JP4525923B2 - クリップ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば2枚の板状部材を互いに連結する場合などに好適に使用されるクリップに関し、更に詳述すると、フランジ部の下面に脚部を突設したクリップ本体と、頭部の下面に軸部を突設したピンとからなり、2枚の板状部材にそれぞれ貫通孔を形成して互いの貫通孔を連通させた状態でこれら2枚の板状部材を重ね合わせ、この貫通孔にクリップ本体の脚部を挿入して該脚部内にピンの軸部を圧入することにより、クリップ本体の脚部先端側が拡径して2枚の板状部材を連結固定することができるクリップに関する。
従来、自動車の内外装部品の取り付け、特にプラスチック部品を自動車本体に取り付ける際に、合成樹脂製のクリップを用いることが行われており、例えば、自動車のバンパーをボディーに取り付ける場合に、クリップ本体とピンの2部品で構成された合成樹脂製のクリップを用いてバンパーフェイシャーをボディーパネルのリテーナに固定することが行われている。
このようなクリップとしては、例えば、特開平8−334109号公報(特許文献1)に開示されたクリップが知られている。即ち、このクリップは、図20に示したように、フランジ部a1にピン挿通孔(図示せず)を穿設すると共に、該フランジ部a1下面に略筒状の脚部a2を突設したクリップ本体aと、頭部b1の下面に軸部b2を突設したピンbとからなり、上記クリップ本体aの脚部a2内に上記ピンbの軸部b2を上記ピン挿通孔を通して挿入し両者を連結したものである。
上記クリップ本体aの脚部a2には、90度ずつ変位して4つのスリットが形成され該脚部a2が4つの分割部に分割させていると共に、これら各分割部の先端部内面に係合凸部(図示せず)が突設されている。一方、上記ピンbの軸部b2の先端部には4つの係合凹部b3が形成されており、これら係合凹部b3に上記脚部a2の各分割部内面に突設された上記係合凸部(図示せず)が係合して、クリップ本体aとピンbとが連結した状態となっている。
この状態で、図20(A)に示されているように、たとえばバンパーフィッシャーcと自動車ボディーdとに形成された貫通穴を重ね合わせ、その貫通穴に上記クリップ本体aの脚部a2を上記ピンbの軸部b2と共に挿入する。そして、ピンbの頭部b1を押圧して、ピンbをクリップ本体a内に更に押し込み、図20(B)に示されているように、ピンbの軸部b2に形成された係合凹部b3の上半部に形成されたテーパー面で脚部a2の各分割部を外側へと押し拡げ、該係合凹部b3の上側に形成された係止部に各分割脚部に設けられた係合凸部を係合させて、脚部a2先端側の拡径状態を保持する。これにより、バンパーフィッシャーcとボディーdとが連結固定されるようになっている。また、この状態から、クリップ本体aのフランジ部a1に形成された切欠状の隙間a3から該フランジ部a1とピンbの頭部b1との間に、マイナスドライバーなどの工具を挿入して抉るように操作することによって、上記係止部と係合凸部との係合状態を強制的に解除して、ピンbを引き上げ、図20(A)に示された初期状態へと戻すことができるようになっている。そして、このようにして初期状態に戻したクリップは、再びバンパーフィッシャーcとボディーdとの連結固定、又はその他の物品の連結固定に再利用することができる。
このように、このクリップによれば、連結する2物品に設けられた貫通穴に脚部a2を挿入してピンbの頭部b1を押圧するだけの簡単な作業で容易に2物品を連結固定することができ、またクリップを破損することなく連結状態を解除することもでき、その場合取り外したクリップを再利用することができるものである。
しかしながら、このクリップは、クリップ本体aとピンbとが仮連結状態にある図20(A)の状態から、図20(B)の固定状態とする場合に、ピンbの軸部b2先端部がクリップ本体aの脚部a2先端から大きく突出した状態となる。このため仮連結状態のクリップをセットした際(図20(A)の状態)、連結する一の物品d(この例では自動車ボディー)の裏側(後側)に突出したクリップの先端部の先に更に十分なスペースがない場合には使用することができず、またこの裏側(後側)に十分なスペースがある場合でも、他の物品などが突出した軸部b2に当たるなどの事態により、上記係止部と係合凸部との係合状態が解除してしまい、不意に連結固定状態が解除されてしまう虞がある。
一方、図21に示したように、クリップ本体eとピンfとを仮連結したタイプのクリップで、ピンfの軸部f2先端がクリップ本体eの脚部e2先端から突出しないように工夫されたクリップも知られている(特許文献2:実公昭60−21537号公報)。
即ち、このクリップは、フランジ部e1の下面にスリットで二分割された脚部e2を突設すると共に、該脚部e2の先端部をくの字状に折曲した連結片e3で連結したクリップ本体eと、軸部f2の外周面に螺子山を形成したピンfとで構成されている。
このクリップは、図21(C)に示されているように、上記クリップ本体eの内空部内面に小突起e4が突設されており、この小突起が上記ピンfの軸部f2の螺子山と係合して、クリップ本体eとピンfとが仮連結した状態(図21(B))になっている。この状態で、ピンfを押し込むことにより、図21(D)に示されているように、ピンfの軸部f2が内径が小く形成された脚部e2の先端部を外側へと押し広げて、脚部e2の先端側を拡径させ、上記図20のクリップと同様に、板状の2物品c,dを連結するようになっている。また、この連結状態を解除する場合は、ピンfを回転させて軸部e3に形成された螺子の作用によって軸部e3を脚部e2の小径部から退去させることにより、図21(B)の初期状態に戻すようになっている。なお、図中f1はピンfの頭部、e1はクリップ本体eのフランジ部である。
このクリップによれば、クリップ本体eの脚部e2先端部が上記連結片e3により連結されており、この連結片e3の内側にピンfの先端部が配置されるようになっているので、仮連結状態(図21(B)の状態)からピンfを押し込んで固定状態(図21(D)の状態)とする場合に、ピンfの軸部f2が脚部e2の先端から突出することがない。
このため、図21(B)の仮連結状態で、クリップを固定物品に形成された貫通穴にきちんとセットできれば、ピンfを確実に押し込んで、良好に2物品を連結固定することができる。また、図21(D)に示されているように、連結固定状態にあってもピンfの軸部f2の先端部は、上記連結片e3によりカバーされており、他の物品などが軸部f2に当たってピンfが押出され固定状態が解除されてしまうような不都合の発生を防止するようになっている。
しかしながら、このクリップは、クリップ本体eの内空部内面に形成された上記小突起e4がピンfの軸部f2に形成された螺子山と係合して、図21(B)の仮連結状態が保持されるようになっているため、この仮連結状態からピンfを押し込んで固定状態とする際に、軸部f2の螺子山で上記小突起e4が削れてしまい、連結固定状態を解除した後にクリップを再利用しようとした際に、ピンfとクリップ本体eとを仮連連結した状態で良好に保持することができなくなる場合が多く、再利用の際には使い勝手の悪いものとなりやすい。また、このクリップの場合、上記小突起e4がクリップ本体e内空部のフランジ部e1近傍に形成されており、この部分は弾性変形し難く外側へと後退しない位置にこの小突起e4が形成されているため、ピンfの押し込む際に大きな押圧力が必要となり、作業性が劣るものとなりやすく、またそれが小突起e4が大きく削れてしまう原因にもなっている。
特開平8−334109号公報 実公昭60−21537号公報
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、簡単な操作で容易に連結固定作業を行うことができ、またクリップ本体の脚部からピンの軸部を突出させることなく固定することが可能であり、しかも取り外した後でも機能や性能を低下させることなく、良好に再利用することができるクリップを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、フランジ部にピン挿通孔を穿設すると共に、該フランジ部下面に略筒状の脚部をその内空部が上記ピン挿通孔と連通した状態に突設し、かつ、この脚部の周壁に複数のスリットを軸方向に沿って形成して該脚部を複数の分割部に分割すると共に、各分割部の内面に係止突起を突設したクリップ本体と、頭部の下面に軸部を突設し、該軸部に上記係止突起と係合する係合部を設けたピンとからなり、上記ピンの軸部をピン挿通孔を通して上記クリップ本体の脚部中空部内に圧入して、ピンの軸部でクリップ本体脚部の各分割部を外側へと押圧し、脚部先端側を拡径させると共に、該脚部の上記係止突起とピン軸部の上記係合部とを係合させて脚部の拡径状態を保持するクリップにおいて、上記ピンの軸部外周面に上記係合部の形成位置よりも基端側に存して仮止用係合凹部を形成すると共に、上記クリップ本体のフランジ部に上記脚部のスリットに対応した位置に存し貫通孔を形成して該貫通孔と上記ピン挿通孔との間に上記仮止用係合凹部が係合する弾性変形可能な仮止用係合部を形成し、上記ピン挿通孔を通して上記ピンの軸部先端側を部分的に上記脚部中空部内に挿入すると共に、上記仮止用係合凹部と仮止用係合部とを係合させて上記クリップ本体とピンとを仮連結してなり、この状態からピンの頭部を押圧して上記仮止用係合凹部と仮止用係合部との係合状態を解除すると共に、上記ピンの軸部をクリップ本体の脚部先端側へと圧入進行させて上記脚部先端を拡径させると共に、上記クリップ本体の係止突起と上記ピンの係合部とを係合させて脚部の拡径状態を保持するように構成したことを特徴とするクリップを提供する。
本発明のクリップは、上記従来のクリップと同様に、クリップ本体の内空部にピンの軸部を挿入した状態で仮連結され、ピンをクリップ本体内に押し込むことによってピンの軸部でクリップ本体の脚部先端側を拡径させると共に、脚部の各分割部に形成した係止突起とピンの軸部に形成した係合部とを係合させて脚部先端側の拡径状態を保持し、2物品を連結固定するものである。
この場合、本発明のクリップでは、クリップ本体のフランジ部に脚部のスリットに対応した位置に存し貫通孔を設けて該貫通孔とピン挿通孔との間に弾性変形可能な仮止用係合部を形成し、一方ピンの軸部には上記拡径状態を保持するための係合部よりも基端側に存して仮止用係合凹部を形成し、この仮止用係合凹部と上記仮止用係合部とを係合させてクリップ本体にピンを仮連結するようになっている。従って、本発明クリップでは、クリップ本体のピン挿通孔部分に設けられた上記仮止用係合部にピンの軸部に形成した仮止用係合凹部が係合してピンとクリップ本体が仮連結した状態となり、この仮止用係合凹部よりも軸部先端側に係合部が設けられ、この係合部が脚部の係止突起に係合して脚部の拡径状態を維持するようになっている。
よって、例えば、上記係合部をピンの軸部先端部に設けると共に、上記仮止用係合凹部を該係合部よりも基端側の軸部中間部に設け、この仮止用係合凹部とクリップ本体のピン挿通孔部分に設けられた上記仮止用係合部とを係合させてピンとクリップ本体とを仮連結し、この状態からピンを押し込んで、軸部先端部の上記係合部をクリップ本体脚部の各分割部に設けられた係止突起と係合させて、脚部を拡径させると共にその拡径状態を保持するように構成することができ、これにより脚部の先端からピンの軸部が突出せずに該脚部内に格納された状態で、脚部が拡径した固定状態を保持することができる。
従って、本発明のクリップによれば、上記仮連結状態のクリップを固定物品に形成された貫通穴にきちんとセットできれば、固定物品の後側に余分なスペースがなくても、ピンを確実に押し込んで良好に2物品を連結固定することができる。また、ピンを押し込んだ連結固定状態にあってもピンの軸部先端は、脚部先端から突出せずに脚部内に格納された状態とすることができるので、他の物品などが軸部に当りピンが押出されて固定状態が解除されてしまうような不都合の発生を確実に防止することができる。
更に、本発明のクリップは、脚部が拡径した連結固定状態から、ドライバーなどの工具を用いてピンを強制的にクリップ本体から引き出すことにより、上記係止突起と係合部との係合状態を解除して脚部の拡径状態を解除すると共に、上記仮止用係合凹部と仮止用係合部とを係合させて初期の仮連結状態に復帰させ取り外すことができ、取り外したクリップは、取扱い性や固定性能を良好に維持したまま再び連結固定作業に使用することができる。
即ち、本発明のクリップでは、ピンの軸部に形成した仮止用係合凹部とクリップ本体のピン挿通孔部分に設けた仮止用係合部とを係合させてクリップ本体とピンとを仮連結するように構成されているが、この場合ピン挿通孔部分に設けられた仮止用係合部は、上記のように、フランジ部に貫通孔を形成してピン挿通孔とこの貫通孔との間の部分を弾性変形可能な部分としたものである。このため、上記仮止用係合部とピン軸部の仮止用係合凹部との係合動作及び係合解除動作は、この仮止用係合部の弾性変形によりスムーズかつ確実に行うことができ、係合操作と係合解除操作を繰り返しても、初期の操作性及び性能を確実に維持することができ、着脱操作を複数回繰り返しても、良好にクリップを再利用することができるものである。
このように、本発明のクリップによれば、クリップ本体とピンとが仮連結した状態で供給され、連結する2物品の貫通穴に脚部を挿入してピンを押し込むだけの簡単な操作で容易に連結固定作業を行うことができ、またクリップ本体の脚部からピンの軸部を突出させることなく固定することが可能であり、しかも取り外した後でも機能や性能を低下させることなく、良好に再利用することができる。
発明を実施するための最良の形態及び実施例
図1〜6は、本発明の一実施例にかかるクリップを示すものであり、このクリップは、円形のフランジ部11の下面に略円筒状の脚部12を突設したクリップ本体1と円板状の頭部21の下面に略円柱状の軸部22を突設したピン2とで構成されており、図1〜3に示されているように、上記軸部22の先端部がクリップ本体1の脚部12内に挿入された状態でクリップ本体1とピン2とが仮連結された状態となり、この状態から上記ピン2の頭部21を押圧して軸部22をクリップ本体1の脚部12内に押し込むことにより、図4〜6に示されているように、脚部12の先端側が拡径し、この状態でロックされるようになっている。
以下、実施例を示し、本発明のクリップをより具体的に説明する。
上記クリップ本体1は、図7〜13に示したように、円板状のフランジ部11の中央部にピン挿通孔111を穿設すると共に、該フランジ部11の下面に略円筒状の脚部12を一体に突設したものであり、この脚部12の中空部と上記ピン挿通孔111とが連通した状態となっている。
上記脚部12は、先端部外周面が漸次テーパ状に縮径した略円筒状のもので、90度ずつ変位して4本のスリット121が軸方向に沿って形成され、これにより脚部12が4つの分割部122に分割されている。このスリット121は、基端から中間部までが幅広で先端部が幅狭に形成されている。また、各スリット121は、図7に示されているように、いずれも上記フランジ部11を貫通しており、これにより上記ピン挿通孔111に90度ずつ変位してこの各スリット121と連続した凹部が外側に向けて形成されている。更に、図10〜12に示されているように、これらスリット121により分割された脚部12の上記各分割部122には、それぞれ先端側の内面に山状の係止突起123が突設されていると共に、各係止突起123の頂点から上側(ピン挿通孔111側)が比較的緩やかなテーパ面になっており、これにより脚部12の内空部先端側が先端に向かって漸次小径になり各係止突起123の頂点に至る形状になっている。
一方、上記フランジ部11の上面周縁部には、4個の三角凸部112が90度ずつ変位して形成されている。各三角凸部112のピン挿通孔111側は、図9〜12に示されているように、円弧状の段差を境にして一段低くなっており、かつこの部分はピン挿通孔111側に向けて漸次高さが低くなるテーパ面となっている。そして、このテーパ面部分に後述するピン2の頭部21が嵌入するようになっている。
また、このフランジ部11上面には、上記ピン挿通孔111の近傍に存して一対の貫通孔113,113が互いに対向して穿設されている。この貫通孔113,113は、それぞれ上記スリット121がフランジ部11の上面に開口した部分に対応して位置しており、互いに対向した一対のスリット121,121に対応してこの貫通孔113,113とピン挿通孔111と間の部分がそれぞれ弾性変形可能な仮止用係合部114,114となっている。これにより、これら仮止用係合部114,114は、上記ピン挿通孔111を挟んで互いに180度変位して位置している。
更に、上記フランジ部11の下面には、互いに対向した他の一対のスリット121,121に対応した位置に、一対の溝状凹部が上記ピン挿通孔111を挟んでそれぞれ径方向に沿って形成されており、この溝状凹部形成部分が一対の薄肉部115,115となっている。この薄肉部115,115は、図7に示されているように、上記貫通孔113,113及び仮止用係合部114,114とそれぞれ90度変位した位置に形成されており、この薄肉部115,115部分でフランジ部11が弾性変形しやすくなっており、その弾性変形により上記仮止用係合部114,114と後述するピン2の仮止用係合凹部225,225との係合動作及び係合解除動作がより確実に行われるようになっている。
次に、上記ピン2は、図14〜17に示したように、円板状の頭部21の下面に円柱状の軸部22を一体に突設したものである。上記頭部21の上面は中央部が若干膨出した曲率半径の大きな球面に仕上げられており、下面は周縁部が上記軸部22に向けて漏斗状に傾斜するテーパ面になっている。
一方、上記軸部22には、90度ずつ変異した位置に、それぞれリブ221,221,222,222が軸方向に沿って突設されており、これらリブ221,221,222,222は、いずれも上記クリップ本体1の脚部12に形成された4本のスリット121に対応して基端から中間部が幅広で先端部が幅狭に形成されている。
これら4本のリブ221,221,222,222のうち、互いに対向して180度変位した位置に形成された一対のリブ221,221には、図15に示されているように、それぞれ上記幅広部の下部(先端側)に鉤状に突出した抜け止凸部223,223が形成されていると共に、該抜け止凸部223,223と所定間隔離間した上方(軸部22基端側)に円弧面を有する膨出部224,224が形成されており、これら膨出部224,224と上記抜け止凸部223,223との間に仮止用係合凹部225,225が形成されている。これにより、上記両仮止用係止凹部225,225は、上記軸部22の180度変位して位置している。
また、上記軸部22の先端部には、上記4本のリブ221,221,222,222の間に存して、それぞれ凹部が形成されており、この各凹部が上記クリップ本体1の脚部12に設けられた上記各係止突起123に係合する係合部226となっている。
本例のクリップは、上記クリップ本体1と上記ピン2とを連結することにより構成されている。即ち、非使用時にあっては、図1〜3に示されているように、上記ピン2の軸部22先端部が上記クリップ本体1の脚部12内へと上記ピン挿通孔111(図7,10〜12参照)を通して挿入され、ピン2の頭部21及び軸部22の基端側がクリップ本体1のフランジ部11上面から突出した状態で、クリップ本体1とピン2とが仮連結された状態となっている。
このとき、ピン2の軸部22に形成された各リブ221,221,222,222は、それぞれクリップ本体1の脚部12に形成された各スリット121,121,121,121内に挿入されている。この場合、図2に示されているように、一方の一対リブ221,221に形成された上記仮止用係合凹部225,225がクリップ本体1のピン挿通孔111に形成された上記仮止用係合部114に係合してピン2がクリップ本体1に仮止され、これによりクリップ本体1とピン2とが仮連結された状態で保持されるようになっている。
ここで、上記クリップ本体1とピン2とは、それぞれ個別に成形されるが、この場合に両者の組付けは、上記ピン2の軸部22先端部をクリップ本体1の脚部12内に上記ピン挿通孔111を通して圧入することにより行われる。このとき、上記仮止用係合凹部225,225の下側(軸部22の先端側)に形成された抜け止凸部223の下側がテーパ面になっているので、軸部22を圧入することによりこのテーパ面がクリップ本体1の上記仮止用係合部114,114を外側(貫通孔113内)へと撓ませるように弾性変形させて容易に仮止用係合凹部225,225と係合させ、上記仮連結した状態に両者を組み付けることができる。そして、上記抜け止凸部223の上部は鉤状に形成されているので、この抜け止凸部223が上記仮止用係合部114の下面に係合して、ピン2を抜き出すことはできないようになっている。
この状態から、ピン1の頭部21を押圧して軸部22をクリップ本体1の脚部12内に押し込むと、上記仮止用係合凹部225,225の上側(軸部22の基端側)に形成された膨出部224,224の円弧面が上記仮止用係合部114,114を外側(貫通孔113内)へと撓ませるように弾性変形させて、仮止用係合凹部225,225との係合状態が解除され、ピン2の軸部22がクリップ本体1の脚部12内を更に先端側へと進入する。そして、脚部12の各分割部122内面に形成された上記係止突起123上側のテーパ面の作用によって各分割部122が外側へと押し広げられ、図4〜6に示されているように、脚部12の先端側が拡径し、図6に示さているように、脚部12の各分割部122に形成された上記係止突起123が、軸部22の先端部に形成された係合部226に係合して、脚部12の拡径状態が保持される。
このとき、図4〜6に示されているように、ピン2の軸部22はクリップ本体1の脚部12とほぼ同等の長さに形成されており、このため軸部22の先端はフランジ部11の厚み分だけ脚部12の先端よりも上方に位置し、脚部12の先端から突出せずに脚部12内に格納された状態となる。
このとき、ピン2の頭部21は、クリップ本体1のフランジ部11上面に形成された上記三角凸部112に形成された段差の内側に嵌合した状態となり、図6に示されているように、各三角凸部112内側のテーパ面にピン2の頭部21下面周縁部のテーパ面が密着した状態となる。このとき、図4,5に示されているように、フランジ部11上面の上記三角凸部112が形成されていない部分では、ピン2頭部21の周縁部下面とフランジ部11上面との間に間隙3が形成されるようになっており、上記三角凸部112間からこの間隙3マイナスドライバーなどの工具を挿入し得るようになっている。これにより、マイナスドライバーなどの工具を用いて、上記脚部2の拡径状態を解除して図1〜3に示された初期の仮連結状態に容易に復帰させることができる。
即ち、上記三角凸部112間から上記間隙3内にマイナスドライバーの先端部を挿入し、このマイナスドライバーを抉るように操作して、梃子の作用によりピン2を強制的にクリップ本体1から引き出すことにより、上記各係合部226と各係止突起123との係合状態を解除する。そして、更にピン2をクリップ本体1から引き出して、上記膨出部224の円弧面により上記仮止用係合部114,114を外側(貫通孔113内)へと撓ませるように弾性変形させて仮止用係合凹部225と係合させ、上記図1〜3に示された初期の仮連結状態に容易に復帰させることができるものである。
ここで、上記組付け作業、脚部2の拡径作業、及び拡径解除作業の際に、該仮止用係合部114と上記仮止用係合凹部225,225とを係合させるため、及びその係合状態を解除するために、仮止用係合部114を弾性変形させるとき、クリップ本体1のフランジ部11に形成した上記薄肉部115,115(図7,8,11,13参照)か弾性変形して、フランジ部11も両仮止用係合部114,114が互いに外側へと移動するように弾性変形し、これが該仮止用係合部114と上記仮止用係合凹部225との係合動作及び係合解除動作を補助して、これらの動作がより確実かつスムーズに行われるようになっている。
このクリップは、例えばバンパーフェイシャーをボディーパネルのリテーナに固定する場合など、板状の2物品を互いに連結固定する際に好適に用いられるものである。その固定作業を具体的に説明すれば、図18,19に示したとおりである。
即ち、図18に示されているように、自動車ボディーのリテーナdにバンパーフィッシャーcを重ね合わせるようにして、両者に設けられた貫通穴hを一致させ、この貫通穴hに、ピン2とクリップ本体1とが互いに仮連結された状態(上述した図1〜3の状態)でクリップ本体1の脚部12を挿入してクリップをセットする。
そして、上記ピン2の頭部21を押圧Pして、ピン2の軸部22をクリップ本体1内へと完全に押し込む。これにより、上述した作用によってクリップ本体1の脚部12先端側が拡径した状態(上述した図4〜6の状態)となり、図19に示されているように、自動車ボディーのリテーナdの裏側で脚部12の先端部が拡径し、これによりリテーナdとバンパーフィッシャーcが連結固定され、バンパーフィッシャーcが自動車ボディーのリテーナdに固定される。
また、この状態からマイナスドライバーなどの工具を用いて、上述した方法によりピン2をクリップ本体1から引き出して、図18に示された初期の仮連結状態とし、メンテナンスや修理、バンパーフィッシャーcの交換など、必要な作業を行った後、取り外したクリップを再び用いて上記と同様にしてバンパーフィッシャーcをボディーのリテーナdに固定することができる。
このように、本例のクリップでは、クリップ本体1のフランジ部11に貫通孔113を設けて該貫通孔113とピン挿通孔111との間に弾性変形可能な仮止用係合部114を形成し、一方ピン2の軸部22には脚部12の拡径状態を保持するための係合部226よりも基端側に存して仮止用係合凹部225を形成し、この仮止用係合凹部225と上記仮止用係合部114とを係合させてクリップ本体1にピン2を仮連結するようになっている。従って、このクリップでは、クリップ本体1のピン挿通孔111部分に設けられた上記仮止用係合部114にピン2の軸部22に形成した仮止用係合凹部225が係合してピン2とクリップ本体1が仮連結した状態(図1〜3の状態)となり、この仮止用係合凹部225よりも軸部22の先端側に係合部226が設けられ、この係合部226が脚部12の係止突起123に係合して脚部12の拡径状態を維持するようになっている。
つまり、上記係合部226はピン2の軸部22の先端部に設けられていると共に、上記仮止用係合凹部225が該係合部226よりも基端側の軸部22中間部に設けられており、この仮止用係合凹部225とクリップ本体2のピン挿通孔111部分に設けられた仮止用係合部114とが係合してピン2とクリップ本体1とが仮連結し(図1〜3の状態)、この状態からピン2を押し込んで、軸部22先端部の上記係合部226をクリップ本体1脚部12の各分割部122に設けられた係止突起123と係合させて脚部12を拡径させると共に、その拡径状態を保持するように構成されている。これにより、軸部22の長さを脚部12の長さと同等以下に設定することができ、脚部12の先端からピン2の軸部22が突出せずに該脚部12内に格納された状態で、脚部12が拡径した固定状態を保持することができる。
従って、このクリップによれば、上記仮連結状態(図1〜3の状態)のクリップを固定物品c,dに形成された貫通穴hにきちんとセットできれば(図18参照)、固定物品c,dの後側に余分なスペースがなくても、ピン2を確実に押し込んで良好に2物品c,dを連結固定することができる。また、ピン2を押し込んだ連結固定状態にあってもピン2の軸部22先端は、脚部12先端から突出せずに脚部12内に格納された状態(図19参照)とすることができるので、他の物品jなどが軸部22に当りピン2が押出されて固定状態が解除されてしまうような不都合の発生を確実に防止することができる。
更に、このクリップは、脚部2が拡径した連結固定状態から、ドライバーなどの工具を用いてピン2を強制的にクリップ本体1から引き出すことにより、上記係止突起123と係合部226との係合状態を解除して脚部12の拡径状態を解除すると共に、上記仮止用係合凹部225と仮止用係合部114とを係合させて初期の仮連結状態に復帰させ取り外すことができ、取り外したクリップは、取扱い性や固定性能を良好に維持したまま再び連結固定作業に使用することができる。
即ち、本例クリップでは、ピン2の軸部22に形成した仮止用係合凹部225とクリップ本体1のピン挿通孔111部分に設けた仮止用係合部114とを係合させてクリップ本体1とピン2とを仮連結するように構成されているが、この場合ピン挿通孔111部分に設けられた仮止用係合部114は、上記のように、フランジ部11に貫通孔113を形成してこの貫通孔113とピン挿通孔111との間の部分を弾性変形可能な部分としたものである。このため、上記仮止用係合部114とピン2軸部22の仮止用係合凹部225との係合動作及び係合解除動作は、この仮止用係合部114の弾性変形によりスムーズかつ確実に行うことができ、係合操作と係合解除操作を繰り返しても、初期の操作性及び性能を確実に維持することができ、着脱操作を複数回繰り返しても、良好にクリップを再利用することができるものである。更に、本例では、クリップ本体1のフランジ部11に薄肉部115,115を設けフランジ部11自体もこの薄肉部115,115により弾性変形し得るように構成し、その弾性変形が上記仮止用係止部114,114の動作を補助するようになっており、これにより上記係合動作/係合解除動作がよりスムーズかつ確実に行われるようになっている。
このように、本実施例のクリップによれば、クリップ本体1とピン2とが仮連結した状態で供給され、連結する2物品c,dの貫通穴hに脚部12を挿入してピン2を押し込むだけの簡単な操作で容易に連結固定作業を行うことができ、またクリップ本体1の脚部12からピン2の軸部22を突出させることなく固定することができ、しかも取り外した後でも機能や性能を低下させることなく、良好に再利用することができる。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、各部の形状、数、組み合わせなどは適宜変更することができ、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更して差し支えない。
本発明の一実施例にかかるクリップの仮連結状態を示す正面図である。 同クリップの仮連結状態を示す図1のA−A線に沿って一部を断面とした側面図である。 同クリップの仮連結状態を示す他の角度の断面図である。 同クリップの固定状態を示す正面図である。 同クリップの固定状態を示す図4のA−A線に沿って一部を断面とした側面図である。 同クリップの固定状態を示す他の角度の断面図である。 同クリップを構成するクリップ本体を示す平面図である。 同クリップ本体を示す正面図である。 同クリップ本体を斜め方向から見た正面図である。 同クリップ本体を示す図7のA−A線に沿った断面図である。 同クリップ本体を示す図7のB−B線に沿った断面図である。 同クリップ本体を示す図7のC−C線に沿った断面図である。 同クリップ本体を示す底面図である。 同クリップを構成するピンを示す正面図である。 同ピン示す側面図である。 同ピンを示す底面図である。 同ピンを示す図16のA−A線に沿った断面図である。 同クリップの使用状態を示すもので、仮連結状態を示す一部断面とした正面図である。 同クリップの使用状態を示すもので、固定状態を示す一部断面とした正面図である。 従来のクリップの使用状態を示す一部を断面とした正面図であり、(A)は仮連結状態、(B)は固定状態である。 他の従来のクリップを示すもので、(A)は分解正面図、(B)は仮連結状態の正面図、(C)はクリップ本体の断面斜視図、(D)は固定状態の正面図である。
符号の説明
1 クリップ本体
11 フランジ部
111 ピン挿通孔
113 貫通孔
114 仮止用係合部
115 薄肉部
12 脚部
121 スリット
122 分割部
123 係止突起
2 ピン
21 頭部
22 軸部
221,222 リブ
223 抜け止凸部
224 膨出部
225 仮止用係合凹部
226 係合部

Claims (7)

  1. フランジ部にピン挿通孔を穿設すると共に、該フランジ部下面に略筒状の脚部をその内空部が上記ピン挿通孔と連通した状態に突設し、かつ、この脚部の周壁に複数のスリットを軸方向に沿って形成して該脚部を複数の分割部に分割すると共に、各分割部の内面に係止突起を突設したクリップ本体と、
    頭部の下面に軸部を突設し、該軸部に上記係止突起と係合する係合部を設けたピンとからなり、
    上記ピンの軸部をピン挿通孔を通して上記クリップ本体の脚部中空部内に圧入して、ピンの軸部でクリップ本体脚部の各分割部を外側へと押圧し、脚部先端側を拡径させると共に、該脚部の上記係止突起とピン軸部の上記係合部とを係合させて脚部の拡径状態を保持するクリップにおいて、
    上記ピンの軸部外周面に上記係合部の形成位置よりも基端側に存して仮止用係合凹部を形成すると共に、上記クリップ本体のフランジ部に上記脚部のスリットに対応した位置に存し貫通孔を形成して該貫通孔と上記ピン挿通孔との間に上記仮止用係合凹部が係合する弾性変形可能な仮止用係合部を形成し、上記ピン挿通孔を通して上記ピンの軸部先端側を部分的に上記脚部中空部内に挿入すると共に、上記仮止用係合凹部と仮止用係合部とを係合させて上記クリップ本体とピンとを仮連結してなり、この状態からピンの頭部を押圧して上記仮止用係合凹部と仮止用係合部との係合状態を解除すると共に、上記ピンの軸部をクリップ本体の脚部先端側へと圧入進行させて上記脚部先端を拡径させると共に、上記クリップ本体の係止突起と上記ピンの係合部とを係合させて脚部の拡径状態を保持するように構成したことを特徴とするクリップ。
  2. 上記仮止用係合凹部が、鉤状に形成された抜け止凸部と該抜け止凸部よりも軸部基端側に突設されたテーパ面、円弧面又は球面を有する膨出部との間に形成された凹部である請求項1記載のクリップ。
  3. 上記ピンの軸部の長さを、上記クリップ本体の脚部長さと同等又はそれ以下に設定し、該軸部外周面の先端部乃至中間部に上記係合部を形成すると共に、該軸部外周面の上記係合部の形成位置よりも基端側に存して上記仮止用係合凹部を形成して、上記クリップ本体の係止突起と上記ピンの係合部とが係合した脚部の拡径時に、上記軸部が上記脚部先端から突出せずに該軸部が脚部内に格納された状態となるように構成した請求項1又は2記載のクリップ。
  4. 上記ピンの軸部外面に、上記クリップ本体脚部に設けられた上記スリットにそれぞれ挿入されるリブを形成すると共に、少なくとも1つのリブの外面に上記仮止用係合凹部を形成した請求項1〜3のいずれか1項に記載のクリップ。
  5. 一対の仮止用係合凹部を上記軸部の180度変位した位置に設けると共に、これら仮止用係合凹部と係合する一対の仮止用係合部を、上記ピン挿通孔を挟んで互いに対向する180度変位した位置に形成した請求項1〜4のいずれか1項に記載のクリップ。
  6. 上記クリップ本体のフランジ部に該フランジ部の弾性変形を容易ならしめる薄肉部を形成して、上記仮止用係合凹部と仮止用係合部との係合動作及び係合解除動作をより容易にした請求項1〜5のいずれか1項に記載のクリップ。
  7. 一対の仮止用係合部が上記ピン挿通孔を挟んで互いに対向する180度変位した位置に形成されており、上記薄肉部がこれら仮止用係合部と90度変位した位置に上記ピン挿通孔を挟んで互いに対向して形成された一対の径方向に沿った溝状の凹部である請求項6記載のクリップ。
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