JP4566753B2 - アンチスキッド制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両における各車輪に備えられたホイルシリンダの制動時液圧を増減制御することにより、車輪のロックを防止するアンチスキッド制御装置に関する。
従来、特許文献1に記載のアンチスキッド制御装置にあっては、車輪速度算出手段により車輪速度及び擬似車体速度を算出し、擬似車体速度からオフセット値を算した制御目標速度を輪速度が下回った場合に減圧を開始し、ホイルシリンダ圧が過剰増圧されることを回避している。
しかしながら上記従来技術にあっては、擬似車体速度からオフセット値を算した制御目標速度(減圧開始閾値)を輪速度が下回ってから減圧を開始するため、減圧開始閾値の低下に伴いスリップ過多制御となり、車両安定性が劣化するとともに減圧時間が長くなって増圧に至るまで時間がかかり、ブレーキ応答の悪化とG抜けが発生するという問題があった。
本発明は上記問題に着目して成されたもので、その目的とするところは、最適スリップ状態において増減圧制御を行い、車両安定性を改善するとともにG抜けを防止したアンチスキッド制御装置を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明では、ホイルシリンダの液圧を減圧および増圧可能な液圧制御弁と、減圧時に前記ホイルシリンダから排出したブレーキ液を貯留するリザーバと、前記リザーバに貯留されたブレーキ液をマスタシリンダに戻すポンプと、各車輪の速度を算出する車輪速度算出手段と、所定車輪の前記車輪速度に基づき車体減速度を算出し、該車体減速度よりも大きい減速度で低下するように擬似車体速度を算出するとともに、前記擬似車体速度よりも所定オフセット量だけ低い値に車輪の制御目標速度を設定し、任意の車輪で前記車輪速度が前記制御目標速度を下回った際に該車輪の前記ホイルシリンダの液圧を減圧するABS制御手段とを備えたアンチスキッド制御装置において、前記ABS制御手段は、任意の車輪の前記車輪速度と前記車体減速度とに基づき該車輪の車体に対するスリップ率を演算し、このスリップ率が所定値を上回る場合、予め設定した所定時間の間、前記制御目標速度を前記擬似車体速度よりも大きい値に増加させることとした。
よって、車両安定性を改善しG抜けを防止したアンチスキッド制御装置を提供できる。
以下、本発明のアンチスキッド制御装置を実現する最良の形態を、図面に示す実施例に基づいて説明する。
[アンチスキッド制御装置のシステム構成]
実施例1につき図1ないし図11に基づき説明する。図1は本願アンチスキッド制御装置のシステム構成図である。アンチスキッド制御装置は、コントロールユニット1、ブレーキユニット2、Gスイッチ3、車輪速センサ31〜34を有する。
コントロールユニット1は、車輪速センサ31〜34により検出された車輪速VW(FL〜RR)、Gスイッチ3により検出された車両前後方向及びヨー方向加速度G、Yに基づきブレーキユニット2に制御指令を出力する。この指令に基づき、ブレーキユニット2は各車輪FL,FR,RL,RRの制動力を最適に制御する。
[油圧回路]
図2は、アンチスキッド制御装置の油圧回路図である。ブレーキユニット2はポンプ20、第1、第2切替弁21,22、リザーバ23を有する。第1、第2切替弁21,22はそれぞれコントロールユニット1からの指令に基づき駆動され、常開の第1切替弁21はマスタシリンダ40と第2切替弁22との連通/遮断を切り替える。第2切替弁22はホイルシリンダ50とポンプ20、またはホイルシリンダ50と第1切替弁21との連通を切り替える。さらに、ポンプ20と第2切替弁22の間にはリザーバ23が設けられ、減圧時にホイルシリンダ50内の作動油を一時的に滞留させる。
[ABS制御基本制御処理]
図3は、ABS制御の基本制御処理の流れを示すフローチャートである。以下、各ステップにつき説明する。
ステップS1では、制御周期ごとに発生する各車輪速センサ31〜34のセンサパルス数と周期とからセンサ周波数を求め、車輪速VW及び車輪加速度VWDを演算してステップS100へ移行する。
ステップS100では、車輪速VWに基づき擬似車体速VIが演算され(図4参照)、ステップS200へ移行する。
ステップS200では、擬似車体速VIに基づき制御目標速度VWS(減圧開始閾値)が演算され、ステップS300へ移行する。ここで、従来例のように擬似車体速からオフセット値を算した速度を一律に減圧開始閾値とした場合、減圧開始閾値が低下してスリップ過多制御となってしまう。
したがって、本願実施例においては擬似車体速VIに対するスリップ率を求め、このスリップ率が所定値を超過する場合は減圧開始閾値を従来よりも引き上げる制御を行う(図6参照)。すなわち、スリップ率が所定値以下の場合、従来どおり擬似車体速VIからオフセット値を減じた値を減圧開始閾値とし、ステップS300へ移行する。
ステップS300では目標増減圧パルス時間PBを求めるPI制御演算処理(図7参照)が実行され、ステップS2へ移行する。
ステップS2では、車輪速VWが制御目標速度VWSを下回り、かつ増圧実施フラグZFLAG=1であるかどうかが判断され、YESであればステップS4へ移行し、NOであればステップS3へ移行する。ここで、増圧実施フラグZFLAGは増圧制御が行われていることを示す。
ステップS3では、
(1)フィードフォワード減圧時間FFGが実減圧時間タイマDECTを超過(フィードフォワード減圧制御終了条件)
(2)保持制御時間THOJIが30msを超過し、かつ目標増減圧パルス時間PB−(実減圧時間タイマDECT−フィードフォワード減圧時間FFG)の値すなわちPB−(DECT−FFG)の値が8msを超過(30ms保持後におけるPI減圧制御要求条件)
(3)保持制御時間THOJIが60msを超過し、かつ目標増減圧パルス時間PBと(実減圧時間タイマDECT−フィードフォワード減圧時間FFG)の差分PB−(DECT−FFG)の値が3msを超過(60ms保持後におけるPI減圧制御要求条件)
この(1)〜(3)の3条件のうちいずれか1つでも成立するかどうかが判断され、YESであ
ればステップS4へ移行して減圧制御を行い、NOであればステップS5へ移行する。こ
こで目標増減圧パルス時間PBは減圧パルスを継続する時間の目標値であり、減圧時間タ
イマDECTは減圧処理時間の積分値である。
ステップS4では、減圧制御実施時間ASを150ms、保持制御時間THOJIを0とし、減圧実施フラグGFLAGを1としてステップS400(ソレノイド減圧制御)へ移行する。
ステップS400では、ソレノイド減圧制御(図8参照)を実行し、ステップS10へ移行する。なお、この減圧制御にあっては、切替弁21,22に向けてデューティ信号を出力し、開弁量を制御することにより減圧量を制御する。
ステップS5では、
(4)フィードフォワード増圧時間FFZが増圧時間タイマ値INCT以下、かつ目標増減圧パルス時間PB+(増圧時間タイマ値INCT−フィードフォワード増圧時間FFZ)の値が−3msを超過(フィードフォワード増圧終了かつPI増圧制御量が所定値以上)
(5)保持制御時間THOJIが60ms未満(保持制御継続時間60ms未満)
(6)減圧実施フラグGFLAG=1かつ車輪加速度VWDが正(減圧制御後の車輪加速度が正)
この(4)〜(6)の3条件のうちいずれか1つでも成立するかどうかが判断され、YESであればステップS6(ソレノイド保持制御)へ移行し、NOであればステップS500(ソレノイド増圧制御)へ移行する。ここで、増圧時間タイマ値INCTは増圧制御時間の積算値である。
ステップS6では、ソレノイド保持制御を行い、ステップS8へ移行する。
ステップS500では、ソレノイド増圧制御を実行し、ステップS7へ移行する。
ステップS7では、増圧実施フラグZFLAGを1、保持制御時間THOJIを0とし、ステップS10へ移行する。
ステップS8では、保持制御時間THOJIをインクリメントし、ステップS9へ移行する。
ステップS9では、保持制御時間THOJIのインクリメント後の時間が10msを経過したかどうかが判断され、YESであればステップS10へ移行し、NOであれば時間計測を繰り返す。
ステップS10では本ステップへ移行後10msを経過したかどうかが判断され、YESであればステップS11へ移行し、NOであればステップS12へ移行する。
ステップS11では、前制御周期における減圧制御実施時間ASn-1から1ms減じた値とゼロ値のいずれか大きいほうを選択し、現制御周期の減圧制御実施時間ASnとしてステップS1へ戻る。
ステップS12では、本ステップへ移行後1ms経過したかどうかが判断され、YESであればステップS13へ移行し、NOであれば経過するまで時間計測を繰り返す。
ステップS13では、減圧実施フラグGFLAGが1(減圧制御中)であるかどうかが判断され、NOであればステップS500(増圧制御)へ戻り、YESであればステップS400(減圧制御)へ戻る。
[擬似車体速度演算制御処理]
図4は、擬似車体速度演算制御処理の流れを示すフローチャートである。図3の基本制御フローにおけるステップS100に相当する。
ステップS101では、駆動輪FL,FRも含めた4つの車輪FL〜RRの車輪速VW(FL〜RR)のうち最も高速度の車輪速度を選択して車輪速度セレクト値VFSとし、ステップS102へ移行する。
ステップS102では、減圧制御実施時間ASが0であるかどうか(減圧制御が実行されたか否か)が判断され、YES(減圧前)であればステップS103へ移行し、NO(減圧後)であればステップS104へ移行する。
ステップS103(減圧前)では、従動輪RL,RRの車輪速VW(RL,RR)のうち高いほうを選択して車輪速度セレクト値VFSとし、また低ミューフラグLoμFを0としてステップS104へ移行する。
ステップS104では、擬似車体速VIが車輪速度セレクト値VFS以上であるかどうかが判断され、YESであればステップS110へ移行し、NOであればステップS105へ移行する。ステップS110では車体減速度VIKを用いて擬似車体速VIを算出し、ステップS105以降では車体減速度VIKを用いず擬似車体速VIを算出する。
ステップS110では、前制御周期における擬似車体速VIn-1と(車体減速度VIK+0.3G)×kの値の差分をとり、この差分VI−(VIK+0.3G)×kの値を現制御周期における擬似車体速VInとし、ステップS200へ移行する。
すなわち、ステップS104において似車体速度VI≧車輪速度セレクト値VFSであれば減速状態と判断できるため、ステップS110において車体減速度VIKに基づいて似車体速度VIを求める。
一方、似車体速度VI<車輪速度セレクト値VFSである場合、あまり減速されている状態とは判断できないため、ステップS105以降において車体減速度VIKに基づくことなく固定値に基づく演算を行う。
ステップS105では、減速リミッタ係数xを2km/hとし、ステップS106へ移行する。この減速リミッタ係数xは、ステップS108において用いられる係数である。
ステップS106では、減圧制御実施時間ASの値が0かどうかが判断(減圧実行前後判断)され、YES(減圧前)であればステップS107へ移行し、NO(減圧後)であればステップS108へ移行する。
ステップS107では、減速リミッタ係数xの値を0.143km/hとし、ステップS108へ移行する。なお、本ステップにおいて減速リミッタ係数の値を小さく設定することにより、減速後において車輪速度セレクト値VFSが似車体速度VIよりも極端に大きな値をとった場合のリミッタとしての機能を持たせている。
ステップS108では、前制御周期における擬似車体速VIn-1に減速リミッタ係数xを加算し、現制御周期における擬似車体速VInとしてステップS200へ移行する。
[車体減速度演算制御処理]
図5は、車体減速度演算制御処理の流れを示すフローチャートである。図4の擬似車体速度演算フローにおけるステップS110において実行される。
ステップS111では、非減圧制御から減圧制御へ切り替わったかどうかが判断される。すなわち、減圧制御実施時間ASの値がAS=0からAS≠0へ切り替わったかどうかが判断され、YESであれば減圧制御が開始されたと判断してステップS112へ移行し、NOであれば減圧制御が開始されていないと判断しステップS113へ移行する。
ステップS112では、減圧制御開始車速度VOを擬似車体速VIとし、車減速度作成タイマTOを0にリセットしてステップS113へ移行する。
ステップS113では、車減速度作成タイマTOをインクリメントし、ステップS114へ移行する。
ステップS114では、擬似車体速VIと車輪速度セレクト値VFSの関係がVI<VFSからVI≧VFSとなったかどうかが判断され、YESであればステップS115へ移行し、NOであればステップS116へ移行する。すなわち、減圧により車輪速VWが上昇して実車体速度に復帰するが、これを車輪速度セレクト値VFSが上向きから下向きに変化するスピンアップ点を検出することで判断する。スピンアップ点が生じた際には、ステップS115に進み、それ以外はステップS116へ進む。
ステップS115では、制御開始時の減圧制御開始車速度VO、擬似車体速VI、及び制御開始時からの経過時間である車減速度作成タイマTOから(VO−VI)/TOを演算し、この(VO−VI)/TOの値を車体減速度VIKとしてステップS116へ移行する。
ステップS116では、減圧制御実施時間ASが0であるかどうかが判断され、NOであればステップS110へ移行し、YESであればステップS117へ移行する。制御の1サイクル目にあっては、車輪速VWが実車体速度よりも低いためスピンアップ点が生じず、ステップ115における車体減速度VIKの演算を行うことができない。
そこで、スピンアップ点が生じ実際の車体減速度を演算できるようになるまでは、ステップS117において高μ路制動時相当の固定値を用いる。
ステップS117では、車体減速度VIKを高μ路制動時相当の固定値である1.3GとしてステップS110へ移行する。
[制御目標速度演算制御処理]
図6は、制御目標速度演算制御処理の流れを示すフローチャートである。図3の基本制御フローにおけるステップS200に相当する。
ステップS201では、車輪速VWを60msごとに分し、VWD60を演算し、車体減速度VIKとVWD60の差分VIK−VWD60を演算する。この差分VIK−VWD60は60ms内におけるスリップ量を示す。なお、分は60msごとに行わなくともよく、60ms以下でも以上であってもよく特に限定しない。
さらに、前回積分時におけるスリップ量積分値SLIPn-1に60ms内のスリップ量VIK−VWD60を加算し、SLIPn-1+(VIK−VWD60)の値を今回の積分時におけるスリップ量積分値SLIPnに設定し、ステップS202へ移行する。
ステップS202では、擬似車体速VIに対するスリップ率に基づき判断が行われる。すなわち、スリップ量積分値SLIPnを擬似車体速VIで除し、路面状況等を考慮した係数kを乗じてスリップ率を算出する。
このスリップ率が10%を上回るかどうかが判断され、YES(スリップ過多状態)であればステップS203(減圧開始閾値変更ステップ)へ移行し、NOであればステップS205へ移行する。
スリップ過多状態は不要な増圧が実行されていることを示すものであり、ステップS203において減圧開始閾値すなわち制御目標速度VWSを通常時よりも増加させる。
ステップS203では、制御目標速度VWSを擬似車体速VI×1.05+4km/hに変更し、ステップS204へ移行する。減圧開始閾値すなわち制御目標速度VWSを通常時よりも増加させる(通常時における制御目標速度VWSについてはステップS207〜S211参照)。
ステップS204では、制御目標速度変更カウンタCNT_SLIPをインクリメントし、ステップS206へ移行する。制御目標速度変更カウンタとは、ステップS202においてスリップ率が10%を上回ったと判断されてからの経過時間である。スリップ率が10%以下であれば、経過時間にかかわらず通常の減圧閾値(擬似車体速VIから一定値分オフセット)を用いてもスリップ過多の問題は生じない。
一方、スリップ率が10%を超過した場合はステップS203で変更された減圧制御閾値(制御目標速度VWS)を用いるが、閾値を上昇させて十分な減圧が行われれば通常の減圧閾値を用いてもスリップ過多とはならない。したがって、十分な減圧が行われたと見込まれる時間が経過し、制御目標速度変更カウンタCNT_SLIPが所定値以上となった場合は通常の減圧閾値(制御目標速度VWS)とする(ステップS206参照)。本願実施例ではCNT_SLIPの所定値を15msとする。
ステップS205では、制御目標速度変更カウンタCNT_SLIPを0にリセットし、ステップS207へ移行する。
ステップS206では、制御目標速度変更カウンタCNT_SLIPの値が15msを上回るかどうかが判断され、YESであればステップS207へ移行して通常の減圧制御閾値を設定する制御へと流れ、NOであれば図3のステップS300へ移行し、以後の制御ではステップS203で変更された減圧閾値を用いる。
以下、ステップS207〜S210は通常の減圧閾値を設定する制御である。
ステップS207では、制御目標速度オフセット値xxを8km/hとし、ステップS208へ移行する。
ステップS208では、車体減速度VIKが0.4Gを下回るかどうかが判断される。
YESであれば現在の増減圧状況では車両が十分に減速せずスリップのおそれがあるため、ステップS209へ移行して減圧制御閾値を上昇させ、速やかに減圧を行う。NOであれば現在の増減圧状況に対する減速度は十分であり、ステップS210へ移行してオフセット値xxは8km/hのまま制御を続行する。
ステップS209では、制御目標速度オフセット値xxを4km/hとし、減圧開始閾値を上昇させてステップS210へ移行する。
ステップS210では、制御目標速度VWSを擬似車体速VI×0.95−オフセット値xxとし、ステップS211へ移行する。このVI×0.95−xxが最適スリップ率に対応する減圧閾値となる。
ステップS211では、
(7)減圧実施フラグGFLAGが1(減圧制御実行中)
(8)車輪加速度VWDが0.8m/ を超過(車輪速度が実車速度に接近)
(9)車輪速VWが制御目標速度VWSを超過(減圧により車輪速VWが上昇、車体速度に復帰傾向)
この(7)〜(9)の3条件のいずれも成立するかどうかが判断され、YESであればスリップが収束状態にあることを示しているため、ステップS212へ移行して現在の車輪速VWを目標車輪速VWMとする。NOであればステップS213へ移行し、スリップ量に対応した目標車輪速の設定を行う。
ステップS212では、目標車輪速VWMを車輪速VWとし、図3のステップS300へ移行する。
ステップS213では制御目標速度VWSと前制御周期における目標車輪速VWMn-1の差分に路面状況等を考慮した係数kを乗じた値(VWS−VWMn-1)×kとVWMn-1の和を現制御周期における目標車輪速VWMnとし、図3のステップS300へ移行する。
すなわち、減圧制御実行後に車輪加速度VWDが所定値0.8Gよりも大きな加速度で実車速度に向け復帰した時点で、目標車輪速VWM=車輪速VWとする。この車輪速VWが実車速度に近づいた(スピンアップ点近傍)時点から、減圧制御を実行するため目標車輪速VWMを制御目標速度VWSに向けて一次遅れで収束させる。
[PI制御演算処理]
図7は、PI制御演算処理の流れを示すフローチャートである。図3の基本制御フローにおけるステップS300に相当する。
ステップS301では、目標車輪速VWMと車輪速VWの偏差ΔVWを演算し、ステップS302へ移行する。
ステップS302では、偏差ΔVWに偏差比例パルス係数(圧力比例ゲイン)KPを乗じ、偏差比例分(偏差圧力時間)PPを演算してステップS303へ移行する。
ステップS303では、偏差積分分IPを演算する。偏差積分パルス係数Kに偏差ΔVWを乗じ、10ms前のIPに加算して現在の偏差積分分IPとし、ステップS304へ移行する。
ステップS304では、車輪加速度VWDの値が正から0以下に変化したかどうかが判断され、YESであればステップS306へ移行し、NOであればステップS305へ移行する。
ステップS305では、車輪速VWが制御目標速度VWSよりも大きい状態すなわちVW>VWSから、小さい状態すなわちVW≦VWSに変化したかどうかが判断され、YESであればステップS306へ移行し、NOであればステップS307へ移行する。
ステップS306では、偏差積分分IPを0としてステップS307へ移行する。
ステップS307では、偏差比例分PPと偏差積分分IPの和を目標増減圧パルス時間PBとし、図3のステップSへ移行する。
[減圧制御処理]
図8は、減圧制御処理の流れを示すフローチャートである。図3の基本制御フローにおけるステップS400に相当する。
ステップS401では、実増圧時間タイマINCTを0にリセットし、フィードフォワード増圧時間FFZを0にリセットしてステップS402へ移行する。
ステップS402では、減圧パルス時間GAWを演算する。目標増減圧パルス時間PB、実減圧時間タイマDECT、フィードフォワード減圧時間FFGに基づき、PB−(DECT−FFG)の値を演算し、減圧パルス時間GAWとしてステップS403へ移行する。ここで、減圧制御開始時には偏差ΔVWは0であるため、PBは0である。
ステップS403では、増圧実施フラグZFLAG=1すなわち初回減圧時であるかどうかが判断され、YESであればステップS404へ移行し、NOであればステップS405へ移行する。
ステップS404ではフィードフォワード減圧時間FFGを演算する。車輪加速度VWD(30msでサンプリング)を車体減速度VIKで除し、所定の係数αを乗じてフィードフォワード減圧時間FFGとし、ステップS405へ移行する。すなわち、車体減速度VIKに対して車輪加速度VWDのマイナス値(車輪減速度)が大きいときはロック傾向が強いため、フィードフォワード減圧時間FFGを大きく設定する。車体減速度VIKと車輪加速度VWDが近い(1に近い)ときは、ロック傾向が弱いためフィードフォワード減圧時間FFGが小さく設定される。
ステップS405では減圧制御を行い、実減圧時間タイマDECTをインクリメントしてステップS406へ移行する。ステップS402において演算された減圧パルス時間GAWに基づき減圧を実行する。
ステップS406では、
(10)減圧パルス時間GAWが0以下、かつ実減圧時間タイマDECTの値がフィードフォワード減圧時間FFG以上(実減圧時間が目標減圧時間を超過)
(11)車輪加速度VWDが0.8Gを超過(車輪加速度VWDが車体速度に向けて復帰)
この(10)、(11)の2条件のうちいずれか1つでも成立するかどうかが判断され、YESであれば減圧は十分であり、ステップS407へ移行して保持制御を実行する。NOであれば図3の基本制御におけるステップS10へ移行する。
ステップS407では保持制御を行い、図3の基本制御におけるステップS10へ移行する。
[増圧制御処理]
図9は、増圧制御処理の流れを示すフローチャートである。図3の基本制御フローにおけるステップS500に相当する。
ステップS501では、実減圧時間タイマDECT、及びフィードフォワード減圧時間FFGを0にリセットしてステップS502へ移行する。
ステップS502では、増圧パルス時間ZAWを演算する。目標増減圧パルス時間PB、実増圧時間タイマINCT、及びフィードフォワード増圧時間FFZに基づき、(PB+INCT−FFZ)の絶対値を増圧パルス時間ZAWとし、ステップS503へ移行する。
ステップS503では、減圧実施フラグGFLAGが1すなわち初回増圧時であるかどうかが判断され、YESであればステップS504へ移行し、NOであればステップS505へ移行する。
ステップS504では、フィードフォワード増圧時間FFZを演算する。車輪加速度VWD30(30msごとにサンプリング)を車体減速度VIKで除し、路面状況等を考慮した係数βを乗じてフィードフォワード増圧時間FFZを演算し、ステップS505へ移行する。
ステップS505では増圧制御を行い、実増圧時間タイマINCTをインクリメントしてステップS506へ移行する。
ステップS506では、増圧パルス時間ZAW≦0、かつ実増圧時間タイマINCT≧フィードフォワード増圧時間FFZであるかどうかが判断される。YESであれば増圧は十分であり、ステップS507へ移行して保持制御を実行する。NOであれば増圧を継続し、図3の基本制御フローにおけるステップS7へ移行する。
ステップS507では保持制御を行い、図3の基本制御フローにおけるステップS7へ移行する。
[アンチスキッド制御の経時変化]
図10、11は、本願アンチスキッド制御のタイムチャートである。制動による似車体速度VIの低下に伴い、目標車輪速VWMを車輪速VWから制御目標速度VWSに向け収束させるものである。なお、図10では車輪速VWが制御目標速度VWSを下回ることがない場合、図11ではVWがVWSを一時的に下回る場合のタイムチャートを示す。なお。Vcarは実車体速である。
<図10:車輪速VWが制御目標速度VWSを下回ることがない場合>
(時刻t1)
時刻t1においてスリップ率(図3:基本制御フローにおけるステップS202参照)が10%を超過し、スリップ過多を回避するため制御目標速度VWSの値をVWS=VI×1.05+4km/h(ステップS203)に増加させる。これにより制御目標速度VWSは擬似車体速VIの値を上回って上昇し、ソレノイドで減圧制御を行って車輪速VWの減少を緩和する。
また、制御目標速度VWSの増加に伴って制御目標速度変更カウンタCNT_SLIPが上昇を開始する。なお、減圧制御開始時のフィードフォワード制御時には偏差ΔVWは0であるため目標増減圧パルス時間PBは0である。
(時刻t2)
時刻t2において時刻t1からの時間が15msに達し、制御目標速度VWSを増加させる制御を終了する(ステップS206)。時刻t2〜t4間においては、制御目標速度VWSは図2のステップS207〜S213にしたがって決定される。一方、スリップ率は依然10%を超える値となっているため制御目標速度変更カウンタCNT_SLIPはリセットされない。
(時刻t3)
時刻t3においてスリップ率が10%を下回り、制御目標速度変更カウンタCNT_SLIPがリセットされる。
(時刻t4)
時刻t4においてスリップ率が再び10%を超過し、制御目標速度VWSの値を増加させる。これに伴い、制御目標速度変更カウンタCNT_SLIPも再び上昇を開始する。
(時刻t5)
時刻t5において時刻t4からの時間が15msに達し、時刻t2と同様に制御目標速度VWSを増加させる制御を終了する。時刻t5以降においては、制御目標速度VWSは図2のステップS207〜S213にしたがって決定される。一方、スリップ率は依然10%を超える値となっているため制御目標速度変更カウンタCNT_SLIPはリセットされない。
(時刻t6)
時刻t6においてスリップ率が10%を下回り、制御目標速度変更カウンタCNT_SLIPがリセットされる。
(時刻t7)
時刻t7において車輪速VWと似車体速度VIとが一致する。このとき、車両は減速しており、似車体速度VIも減しているため、車輪速VWも減を開始する。
(時刻t8)
時刻t8において保持制御時間が60msを超過し、増圧制御が開始される(ステップS5→ステップS500)。増圧においては制御目標速度VWSに一次遅れ特性で近づく値にセットされる(ステップS213)。この増圧制御では、ステップS501→ステップS502→ステップS503→ステップS504へと進み、初回増圧制御として、フィードフォワード増圧FFZを実行するとともに、減圧実施フラグGFLAGを0にリセットする。
(時刻t9)
時刻t9において目標増減圧パルス時間PBが増圧側にセットされる。
時刻t1及びt4において制御目標速度VWSを擬似車体速度VIよりも大きい値に設定することで、速やかに減圧を行ってスリップを脱し、車輪速VWの落ち込みを低減する。車輪速VWの落ち込みが低減できれば減圧時間も短縮可能であり、減圧周期(減圧開始から増圧に至るまでの時間)を短縮して効率よく増圧を行い、制動力を確保するものである。
<図11:車輪速VWが制御目標速度VWSを一時的に下回る場合>
(時刻t11〜t13)
時刻t11〜t13までは図10のt1〜t3と同様である。
(時刻t14)
時刻t14において車輪速VWが制御目標速度VWSを下回り、VWとVWSの差分ΔVWが発生する。したがって目標車輪速VWM=VWMn-1+(VWS−VWMn-1)×kとし、減圧制御を実行するため目標車輪速VWMを制御目標速度VWSに向けて一次遅れで収束させる。
(時刻t15)
時刻t15においてソレノイドが駆動されることによりフィードフォワード減圧が実行される。
(時刻t16)
時刻t16では、ソレノイドによる減圧が終了し、保持制御となる。
(時刻t17)
時刻t17において車輪速VWが制御目標速度VWSと同一値となり、ΔVWが0となる。
(時刻t18)
時刻t18において車輪速VWと似車体速度VIとが一致する。このとき、車両は減速しており、似車体速度VIも減しているため、車輪速VWも減を開始する。
(時刻t19)
時刻t19において保持制御時間が60msを超過し、増圧制御が開始される(ステップS5→ステップS500)。増圧においては制御目標速度VWSに一次遅れ特性で近づく値にセットされる(ステップS213)。この増圧制御では、ステップS501→ステップS502→ステップS503→ステップS504へと進み、初回増圧制御として、フィードフォワード増圧FFZを実行するとともに、減圧実施フラグGFLAGを0にリセットする。
(時刻t20)
時刻t20において目標増減圧パルス時間PBが増圧側にセットされる。
時刻t11において制御目標速度VWSを擬似車体速度VIよりも大きい値に設定することで、速やかに減圧を行ってスリップを脱し、車輪速VWの落ち込みを低減する。図11では一時的に車輪速VWが制御目標速度VWSを下回るが、t15〜t16間で減圧を行うため車輪速VWの落ち込みが低減され、減圧時間も短縮可能である。これにより減圧周期を短縮して効率よく増圧を行い、制動力を確保する。
[従来例と本願実施例における作用効果の対比]
従来、アンチスキッド制御装置は、擬似車体速度からオフセット値を算した制御目標速度を輪速度が下回った場合に減圧を開始し、過剰増圧を回避している。しかしながら上記従来技術にあっては、擬似車体速度からオフセット値を算した制御目標速度(減圧開始閾値)を輪速度が下回ってから減圧を開始する。このため減圧開始閾値の低下に伴いスリップ過多制御となり、車両安定性が劣化するとともにブレーキ応答の悪化によるG抜けが発生するという問題があった。
これに対し本願実施例では、図6の制御目標速度演算制御処理フローにおいて擬似車体速VIに対するスリップ量を演算し(図6のステップS202参照)、スリップ量が10%を上回れば減圧開始閾値すなわち制御目標速度VWSを増加させる(ステップS203)。その場合、制御目標速度VWSは擬似車体速VIを上回る値に設定する。
また、閾値を上昇させて一定時間が経過すれば、十分な減圧が行われ通常の減圧閾値を用いてもスリップ過多とはならない。したがって、制御目標速度VWSを上昇させてからの時間を制御目標速度変更カウンタCNT_SLIPにより計測し、15ms経過した場合、通常の減圧閾値とする(ステップS206)。
一方、スリップ率が10%以下であれば、経過時間にかかわらず通常の減圧閾値を用いてもスリップ過多の問題は生じないため、従来どおり擬似車体速VIからオフセット値xx分を減じて制御目標速度VWSとすることとした(ステップS202→S205〜S210)。
これにより、スリップ量が過大な場合に制御目標速度VWSを擬似車体速VIよりも大きい値に設定して減圧量を大きくすることが可能となり、スリップ過多状態を速やかに脱して最適スリップ状態において増減圧制御を行うことで、車両安定性を改善するとともにG抜けを防止したアンチスキッド制御装置を提供することができる。
また、スリップ過多状態を速やかに脱することで減圧時間を短縮することが可能となり、減圧から増圧に至るまでの周期を短縮して効率よく増圧を行い、制動力を確保することができる。さらに、車減速度と車輪減速度の差の積分値に基づきスリップ率を演算するため(図6:ステップS201参照)、容易にスリップ率を演算することができる。
[他の実施例]
以上、本発明を実施するための最良の形態を実施例1に基づいて説明してきたが、本発明の具体的な構成は各実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
本願アンチスキッド制御装置のシステム構成図である。 アンチスキッド制御装置の油圧回路図である。 ABS制御の基本制御処理の流れを示すフローチャートである。 擬似車体速度演算制御処理の流れを示すフローチャートである。 車体減速度演算制御処理の流れを示すフローチャートである。 制御目標速度演算制御処理の流れを示すフローチャートである。 PI制御演算処理の流れを示すフローチャートである。 減圧制御処理の流れを示すフローチャートである。 増圧制御処理の流れを示すフローチャートである。 本願アンチスキッド制御のタイムチャートである(車輪速度が制御目標速度を下回ることがない場合)。 本願アンチスキッド制御のタイムチャートである(車輪速度が制御目標速度を一時的に下回る場合)。
符号の説明
1 コントロールユニット
2 ブレーキユニット
3 Gスイッチ
21,22 切替弁
23 リザーバ
31〜34 車輪速センサ
40 マスタシリンダ
50 ホイルシリンダ
AS 減圧制御実施時間
CNT_SLIP 制御目標速度変更カウンタ
DECT 実減圧時間タイマ
FFG フィードフォワード減圧時間
FFZ フィードフォワード増圧時間
FL,FR 駆動輪
RL,RR 従動輪
GAW 減圧パルス時間
GFLAG 減圧実施フラグ
INCT 実増圧時間タイマ
IP 偏差積分
oμF 低ミューフラグ
PB 目標増減圧パルス時間
PP 偏差比例分
SLIPn スリップ量積分値
THOJI 保持制御時間
TO 車減速度作成タイマ
VFS 車輪速度セレクト値
VI 擬似車体速
VIK 車体減速度
VO 減圧制御開始車速
WD 車輪加速度
VWM 目標車輪速
VWS 制御目標速度
x 減速リミッタ係数
xx 制御目標速度オフセット値
ZAW 増圧パルス時間
ZFLAG 増圧実施フラグ
ΔVW 偏差

Claims (2)

  1. ホイルシリンダの液圧を減圧および増圧可能な液圧制御弁と、
    減圧時に前記ホイルシリンダから排出したブレーキ液を貯留するリザーバと、
    前記リザーバに貯留されたブレーキ液をマスタシリンダに戻すポンプと、
    各車輪の速度を算出する車輪速度算出手段と、
    所定車輪の前記車輪速度に基づき車体減速度を算出し、該車体減速度よりも大きい減速度で低下するように擬似車体速度を算出するとともに、
    前記擬似車体速度よりも所定オフセット量だけ低い値に車輪の制御目標速度を設定し、
    任意の車輪で前記車輪速度が前記制御目標速度を下回った際に該車輪の前記ホイルシリンダの液圧を減圧するABS制御手段と
    を備えたアンチスキッド制御装置において、
    前記ABS制御手段は、任意の車輪の前記車輪速度と前記車体減速度とに基づき該車輪の車体に対するスリップ率を演算し、このスリップ率が所定値を上回る場合、予め設定した所定時間の間、前記制御目標速度を前記擬似車体速度よりも大きい値に増加させることを特徴とするアンチスキッド制御装置。
  2. 請求項1に記載のアンチスキッド制御装置において、
    前記ABS制御手段は、前記車輪速度に基づき車輪減速度を算出し、該車輪減速度と前記減速度の差の積分値に基づき、前記スリップ率を演算すること
    を特徴とするアンチスキッド制御装置。
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