JP4545711B2 - クリップ - Google Patents

クリップ Download PDF

Info

Publication number
JP4545711B2
JP4545711B2 JP2006153729A JP2006153729A JP4545711B2 JP 4545711 B2 JP4545711 B2 JP 4545711B2 JP 2006153729 A JP2006153729 A JP 2006153729A JP 2006153729 A JP2006153729 A JP 2006153729A JP 4545711 B2 JP4545711 B2 JP 4545711B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
bush
clip
fastened
diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006153729A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007321900A (ja
Inventor
高広 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Pop Rivets and Fasteners Ltd
Original Assignee
Nippon Pop Rivets and Fasteners Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Pop Rivets and Fasteners Ltd filed Critical Nippon Pop Rivets and Fasteners Ltd
Priority to JP2006153729A priority Critical patent/JP4545711B2/ja
Priority to US11/755,353 priority patent/US7677850B2/en
Priority to EP07109252A priority patent/EP1862678A2/en
Publication of JP2007321900A publication Critical patent/JP2007321900A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4545711B2 publication Critical patent/JP4545711B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B19/00Bolts without screw-thread; Pins, including deformable elements; Rivets
    • F16B19/04Rivets; Spigots or the like fastened by riveting
    • F16B19/08Hollow rivets; Multi-part rivets
    • F16B19/10Hollow rivets; Multi-part rivets fastened by expanding mechanically
    • F16B19/1027Multi-part rivets
    • F16B19/1036Blind rivets
    • F16B19/1081Blind rivets fastened by a drive-pin
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B41/00Measures against loss of bolts, nuts, or pins; Measures against unauthorised operation of bolts, nuts or pins
    • F16B41/002Measures against loss of bolts, nuts or pins
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T24/00Buckles, buttons, clasps, etc.
    • Y10T24/34Combined diverse multipart fasteners
    • Y10T24/3401Buckle
    • Y10T24/3423Buckle and separable fastening means for attached fastener
    • Y10T24/3424Snap fastener

Description

本発明は、ピンと、このピンを受入れてピンの押込みによって外径を拡大させるブッシュとを有するクリップに関し、車体パネル等の被締結部材に他の締結部材を連結するのに適した、プラスチック製のクリップに関する。
ピンと、ピンを受入れるように中空に形成されたブッシュとから成り、ピンは、ブッシュの中空部に受入れられて、ブッシュの外径を拡大しない非締結位置から軸方向に押込んでブッシュ外径を拡大する締結位置に移動するように形成されている、プラスチック製のクリップは知られている。かかるクリップの1例が実開昭63−003513号公報(特許文献1)に記載されている。このクリップは、ピンがブッシュに押込まれて大径部がブッシュ内に挿入されると、ブッシュの側面部が半径方向外方に拡大して、その拡径部分とブッシュフランジとの間に被締結部材と締結部材とが挟持されて、被締結部材に締結部材が連結される。この特許文献1のクリップは、連結する被締結部材及び締結部材の厚さの範囲を広くする構成を有し、また、ピンをブッシュの中で締結位置から非締結位置に移動させることによって容易に取外しできる構成を有する。
特開平11−153113号公報(特許文献2)に記載のクリップは、側面が大きく開放して形成された、軸心に中空部が形成されたブッシュと、ブッシュの中空部に挿入される、特殊形状の押し広げ部を頭部に有するピンとを有する。ピンがブッシュに押込まれてピン頭部の押し広げ部がブッシュ内に挿入されると、開放された側面部分が半径方向外方に拡大して、その拡径部分とブッシュフランジとの間に被締結部材と締結部材とが挟持されて、被締結部材に締結部材が連結される。この特許文献2のクリップは、ブッシュの拡径範囲が大きく、取付穴の直径の範囲を広くする構成を有する。
特開2003−343528号公報(特許文献3)に記載のクリップは、外周の一部が切断されるように形成され、軸心に中空部が形成されたブッシュと、ブッシュの中空部に挿入されるピンとを有する。ピンがブッシュに押込まれてブッシュ内に挿入されると、切断されたから半径方向外方に拡大して、その拡径部分とブッシュフランジとの間に被締結部材と締結部材とが挟持されて、被締結部材に締結部材が連結される。
実開昭63−003513号公報 特開平11−153113号公報 特開2003−343528号公報
特許文献1のクリップは、連結する被締結部材及び締結部材の厚さの範囲を広くする構成であるため、ブッシュの長手方向全体にわたって拡径する構造であり、ブッシュが長く形成されるので、締結位置が長手方向に狭い場合には不向きである。特許文献2のクリップは、ピン頭部が特殊な形状をしており、加工に費用が増大する。また、特許文献2のクリップは、ピンとブッシュが組付けられていないため、ピンとブッシュが離れないようにして締結作業を行わねばならず、作業性がよくない。更に、特許文献1のクリップと同様に、ブッシュの長手方向全体にわたって拡径する構造であり、ブッシュが長く形成されるので、締結位置が長手方向に狭い場合には不向きである。特許文献3のクリップは、ブッシュの拡径部分が明確に拡大する構成ではないので、締結部材を被締結部材に連結する連結力が低くなるおそれがある。また、特許文献3のクリップは、ブッシュの拡径部分が明確に拡大する構成ではないので、ブッシュの長さが長く必要とされ、締結位置が長手方向に狭い場合には不向きである。
従って、本発明の目的は、ブッシュの拡径部分が明確に拡大するとともに、ブッシュの長さが短く形成でき、締結位置が長手方向に狭い場合にも適する、ブッシュにピンが組付けられた状態で作業できる、クリップを提供することにある。
かかる目的を達成するため、本発明によれば、ピンと、ピンを受入れるように中空に形成されたブッシュとから成り、ピンは、ブッシュの中空部に受入れられて、ブッシュの外径を拡大しない非締結位置から軸方向に押込んでブッシュ外径を拡大する締結位置に移動するように形成されている、プラスチック製のクリップであって、ピンは、ブッシュの中空部に収容される軸部と軸部の一端に形成されたピンフランジとを包含し、ブッシュは、ピン軸部を受入れる中空部が形成された、全体として環状の胴部と、胴部の一端に形成されたブッシュフランジとを包含し、ピンがブッシュに組付けられた状態においてピンの軸部がブッシュの胴部に収容されており、ブッシュの胴部は、全周の一部が、ピンの軸部を軸方向に直交する方向において受入れる開口を形成するように切断されており、胴部は、その周方向において開口に対向する位置に形成された可撓性の薄肉部と、周方向において薄肉部の両側に形成された、2つの剛性の半円筒状部とで形成されており、ブッシュフランジは、胴部の各半円筒状部の一端に形成された、2つの半円板状体で形成されており、ピンの軸部は、ピンがブッシュに組付けられた状態において胴部の中空部に収容されて胴部内に保持される棒状部と、棒状部の外周側面に、開口を塞ぐように半径方向外方に張出し且つ棒状部の長手方向に延びるように形成され張出部とを包含し、張出部は、ピンが非締結位置にあるとき胴部の外径を拡大しない状態で開口を塞ぐ、周方向において狭幅に形成された、先端側の狭幅部と、ピンが締結位置にあるとき胴部の外径を拡大するように広げられた開口を塞ぐ、周方向において広幅に形成された、ブッシュフランジ側の広幅部とを包含する、ことを特徴とするクリップが提供される。
上記のクリップにおいて、ピンは、ブッシュに対して、軸方向に直交する方向にブッシュ開口から押込んで非締結位置に組付けられ、これによって、ブッシュにピンが組付けられた状態で作業でき、ピンの押込みによってピン軸部の張出部の広幅部がブッシュ胴部の開口を広げて胴部全体を半径方向外方に拡大するので、ブッシュ胴部の拡径部分が明確に拡大するとともに、ブッシュ全体の長さが短く形成でき、締結位置が長手方向に狭い場合にも適する。
上記クリップにおいて、ピン軸部の棒状部は、ピンが非締結位置にあるとき胴部の外径を拡大しない状態で胴部の中空部に収容されるように張出部の狭幅部に対応して軸部先端側に位置する小径部と、ピンが締結位置にあるとき胴部の外径を拡大するように張出部の広幅部に対応してブッシュフランジ側に位置する第1大径部と、小径部が中空部に収容された状態で胴部から離脱しないように軸部先端に形成された、胴部の非締結状態の内径より大径の第2大径部とを有する。ピン軸部の張出部は、狭幅部から広幅部に続く部分が、周方向において狭幅から第2周方向幅へ徐々に広幅になるテーパ部として形成され、棒状部の小径部から第1大径部に続く部分が徐々に大径になるテーパ部として形成される。ピン軸部の棒状部の第1大径部の外面とブッシュの胴部内面とには、ピンがブッシュに締結位置にあるときピン軸部が胴部から半径方向外方に抜け出さないように締結位置を維持する係止手段が設けられている。ピン軸部の外面とブッシュの胴部内面とには、ピンをブッシュに対して非締結位置に維持する第1係合手段と、ピンをブッシュに対して締結位置に維持する第2係合手段とが設けられている。ブッシュの胴部の端縁には、当該クリップが締結される被締結部材の取付穴縁部に係合するように半径方向外方に突出する係合部が形成されている。
上記クリップにおいて、被締結部材の取付穴に締結部材の取付穴を整列させて両取付穴にクリップのブッシュ胴部を挿入し、ピンの軸部を非締結位置から締結位置に押込んでブッシュ胴部の外径を拡大させ、拡径した胴部とブッシュフランジとの間に被締結部材と締結部材とを挟持することによって、締結部材が被締結部材に連結される。そのクリップにおいて、ブッシュの胴部の軸方向長さは、連結される被締結部材と締結部材との厚さ以上であるが、締結部材の反対の側に被締結部材に連結されている、補強部材等の別の部材と被締結部材との間隔より短い長さにされる。ピンフランジは、ブッシュフランジに重なる大きさに形成され、ピンが締結位置にある状態でピンフランジはブッシュフランジに隣接しており、開口に細長い部材をこじ入れることによってピンフランジをブッシュフランジから引き離してピンを非締結位置に移動させることができる構成にされる。
以下、図面を参照しながら、本発明の1実施形態に係るクリップ1について説明する。クリップ1は、図1〜図4に図示のように、ピン2とブッシュ3とが組付けられて成る。ピン2は硬質プラスチックの一体成形品で成り、ブッシュ3も硬質プラスチックの一体成形品で成る。ピン2は、軸部5と軸部5の一端(図1、図3及び図4の上端)に形成されたピンフランジ6とを包含する。ブッシュ3は、ピン2の軸部5を受入れる中空部7が形成された、全体として環状の胴部9と、胴部9の一端(図1、図3及び図4の上端)に形成されたブッシュフランジ10とを包含する。ピン2は、ブッシュ3の胴部9の中空部7に受入れられて、ブッシュ胴部9の外径を拡大しない非締結位置において組付けられ、その非締結位置から軸方向(図1、図3及び図4の下方)に押込んで、胴部9の外径を拡大する締結位置に移動させることができるように形成されている。図1〜図4は、ピン2がブッシュ3に非締結位置において組付けられた状態を示している。ブッシュ3の詳細は、図5〜図8に示されている。また、ピン2の詳細は、図9〜図12に示されている。
ブッシュ3について、図5〜図8を参照して説明する。ブッシュ3は、ピン軸部5を受入れる中空部7が形成された、全体として環状の胴部9と、胴部9の一端(図5、図7、図9の上端)に形成されたブッシュフランジ10と、胴部の端縁(図5、図7、図9の下端縁)に、被締結部材の取付穴縁部に係合するように半径方向外方に突出するように形成された係合部11とを有する。胴部9は、全周の一部が、ピン2の軸部5を軸方向に直交する方向において受入れる開口13を形成するように切断されている。胴部9は、周方向において開口13に対向する位置に形成された可撓性の薄肉部14と、薄肉部14の、周方向において両側に形成された、2つの剛性の半円筒状部9A及び9Bとで形成されている。ブッシュフランジ10は、胴部9の半円筒状部9A、9Bの一端に、該端部から連続するように形成された、2つの半円板状体10A及び10Bで成る。半円板状体10A、10Bのそれぞれの端縁には、ピンフランジ6を受入れる凹部をブッシュフランジ10に形成するように立ち上がる端壁15が形成されている。
薄肉部14は、半円筒状部9A及び9Bより薄肉に形成され、周方向において短い幅で成り、軸方向に胴部9の長さよりやや短く延びて形成される。薄肉部14は、胴部9の外径を拡大するとき半円筒状部9A,9Bを半径方向外方に旋回するヒンジとして機能する可撓性と、組付けの前及びピン2が非締結位置にあるときには胴部外径を拡大しないように維持する弾性とを有する。薄肉部14の弾性によって、胴部9は中空部7の内径を一定に維持しており、ピン軸部5を中空部7に収容するときピン軸部5が開口13を拡げ中空部7の内径を大きくするように半円筒状部9A及び9Bが半径方向外方に撓んだ後、軸部5が中空部7に完全に収容されると、元の内径に戻すように半円筒状部9A及び9Bが復帰する。胴部9の内側は、図示のように、軽量化のために薄肉に形成されるとともに、一定の強度を維持するために半径方向内側に突出する軸方向のリブ17が複数個、周方向に間隔をおいて形成される。これらのリブ17の内、開口13に隣接する、2つのリブ17A(図6)は、ピン2がブッシュ3に締結位置にあるときピン軸部5が胴部9から半径方向外方に抜け出さないように締結位置を維持するための、胴部9の内側に設けられた係止手段として機能する。更に、胴部9の内側には、半径方向内側に突出し且つ周方向に部分的に延びるビード18が設けられ、ピン2をブッシュ3に対して非締結位置に維持する第1係合手段として機能するとともに、ピン2をブッシュ3に対して締結位置に維持する第2係合手段としても機能する。このビード18は、図6に図示のように、開口13に隣接する位置に2つ設けられるのが好ましい。胴部9の軸方向長さは、連結される被締結部材と締結部材の全厚さ以上ではあるが、被締結部材に連結されている、補強部材等の別の部材と被締結部材との間隔より短い長さに形成される。
ピン2について、図9〜図12を参照して説明する。ピン2は、ブッシュ3の胴部9の中空部7に収容される軸部5と、軸部5の一端(図9、図11、図12の上端)に形成されたピンフランジ6とを有する。軸部5は、ブッシュ3の胴部9の外径を拡大しない非締結位置と、その非締結位置から軸方向に押込んで胴部9の外径を拡大する締結位置と間を移動するように形成され。軸部5は、胴部9の開口13に、胴部9の軸方向に直交する方向に挿入されて胴部9に組付けられ、その組付け状態において軸部5はブッシュ3の胴部9の外径を拡大しない非締結位置にある。軸部5は、胴部9に組付けられた状態において中空部7に収容されて胴部9内に保持される棒状部19と、棒状部19の外周側面に、開口13の空間を塞ぐように半径方向外方に張出すとともに棒状部19の長手方向に全体に沿って延びるように形成された張出部21とを有する。
張出部21は、ピン2がブッシュ3に対して非締結位置にあるとき胴部9の外径を拡大しない状態で開口13を塞ぐように、周方向において狭幅に形成された、先端側の狭幅部22と、ピン2が締結位置にあるとき胴部9の外径を拡大するように広げられた開口13を塞ぐ、周方向において広幅に形成された、ピンフランジ6側の広幅部23とを有する。棒状部19は、ピン2が非締結位置にあるとき胴部9の外径を拡大しない状態で胴部9の中空部7に収容されるように張出部21の狭幅部22に対応して軸部先端側に位置する小径部25と、ピン2が締結位置にあるとき胴部9の外径を拡大するように張出部21の広幅部23に対応してピンフランジ6側に位置する第1大径部26と、小径部25が中空部7に収容された状態でピン2が胴部9から軸方向に離脱しないように軸部先端に形成された、胴部9の中空部7の非締結状態の内径より大径の第2大径部27とを有する。なお、第1大径部26は、図12に図示のように、軸部5の直径方向において張出部21の反対側の側面には第1大径部は形成されていない。この部分は、ブッシュ3の薄肉部14が対応するので胴部9の外径を拡大する必要がないからである。軸部5の張出部21は、狭幅部22から広幅部23に続く部分が、周方向において狭幅から第2周方向幅へ徐々に広幅になるテーパ部29として形成される。また、棒状部19は、小径部25から第1大径部26に続く部分が徐々に大径になるテーパ部30として形成される。軸部5が胴部9内で時軸方向に押込まれると、胴部9の開口13を塞ぐのは張出し部22の狭幅部22から広幅部23に移り、中空部7は棒状部19の小径部25から第1大径部26に移り、これによって、胴部9を拡径しない非締結位置から、胴部9を拡径する締結位置に移る。
軸部5の棒状部19の第1大径部26の外面には、ピン2がブッシュ3に対して締結位置にあるとき軸部5が胴部9から開口13を通って半径方向外方に抜け出さないように締結位置を維持する係止手段としての、ストッパ31が形成されている。図9及び図12においてストッパ31は1つ示されているが、背面側にもう1つのストッパが形成され、胴部9の開口13に隣接するリブ17Aに係止するように設けられている。軸部5の棒状部19の小径部25には、ブッシュ3の胴部9の内面のビード18(図6)を受入れてピン2をブッシュ3に対して非締結位置に維持する、第1係合手段としての第1溝33が形成されている。また、軸部5の第1大径部26には、胴部9のビード18を受入れてピン2をブッシュ3に対して締結位置に維持する、第2係合手段としての第2溝34が形成されている。図9及び図12において第1溝33及び第2溝34はそれぞれ1つ示されているが、背面側にも第1溝及び第2溝が形成され、胴部9の一対のビード18(図6)を受入れるように設けられている。更に、軸部5の棒状部19の先端の第2大径部27の先端面は、締結部材及び被締結部材の取付穴に挿入し易いように、テーパ面に形成されている。
上記構成で成るピン2とブッシュ3は図1〜図4の非締結位置の状態に組付けられる。組付けにおいて、ピン2の軸部5の棒状部19の小径部25が、ブッシュ3の胴部9の開口13に、ブッシュ3の軸方向に直交する方向において押付けられ、開口13を押し広げて中空部7に小径部25が収容される。軸部5が中空部7に収容されると、広がった開口13が胴部9の薄肉部14の弾性によって元の姿勢に戻り、開口13は、張出部21の狭幅部22によって塞がれる。中空部7に収容された軸部5は、第2大径部27によって胴部9から軸方向に離脱するのが防止されており、小径部25に形成された第1溝33に胴部9のビード18が嵌合して、ピン2はブッシュ3に対して非締結位置に保持される。更に、薄肉部14の弾性によって胴部9の半円筒状部9A及び9Bも元の姿勢になり、中空部7は軸部5の棒状部19の小径部25を包囲して軸部5が開口13から抜け出るのを阻止する。このように非締結位置に組付けられたクリップ1は、例えば、被締結部材に締結部材を連結するのに用いられる。
図13〜図17を参照して、クリップ1によって、車体パネル等の被締結部材35に部品やブラケット等の締結部材37を連結する作業を説明する。なお、被締結部材35には裏面側に補強材等の別の部材38が固着してある。取付穴39の直径は取付穴41の直径より大きく形成され、胴部9のブッシュフランジ10の係合部11の直径より小さく形成されている。また、被締結部材35の取付穴41の直径φDは胴部9の外径aより大きく形成されている。図13及び図14において、作業者は、締結部材37の取付穴39が被締結部材35の取付穴41に整列するように締結部材37を被締結部材35に配置し、クリップ1の軸部5を、第2大径部27を先頭にして取付穴39及び41に挿入する。被締結部材35の取付穴41の直径φDは、胴部9の係合部11の外径aより大きく形成されているので、胴部9は取付穴39及び41を容易に貫通する。前記のように、胴部9は、軸方向長さが、被締結部材35と締結部材37の全厚さ以上ではあるが、別の部材38と被締結部材35との間隔より短い長さに形成されているので、胴部9は、別の部材38に当接しないで、締結部材37及び被締結部材35に挿入される。このようにして、クリップ1が被締結部材35及び締結部材37に組付けられる。なお、図13の下部のクリップ1は、取付穴41との直径の大きさと胴部9の外径の大きさとを対比する説明の便宜のために記載されたものである。
クリップ1を締結部材37及び被締結部材35に挿入後又はその挿入の途中において、図15に示すように、ピンフランジ6をブッシュフランジ10に押込んで、ピン2をブッシュ3に対して非締結位置から締結位置に移動させる。これによって、締結部材37は、被締結部材35に連結される。
図16及び図17を参照して、締結部材37が被締結部材35に確実に連結されることを説明する。ピンフランジ6がブッシュフランジ10に押込まれて、ピン2がブッシュに対して締結位置に移動すると、軸部5の張出部21が、開口13の中で狭幅部22及びテーパ部29から広幅部23に至り、棒状部19も、中空部7の中で小径部25及びテーパ部30から第1大径部26に至り、胴部9の開口13を広げるとともに、胴部9の半円筒状部9A及び9Bを薄肉部14をヒンジとして半径方向外方に広げる。これによって、胴部9全体が半径方向外方に拡大し、胴部9の下端縁部の係合部11は、被締結部材35の裏面で半径方向外方に拡径し(図16の矢印42参照)、取付穴41の直径φDより大きい直径bに拡径する。図17の(A)は、ピン2がブッシュ3に対して非締結位置にあるクリップ1を示し、図17の(B)は、ピン2がブッシュ3に押込まれて締結位置にあるクリップ1を示している。(B)に図示のように、締結位置にあるクリップ1では、ブッシュ3の胴部9が半径方向外方に拡径する。従って、締結部材37と被締結部材35とがブッシュフランジ10と拡径した胴部9の係合部11とによって挟持され、これにより、締結部材37と被締結部材35が相互に連結される。
この締結位置は、ブッシュ3の胴部9の内面のビード18がピン2の軸部5の第1大径部26の第2溝34に嵌合することによって維持されるので、締結部材37と被締結部材35との連結は確実に維持される。また、締結位置において、ピン軸部5の棒状部19の第1大径部26に形成されてストッパ31が、ブッシュ3の胴部9の開口13に隣接するリブ17Aに係止するので、軸部5が胴部9の開口13を通って半径方向に抜け出るのが阻止され、これによっても締結部材37と被締結部材35との連結は確実に維持される。そして、胴部全体を半径方向外方に拡大することによって締結部材37と被締結部材35とを連結するので、ブッシュ胴部9の拡径部分が明確に拡大するとともに、ブッシュ3全体の長さも短く形成でき、別の部材38が隣接して狭い間隔(例えば、3mm)で設けられているような長手方向に狭い場合にも、軸方向に短い胴部9によって締結部材37と被締結部材35とを相互に確実に連結できる。このようにして、クリップ1は、簡単な操作で、裏面側の隙間が少ない被締結部材35に締結部材37を確実に連結できる。
連結された締結部材37を被締結部材35から取外す場合、図15に示す隙間43にスクリュードライバ等の細長い部材の先端をこじ入れて旋回又は回転させればピン2をブッシュ3から引上げることができ、ピン2を締結位置から非締結位置に移動させることができる。ピンフランジ6は、ブッシュフランジ10に重なる大きさに形成され、ピン2が締結位置にある状態ではピンフランジ6はブッシュフランジ10に隣接して開口13の部分に隙間43が形成される。この隙間43に細長い部材をこじ入れて動かすことによってピンフランジ6をブッシュフランジ10から引き離してピン2をブッシュ3に対する非締結位置に移動させる。これによって、クリップ1を被締結部材35及び締結部材37から取外すことができ、クリップ1の取外しによって、締結部材37を被締結部材35から取外すことができる。このように、取外し作業も簡単にできる。
本発明の1実施形態に係るクリップの左側面図である。 図1のクリップの底面図である。 図1のクリップの正面図である。 図2のクリップのA−A線断面図である。 図1のクリップのブッシュを上方から見た斜視図である。 図5のブッシュの平面図である。 図5のブッシュの正面図である。 図5のブッシュの右側面図である。 図1のクリップのピンを下方から見た斜視図である。 図9のピンの平面図である。 図9のピンの右側面図である。 図9のピンの正面図である。 図1のクリップを用いて締結部材を被締結部材に連結する前の状態を示す断面図である。 図13に示す、連結前の状態の斜視図である。 図1のクリップを用いて締結部材を被締結部材に連結した後の状態を示す斜視図である。 図15に示す、連結後の状態の断面図である。 (A)は、非締結状態にあるクリップを下方から見た斜視図、(B)は締結状態にあるクリップを下方から見た斜視図である。
符号の説明
1 クリップ
2 ピン
3 ブッシュ
5 ピンの軸部
6 ピンフランジ
7 中空部
9 ブッシュの胴部
9A、9B 胴部の半円筒状部
10 ブッシュフランジ
10A、10B ブッシュフランジの半円板状体
11 係合部
13 開口
14 薄肉部
15 端壁
17 リブ
17A リブ(係止手段)
18 ビード(第1及び第2係合手段))
19 棒状部
21 張出部
22 狭幅部
23 広幅部
25 小径部
26 第1大径部
27 第2大径部
29 張出部のテーパ部
30 棒状部のテーパ部
31 ストッパ(係止手段)
33 第1溝(第1係合手段)
34 第2溝(第2係合手段)
35 被締結部材
37 締結部材
38 別の部材
39、41 取付穴
43 隙間

Claims (10)

  1. ピンと、該ピンを受入れるように中空に形成されたブッシュとから成り、前記ピンは、前記ブッシュの中空部に受入れられて、該ブッシュの外径を拡大しない非締結位置から軸方向に押込んでブッシュ外径を拡大する締結位置に移動するように形成されている、プラスチック製のクリップであって、
    前記ピンは、前記ブッシュの中空部に収容される軸部と、該軸部の一端に形成されたピンフランジとを包含し、前記ブッシュは、前記ピン軸部を受入れる前記中空部が形成された、全体として環状の胴部と、該胴部の一端に形成されたブッシュフランジとを包含し、前記ピンが前記ブッシュに組付けられた状態において前記ピンの軸部が前記ブッシュの胴部に収容されており、
    前記ブッシュの胴部は、全周の一部が、前記ピンの軸部を軸方向に直交する方向において受入れる開口を形成するように切断されており、該胴部は、その周方向において前記開口に対向する位置に形成された可撓性の薄肉部と、周方向において前記薄肉部の両側に形成された、2つの剛性の半円筒状部とで形成されており、前記ブッシュフランジは、前記胴部の各半円筒状部の一端に形成された、2つの半円板状体で形成されており、
    前記ピンの軸部は、該ピンが前記ブッシュに組付けられた状態において前記胴部の中空部に収容されて該胴部内に保持される棒状部と、該棒状部の外周側面に、前記開口を塞ぐように半径方向外方に張出し且つ該棒状部の長手方向に延びるように形成され張出部とを包含し、
    前記張出部は、前記ピンが前記非締結位置にあるとき前記胴部の外径を拡大しない状態で前記開口を塞ぐ、周方向において狭幅に形成された、先端側の狭幅部と、前記ピンが前記締結位置にあるとき前記胴部の外径を拡大するように広げられた前記開口を塞ぐ、前記周方向において広幅に形成された、ブッシュフランジ側の広幅部とを包含する、
    ことを特徴とするクリップ。
  2. 請求項1に記載のクリップにおいて、前記薄肉部は、前記胴部の外径を拡大するとき前記半円筒状部を半径方向外方に旋回するヒンジとして機能する可撓性と、前記組付けの前及び前記ピンが前記非締結位置にあるときには前記胴部外径を拡大しないように維持する弾性とを有する、ことを特徴とするクリップ。
  3. 請求項1又は2に記載のクリップにおいて、前記ピン軸部の棒状部は、前記ピンが前記非締結位置にあるとき前記胴部の外径を拡大しない状態で前記胴部の中空部に収容されるように前記張出部の前記狭幅部に対応して軸部先端側に位置する小径部と、前記ピンが前記締結位置にあるとき前記胴部の外径を拡大するように前記張出部の広幅部に対応してブッシュフランジ側に位置する第1大径部と、前記小径部が前記中空部に収容された状態で前記胴部から離脱しないように軸部先端に形成された、該胴部の非締結状態の内径より大径の第2大径部とを有する、ことを特徴とするクリップ。
  4. 請求項3に記載のクリップにおいて、前記ピンの軸部の前記張出部は、前記狭幅部から前記広幅部に続く部分が、前記周方向において狭幅から前記第2周方向幅へ徐々に広幅になるテーパ部として形成され、前記棒状部の前記小径部から前記第1大径部に続く部分が徐々に大径になるテーパ部として形成されている、ことを特徴とするクリップ。
  5. 請求項3又は4に記載のクリップにおいて、前記ピン軸部の前記棒状部の前記第1大径部の外面と前記ブッシュの胴部内面とには、前記ピンが前記ブッシュに前記締結位置にあるとき前記ピン軸部が前記胴部から半径方向外方に抜け出さないように締結位置を維持する係止手段が設けられている、ことを特徴とするクリップ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のクリップにおいて、前記ピンの軸部の外面と前記ブッシュの胴部内面とには、前記ピンを前記ブッシュに対して前記非締結位置に維持する第1係合手段と、前記ピンを前記ブッシュに対して前記締結位置に維持する第2係合手段とが設けられている、ことを特徴とするクリップ。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のクリップにおいて、前記ブッシュの胴部の端縁には、当該クリップが締結される被締結部材の取付穴縁部に係合するように半径方向外方に突出する係合部が形成されている、ことを特徴とするクリップ。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のクリップにおいて、被締結部材の取付穴に締結部材の取付穴を整列させて該両取付穴に前記クリップのブッシュ胴部を挿入し、前記ピンの軸部を前記非締結位置から前記締結位置に押込んで前記ブッシュ胴部の外径を拡大させ、拡径した該胴部と前記ブッシュフランジとの間に前記被締結部材と前記締結部材とを挟持することによって、前記締結部材が前記被締結部材に連結される、ことを特徴とするクリップ。
  9. 請求項8に記載のクリップにおいて、前記ブッシュの胴部の軸方向長さは、連結される前記被締結部材と前記締結部材との厚さ以上であるが、前記締結部材の反対の側に前記被締結部材に連結されている別の部材と該被締結部材との間隔より短い長さにされている、ことを特徴とするクリップ。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のクリップにおいて、前記ピンフランジは、前記ブッシュフランジに近いがやや小径でブッシュフランジに重なる大きさに形成され、前記ピンが前記締結位置にある状態でピンフランジはブッシュフランジに隣接しており、前記開口に細長い部材をこじ入れることによってピンフランジをブッシュフランジから引き離してピンを前記非締結位置に移動させることができる、ことを特徴とするクリップ。
JP2006153729A 2006-06-01 2006-06-01 クリップ Active JP4545711B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006153729A JP4545711B2 (ja) 2006-06-01 2006-06-01 クリップ
US11/755,353 US7677850B2 (en) 2006-06-01 2007-05-30 Clip comprising a pin and a bush
EP07109252A EP1862678A2 (en) 2006-06-01 2007-05-30 Clip comprising a pin and a bush

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006153729A JP4545711B2 (ja) 2006-06-01 2006-06-01 クリップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007321900A JP2007321900A (ja) 2007-12-13
JP4545711B2 true JP4545711B2 (ja) 2010-09-15

Family

ID=38458158

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006153729A Active JP4545711B2 (ja) 2006-06-01 2006-06-01 クリップ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7677850B2 (ja)
EP (1) EP1862678A2 (ja)
JP (1) JP4545711B2 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4624258B2 (ja) * 2005-12-28 2011-02-02 トヨタ自動車株式会社 取付構造体
JP4912796B2 (ja) * 2006-08-30 2012-04-11 キョーラク株式会社 組み立て式コンテナ
DE102007030613A1 (de) * 2007-07-02 2009-01-08 Ejot Gmbh & Co. Kg Befestigungsklammer zur Verbindung zweier aufeinanderliegender flacher Bauteile
JP5243749B2 (ja) * 2007-08-09 2013-07-24 株式会社ニフコ クリップ及び支持部材
JP4825761B2 (ja) * 2007-09-10 2011-11-30 本田技研工業株式会社 車両用クリップおよびそのクリップを用いる内装部材の取付方法
US7871102B2 (en) * 2008-09-16 2011-01-18 Newfrey Llc Air bag fastener assembly
JP5081980B2 (ja) * 2008-11-05 2012-11-28 株式会社パイオラックス クリップと取付部材との組付構造
DE102009014133A1 (de) * 2009-03-24 2010-09-30 Audi Ag Befestigungsclip und dazugehörige Befestigungsvorrichtung
US8720016B2 (en) * 2010-02-08 2014-05-13 Dominic Beaulieu Snap mounting clip system
US8677573B2 (en) 2011-03-24 2014-03-25 Ford Global Technologies, Llc Two stage serviceable safety clip
JP2012246963A (ja) * 2011-05-26 2012-12-13 Nifco Inc グロメット
US8501603B2 (en) 2011-06-15 2013-08-06 United Microelectronics Corp. Method for fabricating high voltage transistor
US8661614B2 (en) * 2011-08-17 2014-03-04 Symmetry Medical Manufacturing, Inc. Grommet device with flexible bowed members and methods of using thereof
FR2984431B1 (fr) * 2011-12-19 2014-11-14 Tarifold Systeme permettant la fixation d'un objet sur un element a rainure(s) de fixation et dispositif de fixation pour un tel systeme
US9038238B2 (en) * 2013-06-14 2015-05-26 Aktiebolaget Skf Multi-piece bushing, support assembly and method of supporting a shaft
DE112015002697T5 (de) * 2014-08-18 2017-03-02 Illinois Tool Works Inc. Stift- und Tüllen-Befestigungselementanordnung
US9677638B2 (en) 2014-12-23 2017-06-13 Caterpillar Inc. Machine suspension system having link oscillation limiter
USD824747S1 (en) * 2016-09-30 2018-08-07 Ged Integrated Solutions, Inc. Window spacer frame locking member
DE102019107203A1 (de) * 2019-03-20 2020-09-24 Böllhoff Verbindungstechnik GmbH Elastischer Verbindungsblock, Verbindungsstift dafür und eine Verbindung zwischen zwei Bauteilen über den elastischen Verbindungsblock
CN114165509B (zh) * 2022-01-18 2023-05-23 北京安达维尔航空设备有限公司 一种用于飞机内饰板安装的弹簧插销结构

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS633513U (ja) * 1986-06-25 1988-01-11
JPH11153113A (ja) * 1997-11-21 1999-06-08 Nifco Inc クリップ

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3918130A (en) * 1974-01-25 1975-11-11 Hartwell Corp Initially one piece removable fastener
US4405272A (en) * 1981-03-11 1983-09-20 Phillips Plastics Corporation Two-piece fastener with front shoulder
JPS633513A (ja) 1986-06-23 1988-01-08 Nec Corp 論理回路
JP2796850B2 (ja) * 1989-08-31 1998-09-10 加藤発条株式会社 連結具
JP2578069Y2 (ja) * 1991-03-11 1998-08-06 株式会社 ニフコ グロメット
US5201623A (en) * 1992-02-18 1993-04-13 Emhart Inc. Two stage rivet
JPH0640428U (ja) * 1992-10-29 1994-05-31 株式会社ニフコ プッシュリベット
JP2586907Y2 (ja) * 1992-11-19 1998-12-14 株式会社ニフコ 結合クリップ
US5290137A (en) * 1993-04-26 1994-03-01 Illinois Tool Works Inc. Pin bushing
US5387065A (en) * 1993-06-29 1995-02-07 Illinios Tool Works Inc. Reusable pin and grommet fastner
JP3251775B2 (ja) * 1994-06-15 2002-01-28 株式会社ニフコ クリップ
JPH084720A (ja) * 1994-06-20 1996-01-09 Nifco Inc クリップ
US5775860A (en) * 1997-05-15 1998-07-07 Illinois Tool Works Inc. Plastic rivet having integral drive pin and body
JP3749017B2 (ja) * 1998-04-03 2006-02-22 株式会社パイオラックス 固定クリップ
JP4105832B2 (ja) * 1999-09-02 2008-06-25 株式会社パイオラックス クリップ
JP4488588B2 (ja) * 2000-05-29 2010-06-23 株式会社ニフコ クリップ
JP2002081423A (ja) * 2000-09-07 2002-03-22 Nippon Pop Rivets & Fasteners Ltd クリップ
JP3914710B2 (ja) * 2001-01-15 2007-05-16 株式会社ニフコ 留め具
US6514023B2 (en) * 2001-05-24 2003-02-04 Illinois Tool Works Inc. Removable and reusable fastener
JP4213381B2 (ja) * 2001-12-07 2009-01-21 株式会社パイオラックス クリップ
JP2003222113A (ja) * 2002-01-29 2003-08-08 Nippon Pop Rivets & Fasteners Ltd クリップ
JP2003343528A (ja) 2002-05-24 2003-12-03 Katsuhiro Ouchi 締結体
JP4067341B2 (ja) * 2002-06-12 2008-03-26 株式会社パイオラックス 2ピースクリップ
JP4091859B2 (ja) * 2003-03-03 2008-05-28 株式会社パイオラックス 締結具

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS633513U (ja) * 1986-06-25 1988-01-11
JPH11153113A (ja) * 1997-11-21 1999-06-08 Nifco Inc クリップ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007321900A (ja) 2007-12-13
US20070294865A1 (en) 2007-12-27
EP1862678A2 (en) 2007-12-05
US7677850B2 (en) 2010-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4545711B2 (ja) クリップ
JP4535892B2 (ja) クリップ
JP2002081423A (ja) クリップ
US7736107B2 (en) Clipping device
JP4525923B2 (ja) クリップ
JP4538964B2 (ja) エアバッグモジュールの取付構造
US20190382055A1 (en) Hole plug
JP2004360910A (ja) ヒンジ製品
JP4689208B2 (ja) クランプ
JPH09280451A (ja) 細径配管接続用コネクター
JP2002339930A (ja) クリップ
JPH0828529A (ja) クリップ
KR101033882B1 (ko) 자동차용 패스너
JPH11215667A (ja) ワイヤハーネス用クランプ
US20220213914A1 (en) Rivet fastener assembly and method of use thereof
JP2020176669A (ja) 留め具
JP7280813B2 (ja) 留め具
JP2001225690A (ja) 車両部品の組付構造
JP6203772B2 (ja) スクリューホール用キャップ
JP3545301B2 (ja) パイプの連結構造
KR101033902B1 (ko) 자동차용 패스너
JP2000205220A (ja) 管状機構
JP2000320515A (ja) 固定装置
JP2017074830A (ja) 車両のドア開口部構造
KR100633322B1 (ko) 차량의 아웃사이드 미러

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090123

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100611

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100621

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100630

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4545711

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250