JP4569713B2 - 弾性波共振器、弾性波フィルタおよびこれを用いたアンテナ共用器 - Google Patents

弾性波共振器、弾性波フィルタおよびこれを用いたアンテナ共用器 Download PDF

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Description

本発明は、移動体通信機器等に利用される弾性波フィルタに関するものである。
従来の弾性波フィルタとして、図10に示すように、例えば、3つの弾性波共振子D、E、Fを直列接続した構成が知られている。このような構成とすることにより櫛形の電極指一対あたりに係る電圧を低減し、集中的に加わる機械的ストレスを分散し耐電力性能の向上を図っていた(特許文献1参照)。
しかし、このような従来の複数段の弾性波共振子を直列接続した弾性波フィルタでは、スプリアスによりロスが大きいことが問題となっていた。
すなわち、交差幅の等しい弾性波共振子D、E、Fを縦続接続すると、弾性波共振子D、E、Fそれぞれに横モードスプリアスが発生した場合、そのスプリアスは各弾性波共振子D、E、Fにおいて同じ周波数に現れる。そのため、各弾性波共振子D、E、Fの横モードスプリアスが強め合い、通過域におけるロスが大きくなっていた。
この様子を図11、図12に示す。図11は、図10に示す従来の弾性波共振子のアドミタンス特性図である。また、図12は、同弾性波共振子の通過特性図である。これらの図からわかるように、共振周波数Aと反共振周波数Bとの間で深い横モードスプリアスSが大きく発生している。その結果、横モードスプリアスSが発生した部分で通過域でのロスが大きくなっている。
また、従来の弾性波フィルタとして、図13に示すように、例えば、3つの弾性波共振子G、H、Iを並列接続した構成が知られている。このような構成とすることにより通過帯域幅を拡大させることができた(特許文献2参照)。
しかし、このような従来の複数段の弾性波共振子を並列接続した弾性波フィルタでは、やはりスプリアスによりロスが大きいことが問題となっていた。
すなわち、交差幅の等しい弾性波共振子G、H、Iを並列接続すると、弾性波共振子G、H、Iそれぞれに横モードスプリアスが発生した場合、そのスプリアスは各弾性波共振子G、H、Iにおいて同じ周波数に現れる。その結果、各弾性波共振子G、H、Iの横モードスプリアスが強め合い通過域におけるロスが大きくなっていた。
この様子を図14、図15に示す。図14は、図13に示す従来の弾性波共振子のアドミタンス特性図である。また、図15は、同弾性波共振子の通過特性図である。これらの図からわかるように、共振周波数Aと反共振周波数Bとの間で深い横モードスプリアスSが大きく発生している。その結果、縦続接続の場合と同様に、横モードスプリアスSが発生した部分で通過域でのロスが大きくなっている。
特開平9−205343号公報 特開2000−77972号公報
本発明は、スプリアスによるロスの発生を抑制した弾性波共振器、弾性波フィルタおよびそれを用いたアンテナ共用器である。
本発明の弾性波共振器は、ニオブ酸リチウムからなる圧電基板上面に設けられた第1のインターディジタルトランスデューサ電極を有する第1の弾性波共振子と、圧電基板上面に設けられた第2のインターディジタルトランスデューサ電極を有する第2の弾性波共振子とを備え、第1の弾性波共振子と第2の弾性波共振子とは接続され、第1の弾性波共振子を構成する第1の櫛形電極の交差幅は、第2の弾性波共振子を構成する第2の櫛形電極の交差幅より大きく、第1の弾性波共振子の静電容量は第2の弾性波共振子の静電容量よりも大きく、第1の弾性波共振子を構成する櫛形電極の対数は第2の弾性波共振子を構成する櫛形電極の対数よりも小さい構成を有する。
このような構成によれば、横モードスプリアスの影響の少ないロスが低減された弾性波共振器を実現することができる。
本発明の実施の形態1における弾性波共振器の上面図 同弾性波共振器のアドミタンス特性図 同弾性波共振器の通過特性図 同弾性波共振器を用いたアンテナ共用器の構成図 本発明の実施の形態2における弾性波共振器の上面図 同弾性波共振器のアドミタンス特性図 同弾性波共振器の通過特性図 本発明の実施の形態3における弾性波共振器の上面図 同弾性波共振器のアドミタンス特性図 従来の弾性波共振器の上面図 同弾性波共振器におけるアドミタンス特性図 同弾性波共振器における通過特性図 従来の他の弾性波共振器の回路構成図 同弾性波共振器におけるアドミタンス特性図 同弾性波共振器における通過特性図
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。なお、本発明は、これら実施の形態によって限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における弾性波フィルタの上面図である。本実施の形態の弾性波フィルタは、図1に示すごとく、ニオブ酸リチウムからなる圧電基板1と、圧電基板1の上面に設けられた第1の弾性波共振子100および第2の弾性波共振子200とを備えている。第1の弾性波共振子100と第2の弾性波共振子200は縦続接続されている。
第1の弾性波共振子100は、インターディジタルトランスデューサ電極110とグレーティング反射器120、130とを備えている。グレーティング反射器120、130は、弾性波伝搬路上にインターディジタルトランスデューサ電極110を挟むように配置される。
インターディジタルトランスデューサ電極110は、バスバー111と、バスバー111に電気的に接続された同じ長さの複数の櫛形電極112を備えている。複数の櫛形電極112は、周期P1でバスバー111に設けられている。また、インターディジタルトランスデューサ電極110は、バスバー114に電気的に接続された同じ長さの複数の櫛形電極113を備えている。複数の櫛形電極113は、周期P1でバスバー114に設けられている。櫛形電極112と櫛形電極113は、互い違いに配置され、交差幅(2つの櫛形電極が重なる長さ)L1で交差している。バスバー111は入力端子2に電気的に接続されている。
グレーティング反射器120は、バスバー121に電気的に接続された複数の櫛形電極122を備えている。複数の櫛形電極122は、周期P1/2でバスバー121に設けられている。グレーティング反射器130は、バスバー131に電気的に接続された複数の櫛形電極132を備えている。複数の櫛形電極132は、周期P1/2でバスバー131に設けられている。
同じく第2の弾性波共振子200はインターディジタルトランスデューサ電極210とグレーティング反射器220、230を備えている。グレーティング反射器220およびグレーティング反射器230は、弾性波伝搬路上にインターディジタルトランスデューサ電極210を挟むように配置される。
インターディジタルトランスデューサ電極210は、バスバー211に電気的に接続された複数の櫛形電極212を備えている。複数の櫛形電極212は、周期P2でバスバー211に設けられている。また、インターディジタルトランスデューサ電極210は、バスバー214に電気的に接続された複数の櫛形電極213を備えている。複数の櫛形電極213は、周期P2でバスバー214に設けられている。櫛形電極212と櫛形電極213は、互い違いに配置され、交差幅L2で交差している。なお、櫛形電極212と櫛形電極213の交差幅L2は、第1の弾性波共振子100の交差幅L1よりも小さい。バスバー214は出力端子4に電気的に接続されている。
グレーティング反射器220は、バスバー221に電気的に接続された複数の櫛形電極222を備えている。複数の櫛形電極222は、周期P2/2でバスバー221に設けられている。グレーティング反射器230は、バスバー231に電気的に接続された複数の櫛形電極232を備えている。複数の櫛形電極232は周期P2/2でバスバー231に設けられている。
第1の弾性波共振子100および第2の弾性波共振子200は、接続線路3によって電気的に接続され縦続接続をなしている。なお、接続線路3を省略しバスバー114とバスバー211を直接接続しても良い。この場合には、接続線路3が省略できるため、弾性波共振子の小型化ができる。
このように第1の弾性波共振子100をなすインターディジタルトランスデューサ電極110の櫛形電極112および櫛形電極113の交差幅L1と、第2の弾性波共振子200をなすインターディジタルトランスデューサ電極210の櫛形電極212および櫛形電極213の交差幅L2とを異ならせることによって、以下に示す効果が得られる。
ニオブ酸リチウムからなる圧電基板1上に構成した弾性波共振子を用いるにあたり、共振子性能を劣化させる原因の一つとして横モードスプリアスの発生がある。横モードスプリアスとは弾性波伝搬方向と直交する方向に定在波が立ち、通過帯域内に生じるスプリアスである。ここで、従来のように、第1の弾性波共振子100および第2の弾性波共振子200が等しい交差幅を有していると、前述したように、その横モードスプリアスの発生周波数は一致する。その結果、通過帯域内に深いスプリアスを生じさせ、ロスの原因となる。
さらに、第1の弾性波共振子100と第2の弾性波共振子200が音響結合していない場合は、これらの横モードスプリアスの発生周波数は完全に一致し、このロスの問題が深刻であった。
しかしながら、本実施の形態では、交差幅L1と交差幅L2とを異ならしめている。本出願人によれば、交差幅L1と交差幅L2とを異ならしめることにより、横モードスプリアスの発生を、第1の弾性波共振子100および第2の弾性波共振子200で異なる周波数域に分散させることが可能となることが分かった。
すなわち、交差幅を弾性波共振子毎に変えることでスプリアスの発生周波数を効果的に分散させることができる。その結果、横モードスプリアスの影響の少ないロスが低減された弾性波共振器を実現することができる。また、アポタイズによる構成と異なり、各弾性波共振子の伝搬路はダミー電極により妨げられず、Q値劣化の原因とならない。これにより、通過帯域においてロスの少ない良好な特性の弾性波フィルタが得られる。
この様子を図2および図3を用いて説明する。図2は、本実施の形態における弾性波共振器のアドミタンス特性図である。図3は、本実施の形態における弾性波共振器の通過特性図である。図2に示す本実施の形態の構成におけるアドミタンスの周波数特性と、図11に示す従来の構成におけるアドミタンスの周波数特性とを比較する。比較の結果、本実施の形態によれば、共振周波数Aと反共振周波数Bとの間に見られた横モードスプリアスSが分散され、横モードスプリアスSの1つ当たりのアドミタンスY11の絶対値が低減されていることがわかる。さらに、図3に示す本実施の形態の構成における通過特性と、図12に示す従来の構成における通過特性とを比較する。比較の結果、本実施の形態によれば、横モードスプリアスSが分散され、横モードスプリアスSの1つ当たり挿入損失S21の絶対値が低減されていることがわかる。以上の理由により、本実施の形態によれば、弾性波共振器および弾性波フィルタのロスを低減することができる。
さらに、図1に示す第1の弾性波共振子100の対数N1と第2の弾性波共振子200の対数N2の間には、N1<N2という条件を満たすことが望ましい。すなわち、第1の弾性波共振子100を構成する櫛形電極112と櫛形電極113とからなるペアの数である対数N1を、第2の弾性波共振子200を構成する櫛形電極212と櫛形電極213とからなるペアの数である対数N2より少なくすることが好ましい。第1の弾性波共振子100の静電容量C1は、対数N1と交差幅L1の積に比例する。同様に、第2の弾性波共振子200の静電容量C2は、対数N2と交差幅L2の積に比例する。そのため、第1の弾性波共振子100の対数N1および第2の弾性波共振子200の対数N2が同じであるとすると、交差幅L1>交差幅L2の関係により静電容量C1>静電容量C2となる。一般に、第2の弾性波共振子200に印加される電圧は、第1の弾性波共振子100と第2の弾性波共振子200の静電容量比C2/C1に逆比例する。したがって、静電容量C1>静電容量C2の場合、第2の弾性波共振子200に印加される電圧は、第1の弾性波共振子100に印加される電圧よりも高くなり、耐電力性が悪化する。そこで、対数N1<対数N2の関係を満たすことにより、静電容量C1と静電容量C2との比を緩和し、第2の弾性波共振子200を構成するインターディジタルトランスデューサ電極210の櫛形電極213の1本あたりにかかる電圧を低減し、耐電力性を向上させることができる。
さらに、静電容量C1>静電容量C2の条件を満たすことが望ましい。弾性波共振子は同一静電容量を持つ場合であっても、交差幅が長く対数が少ない弾性波共振子は、交差幅が短く対数が多い弾性波共振子に比べ、櫛形電極の抵抗損による発熱で耐電力性に劣る。そこで対数N1、N2の条件設定においては、静電容量C1>静電容量C2とすることで、各共振器に印加される電圧を制御し、耐電力性を向上させることができる。
なお、第1の弾性波共振子100のピッチP1と第2の弾性波共振子200のピッチP2を等しくし、弾性波共振子の共振周波数を一致させることにより、ロスを最小に抑えることができる。逆に、ピッチP1とピッチP2を異なるようにすることにより、通過帯域、および減衰帯域の帯域幅を広げることが可能となり、設計自由度を大きくすることができる。
なお、本実施の形態では、第1および第2の弾性波共振子100、200を2段縦続接続した弾性波共振器について説明したが、3段以上の弾性波共振子を縦続接続した弾性波共振器に本実施の形態を適用できる。
なお、本実施の形態による弾性波共振器を用いて弾性波フィルタを構成した場合、通過帯域内に生じる横モードスプリアスを効果的に抑制することができロスを低減することが可能となる。
なお、図1に示す圧電基板1の回転Y板のカット角を−30°〜+30°程度とすることが望ましい。カット角をこの範囲とすることにより、広帯域な弾性波フィルタを実現することができる。
なお、第1および第2のインターディジタルトランスデューサ電極110、210の内の少なくとも一方を、弾性波の波長の15%以上の厚みのSiO薄膜(酸化膜)で覆うことで、弾性波のロスを低減でき、さらに、温度特性も改善できる。そのため、広帯域においてロスを低減された、かつ温度特性に優れる弾性波フィルタを構成することができる。
図4は、本実施の形態の弾性波共振器から構成される弾性波フィルタを用いて構成したアンテナ共用器の構成図である。図4において、アンテナ共用器10は、送信フィルタ11と受信フィルタ12とを備えている。送信フィルタ11および受信フィルタ12のうち少なくとも一方は、本実施の形態の弾性波共振器から構成される弾性波フィルタである。送信フィルタ11は増幅器13を介してアンテナ素子14に接続される。受信フィルタ12はアンテナ素子14と増幅器15との間に接続される。
アンテナ共用器10は、送信信号のうち送信フィルタ11で決められる所定の帯域の信号を、増幅器13を介してアンテナ素子14から送信する。また、アンテナ共用器10は、アンテナ素子14に到来した受信信号のうち受信フィルタ12で決められる所定の帯域の信号を受信し増幅器15を介して内部に取り込む。
このような構成からなるアンテナ共用器10は、上記したように、スプリアスを効果的に抑制することができるので、ロスを低減することが可能となる。
なお、本実施の形態の手法による横モードスプリアスの抑制は、共振周波数Aと反共振周波数Bとの間に横モードスプリアスSが複数存在する程度に大きな結合係数となる圧電基板1を用いる場合、例えば、圧電基板1としてニオブ酸リチウム系の化合物、又はニオブ酸カリウム系の化合物を用いる場合に特に有効である。これは、共振周波数Aと反共振周波数Bとの間に横モードスプリアスSが単数しか存在しないほど共振周波数Aと反共振周波数Bとの周波数間隔が狭い場合は、横モードスプリアスを共振周波数Aと反共振周波数Bの間外にずらすことにより横モードスプリアスを抑制することが容易だからである。
(実施の形態2)
実施の形態2と実施の形態1との違いは、インターディジタルトランスデューサ電極110とインターディジタルトランスデューサ電極210とを並列接続した点である。
図5は、本発明の実施の形態2における弾性波フィルタを示す上面図である。本実施の形態に示す弾性波フィルタは、図5に示すごとく、ニオブ酸リチウムからなる圧電基板1と、圧電基板1上面に設けられた第1の弾性波共振子100と第2の弾性波共振子200とを備えている。第1の弾性波共振子100と第2の弾性波共振子200は並列接続されている。
第1の弾性波共振子100はインターディジタルトランスデューサ電極110とグレーティング反射器120、130を備えている。グレーティング反射器120、130は弾性波伝搬路上にインターディジタルトランスデューサ電極110を挟むように配置される。
インターディジタルトランスデューサ電極110は、バスバー111と、バスバー111に電気的に接続された同じ長さの複数の櫛形電極112とを備えている。複数の櫛形電極112は周期P1でバスバー111に設けられている。また、インターディジタルトランスデューサ電極110は、バスバー114と、バスバー114に電気的に接続された同じ長さの複数の櫛形電極113とを備えている。複数の櫛形電極113は周期P1でバスバー114に設けられている。
櫛形電極112と櫛形電極113とは交差幅L1で交差している。バスバー111は入力端子2に、バスバー114は出力端子4にそれぞれ電気的に接続されている。
グレーティング反射器120は、バスバー121に電気的に接続された複数の櫛形電極122を備えている。複数の櫛形電極122は、周期がP1/2でバスバー121に設けられている。グレーティング反射器130は、バスバー131に電気的に接続された複数の櫛形電極132を備えている。複数の櫛形電極132は、周期がP1/2でバスバー131に設けられている。
同じく第2の弾性波共振子200はインターディジタルトランスデューサ電極210とグレーティング反射器220、230を備えている。グレーティング反射器220、230は弾性波伝搬路上にインターディジタルトランスデューサ電極210を挟むように配置される。
インターディジタルトランスデューサ電極210は、バスバー211と、バスバー211に電気的に接続された同じ長さの複数の櫛形電極112とを備えている。複数の櫛形電極212は周期P2でバスバー211に設けられている。また、インターディジタルトランスデューサ電極210は、バスバー214と、バスバー214に電気的に接続された同じ長さの複数の櫛形電極213とを備えている。複数の櫛形電極213は周期P2でバスバー214に設けられている。
櫛形電極212と櫛形電極213とは交差幅L2で交差している。櫛形電極212と櫛形電極213の交差幅L2は、第1の弾性波共振子100の交差幅L1よりも小さい。バスバー211は入力端子2に、バスバー214は出力端子4に、それぞれ接続線路3により電気的に接続されている。これによって、第1の弾性波共振子100と第2の弾性波共振子200は並列接続をなしている。
グレーティング反射器220は、バスバー221に電気的に接続された複数の櫛形電極222を備えている。複数の櫛形電極222は、周期がP2/2でバスバー221に設けられている。グレーティング反射器230は、バスバー231に電気的に接続された複数の櫛形電極232を備えている。複数の櫛形電極232は、周期がP2/2でバスバー231に設けられている。
このように、第1の弾性波共振子100をなす櫛形電極112と櫛形電極113との交差幅L1と、第2の弾性波共振子200をなす櫛形電極212と櫛形電極213との交差幅L2とを異ならせることによって、以下に示す効果が得られる。
本実施の形態では、実施の形態1と同様に、交差幅L1と交差幅L2とを異ならしめている。このことにより、横モードスプリアスの発生周波数を、第1および第2の弾性波共振子100、200で異なる周波数域に横モードスプリアスを分散させることが可能となる。この様子を図6および図7を用いて説明する。図6は、本実施の形態における弾性波共振器のアドミタンス特性図である。図7は、本実施の形態における弾性波共振器の通過特性図である。図6に示す本実施の形態の構成におけるアドミタンスの周波数特性と、図14に示す従来の構成におけるアドミタンスの周波数特性とを比較する。比較の結果、本実施の形態によれば、共振周波数Aと反共振周波数Bとの間に見られた横モードスプリアスSが分散され、横モードスプリアスSの1つ当たりの絶対値が低減されていることがわかる。さらに、図7に示すに本実施の形態における通過特性と、図15に示す従来の構成における通過特性とを比較する。比較の結果、本実施の形態では、図15に比べ横モードスプリアスSが分散され、横モードスプリアスSの1つ当たりの絶対値が低減されていることがわかる。以上の理由により、本実施の形態の弾性波共振子ではロスを低減することができる。
ここで交差幅L1>交差幅L2とすることにより、第1および第2の弾性波共振子100、200の静電容量C1、C2は静電容量C1>静電容量C2となる。そこで第1および第2の弾性波共振子100、200の対数N1、N2に対し対数N2>対数N1とすることでC1とC2の比を緩和させることが望ましい。
さらに本実施の形態の構成は、1個のインターディジタルトランスデューサ電極の両側を2個のグレーティング反射器で挟んだ弾性波共振子のみならず、2個以上のインターディジタルトランスデューサ電極を伝搬路上に配置した構成においても横モードスプリアスSの抑圧に有効である。
なお、第1の弾性波共振子100のピッチP1と第2の弾性波共振子200のピッチP2を等しくし、第1および第2の弾性波共振子100、200の共振周波数を一致させることにより、ロスを最小に抑えることができる。逆に、ピッチP1とピッチP2を異ならしめることにより、通過帯域および減衰帯域の帯域幅を広げることが可能となり、設計自由度を大きくすることができる。
なお、本実施の形態では、第1および第2の弾性波共振子100、200を並列接続した構成について説明していたが、3個以上の弾性波共振子を並列接続することもできる。
なお、本実施の形態による弾性波共振子を用いて弾性波フィルタを構成した場合、通過帯域内に生じる横モードスプリアスSを効果的に抑制することができロスを低減することが可能となる。
なお、図5に示す圧電基板1の回転Y板のカット角を−30°〜+30°程度とすることが望ましい。カット角をこの範囲とすることにより、広帯域な弾性波フィルタを実現することができる。
なお、第1および第2のインターディジタルトランスデューサ電極110、210の内少なくとも一方を弾性波の波長の15%以上の厚みのSiO薄膜で覆うことで、弾性波のロスを低減でき、さらに、温度特性も改善できるため、広帯域でロスが低減された、かつ温度特性に優れる弾性波フィルタを構成するのに望ましい。
なお、本構成を用いて送信フィルタと受信フィルタを構成することでロスが低減された弾性波アンテナ共用器を構成することができる。
なお、本実施の形態の手法による横モードスプリアスの抑制は、共振周波数Aと反共振周波数Bとの間に横モードスプリアスSが複数存在する程度に大きな結合係数となる圧電基板1を用いる場合、例えば、圧電基板1としてニオブ酸リチウム系の化合物、又はニオブ酸カリウム系の化合物を用いる場合に特に有効である。これは、共振周波数Aと反共振周波数Bとの間に横モードスプリアスSが単数しか存在しないほど共振周波数Aと反共振周波数Bとの周波数間隔が狭い場合は、横モードスプリアスを共振周波数Aと反共振周波数Bの間外にずらすことにより横モードスプリアスを抑制することが容易だからである。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3における弾性表共振子について図面を参照しながら説明する。実施の形態3は、2つのグレーティング反射器の間に複数のインターディジタルトランスデューサ電極を配置するものである。
図8は本発明の実施の形態3における弾性波共振子の上面図である。図8において、第1の弾性波共振子300は、圧電基板上面に、交差幅L1であるインターディジタルトランスデューサ電極311、312、313、314、315と、グレーティング反射器316、317とを備えている。インターディジタルトランスデューサ電極311、312、313、314、315は、交差幅L1(第1の弾性波共振子300の櫛形電極の交差幅L1)で弾性波伝搬路上に配置されている。インターディジタルトランスデューサ電極311、312、313、314、315のそれぞれの櫛形電極は、それぞれピッチP8、P9、P10、P11、P12で配置されている。グレーティング反射器316、317は、インターディジタルトランスデューサ電極311、312、313、314、315を挟むように配置される。インターディジタルトランスデューサ電極311、313、315は入力端子2に電気的に接続されている。インターディジタルトランスデューサ電極312、314は出力端子4に電気的に接続されている。
第2の弾性波共振子400は圧電基板上面にインターディジタルトランスデューサ電極411、412、413、414、415とグレーティング反射器416、417とを備えている。インターディジタルトランスデューサ電極411、412、413、414、415は、交差幅L2(第2の弾性波共振子400の櫛形電極の交差幅L2)で弾性波伝搬路上に配置されている。インターディジタルトランスデューサ電極411、412、413、414、415のそれぞれの櫛形電極は、それぞれピッチP3、P4、P5、P6、P7で配置されている。グレーティング反射器416、417はインターディジタルトランスデューサ電極411、412、413、414、415を挟むように配置される。インターディジタルトランスデューサ電極411、413、415は入力端子2に電気的に接続されている。インターディジタルトランスデューサ電極412、414は出力端子5に電気的に接続されている。ここで、インターディジタルトランスデューサ電極411、412、413、414、415(第2の弾性波共振子400)の交差幅L2は、インターディジタルトランスデューサ電極311、312、313、314、315(第1の弾性波共振子300)の交差幅L1よりも小さい。
このような構成により、図9に示すごとく、横モードスプリアスSを分散させ、1つ当たりの絶対値を低減させることができる。図9において、点線は従来のアドミタンス特性を示している。実線は本実施の形態のアドミタンス特性を示している。これらを比較すると、実線で示す横モードスプリアスSの方が点線で示す横モードスプリアスSより低減されていることが分かる。
実施の形態3では各々5個のインターディジタルトランスデューサ電極を持つ2つの弾性波共振子300、400について述べたが、インターディジタルトランスデューサ電極の数は5個に限らずスプリアス抑制効果は得られる。
なお、第1の弾性波共振子300のインターディジタルトランスデューサ電極311、312、313、314、315の交差幅を全て等しくすることで損失の少ない弾性波共振器を構成することができる。また、インターディジタルトランスデューサ電極311、312、313、314、315の交差幅を異ならしめることで設計自由度を大きくすることができる。これは、第2の弾性波共振子400のインターディジタルトランスデューサ電極411、412、413、414、415においても同様である。
なお、第1の弾性波共振子300のピッチP8、P9、P10、P11、P12と弾性波共振子400のピッチP3、P4、P5、P6、P7とを等しくし(すなわち、全てのピッチを等しくし)、2つの弾性波共振子300、400の共振周波数を一致させることにより、ロスを最小に抑えることができる。逆に、ピッチP8とピッチP3の組、ピッチP9とピッチP4の組、ピッチP10とピッチP5の組、ピッチP11とピッチP6の組、ピッチP12とピッチP7の組の内の少なくとも1組のピッチを他の組のピッチと異ならしめることにより、第1の弾性波共振子300と第2の弾性波共振子400とのバランス度を調整することができる。
なお、本実施の形態では、2つの弾性波共振子300、400を並列接続した構成について説明していたが、3個以上の弾性波共振子を並列接続することもできる。
なお、本実施の形態による弾性波共振子を用いて弾性波フィルタを構成した場合、通過帯域内に生じる横モードスプリアスを効果的に抑制することができロスを低減することが可能となる。
なお、図5に示す圧電基板1の回転Y板のカット角を−30°〜+30°程度とすることが望ましい。カット角をこの範囲とすることにより、広帯域な弾性波フィルタを実現することができる。
なお、第1および第2のインターディジタルトランスデューサ電極(311、312、313、314、315)、(411、412、413、414、415)の内少なくとも一方を弾性波の波長の15%以上の厚みのSiO薄膜で覆うことで、弾性波のロスを低減でき、さらに、温度特性も改善できる。そのため、広帯域でロスが低減された、かつ温度特性に優れる弾性波フィルタを構成できる。
なお、本実施の形態を用いて、実施の形態1、2と同様に、送信フィルタと受信フィルタを構成することでロスが低減された弾性波アンテナ共用器を構成することができる。
以上の実施の形態では、圧電材料としてニオブ酸リチウムを用いた例を示したが、本発明はこれに限ることなく、タンタル酸リチウムなど弾性波共振器などの所望の用途、特性に合わせて所定の圧電材料を選ぶことも可能である。
なお、本実施の形態の手法による横モードスプリアスの抑制は、共振周波数Aと反共振周波数Bとの間に横モードスプリアスSが複数存在する程度に大きな結合係数となる圧電基板1を用いる場合、例えば、圧電基板1としてニオブ酸リチウム系の化合物、又はニオブ酸カリウム系の化合物を用いる場合に特に有効である。これは、共振周波数Aと反共振周波数Bとの間に横モードスプリアスSが単数しか存在しないほど共振周波数Aと反共振周波数Bとの周波数間隔が狭い場合は、横モードスプリアスを共振周波数Aと反共振周波数Bの間外にずらすことにより横モードスプリアスを抑制することが容易だからである。
本発明にかかる弾性波共振器、弾性波フィルタは、横モードスプリアスによるロスの発生を抑制することができるので、携帯電話等の各種通信機器において有用である。
1 圧電基板
2 入力端子
3 接続線路
4,5 出力端子
10 アンテナ共用器
11 送信フィルタ
12,15 増幅器
13 アンテナ素子
14 受信フィルタ
100,300 第1の弾性波共振子
110,210,311〜315,411〜415 インターディジタルトランスデューサ電極
111,114,121,131,211,214,221,231 バスバー
112,113,122,132,212,213,222,232 櫛形電極
120,130,220,230,316,317,416,417 グレーティング反射器
200,400 第2の弾性波共振子

Claims (6)

  1. ニオブ酸リチウムからなる圧電基板上面に設けられた第1のインターディジタルトランスデューサ電極を有する第1の弾性波共振子と、前記圧電基板上面に設けられた第2のインターディジタルトランスデューサ電極を有する第2の弾性波共振子とを備え
    記第1の弾性波共振子と前記第2の弾性波共振子とは接続され、前記第1の弾性波共振子を構成する第1の櫛形電極の交差幅は、前記第2の弾性波共振子を構成する第2の櫛形電極の交差幅より大きく、
    前記第1の弾性波共振子の静電容量は前記第2の弾性波共振子の静電容量よりも大きく、
    前記第1の弾性波共振子を構成する櫛形電極の対数は前記第2の弾性波共振子を構成する櫛形電極の対数よりも小さい弾性波共振器。
  2. 前記第1の弾性波共振子と前記第2の弾性波共振子とは縦続接続されている請求項1記載の弾性波共振器。
  3. 前記第1の弾性波共振子と前記第2の弾性波共振子とは並列接続されている請求項1記載の弾性波共振器。
  4. 前記第1のインターディジタルトランスデューサ電極および前記第2のインターディジタルトランスデューサ電極の少なくとも一方をシリコン酸化膜により覆った請求項1記載の弾性波共振器。
  5. 請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の弾性波共振器を少なくとも1つ有する弾性波フィルタ。
  6. 送信フィルタと受信フィルタとを備え、前記送信フィルタおよび前記受信フィルタの少なくとも一方が請求項5記載の弾性波フィルタであるアンテナ共用器。
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