JP4375797B2 - 加熱調理器 - Google Patents
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Description
一般に、ガスコンロでは、発熱量が0.49kW〜4.2kWで火力調節されるようにコンロバーナへのガス供給量が設定され、ガスグリルでは、発熱量が1.89kW〜2.0kWで火力調節されるようにグリルバーナのガス供給量が設定されている。尚、バーナの種類により、この火力調整範囲は異なる。
例えば、ガスグリルで魚焼料理をするとき、焼色(焦げ目)を適度に付けたい場合が有る。加熱調理時間を長くすれば、焼色はつくものの、魚の中身まで乾燥してしまい美味しさが失われてしまう。こうした場合、加熱調理の途中で一時的に火力調整範囲を越えるほどの強火にすれば、魚の種類によっては中身を乾燥させることなく適度な焼色をつけることができるのであるが、ガスバーナの発熱量の制限により実現できない。
また、ガスコンロにおいても、中華鍋を使った焼飯、野菜炒めといった調理においては、家庭用のコンロの発熱量では良好に調理できない。かといって、コンロバーナ自体を大能力タイプのものにすれば、今まで行えていたとろ火調理が出来なくなってしまう。
所定発熱量以下で燃焼するように燃料ガス供給量が制限されて被調理物を加熱するバーナを備えた加熱調理器において、
上記バーナを一時的に上記所定発熱量を越える発熱量で燃焼させるように上記燃料ガス供給量を増大させるブースト手段と、
上記被調理物への加熱力を増大するために、使用者が上記ブースト手段の作動を随時指示可能な操作手段と
を備えたことを要旨とする。
上記バーナは、加熱調理時に常に燃料ガスが供給されて燃焼する主バーナと、上記ブースト手段の作動指示を受けたときにのみ燃料ガスが供給されて燃焼する補助バーナとから構成されることを要旨とする。
上記ブースト手段が作動しているときにのみ、上記バーナに燃焼用空気を供給するファンを備えたことを要旨とする。
上記ブースト手段が作動しているときにのみ、上記バーナの炎口面積を増大させることを要旨とする。
上記ブースト手段の作動を所定の制限期間以内に制限する期間制限手段を備えたことを要旨とする。
上記ブースト手段を作動させた場合であっても、燃焼動作の終了後の次回点火時には上記ブースト手段が作動しないようにリセットするリセット手段を備えたことを要旨とする。
上記バーナの点火動作に連動して上記ブースト手段を作動させることを要旨とする。
上記ブースト手段の動作を上記バーナの点火動作に連動させるモードと連動させないモードとを選択するモード選択手段を備えたことを要旨とする。
上記点火動作に連動して上記ブースト手段を作動させたときの上記制限期間に比べて、上記バーナの燃焼中の途中から上記ブースト手段を作動させたときの上記制限期間を短くしたことを要旨とする。
ガスコンロに適用したことを要旨とする。
ガスグリルに適用したことを要旨とする。
上記操作手段は、グリル庫内で調理する被調理物に焼色を付けるように操作指示する焼色付け指示手段であることを要旨とする。
従って、火力にあまり制約されることなく料理方法に適した加熱調理が可能となり、調理性能も向上する。
しかも、ブースト作動させない通常時においては、従来通りの火力が得られるため、絞り性能も維持できる。
一般に、バーナの燃料供給口にガスノズルを臨ませ、燃料ガスの噴出力でノズルの周囲から燃焼用空気を吸引するものでは、ノズルのガス供給圧力を増大すれば、それに伴って燃焼用空気の吸入も増大されるが、ガス供給圧力を増大させずにガス供給量を増大させる場合には燃焼用空気の吸入量が増大しないため、こうした後者のタイプでは特に有効なものとなる。
また、一般に、強火力で調理した場合には、熱効率が低下するが、この期間が制限されるため熱効率の低下による燃料消費量の増大も抑制できる。
特に、点火時は、調理容器や調理室等が冷えているため、例えばグリルの場合には調理開始するまでの予加熱(グリル庫内の加熱)時間が短縮され、また、コンロの場合では、鍋のお湯を短時間で沸す場合に適している。
例えば、たまに中華鍋を使って炒め料理をする場合には、日頃使う火力よりも強い火力で調理できるため、良好な調理が可能となる。
また、調理の途中からブースト作動させることで、魚自身を乾燥させてしまうこと無く、適度な焦げ目(焼け色)を付けることが出来る。
図1に示すビルトインコンロ1は、キッチンカウンターに組み込まれるもので、トッププレート2の左右の開口からコンロバーナ3L,3Rに臨ませた二組のコンロ部4L,4Rと、本体の中央に設けられるグリル5とを備える。
本体正面には、魚等の被調理物Fを出し入れするグリル扉6を中央に備え、更にその両側には、二組のコンロバーナ3L,3Rをそれぞれ点火/消火操作するための点消火ボタン7L,7Rと、グリル5のグリルバーナ3Gを点火/消火するための点消火ボタン7Gとを備える。尚、それぞれのバーナ3L,3R,3G及び点消火ボタン7L,7R,7Gを区別しない時には単にバーナ3及び点消火ボタン7と呼ぶ。
各点消火ボタン7は、その上方にそれぞれのバーナ3の火力を通常の火力調節範囲で調節する火力調節レバー8を備える。本実施例では、この火力調節レバー8によりコンロバーナ3は0.49kW〜4.2kWの範囲に調節され、グリルバーナ3は1.89kW〜2.0kWの範囲に調節される。尚、本発明の所定発熱量以下とは、火力調節レバー8等の通常の火力調節器で調節可能な最大発熱量以下を意味する。
器体の前面パネルの右下には、ブースト状態の継続時間を設定するためのタイマー調節レバー11(図3参照)が設けられる。ブースト状態は、最大2分以下に制限され、0〜2分の間で調節可能となっている。
また、点火時から自動的にブースト状態でスタートする点火ブーストモードと、通常の火力で点火されるノーマルモードとに切替え可能で、そのモードを切り替えるモード切替スイッチ12が器体の前面パネルの右上に設けられる。
尚、ブーストモードが設定されている時の点火時のブースト状態は上述したタイマー調節レバー11による調節時間に関係なく所定時間(T1:例えば3分)だけ常に継続される。言い換えれば、タイマー調節レバー11は、調理中に使用者がブーストスイッチ9を操作した時のブースト状態の継続時間(T2)を調節するものである。また、モード切替スイッチ12とタイマー調節レバー11とは、コンロ部4L,4Rとグリル5とに共通して使用される。
尚、図中において符号21は、排気口20に装着され、ゴミ等の侵入を防止する排気キャップである。
器具内に配設されるガス配管22(破線にて示す)には、その上流側からバーナ3の燃焼時のみ開弁保持される電磁安全弁23と、点火/消火操作に伴ってガス供給路を開閉する主弁24と、火力調節レバー8により調節されガス供給圧を調整してバーナ3の火力を調整するガス量調整弁25と、バーナ3への最大ガス供給圧を制限して供給ガス圧を定格ガス圧以下に制限するオリフィス26と、ガス量調整弁25及びオリフィス26を迂回するブースト管27と、このブースト管27を開閉する電磁弁28とが備えられる。
ガス配管22のバーナ3側の先端にはガスノズル32が設けられる。ガスノズル32の開口径は、オリフィス26の通路径よりも大きく、通常使用時においては最大ガス供給圧はこのオリフィス26で制限され、後述する電磁弁28を開弁したブースト状態では最大ガス供給圧はこのガスノズル32の開口径で制限される。バーナ3の燃焼用一次空気は、ガスノズル32の周囲に設けられた空気吸入口からの燃料ガスの噴出に伴って吸引される。この際の空気吸入量は、ガス供給圧に依存するため、本実施例のようにガス供給圧を増大させてガス供給量を増大させる構成であると、空気吸入量も燃料ガス供給量の増大とともに増大する。従って、ブースト状態においても燃焼用空気は十分に供給され、燃焼不良となることはない。
また、プッシュプッシュ機構の進退動を利用して、点消火ボタン7が押されて主弁24が開弁している時にONするコックスイッチ30が設けられる。
器体本体内には、バーナ3の燃焼を制御するコントローラ31が設けられる。
このコントローラ31は、マイコンを主要部とし、各種制御プログラムを記憶するメモリやソフトウェアタイマー等を備えるとともに、上述した点火器、炎検知器、電磁安全弁23の電磁コイル29、電磁弁28、コックスイッチ30が接続されるとともに、器体前面パネルに設けたブーストスイッチ9、ブーストランプ10、タイマー調節レバー11、モード切替スイッチ12が接続される。
また、炎検出器から発生する熱起電力が所定値以上になった時に着火ありと判断して電磁安全弁23の電磁コイル29に通電し、所定値以下の時には失火(不着火及び途中失火)したと判断して通電を停止する駆動回路を備える。
尚、ブーストスイッチ9、ブーストランプ10は、それぞれ3組がコントローラ31に接続されるが、図4においては1組のみを記載して他は省略している。
点火操作が行われると、まず、点火ブーストモードか否かを判断する(S1)。本体正面に設けた操作部のモード切替スイッチ12により予め点火ブーストモードが選択されているときには(S1:YES)、電磁弁28を開弁しブーストランプ10を点灯する(S2)。これと同時に第1タイマーの計時をスタートさせる(S3)。
一方、点火ブーストモードが選択されていない場合には(S1:NO)、こうした処理を省略する。
そして、点火動作を行う(S4)。つまり、点火器を作動させるとともに、電磁安全弁23に通電して開弁保持する。この電磁安全弁23は、炎検知器により炎有りと検知されているときに通電維持されるもので、立ち消え安全装置として働く。
続いて、ブーストスイッチ9の操作が行われたか否かを判断し(S5)、ブーストスイッチ9操作があった場合には(S5:YES)、現在ブースト動作中でなければ(S6:YES)、ブースト状態に切り替えるために電磁弁28を開弁しブーストランプ10を点灯する(S7)。同時に第2タイマーの計時をスタートさせる(S8)。このとき、バーナ3へのガス供給量はオリフィス26による制限が解除されて増大する。
一方、現在ブースト動作中であれば(S6:NO)、ブースト動作を停止させるために、電磁弁28を閉弁しブーストランプ10を消灯する(S9)。同時に第1タイマーおよび第2タイマーの計時を停止し、リセットしておく(S10)。こうして、バーナ3の燃焼量は定格量以下に制限され、通常の燃焼状態に戻る。
また、ブーストスイッチ9の操作が行われない場合は、これらの処理を飛ばして次のステップに進む。
こうした処理は、点火から消火まで常時繰り返し行われ、消火操作を検知すると(S13:YES)、電磁弁28の閉弁、ブーストランプ10の消灯(S14)、各タイマーのリセットを行い(S15)、消火処理(電磁安全弁23への通電停止)を実行して(S16)本ルーチンを終了する。
加熱調理中に、通常の火力調整範囲を越える強火力が必要となった時、使用者が随時ブーストスイッチ9を操作することで、一時的に強火力が得られるため、例えば、グリル調理において、魚の中身を乾燥させることなく表面に適度な焦げ目をつけることができる。また、コンロ部4においても、中華鍋を利用した強火力の必要な料理でも良好に調理することが出来る。また、お湯をいち早く沸したい時などにも便利である。
また、点火ブーストモードを選択した場合には、点火時から通常の火力調整範囲を越える強火力で燃焼開始するため、特にグリル5では庫内温度の立ち上がりが早くなって、調理開始までの待ち時間も短くなる。つまり、グリル調理の場合、点火時にはグリル庫13内が冷えているため、グリル庫13内が調理可能な温度になるまでかなり時間を要していたが、このブースト機能で早く庫内が適温になりトータルとして調理時間が短くなる。
しかも、所定時間継続するとかならず、通常の火力に戻るため、器具への過熱や被調理物への過熱も防止され安全である。また、一般に、強火力で調理した場合には、熱効率が低下するが、この期間が制限されるため熱効率の低下による燃料消費量の増大も抑制できる。
また、点火ブーストモードを選択していない場合は、前回の使用時にブースト動作を行っていても、その消火時にブースト動作を停止して次回の点火時にブースト動作が開始されないようにリセットするため(S14,S15)、使用者の意志に反して点火時にブースト動作が開始されないため安全である。
また、点火ブーストモードを選択できるため、使用者の好みにも対応できる。つまり、常に点火時には強火力を望む使用者も、点火時には通常の火力を望む使用者にも使えるものである。
更に、点火時からのブースト動作の制限時間(T1)よりも、燃焼途中から開始するブースト動作の制限時間(T2)を短くしているため、一層安全である。つまり、燃焼途中でブースト動作するときは、器体自体がすでに高温になっているため、冷えた点火時に比べては制限時間を短くすることで器体の過熱を防止して安全性を向上するのである。
また、バーナ自体を大型化して能力アップを図るものではないため、それに伴うコストアップも生じず、ローコストで実施でき、しかも従来通りのとろ火調理も可能である。
すなわち、図5に示したブースト制御フロー(第1実施例のフローチャート)のステップ2及びステップ7で電磁弁28を開弁してバーナ3への供給ガス量を増大させるブーストアップ時に送風ファン33を同時に駆動してバーナ3への供給空気量も増大させ、ステップ9,12,14で電磁弁28を閉弁してバーナ3へのガス供給を通常状態に戻すときに、同時に送風ファン33の作動を止める。従って、ブーストアップ時にバーナ3への供給ガス量が通常時の供給ガス量よりも増えても、その増量分に応じて供給空気量も増加させることができるため、バーナ3に十分な量の燃焼用空気を供給することができ、バーナ3の燃焼性能を良好に維持できる。
つまり、第1実施例の電磁弁28の開閉動作(S2,S7,S9,S12,S14)に代えてこの補助電磁弁34を開閉する。従って、ブーストアップ時には、主バーナ3mとは別に設けた補助バーナ3hで加熱料理を補助するため、通常の加熱調理に使用する主バーナ3mの負担が軽く、燃焼不良を生じない。
バーナ本体35は、その外周の内面側に全周にわたって内側に突出した段差部43が設けられており、この段差部43がバーナヘッド37の載置部となる。バーナヘッド37は、段差部43にスリット溝38を形成している外周リングの下端が当接することによってバーナ本体35上に載置される。従って、スリット溝38の内、バーナ本体35の上面よりも上方に露出している部分が炎口36となり、バーナ本体35内にかくれている部分は炎口36とはならない。尚、図9中においては、炎口部にもハッチングを施している。
また、バーナ本体35の中央を貫通する貫通穴39には、バーナヘッド37の中央部の下面に当接しバーナヘッド37を上下動させる連動棒40が設けられる。従って、連動棒40が上方へ動くとバーナヘッド37も上方へ押されて動き炎口面積は増大する(図9参照)。
連動棒40の下端にはラックギア41が形成され、このラックギア41と噛み合うピニオンギア42が設けられる。すなわち、ピニオンギア42が回転すると、ラックギア41が上下に移動するいわゆるラックアンドピニオン構造を形成している。また、ピニオンギア42は図示しないモータに接続される。このモータはコントローラ31に接続され、ブーストスイッチ9を操作したブーストアップ時のみ動作してバーナヘッド37を上方へ持ち上げバーナ3の炎口面積を増大するように制御される。
すなわち、図5に示したブースト制御フロー(第1実施例のフローチャート)のステップ2及びステップ7で電磁弁28を開弁してバーナ3への供給ガス量を増大させるブーストアップ時にモータを同時に駆動させてバーナヘッド37を持ち上げ炎口面積を増大させ、ステップ9,12,14で電磁弁28を閉弁してバーナ3へのガス供給を通常状態に戻すときに、同時にモータを逆向きに駆動させてバーナヘッド37を通常位置に下げて、炎口面積を元に戻す。
従って、ブーストアップ時にバーナ3への供給ガス量が通常時の供給ガス量よりも増えても、その増量分に応じて炎口面積を増大させるため、炎口負荷の増大を抑えることができ、バーナ3の燃焼性能を良好に維持できる。
尚、グリルバーナについてもコンロバーナと同様にブーストアップ時に炎口面積を増大させるようにしてもよい。例えば、複数の開口を形成した2枚のプレートを重ね合わせ、開口の重なり部分を炎口とした炎口形成プレートを用い、プレートの相対位置関係をずらして炎口面積を調節するようにしてもよい。
例えば、ガス供給圧を制限する手段として本実施例ではオリフィス26を用いているが、ガスガバナを用いてもよい。
また、ブースト動作の期間制限は、タイマーで行ったが、例えば、グリル庫13内の温度を検出する温度センサを設け、グリル庫13内の温度が所定温度に達した時にブースト動作を終了するようにして、時間だけでなく他の物理現象を捉らえて行ってもよい。
また、本実施例では、点火ブーストモードをコンロバーナとグリルバーナの両方に適用しているが、グリルバーナのみあるいはコンロバーナのみに適用するようにしてもよい。あるいは、適用する方を選択できるように選択手段を設けてもよい。
また、グリル5のブーストスイッチ9あるいはその近傍に「焼色付け」といった操作案内を印刷等で表示することにより、このスイッチを操作することによってグリル庫13内の被調理物に焦げ目(焼色)をつけることができるということを使用者に分かりやすく示すことも可能である。
3L,3R コンロバーナ
3G グリルバーナ
5 グリル
9 ブーストスイッチ
11 タイマー調節スイッチ
12 モード切替スイッチ
25 ガス量調整弁
26 オリフィス
27 ブースト管
28 電磁弁
31 コントローラ
Claims (12)
- 所定発熱量以下で燃焼するように燃料ガス供給量が制限されて被調理物を加熱するバーナを備えた加熱調理器において、
上記バーナを一時的に上記所定発熱量を越える発熱量で燃焼させるように上記燃料ガス供給量を増大させるブースト手段と、
上記被調理物への加熱力を増大するために、使用者が上記ブースト手段の作動を随時指示可能な操作手段と
を備えたことを特徴とする加熱調理器。 - 上記バーナは、加熱調理時に常に燃料ガスが供給されて燃焼する主バーナと、上記ブースト手段の作動指示を受けたときにのみ燃料ガスが供給されて燃焼する補助バーナとから構成されることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
- 上記ブースト手段が作動しているときにのみ、上記バーナに燃焼用空気を供給するファンを備えたことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
- 上記ブースト手段が作動しているときにのみ、上記バーナの炎口面積を増大させることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
- 上記ブースト手段の作動を所定の制限期間以内に制限する期間制限手段を備えたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の加熱調理器。
- 上記ブースト手段を作動させた場合であっても、燃焼動作の終了後の次回点火時には上記ブースト手段が作動しないようにリセットするリセット手段を備えたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の加熱調理器。
- 上記バーナの点火動作に連動して上記ブースト手段を作動させることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の加熱調理器。
- 上記ブースト手段の動作を上記バーナの点火動作に連動させるモードと連動させないモードとを選択するモード選択手段を備えたことを特徴とする請求項7記載の加熱調理器。
- 上記点火動作に連動して上記ブースト手段を作動させたときの上記制限期間に比べて、上記バーナの燃焼中の途中から上記ブースト手段を作動させたときの上記制限期間を短くしたことを特徴とする請求項7または8記載の加熱調理器。
- ガスコンロに適用したことを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の加熱調理器。
- ガスグリルに適用したことを特徴とする請求項1〜10の何れかに記載の加熱調理器。
- 上記操作手段は、グリル庫内で調理する被調理物に焼色を付けるように操作指示する焼色付け指示手段であることを特徴とする請求項11記載の加熱調理器。
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