媒体から読み出された第2のコンテンツ識別子を用いてもよい。
ステップS15での判断が肯定的(Yes)であった場合には、暗号鍵生成部132による暗号鍵の生成が行われる(ステップS17)。
この暗号鍵は、第1の記録媒体11から読み出された第1のコンテンツ識別子、第2の記録媒体12から読み出された基準復号鍵、第2の記録媒体識別子、および第31の記録媒体から読み出された第3の記録媒体識別子を用いて、生成される。
なお、複製が許可される場合には、第1、第2のコンテンツ識別子が互いに対応することから、第1のコンテンツ識別子に換えて、第2の記録媒体から読み出された第2のコンテンツ識別子を用いてもよい。
(5)コンテンツの暗号化
ステップS17で暗号鍵が生成された場合には、コンテンツの暗号化、第3の記録媒体13への書き込みが行われる(ステップS18〜S19)。
即ち、暗号化処理部133が、暗号鍵生成部132で生成された暗号鍵を用いて、復号化処理部122から出力される復号化コンテンツを暗号化処理し、暗号化コンテンツを生成する(ステップS18)。
また、暗号化処理部133から出力された暗号化コンテンツは、書込部114によって第3の記録媒体13に書き込まれる。
ステップS17で暗号鍵が生成された場合には、コンテンツの暗号化、第3の記録媒体13への書き込みが行われる(ステップS18〜S19)。
即ち、暗号化処理部133が、暗号鍵生成部132で生成された暗号鍵を用いて、復号化処理部122から出力される復号化コンテンツを暗号化処理し、暗号化コンテンツを生成する(ステップS18)。
また、暗号化処理部133から出力された暗号化コンテンツは、書込部114によって第3の記録媒体13に書き込まれる。
このようにしてコンテンツが記録された第3の記録媒体13は、第1の記録媒体11と置き換えられ、第1の読出部111で読み取られて、先のステップS13に対応する工程で生成された復号鍵によって再生することができる。このときに生成される復号鍵はステップS17で生成された暗号鍵に対応する。ステップS13での第1の記録媒体識別子はステップS18での第3の記録媒体識別子に対応し、ステップS13での第2のコンテンツ識別子はステップS18での第1のコンテンツ識別子に対応するからである。
また、コンテンツが記録された第3の記録媒体13は、再度の複製が制限される。これは、第3の記録媒体13にコンテンツ識別子が記録されないことから、再度のステップS15で複製を禁止する判断が下されるからである。
また、コンテンツが記録された第3の記録媒体13は、再度の複製が制限される。これは、第3の記録媒体13にコンテンツ識別子が記録されないことから、再度のステップS15で複製を禁止する判断が下されるからである。
以上のようにして、組み合わされた第1、第2の記録媒体11,12を用いて、第1の記録媒体11からのコンテンツの再生および第3の記録媒体13への書き込み(複製)を行える。第1の記録媒体11の再生、複製に第2の記録媒体12の存在を必要とすることから、第1の記録媒体11からの無制限な再生、複製が制限される。
コンテンツが複製された第3の記録媒体は、第2の記録媒体を用いて再生することができる。
このように、第1の記録媒体11およびそれから複製された第3の記録媒体13いずれの再生にも、第2の記録媒体を要することから、第2の記録媒体の所持者のみが第1、第3の記録媒体11,13の再生が可能である。この結果、第1の記録媒体11に記録されたコンテンツを保護することができる。
コンテンツが複製された第3の記録媒体は、第2の記録媒体を用いて再生することができる。
このように、第1の記録媒体11およびそれから複製された第3の記録媒体13いずれの再生にも、第2の記録媒体を要することから、第2の記録媒体の所持者のみが第1、第3の記録媒体11,13の再生が可能である。この結果、第1の記録媒体11に記録されたコンテンツを保護することができる。
また、第2の記録媒体12の所持者であっても、第1の記録媒体11からコンテンツが複製された第3の記録媒体13を更に複製することはできない。
以上のようにして、第1の記録媒体11のコンテンツの無制限な複製が制限される。
以上のようにして、第1の記録媒体11のコンテンツの無制限な複製が制限される。
(その他の実施形態)
本発明の実施形態は上記の実施形態に限られず拡張、変更可能であり、拡張、変更した実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の実施形態は上記の実施形態に限られず拡張、変更可能であり、拡張、変更した実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
11,12,13…記録媒体、100…記録媒体処理装置、111,112,113…読出部、114…書込部、121…復号鍵生成部、122…復号化処理部、123…MPEGデコーダ、124…ビデオ出力、125…オーディオ出力、131…複製許可判断部、132…暗号鍵生成部、133…暗号化処理部
Claims (6)
- 第1の記録媒体から、コンテンツを識別する第1のコンテンツ識別子、および前記第1のコンテンツ識別子に対応するコンテンツを読み出す第1の読出部と、
第2の記録媒体から、コンテンツを識別する第2のコンテンツ識別子を読み出す第2の読出部と、
前記第1の読出部によって読み出された第1のコンテンツ識別子および前記第2の読出部によって読み出された第2のコンテンツ識別子に基づいて、前記第1の記録媒体に記録されているコンテンツの複製を許可するか否かを判断する複製許可判断部と、
前記複製許可判断部で複製を許可すると判断された場合に、前記第1の読出部で読み出されたコンテンツを記録用の記録媒体である第3の記録媒体に書き込む書込部と、
を具備することを特徴とする記録媒体処理装置。 - 前記第1の読出部によって前記第1の記録媒体から読み出されるコンテンツが暗号化された暗号化コンテンツであり、
前記第2の読出部が、前記第2の記録媒体から前記暗号化コンテンツを復号する基準となる基準復号鍵をさらに読み出し、
前記基準復号鍵に基づいて、前記暗号化コンテンツを復号化する復号化処理部、をさらに具備する
ことを特徴とする請求項1記載の記録媒体処理装置。 - 前記第1の読出部が、前記第1の記録媒体から、前記第1のコンテンツ識別子に換えて、前記第1の記録媒体を識別する第1の記録媒体識別子を読み出し、
前記第2の読出部が、前記第2の記録媒体から、前記第2の記録媒体を識別する第2の記録媒体識別子をさらに読み出し、
前記基準復号鍵、前記第1、第2の記録媒体識別子、および前記第2のコンテンツ識別子に基づいて、復号鍵を生成する復号鍵生成部をさらに具備し、
前記復号化処理部が、前記基準復号鍵に換えて、前記復号鍵に基づいて、前記暗号化コンテンツを復号化する
ことを特徴とする請求項2記載の記録媒体処理装置。 - 前記第2の読出部が、前記第2の記録媒体から、前記暗号化コンテンツを復号する基準となる基準復号鍵、および前記第2の記録媒体を識別する第2の記録媒体識別子をさらに読み出し、
第3の記録媒体から、前記第3の記録媒体を識別する第3の記録媒体識別子を読み出す第3の読出部と、
前記基準復号鍵、前記第2、第3の記録媒体識別子、および前記第1のコンテンツ識別子に基づいて、暗号鍵を生成する暗号鍵生成部と、
前記暗号鍵に基づいて、前記コンテンツを暗号化して暗号化コンテンツを生成する暗号化処理部と、をさらに具備し、
前記書込部が、前記コンテンツに換えて、前記暗号化コンテンツを前記第3の記録媒体に書き込む、
ことを特徴とする請求項1記載の記録媒体処理装置。 - 前記第1、第3の記録媒体が光により情報の読み出し書き込みを行う光ディスクである
ことを特徴とする請求項1記載の記録媒体処理装置。 - 前記第2の記録媒体が、
第2のコンテンツ識別子を記憶する記憶部と、
前記第2の読出部と無線による通信を行う通信部とを有する
ことを特徴とする請求項1記載の記録媒体処理装置。
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