JP4544271B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、過給機付き内燃機関の制御装置に係り、特にリーン燃焼時の排気弁制御に関する。
タービンに通じる排気通路を開閉する第1排気弁と、タービンに通じない排気通路を開閉する第2排気弁とを備えた装置(独立排気エンジン)が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この装置によれば、高回転高負荷運転時に、タービンに通じない第2排気弁が、タービンに通じる第1排気弁よりも早い時期に開弁される。これにより、排気ポンピングロスを低減することができるため、高回転域で過給により出力を向上させることができる。
特開平10−89106号公報 特表2002−526713号公報
ところで、リーン燃焼時は排気温度が低くなるため、過給機の仕事が少なくなり、過給圧が不足する場合がある。また、触媒床温が低下してしまうため、排気エミッション特性が悪化する場合がある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、リーン燃焼時においても十分な過給圧を得ることが可能な内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。また、リーン燃焼時において十分な過給圧を得つつ、排気エミッション特性の悪化を防止することが可能な内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、リーン燃焼が可能な内燃機関の制御装置であって、
前記内燃機関に設けられた過給機と、
前記過給機のタービンに通じる第1排気通路を開閉する第1排気弁と、
前記タービンの下流に通じる第2排気通路を開閉する第2排気弁と、
前記第1排気通路と前記第2排気通路の合流点よりも下流側に配置された触媒と、
機関回転数及び機関負荷を取得する機関情報取得手段と、
前記機関負荷が低負荷領域を判定するために設定された負荷用第1所定値未満となり、かつ前記機関回転数が低回転領域を判定するために設定された回転数用第1所定値未満となる領域1では前記第2排気弁のみを開弁し、前記機関負荷が前記負荷用第1所定値よりも大きな値に設定された負荷用第2所定値よりも大きく、かつ前記機関回転数が前記回転数用第1所定値よりも小さな値に設定された回転数用第2所定値未満となる領域3では前記第1排気弁のみを開弁し、前記領域1及び前記領域3以外の領域である領域2では前記第1及び前記第2排気弁を共に開弁する制御手段とを備え、
前記制御手段は、リーン燃焼時の前記負荷用第1所定値を、ストイキ燃焼時の前記負荷用第1所定値よりも低く設定することを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明において、前記制御手段は、リーン燃焼時の前記負荷用第2所定値を、ストイキ燃焼時の前記負荷用第2所定値よりも低く設定することを特徴とする。
また、第3の発明は、第1又は第2の発明において、前記制御手段は、リーン燃焼時かつ触媒床温が基準値未満であるときの前記負荷用第1所定値を、リーン燃焼時かつ触媒床温が基準値以上であるときの前記負荷用第1所定値よりも高く設定することを特徴とする。
また、第4の発明は、第1から第3の何れかの発明において、前記制御手段は、リーン燃焼時かつ触媒床温が基準値未満であるときの前記負荷用第2所定値を、リーン燃焼時かつ触媒床温が基準値以上であるときの前記負荷用第2所定値よりも高く設定することを特徴とする。
また、第5の発明は、第1から第4の何れかの発明において、前記制御手段は、前記第1及び第2排気弁を共に開弁する場合、前記第1排気弁を開弁した後に、前記第2排気弁を開弁することを特徴とする。
第1の発明では、領域1では、第2排気弁のみが開弁される。かかる低負荷時には過給効率が低いため、タービンに排気ガスを供給しても過給圧の上昇がさほど見込めない。そこで、排気ガス全量をタービンを通過せずに直接触媒に供給することで、触媒床温の低下が抑制される。
また、領域2では、第1排気弁と第2排気弁が共に開弁される。これにより、過給機を予め稼働させて過給機のレスポンスを向上させつつ、触媒床温の急激な低下を抑制することができる。
また、領域3では、第1排気弁のみが開弁される。かかる高負荷時には、排気ガスを全量タービンに供給して、十分な過給圧を得ることができる。
ところで、リーン燃焼時は、ストイキ燃焼時に比して排気ガス温度が低いため、過給機のレスポンスが悪化しやすい。そこで、第1の発明では、リーン燃焼時の負荷用第1所定値が、ストイキ燃焼時の負荷用第1所定値よりも低く設定される。すなわち、リーン燃焼時には、過給機の稼働開始時期が低負荷側に拡大される。従って、第1の発明によれば、リーン燃焼時にはストイキ燃焼時に比してより低負荷側で過給機が稼働開始されるため、リーン燃焼時の過給機のレスポンスを高めることができる。よって、リーン燃焼時においても十分な過給圧を得ることができる。
第2の発明では、リーン燃焼時の負荷用第2所定値が、ストイキ燃焼時の負荷用第2所定値よりも低く設定される。すなわち、リーン燃焼時には、排気ガス全量が過給機に供給される領域が低負荷側に拡大される。そうすると、リーン燃焼時において、ストイキ燃焼時に比してより低負荷側で排気ガス全量が過給機に供給されることとなる。よって、リーン燃焼時において、高負荷域での過給機のレスポンスを高めることができ、十分な過給圧を得ることができる。
第3の発明では、リーン燃焼時かつ触媒床温が基準値未満であるときの負荷用第1所定値が、リーン燃焼時かつ触媒床温が基準値以上であるときの負荷用第1所定値よりも高く設定される。すなわち、リーン燃焼時において、触媒床温が低い場合には、高い場合に比してより高負荷側で過給機が稼働開始することとなる。そうすると、リーン燃焼時かつ触媒床温が低い場合には、より高負荷側までタービンを介さず直接触媒に排気ガス全量を供給することができ、触媒床温の低下を防止することができる。よって、リーン燃焼時において、排気エミッション特性の悪化を防止することができる。
第4の発明では、リーン燃焼時かつ触媒床温が基準値未満であるときの負荷用第2所定値が、リーン燃焼時かつ触媒床温が基準値以上であるときの負荷用第2所定値よりも高く設定される。すなわち、リーン燃焼時において、触媒床温が低い場合には、高い場合に比してより高負荷側で排気ガス全量がタービンに供給されることとなる。そうすると、リーン燃焼時かつ触媒床温が低い場合には、より高負荷側まで直接触媒に排気ガスの一部を供給することができ、触媒床温の低下を防止することができる。よって、リーン燃焼時において、十分な過給圧を得つつ、排気エミッション特性の悪化を防止することができる。
第5の発明では、第1及び第2排気弁を共に開弁する場合、第1排気弁が開弁された後に第2排気弁が開弁される。そうすると、ピストン速度が最も早い時期に第1排気弁が開弁されることとなるため、第1排気通路に効率良く排気ガスを供給することができる。よって、過給機の仕事を増大させることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。尚、各図において共通する要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
実施の形態1.
[システム構成の説明]
図1は、本発明の実施の形態1によるシステム構成を示す図である。本実施の形態のシステムは、過給機(ダーボチャージャ)を有する独立排気エンジンシステムである。
図1に示すシステムは、複数の気筒2を有するエンジン1を備えている。各気筒2のピストンは、それぞれクランク機構を介して共通のクランク軸4に接続されている。クランク軸4の近傍には、クランク角センサ5が設けられている。クランク角センサ5は、クランク軸4の回転角度(以下「クランク角CA」という。)を検出するように構成されている。
エンジン1は、各気筒2に対応して、インジェクタ6を有している。インジェクタ6は、高圧の燃料を気筒2内に直接噴射するように構成されている。各インジェクタ6は、共通のデリバリーパイプ7に接続されている。デリバリーパイプ7は、燃料ポンプ8を介して燃料タンク9に連通している。
また、エンジン1は、各気筒2に対応して吸気ポート10を有している。吸気ポート10には、複数の吸気弁12(符号「In」を付すこともある。)が設けられている。吸気弁12には、吸気弁12の開弁特性(開閉時期及びリフト量)を独立して変更可能な可変動弁機構13が接続されている。可変動弁機構13としては、公知の電磁駆動弁機構や機械式もしくは油圧式可変動弁機構等を用いることができる。
また、各吸気ポート10は、吸気マニホールド16に接続されている。吸気マニホールド16には、過給圧センサ17が設けられている。過給圧センサ17は、後述するコンプレッサ24aによって過給された空気(以下「過給空気」という。)の圧力、すなわち、過給圧PIMを測定するように構成されている。
吸気マニホールド16には吸気通路18が接続されている。吸気通路18の途中には、スロットルバルブ20が設けられている。スロットルバルブ20は、図示しないスロットルモータにより駆動される電子制御式のバルブである。スロットルバルブ20は、アクセル開度センサ21により検出されるアクセル開度AA等に基づいて駆動されるものである。スロットルバルブ20の近傍には、スロットル開度センサ20Aが設けられている。スロットル開度センサ20Aは、スロットル開度TAを検出するように構成されている。
スロットルバルブ20の上流には、インタークーラ22が設けられている。インタークーラ22は、過給空気を冷却するように構成されている。
インタークーラ22の上流には、過給機24のコンプレッサ24aが設けられている。コンプレッサ24aは、図示しない連結軸を介してタービン24bと連結されている。タービン24bは、後述する第1排気通路34に設けられている。このタービン24bが排気動圧(排気エネルギ)により回転駆動されることによって、コンプレッサ24aが回転駆動される。
コンプレッサ24aの上流には、エアフロメータ26が設けられている。エアフロメータ26は、吸入空気量Gaを検出するように構成されている。エアフロメータ26の上流には、エアクリーナ28が設けられている。エアクリーナ28の上流は、大気に開放されている。
また、エンジン1は、各気筒2に対応して、第1排気弁30A(符号「Ex1」を付すこともある。)と第2排気弁30B(符号「Ex2」を付すこともある。)とを有している。この第1排気弁30Aは、タービン24bに通じる第1排気通路34を開閉するものである。タービン24bは、第1排気通路34を流通する排気動圧によって回転駆動されるように構成されている。また、第2排気弁30Bは、タービン24bに通じない第2排気通路36、すなわち、タービン24b下流に通じる第2排気通路36を開閉するものである。
これらの排気弁30A,30Bには、排気弁30A,30Bの開弁特性(開閉時期及びリフト量)を独立して変更可能な可変動弁機構32が接続されている。可変動弁機構32としては、上記可変動弁機構13と同様に、公知の電磁駆動弁機構や機械式もしくは油圧式可変動弁機構等を用いることができる。
第1排気通路34と第2排気通路36の合流点よりも下流の排気通路38には、排気空燃比を検出する空燃比センサ40が設けられている。空燃比センサ40の下流には、排気ガスを浄化するためのプリ触媒42が設けられている。プリ触媒42は、例えば、三元触媒により構成することができる。プリ触媒42には、該プリ触媒42の触媒床温Tpを検出するプリ触媒床温センサ43が設けられている。
プリ触媒42の下流には、NOx触媒44が設けられている。NOx触媒44は、例えば、NOx吸蔵還元触媒により構成することができる。NOx触媒44は、リーン燃焼時に排気ガス中に含まれるNOxを吸蔵し、空燃比が理論空燃比以下の雰囲気中、つまり理論空燃比以下のリッチの雰囲気中では吸蔵されたNOxを還元浄化して放出する機能を有している。このNOx触媒44は、NOxを吸蔵還元する機能のみを有するものでもよく、あるいは、排気ガス中のすすを捕集する機能を併せ持つDPNR(Diesel Particulate-NOx-Reduction system)のようなものでもよい。NOx触媒44には、該NOx触媒44の触媒床温Tnoxを検出するNOx触媒床温センサ45が設けられている。
本実施の形態1のシステムは、制御装置であるECU(Electronic Control Unit)60を備えている。ECU60の入力側には、クランク角センサ5、過給圧センサ17、スロットル開度センサ20A、アクセル開度センサ21、エアフロメータ26、空燃比センサ40、プリ触媒床温センサ43、NOx触媒床温センサ45等が接続されている。また、ECU60の出力側には、インジェクタ6、燃料ポンプ8、可変動弁機構13,32等が接続されている。
ECU60は、クランク角CAに基づいて、エンジン回転数NE[rpm]を算出する。また、ECU60は、吸入空気量Gaや過給圧PIM等に基づいて、エンジン負荷KL[%]を算出する。
ECU60は、運転条件等に基づいて、NOx触媒42に吸蔵されたNOx量を推定する。ECU60は、推定したNOx吸蔵量が所定値以上になると、NOxを還元・放出させるため、いわゆるリッチスパイク制御を実施する。
[実施の形態1の特徴]
上記システムでは、可変動弁機構32を制御制御することにより、排気弁Ex1,Ex2の開弁特性を独立して制御可能である。排気弁Ex1,Ex2の制御領域は、図2に示すように3つの領域に分けられる。
図2は、本実施の形態1における排気弁Ex1,Ex2の制御領域(以下「排気弁制御領域」ともいう。)を示す図である。より詳細には、図2(A)はストイキ燃焼時の排気弁制御領域を示す図であり、図2(B)はリーン燃焼時の排気弁制御領域を示す図である。また、図3は、図2に示す排気弁制御領域での排気弁Ex1,Ex2の開弁特性を示す図である。より詳細には、図3(A)は領域1での排気弁開弁特性を、図3(B)は領域2での排気弁開弁特性を、図3(C)は領域3での排気弁開弁特性を、それぞれ示す図である。
図2に示すように、エンジン回転数NEが所定値NE1未満であり、かつ、エンジン負荷KLが所定値KL1未満である場合には、排気弁制御領域が領域1であると判定される。この領域1では、過給効率が比較的低いため、排気ガス全量を過給機24のタービン24bに供給したとしても、過給圧PIMはさほど上昇しない。そこで、この領域1では、図3(A)に示すように、第2排気弁Ex2のみが開弁される。これにより、排気ガス全量が、過給機24のタービン24bを通過することなく、プリ触媒42に直接導入される。よって、触媒床温Tp,Tnoxの低下を防止することができる。
また、エンジン回転数NEが所定値NE3未満であり、かつ、エンジン負荷KLが所定値KL3よりも大きい場合には、排気弁制御領域が領域3であると判断される。この領域3では、図3(C)に示すように、第1排気弁Ex1のみが開弁される。これにより、排気ガス全量が、過給機24のタービン24bに導入される。
また、排気弁制御領域が領域2であると判定された場合には、図3(B)に示すように、第1排気弁Ex1と第2排気弁Ex2の両方が開弁される。これにより、排気ガスの一部がタービン24bに供給され、排気ガスの残りがタービン24bを経由せずプリ触媒42に直接供給される。
ここで、図2に示すように、エンジン回転数NEが所定値NE3未満である場合には、エンジン負荷KLが高くなるに連れて、領域1,領域2,領域3の順番で規定されている。領域1から領域3にいきなり切り換えられると、タービン24bを経由せずにプリ触媒42に供給される排気ガス量が無くなってしまう。その結果、プリ触媒42の触媒床温Tpが急激に低下する可能性がある。また、領域3で過給機24をフル稼働させる前に、予め過給機24を稼働させて置くことで、過給機24のレスポンスを高める上で好ましい。そこで、領域1と領域3の間に、排気弁Ex1,Ex2が共に開弁される領域2が設けられている。
ところで、リーン燃焼時は、ストイキ燃焼時に比して、排気ガス温度が低くなる。このため、リーン燃焼時は、過給機24のレスポンスが悪化し、過給圧が不十分となってしまう可能性がある。
そこで、本実施の形態1では、図2に示すように、ストイキ燃焼時の所定値KL1STOICHIよりも、リーン燃焼時の所定値KL1LEANが低く設定される。すなわち、リーン燃焼時に排気弁Ex1を稼働開始させる領域が、ストイキ燃焼時に比して低負荷側に拡大せしめられる。これにより、リーン燃焼時はストイキ燃焼時に比してより低負荷側でタービン24bに排気エネルギが与えられる。よって、リーン燃焼時においても、過給機24のレスポンスを高めることができるため、十分な過給圧を得ることができる。
また、本実施の形態1では、ストイキ燃焼時の所定値KL3STOICHIよりも、リーン燃焼時の所定値KL3LEANが低く設定される。すなわち、リーン燃焼時に排気ガス全量がタービン24bに供給される領域が、ストイキ燃焼時に比して低負荷側に拡大せしめられる。これにより、リーン燃焼時はストイキ燃焼時に比してより低負荷側でタービン24bに排気ガス全量が供給される。よって、リーン燃焼時においても、過給機24のレスポンスを高めることができるため、十分な過給圧を得ることができる。
また、本実施の形態1では、リッチスパイク制御時に、リーン燃焼時の所定値(NE1LEAN等)が用いられる。ところで、通常の場合、リッチスパイク制御時には、ストイキ燃焼時の所定値(NE1STOICHI等)を用いて排気弁制御が行われる。しかし、この場合、リーン燃焼時からリッチスパイク制御に切り替わる際に、排気弁制御領域が変化することでトルクショックが増大してしまい、ドライバビリティが悪化する可能性が高くなる。
これに対して、本実施の形態1では、上述したように、リッチスパイク制御時に、リーン燃焼時の所定値(NE1LEAN等)が用いられる。よって、リッチスパイク制御時もそのままリーン燃焼時の排気弁制御が継続して行われる。これにより、トルクショックの発生を防止することができ、ドライバビリティの悪化を防止することができる。
[実施の形態1における具体的処理]
図4は、本実施の形態1において、ECU60が実行するルーチンを示すフローチャートである。本ルーチンは、排気弁Ex1,Ex2を駆動する前の所定タイミングに起動される。
図4に示すルーチンによれば、先ず、エンジン回転数NEとエンジン負荷KLを読み込む(ステップ100)。続いて、上記ステップ100で読み込まれたエンジン回転数NE及びエンジン負荷KLに基づいて、運転モードを参照する(ステップ102)。ここで、本ルーチンとは別のルーチンにおいて、エンジン回転数NE及びエンジン負荷KLに基づいて、実行する運転モードとしてストイキ燃焼とリーン燃焼の何れかが決定される。上記ステップ102では、このように決定された運転モードが参照される。
その後、上記ステップ102で参照された運転モードがリーン燃焼であるか、もしくは、リッチスパイク制御中であるか否かを判別する(ステップ104)。このステップ104で運転モードがリーン燃焼又はリッチスパイク制御中であると判別された場合には、領域1の判定に用いられる所定値NE1がNE1LEANであると算出すると共に、所定値KL1がKL1LEANであると算出する(ステップ106)。さらに、領域3の判定に用いられる所定値NE3がNE3LEANであると算出すると共に、所定値KL3がKL3LEANであると算出する(ステップ108)。
一方、上記ステップ104で運転モードがストイキ燃焼であると判別された場合には、領域1の判定に用いられる所定値NE1がNE1STOICHIであると算出すると共に、所定値KL1がKL1STOICHIであると算出する(ステップ110)。さらに、領域3の判定に用いられる所定値NE3がNE3STOICHIであると算出すると共に、所定値KL3がKL3STOICHIであると算出する(ステップ112)。
上記ステップ108又は112の処理の後、上記ステップ100で読み込まれたエンジン回転数NEが所定値NE1未満、かつ、エンジン負荷KLが所定値KL1未満であるか否かを判別する(ステップ114)。このステップ114でエンジン回転数NEが所定値NE1未満、かつ、エンジン負荷KLが所定値KL1未満であると判別された場合には、排気弁制御領域が領域1であると判定する(ステップ116)。
一方、上記ステップ114でエンジン回転数NEが所定値NE1以上またはエンジン負荷KLが所定値KL1以上であると判別された場合には、ステップ118の処理に移行する。ステップ118では、エンジン回転数NEが所定値NE3未満、かつ、エンジン負荷KLが所定値KL3より大きいか否かが判別される。このステップ118でエンジン回転数NEが所定値NE3未満、かつ、エンジン負荷KLが所定値KL3より大きいと判別された場合には、排気弁制御領域が領域3であると判定する(ステップ120)。
一方、上記ステップ118でエンジン回転数NEが所定値NE3以上またはエンジン負荷KLが所定値KL3以下であると判別された場合には、排気弁制御領域が領域2であると判定する(ステップ122)。
上記ステップ116,120又は122の処理の後、判定された排気弁制御領域に応じた排気弁制御を実施する(ステップ124)。このステップ124では、排気弁Ex1,Ex2の開弁特性を変更可能な可変動弁機構32への駆動要求が出される。その後、本ルーチンを終了する。
ところで、本実施の形態1では、図2に示すように、所定値KL3LEANが所定値KL3STOICHIと所定値KL1STOICHIの間に設定されているが、車種等によっては所定値KL3LEANが所定値KL1STOICHIよりも低く設定されてもよい。
また、本実施の形態1では、領域2で2つの排気弁Ex1,Ex2の開弁特性が同じにされているが(図3(B)参照)、図5に示すように排気弁Ex1,Ex2の開弁特性を異なるようにしてもよい。図5は、本実施の形態1の変形例による領域2での排気弁開弁特性を示す図である。図5に示すように、第1排気弁Ex1が開弁された後、第2排気弁Ex2が開弁される。そうすると、ピストン速度が最も早い時期(つまり、ストロークの中間)に第1排気弁Ex1が開弁される。これにより、第1排気通路34のタービン24bに効率良く排気ガスを供給することができるため、過給機24の仕事を増大させることができる。
また、本実施の形態1では、リーン燃焼時の所定値KL1LEAN,KL3LEANが、ストイキ燃焼時の所定値KL1STOICHI, KL3STOICHIから同じ幅だけ低く設定されているが、KL1STOICHIとKL1LEANの幅が、KL3STOICHIとKL3LEANの幅と異なっていてもよい。
また、本実施の形態1では、リーン燃焼時の所定値NE1LEAN,NE3LEANが、それぞれストイキ燃焼時の所定値NE1STOICHI,NE3STOICHIと同じに設定されているが、異なるように設定されてもよい。
尚、本実施の形態1及び変形例においては、エンジン1が第1及び第6の発明における「内燃機関」に、過給機24が第1及び第6の発明における「過給機」に、タービン24bが第1及び第6の発明における「タービン」に、第1排気通路34が第1及び第6の発明における「第1排気通路」に、第2排気通路36が第1及び第6の発明における「第2排気通路」に、それぞれ相当する。
また、本実施の形態1及び変形例においては、第1排気弁Ex1(30A)が第1の発明における「第1排気弁」に、第2排気弁Ex2(30B)が第1の発明における「第2排気弁」に、吸気弁In(12)が第6の発明における「吸気弁」に、プリ触媒42及びNOx触媒44が第1及び第6の発明における「触媒」に、プリ触媒床温センサ43及びNOx触媒床温センサ45が第7の発明における「触媒床温取得手段」に、それぞれ相当する。
また、本実施の形態1及び変形例においては、ECU60が、ステップ100の処理を実行することにより第1の発明における「機関情報取得手段」が、ステップ106,114〜124の処理を実行することにより第1及び第5の発明における「制御手段」が、ステップ108の処理を実行することにより第2の発明における「制御手段」が、それぞれ実現されている。
実施の形態2.
次に、図6及び図7を参照して、本発明の実施の形態2について説明する。
本実施の形態2のシステムは、図1に示すハードウェア構成を用いて、ECU60に、後述する図7に示すルーチンを実行させることにより実現することができる。
[実施の形態2の特徴]
上記実施の形態1では、リーン燃焼時の所定値KL1LEAN,KL3LEANが、それぞれストイキ燃焼時の所定値KL1LEAN,KL3LEANよりも低く設定された。これにより、リーン燃焼時においても、過給機24のレスポンスを向上させることができ、十分な過給圧PIMを得ることができる。
ところで、既述したように、リーン燃焼時にはストイキ燃焼時に比して排気ガスの温度が低くなる。よって、第1排気弁Ex1が早期に開弁されると、触媒床温Tp,Tnoxが急激に低下してしまう場合がある。そうすると、十分な過給圧PIMを得ることができるものの、排気エミッション特性が悪化する可能性がある。
そこで、本実施の形態2では、図6に示すように、リーン燃焼時で触媒床温Tp,Tnoxが基準値よりも低い場合には、触媒床温Tp,Tnoxが基準値以上である場合に比して、所定値KL1,KL3を高く設定する。なお、本実施の形態2における所定値KL1,KL3は、実施の形態1の要件を満たすものとする。
図6は、本実施の形態2におけるリーン燃焼時の排気弁制御領域を示す図である。より詳細には、図6(A)は触媒床温Tp,Tnoxが基準値以上である場合の排気弁Ex1,Ex2の制御領域を示す図であり、図6(B)は触媒床温Tp,Tnoxが基準値未満である場合の排気弁Ex1,Ex2の制御領域を示す図である。なお、図6(A)は、図2(B)と同図である。
本実施の形態2では、図6(A)に示すリーン燃焼時かつ触媒床温Tp,Tnoxが基準値以上である場合の所定値KL1LEANよりも、図6(B)に示すリーン燃焼時かつ触媒床温Tp,Tnoxが基準値未満である場合の所定値KL1LEANLが高く設定される。すなわち、リーン燃焼時において、触媒床温Tp,Tnoxが基準値未満である場合の排気弁Ex1を稼働開始させる領域が、触媒床温Tp,Tnoxが基準値以上である場合に比してより高負荷側にされる。これにより、触媒床温Tp,Tnoxが基準値未満である場合には、基準値以上である場合に比してより高負荷側まで、排気ガスの全量がタービン24bを介さずプリ触媒42に直接供給される。よって、リーン燃焼時かつ触媒床温Tp,Tnoxが基準値未満である場合であっても、触媒床温Tp,Tnoxの低下を抑制することができるため、排気エミッション特性の悪化を防止することができる。
また、本実施の形態2では、図6(A)に示すリーン燃焼時かつ触媒床温Tp,Tnoxが基準値以上である場合の所定値KL3LEANよりも、図6(B)に示すリーン燃焼時かつ触媒床温Tp,Tnoxが基準値未満である場合の所定値KL3LEANLが高く設定される。すなわち、リーン燃焼時かつ触媒床温Tp,Tnoxが基準値未満である場合の排気弁Ex1のみを作動させる領域が、触媒床温Tp,Tnoxが基準値以上である場合に比してより高負荷側にされる。これにより、触媒床温Tp,Tnoxが基準値未満である場合には、基準値以上である場合に比して高負荷側まで、排気ガスの一部がタービン24bを介さずプリ触媒42に直接供給される。よって、リーン燃焼時かつ触媒床温Tp,Tnoxが基準値未満である場合であっても、十分な過給圧PIMを得つつ、排気エミッション特性の悪化を防止することができる。
なお、図6(B)に示すように、所定値所定値KL3LEANLは、非過給時のリーン燃焼を実現可能な最大負荷KLmaxよりも低く設定される。よって、非過給時のリーン燃焼を実現可能な最大負荷KLmaxに達する前に、排気ガス全量がタービン24bに供給されることとなる。
[実施の形態2における具体的処理]
図7は、本実施の形態2において、ECU60が実行するルーチンを示すフローチャートである。本ルーチンは、排気弁Ex1,Ex2を駆動する前の所定タイミングに起動される。
図7に示すルーチンによれば、先ず、図4に示すルーチンと同様に、ステップ100〜104の処理を実行する。このステップ104で運転モードがストイキ燃焼であると判別された場合には、図4に示すルーチンと同様に、NE1=NE1STOICHI,KL1=KL1STOICHIと算出される(ステップ110)。その後、NE3=NE3STOICHI,KL3=KL3STOICHIと算出される(ステップ112)。
一方、上記ステップ104で運転モードがリーン燃焼又はリッチスパイク制御中であると判別された場合には、図4に示すルーチンとは異なり、プリ触媒床温TpとNOx触媒床温Tnoxを取得する(ステップ130)。その後、上記ステップ130で取得されたプリ触媒床温Tpが基準値Tha未満であるか否か、又はNOx触媒床温Tnoxが基準値Thb未満であるか否かを判別する(ステップ132)。ここで、基準値Thaは、例えば、450℃であり、基準値Thbは、例えば、300℃である。このステップ132でプリ触媒床温Tpが基準値Tha以上であり、かつ、NOx触媒床温Tnoxが基準値Thb以上であると判別された場合には、NE1=NE1LEAN,KL1=KL1LEANと算出され(ステップ106)、その後にNE3=NE3LEAN,KL3=KL3LEANと算出される(ステップ108)。
上記ステップ132でプリ触媒床温Tpが基準値Tha未満であると判別されるか、又は、NOx触媒床温Tnoxが基準値Thb未満であると判別された場合には、NE1=NE1LEANL,KL1=KL1LEANLと算出され(ステップ134)、その後にNE3=NE3LEANL,KL3=KL3LEANLと算出される(ステップ136)。上述したように、かかるステップ134,136で算出されたKL1LEANL,KL3LEANLは、上記ステップ106,108で算出されたKL1LEAN,KL3LEANよりも高い。このため、領域1,3がそれぞれ高負荷側に拡大されることとなる。
上記ステップ108,112又は136の処理の後、図4に示すルーチンと同様に、ステップ114〜120の処理を実行することで、排気弁制御領域が判定される。その後、判定された排気弁制御領域に応じた排気弁制御を実施する(ステップ124)。その後、本ルーチンを終了する。
ところで、本実施の形態2では、床温センサ43,45を用いて触媒床温Tp,Tnoxを検出しているが、運転状態(KL,NE)に基づいて触媒床温Tp,Tnoxを推定してもよい。この場合、図7に示すルーチンのステップ130において、推定された触媒床温Tp,Tnoxが読み込まれる。
尚、本実施の形態2においては、ECU60が、ステップ134の処理を実行することにより第3の発明における「制御手段」が、ステップ136の処理を実行することにより第4の発明における「制御手段」が、それぞれ実現されている。
実施の形態3.
次に、図8〜図11を参照して、本発明の実施の形態3について説明する。
本実施の形態3のシステムは、図1に示すハードウェア構成を用いて、ECU60に、後述する図11示すルーチンを実行させることにより実現することができる。
[実施の形態3の特徴]
図1に示すシステムによれば、例えば、図8に示すように、排気弁Ex1,Ex2と吸気弁Inとの間にオーバラップ量を設けることで、排気系への新気の吹き抜け(スカベンジ,掃気)が発生する。図8は、新気の吹き抜けが発生する場合の排気弁Ex1,Ex2及び吸気弁Inの開弁特性の一例を示す図である。
ところで、リーン燃焼時は、ストイキ燃焼時と等空気量であったとしても、ストイキ燃焼時に比して過給機24の仕事が低下する。よって、リーン燃焼時においては、より多くの空気を筒内に吸入することが望ましい。
しかし、上記の吹き抜けが発生すると、筒内に閉じ込められる空気量が減少する。さらに、燃料噴射量は、エアフロメータ26で検出された吸入空気量Gaに基づいて算出されているため、空燃比のリッチ化を招来する。このため、吹き抜けが発生しない場合に比して、タービン24bに供給される排気エネルギが減少してしまう。
そこで、本実施の形態3では、図9に示すように、通常のリーン燃焼時は第2排気弁Ex2を休止させて、第1排気弁Ex1のみを作動させる。図9は、本実施の形態3における通常のリーン燃焼時の排気弁Ex1,Ex2及び吸気弁Inの開弁特性の一例を示す図である。第1排気弁Ex1のみを作動させることにより、排気ガス全量をタービン24bに供給することができる。さらに、図9に示すように、第1排気弁Ex1と吸気弁Inのオーバラップ期間をゼロにするか、あるいは、所定値以下にする。これにより、吹き抜けを抑制することができ、空燃比のリッチ化を抑制することができる。よって、タービン24bに十分な排気エネルギを供給できるため、十分な過給圧PIMを得ることができる。
また、触媒床温Tp,Tnoxが基準値未満である場合には、図10に示すように、第2排気弁Ex2と吸気弁Inのオーバラップ量を所定値以上にする。図10は、本実施の形態3において、触媒床温Tp,Tnoxが基準値未満である場合の排気弁Ex1,Ex2及び吸気弁Inの開弁特性の一例を示す図である。これにより、吹き抜けが発生し、空燃比がリッチ化する。そうすると、タービン24bに与える排気エネルギは減少するものの、プリ触媒42やNOx触媒44において未燃燃料と吹き抜けた新気を反応させることができるため、触媒床温Tp,Tnoxを上昇させることができる。
ところで、図10に示す例では、第1排気弁Ex1が開弁された後、第2排気弁Ex2が開弁される。そうすると、ピストン速度が最も早い時期(つまり、ストロークの中間)に第1排気弁Ex1が開弁されることとなる。これにより、第1排気通路34のタービン24bに効率良く排気ガスを供給することができるため、過給機24bの仕事を増大させることができる。
また、触媒床温Tp,Tnoxが基準値よりも低い第2基準値未満である場合や、上記未燃燃料と新気の反応による昇温が不十分である場合のように、さらに触媒床温Tp,Tnoxを上昇させる必要がある場合がある。かかる場合において、本実施の形態3では、膨張行程で燃料噴射が行われる。これにより、より多量の未燃燃料がプリ触媒42に供給されるため、プリ触媒42において未燃燃料と新気の反応を更に促進することができる。
[実施の形態3における具体的処理]
図11は、本実施の形態3において、ECU60が実行するルーチンを示すフローチャートである。本ルーチンは、排気弁Ex1,Ex2を駆動する前の所定タイミングに起動される。
図11に示すルーチンによれば、先ず、図4に示すルーチンと同様に、エンジン回転数NEとエンジン負荷KLを読み込み(ステップ100)、運転モードを参照する(ステップ102)。その後、上記ステップ102で参照された運転モードがリーン燃焼であるか否かを判別する(ステップ140)。このステップ140で運転モードがストイキ燃焼であると判別された場合には、本ルーチンを終了する。
一方、上記ステップ140で運転モードがリーン燃焼であると判別された場合には、図6に示すルーチンと同様に、プリ触媒床温TpとNOx触媒床温Tnoxを取得する(ステップ130)。その後、上記ステップ130で取得されたプリ触媒床温Tpが基準値Tha未満であるか否か、又はNOx触媒床温Tnoxが基準値Tthb未満であるか否かを判別する(ステップ132)。
上記ステップ132でプリ触媒床温Tpが基準値Ttha以上であり、かつ、NOx触媒床温Tnoxが基準値Tthb以上であると判別された場合には、例えば、図9に示す例のように、排気弁Ex2を休止すると共に、排気弁Ex1と吸気弁Inのオーバラップ量を所定値以下にする(ステップ142)。このステップ142では、排気弁Ex1,Ex2の開弁特性を変更可能な可変動弁機構32への駆動要求と、吸気弁Inの開弁特性を変更可能な可変動弁機構13への駆動要求が出される。その後、本ルーチンを終了する。
一方、上記ステップ132でプリ触媒床温Tpが基準値Ttha未満であると判別されるか、又は、NOx触媒床温Tnoxが基準値Tthb未満であると判別された場合には、触媒床温Tp,Tnoxを昇温させる必要があると判断される。この場合、例えば、図10に示す例のように、第2排気弁Ex2と吸気弁Inのオーバラップ量を所定値以上にする(ステップ144)。このステップ144では、可変動弁機構13,32への駆動要求が出される。
その後、触媒昇温Tp,Tnoxの温度上昇要求が所定値以上であるか否かを判別する(ステップ146)。このステップ146では、例えば、触媒昇温Tp,Tnoxが基準値Ttha,Tthbより更に低い第2基準値Ttha2,Tthb2未満である場合や、前回のルーチンでステップ144の処理を実行したにも関わらず、再びステップ132で“NO”と判別された場合には、温度上昇要求が所定値以上であると判別される。この場合、膨張行程で燃料噴射が行われる(ステップ148)。その後、本ルーチンを一旦終了する。
ところで、本実施の形態3では、上記ステップ148において新気の吹き抜けを発生させるために第2排気弁Ex2と吸気弁Inのオーバラップ量を所定値以上にしているが、図12に示す例のように、第1排気弁Ex1と吸気弁Inのオーバラップ量を所定値以上にしてもよい。図12は、本実施の形態3の変形例において、排気弁Ex1及び吸気弁Inの開弁特性を示す図である。この場合も、新気の吹き抜けを発生させることができる。
また、本実施の形態3では、床温センサ43,45を用いて触媒床温Tp,Tnoxを検出しているが、運転状態(KL,NE)に基づいて触媒床温Tp,Tnoxを推定してもよい。この場合、図11に示すルーチンのステップ130において、推定された触媒床温Tp,Tnoxが読み込まれる。
尚、本実施の形態3及び変形例においては、ECU60が、ステップ142の処理を実行することにより第6の発明における「制御手段」が、ステップ130の処理を実行することにより第7の発明における「触媒床温取得手段」が、ステップ144の処理を実行することにより第7の発明における「制御手段」が、ステップ148の処理を実行することにより第8の発明における「制御手段」が、それぞれ実現されている。
本発明の実施の形態1によるシステム構成を示す図である。 本発明の実施の形態1における排気弁制御領域を示す図である。 図2に示す排気弁制御領域での排気弁Ex1,Ex2の開弁特性を示す図である。 本発明の実施の形態1において、ECU60が実行するルーチンを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1の変形例による領域2での排気弁開弁特性を示す図である。 本発明の実施の形態2におけるリーン燃焼時の排気弁制御領域を示す図である。 本発明の実施の形態2において、ECU60が実行するルーチンを示すフローチャートである。 新気の吹き抜けが発生する場合の排気弁Ex1,Ex2及び吸気弁Inの開弁特性の一例を示す図である。 本発明の実施の形態3における通常のリーン燃焼時の排気弁Ex1,Ex2及び吸気弁Inの開弁特性の一例を示す図である。 本発明の実施の形態3において、触媒床温Tp,Tnoxが基準値未満である場合の排気弁Ex1,Ex2及び吸気弁Inの開弁特性の一例を示す図である。 本発明の実施の形態3において、ECU60が実行するルーチンを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3の変形例において、排気弁Ex1及び吸気弁Inの開弁特性を示す図である。
符号の説明
1 エンジン
12 吸気弁In
24 過給機
24b タービン
30A 第1排気弁Ex1
30B 第2排気弁Ex2
34 第1排気通路
36 第2排気通路
42 プリ触媒
43 プリ触媒床温センサ
44 NOx触媒
44 NOx触媒床温センサ
60 ECU

Claims (5)

  1. リーン燃焼が可能な内燃機関の制御装置であって、
    前記内燃機関に設けられた過給機と、
    前記過給機のタービンに通じる第1排気通路を開閉する第1排気弁と、
    前記タービンの下流に通じる第2排気通路を開閉する第2排気弁と、
    前記第1排気通路と前記第2排気通路の合流点よりも下流側に配置された触媒と、
    機関回転数及び機関負荷を取得する機関情報取得手段と、
    前記機関負荷が低負荷領域を判定するために設定された負荷用第1所定値未満となり、かつ前記機関回転数が低回転領域を判定するために設定された回転数用第1所定値未満となる領域1では前記第2排気弁のみを開弁し、前記機関負荷が前記負荷用第1所定値よりも大きな値に設定された負荷用第2所定値よりも大きく、かつ前記機関回転数が前記回転数用第1所定値よりも小さな値に設定された回転数用第2所定値未満となる領域3では前記第1排気弁のみを開弁し、前記領域1及び前記領域3以外の領域である領域2では前記第1及び前記第2排気弁を共に開弁する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、リーン燃焼時の前記負荷用第1所定値を、ストイキ燃焼時の前記負荷用第1所定値よりも低く設定することを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 請求項1に記載の内燃機関の制御装置において、
    前記制御手段は、リーン燃焼時の前記負荷用第2所定値を、ストイキ燃焼時の前記負荷用第2所定値よりも低く設定することを特徴とする内燃機関の制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の内燃機関の制御装置において、
    前記制御手段は、リーン燃焼時かつ触媒床温が基準値未満であるときの前記負荷用第1所定値を、リーン燃焼時かつ触媒床温が基準値以上であるときの前記負荷用第1所定値よりも高く設定することを特徴とする内燃機関の制御装置。
  4. 請求項1から3の何れかに記載の内燃機関の制御装置において、
    前記制御手段は、リーン燃焼時かつ触媒床温が基準値未満であるときの前記負荷用第2所定値を、リーン燃焼時かつ触媒床温が基準値以上であるときの前記負荷用第2所定値よりも高く設定することを特徴とする内燃機関の制御装置。
  5. 請求項1から4の何れかに記載の内燃機関の制御装置において、
    前記制御手段は、前記第1及び第2排気弁を共に開弁する場合、前記第1排気弁を開弁した後に、前記第2排気弁を開弁することを特徴とする内燃機関の制御装置。
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