JP2841281B2 - 結合クリップ - Google Patents

結合クリップ

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JP2841281B2
JP2841281B2 JP7226994A JP22699495A JP2841281B2 JP 2841281 B2 JP2841281 B2 JP 2841281B2 JP 7226994 A JP7226994 A JP 7226994A JP 22699495 A JP22699495 A JP 22699495A JP 2841281 B2 JP2841281 B2 JP 2841281B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は板体と板体、例え
ば、自動車におけるバンパーとバンパービームの固定に
おいてボルト・ナットを使用せずに接合することができ
る合成樹脂製の結合クリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、固定してある部材を短時間で簡単
に分解できるようにするため、例えば分解修理する際の
分解時間を短縮するため、或は廃車された車輌の解体作
業時間の短縮化を図るためにクイックリリースタイプの
結合クリップの開発が盛んである。この種の結合クリッ
プとしては、例えば本願出願人が既に出願(実願平4−
85459号)したものがある。この結合クリップは、
放射状スリットで複数に切り割られた弾性片を有する筒
部、該筒部の基端の回りから半径方向外向きに張り出す
鍔を備えた雌部材と、該雌部材の内周に挿入することに
より弾性片を拡開し、被固定部材と結合部材を結合する
雄部材とからなり、前記雌部材の各弾性片における長さ
の途中の内周に半径方向内向きの突起を形成し、前記雌
部材には、弾性片を半径方向外向きに拡開可能な先端の
頭部と、頭部の後方に連なって弾性片を拡開することの
ない小径部と、小径部の後方に連なって弾性片に形成さ
れた突起と係合され、これにより各弾性片を半径方向外
向きに拡開した状態に保持する大径部を形成すると共
に、小径部には雌部材の弾性片を分割するスリットに挿
入可能なリブを形成し、頭部には、雌部材の弾性片に形
成された半径方向内向きの突起を小径部のリブの一側に
案内する先導カム面を有する切欠きを形成したものであ
る。固定部材と被固定部材とを重ね合わせ、両部材の孔
を連通させ、この孔内に結合クリップを挿入し、この
後、雄部材を雌部材に押し込んで行くと、雌部材の弾性
片が大径部によって半径方向外向きに拡開されるととも
に、雄部材の頭部及び小径部が弾性片より下端に突出
し、弾性片外周の折曲部分が固定部材の孔縁に引っ掛か
る。したがって、固定部材と被固定部材とを結合クリッ
プにより結合することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た結合クリップは、結合状態で雄部材の鍔が雌部材の鍔
よりも突出しているので、飛び石等の異物が飛来したと
きに雄部材の鍔に当り易い。雄部材に異物が当ると、こ
の時の衝撃によって雄部材が脱落して被固定部材と固定
部材との固定が解除される虞れがある。そこで、本発明
は、飛び石等が飛来してきて当った場合にも雄部材が容
易に脱落することのない結合クリップを提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、放射状のスリットで複数に切り割られた
弾性片を有する筒部、該筒部の基端の回りから半径方向
外向きに張り出すフランジ部を備えた雌部材と、該雌部
材の内周に挿入することにより前記弾性片を拡開する軸
部、該軸部の基端の回りから半径方向外向きに張り出す
鍔を備えた雄部材とからなる結合クリップにおいて、前
記フランジ部に壁部を立設し、該壁部の内法を前記鍔の
外径寸法よりも大きく設定して結合状態における前記鍔
の外周縁が前記壁部の内側に納まるようになし、前記壁
部には、結合状態にある前記雄部材と前記雌部材とを解
脱するための工具を前記鍔部と前記フランジ部との間に
水平に挿入するための案内面を形成する切欠部を形成
、前記案内面と前記鍔部の下面と間に形成される隙間
を、外縁よりも中心側を狭くしたものである。そして、
上記発明によれば、雄部材の軸部を雌部材の筒部内に挿
入し、充分に押し込むと、雌部材の弾性片が拡開して固
定部材と被固定部材とを結合することができ、この結合
状態では雄部材の鍔が雌部材のフランジ部に当接乃至近
接しており、したがって、鍔がフランジ部の内側に納ま
る。このため、異物が飛来してきても、この異物が鍔の
縁に当たることはない。なお、上記構成において切欠部
を形成したフランジ部の肉厚を他の部分よりも薄くし、
この薄肉部分から筒部までのフランジ部の肉厚を次第に
厚くしてもよい。あるいは又、前記構成においてフラン
ジ部の上面及び鍔の下面の双方、又は何れか一方を軸方
向に直交する仮想面に対して傾斜させることにより鍔の
下面とフランジ部の上面との間に形成される隙間が、外
縁から中心に近付くにしたがって次第に狭くなるように
してもよい。
【0005】
【0006】
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にもとづいて説明する。1は合成樹脂により構成された
雌部材であり、半径方向外向きに張り出す基端のフラン
ジ部2から筒部3を介してスリット4により分割された
複数の拡開可能な弾性片5が延長されている。そして、
フランジ部2の外側表面(筒部3とは反対側に位置する
表面)の外周縁には後述する雄部材の鍔の外周の一部又
は全部、及び下面を保護する保護部としての壁部6を立
設するとともに、該壁部6の対向する位置には、後述す
るように前記フランジ部2と雄部材の鍔との間に形成さ
れる隙間を露出させるための手段として適宜幅の切欠部
7を形成してある。壁部6はフランジ部2と一体成形さ
れ、内法寸法(内径)は後述する雄部材の鍔の外径寸法
よりも僅かに大きい。また、切欠部7が形成されたフラ
ンジ部2の肉厚は他の部分に比較して薄く設定されてお
り、この薄肉部分から筒部3までは中心に向けて次第に
肉厚を増やし、これにより切欠部7から中心に向かって
次第に高くなる傾斜案内面8を形成してある。
【0008】上記した各弾性片5は先端が窄まってお
り、したがって、先端の内径寸法は筒部3および弾性片
5の長さの途中より小に形成されている。また、前記各
弾性片5の内周面における長さの略中間部分には、後述
する雄部材の係合凹部と係合する係止部として、それぞ
れ半径方向内向きの突起9が形成されている。
【0009】21は合成樹脂により構成され、全体的に
前記雌部材1の筒部3の内径より僅かに小さい外径に形
成された軸部22を有する雄部材であり、軸部22には
基端から順に、半径方向外向きに張り出す鍔23、円周
方向に等間隔に配置された複数の溝24を外周に有する
大径部25、該大径部25よりも細い小径部26、前記
大径部25とほぼ等しい外径寸法を有する頭部27が一
連、且つ一体に形成されている。
【0010】鍔23は、中心部分の肉厚が厚く、外側に
いくにしたがって薄くなるほぼ碁石状の部材であり、雌
部材1の壁部6の内法寸法よりも僅かに小さな直径に設
定されている。したがって、鍔23の上面は緩やかな曲
面であり、下面は中心に近付くにしたがって次第に大径
部25側に近付く傾斜曲面に形成されている。
【0011】前記大径部25には雌部材1の弾性片5の
内面に形成された突起9が係合される係合凹部28が円
周方向に所定の間隔で複数形成され、また、小径部26
との境界部分には所定の傾斜面29が形成されている。
一方、小径部26の外周には相対向する一対のリブ30
が長さ方向に一連に形成されている。さらに、前記頭部
27の先端は弾性片5の先端を通過し易いように円錐状
に形成されており、且つ、該頭部27には、その挿入に
際し、雌部材1の弾性片5の内面に形成された半径方向
内向きの突起9を小径部26のリブ30の一側に強制的
に案内するための先導カム面31を有する一対の切欠き
32が対向状に形成されている。
【0012】前記頭部27が弾性片5の突起9の部分を
通過するとき、弾性片5の突起9は切欠き32の先導カ
ム面31にガイドされ、リブ30の一側に向かって円周
方向に微少にずれようとする。つまり、雄部材21と雌
部材1の一方又は両方は微少に回転してリブ30の一側
に突起9を位置させようとし、その結果、当該リブ30
は隣接する弾性片5によって形成されるスリット4内に
納められる。
【0013】次に、前記した構成に基づいて本発明の結
合クリップを仮の組立状態にする場合について説明す
る。先ず、雌部材1の筒部3に対して雄部材21を頭部
27側から挿入すると、前記した如く頭部27は突起9
を介して弾性片5を半径方向外向きに拡開しながら進入
する。その際、切欠き32の先導カム面31に弾性片5
の突起9がガイドされてリブ30の一側へ向かおうと
し、そのため、雄部材21は微少に回転して小径部26
のリブ30はスリット4内にガイドされる。つまり、リ
ブ30とスリット4とが初めから位置合わせされた状態
で雄部材21が進入した場合は勿論のこと、仮にリブ3
0が弾性片5の内面に位置する状態で雄部材21が進入
したとしても、そのリブ30は必ずスリット4にガイド
され、納められるのであって、弾性片5の内面に当接
し、該弾性片5を拡開させたまま雄部材21が進入を継
続し、仮の組立状態に至る場合はない。
【0014】その後、雄部材21の頭部27が最終的に
弾性片5の先端を通過すると、該弾性片5は弾性力によ
って元の状態(小径状態)に窄まる。この状態におい
て、弾性片5の内面に形成された突起9は小径部26と
大径部25の傾斜面29に位置し、また、弾性片5の先
端は頭部27の後端面に係合する。つまり、雄部材21
と雌部材1とは相対的な自由移動が困難な状態になる。
したがって、この位置において挿入力を解除すると、図
2に示すように、雄部材21は雌部材1に対して仮の挿
入状態(仮の組立状態)となり、この状態において自動
車等の組立工場に納入される。
【0015】次に、図3の固定部材Aに対して被固定部
材Bを結合する方法について説明する。図2の雄部材2
1の雌部材1への仮挿入状態の結合クリップにおける雌
部材1を被固定部材Bの挿入孔41から固定部材Aの挿
入孔42内に通して雌部材1の弾性片5が固定部材Aの
挿入孔42から突出するまで挿入する。
【0016】次いで、雄部材21を雌部材1に対して鍔
23がフランジ部2に当接するまで押し込んで行くと、
雌部材1の弾性片5は大径部25の傾斜面29によって
再び半径方向外向きに徐々に、且つ均一に拡開されると
ともに、雄部材21の頭部27及び小径部26は弾性片
5より下端に突出する。
【0017】そして、鍔23が壁部6の内周に没し、突
起9が傾斜面29を過ぎた最終的な押し込み状態におい
て、弾性片5の裏面に形成された前記突起9は大径部2
5の外周に形成された係合凹部28に受容されて係止さ
れ、雄部材21と雌部材1とは結合し、固定される。つ
まり、雌部材1の弾性片5が半径方向外向きに拡開され
たままの状態で雄部材21と雌部材1とは固定され、こ
の際における弾性片5外周の折曲部分が固定部材Aの孔
42の縁に引っ掛かってロックされる。よって、固定部
材Aに対して被固定部材Bを結合することができる。ま
た、前記固定状態において、鍔23の下面が壁部の上
端よりも引上げられるための距離は、突起が係合凹部
28から傾斜面29に至る距離よりも長く設定されてお
り、したがって、前記鍔23は壁部の内周に位置して
突出することがない。
【0018】この様にして固定部材Aと被固定部材Bと
を結合クリップにより結合すると、鍔23の下面と外周
縁がフランジ部2の壁部6内に納まって鍔23の上面と
壁部6の上縁とが殆ど同じ曲面上に位置する。この状態
で飛石などの異物が結合クリップに向かって飛来してき
た場合、この異物は雌部材1の壁部6に当るか、或は雄
部材21の鍔23の上面に当るだけであって、鍔23の
外周縁や下面に当ることはない。異物が壁部6に当って
も結合状態に影響はないし、また、鍔23の上面に当っ
ても雄部材21を押し込む方向の衝撃力があるだけで引
き抜く力は作用しない。したがって、異物が当っても結
合状態にある結合クリップが外れる虞れはない。要する
に、壁部6は異物が鍔23の外周縁や下面に当らないよ
うに保護しており、結合クリップは外れない。
【0019】なお、前記壁部6は、鍔23の縁に異物が
当らないように保護する保護部として機能するだけでな
く、フランジ部2の強度を高める補強材としても機能し
ており、フランジ部2の強度が高められると異物が当っ
ても破損し難く、安全性を一層向上させることができ
る。
【0020】次に、結合クリップで結合した固定部材A
と被固定部材Bを分解する場合の操作について説明す
る。雄部材21を雌部材1に対して充分に押し込んだ結
合状態においては、図3に示すように、鍔23の下面の
中心寄りがフランジ部2の筒部3寄り部分に当接してお
り、鍔23の下面とフランジ部2上面との間には隙間5
1が形成され、この隙間51は、外縁から中心に近付く
にしたがって次第に狭くなり、特にフランジ部2の傾斜
案内面8と鍔23の下面との間で顕著である。
【0021】そこで、前記隙間51が露出する切欠部7
からマイナスドライバ等を差し込んみ、先端を傾斜案内
面8に沿って進入させると、鍔23の下面とフランジ部
2上面とが傾斜して対向しているので、楔作用によりド
ライバの押し込み力が数倍に倍化されて鍔23を浮き上
げる。したがって、雄部材21の係合凹部28から雌部
材1の弾性片5の突起9が外れて結合が解除され、その
後、鍔23の下面は壁部6の上端よりも引上げられる。
なお、フランジ部2の切欠部7から差し込んだマイナス
ドライバを梃子の様に動かして先端を鍔23側に上げる
と、一層容易に鍔23を浮き上がらせることができる。
【0022】この様にして雄部材21を雌部材1に対し
て少し引き抜くと、それまで拡径されていた弾性片5が
弾性力により縮径し、弾性片5の外周が固定部材Aの孔
42の縁から外れて図2に示す状態に復帰する。したが
って、この状態で鍔23を指で摘んで引き抜くと結合ク
リップ全体が固定部材Aおよび被固定部材Bの孔41,
42から抜け出て、固定部材Aと被固定部材Bとをバラ
バラに分解することができる。
【0023】なお、本実施の形態ではフランジ部2の対
向する位置に切欠部7を形成してあるので、両切欠部7
にマイナスドライバを同時に差し込むと雄部材21が傾
くことなく一層容易に解脱できる。
【0024】また、鍔23の下面とフランジ部2の上面
との間に前記した隙間51を形成するためには、切欠部
7の内側部分にのみ傾斜案内面8を形成するだけではな
く、壁部6に囲まれたフランジ部2の上面全体を肉厚の
変化等によって傾斜面を形成してもよい。要するに、フ
ランジ部2の上面および鍔23の下面の双方、または何
れか一方を軸方向に直交する仮想面に対して傾斜させる
ことにより鍔23の下面とフランジ部2の上面との間に
形成される隙間51が、外縁から中心に近付くにしたが
って次第に狭くなるように構成すれば良い。
【0025】前記した実施の形態では雄部材21の軸部
22の先端に頭部27を有するが、本発明に係る結合ク
リップは、これに限定されるものではない。即ち、放射
状のスリット4で複数に切り割られた弾性片5を有する
筒部3、該筒部3の基端の回りから半径方向外向きに張
り出すフランジ部2を備えた雌部材1と、該雌部材1の
内周に挿入することにより前記弾性片5を拡開する軸部
2、該軸部22の基端の回りから半径方向外向きに張
り出す鍔23を備えた雄部材21とからなる結合クリッ
プであればどのような構成の結合クリップであってもよ
い。
【0026】また、フランジ部2の壁部6に形成した切
欠部7は、鍔23の下面とフランジ部2上面との間にマ
イナスドライバ等の工具を差し込むための空隙であるか
ら、その数、長さ、位置などは前記した形態に限定され
るものではない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
結合状態においては雄部材の鍔が雌部材のフランジ部に
立設されている壁部の内側に納まっているので、万一異
物が飛来してきても、鍔の外周縁や下面には異物が当る
ことはない。したがって、結合が解除されることはな
く、自動車用の結合部品として使用しても安全性を確保
することができる。また、壁部に切欠部を形成したの
で、ここからマイナスドライバ等の工具をし込むと、
工具の先はフランジ部と鍔との狭い隙間の方へ案内面で
案内され、雄部材を雌部材に対して軸方向に移動させる
ため、これにより工具をこじるなどしなくとも簡単且つ
容易に結合を解除することができる。更に、切欠部を形
成したフランジ部の肉厚を他の部分よりも薄くし、この
薄肉部分から筒部までのフランジ部の肉厚を次第に厚く
したり、あるいは又、前記構成においてフランジ部の上
面及び鍔の下面の双方、又は何れか一方を軸方向に直交
する仮想面に対して傾斜させることにより鍔の下面とフ
ランジ部の上面との間に形成される隙間が、外縁から中
心に近付くにしたがって次第に狭くなるようにすると、
上記解除操作が一層容易となり、確実な結合状態が得ら
れるのは勿論、結合していた固定部材と被固定部材の分
解作業を短時間で簡単に行うことができる。
【0028】
【図面の簡単な説明】
【図1】結合クリップの分解斜視図である。
【図2】雄部材を雌部材の途中まで挿入した仮の組立状
態の断面図である。
【図3】雄部材を雌部材に対して完全に挿入した状態の
断面図である。
【図4】雌部材の平面図である。
【図5】左半を断面とした雌部材の側面図である。
【符号の説明】
1 雌部材 2 フランジ部 3 筒部 4 スリット 5 弾性片 6 壁部 7 切欠部 8 傾斜案内面 9 突起 21 雄部材 22 軸部 23 鍔 25 大径部 26 小径部 28 係合凹部 41 被固定部材の挿入孔 42 固定部材の挿入孔 51 隙間

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射状のスリットで複数に切り割られた
    弾性片を有する筒部、該筒部の基端の回りから半径方向
    外向きに張り出すフランジ部を備えた雌部材と、 該雌
    部材の内周に挿入することにより前記弾性片を拡開する
    軸部、該軸部の基端の回りから半径方向外向きに張り出
    す鍔を備えた雄部材とからなる結合クリップにおいて、 前記フランジ部に壁部を立設し、該壁部の内法を前記鍔
    の外径寸法よりも大きく設定して結合状態における前記
    鍔の外周縁が前記壁部の内側に納まるようになし、前記
    壁部には、結合状態にある前記雄部材と前記雌部材とを
    解脱するための工具を前記鍔部と前記フランジ部との間
    に水平に挿入するための案内面を形成する切欠部を形成
    、前記案内面と前記鍔部の下面と間に形成される隙間
    を、外縁よりも中心側を狭くしたことを特徴とする結合
    クリップ。
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