JP4547557B2 - こんろ - Google Patents

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Description

本発明は、燃焼用空気全てを一次空気として取り込む全一次空気式バーナを備えたこんろに関する。
最近では、環境問題などへの関心の高まりから、調理用こんろにおいても熱効率を向上させることが望まれている。調理用こんろの熱効率を向上させる方法の一つとして、こんろバーナと鍋底との距離を縮めることにより、火炎と鍋底との接触面積を大きくして伝熱面積を大きくする方法が知られている。この場合、送風ファンを使って強制燃焼式とした全一次空気式バーナを用いると、非常に狭い燃焼空間で完全燃焼させることができるため、調理鍋との距離を極めて近づけることが可能となる。このため、全一次空気式バーナは、調理用こんろの高熱効率化にとって有効なバーナとなることが期待されている。
このような調理用こんろでは、コントローラからの指示によって、火力調節レバーにより設定される全一次空気式バーナの火力に対して、バーナに供給される燃料ガスの流量をガス比例弁により制御するとともに、バーナに供給される燃焼用一次空気の流量を送風ファンにより制御することによって弱火力から強火力まで火力調節している(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−139329号公報
しかしながら、上述したような調理用こんろでは、燃料ガスの流量を制御するための高価なガス比例弁を備えなければならず、しかも、構造が複雑となってしまうため、製造コストが上昇するという問題があった。
また、煮汁等により全一次空気式バーナの炎口が詰まってしまうと、通気抵抗が増し、ガス供給量(ガス比例弁の開度)に対応して設定された送風ファンの回転数では、十分な量の一次空気が供給できず、燃焼性能が悪化するという問題があった。
また、全一次空気式バーナは火炎が非常に短いため、バーナを調理鍋に近づけると、使用者から火がついているのかどうかが分かりにくくなってしまうという問題があった。
本発明は上記課題を解決し、全一次空気式のこんろバーナを備えたこんろにおいても、構造を単純化して安価に製造するとともに、炎口が詰まってしまっても燃焼不良となることを防止することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の請求項1記載のこんろは、
燃焼用空気を全て一次空気として取り込み調理鍋を加熱する全一次空気式のこんろバーナと、
ガス量調節レバーにより手動操作され、上記こんろバーナへの供給ガス量を調節するガス量調節弁と、
上記こんろバーナに燃焼用空気を供給するファンと、
上記ファンの回転数を制御するファン制御手段と
を備えたこんろにおいて、
上記こんろバーナを上方から覆うようにして、調理鍋を載置する五徳を設けるとともに、該五徳上に調理鍋がない場合に上記こんろバーナの上方を覆い隠し、調理鍋の載置時に上記こんろバーナを露出させるバーナ隠蔽手段と、
調理鍋が前記五徳に載置されるのに連動して、上記バーナ隠蔽手段を開成する一方、調理鍋が前記五徳からおろされるのに連動して、上記バーナ隠蔽手段を閉成する開閉手段と、
上記こんろバーナの温度を検出する温度検出手段を有するとともに、
上記ファン制御手段は、検出された上記こんろバーナの温度に基づいて上記ファンの回転数を制御することを要旨とするものであり、
本発明の請求項2記載のこんろは、
燃焼用空気を全て一次空気として取り込み調理鍋を加熱する全一次空気式のこんろバーナと、
ガス量調節レバーにより手動操作され、上記こんろバーナへの供給ガス量を調節するガス量調節弁と、
上記こんろバーナに燃焼用空気を供給するファンと、
上記ファンの回転数を制御するファン制御手段と
を備えたこんろにおいて、
上記こんろバーナを上方から覆うようにして、調理鍋を載置する五徳を設けるとともに、上記こんろバーナの消火時に上記こんろバーナの上方を覆い隠し、上記こんろバーナへの点火時に上記こんろバーナを露出させるバーナ隠蔽手段と、
上記こんろバーナへの点火に連動して、上記バーナ隠蔽手段を開成する一方、上記こんろバーナの消火に連動して、上記バーナ隠蔽手段を閉成する開閉手段と、
上記こんろバーナの温度を検出する温度検出手段を有するとともに、
上記ファン制御手段は、検出された上記こんろバーナの温度に基づいて上記ファンの回転数を制御することを特徴とするこんろ。
また、本発明の請求項記載のこんろは、上記請求項1または2記載のこんろにおいて、
上記こんろバーナの燃焼中に点灯する燃焼ランプを備えたことを要旨とする。
また、本発明の請求項記載のこんろは、上記請求項1〜3のいずれかに記載のこんろにおいて、
上記五徳の温度または上記こんろバーナの燃焼空間の雰囲気温度を検出する副温度検出手段と、
上記こんろバーナへの燃料ガスの供給量を調節するガス比例弁またはガス通路を遮断する遮断弁とを備え、
上記ガス比例弁または上記遮断弁は、検出された上記五徳の温度または燃焼空間の雰囲気温度の変化に基づいて、上記こんろバーナへの燃料ガスの供給量を調節または上記こんろバーナへの燃料ガスの供給を遮断することを要旨とする。
上記構成を有する本発明の請求項1または2記載のこんろは、温度検出手段がこんろバーナの温度を検出し、ファン制御手段が検出された温度に基づいてファンの回転数を制御することによって、全一次空気式のこんろバーナを良好に燃焼させる。すなわち、全一次空気式バーナでは、バーナの温度と一次空気率(λ)との間に相関関係があるため、バーナ温度に基づいてバーナが安定した燃焼が行えるような一次空気率となるようにファンの回転数を制御することにより、火力調節レバーによって手動でガス量を変化させて火力を調節しても、常に良好に燃焼させることができる。このため、全一次空気式のこんろバーナを備えたこんろであっても、高価なガス比例弁を用いずに手動のガス量調節レバーに連動したニードル弁で火力を良好に可変することが可能となるため、構造を単純化させて安価に製造できるようになる。
また、全一次空気式のこんろバーナが高温となりすぎる一次空気率(例えば、λ=1.0〜1.1)を避けるように、ファンの回転数を制御することによってこんろバーナの耐久性能を向上させることができる。
しかも、煮汁等によって炎口が詰まってきて通気抵抗が増しても、ファンの回転数はこんろバーナの温度が所定の温度となるように制御されるため、すなわち、炎口が詰まる前よりも大きな回転数となるように制御されるため、十分な量の一次空気を供給することができ、良好に燃焼させることができる。
また、徳上に調理鍋が載置されていない時またはこんろバーナの消火時には、隠蔽手段がこんろバーナの上方を覆い隠し、そして、調理鍋が載置された時または点火動作時に連動してこんろバーナを露出させる。このため、調理鍋がない際にもこんろバーナの炎口への煮汁等の落下を防ぎ、炎口詰まりを防止できる。
また、本発明の請求項記載のこんろは、こんろバーナの燃焼中には燃焼ランプが点灯するため、火炎が短い全一次空気式のこんろバーナが調理鍋の下方に隠れていても火炎があるかないかがよく分かり安全に使用できる。
また、本発明の請求項記載のこんろは、副温度検出手段が五徳の温度または燃焼空間の雰囲気温度を検出し、ガス比例弁または遮断弁が検出された温度の変化に基づいてこんろバーナへの燃料ガスの供給量を調節またはこんろバーナへの燃料ガスの供給を遮断する。例えば、全一次空気式のこんろバーナは非常に狭い燃焼空間で燃焼しているために、調理鍋を五徳からおろすと、一般的なブンゼンバーナと比べて五徳または燃焼空間の温度が急激に下がるので、こうした場合には供給ガス量を絞って弱火にするかまたは消火する。
このため、火炎が見えにくい全一次空気式のこんろバーナを用いても、調理鍋をおろした際に急に火炎が現れることを防止でき、安全に使用できる。
以上説明した本発明の構成・作用を一層明らかにするために、以下本発明のこんろの好適な実施例について説明する。
本発明の実施例1としてのガスこんろについて、図1、図2を用いて説明する。
ガスこんろ1は、図1に示すように、トッププレート2に開口3が設けられ、その開口3の中央位置に全一次空気式のこんろバーナ4が設けられる。こんろバーナ4を上方から覆うようにして、調理鍋を載置するリング状の五徳5がトッププレート2上に配置される。
こんろバーナ4は、燃焼用空気全てを一次空気として取り込む全一次空気式バーナであるから非常に狭い燃焼空間で完全燃焼することができるので、調理鍋との距離を極めて近く設定することができる(例えば、調理鍋の鍋底とこんろバーナ4の燃焼面との距離を10mmに設定できる。)。
また、こんろバーナ4の近傍には、点火用の電極6と火炎検出用の熱電対7とが設けられる。
こんろバーナ4は、燃料ガスと一次空気とを混合するバーナ本体8と、混合ガスを表面燃焼させるバーナヘッド9とを備える。バーナ本体8は、上面が開口された中空のろうと状に形成される。バーナヘッド9は、表裏方向に貫通する多数の炎口を備えたセラミック製の燃焼プレートであって、バーナ本体8の上面開口に装着される。このため、炎口は、上方を向いて、すなわち鍋底と対向するように設けられる。
バーナ本体8の基端部には、燃料ガスが供給されるガスノズル10が設けられ、ガスノズル10へはガス管11が接続される。そして、ガス管11には、手動のガス量調節レバー12によって操作され、ガス通路面積を調節して供給ガス量を調節する例えばニードル弁13が設けられる。また、ガスノズル10の周りには、一次空気を取り込む一次空気吸入口14が設けられ、この一次空気吸入口14へは送風ファン15に接続された送風管16が接続される。
バーナヘッド9の裏面には、こんろバーナ4の温度を検出するためのサーミスタ17が設けられる。
また、このガスこんろ1には、こんろバーナ4の燃焼中に、すなわち熱電対7によって火炎が検出されている間に点灯する燃焼ランプ18が設けられる。
送風ファン15や、サーミスタ17、燃焼ランプ18、電極6、熱電対7は、ガスこんろ1の燃焼を制御するコントローラ19に接続される。このコントローラ19は、主要部をマイコンによって構成される。
上述したガスこんろ1によれば、こんろバーナ4が燃焼を開始するとサーミスタ17がバーナヘッド9の裏面の温度を検出し、その検出された温度に基づいてコントローラ19が送風ファン15の回転数、すなわちこんろバーナ4への一次空気供給量を調整する。また、こんろバーナ4の燃焼中には、燃焼ランプ18が点灯する。
バーナヘッド9の裏面の温度と一次空気率(λ:理論空気量に対する実際に供給される一次空気の量の比)との間には、図2に示すような相関関係が存在する。図中のA曲線は、ガス供給量が最大(4000kcal/h)、すなわち強火力の時の関係を示す曲線であり、B曲線は、ガス供給量が最小(400kcal/h)、すなわち弱火力の時の関係を示す曲線である。
全一次空気式バーナは、一次空気率が1.0〜1.4の範囲で良好に燃焼する。λが1.0より小さいと不完全燃焼となり、1.4よりも大きいと火炎がリフトし始める。また、一次空気率が1.0〜1.2の範囲では、こんろバーナ4の温度が高くなりすぎこんろバーナ4の耐久性能に問題が生じてくるので、こんろバーナ4はλ=1.2〜1.4の範囲で燃焼させることが望ましい。
一次空気率がこの範囲になるためには、バーナヘッド9の裏面温度が、強火力の場合には450℃〜350℃である必要があり、弱火力の場合には400℃〜250℃である必要がある。従って、バーナヘッド9の裏面温度が400℃〜350℃であれば、強火力から弱火力にいたる全ての火力調節範囲で一次空気率を1.2〜1.4の間に保つことができ、こんろバーナ4を良好に燃焼させることが可能となるのである。
従って、バーナヘッド9の裏面温度が400℃〜350℃となるように送風ファン15の回転数を制御することにより、すなわち、400℃よりも高温の場合には回転数を上げ、350℃よりも低温の場合には回転数を下げることにより、火力調節レバー12によって手動操作でニードル弁13を操作してガス量を変化させて火力を調節しても、こんろバーナ4を常に良好に燃焼させることができる。このため、全一次空気式のこんろバーナ4を備えたこんろであっても、高価なガス比例弁を用いずに手動のガス量調節レバー12で火力を良好に可変することが可能となるため、構造を単純化させて安価に製造できるようになる。
また、全一次空気式バーナが高温となりすぎる一次空気率(λ=1.0〜1.2)をさけるように、送風ファン15の回転数を制御することによってこんろバーナ4の耐久性能を向上させることができる。
しかも、煮汁等によってこんろバーナ4の炎口が詰まってきて通気抵抗が増しても、送風ファン15の回転数はこんろバーナ4の温度が所定の温度となるように制御されるため、すなわち、炎口が詰まる前よりも大きな回転数となるように制御されるため、十分な量の一次空気を供給することができ、良好に燃焼させることができる。
また、こんろバーナ4の燃焼中には燃焼ランプ18が点灯するため、火炎が短い全一次空気式バーナが調理鍋の下方に隠れていても火炎があるかないかがよく分かり安全に使用できる。
尚、本実施例では、こんろバーナ4の温度としてバーナヘッド9の裏面温度を検出しているが、これに限ったものではなく、例えばバーナヘッド9の表面温度など、バーナヘッド9の任意な部分の温度を検出するようにしても構わない。
次に、実施例2のガスこんろについて図3〜図5を用いて説明する。尚、実施例1と異なる部分について説明し、重複する部分に関しては同一符号を付してその説明を省略する。実施例2は、調理鍋が五徳5上に載置されていない時に、こんろバーナ4の上方を覆い隠す隠蔽手段としてのシャッターを備えた点が実施例1とは異なる。
こんろバーナ4と調理鍋との間には、スライド式のシャッター220が設けられる。シャッター220は左右の二枚の平板221からなり、こんろバーナ4が載置されていない時には、それぞれの平板221が中央(こんろバーナ4側)によってこんろバーナ4の上方を覆い隠している(図3)。そして、こんろバーナ4が載置された際には、それぞれの平板221が外側にスライド移動してこんろバーナ4の上方が露出される(図4)。
ここで、シャッター220を動かす機構について簡単に説明する。
五徳5の横側には、図5に示すように、上下に摺動可能な連動棒222が設けられており、この連動棒222は図示しない付勢バネによって上方向に付勢されて、通常時は五徳5の上面よりも上方に突出している。調理鍋を載置すると連動棒222は鍋底に押されて下方へ移動する。そして、連動棒222が下がるとスイッチ224が押され、コントローラ219からの指示により左右の平板221にそれぞれ備えられたモータ(図示せず)が作動する。モータにはそれぞれ歯車227がついており、この歯車227が平板221の裏面に形成されたガイド溝228と噛み合いながら回転することによってシャッター220は開成される。一方、調理鍋をおろして連動棒222が上方へ移動してスイッチ224から離れると、モータが逆回転してシャッター220を閉成する。
また、連動棒222が下がることによりメカ的にシャッター220が開閉するようにしてもよい。
また、こんろバーナ4の図示しない点火ボタンの押し操作に連動してシャッター220が開閉するようにしてもよい。この場合には、点火ボタンの裏面にスイッチを設けておき、点火時の押し操作によりスイッチがONされ上述したモータが駆動してシャッター220を開成する。そして、消火時の押し操作によりスイッチがOFFされると、モータが逆回転してシャッター220を閉成する。
上述したガスこんろ201によれば、五徳5上に調理鍋が載置されていない時には、シャッター220がこんろバーナ4の上方を覆い隠し、そして、調理鍋が載置された時または点火動作時に連動してこんろバーナ4を露出させる。このため、調理鍋がない際にもこんろバーナ4の炎口への煮汁等の落下を防ぎ、炎口詰まりを防止できる。
次に、実施例3のガスこんろについて図6を用いて説明する。尚、実施例1と異なる部分について説明し、重複する部分に関しては同一符号を付してその説明を省略する。実施例3は、五徳5またはこんろバーナ4の燃焼空間の雰囲気温度を検出する副サーミスタを備え、検出された温度の変化に基づいてこんろバーナ4への供給ガス量を調節する点が実施例1とは異なる。尚、ここでいう燃焼空間とは、調理鍋の底面と五徳5とこんろバーナ4とで囲まれた空間を指すが、この領域において火炎の部分の温度は直接検出しない方が好ましい。
五徳5の裏面には、五徳5の温度を検出する副サーミスタ325が設けられ、この副サーミスタ325はコントローラ319に接続される。
また、ガス管11には、ガス通路面積を調節してこんろバーナ4への供給ガス量を調節するガス比例弁326が設けられ、このガス比例弁326はコントローラ319に接続される。
上述したガスこんろ301によれば、こんろバーナ4が燃焼を開始すると副サーミスタ325が五徳5の温度を検出し、検出された温度が急激に低下した場合には、こんろバーナ4への供給ガス量をガス比例弁326で絞って弱火にする。すなわち、全一次空気式バーナは非常に狭い燃焼空間で燃焼しているために、調理鍋を五徳5からおろすと、五徳5の温度が急激に下がるので、このことから五徳5がおろされたことが分かるのである。このため、火炎が見えにくい全一次空気式バーナを用いても、調理鍋をおろした際に急に大きな火炎が現れることを防止でき、安全に使用できる。
また、ガス比例弁のかわりにガス通路を遮断する遮断弁を設けておき、急激な温度変化が生じた時に、火力を絞るのではなく、ガス通路を遮断してこんろバーナ4を消火するように構成しても構わない。
また、副サーミスタ325を五徳5の裏面ではなく、こんろバーナ4と調理鍋との間の燃焼空間に設けて、燃焼空間の雰囲気温度の変化に基づいてこんろバーナ4の火力を絞ったり、消火するようにしてもよい。
以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
調理台に載置して使われるテーブルこんろや調理台に組み込んで使われるビルトインこんろ等に適用可能である。
実施例1としてのガスこんろの概略構成図である。 一次空気率とこんろバーナの温度との相関関係を示すグラフである。 実施例2としてのガスこんろの概略構成図である。(シャッター閉) 実施例2としてのガスこんろの概略構成図である。(シャッター開) 実施例2のシャッターの開閉機構を示す説明図である。 実施例3としてのガスこんろの概略構成図である。
符号の説明
1、201、301 ガスこんろ
4 こんろバーナ
5 五徳
12 ガス量調節レバー
13 ニードル弁
15 送風ファン
17 サーミスタ
18 燃焼ランプ
19、219、319 コントローラ
220 シャッター
325 副サーミスタ
326 ガス比例弁

Claims (4)

  1. 燃焼用空気を全て一次空気として取り込み調理鍋を加熱する全一次空気式のこんろバーナと、
    ガス量調節レバーにより手動操作され、上記こんろバーナへの供給ガス量を調節するガス量調節弁と、
    上記こんろバーナに燃焼用空気を供給するファンと、
    上記ファンの回転数を制御するファン制御手段と
    を備えたこんろにおいて、
    上記こんろバーナを上方から覆うようにして、調理鍋を載置する五徳を設けるとともに、該五徳上に調理鍋がない場合に上記こんろバーナの上方を覆い隠し、調理鍋の載置時に上記こんろバーナを露出させるバーナ隠蔽手段と、
    調理鍋が前記五徳に載置されるのに連動して、上記バーナ隠蔽手段を開成する一方、調理鍋が前記五徳からおろされるのに連動して、上記バーナ隠蔽手段を閉成する開閉手段と、
    上記こんろバーナの温度を検出する温度検出手段を有するとともに、
    上記ファン制御手段は、検出された上記こんろバーナの温度に基づいて上記ファンの回転数を制御することを特徴とするこんろ。
  2. 燃焼用空気を全て一次空気として取り込み調理鍋を加熱する全一次空気式のこんろバーナと、
    ガス量調節レバーにより手動操作され、上記こんろバーナへの供給ガス量を調節するガス量調節弁と、
    上記こんろバーナに燃焼用空気を供給するファンと、
    上記ファンの回転数を制御するファン制御手段と
    を備えたこんろにおいて、
    上記こんろバーナを上方から覆うようにして、調理鍋を載置する五徳を設けるとともに、上記こんろバーナの消火時に上記こんろバーナの上方を覆い隠し、上記こんろバーナへの点火時に上記こんろバーナを露出させるバーナ隠蔽手段と、
    上記こんろバーナへの点火に連動して、上記バーナ隠蔽手段を開成する一方、上記こんろバーナの消火に連動して、上記バーナ隠蔽手段を閉成する開閉手段と、
    上記こんろバーナの温度を検出する温度検出手段を有するとともに、
    上記ファン制御手段は、検出された上記こんろバーナの温度に基づいて上記ファンの回転数を制御することを特徴とするこんろ。
  3. 上記こんろバーナの燃焼中に点灯する燃焼ランプを備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のこんろ。
  4. 上記五徳の温度または上記こんろバーナの燃焼空間の雰囲気温度を検出する副温度検出手段と、
    上記こんろバーナへの燃料ガスの供給量を調節するガス比例弁またはガス通路を遮断する遮断弁とを備え、
    上記ガス比例弁または上記遮断弁は、検出された上記五徳の温度または燃焼空間の雰囲気温度の変化に基づいて、上記こんろバーナへの燃料ガスの供給量を調節または上記こんろバーナへの燃料ガスの供給を遮断することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のこんろ。
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