JP2011241713A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】この発明は、内燃機関の制御装置に関し、ターボ過給機が未暖機である状態での過給運転の実行による内燃機関のドライバビリティの悪化を良好に防止することを目的とする。
【解決手段】吸入空気を過給するターボ過給機20と、ターボ過給機20を利用した過給運転が利用可能な第1バンク10aと、自然吸気運転が行われる第2バンク10bとを備える。内燃機関10の始動後において、第1バンク10aおよび第2バンク10bの双方を用いた全気筒自然吸気運転の実行時の吸入空気量の積算値Gasum2が所定値未満である場合には、第1バンク10aのみを用いた減筒過給運転への運転モードの切り替えを禁止する。
【選択図】図3
【解決手段】吸入空気を過給するターボ過給機20と、ターボ過給機20を利用した過給運転が利用可能な第1バンク10aと、自然吸気運転が行われる第2バンク10bとを備える。内燃機関10の始動後において、第1バンク10aおよび第2バンク10bの双方を用いた全気筒自然吸気運転の実行時の吸入空気量の積算値Gasum2が所定値未満である場合には、第1バンク10aのみを用いた減筒過給運転への運転モードの切り替えを禁止する。
【選択図】図3
Description
この発明は、内燃機関の制御装置に係り、特に、過給運転が利用可能な1または複数の第1気筒と、自然吸気運転が行われる1または複数の第2気筒とを備える内燃機関を制御するうえで好適な内燃機関の制御装置に関する。
従来、例えば特許文献1には、2つのバンク(気筒群)のうちの一方にのみターボ過給機を備え、バンク毎に減筒運転を実施可能な内燃機関の制御装置が開示されている。この従来の制御装置は、低負荷領域では、自然吸気運転が行われる他方のバンクを用いた減筒自然吸気運転を実行し、中負荷領域では、ターボ過給機を利用した過給運転が可能な上記一方のバンクを用いた減筒過給運転を実行し、高負荷領域では、双方のバンクを用いた全気筒過給運転を実行するようにしている。
上述した従来の内燃機関において、始動後に上記他方のバンクのみを用いて減筒自然吸気運転のみが実行されている状況では、上記一方のバンクの運転が休止されているので、ターボ過給機のタービンに排気ガスが供給されない。その結果、内燃機関自体の暖機が完了している場合であっても、ターボ過給機の暖機が完了していない場合がある。ターボ過給機の暖機が不十分な状態で、ターボ過給機を利用した過給運転が行われると、狙いとする過給圧が得られずに内燃機関のドライバビリティが悪化する可能性がある。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、ターボ過給機が未暖機である状態での過給運転の実行による内燃機関のドライバビリティの悪化を良好に防止し得る内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、内燃機関の制御装置であって、
吸入空気を過給するターボ過給機と、
前記ターボ過給機を利用した過給運転が利用可能な1または複数の第1気筒と、
自然吸気運転が行われる1または複数の第2気筒と、
前記第1気筒のみを用いた減筒過給運転と、前記第1気筒および前記第2気筒の双方を用いた全気筒自然吸気運転と、前記第2気筒のみを用いた減筒自然吸気運転とを含む複数の運転モードの中から1つの運転モードを選択して実行する運転モード制御手段と、
を備え、
前記運転モード制御手段は、内燃機関の始動後において前記全気筒自然吸気運転の実行時の吸入空気量の積算値が所定値未満である場合には、前記第1気筒のみを用いた前記減筒過給運転への運転モードの切り替えを禁止する過給利用禁止手段を含むことを特徴とする。
吸入空気を過給するターボ過給機と、
前記ターボ過給機を利用した過給運転が利用可能な1または複数の第1気筒と、
自然吸気運転が行われる1または複数の第2気筒と、
前記第1気筒のみを用いた減筒過給運転と、前記第1気筒および前記第2気筒の双方を用いた全気筒自然吸気運転と、前記第2気筒のみを用いた減筒自然吸気運転とを含む複数の運転モードの中から1つの運転モードを選択して実行する運転モード制御手段と、
を備え、
前記運転モード制御手段は、内燃機関の始動後において前記全気筒自然吸気運転の実行時の吸入空気量の積算値が所定値未満である場合には、前記第1気筒のみを用いた前記減筒過給運転への運転モードの切り替えを禁止する過給利用禁止手段を含むことを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明において、
前記運転モード制御手段は、前記内燃機関の始動後において前記全気筒自然吸気運転の実行時の吸入空気量の前記積算値が前記所定値以上である場合には、前記全気筒自然吸気運転の実行が要求される場合であっても、前記第1気筒のみを用いた前記減筒過給運転への運転モードの切り替えを行う過給利用強制実行手段を含むことを特徴とする。
前記運転モード制御手段は、前記内燃機関の始動後において前記全気筒自然吸気運転の実行時の吸入空気量の前記積算値が前記所定値以上である場合には、前記全気筒自然吸気運転の実行が要求される場合であっても、前記第1気筒のみを用いた前記減筒過給運転への運転モードの切り替えを行う過給利用強制実行手段を含むことを特徴とする。
また、第3の発明は、第1または第2の発明において、
前記第1気筒に備えられた吸気弁の開弁特性を可変とする吸気可変動弁機構と、
前記減筒自然吸気運転から前記全気筒自然吸気運転への運転モードの切り替え時に、前記第1気筒に充填される空気量が減少するように、前記第1気筒に備えられた前記吸気弁の開弁特性を制御するデコンプ制御実行手段と、
を更に備えることを特徴とする。
前記第1気筒に備えられた吸気弁の開弁特性を可変とする吸気可変動弁機構と、
前記減筒自然吸気運転から前記全気筒自然吸気運転への運転モードの切り替え時に、前記第1気筒に充填される空気量が減少するように、前記第1気筒に備えられた前記吸気弁の開弁特性を制御するデコンプ制御実行手段と、
を更に備えることを特徴とする。
第1の発明によれば、内燃機関の始動後においてターボ過給機の暖機が不十分な状態で、ターボ過給機を利用した減筒過給運転が行われるのを抑制することができる。これにより、内燃機関のドライバビリティが悪化するのを良好に防止することができる。
内燃機関の始動後において全気筒自然吸気運転の実行時の吸入空気量の積算値が上記所定値以上である場合には、ターボ過給機の暖気が進んでいると判断することができ、減筒過給運転への切り替えを行っても問題ないといえる。第2の発明によれば、このような判断が可能な場合には、全気筒自然吸気運転の実行が要求される場合であっても、減筒過給運転への切り替えが行われる。これにより、内燃機関のドライバビリティの悪化を防止しつつ、減筒運転を行う運転領域の拡大によって内燃機関の燃費低減を図ることができる。
第3の発明によれば、減筒自然吸気運転から全気筒自然吸気運転への運転モードの切り替え時には、第1気筒に充填される空気量を減少させることによって、圧縮圧力を低下させる制御(いわゆるデコンプ制御)を行ってから第1気筒を始動させることができる。その結果、減筒自然吸気運転から全気筒自然吸気運転への切り替えをより円滑に行えるようになる。
実施の形態1.
[システム構成の説明]
図1は、本発明の実施の形態1における内燃機関10のシステム構成を説明するための図である。ここでは、内燃機関10は、一例として、3つの気筒を有する第1バンク10aおよび3つの気筒を有する第2バンク10bという2つのバンク(気筒群)を備えるV型6気筒エンジンであるものとする。
[システム構成の説明]
図1は、本発明の実施の形態1における内燃機関10のシステム構成を説明するための図である。ここでは、内燃機関10は、一例として、3つの気筒を有する第1バンク10aおよび3つの気筒を有する第2バンク10bという2つのバンク(気筒群)を備えるV型6気筒エンジンであるものとする。
図1に示すように、内燃機関10は、筒内に空気を取り込むための吸気通路12と、筒内から排出される排気ガスが流れる排気通路14とを備えている。排気通路14は、第1バンク10aから排出される排気ガスが流れる第1排気通路14aと、第2バンク10bから排出される排気ガスが流れる第2排気通路14bと、第1排気通路14aと第2排気通路14bとが合流した後の一本の合流後排気通路14cとを備えている。
吸気通路12の入口近傍には、エアクリーナ16が配置されている。エアクリーナ16の下流には、吸気通路12に吸入される空気の流量に応じた信号を出力するエアフローメータ18が設けられている。エアフローメータ18の下流には、ターボ過給機(T/C(Turbo Charger)20のコンプレッサ20aが配置されている。ターボ過給機20は、コンプレッサ20aと一体的に連結され、排気ガスの排気エネルギによって作動するタービン20bを備えている。また、コンプレッサ20aは、タービン20bに入力される排気ガスの排気エネルギによって回転駆動されるようになっている。
コンプレッサ20aの下流側の吸気通路12には、コンプレッサ20aにより圧縮された空気を冷却するインタークーラ22が配置されている。更に、インタークーラ22の下流には、吸気通路12を流れる空気量を調整するためのスロットルバルブ24が配置されている。スロットルバルブ24は、図示省略するスロットルモータにより駆動される電子制御式のバルブである。内燃機関10の各気筒には、吸気ポート内に燃料を噴射するための燃料噴射弁26がそれぞれ配置されている。
ターボ過給機20のタービン20bは、図1に示すように、第1排気通路14aの途中に設置されている。すなわち、ターボ過給機20は、第1排気通路14aのみから排気ガスの供給を受けるターボ過給機である。また、第1排気通路14aには、タービン20bよりも上流側の部位において第1排気通路14aから分岐し、タービン20bよりも下流側の部位において第1排気通路14aに合流するように構成された排気バイパス通路28が接続されている。つまり、排気バイパス通路28は、タービン20bをバイパスする通路として構成されている。排気バイパス通路28の途中には、排気バイパス通路28の開閉を担う電動式のウェイストゲートバルブ(以下、「WGV(Waste Gate Valve)」と略する)30が設置されている。
また、第1排気通路14aには、EGR通路32の一端が接続されている。このEGR通路32の他端は、スロットルバルブ24の下流側において吸気通路12に接続されている。EGR通路32の途中には、EGRクーラ34が設けられている。更に、EGRクーラ34よりも下流側のEGR通路32には、EGR通路32の開閉を担うEGR弁36が設けられている。また、合流後排気通路14cには、排気ガスを浄化するための触媒(S/C(Start Catalyst)38が配置されている。
更に、図1に示すシステムは、ECU(Electronic Control Unit)40を備えている。ECU40には、上述したエアフローメータ18に加え、エンジン回転数を検知するためのクランク角センサ42、内燃機関10の冷却水温度を検知するための水温センサ44、および内燃機関10を搭載する車両のアクセルペダルの踏み込み量(アクセル開度)を検知するためのアクセル開度センサ46等の内燃機関10の運転状態を検出するための各種センサが接続されている。また、ECU40には、上述したスロットルバルブ24、燃料噴射弁26、WGV30およびEGR弁36に加え、吸気弁(図示省略)の開弁特性を可変とする吸気可変動弁機構48等の内燃機関10の運転状態を制御するための各種アクチュエータが接続されている。ここでは、吸気可変動弁機構48は、吸気弁の開閉時期を可変とする可変バルブタイミング(VVT(Variable Valve Timing))機構と、吸気弁の動作状態を弁稼働状態と閉弁停止状態との間で切り替え可能な吸気弁停止機構とを具備する機構であるものとする。ECU40は、上記の各センサ出力に基づいて、上記の各アクチュエータを駆動することにより、内燃機関10の運転状態を制御する。
上述した本実施形態のシステムによれば、必要に応じて、第1バンク10aおよび第2バンク10bのうちの何れか一方の運転を休止することにより、減筒運転を実行することができる。より具体的には、減筒運転時には、運転が休止されるバンク10aまたは10b内の各気筒において、燃料噴射弁26を用いた燃料噴射が停止されるとともに吸気可変動弁機構48を用いて吸気弁の動作状態が弁稼働状態から閉弁停止状態に切り替えられる。尚、吸気弁の動作状態を弁稼働状態から閉弁停止状態に切り替え可能な吸気弁停止機構に代え、或いはこれとともに排気弁の動作状態を弁稼働状態から閉弁停止状態に切り替え可能な排気弁停止機構を備えるようにし、減筒運転時には、吸気弁および排気弁のうちの少なくとも一方の動作状態を閉弁停止状態に切り替えるようにしてもよい。
上述したように、第2バンク10bの第2排気通路14bには、ターボ過給機20が備えられていない。このため、第2バンク10bのみを用いた減筒運転時には、自然吸気運転(以下、「減筒自然吸気運転」と称する)が行われることになる。
一方、上述したように、第1バンク10aの第1排気通路14aには、ターボ過給機20が配置されている。このため、第1バンク10aに関しては、WGV30を任意の中間開度もしくは全閉に制御することにより、ターボ過給機20の過給作用を利用して、過給運転が実行可能となる。また、WGV30を全開に制御することにより、ターボ過給機20が実質的な過給作用を生じさせるための排気エネルギをタービン20bに供給しないようにすることができる。この場合には、ターボ過給機20の過給作用を利用せずに第1バンク10aを運転することが可能となる。まとめると、第1バンク10aのみを用いた減筒運転時に、ターボ過給機20の過給作用を利用することで、過給運転(以下、「減筒過給運転」と称する)を行うことができる。また、第1バンク10aおよび第2バンク10bの双方を用いた全気筒運転時に、ターボ過給機20の過給作用を利用することで、過給運転(以下、「全気筒過給運転」と称する)を行うこともできる。更に、第1バンク10aおよび第2バンク10bの双方を用いた全気筒運転時に、WGV30を全開としてターボ過給機20の過給作用を利用しないようにすることで、自然吸気運転(以下、「全気筒自然吸気運転」と称する)を行うこともできる。
[実施の形態1における制御]
図2は、本発明の実施の形態1において用いられる内燃機関10の運転領域に応じた複数の運転モードを説明するための図である。
本実施形態のシステムは、エンジン負荷とエンジン回転数とで規定される内燃機関10の運転領域に応じて、4つの運転モードの中から1つの運転モードを選択して実行する。より具体的には、図2に示すように、内燃機関10を搭載する車両のドライバが内燃機関10に要求するドライバ要求トルクTの各閾値T1、T2およびT3を利用して、内燃機関10の運転領域がA〜Dの4つの領域に区分されている。
図2は、本発明の実施の形態1において用いられる内燃機関10の運転領域に応じた複数の運転モードを説明するための図である。
本実施形態のシステムは、エンジン負荷とエンジン回転数とで規定される内燃機関10の運転領域に応じて、4つの運転モードの中から1つの運転モードを選択して実行する。より具体的には、図2に示すように、内燃機関10を搭載する車両のドライバが内燃機関10に要求するドライバ要求トルクTの各閾値T1、T2およびT3を利用して、内燃機関10の運転領域がA〜Dの4つの領域に区分されている。
本実施形態では、ドライバ要求トルクTが閾値T1よりも低い低負荷低回転側のA領域は、第1バンク10a側の気筒群(以下、「T/C側気筒群」とも称する)を休止して第2バンク10b側の気筒群(以下、「NA側気筒群」とも称する)のみを運転する上記減筒自然吸気運転を実行する運転領域として設定されている。また、ドライバ要求トルクTが閾値T1以上であって閾値T2(>T1)よりも低いB領域は、WGV30を全開とした状態で上記全気筒自然吸気運転を実行する運転領域として設定されている。また、ドライバ要求トルクTが閾値T2以上であって閾値T3(>T2)よりも低いC領域は、NA側の気筒群を休止しつつ、ターボ過給機20を利用しつつT/C側気筒群のみを運転する上記減筒過給運転を実行する運転領域として設定されている。更に、ドライバ要求トルクTが閾値T3以上であるD領域は、ターボ過給機20を利用しつつ上記全気筒過給運転を実行する運転領域として設定されている。
上述したように、本実施形態で用いられる運転領域の設定には、A領域とC領域との間に、全気筒自然吸気運転を行うB領域が含まれている。その結果、加速時にA領域からC領域に移行する場合には、減筒自然吸気運転の実行中に、WGV30が開かれた状態でT/C側気筒群の運転が開始されることで全気筒自然吸気運転が実行された後に、NA側気筒群の運転が休止され、かつWGV30が閉じられることで減筒過給運転に切り替えられる。また、逆に、減速時にC領域からA領域に移行する場合には、減筒過給運転の実行中に、WGV30が開かれることでT/C側気筒群を用いた自然吸気運転が行われ、次いで、NA側気筒群の運転が開始されることで全気筒自然吸気運転が実行された後に、T/C側気筒群の運転が休止されることで減筒自然吸気運転に切り替えられる。
本実施形態の上記構成とは異なり、減筒自然吸気運転(A領域)と減筒過給運転(C領域)との間で運転モードを切り替える場合に、全気筒自然吸気運転(B領域)を介在させていない場合には、休止される気筒群を切り替える際に、休止する気筒群のトルク落差による振動と、もう一方の気筒群の始動による振動とが合わさり、切り替えショックが大きくなる。これに対し、本実施形態の上記構成によれば、全気筒自然吸気運転を介在させていない場合と比べ、運転モードの切り替え時に内燃機関10に生ずるショックを抑制することができる。
しかしながら、内燃機関10の始動後に減筒自然吸気運転(A領域)のみが行われている状況では、T/C側気筒群の運転が休止されているので、ターボ過給機20のタービン20bに排気ガスが供給されない。その結果、内燃機関10自体の暖機が完了している場合であっても、ターボ過給機20の暖機が完了していない場合がある。ターボ過給機20の暖機が不十分な状態で、ターボ過給機20を利用した減筒過給運転(C領域)が行われると、狙いとする過給圧が得られずに内燃機関10のドライバビリティが悪化する可能性がある。
そこで、本実施形態では、内燃機関10の始動後においてターボ過給機20を使用しない全気筒自然吸気運転(B領域)の実行時の吸入空気量Gasum2の積算値が所定値未満である場合には、T/C側気筒群を用いた減筒過給運転への運転モードの切り替えを禁止するようにした。
また、本実施形態では、内燃機関10の始動後においてターボ過給機20を使用しない全気筒自然吸気運転(B領域)の実行時の吸入空気量Gasum2の積算値が上記所定値以上である場合には、全気筒自然吸気運転(B領域)の実行が要求される場合であっても、T/C側気筒群を用いた減筒過給運転への運転モードの切り替えを強制的に行うようにした。
図3は、上記の機能を実現するために、本実施の形態1においてECU40が実行する制御ルーチンを示すフローチャートである。尚、本ルーチンは、所定の制御周期毎に繰り返し実行されるものとする。
図3に示すルーチンでは、先ず、水温センサ44により検知されるエンジン冷却水温度が所定値よりも高いか否かが判定される(ステップ100)。本ステップ100におけるエンジン冷却水温度の所定値は、内燃機関10の暖機完了の有無を判断し得る閾値として予め設定された値である。
図3に示すルーチンでは、先ず、水温センサ44により検知されるエンジン冷却水温度が所定値よりも高いか否かが判定される(ステップ100)。本ステップ100におけるエンジン冷却水温度の所定値は、内燃機関10の暖機完了の有無を判断し得る閾値として予め設定された値である。
上記ステップ100においてエンジン冷却水温度が上記所定値未満であると判定された場合、つまり、内燃機関10の暖機中であると判断できる場合には、T/C側気筒群を休止した状態で減筒自然吸気運転が実行される(ステップ102)。一方、エンジン冷却水温度が上記所定値よりも高いと判定された場合、つまり、内燃機関10の暖機が完了していると判断できる場合には、次いで、現在(今回)のドライバ要求トルクTが所定の閾値T1(図2参照)よりも高いか否かが判定される(ステップ104)。ドライバ要求トルクTは、アクセル開度等に基づいて算出される。
上記ステップ104において、ドライバ要求トルクTが上記閾値T1以下であると判定された場合には、T/C側気筒群を休止した状態で減筒自然吸気運転が実行される(ステップ102)。一方、ドライバ要求トルクTが上記閾値T1よりも高いと判定された場合には、ドライバ要求トルクの前回値T前回値が閾値T2(図2参照)よりも低いか否かが判定される(ステップ106)。
上記ステップ106において回値T前回値<閾値T2が不成立であると判定された場合に
は、現在(今回)のドライバ要求トルクTが上記閾値T2より低いか否かが判定される(ステップ108)。本ステップ108においてドライバ要求トルクT<閾値T2が成立すると判定された場合には、今回がB領域への移行後の初回であると判断することができる。
は、現在(今回)のドライバ要求トルクTが上記閾値T2より低いか否かが判定される(ステップ108)。本ステップ108においてドライバ要求トルクT<閾値T2が成立すると判定された場合には、今回がB領域への移行後の初回であると判断することができる。
上記のようにB領域への移行後の初回であると判断できる場合、または上記ステップ106の判定が成立することで前回の運転領域がB領域であると判断できる場合には、次いで、B領域において全気筒自然吸気運転の実行開始後の吸入空気量の積算値Gasum2が所定値未満であるか否かが判定される(ステップ110)。内燃機関10の始動後において、減筒自然吸気運転(A領域)のみが使用されている場合には、T/C側気筒群の運転が休止されているので、内燃機関10の暖機が完了している場合であっても、ターボ過給機20の暖機は行われない。その後、ドライバ要求トルクTが高められたことによって運転領域がB領域に移行すると、全気筒自然吸気運転が実行されることになる。この場合には、実質的な過給作用を生じさせるために必要な排気エネルギはタービン20bに供給されないが、タービン20bが備えられた第1排気通路14aにも排気ガスが流通するようになる。その結果、ターボ過給機20の暖機が開始されるようになる。本ステップ110における吸入空気量の積算値Gasum2の所定値は、B領域に移行してからの全気筒自然吸気運転中の排気エネルギ量を予測してターボ過給機20の暖機の有無を判断し得る閾値として予め設定された値である。
上記ステップ110において吸入空気量の積算値Gasum2が上記所定値未満であると判定された場合、つまり、ターボ過給機20の暖機が未だ完了していないと判断できる場合には、WGV30が全開とされたうえで(ステップ112)、全気筒自然吸気運転(B領域)が実行される(ステップ114)。
一方、上記ステップ108においてドライバ要求トルクT<上記閾値T2が不成立であると判定された場合、または上記110において吸入空気量の積算値Gasum2<上記所定値が成立すると判定された場合(つまり、ターボ過給機20の暖機が完了したと判断できる場合)には、次いで、ドライバ要求トルクTが閾値T3(図2参照)よりも低いか否かが判定される(ステップ116)。
その結果、ドライバ要求トルク<上記閾値T3が成立すると判定された場合には、WGV30が現在の運転状態に応じた中間開度もしくは全閉に制御されたうえで、NA側気筒群を休止した状態で減筒過給運転(C領域)が実行される(ステップ118)。一方、上記ステップ116においてドライバ要求トルク<上記閾値T3が不成立であると判定された場合には、全気筒過給運転(D領域)が実行される(ステップ120)。
以上説明した図3に示すルーチンによれば、現在(今回)のドライバ要求トルクTが閾値T2以上であって閾値T3よりも低い場合(つまり、減筒過給運転が選択されるべきC領域である場合)であっても、ドライバ要求トルクの前回値T前回値が閾値T2よりも低い場合には、上記吸入空気量Gasum2の積算値が上記所定値未満であれば(すなわち、ターボ過給機20が未暖機状態であれば)、減筒過給運転への運転モードの切り替えが禁止されることになる。これにより、内燃機関10の始動後においてターボ過給機20の暖機が不十分な状態で、比較的負荷の高い運転領域であるC領域においてターボ過給機20を利用した減筒過給運転が行われるのを抑制することができ、内燃機関10のドライバビリティが悪化するのを良好に防止することができる。
また、全気筒自然吸気運転の実行中は、WGV30が全開に制御されているので、過給圧の値に基づいてターボ過給機20が暖機されているか否かを判断することはできない。これに対し、本実施形態では、全気筒自然吸気運転の実行時の吸入空気量Gasum2の積算値に基づいてB領域に移行してからの全気筒自然吸気運転中の排気エネルギ量を予測することで、ターボ過給機20の暖機の有無を良好に判定することが可能となる。
図4は、上記図3に示すルーチンの処理による作用を説明するための図である。
上記図3に示すルーチンによれば、現在(今回)のドライバ要求トルクTが閾値T1以上であって閾値T2よりも低い場合(つまり、全気筒自然吸気運転が選択されるべきB領域である場合)であっても、上記吸入空気量Gasum2の積算値が上記所定値以上である場合には、T/C側気筒群を用いた減筒過給運転(C領域)への運転モードの切り替えが強制的に行われることになる。上記吸入空気量Gasum2の積算値が上記所定値以上であれば、ターボ過給機20の暖機が完了していると判断できるので、減筒過給運転モードへの切り替えを行っても問題ないといえる。このため、この場合には、図4に示すように、C領域が拡大されることになる。このように、内燃機関10の一部気筒を休止させて減筒運転を行う運転領域を拡大することで、上記のようにドライバビリティの悪化を防止しつつ、内燃機関10の燃費低減を図ることができる。
上記図3に示すルーチンによれば、現在(今回)のドライバ要求トルクTが閾値T1以上であって閾値T2よりも低い場合(つまり、全気筒自然吸気運転が選択されるべきB領域である場合)であっても、上記吸入空気量Gasum2の積算値が上記所定値以上である場合には、T/C側気筒群を用いた減筒過給運転(C領域)への運転モードの切り替えが強制的に行われることになる。上記吸入空気量Gasum2の積算値が上記所定値以上であれば、ターボ過給機20の暖機が完了していると判断できるので、減筒過給運転モードへの切り替えを行っても問題ないといえる。このため、この場合には、図4に示すように、C領域が拡大されることになる。このように、内燃機関10の一部気筒を休止させて減筒運転を行う運転領域を拡大することで、上記のようにドライバビリティの悪化を防止しつつ、内燃機関10の燃費低減を図ることができる。
尚、上述した実施の形態1においては、内燃機関10の第1バンク10aが前記第1の発明における「第1気筒」に、第2バンク10bが前記第1の発明における「第2気筒」に、それぞれ相当している。また、ECU40が、上記図3に示すルーチンの一連の処理を実行することにより前記第1の発明における「運転モード制御手段」が、上記ステップ110の判定が成立する場合に上記ステップ112および114の処理を実行することにより前記第1の発明における「過給利用禁止手段」が、それぞれ実現されている。
また、ECU40が上記ステップ110の判定が不成立である場合に上記ステップ116および118の処理を実行することにより前記第2の発明における「過給利用強制実行手段」が実現されている。
また、ECU40が上記ステップ110の判定が不成立である場合に上記ステップ116および118の処理を実行することにより前記第2の発明における「過給利用強制実行手段」が実現されている。
実施の形態2.
次に、図5および図6を参照して、本発明の実施の形態2について説明する。
本実施形態のシステムは、図1に示すハードウェア構成を用いて、ECU40に図3に示すルーチンに代えて後述の図6に示すルーチンを実行させることにより実現することができるものである。
次に、図5および図6を参照して、本発明の実施の形態2について説明する。
本実施形態のシステムは、図1に示すハードウェア構成を用いて、ECU40に図3に示すルーチンに代えて後述の図6に示すルーチンを実行させることにより実現することができるものである。
図5は、本発明の実施の形態2における特徴的な制御が実行される状況を説明するための図である。尚、図5において、A〜Dの各領域の設定自体は、上記図2に示す設定と同一である。
本実施形態では、上述した実施の形態1の制御を行う点に加え、図5中に矢印で示すように、A領域からB領域への移行時においてT/C側気筒群の運転を開始させる場合に、T/C側気筒群に充填される空気量が減少するように、T/C側気筒群に備えられた吸気弁の開弁特性を制御する点に特徴を有している。より具体的には、ここでは、吸気可変動弁機構48が備える可変バルブタイミング(VVT:Variable Valve Timing)機構による吸気弁の開閉時期の所定の調整範囲のうちで、吸気弁の開閉時期が最遅角位置に制御されるようにした。
図6は、上記の機能を実現するために、本実施の形態2においてECU40が実行する制御ルーチンを示すフローチャートである。尚、図6において、実施の形態1における図3に示すステップと同一のステップについては、同一の符号を付してその説明を省略または簡略する。
図6に示すルーチンでは、ステップ106においてドライバ要求トルクの前回値T前回値<閾値T2が成立すると判定された場合、またはステップ108においてドライバ要求トルクT<閾値T2が成立すると判定された場合には、次いで、ドライバ要求トルクの前回値T前回値が閾値T1よりも低いか否かが判定される(ステップ200)。
上記ステップ108においてドライバ要求トルクT<閾値T2が成立すると判定されたことにより本ステップ200に進む場合であれば、今回がB領域への移行後の初回であると判断することができる場合であるので、本ステップ200の判定も成立する。この場合には、次いで、上記可変バルブタイミング機構を用いて吸気弁の開閉時期の最遅角化が実行される(ステップ202)。そのうえで、ステップ110以降の既述した処理が実行される。
以上説明した図6に示すルーチンによれば、A領域からB領域への移行時においてT/C側気筒群の運転を開始させる場合に、吸気弁の開閉時期の最遅角化によって、T/C側気筒群に充填される空気量が減少されることになる。これにより、圧縮圧力を低下させる制御(いわゆるデコンプ制御)を行ってからT/C側気筒群を始動させることができる。その結果、A領域からB領域への移行時において減筒自然吸気運転から全気筒自然吸気運転への切り替えをより円滑に行えるようになる。
ところで、上述した実施の形態2においては、A領域からB領域への移行時においてT/C側気筒群の運転を開始させる場合に、吸気弁の開閉時期の最遅角化によって、T/C側気筒群に充填される空気量を減少させるようにしている。しかしながら、このための本発明における吸気弁の開弁特性の制御手法は、これに限定されるものではなく、例えば、吸気弁のリフト量(作用角)の調整によるものであってもよく、或いは、吸気弁の閉じ時期のみの遅角化によるものであってもよい。
尚、上述した実施の形態2においては、ECU40が上記ステップ108、200および202の処理を実行することにより前記第3の発明における「デコンプ制御実行手段」が実現されている。
ところで、上述した実施の形態1および2においては、3つの気筒を有する第1バンク10aおよび3つの気筒を有する第2バンク10bという2つのバンク(気筒群)を備えるV型6気筒エンジンを例に挙げて説明を行った。しかしながら、本発明の対象となる内燃機関の気筒構成はこれに限定されるものではない。すなわち、本発明における第1気筒および第2気筒は、それぞれ1または複数の気筒からなるものであればよい。
10 内燃機関
10a 第1バンク
10b 第2バンク
12 吸気通路
14 排気通路
14a 第1排気通路
14b 第2排気通路
14c 合流後排気通路
18 エアフローメータ
20 ターボ過給機
20a コンプレッサ
20b タービン
24 スロットルバルブ
26 燃料噴射弁
28 排気バイパス通路
30 ウェイストゲートバルブ(WGV)
40 ECU(Electronic Control Unit)
42 クランク角センサ
44 水温センサ
46 アクセル開度センサ
48 吸気可変動弁機構
10a 第1バンク
10b 第2バンク
12 吸気通路
14 排気通路
14a 第1排気通路
14b 第2排気通路
14c 合流後排気通路
18 エアフローメータ
20 ターボ過給機
20a コンプレッサ
20b タービン
24 スロットルバルブ
26 燃料噴射弁
28 排気バイパス通路
30 ウェイストゲートバルブ(WGV)
40 ECU(Electronic Control Unit)
42 クランク角センサ
44 水温センサ
46 アクセル開度センサ
48 吸気可変動弁機構
Claims (3)
- 吸入空気を過給するターボ過給機と、
前記ターボ過給機を利用した過給運転が利用可能な1または複数の第1気筒と、
自然吸気運転が行われる1または複数の第2気筒と、
前記第1気筒のみを用いた減筒過給運転と、前記第1気筒および前記第2気筒の双方を用いた全気筒自然吸気運転と、前記第2気筒のみを用いた減筒自然吸気運転とを含む複数の運転モードの中から1つの運転モードを選択して実行する運転モード制御手段と、
を備え、
前記運転モード制御手段は、内燃機関の始動後において前記全気筒自然吸気運転の実行時の吸入空気量の積算値が所定値未満である場合には、前記第1気筒のみを用いた前記減筒過給運転への運転モードの切り替えを禁止する過給利用禁止手段を含むことを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 前記運転モード制御手段は、前記内燃機関の始動後において前記全気筒自然吸気運転の実行時の吸入空気量の前記積算値が前記所定値以上である場合には、前記全気筒自然吸気運転の実行が要求される場合であっても、前記第1気筒のみを用いた前記減筒過給運転への運転モードの切り替えを行う過給利用強制実行手段を含むことを特徴とする請求項1記載の内燃機関の制御装置。
- 前記第1気筒に備えられた吸気弁の開弁特性を可変とする吸気可変動弁機構と、
前記減筒自然吸気運転から前記全気筒自然吸気運転への運転モードの切り替え時に、前記第1気筒に充填される空気量が減少するように、前記第1気筒に備えられた前記吸気弁の開弁特性を制御するデコンプ制御実行手段と、
を更に備えることを特徴とする請求項1または2記載の内燃機関の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010113073A JP2011241713A (ja) | 2010-05-17 | 2010-05-17 | 内燃機関の制御装置 |
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---|---|---|---|---|
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-
2010
- 2010-05-17 JP JP2010113073A patent/JP2011241713A/ja active Pending
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