JP4464240B2 - 部材の処理装置及び処理方法 - Google Patents

部材の処理装置及び処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4464240B2
JP4464240B2 JP2004294272A JP2004294272A JP4464240B2 JP 4464240 B2 JP4464240 B2 JP 4464240B2 JP 2004294272 A JP2004294272 A JP 2004294272A JP 2004294272 A JP2004294272 A JP 2004294272A JP 4464240 B2 JP4464240 B2 JP 4464240B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
processing
processing apparatus
distance
processed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004294272A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006108454A (ja
Inventor
一隆 桃井
一隆 柳田
信彦 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2004294272A priority Critical patent/JP4464240B2/ja
Priority to US11/245,912 priority patent/US20060070884A1/en
Publication of JP2006108454A publication Critical patent/JP2006108454A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4464240B2 publication Critical patent/JP4464240B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D17/00Constructional parts, or assemblies thereof, of cells for electrolytic coating
    • C25D17/10Electrodes, e.g. composition, counter electrode
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D11/00Electrolytic coating by surface reaction, i.e. forming conversion layers
    • C25D11/005Apparatus specially adapted for electrolytic conversion coating
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D11/00Electrolytic coating by surface reaction, i.e. forming conversion layers
    • C25D11/02Anodisation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D5/00Electroplating characterised by the process; Pretreatment or after-treatment of workpieces
    • C25D5/02Electroplating of selected surface areas

Description

本発明は、部材の処理装置及び処理方法に係り、特に、第1面及び第2面を有する部材の該第1面の一部を電気化学的に処理する処理装置及び処理方法に関する。
表面の全体のうち処理対象領域にのみ目的とする処理が施された領域を有する基板を得るための方法は、2つの方法に大別されうる。第1の方法は、基板表面の全体に対して目的とする処理を施した後に、表面の全体のうち非処理対象領域をエッチング又は研削等によって除去する方法である。第2の方法は、表面の全体のうち処理対象領域にのみ目的とする処理を施し、非処理対象領域には処理を施さない方法である。
具体的には、第1の方法では、基板の表面全体にめっきや化成などの電気化学的処理を施してから、例えば、処理された領域の一部をエッチング又は研削によって除去し、非処理領域(処理されていない領域)とする。例えば、基板の表面全体にめっきをしてから、めっき層を残すべき領域のみを覆う保護膜を形成し、その基板をめっき材を溶解させる溶液に浸漬させることによって、基板の表面に処理領域(処理された領域)及び非処理領域(処理されていない領域)を形成することができる。この方法の問題は、エッチング又は研削などの除去工程が不可欠であるために工程数が増加し、これがコストアップ要因になることである。また、例えば、化成処理のように領域が基板の深さ方向に進む処理の場合、非処理領域を形成するための除去工程によって基板の表面に段差ができてしまうという問題もある。
第2の方法としては、予め基板の表面の非処理対象領域を覆う保護膜を形成し、又は、基板の表面に部材を接触させるによって、処理対象領域と非処理対象領域とを区切ってから処理する方法がある。化成処理に関して、非特許文献1には、基板表面に酸化膜や窒化膜を予め形成する方法と、レジストを予め塗布する方法とが記載されている。
しかし、保護膜を形成する方法では、処理の終了後に保護膜を如何にして除去するかが問題となる。レジスト膜を塗布する方法においては、アセトン又は加熱硫酸系溶液のような剥離液中で残留レジストを除去する方法が使用されうるが、化成処理によって形成される多孔質層の孔内にこれらのレジストや剥離液が残留し、後の熱処理プロセスで焼き付いたり蒸発したりすることになる。その際に蒸発物がチャンバーを腐食する問題や、基体表面に付着して異物数を増加させる問題、あるいは、後の工程での不純物汚染の原因となる問題などを引き起こす。
基板の表面に部材を接触させる方法としては、Oリング等のシール部材を用いて処理対象領域と非処理対象領域とを区切る方法があるが、このような方法では、シール部材が基板に接触することによって基板に異物が付着しうる。特に、陽極化成によって形成されうる多孔質層、又は、めっき層については、異物を除去するための強力な洗浄方法を適用することができない。これは、洗浄によって、多孔質層やめっき層が破損する可能性があるからである。よって、シール部材の接触によって付着した異物は、除去されることがないまま次のプロセスへ持ち込まれてしまう。また、シール部材の接触自体によって基板が損傷を受ける可能性もある。
更に、シール部材を利用する方法では、シールが弱い場合に、毛細管現象によって処理液が非処理対象領域に進入することがある。半導体基板の大型化や液晶パネルの大判化に伴って、シールすべき領域も大きくなるなり、シール不良の問題は一層顕在化する。また、Oリング等のシール部材は、処理を繰り返すことによって、磨耗や化学変化のためにその機能が低下する。
特許文献1には、ウエハの処理対象領域にマスクを対向配置し、毛管作用力によって処理対象領域とマスクとの間隙に処理液を供給し、この処理液によって処理対象領域を処理する方法が開示されている。この方法は、基板への異物の付着の問題や基板の損傷の問題の一つの解決策を提供する。
Volker Lehmann, Electrochemistry of Silicon, WILEY−VCH, Germany, 2002, p.p.107−108. 特開2002−246364号公報
しかしながら、特許文献1に記載された方法は、毛管作用力を利用して処理対象領域とマスクとの間隙に処理液を供給するために、必然的に、その間隙を十分に小さくする必要があり、処理中における処理液の劣化を引き起こす。また、このような小さな間隙は、処理液を循環させることを困難にし、処理対象領域の均一な処理に不向きである。更に、この方法を洗浄に適用した場合には、洗浄によって除去された異物が基板に再付着する可能性が高い。そのため、特許文献1に記載された方法の現実的な用途は、コーティングの除去等の単純なものに限定されると考えられる。
本発明は、上記の背景を基礎としてなされたものであり、部材の一部を電気化学的に処理して処理領域と非処理領域とを形成する新規な技術を提供すること、具体的には、より均一に処理された処理領域を有する部材を形成するための技術を提供することを目的とする。
本発明の第2の側面は、第1面と、前記第1面の反対側の面である第2面と、を有する部材の前記第1面の一部を電気化学的に処理する処理装置に係り、前記処理装置は、前記第1面が露出するように前記部材を支持する支持体と、前記第1面の第1部分に対向するように配置される第1電極と、前記第1面の第2部分に対向するように配置される第2電極と、前記部材に対して前記第2面側から電位を与える第3電極と、記第1電極及び前記第2電極と前記部材との間に処理液を満たすための処理槽と、前記第2電極と前記第3電極との間の電界強度を前記第1電極と前記第3電極との間の電界強度よりも小さくするように前記第1電極、前記第2電極及び前記第3電極に電位を提供する電源装置とを備え、前記第1部分は円形状を有し、前記第2部分は前記第1部分の外側に配置され、リング形状を有し、前記第2電極と前記部材との距離が前記第1電極と前記部材との距離より小さくなるように前記第1電極及び前記第2電極が配置されている。
本発明の第2の側面は、第1面と、前記第1面の反対側の面である第2面と、を有する部材の前記第1面の一部を電気化学的に処理する処理方法に係り、前記処理方法は、前記第1面の第1部分に第1電極が対向し、前記第1面の第2部分に第2電極が対向し、前記第2電極と前記部材との距離が前記第1電極と前記部材との距離より小さく、かつ、前記部材に対して第3電極によって前記第2面側から電位が与えられるように、前記部材を配置する工程と、前記第1電極、前記第2電極及び前記第3電極に対して、前記第2電極と前記第3電極との間の電界強度が前記第1電極と前記第3電極との間の電界強度よりも小さくなるように、電位を与えながら前記部材を処理する工程とを含み、前記第1部分は円形状を有し、前記第2部分は前記第1部分の外側に配置され、リング形状を有する。
本発明によれば、部材の一部を電気化学的に処理して処理領域と非処理領域とを形成する新規な技術、具体的には、より均一に処理された処理領域を有する部材を形成するための技術が提供される。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態の処理装置の構成を示す図である。図1に示す処理装置100は、第1面10a及び第2面10bを有する部材としての基板(例えば、シリコン基板)10の第1面10aの一部を電気化学的に処理するように構成される。電気化学的な処理としては、例えば、化成、めっき、電界酸化等を挙げることができる。
処理装置100は、部材10をその第1面10aが露出するように支持する支持体140と、第1面10aの第1部分10a1に対向するように配置される第1電極(主電極)115と、第1面10aの第2部分10a2に対向するように配置される第2電極(補助電極)125と、部材10に対して第2面10b側から電位を与える第3電極150と、第1電極115及び第2電極125と部材10との間に処理液135を満たすための処理槽160とを有する。
支持体140は、例えば、部材10の第2面10bを負圧吸着する吸着パッドとして構成されうる。支持体140は、例えば、リング形状を有し、第2電極125と対向するように配置されうる。
第1部分10a1は、処理液135によって処理されるべき部分(処理対象領域)であり、第2部分10a2は、処理液135によって処理されるべきでない部分(非処理対象領域)である。なお、非処理対象領域は、全く処理されないことが望ましいが、処理対象領域に比べて処理される程度が小さければ十分な場合もある。図1に示す例では、第1部分10a1は、円形状を有し、第2部分10a2は、リング形状を有する。
第2電極125と部材10(第3電極150)との距離は、第1電極115と部材10(第3電極150)との距離より小さい。処理される領域(処理領域)と処理されない領域(非処理領域)との分離の制御性を高めるためには、第2電極125と部材10の第1面10aとの間の距離は、1mm以下であることが好ましく、0.2mm以下であることが更に好ましい。
第1電極115と部材10との距離は、上記の条件を満たす範囲で定められうるが、5mm以上とすることが好ましい。第1電極115と部材10とをこのように相応の距離だけ隔てることにより、第1部分10a1上における処理液135の移動の自由度を高めること、及び、処理によって反応ガスが発生する場合には、その反応ガスの移動の自由度を高めることができる。ここで、第1部分10a1上における処理液135又は反応ガスの移動の自由度を高めることは、第1部分10a1の均一な処理に寄与する。第1部分10a1を更に均一に処理するためには、循環系を構成して処理液を循環させることにより、常に新鮮な処理液135を第1部分10a1に供給することが好ましい。処理液の循環は、第1部分10a1からの反応ガスの除去にも効果的である。
第2電極125が処理液135に触れる構成においては、第2電極125は、処理液に対して不活性な物質で構成されることが好ましい。処理装置100を化成処理に適用する場合には、第2電極125は、化成液(例えば、フッ化水素含有液)に対して不活性な材料、例えば、ダイヤモンド電極、グラファイト、又はSiCで構成されることが好ましい。第2電極125は、処理液135に対して不活性な材料からなる保護部材で覆われてもよい。
第1部分10a1と第2部分10a2との境界は、典型的には、第1電極115の端部(図1では、外側端部)と第2電極125の端部(図1では、内側端部)との中間付近に位置しうる。
第3電極150は、処理対象の部材10を挟んで第1電極115と対向するように配置されうる。第3電極150は、部材10の第2面10bに直接接触するように配置されてもよいし(この場合、第3電極150は、部材10を支持する支持体としても機能しうる)、導電性の液体(電解液)を介して部材10に対して第2面10b側から電位を提供するように配置されてもよい。
処理槽160は、例えば、第3電極150及び支持体140を支持する底部部材105と、中間壁106と、上部壁110とで構成されうる。中間壁106と上部壁110とは、接着剤等で連結されてもよいし、ボルト等の連結具によって分離可能に連結されてもよい。底部部材105と中間壁106とは、Oリング145等のシール部材を介して、ボルト等の連結具によって分離可能に連結されうる。
処理対象の部材10を処理装置100の支持体140上に配置する際及び処理装置100から取り出す際は、典型的には、中間壁106から底部部材105を取り外す。ただし、高いスループットが要求される場合には、例えば、処理槽160の側部に開閉可能なアクセスポートを設けて、アクセスポートを通して、部材10を処理装置100に対して出し入れ可能にすることが好ましい。
処理装置100は、第1電極115、第2電極125及び第3電極150に電位を提供する電源装置170を更に備えうる。電源装置170は、第2電極125と第3電極150との間の電界強度が第1電極115と第3電極150との間の電解強度よりも小さくなるように構成又は調整される。電源装置170は、例えば、第1電極115と第3電極150との間に電位差を提供する直流電源120と、第2電極125に電位を提供する回路130とを含みうる。回路130は、第2電極125と第3電極150とを等電位とする回路であってもよいし、第2電極125と第3電極150との間に電位差を提供する回路であってもよいし、抵抗器であってもよい。第2電極125と第3電極150との間に抵抗器を配置することにより、第1電極115と第2電極125との間を流れる電流を制限することができる。
以上のように、第2部分10a2に対向するように第2電極125を配置することにより、この第2電極125を使って第2電極125と第3電極150との間の電界強度を第1電極115と第3電極150との間の電界強度よりも小さく制御することができる。また、第2電極125と部材10との距離を第1電極115と部材10との距離よりも小さくすることにより、第2部分10a2への反応種の供給が制限される。すなわち、第2部分10a2を通して流れる電流を、第1部分10a1を通して流れる電流よりも小さく制御することができ、しかも、第2部分10a2への反応種の供給が制限されることにより、第2部分10a2における電気化学反応が第1部分10a1における電気化学反応よりも抑制される。その結果、第1部分10a1が処理される程度を第2部分10a2が処理される程度よりも大きくし、両者の間に差を設けることができる。
また、第2電極125を設けない場合に比べて、第2電極125を設けることにより、処理対象領域である第1部分10a1を通る電気力線を均一化することができるので、第1部分10a1内の処理が均一化される。
以下、処理装置100を使用して基板等の部材10を処理する方法を説明する。まず、部材10を支持体140によって支持する。この際、図1に示す構成を有する処理装置100においては、中間壁106から底部部材105を取り外した状態で、底部部材105上の所定位置に部材10を位置合わせして、支持体140によって部材10を負圧吸着等により支持する。次いで、底部部材105を不図示の連結具によって中間壁106の下部に連結する。これにより、底部部材105と、中間壁106と、上部壁110とからなる処理槽160が構成される。次いで、処理槽160内に処理液を注入し、第1電極115及び第2電極125と部材10との間に処理液135を満たす。
次いで、電源装置170により第1電極115、第2電極及び第3電極150に電位を提供して、部材10を電気化学的に処理する。ここで、電源装置170は、第2電極125と第3電極150との間の電界強度が第1電極115と第3電極150との間の電界強度よりも小さくなるように構成又は調整される。電気化学的な処理としては、例えば、化成、めっき、電界酸化等を挙げることができる。
規定時間が経過した後、電源装置170を停止させることにより電気化学的な処理を終了する。次いで、処理液135を処理槽160から排出し、部材10を処理槽160から取り出す。図1に示す構成を有する処理装置100においては、中間壁106から底部部材105を取り外した状態で、支持体140から部材10を取り外せばよい。
次に、処理装置100を使用して半導体基板の表面(第1面)を陽極化成する実施例を説明する。
処理装置100を準備し、前述の手順に従って処理対象の部材10としての半導体基板を支持体140によって支持し、半導体基板の表面(第1面)の一部(第1部分)を陽極化成した。
陽極化成の条件は、次の通りとした。
半導体基板; Pシリコン基板、比抵抗 16mΩ・cm
化成液; HF:IPA = 42.5:9.2(wt.%)(フッ化水素酸とIPAを混合して調製)
化成液深; 半導体基板表面より20mm
電流条件(陰極=第1電極115、陽極=第3電極150); 5.12A、210秒
また、半導体基板と第1電極との距離、半導体基板と第2電極との距離、及び、半導体基板と第2電極との間の電位差は、次の通りとした。
半導体基板(中心から半径90mmまでの領域)と第1電極との距離; 20mm
半導体基板(半径90mmから最外周までの領域)と第2電極との距離; 1mm
半導体基板と第2電極との間の電位差; 0(等電位)
以上の条件で半導体基板を処理し、第2電極(補助電極)を設置しない場合と比較したところ、第2電極(補助電極)を設置した場合の方が、半導体基板の第2部分(第2電極が対向配置された領域)10a2内における電流密度のばらつきを1桁下げることができた。これによって陽極化成された層(多孔質層)の厚さを、第2電極(補助電極)を設置しない場合と比較して、1/10以下に低減することができた。
また、電界強度分布を数値シミュレーションで解析したところ、第2電極(補助電極)を設置したことによって、第2電極(補助電極)の設置領域内における電流密度のばらつきを、設置しない場合と比較して、1/10以下に抑えることができることが確認された。
[第2実施形態]
図2は、本発明の第2実施形態の処理装置の構成を示す図である。図2に示す処理装置200は、第1面10a及び第2面10bを有する部材としての基板(例えば、シリコン基板)10の第1面10aの一部を電気化学的に処理するように構成される。電気化学的な処理としては、例えば、化成、めっき、電界酸化等を挙げることができる。
処理装置200は、部材10をその第1面10aが露出するように支持する支持体205と、第1面10aの第1部分10a1に対向するように配置される第1電極(主電極)215と、第1面10aの第2部分10a2に対向するように配置される第2電極(補助電極)240と、部材10に対して第2面10b側から電位を与えるように第2面10bに対向して配置される第3電極220と、第1電極215及び第2電極240と部材10との間に処理液230を満たす他、部材10と第3電極220との間に電解液235を満たすための処理槽260とを有する。
第2電極240は、電極支持部材245によって支持されている。電極支持部材245は、典型的には、リング形状を有しうる。
支持体205は、例えば、吸着溝206を有する吸着パッドとして構成され、負圧吸引により部材10を支持する。支持体205は、典型的には、リング形状を有する。リング形状の内側の領域(開口部)は、部材10の第1部分10a1と同一面積又はそれより小さくすることが好ましい。これにより、第1部分10a1を通るべき電気力線がその外側の第2部分10a2側に広がることを防止することができる。
第1部分10a1は、処理液230によって処理されるべき部分(処理対象領域)であり、第2部分10a2は、処理液230によって処理されるべきでない部分(非処理対象領域)である。なお、非処理対象領域は、全く処理されないことが望ましいが、処理対象領域に比べて処理される程度が小さければ十分な場合もある。図2に示す例では、第1部分10a1は、円形状を有し、第2部分10a2は、リング形状を有する。
第2電極240(電極支持部材245)と部材10との距離は、第1電極215と部材10との距離より小さい。処理される領域(処理領域)と処理されない領域(非処理領域)との分離の制御性を高めるためには、第2電極240と部材10の第1面10aとの間の距離は、1mm以下であることが好ましく、0.2mm以下であることが更に好ましい。第2電極240は、処理液に対して不活性な物質で構成されることが好ましい。
第1電極215と部材10との距離は、上記の条件を満たす範囲で定められうるが、5mm以上とすることが好ましい。第1電極215と部材10とをこのように相応の距離だけ隔てることにより、第1部分10a1上における処理液230の移動の自由度を高めること、及び、処理によって反応ガスが発生する場合には、その反応ガスの移動の自由度を高めることができる。ここで、第1部分10a1上における処理液230又は反応ガスの移動の自由度を高めることは、第1部分10a1の均一な処理に寄与する。第1部分10a1を更に均一に処理するためには、循環系を構成して処理液を循環させることにより、常に新鮮な処理液230を第1部分10a1に供給することが好ましい。処理液の循環は、第1部分10a1からの反応ガスの除去にも効果的である。
処理装置200は、第1電極215、第2電極240及び第3電極220に電位を提供する電源装置270を更に備えうる。電源装置270は、第2電極240と第3電極220との間の電界強度が第1電極215と第3電極220との間の電界強度よりも小さくなるように構成又は調整される。電源装置270は、例えば、第1電極215と第3電極220との間に電位差を提供する直流電源225と、第2電極240に電位を提供する回路250とを含みうる。回路250は、第2電極240と第3電極220とを等電位とする回路であってもよいし、第2電極240と第3電極220との間に電位差を提供する回路であってもよいし、抵抗器であってもよい。第2電極240と第3電極220との間に抵抗器を配置することにより、第1電極215と第2電極240との間を流れる電流を制限することができる。
以下、処理装置200を使用して部材10としてのシリコン基板を陽極化成する例を説明する。シリコン基板の第1面側を陽極化成する場合は、第1電極215が陰極、第3電極220が陽極とされる。電極の材料は、特に陽極については、イオン化傾向がシリコンよりも小さく、電極反応において電極自身が溶解しない材料が好ましい。例えば、陰極には白金、陽極には白金や低抵抗率のシリコンを用いることが好ましい。
シリコン基板10と第1電極(陰極)215との間には化成液230を注入し、シリコン基板10と第3電極(陽極)220との間には電解液(導電性溶液)235を注入する。
化成液230は、例えば、第1実施形態の実施例におけるものと同様のもの(HF:IPA = 42.5:9.2(wt.%))を使用することができるが、目的とする化成層(多孔質層)に応じて自由に選定することができる。電解液235は、化成液230と同一であってもよいし、導電性を有する範囲で任意に選定してもよい。例えば、第3電極(陽極)220として低抵抗率のシリコン基板を採用する場合、電解液235として化成液を使用すると、第3電極220の表面も同時に化成されてしまう。そこで、フッ化水素酸(HF)の濃度を下げて、第3電極220の表面には多孔質層が形成されない条件で処理を行なうことが好ましい。
第2電極240を支持する電極支持部材245は、リング形状とすることができる。リング形状の電極支持部材245の内側端部は、処理される領域(処理領域)と処理されない領域(非処理領域)との境界に略一致する。第2電極240は、化成液230に対して不活性な材料、例えば、ダイヤモンド電極、グラファイト、又はSiCで構成されることが好ましい。第2電極240は、処理液230に対して不活性な材料からなる保護部材で覆われてもよい。第2電極240(電極支持部材245)と部材10の第1面10aとの間の距離は、1mm以下であることが好ましく、0.2mm以下であることが更に好ましい。
以上のように、第2部分10a2に対向するように第2電極240を配置することにより、第2電極240と第3電極220との間の電界強度を第1電極115と第3電極150との間の電解強度よりも小さく制御することができる。また、第2電極240と部材10との距離を第1電極215と部材10との距離よりも小さくすることにより、第2部分10a2への反応種の供給が制限される。すなわち、第2部分10a2を流れる電流を第1部分10a1を流れる電流よりも小さく制御することができ、しかも、第2部分10a2への反応種の供給が制限されることにより、第2部分10a2における電気化学反応が第1部分10a1における電気化学反応よりも抑制される。その結果、第1部分10a1が処理される程度を第2部分10a2が処理される程度よりも大きくし、両者の間に差を設けることができる。
また、第2電極240を設けない場合に比べて、第2電極240を設けることにより、処理対象領域である第1部分10a1を通る電気力線を均一化することができるので、第1部分10a1内の処理が均一化される。
本発明の第1実施形態の処理装置の構成を示す図である。 本発明の第2実施形態の処理装置の構成を示す図である。

Claims (5)

  1. 第1面と、前記第1面の反対側の面である第2面と、を有する部材の前記第1面の一部を電気化学的に処理する処理装置であって、
    前記第1面が露出するように前記部材を支持する支持体と、
    前記第1面の第1部分に対向するように配置される第1電極と、
    前記第1面の第2部分に対向するように配置される第2電極と、
    前記部材に対して前記第2面側から電位を与える第3電極と、
    前記第1電極及び前記第2電極と前記部材との間に処理液を満たすための処理槽と、
    前記第2電極と前記第3電極との間の電界強度を前記第1電極と前記第3電極との間の電界強度よりも小さくするように前記第1電極、前記第2電極及び前記第3電極に電位を提供する電源装置とを備え
    前記第1部分は円形状を有し、前記第2部分は前記第1部分の外側に配置され、リング形状を有し、
    前記第2電極と前記部材との距離が前記第1電極と前記部材との距離より小さくなるように前記第1電極及び前記第2電極が配置されていることを特徴とする処理装置。
  2. 前記第1電極及び前記第2電極は、前記部材に接触しない位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
  3. 前記電源装置は、前記第2の電極と前記第3の電極とを等電位とする回路を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の処理装置。
  4. 前記第2電極と前記部材との距離は1mm以下であり、前記第1電極と前記部材との距離は5mm以上であることを特徴とする請求項1乃至3に記載の処理装置。
  5. 第1面と、前記第1面の反対側の面である第2面と、を有する部材の前記第1面の一部を電気化学的に処理する処理方法であって、
    前記第1面の第1部分に第1電極が対向し、前記第1面の第2部分に第2電極が対向し、前記第2電極と前記部材との距離が前記第1電極と前記部材との距離より小さく、かつ、前記部材に対して第3電極によって前記第2面側から電位が与えられるように、前記部材を配置する工程と、
    前記第1電極、前記第2電極及び前記第3電極に対して、前記第2電極と前記第3電極との間の電界強度が前記第1電極と前記第3電極との間の電界強度よりも小さくなるように、電位を与えながら前記部材を処理する工程とを含み、
    前記第1部分は円形状を有し、前記第2部分は前記第1部分の外側に配置され、リング形状を有する、
    ことを特徴とする処理方法。
JP2004294272A 2004-10-06 2004-10-06 部材の処理装置及び処理方法 Expired - Fee Related JP4464240B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004294272A JP4464240B2 (ja) 2004-10-06 2004-10-06 部材の処理装置及び処理方法
US11/245,912 US20060070884A1 (en) 2004-10-06 2005-10-06 Electrochemical processing apparatus and method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004294272A JP4464240B2 (ja) 2004-10-06 2004-10-06 部材の処理装置及び処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006108454A JP2006108454A (ja) 2006-04-20
JP4464240B2 true JP4464240B2 (ja) 2010-05-19

Family

ID=36124465

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004294272A Expired - Fee Related JP4464240B2 (ja) 2004-10-06 2004-10-06 部材の処理装置及び処理方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20060070884A1 (ja)
JP (1) JP4464240B2 (ja)

Families Citing this family (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8420435B2 (en) 2009-05-05 2013-04-16 Solexel, Inc. Ion implantation fabrication process for thin-film crystalline silicon solar cells
US9508886B2 (en) 2007-10-06 2016-11-29 Solexel, Inc. Method for making a crystalline silicon solar cell substrate utilizing flat top laser beam
US8399331B2 (en) 2007-10-06 2013-03-19 Solexel Laser processing for high-efficiency thin crystalline silicon solar cell fabrication
US20100304521A1 (en) * 2006-10-09 2010-12-02 Solexel, Inc. Shadow Mask Methods For Manufacturing Three-Dimensional Thin-Film Solar Cells
US8512581B2 (en) * 2006-10-09 2013-08-20 Solexel, Inc. Methods for liquid transfer coating of three-dimensional substrates
US8084684B2 (en) 2006-10-09 2011-12-27 Solexel, Inc. Three-dimensional thin-film solar cells
US8035028B2 (en) 2006-10-09 2011-10-11 Solexel, Inc. Pyramidal three-dimensional thin-film solar cells
US7999174B2 (en) * 2006-10-09 2011-08-16 Solexel, Inc. Solar module structures and assembly methods for three-dimensional thin-film solar cells
US8293558B2 (en) * 2006-10-09 2012-10-23 Solexel, Inc. Method for releasing a thin-film substrate
US20080264477A1 (en) * 2006-10-09 2008-10-30 Soltaix, Inc. Methods for manufacturing three-dimensional thin-film solar cells
US8193076B2 (en) 2006-10-09 2012-06-05 Solexel, Inc. Method for releasing a thin semiconductor substrate from a reusable template
US20090152663A1 (en) * 2007-12-18 2009-06-18 Xiang Zheng Tu Perforated silicon plate assembly for forming and transferring of silicon thin film solar cells
US20100144080A1 (en) * 2008-06-02 2010-06-10 Solexel, Inc. Method and apparatus to transfer coat uneven surface
US8288195B2 (en) * 2008-11-13 2012-10-16 Solexel, Inc. Method for fabricating a three-dimensional thin-film semiconductor substrate from a template
WO2010057060A2 (en) 2008-11-13 2010-05-20 Solexel, Inc. Methods and systems for manufacturing thin-film solar cells
MY160251A (en) * 2008-11-26 2017-02-28 Solexel Inc Truncated pyramid -structures for see-through solar cells
JP2012515453A (ja) * 2009-01-15 2012-07-05 ソレクセル、インコーポレイテッド 多孔質シリコン電解エッチングシステム及び方法
US8906218B2 (en) 2010-05-05 2014-12-09 Solexel, Inc. Apparatus and methods for uniformly forming porous semiconductor on a substrate
US9076642B2 (en) * 2009-01-15 2015-07-07 Solexel, Inc. High-Throughput batch porous silicon manufacturing equipment design and processing methods
MY162405A (en) * 2009-02-06 2017-06-15 Solexel Inc Trench Formation Method For Releasing A Thin-Film Substrate From A Reusable Semiconductor Template
US8828517B2 (en) 2009-03-23 2014-09-09 Solexel, Inc. Structure and method for improving solar cell efficiency and mechanical strength
CN102427971B (zh) * 2009-04-14 2015-01-07 速力斯公司 高效外延化学气相沉积(cvd)反应器
US9099584B2 (en) * 2009-04-24 2015-08-04 Solexel, Inc. Integrated three-dimensional and planar metallization structure for thin film solar cells
US9318644B2 (en) 2009-05-05 2016-04-19 Solexel, Inc. Ion implantation and annealing for thin film crystalline solar cells
MY165969A (en) 2009-05-05 2018-05-18 Solexel Inc High-productivity porous semiconductor manufacturing equipment
US8445314B2 (en) * 2009-05-22 2013-05-21 Solexel, Inc. Method of creating reusable template for detachable thin film substrate
WO2010138976A1 (en) * 2009-05-29 2010-12-02 Solexel, Inc. Three-dimensional thin-film semiconductor substrate with through-holes and methods of manufacturing
US20130167915A1 (en) 2009-12-09 2013-07-04 Solexel, Inc. High-efficiency photovoltaic back-contact solar cell structures and manufacturing methods using three-dimensional semiconductor absorbers
US8241940B2 (en) 2010-02-12 2012-08-14 Solexel, Inc. Double-sided reusable template for fabrication of semiconductor substrates for photovoltaic cell and microelectronics device manufacturing
US9870937B2 (en) 2010-06-09 2018-01-16 Ob Realty, Llc High productivity deposition reactor comprising a gas flow chamber having a tapered gas flow space
KR20140015247A (ko) 2010-08-05 2014-02-06 솔렉셀, 인크. 태양전지용 백플레인 보강 및 상호연결부
US9748414B2 (en) 2011-05-20 2017-08-29 Arthur R. Zingher Self-activated front surface bias for a solar cell

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3880725A (en) * 1974-04-10 1975-04-29 Rca Corp Predetermined thickness profiles through electroplating
DE4442792A1 (de) * 1994-12-01 1996-06-05 Teves Gmbh Alfred Verfahren zur Herstellung einer korrosions- und verschleißschützenden Oxidschicht mit örtlich reduzierter Schichtdicke auf der Metalloberfläche eines Werkstücks
US6565729B2 (en) * 1998-03-20 2003-05-20 Semitool, Inc. Method for electrochemically depositing metal on a semiconductor workpiece
US6773571B1 (en) * 2001-06-28 2004-08-10 Novellus Systems, Inc. Method and apparatus for uniform electroplating of thin metal seeded wafers using multiple segmented virtual anode sources
US6664169B1 (en) * 1999-06-08 2003-12-16 Canon Kabushiki Kaisha Process for producing semiconductor member, process for producing solar cell, and anodizing apparatus
US20040124088A1 (en) * 2002-12-26 2004-07-01 Canon Kabushiki Kaisha Processing apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
US20060070884A1 (en) 2006-04-06
JP2006108454A (ja) 2006-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4464240B2 (ja) 部材の処理装置及び処理方法
US5217586A (en) Electrochemical tool for uniform metal removal during electropolishing
EP0605882A1 (en) Method and apparatus for wet treatment of solid surfaces
GB2287718A (en) Producing electrolyzed water eg. for use as cleaning/etching agent in semiconductor manufacture
JP3455035B2 (ja) 電解イオン水生成装置及び半導体製造装置
JP2859081B2 (ja) ウェット処理方法及び処理装置
JP2009238862A (ja) 基板処理方法および基板処理装置
JP3416190B2 (ja) 陽極化成装置及び陽極化成方法
KR100369731B1 (ko) 양극화성장치 및 양극화성처리방법과 반도체기체의 제조방법
JPH07106307A (ja) プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法
JPH09120952A (ja) ウエハの表面処理方法
JP3980518B2 (ja) ウェット洗浄処理装置およびウェット洗浄処理方法
JPH09139371A (ja) 半導体基板の洗浄方法及びこれに用いられる洗浄装置
JP2006066728A (ja) 基板処理装置及びその方法
JP2005244089A (ja) 陽極化成装置及び処理方法並びに半導体基板の製造方法
JPH05198558A (ja) 陽極化成装置
JPH05198557A (ja) 陽極化成装置
JP3129569B2 (ja) 陽極化成装置及び陽極化成法
JP2007180291A (ja) プラズマ処理装置用部材
JPS6173333A (ja) 洗浄方法
JP4170067B2 (ja) 表面処理方法
JP3590273B2 (ja) 半導体装置の製造方法及び処理液の生成装置
JPH06326084A (ja) 陽極化成装置
JP2005005351A (ja) ウェット剥離洗浄方法およびウェット剥離洗浄装置
JP6889052B2 (ja) 電解除染方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071002

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20071002

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091120

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100212

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100218

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130226

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140226

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees