JP4556576B2 - セパレータの製造方法および電着塗装装置 - Google Patents

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Description

この発明は、電着塗装を行う技術に関する。
従来より、部材の表面に塗膜を形成する方法として、ディッピング法(浸漬法)、スプレー法、電着塗装などが行われている。たとえば、特許文献1の技術においては、UV硬化樹脂を用いてマスキングを行った後に電着塗装を行って、所定の部位にのみ塗膜を形成している。
特開平9−262519号公報 特開2004−31166号公報 特開2003−223903号公報 特開2002−158018号公報 特開2002−263534号公報
しかし、ディッピング法(浸漬法)、スプレー法においては、板状部材の端面、ならびに端部近傍の表面および裏面の塗膜の膜厚を均一にすることが難しい。一方、電着塗装においては、塗膜の膜厚は均一になりやすい。しかし、部材の一部のみに塗膜を形成することが困難であるため、塗膜を形成したくない部分については、あらかじめマスキングを行い、塗膜形成後にマスキングを剥離していた。このため、作業が繁雑であった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、簡易な作業で部材の一部に均一な塗膜を形成するための技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、たとえば、燃料電池のセパレータを製造する際に、以下の処理を行う。すなわち、電着塗装装置にセパレータ基板を設置して、電着塗装装置とセパレータ基板とによって、外部に対して密閉された電着室を形成する。そして、電着室においてセパレータ基板に電着塗装を行う。電着塗装装置にセパレータ基板を設置する際には、セパレータ基板の一部が電着室内に位置し、セパレータ基板の他の一部が電着室外に位置するように、セパレータ基板を配する。
このような態様とすれば、簡易な作業で、電着室内にあるセパレータ基板の一部について膜厚が均一となりやすい電着塗装を行って塗膜を形成することができる。そして、電着室外のセパレータ基板の一部について塗装の形成が行われないようにすることができる。
また、電着塗装を行う際には、電着液を電着室に供給しつつ、セパレータ基板の一部に電圧を印加することが好ましい。
さらに、電着塗装後は、電着室から電着液を回収することが好ましい。このような態様とすることで、周囲を電着液で汚すことなくセパレータ基板を電着塗装装置から取り出すことができる。
また、電着液を回収した後は、電着室内に洗浄液を流通させて、電着室内のセパレータ基板の一部を洗浄することが好ましい。このような態様とすることで、作業者の手やハンドリング装置を電着液で汚すことなくセパレータ基板を電着塗装装置から取り出すことができる。
さらに、電着室に加熱した空気を流通させて、電着室を形成する内壁、およびセパレータ基板の一部を乾燥することが好ましい。このような態様とすれば、作業者の手やハンドリング装置、さらには、セパレータ基板を電着液等で汚すことなくセパレータ基板を電着塗装装置から取り出すことができる。
電着塗装装置にセパレータ基板を設置する際には、電着塗装装置の第1および第2の枠状体でセパレータ基板を挟んで、第1および第2の枠状体と、セパレータ基板とで、電着室を形成することが好ましい。このような態様とすれば、第1および第2の枠状体を所望の形状とすることで、セパレータ基板の表面および裏面の所望の形状の範囲について電着塗装を行うことができる。
また、上記のような態様においては、第1および第2の枠状体を開いて、セパレータ基板を取り出すことができる。
なお、セパレータ基板は、金属製とすることができる。そして、電着塗装によってセパレータ基板上に形成される電着塗装層は、セパレータ基板上に形成される樹脂またはゴム製のシール材と、セパレータ基板とを接着するためのプライマとすることができる。また、電着塗装層は、セパレータ基板の外周に設置される樹脂またはゴム製のフレームと、セパレータ基板とを接着するためのプライマとすることもできる。このような態様とすれば、電着塗装で均一に形成されたプライマによって、セパレータ基板と、シール材やフレームを強固に結合することができる。
なお、セパレータ基板が金属製であるときには、電着塗装によって形成される電着塗装層は、絶縁性を有するものとすることが好ましい。このような態様とすれば、セパレータ基板が積層された際に、セパレータ基板同士が接触して短絡するのを、電着塗装層によって防止することができる。
なお、上記の各方法は、以下のような電着塗装装置を使用して実現することができる。この電着塗装装置は、電着塗装を行う対象物を挟むことによって、対象物とともに、電着液を収容する電着室を形成する第1および第2の枠状体を有する。そして、第1および第2の枠状体は、対象物の一部が電着室内に位置し、対象物の他の一部が電着室外に位置する状態で、外部に対して密閉された電着室を形成する。
このような電着塗装装置とすれば、対象物の一部について電着塗装によって塗膜を形成し、他の一部については塗膜を形成しないようにすることができる。すなわち、簡易な作業で部材の一部に均一な塗膜を形成することができる。
なお、対象物を、中央部分と、中央部分を囲む外周部分と、に分けたとき、 第1および第2の枠状体は、対象物の一部としての外周部分が電着室内に位置し、対象物の他の一部としての中央部分が電着室外に位置する、環状の電着室を形成することが好ましい。このような態様とすれば、マスキングを行わずに、中央部分を残して対象物の表面に均一な塗膜を形成することができる。
また、電着塗装装置は、以下のような態様とすることもできる。すなわち、電着塗装を行う対象であって重ねて配される複数の対象物を挟む第1および第2の枠状体と、複数の対象物の間に配される第3の枠状体と、を有する電着塗装装置である。ここで、第1ないし第3の枠状体は、複数の対象物とともに、電着液を収容する電着室を形成する物とすることが好ましい。そして、対象物を、中央部分と、中央部分を囲む外周部分と、に分けたとき、第1ないし第3の枠状体は、外周部分が電着室内に位置し、中央部分が電着室外に位置する、環状の電着室を形成することが好ましい。このような態様とすれば、複数の対象物について、一度に均一な塗膜を形成することができる。
なお、電着塗装装置は、電着室内に電着室内に洗浄液を流通させて、対象物のうち電着室内にある部分を洗浄する洗浄部を備えることが好ましい。このような態様とすれば、一つの装置で電着塗装と洗浄とを行うことができる。
また、電着塗装装置は、電着室に加熱した空気を流通させて、電着室を形成する各枠状体の内壁と、対象物のうち電着室内にある部分と、を乾燥させる乾燥部を備えることが好ましい。このような態様とすれば、一つの装置で電着塗装と洗浄と乾燥とを行うことができる。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、塗膜の形成方法および塗膜形成装置、電着塗装方法および電着塗装装置、燃料電池のセパレータの製造方法および製造装置、等の形態で実現することができる。
A.第1実施例:
図1は、燃料電池のセパレータ1の製造工程を示す図である。燃料電池のセパレータの製造においては、まず、図1(a)に示すような、ステンレス合金製の長方形の基板11が用意される。基板11の板厚は0.1〜0.5mm程度であり、たとえば約0.3mmとすることができる。基板11には、セパレータ1に垂直な方向(図1において紙面に垂直な方向)に燃料電池の燃料ガスが流通するための第1の開口13i,13o、同様に、冷却水が流通するための第2の開口14i,14o、空気が流通するための第3の開口15i,15oが設けられている。また、基板11の中央部分12には、燃料ガス、空気、冷却水のいずれかが流通するための溝部121が、長方形の基板11の長手方向に平行に多数設けられている。この溝部121が設けられている中央部分12には、金メッキが施されている。なお、溝部121の表面処理は、金メッキに代えてカーボン塗装とすることもできる。
その後、図1(b)において粗い斜線で示すように、基板11の外周部分に、プライマ16が形成される。このプライマ16は、後に基板11の外周に形成される樹脂フレーム17と、基板11との接着性を向上させるためのものである。プライマ16の塗膜の厚さは10〜50μm程度であり、たとえば約30μmとすることができる。基板11は、中央部分12の外周部分を除いた部分である金メッキが露出している部分12c(以下「非被覆部12c」という)、およびそれに対応する裏面の部分(図示せず)を除いて、このプライマ16によって覆われる。基板11がプライマ16で覆われることによって、燃料電池の運転中に基板11の当該部分の腐食が防止される。プライマ16に覆われる基板11の外周部分を符号16pで示す。外周部分16pは、図1(b)において非被覆部12cよりも粗い斜線で示された部分である。
なお、図1(b)において破線で示した部分は、金メッキが施されており、かつプライマ16によって覆われる部分である。すなわち、金メッキが施されている部分も、一部、プライマ16によって覆われる。このような態様とすることで、溝部の外周近辺に金メッキによってもプライマによっても覆われない部分が生じて、その結果腐食が起こってしまう事態を防止することができる。また、プライマ16は、基板11の外周の端面、および第1ないし第3の開口13i,13o,14i,14o,15i,15oが形成されている基板11のの端面をも覆っている。その結果、それらの端面の腐食も防止される。
さらにその後、図1(c)に示すように、基板11の外周に樹脂製のフレーム17がインサート成形で形成される。樹脂フレーム17の厚みは1〜5mm程度であり、たとえば約2mmとすることができる。この樹脂フレーム17は絶縁性を有しており、セパレータ1が複数、重ねられた際にセパレータ同士の短絡を防止する機能を果たす。なお、プライマ16も絶縁性を有している。このため、樹脂フレーム17に覆われておらず、プライマ16で覆われている部分が他の金属構成物に接触した場合にも、短絡が生じることはない。また、フレーム17は、第3の開口15i,15o内を流通する空気が、図1の基板11の表面に沿った方向に漏れ出さないようにシールする機能をも果たす。
さらに、第1の開口13i,13o、および第2の開口14i,14oの周りには、樹脂製のシール材18が形成される。このシール材18により、第1の開口13i,13o内を通る燃料ガスが外部に漏れ出すことなくセパレータ1を基板11に垂直な方向に流通し、第2の開口14i,14o内を通る冷却水が外部に漏れ出すことなくセパレータ1を基板11に垂直な方向に流通する。なお、これら、シール材18および樹脂フレーム17は、プライマ16を介して基板11と強固に結合する。
図2は、燃料電池のセパレータの構成を示す平面図および断面図である。図2(a)は、セパレータの平面図であり、図2(b)は、図2(a)をC−C断面で切断した断面図である。樹脂フレーム17は、第1ないし第3の開口13i,13o,14i,14o,15i,15oを、溝部121と選択的に接続するガイド壁の機能を果たす。図1(c)および図2(a)では、燃料ガスが流通する第1の開口13i,13oと、冷却水が流通する第2の開口14i,14oは、樹脂フレーム17およびシール18によって囲まれている。このため、セパレータが積層された際、燃料ガスと冷却水は、図1および図2に示したセパレータ1の溝部121は通らずに、そのまま基板11に垂直な方向にセパレータ1を通過する。これに対して、空気が流通する第3の開口15i,15oと溝部121との間は樹脂フレーム17やシール18によって仕切られてはいない。このため、第3の開口15iを通って基板11に垂直な方向に流通し、セパレータ1に至った空気は、矢印A1ないしA3に示すように、溝部121を通って第3の開口15oに至る。そして、矢印A4に示すように、第3の開口15oを通って再び基板11に垂直な方向に流通する。
図3は、電着塗装装置2を示す断面図および平面図である。電着塗装装置2は、上型21と下型22とを有している。上型21と下型22とは、セパレータ1の基板11を上下から挟みこむことによって、密閉された環状の電着室31を形成する。なお、本明細書において、「環状」とは、無端である形状をいう。よって、「環状」とは、円環状だけではなく、多角形の無端の形状や、その他複雑な形状を有する無端の形状をも含む。
図3(b)に示すように、電着塗装装置2の上型21と下型22とは、四角形の環状の形状を有する。図3(b)において破線で示す空間が電着室31である。なお、図3(b)において、基板11の形状は一点鎖線で示す。図3(a),(b)から分かるように、基板11は、その外周部分16pのみが電着室31内に配され、非被覆部12cは、電着室31外に配される。そして、上型21と下型22は、互いが接触する端面、および基板11と接触する端面にパッキン30を有する。このため、基板11が上型21と下型22とに挟み込まれることによって、密閉された環状の電着室31が形成される。上型21と下型22とがこのような態様を有するため、図1(b)に示すように、基板11の外周部分16pにのみプライマ16を電着塗装することができる。
また、電着塗装装置2は、電着塗装液を貯蔵している電着塗装液タンク23と、電着塗装液タンク23と電着室31との間で電着塗装液を循環させるための電着塗装液循環配管26と、電着塗装液循環配管26内において電着塗装液を流通させるための循環ポンプ24と、を有している。
さらに、電着塗装装置2は、数十ボルトの電圧を有する直流電源27と、電着室31内に配され直流電源27に接続された正電極28と、電着塗装装置2にセットされたセパレータ1に接触するバネで構成される負電極29と、を有する。
電着塗装装置2は、また、電着室31内を洗浄するための純水を貯蔵している洗浄水タンク41と、洗浄水タンク41から電着室31に洗浄用の水を送り出すための洗浄水配管42と洗浄水ポンプ43と、を有している。電着室31内を洗浄した洗浄水は、図示しない回収装置に回収され、電着塗装液を抽出されて、再利用される。
電着塗装装置2は、また、電着室31内を乾燥させるための空気を送り込むブロワ51と、エア配管52と、ブロワ51によって電着室31内に送り込まれる空気を加熱するためのヒータ53と、を備えている。
図4は、電着塗装の工程を示すフローチャートである。ステップS10では、まず、上型21と下型22の間に基板11を配して、上型21と下型22および基板11を接触面において密着させる。その結果、図3(a)に示すように、密閉された環状の電着室31が形成される。電着室31内には、基板11の外周部分16pが収容されている。なお、この時点で、基板11の裏面には、負電極29が接触する。
そして、ステップS20では、循環ポンプ24を作動させて、電着室31内に電着塗装液32を送り込む。この電着塗装液32としては、たとえば、ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂等の塗料を使用することができる。電着塗装液32は、この後、電着塗装液タンク23と電着室31内とを循環される。その後、ステップS30で、直流電源27によって電圧を印可し、基板11にプライマ16の電着塗装を行う。第1実施例においては、電着塗装によりプライマ16を形成するため、セパレータ1の表面、裏面、端面について、均質な厚みでプライマを形成することができる。
なお、本明細書においては、広義には、「電着塗装」の用語は、加熱空気による乾燥などの工程も含めた表面処理方法を意味するが、狭義には、対象物に電圧を印可してその表面に電着塗料を積層させる工程を意味する。すなわち、工程としての「電着塗装」には、加熱空気による乾燥など工程は、含まれない。
ステップS40では、循環ポンプ24を止めて電着塗装液32の循環を止め、電着塗装液32を電着塗装液タンク23内に回収する。その後、ステップS50では、洗浄水ポンプ43を作動させて電着室31内にタンク41から純水を注入する。その結果、上型21と下型22の内壁および電着塗装が行われた基板11が洗浄される。なお、洗浄に使用され電着塗装液を含んだ水は、回収され、電着塗装液を取り出されて再利用される。
ステップS60では、ブロワ51およびヒータ53を動作させて加熱した空気を電着室31内に送り、上型21と下型22の内壁および基板11を乾燥させる。その後、ステップS70で、上型21と下型22が開けられ、電着塗装が行われた基板11が取り出される。基板11ならびに上型21と下型22の内壁は洗浄され、乾いているため、基板11の取り出しの際に電着塗装液が電着塗装装置2や周囲の設備にしたたることはない。
第1実施例の電着塗装装置2を使用して電着塗装を行うことで、基板11の中央部分にある非被覆部12cを残して、外周部分16pにのみ電着塗装を行うことができる(図1(b)参照)。その結果、基板11の外周部分16pにのみ膜厚の均一な塗膜を形成することができる。そして、膜の形成に際してマスキングの塗布および剥離が必要ないため、簡易な手順で電着塗装を行うことができる。その結果、低コストで生産性の高い電着塗装を行うことができる。
また、第1実施例の電着塗装装置2は、電着塗装、洗浄、乾燥の各工程を一つの装置で行うことができる。このため、低コストかつ生産性の高い電着塗装を行うことができる。
B.第2実施例
図5は、第2実施例の電着塗装装置を示す断面図である。第2実施例の電着塗装装置2aは、上型21aと下型22aに加えて、中型61aを有している。そして、2枚の基板11p,11qとそれぞれ接触する負電極29a,29aを有する。第2実施例の電着塗装装置2aは、それらの構成により2枚の基板11p,11qについて同時に電着塗装を行うことが可能である。第2実施例の電着塗装装置2aの他の点は、第1実施例の電着塗装装置2と同じである。
中型61aは、非被覆部12c(図1(b)参照)の外周の形状と一致するような外周形状を有する環状の形状で構成されている。中型61aは、図5に示すように、電着塗装時には2枚の基板11p,11qの間に配される。中型61aは、上型21aと下型22aと同様に、基板11p、11qと接触する端面にパッキン30を有する。このため、基板11が上型21と下型22とに挟み込まれ、中型61aが基板11p,11qの間に挟み込まれることによって、密閉された環状の電着室31aが形成される。電着塗装の工程は、第1実施例と同じである。
第2実施例のような態様とすれば、2枚の基板11p,11qについて同時に電着塗装を行うことができる。このため、効率的にセパレータ1を製造することができる。
C.変形例:
C1.変形例1:
第1実施例では、基板11の表面においては基板11の裏面においても非被覆部12cに対応する部分がプライマ16に覆われない部分であった。しかし、上型21が基板11と接触する端部の形状を所望の形とすることで、基板11の上面においてプライマを塗布する範囲の形状を所望の形状とすることができる。そして、下型22が基板11と接触する端部の形状を所望の形とすることで、基板11の下面においてプライマを塗布する範囲の形状を、基板11の上面とは対応しない所望の形状とすることができる。
同様に、第2実施例において、中型61aが基板11pと接触する端部の形状を所望の形とすることで、基板11pの上面においてプライマを塗布する範囲の形状を所望の形状とすることができる。また、中型61aが基板11qと接触する端部の形状を所望の形とすることで、基板11qの下面においてプライマを塗布する範囲の形状を所望の形状とすることができる。
C2.変形例2:
また、上記実施例では、電着塗装装置2,2aの上型21,21a、下型22,22a、中型61aは、それぞれ別体で設けられているように図示されていた(図3および図5参照)。しかし、これらは、別体で設けられている必要はない。第1ないし第3の枠状体は、いずれかの部位において、互いに接続されていてもよい。すなわち、電着塗装装置は、別体であると一体であるとを問わず、対象物を挟む第1および第2の枠状体を有していればよい。そして、複数の対象物を同時に電着塗装する態様においては、さらに、第1および第2の枠状体にと別体であると一体であるとを問わず、複数の対象物の間に配される第3の枠状体を有することが好ましい。
C3.変形例3:
上記実施例では、電着塗装後、基板11や電着室の内壁を洗浄する際には、純水を使用していた。しかし、洗浄に用いる溶液はこれに限らず、メタノールなど他の溶媒とすることもできる。
また、上記実施例では、乾燥に用いる空気は、ヒータによって加熱していた。しかし、空気を加熱する手段は、これに限らず、たとえば、他の熱源からの熱を空気に伝える熱交換機としてもよい。
C4.変形例4:
上記実施例では、樹脂フレーム17とシール材18は樹脂製であった。しかし、樹脂フレーム17とシール材18は、ゴム製とすることもできる。すなわち、電着塗装により基板上に形成されるプライマは、金属と樹脂またはゴムの接着性を向上させるプライマとすることができる。
また、上記実施例においては、電着塗装装置2,2aは、燃料電池のセパレータの基板11上に樹脂フレームを接着するためのプライマを形成するために使用された。しかし、本発明の電着塗装装置は、他の用途に使用することもできる。すなわち、燃料電池のセパレータに限らず、均一な表面塗装を行う対象物について、表面塗装を行わない部分を挟んだ1または複数の部分について表面塗装を行う場合に、適用することができる。
燃料電池のセパレータの製造工程を示す図である。 燃料電池のセパレータの構成を示す平面図および断面図である。 電着塗装装置を示す断面図および平面図である。 電着塗装の工程を示すフローチャートである。 第2実施例の電着塗装装置を示す断面図である。
符号の説明
1…セパレータ
2,2a…電着塗装装置
11,11p,11q…基板
11p,11q…基板
12…基板11の中央部分
12c…非被覆部
13i,13o…燃料ガスが流通する第1の開口
14i,14o…冷却水が流通する第2の開口
15i,15o…空気が流通する第3の開口
16…プライマ
16p…基板11の外周部分
17…樹脂フレーム
18…シール材
21,21a…上型
22,22a…下型
23…電着塗装液タンク
24…循環ポンプ
26…電着塗装液循環配管
27…直流電源
28…正電極
29,29a…負電極
30…パッキン
31,31a…電着室
32…電着塗装液
41…洗浄水タンク
42…洗浄水配管
43…洗浄水ポンプ
51…ブロワ
52…エア配管
53…ヒータ
61a…中型
121…溝部
A1〜A4…燃料電池運転時の空気の流れを示す矢印

Claims (13)

  1. 燃料電池の金属セパレータの電着塗装方法であって、
    (a)電着塗装装置にセパレータ基板を設置して、前記電着塗装装置と前記セパレータ基板とによって、外部に対して密閉された電着室を形成する工程と、
    (b)前記電着室において前記セパレータ基板に電着塗装を行う工程と、を有し、
    前記工程(a)は、
    前記セパレータ基板の一部が前記電着室内に位置し、前記セパレータ基板の他の一部が前記電着室外に位置するように、前記セパレータ基板を配する工程と、
    前記電着塗装装置の第1および第2の枠状体で前記セパレータ基板を挟んで、前記第1および第2の枠状体と、前記セパレータ基板とで、前記電着室を形成する工程と、を含み、
    前記工程(b)は、
    電着液を前記電着室に供給しつつ、前記セパレータ基板の一部に電圧を印加する工程を含む、方法。
  2. 請求項記載の方法であって、さらに、
    (c)前記電着室から前記電着液を回収する工程を含む、方法。
  3. 請求項2記載の方法であって、さらに、
    (d)前記電着室内に洗浄液を流通させて、前記セパレータ基板の一部を洗浄する工程を含む、方法。
  4. 請求項3記載の方法であって、さらに、
    (e)前記電着室に加熱した空気を流通させて、前記電着室を形成する内壁、および前記セパレータ基板の一部を乾燥する工程を含む、方法。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の方法であって、さらに、
    (f)前記第1および第2の枠状体を開いて、前記セパレータ基板を取り出す工程を含む、方法。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の方法であって、
    前記電着塗装によって前記セパレータ基板上に形成される電着塗装層は、前記セパレータ基板上に形成される樹脂またはゴム製のシール材と、前記セパレータ基板とを接着するためのプライマである、方法。
  7. 請求項1ないし5のいずれかに記載の方法であって、
    前記電着塗装によって前記セパレータ基板上に形成される電着塗装層は、前記セパレータ基板の外周に設置される樹脂またはゴム製のフレームと、前記セパレータ基板とを接着するためのプライマである、方法。
  8. 請求項1ないし5のいずれかに記載の方法であって、
    前記電着塗装によって形成される電着塗装層は、絶縁性を有する、方法。
  9. 電着塗装装置であって、
    電着塗装を行う対象物を挟むことによって、前記対象物とともに、電着液を収容する電着室を形成する第1および第2の枠状体を有し、
    前記第1および第2の枠状体は、
    前記対象物の一部が前記電着室内に位置し、前記対象物の他の一部が前記電着室外に位置する状態で、外部に対して密閉された前記電着室を形成する、電着塗装装置。
  10. 請求項9記載の電着塗装装置であって、
    前記対象物を、中央部分と、前記中央部分を囲む外周部分と、に分けたとき、
    前記第1および第2の枠状体は、
    前記対象物の一部としての前記外周部分が前記電着室内に位置し、前記対象物の他の一部としての前記中央部分が前記電着室外に位置する、環状の前記電着室を形成する、電着塗装装置。
  11. 電着塗装装置であって、
    電着塗装を行う対象であって重ねて配される複数の対象物を挟む第1および第2の枠状体と、
    前記複数の対象物の間に配される第3の枠状体と、を有し、
    前記第1ないし第3の枠状体は、前記複数の対象物とともに、電着液を収容する電着室を形成し、
    前記対象物を、中央部分と、前記中央部分を囲む外周部分と、に分けたとき、
    前記第1ないし第3の枠状体は、
    前記外周部分が前記電着室内に位置し、前記中央部分が前記電着室外に位置する、環状の前記電着室を形成する、電着塗装装置。
  12. 請求項9ないし11記載の電着塗装装置であって、さらに、
    前記電着室内に前記電着室内に洗浄液を流通させて、前記対象物のうち前記電着室内にある部分を洗浄する洗浄部を備える、電着塗装装置。
  13. 請求項12記載の電着塗装装置であって、さらに、
    前記電着室に加熱した空気を流通させて、前記電着室を形成する前記各枠状体の内壁と、前記対象物のうち前記電着室内にある部分と、を乾燥させる乾燥部を備える、電着塗装装置。
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