JP4561056B2 - 光源装置の製造方法 - Google Patents

光源装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4561056B2
JP4561056B2 JP2003276270A JP2003276270A JP4561056B2 JP 4561056 B2 JP4561056 B2 JP 4561056B2 JP 2003276270 A JP2003276270 A JP 2003276270A JP 2003276270 A JP2003276270 A JP 2003276270A JP 4561056 B2 JP4561056 B2 JP 4561056B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
flexible printed
wiring board
source device
printed wiring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003276270A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005039129A (ja
Inventor
智彦 山本
覚 石野
好貴 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2003276270A priority Critical patent/JP4561056B2/ja
Publication of JP2005039129A publication Critical patent/JP2005039129A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4561056B2 publication Critical patent/JP4561056B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/481Disposition
    • H01L2224/48151Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/48221Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
    • H01L2224/48245Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic
    • H01L2224/48247Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic connecting the wire to a bond pad of the item
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/481Disposition
    • H01L2224/48151Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/48221Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
    • H01L2224/48245Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic
    • H01L2224/48257Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic connecting the wire to a die pad of the item
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/181Encapsulation

Landscapes

  • Led Device Packages (AREA)
  • Led Devices (AREA)
  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
  • Planar Illumination Modules (AREA)

Description

本発明は、光学機器に搭載される光源装置の製造方法に関する。
近年、例えば液晶ディスプレイやスキャナなどに代表される多様な光学機器が普及している。この光学機器は、光発生用の光源を備えており、この光源としては、例えば、電気エネルギーを光エネルギーに変換する発光ダイオード(Light Emitting Diode)素子(以下、単に「LED素子」という。)が広く使用されている。このLED素子の構造としては、例えば、砲弾型や樹脂パッケージ型などが知られている。従来の光学機器では、例えば、砲弾型や樹脂パッケージ型のLED素子が配線基板に実装された構成を有する光源装置が光源として使用されていた。
図27および図28は砲弾型LED素子100の構成を表しており、図27は外観構成を示し、図28は図27に示した主要部のXZ面に沿った断面構成を拡大して示している。この砲弾型LED素子100は、主に、リフレクタとしての機能を兼ねるアノードリード線カップ101Tが先端に設けられたアノードリード線101と、このアノードリード線101に対向配置されたカソードリード線102と、アノードリード線カップ101TにダイボンディングされたベアチップLED素子103と、このベアチップLED素子103およびその周辺を覆うように配設されたレンズ104と、このレンズ104内に埋設された透光性封止樹脂105とを含んで構成されており、矢印Y1の方向へ光を出射するものである。ベアチップLED素子103は、図示しないp型電極層およびn型電極層を備えており、このp型電極層がワイヤ106Aを介してアノードリード線101にワイヤボンディングされていると共に、n型電極層がワイヤ106Bを介してカソードリード線102にワイヤボンディングされている。レンズ104は、ベアチップLED素子103から発生した光を矢印Y1の方向へ導くために、頭頂部が所定の曲率を有する砲弾型構造を有している。なお、図27および図28では図示しないが、例えば、ベアチップLED素子103または透光性封止樹脂105には、発光波長変換用の蛍光体、顔料または染料などが設けられる場合もある。
図29および図30は樹脂パッケージ型LED素子200の構成を表しており、図29は斜視構成を示し、図30は図29に示した主要部のXY面に沿った断面構成を拡大して示している。この樹脂パッケージ型LED素子200は、主に、リフレクタ機能を兼ねるモールド樹脂201により覆われ、両側に部分的に露出したアノード電極202およびカソード電極203と、このアノード電極202と電気的に接続されたベアチップLED素子204と、モールド樹脂201内に埋設された透光性封止樹脂205とを含んで構成されており、矢印Y2の方向へ光を出射するものである。ベアチップLED素子204のp型電極層(図示せず)はワイヤ206Aを介してアノード電極202にワイヤボンディングされており、n型電極層(図示せず)はワイヤ206Bを介してカソード電極203にワイヤボンディングされている。なお、図30では図示しないが、例えば、ベアチップLED素子204または透光性封止樹脂205には、上記した砲弾型LED素子100の場合と同様に、発光波長変換用の蛍光体、顔料または染料などが設けられる場合もある。
図31は、図30に示した樹脂パッケージ型LED素子200を構成するベアチップLED素子204およびその周辺構造の断面構成を拡大して表している。また、図32および図33は、ベアチップLED素子204の実装手順を説明するためのものであり、図31に対応した断面構成を示している。ベアチップLED素子204は、図31に示したように、給電用の配線基板210上にマウントされている。このベアチップLED素子204は、主に、透光性基板2041と、発光化合物層2042と、この発光化合物層2042上に部分的に設けられた補助電極層2043とがこの順に積層された構成を有している。この補助電極層2043は、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)などの透光性または半透光性材料により構成されている。このベアチップLED素子204のうち、補助電極層2043上にp型電極層2044Aが設けられていると共に、発光化合物層2042の露出面上にn型電極層2044Bが設けられている。このp型電極層2044Aは、配線基板210上に設けられた給電用の接続端子211Aとワイヤ206Aを介して接続された上で、さらに接続端子211Aを介してアノード電極202(図30参照)に接続されている。また、n型電極層2044Bは、接続端子211Aと共に配線基板210上に設けられた接続端子211Bとワイヤ206Bを介して接続された上で、さらに接続端子211Bを介してカソード電極203(図30参照)に接続されている。なお、図30では、配線基板210および接続端子211A,211Bの図示を省略している。
このベアチップLED素子204を配線基板210に実装する際には、まず、図32に示したように、配線基板210上の接続端子211A,211B間の領域に、その配線基板210に対して透光性基板2041が対向するようにベアチップLED素子204を位置合わせする。続いて、図33に示したように、ベアチップLED素子204を配線基板210にダイボンディングすることによりマウントする。最後に、図31に示したように、ワイヤ206Aを使用してp型電極層2044Aを接続端子211Aにワイヤボンディングすると共に、ワイヤ206Bを使用してn型電極層2044Bを接続端子211Bにワイヤボンディングすることにより、ベアチップLED素子204の実装が完了する。
図29に示した樹脂パッケージ型LED素子200は、他の配線基板に実装されて光源装置を構成することにより光学機器に搭載される場合もあるし、あるいはさらに他の構成部品と共に面発光装置を構成することにより面発光装置として光学機器に搭載される場合もある。図34は樹脂パッケージ型LED素子200を備えた光源装置300の斜視構成を表しており、図35は図34に示した光源装置300を備えた面発光装置400の斜視構成を表している。
光源装置300は、例えば、光を利用して画像情報を読み取る画像情報読取装置(いわゆるイメージスキャナ)などに搭載されるものであり、図34に示したように、L字型の配線基板310の一面に複数の樹脂パッケージ型LED素子200が配列実装された構成を有している。この配線基板310の一端部には、給電用の給電端子311が設けられている。この光源装置300では、外部から給電端子311を通じて複数の樹脂パッケージ型LED素子200に給電されることにより、各樹脂パッケージ型LED素子200が発光する。
面発光装置400は、例えば、液晶ディスプレイなどに搭載されるバックライト光源として使用されるものであり、図35に示したように、図34に示した光源装置300と共に、各樹脂パッケージ型LED素子200の配列方向に沿って延在し、一端面410Eにおいて一連の樹脂パッケージ型LED素子200と対向するように配置された導光板410を備えている。この面発光装置400では、一連の樹脂パッケージ型LED素子200から発生した光が一端面410Eから導光板410に導かれることにより、この導光板410が面発光する。
なお、図35に示した面発光装置に関しては、既に多様な構成が知られている。具体的には、例えば、光源装置から発生した光が導光板へ入射する際の光の放射角を制御するために、光源装置または導光板に光放射角制御用の光学手段が設けられた面発光装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−162913号公報
また、例えば、光の利用効率を向上させるために、導光板に複数のプリズムが設けられた面発光装置も知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2003−084140号公報
ところで、最近では、デジタルスチルカメラやカメラ機能を備えた携帯電話機などの新たな光学機器が登場し、この種の光学機器の普及が急速に広まっている。この種の光学機器の開発分野では、使用時の取り扱いやすさを考慮して小型化、具体的には薄型化が進められており、例えば、操作キー、操作ボタンまたは光源装置の薄型化が検討されている。しかしながら、上記した薄型化が検討されている項目のうち、特に光源装置に着目すると、上記した砲弾型LED素子や樹脂パッケージ型LED素子を使用する上では既に物理的なサイズダウンが限界であるため、自ずと光学機器の薄型化にも限界が生じていた。
このことから、特に、カメラ機能を備えた携帯電話機が急速に普及しつつある今日の市場動向を考慮すれば、光学機器の薄型化を実現することが可能な光源装置の薄型化技術の確立は急務である。この場合には、さらに、光源装置の量産性を確保するために、その光源装置を容易かつ安定に製造することが可能な製造技術の確立も重要である。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、光源装置を容易かつ安定に製造することが可能な光源装置の製造方法を提供することにある。
また、本発明に係る光源装置の製造方法は、前駆フレキシブルプリント配線基板の一面に所定の配列方向に沿って複数の光源を配列実装する第1の工程と、複数の光源の配列領域ごとに前駆フレキシブルプリント配線基板を切断することにより、配列方向に対応する延在方向に沿って延在するようにフレキシブルプリント配線基板を形成する第2の工程とを含み、このフレキシブルプリント配線基板の一面に複数の光源が延在方向に沿って配列実装された光源装置を製造すると共に、第1の工程において、光源として発光層の下面に電極層が設けられたフリップチップ構造を有する発光ダイオード素子を使用し、第2の工程において、光源の幅と等しい幅を有するようにフレキシブルプリント配線基板を形成し、第1の工程において、シート状の前駆フレキシブルプリント配線基板を使用して複数の光源を一列または複数列に渡って配列実装し、第2の工程において、前駆フレキシブルプリント配線基板を複数の光源の列ごとに切断するものである。
また、本発明に係る光源装置の製造方法では、前駆フレキシブルプリント配線基板の一面に複数の光源が配列実装されたのち、その光源の配列領域ごとに前駆フレキシブルプリント配線基板が切断されることにより光源装置が製造される。この場合には、光源としてフリップチップ構造を有する発光ダイオード素子が使用されると共に、光源の幅と等しい幅を有するようにフレキシブルプリント配線基板が形成される。また、シート状の前駆フレキシブルプリント配線基板が使用され、複数の光源が一列または複数列に渡って配列実装されると共に、前駆フレキシブルプリント配線基板が複数の光源の列ごとに切断される。これにより、前駆フレキシブルプリント配線基板の剛性が確保された状態において、光源が実装されると共に前駆フレキシブルプリント配線基板が切断される。
また、本発明に係る光源装置の製造方法によれば、前駆フレキシブルプリント配線基板の剛性が確保された状態において光源が実装されると共に前駆フレキシブルプリント配線基板が切断される。この場合には、光源としてフリップチップ構造を有する発光ダイオード素子が使用されると共に、光源の幅と等しい幅を有するようにフレキシブルプリント配線基板が形成される。また、複数の光源が一列または複数列に渡って配列実装されると共に、シート状の前駆フレキシブルプリント配線基板が複数の光源の列ごとに切断される。よって、光源装置を容易かつ安定に製造することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
まず、図1および図2を参照して、本発明の一実施の形態に係る光源装置の構成について説明する。図1および図2は光源装置1の構成を表しており、図1は断面構成を示し、図2は平面構成を示している。
この光源装置1は、光学機器に光発生源として搭載されるものであり、図1および図2に示したように、所定の延在方向(ここではX軸方向)に沿って延在する短冊状のフレキシブルプリント配線基板10の一面に、上記した延在方向に沿って所定の間隔ごとに光源としての複数のフリップチップLED素子20が配列実装された構成を有している。このフレキシブルプリント配線基板10の一面には、例えば、フリップチップLED素子20に給電するための給電端子30が設けられている。
フレキシブルプリント配線基板10は、フリップチップLED素子20を配列支持するためのものであり、その一面には、フリップチップLED素子20を通電させるための図示しない配線パターンが設けられている。このフレキシブルプリント配線基板10は、フリップチップLED素子20の幅W20に対応した幅W10を有しており、具体的には、例えば、幅W20と等しい幅W10(W10=W20)を有している。ただし、幅W10は必ずしも幅W20と等しい必要はなく、例えば、幅W10は幅W20より大きくてもよいし(W10>W20)、あるいは小さくてもよい(W10<W20)。
フリップチップLED素子20は、実質的な光発生源であり、フリップチップボンディングを使用してフレキシブルプリント配線基板10に実装された特徴的な構成を有するLED素子である。このフリップチップLED素子20の詳細な構成については後述する。なお、図1および図2では、フリップチップLED素子20を6個配列させた場合を示しているが、そのフリップチップLED素子20の配列個数は自由に変更可能である。
給電端子30は、複数のフリップチップLED素子20に一括して給電するために使用される外部端子であり、例えば、フレキシブルプリント配線基板10の一端部に設けられている。より具体的には、例えば、給電端子30は、フレキシブルプリント配線基板10の一面のうち、一端側(例えば図1および図2中の左端側)のフリップチップLED素子20から他端側(例えば右端側)のフリップチップLED素子20に至る領域R1を除いた領域R2の端部に設けられている。
次に、図3を参照して、フリップチップLED素子20の詳細な構成について説明する。図3は、フリップチップLED素子20の断面構成を拡大して表している。
フリップチップLED素子20は、例えば、図3に示したように、フレキシブルプリント配線基板10上に設けられた給電用の接続端子11A,11Bと異方性導電膜40を介して接続された状態で、そのフレキシブルプリント配線基板10にマウントされている。このフリップチップLED素子20は、フレキシブルプリント配線基板10に面する側に電極層、すなわち互いに離間配置されたp型電極層21Aおよびn型電極層21Bを有し、主に、これらのp型電極層21Aおよびn型電極層21Bと、例えば量子井戸構造を有する窒化物半導体を含んで構成された発光化合物層22と、例えばサファイアや炭化珪素(SiC)などにより構成された透光性基板23とがこの順に積層された積層構造を含んで構成されており、矢印Y3の方向へ光を出射するものである。すなわち、p型電極層21Aおよびn型電極層21Bは発光化合物層22の下面に設けられている。p型電極層21Aは異方性導電膜40を介して接続端子11Aに接続されており、n型電極層21Bも同様に異方性導電膜40を介して接続端子11Bに接続されている。
図1〜図3に示した光源装置1では、図示しない外部回路から給電端子30を通じて一連のフリップチップLED素子20に給電されることにより、各フリップチップLED素子20の発光化合物層22が発光する。
次に、図1〜図10を参照して、光源装置1の製造方法について説明する。図4〜図10は光源装置1の製造工程を説明するためのものであり、図4〜図7は光源装置1の主要な製造工程を示し、図8〜図10はフリップチップLED素子20の実装工程を示している。以下では、まず、図4〜図7を参照して光源装置1の主要な製造手順について説明したのち、図8〜図10を参照してフリップチップLED素子20の実装手順について説明する。
光源装置1を製造する際には、例えば、図4に示したように、前準備として、フレキシブルプリント配線基板10を形成するための前準備基板としての前駆フレキシブルプリント配線基板10Zを準備する。この前駆フレキシブルプリント配線基板10Zとしては、例えば、複数のフレキシブルプリント配線基板10を形成し得るように幅広のシート状構造を有し、後工程において複数のフリップチップLED素子20が複数列に渡って配列実装されることとなる所定の配列方向(ここではX軸方向)に対応する領域のうちの一端部、すなわち複数のフリップチップLED素子20が配列実装されることとなる領域R1を除いた領域R2の端部にあらかじめ複数の給電端子30(図1および図2参照)が設けられていると共に、各フリップチップLED素子20が実装される箇所にあらかじめ接続端子11A,11B(図3参照)が設けられているものを準備する。
上記した前準備が整ったのち、まず、図5に示したように、フリップチップボンディングを使用して、シート状の前駆フレキシブルプリント配線基板10Z上の領域R1に、上記した配列方向に沿って複数のフリップチップLED素子20を所定の間隔ごとに複数列に渡って配列実装する。このフリップチップLED素子20としては、図3に示したように、p型電極層21Aおよびn型電極層21Bと、発光化合物層22と、透光性樹脂層23とがこの順に積層された積層構造を含むものを使用し、これらのp型電極層21Aおよびn型電極層21Bが接続端子11A,11Bとそれぞれ接続されるようにする(図3参照)。
続いて、図6に示したように、例えばダイシングソーなどの装置やレーザ溶断などの手法等を使用して、複数のフリップチックLED素子20の配列領域ごと(すなわち複数のフリップチップLED素子20の列ごと)に前駆フレキシブルプリント配線基板10Zを切断することにより、上記した配列方向に対応する延在方向に沿って延在する複数の短冊状のフレキシブルプリント配線基板10を形成する。
最後に、前駆フレキシブルプリント配線基板10Zのうちの不要部分10ZUを除去することにより、図7に示したように、各フレキシブルプリント配線基板10を分離する。これにより、図1および図2に示したように、フレキシブルプリント配線基板10の一面に上記した延在方向に沿って複数のフリップチップLED素子20が配列実装され、そのフレキシブルプリント配線基板10がフリップチップLED素子20の幅W20に対応した幅W10(例えばW10=W20)を有する光源装置1が完成する。
この光源装置1の製造工程において、図5に示したように、前駆フレキシブルプリント配線基板10ZにフリップチップLED素子20を実装する際には、例えば、まず、図8に示したように、前駆フレキシブルプリント配線基板10Z上に設けられた接続端子11A,11Bに対応する領域に、それらの接続端子11A,11Bに対してp型電極層21Aおよびn型電極層21Bがそれぞれ対向するように、フリップチップLED素子20を位置合わせする。
続いて、図9に示したように、前駆フレキシブルプリント配線基板10Z上の接続端子11A,11Bに対応する箇所に、異方性導電膜40を貼り付ける。
続いて、図10に示したように、異方性導電膜40上にフリップチップLED素子20を載置し、p型電極21A層およびn型電極層21Bを接続端子11A,11Bに異方性導電膜40を介してそれぞれ対向させる。
最後に、異方性導電膜40を介してフリップチップLED素子20を前駆フレキシブルプリント配線基板10Zに熱圧着する。これにより、図3に示したように、p型電極層21Aとn型電極層21Bとの間の空間および接続端子11A,11B間の空間に異方性導電膜40が埋め込まれると共に、p型電極21A層およびn型電極層21Bがそれぞれ接続端子11A,11Bと異方性導電膜40を介して電気的に接続されるため、前駆フレキシブルプリント配線基板10Zに対するフリップチップLED素子20の実装が完了する。なお、熱圧着時の圧力(荷重)条件や温度条件などは任意に設定可能である。
本実施の形態に係る光源装置1では、図1および図2に示したように、短冊状のフレキシブルプリント配線基板10の一面に複数のフリップチップLED素子20が配列実装された構成を有するようにしたので、上記「背景技術」の項において説明した光源装置300(図34参照)と比較して、光源装置1全体が薄型化される。より具体的に説明すれば、フレキシブルプリント配線基板10の一面に複数のフリップチップLED素子20が配列実装されたのみの簡略な構成を有する光源装置1では、配線基板310の一面に複数の樹脂パッケージ型LED素子200、すなわち図30に示したようにベアチップLED素子204がモールド樹脂201や透光性封止樹脂205により覆われた状態で配列実装された煩雑な構成を有する光源装置300と比較して、上記したモールド樹脂201や透光性封止樹脂205を含まない分だけ物理的なサイズが小さくなって薄型化されるため、光源装置1全体が薄型化される。したがって、この光源装置1を搭載した光学機器の薄型化を実現することができる。この場合には、さらに、上記したモールド樹脂201や透光性封止樹脂205などの構成部品を含まない分だけ光源装置1の構成部品数が減少するため、その光源装置1のコストダウンを図ることもできる。
特に、本実施の形態では、上記したように、光源装置1の光発生源としてフリップチップLED素子20を使用するようにしたので、例えば、従来の電気的接続用のワイヤ206A,206Bを必要とするベアチップLED素子204(図31参照)を使用していた場合とは異なり、以下の2つの利点を得ることができる。
第1に、光源装置1の製造効率を向上させる観点において利点を有する。すなわち、ベアチップLED素子204では、図31に示したように、配線基板210に実装された状態においてワイヤ206A,206Bが剥き出しになるため、これらのワイヤ206A,206Bが意図せずに切断されるおそれがある。このワイヤ206A,206Bの切断原因としては、例えば、(1)ベアチップLED素子204の実装時に配線基板210が湾曲したために伸びすぎたり、(2)実装後に他の構成部品を形成する際に、その形成処理の影響を受けたり、(3)実装後に光源装置300(図34参照)を搬送した際に、その搬送時の揺れや振動等の影響を受けることなどが挙げられる。ワイヤ206A,206Bが切断すると、ベアチップLED素子204に給電し得なくなるため、光源装置300が不良化してしまう。これに対して、本実施の形態では、フリップチップLED素子20がワイヤ206A,206Bを根本的に必要としないため、上記したワイヤ206A,206Bの切断に起因する不良発生が防止され、光源装置1の製造効率を向上させることができるのである。
第2に、光源装置1の製造工程を簡略化する観点において利点を有する。すなわち、ベアチップLED素子204を実装する場合には、図31に示したように、ワイヤ206A,206Bを接続させるためにワイヤボンディング、すなわちワイヤ206A,206Bを配線基板210(接続端子211A,211B)に超音波接合する工程を要するが、柔軟性に富んで湾曲しやすい配線基板210にワイヤ206A,206Bを接合して電気的接続を確保することは困難であるため、光源装置300の製造難易度が高くなってしまう。これに対して、本実施の形態では、フリップチップLED素子20を実装するためにワイヤボンディングを要しないため、光源装置1の製造難易度が高まることを防止し、その光源装置1の製造工程を簡略化することができるのである。
また、本実施の形態に係る光源装置1の製造方法では、幅広のシート状の前駆フレキシブルプリント配線基板10Z上に複数のフリップチップLED素子20を配列実装したのち、その前駆フレキシブルプリント配線基板10ZをフリップチップLED素子20の配列領域ごとに短冊状に切断することにより光源装置1を製造するようにしたので、以下の理由により、光源装置1を容易かつ安定に製造することができる。
すなわち、短冊状のフレキシブルプリント配線基板10の一面に複数のフリップチップLED素子20が配列実装された光源装置1を製造する方法としては、図4〜図6に示したように、給電端子30が設けられている以外に前加工処理が施されていない完全シート状の前駆フレキシブルプリント配線基板10Zを使用する本実施の形態の製造方法の他に、例えば、その完全シート状の前駆フレキシブルプリント配線基板10Zに代えて、図11に示したように、給電端子30が設けられている上、さらに各給電端子30間の領域(すなわち前駆フレキシブルプリント配線基板10Xが切断されたのちに不要部分として除去されることとなる領域10XU)に前加工処理としてあらかじめ複数のスリット10XKが設けられた不完全シート状の前駆フレキシブルプリント配線基板10Xを使用する製造方法(以下、単に「比較例の製造方法」ともいう。)が考えられる。このスリット10XKが設けられた前駆フレキシブルプリント配線基板10Xを使用する比較例の製造方法では、スリット10XKが設けられていない前駆フレキシブルプリント配線基板10Zを使用する本実施の形態の製造方法(図4参照)と比較して、例えば、図12に示したように、複数のフリップチップLED素子20を実装したのちに前駆フレキシブルプリント配線基板10Xを切断する際の切断長さが短くて済むため、その切断加工が容易となる。しかしながら、比較例の製造方法では、上記したように切断加工が容易となる一方で、複数のスリット10XKが設けられているために前駆フレキシブルプリント配線基板10Xの剛性が低下し、より具体的には、例えば、複数のフリップチップLED素子20が配列されることとなる領域(すなわち各スリット10XK間の狭幅領域10XS)がフリップチップLED素子20のサイズ(例えば、約0.3mm×0.3mm×0.1mm)に対応して極めて細くなり、外部応力の影響を受けてねじれやすくなるため、この狭幅領域10XSにフリップチップLED素子20を実装することが困難となる。
これに対して、本実施の形態では、スリット10XKが設けられていない前駆フレキシブルプリント配線基板10Zを使用しているため、上記したスリット10XKの存在に起因する前駆フレキシブルプリント配線基板10Zの剛性低下が防止される。もちろん、完全シート状の前駆フレキシブルプリント配線基板10Zを使用した場合(図6参照)には、不完全シート状の前駆フレキシブルプリント配線基板10Xを使用する比較例の場合(図12参照)と比較して、前駆フレキシブルプリント配線基板10Zを切断する際の切断長さが長くなるが、現在の切断加工の技術水準(加工精度や加工速度等)を考慮すれば、その切断加工に要する手間は光源装置1の製造精度や製造効率に深刻な影響を与えるものではない。したがって、本実施の形態では、前駆フレキシブルプリント配線基板10Zの剛性が確保され、その前駆フレキシブルプリント配線基板10Zが外部応力の影響を受けてねじれにくい状態においてフリップチップLED素子20が実装されるため、光源装置1を容易かつ安定に製造することができるのである。
なお、本実施の形態に係る光源装置1では、図2に示したように、フレキシブルプリント配線基板10の一面のうち、一端側のフリップチップLED素子20から他端側のフリップチップLED素子20に至る領域R1を除いた領域R2に給電端子30を設けるようにしたが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、図13に示したように、領域R2に代えて領域R1、具体的には領域R1のうちの任意の2つのフリップチップLED素子20間の領域に給電端子30を設けるようにしてもよい。図13に示した構成を有する光源装置1は、例えば、図4に示したように、一端部(領域R2)に複数の給電端子30が設けられた前駆フレキシブルプリント配線基板10Zに代えて、図14に示したように、中央部(領域R1)に複数の給電端子30が設けられた前駆フレキシブルプリント配線基板10Zを使用することにより製造することが可能である。この場合においても、上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。なお、図13に示した光源装置1および図14に示した前駆フレキシブルプリント配線基板10Zの構成に関する上記以外の特徴は、それぞれ図2および図4に示した場合と同様である。
また、本実施の形態では、図3に示したように、光源装置1を構成するフリップチップLED素子20が異方性導電膜40を介してフレキシブルプリント配線基板10に熱圧着され、この異方性導電膜40を介してp型電極層21Aおよびn型電極21B層が接続端子11A,11Bとがそれぞれ電気的に接続されるようにしたが、例えば、図15に示したように、さらにバンプ電極41A,41Bを介してp型電極層21Aおよびn型電極層21Bが接続端子11A,11Bとそれぞれ電気的に接続されるようにしてもよい。このバンプ電極41A,41は、例えば、金(Au)などの導電性材料により構成されている。このバンプ電極41A,41Bを使用した接続手順としては、例えば、p型電極層21Aおよびn型電極層21Bの下面、あるいは接続端子11A,11Bの上面にバンプ電極41A,41Bをそれぞれ形成したのち、異方性導電膜40を介してフリップチップLED素子20をフレキシブルプリント配線基板10に熱圧着する手順が挙げられる。この場合には、バンプ電極41A,41Bを介してp型電極21A層およびn型電極21B層と接続端子11A,11Bとの間が直接かつ物理的に接続されるため、電気的接続に関する信頼性を向上させることができる。なお、図15に示したフリップチップLED素子20の構成に関する上記以外の特徴は、図3に示した場合と同様である。
また、本実施の形態では、例えば、図16に示したように、フレキシブルプリント配線基板10上に、フリップチップLED素子20およびその周辺領域を覆うように透光性封止樹脂90を設けるようにしてもよい。この透光性封止樹脂90の構成材料としては、例えば、紫外線硬化型、熱硬化型または常温硬化型などの硬化可能な樹脂材料を使用するのが好ましい。この場合には、透光性封止樹脂90によりフリップチップLED素子20がフレキシブルプリント配線基板10に固定され、そのフレキシブルプリント配線基板10とフリップチップLED素子20との間の接合状態が維持されるため、p型電極層21Aおよびn型電極層21Bと接続端子11A,11Bとの間の電気的接続を確保し、フリップチップLED素子20がフレキシブルプリント配線基板10から外れることを防止することができる。なお、図16に示したフリップチップLED素子20の構成に関する上記以外の特徴は、図3に示した場合と同様である。
さらに、図16に示した場合には、例えば、図17〜図19に示したように、フリップチップLED素子20の発光波長を変換して所望の発光色を再現するための発光波長変換剤91を新たに設けるようにしてもよい。この発光波長変換剤91としては、例えば、発光波長を制御可能な特性を有する蛍光体、顔料または染料などを使用可能であり、具体的には、例えば、図17に示したように、フリップチップLED素子20を構成する透光性基板23上に、透光性封止樹脂90により周囲を覆われるように発光波長変換剤91を層状に設けてもよいし、図18に示したように、透光性封止樹脂90中に発光波長変換剤91を分散させるようにしてもよいし、図19に示したように、透光性封止樹脂90の表面を覆うように発光波長変換剤91を層状に設けてもよい。これらの図17〜図19に示したいずれの場合においても、発光波長変換剤91を利用して所望の発光色を再現することができる。
また、本実施の形態に係る光源装置1の製造方法では、図5に示したように、前駆フレキシブルプリント配線基板10Zの一面に複数のフリップチップLED素子20を複数列に渡って配列実装するようにしたが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、前駆配線基板10Zの一面に複数のフリップチップLED素子20を一列に渡って配列実装するようにしてもよい。この場合においても、上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、光源装置1を製造するために、図4〜図7に示したように、広幅のシート状の前駆フレキシブルプリント配線基板10Zを使用し、このシート状の前駆フレキシブルプリント配線基板10Zの一面に複数のフリップチップLED素子20を配列実装したのち、その前駆フレキシブルプリント配線基板10Zを複数のフリップチップLED素子20の配列領域ごとに切断するようにしたが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、図20に示したように、狭幅のテープ状の前駆フレキシブルプリント配線基板10Zを使用し、このテープ状の前駆フレキシブルプリント配線基板10Zの一面に複数のフリップチップLED素子20を一列に繰り返して配列実装したのち、図21に示したように、切断機92を使用して前駆フレキシブルプリント配線基板10Zを複数のフリップチップLED素子20の繰り返し単位ごとに切断するようにしてもよい。この場合には、前駆フレキシブルプリント配線基板10Zとして、あらかじめロール状に巻き取られ、所定の間隔ごとに領域R2に給電端子30が設けられたものを準備し、その前駆フレキシブルプリント配線基板10Zを矢印Y4の方向に所定の張力で引き出しながらフリップチップLED素子20を配列実装するのが好ましい。この「所定の張力」とは、例えば、フリップチップLED素子20を実装する際に狭幅の前駆フレキシブルプリント配線基板10Zがねじれたり、あるいは切れたりしないような適正な張力である。このテープ状の前駆フレキシブルプリント配線基板10Zを使用すれば、主に、前駆フレキシブルプリント配線基板10Zの引き出し工程、フリップチップLED素子20の実装工程および前駆フレキシブルプリント配線基板10Zの切断工程を順次繰り返すことにより、図1および図2に示した光源装置1を連続的に製造することが可能になるため、その光源装置1の量産性を向上させることができる。なお、図20および図21に示した光源装置1の製造方法に関する上記以外の特徴は、図4〜図7に示した場合と同様である。参考までに、図20および図21では、領域R2に給電端子30が設けられた前駆フレキシブルプリント配線基板10Zを使用することにより、図2に示した光源装置1を製造するようにしたが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、領域R1に給電端子30が設けられた前駆フレキシブルプリント配線基板10Zを使用すれば、図13に示した光源装置1も製造可能であることは言うまでもない。
以上をもって、本発明の実施の形態に係る光源装置およびその製造方法に関する説明を終了する。
次に、上記実施の形態において説明した光源装置の適用例として、その光源装置を備えた面発光装置の構成について説明する。図22は、面発光装置50の斜視構成を表している。
この面発光装置50は、例えば、液晶ディスプレイに搭載されるバックライト用光源であり、図22に示したように、主に、図1および図2に示した光源装置1と共に、この光源装置1を構成する各フリップチップLED素子20の配列方向に沿って延在し、一端面60Eにおいて一連のフリップチップLED素子20と対向するように配設された導光板60を備えている。この導光板60は、光源装置1から発生した光を導いて面発光させるためのものであり、透光性の樹脂材料により構成されている。
この面発光装置50では、光源装置1を構成する複数のフリップチップLED素子20から光が発生すると、その光が一端面60Eから導光板60全体へ導かれるため、その導光板60が面発光する。
この面発光装置50では、上記実施の形態において説明した光源装置1を備えるため、以下の理由により、光源装置1の薄型化に基づいて、輝度を確保しつつ薄型化を実現することができる。
図23および図24は図35に示した従来の面発光装置400の問題点を説明するためのものであり、図23は面発光装置400の側面構成を拡大して示し、図24は導光板410を薄型化した場合の面発光装置400の側面構成を拡大して示している。また、図25は図22に示した面発光装置50の利点を説明するためのものであり、図23および図24に対応する側面構成を示している。
従来の面発光装置400では、図23に示したように、光源装置300を構成する樹脂パッケージ型LED素子200の光出射面200Eから出射された光Lを一端面410Eから導光板410へ導くために、その導光板410の厚さ(すなわち一端面410Eの高さ)T1は樹脂パッケージ型LED素子200の厚さ(すなわち光出射面200Eの高さ)H1に基づいて設計されており、具体的には、厚さT1は厚さH1と等しくなるように設計されている(T1=H1)。この場合には、厚さT1を厚さH1に等しくすることにより、光出射面200Eから出射された光Lの大部分が一端面410Eへ導かれるため、樹脂パッケージ型LED素子200から導光板410へ導かれる光Lの誘導ロスが減少し、すなわち光Lの誘導効率が向上する。しかしながら、従来の面発光装置400では、装置全体の薄型化を図ることを目的として、図24に示したように、その面発光装置400の大部分を占める導光板410の厚さT1を薄くし、すなわち厚さT1が樹脂パッケージ型LED素子200の厚さH2よりも小さくなるようにすると(T1<H1)、ベアチップLED素子200の光出射面200Eから出射された光Lのうち、一端面410Eを通じて導光板410へ導かれない光Lの割合が大きくなり、すなわち導光板410へ導かれる光Lの誘導効率が減少するため、薄型化を図る上で輝度(面発光強度)が低下してしまう。
これに対して、本実施の形態の面発光装置50では、図25に示したように、上記した光源装置1の薄型化に基づき、その光源装置1を構成するフリップチップLED素子20の厚さ(すなわち光出射面20Eの高さ)H2が従来のベアチップLED素子200の厚さH1よりも小さくなるため(H2<H1)、その厚さH2と等しくなるように設計される導光板60の厚さ(すなわち一端面60Eの高さ)T2は図23に示した従来の導光板410の厚さT1よりも小さくなり(T2=H2<T1=H1)、すなわち面発光装置50全体が薄型化される。しかも、当然ながら、フリップチップLED素子20の光出射面20Eから出射された光Lの大部分は一端面60Eを通じて導光板60へ導かれ、すなわち導光板60へ導かれる光Lの誘導効率が確保されるため、薄型化を図る上で輝度も確保される。したがって、本実施の形態では、輝度を確保しつつ薄型化を実現することが可能となるのである。
次に、上記した光源装置1を備えた画像情報読取装置(いわゆるイメージスキャナ)の構成について説明する。図26は、イメージスキャナ70の概略構成を模式的に表している。
このイメージスキャナ70は、例えば紙などの読取対象物80に設けられた例えば文字や図形などの画像情報81を読み取るためのものであり、図26に示したように、主に、図1および図2に示した光源装置1と共に、この光源装置1から発生した光Lを利用して画像情報81を読み取る画像情報読取機構70Kを備えている。この画像情報読取機構70Kは、例えば、光反射用の反射ミラー71と、集光用の集光レンズ72と、光受光用の受光素子73とを含んで構成されている。
このイメージスキャナ70では、光源装置1から発生した光Lが読取対象物80(画像情報81)において反射されることにより反射光Rが生じると、その反射光Rが反射ミラー71において反射されたのち、受光レンズ72において集光されることにより受光素子73へ導かれる。これにより、受光素子73から出力される受光信号に基づいて、読取対象物80に設けられている画像情報81が読み取られる。
このイメージスキャナ70では、上記実施の形態において説明した光源装置1を備えるため、その光源装置1の薄型化に基づいてイメージスキャナ70全体も薄型化される。したがって、イメージスキャナ70の薄型化を実現することができる。
なお、上記した面発光装置50やイメージスキャナ70を構成する光源装置1に関する上記以外の構成、発光機構、作用、効果および変形は、上記実施の形態と同様である。
以上、実施の形態および適用例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態や適用例に限定されるものではなく、それらの実施の形態や適用例と同様の効果を得ることが可能な限りにおいて自由に変形可能である。具体的には、例えば、上記実施の形態および適用例では、本発明を液晶ディスプレイやイメージスキャナに適用する場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、液晶ディスプレイやイメージスキャナ以外の他の光学機器にも適用可能である。この「他の光学機器」としては、例えば、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants )、デジタルスチルカメラまたはカメラ付きビデオレコーダなどの携帯用電子機器の操作スイッチキーや、ロゴや、自動車用計器類などが挙げられ、これらの各種光学機器のバックライト照明として本発明を応用可能である。
本発明に係る光源装置の製造方法は、例えば液晶ディスプレイやイメージスキャナなどの光学機器に適用することが可能である。
本発明の一実施の形態に係る光源装置の断面構成を表す断面図である。 図1に示した光源装置の平面構成を表す平面図である。 図1および図2に示した光源装置のうちのフリップチップLED素子の断面構成を拡大して表す断面図である。 本発明の一実施の形態に係る光源装置の製造工程のうちの一工程を説明するための平面図である。 図4に続く工程を説明するための平面図である。 図5に続く工程を説明するための平面図である。 図6に続く工程を説明するための平面図である。 フリップチップLED素子の実装工程のうちの一工程を説明するための断面図である。 図8に続く工程を説明するための断面図である。 図9に続く工程を説明するための断面図である。 本発明の一実施の形態に係る光源装置の製造方法に対する比較例としての光源装置の製造方法のうちの一工程を説明するための平面図である。 図11に続く工程を説明するための平面図である。 本発明の一実施の形態に係る光源装置の構成に関する変形例を説明するための平面図である。 図13に示した光源装置を製造するために使用される前駆フレキシブルプリント配線基板の平面構成を表す平面図である。 フリップチップLED素子の構成に関する第1の変形例を説明するための断面図である。 フリップチップLED素子の構成に関する第2の変形例を説明するための断面図である。 フリップチップLED素子の構成に関する第3の変形例を説明するための断面図である。 フリップチップLED素子の構成に関する第4の変形例を説明するための断面図である。 フリップチップLED素子の構成に関する第5変形例を説明するための断面図である。 本発明の一実施の形態に係る光源装置の製造方法に関する変形例のうちの一工程を説明するための平面図である。 図20に続く工程を説明するための平面図である。 図1および図2に示した光源装置を備えた面発光装置の斜視構成を表す斜視図である。 従来の面発光装置の問題点を説明するための側面図である。 図23に続いて従来の面発光装置の問題点を説明するための側面図である。 図22に示した面発光装置の利点を説明するための側面図である。 図1および図2に示した光源装置を備えたイメージスキャナの概略構成を模式的に表す図である。 従来の砲弾型LED素子の外観構成を表す外観図である。 図27に示した砲弾型LED素子のうちの主要部の断面構成を拡大して表す断面図である。 従来の樹脂パッケージ型LED素子の斜視構成を表す斜視図である。 図29に示した樹脂パッケージ型LED素子の断面構成を拡大して表す断面図である。 図30に示した樹脂パッケージ型LED素子のうちのベアチップLED素子およびその周辺構造の断面構成を拡大して表す断面図である。 図31に示したベアチップLED素子の実装手順を説明するための断面図である。 図32に続く手順を説明するための断面図である。 図29に示した樹脂パッケージ型LED素子を備えた従来の光源装置の斜視構成を表す斜視図である。 図34に示した光源装置を備えた従来の面発光装置の斜視構成を表す斜視図である。
符号の説明
1…光源装置、10…フレキシブルプリント配線基板、10Z…前駆フレキシブルプリント配線基板、10ZU…不要部分、11A,11B…接続端子、20…フリップチップLED素子、20E…光出射面、21A…p型電極層、21B…n型電極層、22…発光化合物層、23…透光性基板、30…給電端子、40…異方性導電膜、41A,41B…バンプ電極、50…面発光装置、60…導光板、60E…一端面、70…イメージスキャナ、70K…画像情報読取機構、71…反射ミラー、72…集光レンズ、73…受光素子、80…読取対象物、81…画像情報、90…透光性封止樹脂、91…発光波長変換剤、92…切断機、L…光、R…反射光。


























Claims (5)

  1. 前駆フレキシブルプリント配線基板の一面に、所定の配列方向に沿って複数の光源を配列実装する第1の工程と、
    前記複数の光源の配列領域ごとに前記前駆フレキシブルプリント配線基板を切断することにより、前記配列方向に対応する延在方向に沿って延在するようにフレキシブルプリント配線基板を形成する第2の工程とを含み、
    このフレキシブルプリント配線基板の一面に前記複数の光源が前記延在方向に沿って配列実装された光源装置を製造すると共に、
    前記第1の工程において、前記光源として、発光層の下面に電極層が設けられたフリップチップ構造を有する発光ダイオード素子を使用し、
    前記第2の工程において、前記光源の幅と等しい幅を有するように前記フレキシブルプリント配線基板を形成し、
    前記第1の工程において、シート状の前記前駆フレキシブルプリント配線基板を使用して、前記複数の光源を一列または複数列に渡って配列実装し、前記第2の工程において、前記前駆フレキシブルプリント配線基板を前記複数の光源の列ごとに切断する、
    光源装置の製造方法。
  2. 前記第1の工程において、異方性導電膜を使用して前記光源を熱圧着することにより前記前駆フレキシブルプリント配線基板に実装する、請求項1記載の光源装置の製造方法。
  3. 前記第1の工程において、前記光源に給電するための給電端子が一面に設けられた前記前駆フレキシブルプリント配線基板を使用し、前記第2の工程において、前記フレキシブルプリント配線基板の一面に前記給電端子が前記複数の光源と共に配置されるようにする、請求項1記載の光源装置の製造方法。
  4. 前記フレキシブルプリント配線基板の一面のうち、一端側の光源から他端側の光源に至る領域を除いた領域に前記給電端子を配置する、請求項記載の光源装置の製造方法。
  5. 前記フレキシブルプリント配線基板の一面のうち、任意の2つの光源間の領域に前記給電端子を配置する、請求項記載の光源装置の製造方法。
JP2003276270A 2003-07-17 2003-07-17 光源装置の製造方法 Expired - Fee Related JP4561056B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003276270A JP4561056B2 (ja) 2003-07-17 2003-07-17 光源装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003276270A JP4561056B2 (ja) 2003-07-17 2003-07-17 光源装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005039129A JP2005039129A (ja) 2005-02-10
JP4561056B2 true JP4561056B2 (ja) 2010-10-13

Family

ID=34212648

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003276270A Expired - Fee Related JP4561056B2 (ja) 2003-07-17 2003-07-17 光源装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4561056B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103471044A (zh) * 2013-08-23 2013-12-25 北京半导体照明科技促进中心 用于将led软板光源安装到物件上的安装设备及其使用方法
JP2014207057A (ja) * 2013-04-10 2014-10-30 三菱電機株式会社 照明ランプおよび照明装置

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE546836T1 (de) * 2005-04-21 2012-03-15 Fiat Ricerche Anwendung einer transparenten leuchtdiodenanzeigevorrichtung in einem kraftfahrzeug
JP4596145B2 (ja) * 2005-04-28 2010-12-08 ミネベア株式会社 面状照明装置
JP4837946B2 (ja) * 2005-06-06 2011-12-14 パナソニック株式会社 電子デバイスおよびその製造方法
JP4800669B2 (ja) * 2005-06-07 2011-10-26 セイコーインスツル株式会社 照明装置およびそれを用いた表示装置
US8173519B2 (en) 2006-03-03 2012-05-08 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Method for manufacturing semiconductor device
JP4551948B2 (ja) * 2007-06-13 2010-09-29 シャープ株式会社 線状光源装置、面発光装置、面状光源装置、および、液晶表示装置
JP5716281B2 (ja) * 2010-03-01 2015-05-13 日亜化学工業株式会社 発光装置及びその製造方法
JP2012013723A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Funai Electric Co Ltd 液晶モジュール
JP2012191114A (ja) * 2011-03-14 2012-10-04 Sharp Corp Led実装用基板及びledモジュールの製造方法
KR101452768B1 (ko) 2012-08-21 2014-10-21 엘지전자 주식회사 반도체 발광 소자를 이용한 디스플레이 장치 및 이의 제조방법
JP2017157724A (ja) * 2016-03-02 2017-09-07 デクセリアルズ株式会社 表示装置及びその製造方法、並びに発光装置及びその製造方法
JP7007606B2 (ja) * 2020-04-15 2022-01-24 日亜化学工業株式会社 発光装置およびその製造方法

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04184831A (ja) * 1990-11-16 1992-07-01 Takenaka Denshi Kogyo Kk 多重連結センサ
JPH0538627U (ja) * 1991-10-25 1993-05-25 サンケン電気株式会社 バツク照明装置
JPH05299694A (ja) * 1992-04-20 1993-11-12 Rohm Co Ltd Ledアレイ光源
JPH0685327A (ja) * 1992-09-01 1994-03-25 Sharp Corp 光半導体装置の製造方法
JPH09307153A (ja) * 1996-05-15 1997-11-28 Tokin Corp 圧電トランス
JPH11320962A (ja) * 1998-05-19 1999-11-24 Canon Inc Led露光ヘッド
JP2000183598A (ja) * 1998-12-17 2000-06-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品装着装置およびその装着方法
JP2002116440A (ja) * 2000-10-10 2002-04-19 Sony Corp 液晶表示装置のバックライト機構
JP2004241282A (ja) * 2003-02-06 2004-08-26 Nichia Chem Ind Ltd 面発光装置および面発光装置の製造方法

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04184831A (ja) * 1990-11-16 1992-07-01 Takenaka Denshi Kogyo Kk 多重連結センサ
JPH0538627U (ja) * 1991-10-25 1993-05-25 サンケン電気株式会社 バツク照明装置
JPH05299694A (ja) * 1992-04-20 1993-11-12 Rohm Co Ltd Ledアレイ光源
JPH0685327A (ja) * 1992-09-01 1994-03-25 Sharp Corp 光半導体装置の製造方法
JPH09307153A (ja) * 1996-05-15 1997-11-28 Tokin Corp 圧電トランス
JPH11320962A (ja) * 1998-05-19 1999-11-24 Canon Inc Led露光ヘッド
JP2000183598A (ja) * 1998-12-17 2000-06-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品装着装置およびその装着方法
JP2002116440A (ja) * 2000-10-10 2002-04-19 Sony Corp 液晶表示装置のバックライト機構
JP2004241282A (ja) * 2003-02-06 2004-08-26 Nichia Chem Ind Ltd 面発光装置および面発光装置の製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014207057A (ja) * 2013-04-10 2014-10-30 三菱電機株式会社 照明ランプおよび照明装置
CN103471044A (zh) * 2013-08-23 2013-12-25 北京半导体照明科技促进中心 用于将led软板光源安装到物件上的安装设备及其使用方法
CN103471044B (zh) * 2013-08-23 2016-01-06 北京半导体照明科技促进中心 用于将led软板光源安装到物件上的安装设备及其使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005039129A (ja) 2005-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4561056B2 (ja) 光源装置の製造方法
US20180342653A1 (en) Method of fabricating semiconductor device using conductive adhesive and semiconductor device fabricated by the same
JP4325412B2 (ja) 発光装置及び発光装置の製造方法
JP5368982B2 (ja) 半導体発光装置
US9520383B2 (en) Light emitting device package and lighting system
CN101276874B (zh) 半导体发光装置
JP3644927B2 (ja) 面発光装置
US8298861B2 (en) Package structure of compound semiconductor device and fabricating method thereof
JP2018160677A (ja) 半導体発光装置
JP2005038776A (ja) 導光板およびその製造方法、面発光装置、ならびに液晶表示装置
JP5365252B2 (ja) 光半導体装置及びその製造方法
JP5236406B2 (ja) 半導体発光モジュールおよびその製造方法
JP2012114284A (ja) Ledモジュール及び照明装置
JPWO2008123020A1 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2012113919A (ja) 照明装置
JPH10150223A (ja) チップ型発光素子
JP2007115928A (ja) 半導体発光装置
JP6842246B2 (ja) Ledモジュール
JP3604108B2 (ja) チップ型光半導体の製造方法
JP2002222992A (ja) Led発光素子、およびled発光装置
JP2001352100A (ja) 半導体発光素子
JP5162280B2 (ja) 画像読取装置の製造方法、および画像読取装置
JP2006173197A (ja) 光半導体素子及び光半導体装置並びに光半導体素子の製造方法
JP2003179271A (ja) 半導体発光装置,その製造方法及び面発光装置
KR101129002B1 (ko) 광 패키지 및 그 제조 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060509

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090428

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090629

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091022

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100310

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100329

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100706

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100719

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees