JPH10159577A - 電動機駆動過給機の制御装置 - Google Patents

電動機駆動過給機の制御装置

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JPH10159577A
JPH10159577A JP8321368A JP32136896A JPH10159577A JP H10159577 A JPH10159577 A JP H10159577A JP 8321368 A JP8321368 A JP 8321368A JP 32136896 A JP32136896 A JP 32136896A JP H10159577 A JPH10159577 A JP H10159577A
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JP
Japan
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supercharger
engine
control unit
engine control
temperature
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JP8321368A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Momono
正吉 桃野
Toshiyuki Innami
敏之 印南
Masayuki Shizuka
正之 志塚
Keigo Naoi
啓吾 直井
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Supercharger (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】エンジンの運転状況に対応して、圧縮空気を効
率よくシリンダ内に送り込むように安価な過給機を制御
する電動機駆動過給機の制御装置を提供する。 【解決手段】エンジン制御部19は、過給機5の作動中
には、過給機5をバイパスするように吸気通路2に設け
られたバイパス通路3に配置された切換弁4でバイパス
通路3を閉じて、空気を過給機5経由でシリンダ8内に
送り込み、過給機5の作動停止中には、切換弁4でバイ
パス通路3を開いて、空気を吸気通路2から直接シリン
ダ8内に送り込む。このように、過給機5の作動,停止
に応じて、圧縮空気を効率よくシリンダ8内に送り込む
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関のシリン
ダ内に空気を圧縮して送り込む電動機駆動過給機を制御
する電動機駆動過給機の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関の過給機として、エンジ
ンの排気により駆動されるターボチャージャや、エンジ
ンの回転軸から動力を取り出して駆動されるスーパーチ
ャージャが使われている。
【0003】スーパーチャージャでは、特開平2−91
492号公報に記載されているように、エンジンの回転
軸から直接過給機の動力を取り出すため、クラッチを付
けない限り常時エンジンの回転数に比例した回転数で作
動するスーパーチャージャが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のターボチャージャは、駆動中、常に高温の排気に曝
され、更に10万回転/分以上の高速で回転するため、
高価な材料と高精度の加工を必要とし、コスト的に高価
になる難点があった。また、自動車用内燃機関に装着し
た場合は、エンジンの低速時においての効果が小さいた
め、加速の応答が遅いという性能上の弱点があった。
【0005】更に、ターボチャージャは、排気タービン
を使用するため、取付にエンジンの吸排気管の大幅な改
造が必要とされていた。
【0006】一方、特開平2−91492号公報記載の
スーパーチャージャは、特に自動車用内燃機関に装着し
た場合、過給が不必要な低負荷時にも作動して機械損失
を増加させるという問題があった。、また、一般にベル
トで駆動されるため、エンジン側にプーリーを付ける必
要があり、更に過給機の軸受けを横荷重とスラスト荷重
に耐える頑丈な構造としなければならず、しかもエンジ
ンと同等の寿命を確保する必要があり、コスト的に高価
になる問題があった。
【0007】また、常にエンジンの回転数に比例した回
転数で作動するため、低速高負荷時の加速力を強調する
には加工精度を高め低速時の容積効率を上げる必要があ
った。 また、エンジンの回転軸から直接過給機の動力
を取り出すため、エンジンの改造が必要で、簡単に後か
ら取り付けることが難しいという問題があった。
【0008】本発明の目的は、上記問題を解決すべく、
エンジンの運転状況に応じて、圧縮空気を効率よくシリ
ンダ内に送り込むように安価な過給機を制御する電動機
駆動過給機の制御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、エンジンのシリンダに連通する吸気通路
に設けられ、吸入された空気を圧縮して前記シリンダ内
に送り込む過給機と、前記過給機をバイパスするように
前記吸気通路に設けられたバイパス通路に配置された切
換弁と、前記過給機を作動させる電動機とを、制御する
エンジン制御部を有する電動機駆動過給機の制御装置に
おいて、前記エンジン制御部は、前記過給機の作動中に
は前記切換弁で前記バイパス通路を閉じて、前記空気を
前記過給機経由で前記シリンダ内に送り込み、前記過給
機の作動停止中には開いて、前記空気を前記吸気通路か
ら直接前記シリンダ内に送り込むことを特徴とする。
【0010】また、本発明の他の特徴は、前記エンジン
制御部は、前記エンジンの吸気絞り弁開度が予め定めら
れた値以上で、車両の変速機のギア位置が低速段で、前
記エンジンの回転数が予め定められた範囲以内の時に、
前記電動機を駆動して前記過給機を作動させることにあ
る。
【0011】また、本発明の他の特徴は、前記エンジン
制御部は、前記切換弁の開閉を行うと共に前記電動機に
前記過給機を作動させるための電流を供給するスイッチ
の開閉を行う電磁石を有することにある。
【0012】また、本発明の他の特徴は、エンジン制御
部は、前記切換弁の開閉を行うダイヤフラム部と、前記
電動機に前記過給機を作動させるための電流を供給する
スイッチの開閉を行うリレーを有することにある。
【0013】また、本発明の他の特徴は、前記過給機と
前記電動機の駆動軸は、一直線上に配置され、互いに連
結していることにある。
【0014】また、本発明の他の特徴は、前記エンジン
制御部は、前記電動機の温度を推定して、前記過給機の
作動を停止させることにある。
【0015】また、本発明の他の特徴は、前記エンジン
制御部は、前記エンジン稼働時、前記電動機の推定温度
が上昇して予め定められた停止温度に達すると、前記過
給機の作動を停止し、その後、前記推定温度が、予め前
記停止温度より低く定められた起動温度に低下するま
で、前記作動を停止させておくことにある。
【0016】また、本発明の他の特徴は、前記エンジン
制御部は、前記エンジンの冷却水温度が予め定められた
値以下の時、前記過給機の作動を停止することにある。
【0017】また、本発明の他の特徴は、前記電動機
は、前記エンジンを始動するスタータと兼用し、前記エ
ンジン制御部は、前記エンジン始動時に、前記スタータ
のピニオンギアを前記エンジンのリングギアに噛み合わ
せると共に、前記スタータのアーマチャに電流を供給す
るマグネチックスイッチを有することにある。
【0018】また、本発明の他の特徴は、前記エンジン
制御部は、前記過給機の作動中は、発電機とバッテリの
回路を切離し、前記電動機には前記バッテリから電力を
供給し、他の負荷には前記発電機から電力を供給するこ
とにある。
【0019】本発明によれば、エンジン制御部は、エン
ジンの吸気絞り弁開度が予め定められた値以上で、車両
の変速機のギア位置が低速段で、エンジンの回転数が予
め定められた範囲以内の時に、電動機を駆動して過給機
を作動させる。そして、過給機の作動中は、切換弁でバ
イパス通路を閉じて、過給機経由で圧縮空気を前記シリ
ンダ内に送り込む。
【0020】また、エンジン制御部は、エンジン稼働
時、電動機の推定温度が上昇して予め定められた停止温
度に達すると、過給機の作動を停止し、その後、推定温
度が、予め停止温度より低く定められた起動温度に低下
するまで、作動を停止させておく。そして、過給機の作
動停止中には、切換弁でバイパス通路を開いて、空気を
吸気装置から直接前記シリンダ内に送り込む。
【0021】このように、エンジンの運転状況に応じ
て、過給機を間欠的に作動させることにより、過給機の
運転時間が短縮でき、過給機の回転軸にかかる横方向や
スラスト方向の荷重を軽減することができるので、構
造,性能的に安価な過給機を使用することができる。
【0022】また、エンジンの運転状況、例えばエンジ
ンが低速運転している時に、過給機を作動させ、圧縮空
気をシリンダ内に送り込んで加速感を向上させることが
できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例に係る電
動機駆動過給機の制御装置を、図を用いて説明する。
【0024】図1は、本発明の一実施例に係る電動機駆
動過給機の制御装置の全体構成を示す。自動車用エンジ
ンに適用した例により、以下詳述する。図1に示すよう
に、エアクリーナ1の下流の吸気通路2は2本に分岐
し、片方のバイパス通路3に切換弁4、他方の吸気通路
に過給機5が設けられている。2本の吸気通路は過給機
5の下流で再び合流し、吸気絞り弁6を介してエンジン
7のシリンダ8に連通している。
【0025】なお、過給機の5の吸排気口を、吸気絞り
弁6の下流に開口させることも可能ではあるが、吸気絞
り弁6の上流にある方が過給機5に負圧がかからないの
で、過給機5のシール類を簡便にできる利点がある。
【0026】過給機5の駆動軸9は、電動機を兼ねるス
タータ10のアーマチャ11の駆動軸と一直線上に配置
され、互いに連結している。そのため、過給機5の軸受
にかかる横荷重やスラスト方向荷重は、エンジン7から
ベルトで直接駆動される場合に較べて大幅に軽減され、
軸受構造を簡素化することができる。
【0027】本実施例では、過給機5にルーツブロア方
式を使用しているがスクリュウ圧縮機等別の方式を使用
しても差し支えない。
【0028】スタータ10には、エンジン7始動時にピ
ニオンギア12をエンジン7のリングギア(図示せず)
に噛み合わせると共に、スタータ10のアーマチャ11
に電流を供給するリレーを内蔵するマグネチックスイッ
チ13が装着されている。
【0029】切換弁4は、電磁石14のプランジャ15
にリンク16を介して結合されている。図2は電磁石1
4の構造を示す。図2に示すように、プランジャ15の
後方にはスイッチ36が設けられ、コイル17に電流が
流れてプランジャ15が吸引されると接点18が閉じて
スタータ10のアーマチャ11に電流を供給すると共
に、切換弁4を閉鎖する。前述したマグネチックスイッ
チ13は、基本的に電磁石14と同じ構造である。
【0030】電磁石14はエンジン制御部19からの電
流でコイル17が励磁され、マグネチックスイッチ13
は始動スイッチ20からの電流で励磁される。電磁石1
4,マグネチックスイッチ13共に、アーマチャ11に
供給する電流は、バッテリ21から供給される。
【0031】バッテリ21とエンジン7により駆動され
る発電機22との間には、エンジン制御部19からの電
流で作動するリレー23が設置され、過給機5の作動時
には発電機22とバッテリ21との接続を遮断する。
【0032】発電機22側には前照灯等の灯火類やワイ
パーモータ等の電圧の変動の影響を受けやすい負荷24
が接続されている。負荷24に、エンジンや変速機の制
御回路を含めれば、バッテリ21の電圧が大幅に低下す
るまで過給機5を作動させる事ができ、バッテリ21の
容量をを小さくすることができる。
【0033】一方、バッテリ21側にはシガーライター
やエアコン等の一時的な電圧変動の影響を受けにくい負
荷25が接続されている。
【0034】エンジン制御部19は、吸気絞り弁6の開
度が所定値以上、変速機のギア位置が低速段、エンジン
回転数が所定範囲以内の条件が満たされた時、電磁石1
4とリレー23の励磁コイルに電流を供給する。
【0035】以下、本実施例の動作制御を説明する。自
動車のエンジン7を起動するため始動スイッチ20を入
れると、マグネチックスイッチ13が作動し、ピニオン
ギア12をエンジン7のリングギア(図示せず)に噛み
合わせると共に、スタータ10のアーマチャ11に電流
を供給してエンジン7を回転させる。同時に、アーマチ
ャ11の駆動軸と過給機5の駆動軸9が直結されている
ので、過給機5が作動し、エンジン7のシリンダ8に空
気を強制的に送り込もうとする。
【0036】しかし、一方で、始動時は、吸気絞り弁6
が閉じ、切換弁4が開いているので、過給機5から送り
込まれる空気は、エアクリーナ1側に逆流し過給機5は
空回り状態になる。従って、シリンダ8に吸入される空
気は、過給機5が無い場合と同じになり、エンジン7の
始動性に影響することはない。
【0037】次に、自動車が走行中に運転者が増速しよ
うとして、吸気絞り弁6を所定の値(例えば3/4開
度)以上に開くと、エンジン制御部19は、変速機のギ
ア位置が低速段(例えば3速の変速機なら1、2速であ
り、発電機22の発電能力が負荷24の消費電流を賄え
るエンジン回転数以上に達しており(例えば、エンジン
回転数が2000回転/分以上)、更にエンジン回転数
が過給機5の空気供給能力を超えない(過給圧が大気圧
を越える)回転数以下であることを確認して、過給機5
を作動させる指令を出す。
【0038】これは、変速機のギア位置が高速段にある
と駆動輪のトルクが小さいため加速時間が長くなってス
タータ10の寿命を短縮する恐れがあること、3速の自
動変速機搭載車の場合2速で70から80km/hまで
過給でき高速道路を除けば十分な速度まで加速できるこ
と、負荷24の消費電流が発電能力を超えると前照灯が
暗くなり運転に支障を及ぼすこと、電動機駆動のため過
給機5の送風能力に限界があり高速高負荷運転では逆に
吸気抵抗になるためである。
【0039】過給機5を作動させる指令を出すと、エン
ジン制御部19は、次に、リレー23及び電磁石14の
コイル17に電流を流す。リレー23に電流が流れる
と、発電機22とバッテリ21の接続が遮断され、負荷
24は発電機22の電流で、負荷25とスタータ10は
バッテリ21の電流で駆動される。ダイオード26は発
電機故障時に負荷24の電流をバッテリ21から供給す
るためにある。
【0040】次に、電磁石14のコイル17に電流が流
れると、プランジャ15が吸引されリンク16を介して
切換弁4でバイパス通路を閉鎖すると共に、スイッチ3
6で接点18を閉じスタータ10のアーマチャ11に電
流を流して過給機5を回転させる。この時、マグネチッ
クスイッチ13には電流が流れないのでピニオンギア1
2がエンジン7のリングギアに噛み込むことはない。
【0041】次に、過給機5が回転すると、エアクリー
ナ1から入った空気は過給機5に吸い込まれて圧縮さ
れ、吸気絞り弁6を通ってエンジン7のシリンダ8内に
送り込まれ、同時に空気量に見合う燃料が増量されてエ
ンジン7の出力が増加する。この時、切換弁4は閉じて
いるので圧縮された空気がエアクリーナ1側に逆流する
ことはない。
【0042】図3に加速時に過給機を作動させた場合の
ギア位置、エンジン回転数、吸気圧力、車速の変化を示
す。図3(a)に示すように、加速を開始するとギア位
置は一定速走行時の2速から1速に変化する。加速初期
には、図3(b)に示すように、エンジン回転数が低い
ためエンジン吸入空気量は少ない。
【0043】一方、過給機5はスタータ10で作動され
るので、過給機5がエンジンに押し込む空気量はエンジ
ン回転数と無関係に一定になろうとする。従って、図3
(c)に示すように、吸気圧力はエンジン回転数の低い
加速初期ほど高くなり、加速力も加速初期に大きくなる
ので運転者には加速操作に対する応答性が良く感じられ
る。
【0044】図3(d)に示すように車速が上がるとエ
ンジン回転数が上がり(図3(b))、吸気圧力が下が
ってくるが(図3(c))、同時に車速が上がると変速
機のギア位置が1速から2速にシフトするので(図3
(a))、エンジン回転数が下がり(図3(b))、再
び吸気圧力が増加して加速力が回復する。
【0045】更に車速が上がり、70から80km/h
に達すると変速機のギア位置が2速から3速にシフトし
過給機は停止して吸気圧力はほぼ大気圧になる(図3
(c))。
【0046】この速度まで加速できれば国内の高速道路
を除く一般道では十分である。比較のため、エンジン駆
動式過給機の特性を、図3(c)、(d)に点線で示
す。エンジン駆動式では、過給機の回転数がエンジン回
転数に比例するので吸気圧力はエンジン回転数に関わら
ずほぼ一定で、むしろエンジン回転数が低いほど吸気圧
力も低い傾向があるので(図3(c))、加速初期の吸
気圧力のピークは得らず加速の応答性は遅く感じられ
る。但し、高速でも吸気圧力が上昇するので(図3
(c))、高車速域の加速力は大きく(図3(d))、
高速道路走行中の方が加速力が増大する。
【0047】過給機5は、電動機としてのスタータ10
で駆動されるので、エンジン回転数が低く吸入空気量の
少ない加速初期ほど吸気圧力が高くなる。従って、加速
の初期ほど加速力が大きく加速応答性は良好である。
【0048】過給機5が作動すると、スタータ10には
大電流が流れ、バッテリ21の電圧が例えば10ボルト
以下に低下するが、予め前照灯、ワイパー等の電圧によ
り特性の大きく変わる負荷24は、バッテリ21から切
り離され発電機22の電流で駆動されているので、電圧
低下による支障は起こらない。
【0049】但し、発電機22の電流供給能力は自動車
の全ての電流を賄えるほど大きくはないので、運転に必
要な電力以外はバッテリ21から電流を供給される負荷
25側に接続するのが好ましい。特に、予期しない電気
器具を接続される恐れのあるシガーライター及び大電流
を使用し短時間の能力低下は支障にならないエアコン
は、負荷25側に接続するのが好ましい。
【0050】エンジン7の出力が増加し車両が増速して
運転者が吸気絞り弁を閉じるか、或いは自動変速機付き
の車両の場合予め定められた車速に達し変速機のギア位
置が高速段に上がると、エンジン制御部19は、過給機
5を停止させる指令を出し、電磁石14、次いでリレー
23のコイルに流れる電流を遮断する。
【0051】従って、切換弁4が開き過給機5が停止し
て、エアクリーナ1から入った空気は、過給機5がない
場合と同様、切換弁4側を通ってエンジン7のシリンダ
8に吸気される。
【0052】ところで、電動機を兼ねるスタータ10で
過給機5を駆動する場合、負荷が大きいため軽自動車で
も300アンペア程度の電流を必要とする。従って、連
続定格で運転できるスタータ10を使用するのは大き
さ、重量の観点から現実的ではない。
【0053】しかし、短時間定格のスタータ10を使用
した場合、曲がりくねった長い坂道を高速で走行する
と、過給機5が長時間運転され、スタータ10の過熱に
よる寿命低下等の事態を招く恐れがある。そのため、過
給機5の長時間運転を回避することが必要である。
【0054】過給機5の長時間運転を回避する手段と
し、スタータ10の温度を基に過給機の作動を制限する
手段がある。
【0055】次に、スタータ10の温度を推定して過給
機5の作動を制限する制御手段の一例を、図4を用いて
説明する。エンジン制御部19は、図4に示すように、
エンジン7始動時のスタータ10の推定温度を、予め定
められた過給機5を作動させないで、予め測定した走行
中のスタータ10の平均温度に設定し、初期温度とす
る。
【0056】加速が始まると、吸気絞り弁6が開いて、
過給機5が作動し、スタータ10の推定温度が上昇す
る。
【0057】推定温度の上昇比率は、予め実験で平均的
な値を求め、過給機5の運転時間に対し一定とするのが
簡便であるが、実際の温度の上昇比率は、スタータ10
の負荷即ち過給機5の出口圧力が高いほど大きくなる。
【0058】したがって、より正確な推定温度を求める
には、平均的な値を吸気圧力係数で補正し、推定温度の
上昇比率とする必要がある。
【0059】加速が終わり、過給機5が停止すると、ス
タータ10の推定温度は、予め実験で求めた下降比率に
基づき、停止時間に対し一定の割合で減少する。停止時
間が長くなって、推定温度が初期温度以下に下がると、
エンジン制御部19は、推定温度を初期温度に保持する
制御を行う。
【0060】再び加速され、過給機5が長時間作動し
て、推定温度が予め定められた停止温度に達すると、エ
ンジン制御部19は、運転条件に関わらず、過給機5を
強制的に停止させ、そして推定温度が、予め停止温度よ
り低く定められた起動温度に低下するまで過給機5を停
止させておく。
【0061】始動スイッチ20を切ってエンジン7が停
止した時点で、推定温度が初期温度より高い場合、エン
ジン制御部19は、推定温度が初期温度に下るまで、前
述した過給機5停止時と同じ一定の割合で推定温度を低
下させ、推定温度が初期温度に達したら、推定温度を初
期温度に保持する制御を行う。
【0062】また、推定温度が初期温度に達する前にエ
ンジン7が再起動され、更に過給機5が作動した場合、
推定温度は、過給機5が作動した時の温度を起点とし
て、再び上昇する。
【0063】図5は、バッテリの充放電特性を示す。図
5に示すように、バッテリの液温が低くなると、バッテ
リの充放電能力、特に充電能力は大幅に低下する。従っ
て、バッテリ液温が低い状態で、スタータ10と連結し
た過給機5を作動させると、電動機5の電圧が下がり、
吸気圧力が低下するのはもちろんであるが、バッテリの
充電が遅くなり過給機5の作動頻度が大きいとバッテリ
が上がる可能性がある。
【0064】これを防止するには、バッテリ液温を測定
して、液温が低い時は、過給機の作動を停止すれば良
い。しかし、バッテリに液温計を取り付ける費用がかか
るので、より安価な対策としてエンジン7の冷却水温を
目安に過給機5の作動を停止する方法が考えられる。
【0065】即ち、エンジン7の冷却水温が上がり、エ
ンジンルームの温度が上がると、バッテリの温度も上が
るので、エンジン7の水温が所定値を越えたところで過
給機5の作動停止を解除する。
【0066】この方法でセンサを追加せずにバッテリ上
がりを防止できる。しかも過給機5が作動しないのは、
エンジン7の暖機運転中のみなので、加速時に過給機5
が作動しないことが運転者に与える違和感も緩和でき
る。
【0067】図6に、上記制御のフローチャートを示
す。始めに、ステップ101でエンジンが始動される
と、始めに、エンジン制御部19内の過給機5の作動、
非作動を判別する変数FL1に過給機5が非作動の状態
を示す0を代入し(102)、次に、スタータ10の推
定温度を、予め定めた過給機を作動させないで、走行中
のスタータ10の平均温度に設定し初期温度とする(1
03)。
【0068】次に、ステップ104〜108で、吸気絞
り弁開度、変速機ギア位置、エンジン回転数、エンジン
冷却水温が過給機5を作動させる条件にあるかどうかを
判別する。過給機5を作動させる条件が成立している場
合は、まず、過給機5が作動中か停止中かを確認する
(109)。
【0069】過給機5が停止中の場合は、スタータ10
の推定温度が過給機5を起動可能な温度すなわち起動温
度より低いことを確認し(110)、低ければリレー2
3を開き電磁石14に通電して過給機5を作動させる
(111、112)。
【0070】過給機5が作動すると、FL1の値を1と
し(113)、スタータ10の推定温度を予め定められ
た値だけ上昇させる(114)。
【0071】次に、再び過給機5を作動させる条件が成
立しているか否かの判定に戻る(104〜108)。作
動させる条件が成立していれば、今度は過給機5が作動
中でFL1=1が成立するので(109)、スタータ推
定温度がスタータ過熱の危険がある停止温度を越えたか
どうかを判定する(115)。
【0072】越えていなければ、過給機5の作動を継続
する(111、112、113)。
【0073】越えた場合は、電磁石14の電流を遮断し
(116)、リレー23を開いて過給機5を停止させ
(117)、FL1の値を0として(118)、スター
タ10の推定温度を予め定められた値だけ低下させる
(119)。
【0074】次に、スタータ10の推定温度が初期温度
より低いか否かを判定し(120)、推定温度が初期温
度より高ければ、そのまま過給機を作動させる条件が成
立しているかの判定に戻る(104)。
【0075】推定温度が初期温度より低ければ、推定温
度を初期温度と同じ値にしてから(121)、過給機5
を作動させる条件が成立しているかの判定に戻る(10
4)。
【0076】過給機5が停止中で(109)、スタータ
10の推定温度が起動温度より高い場合は(110)、
電磁石14の電流を遮断し(116)、リレー23を閉
じて(117)、過給機5を作動させない。
【0077】その後、スタータ10の推定温度を予め定
められた値だけ低下させ(119)、過給機5を作動さ
せる条件が成立しているか否かの判定に戻る(104〜
108)。過給機5を作動させる条件が成立していない
場合は(104〜108)、電磁石14の電流を遮断し
(116)、リレー23を閉じて(117)、過給機5
を作動させない。
【0078】従って、本実施例によれば、道路状況、運
転者、外気温、昼夜の影響を受けず、運転者に違和感を
与えずに電動機駆動過給機を作動させることができ、安
価な電動機駆動過給機で、低速時の加速感を大幅に改善
できる。
【0079】図5は、本発明の他の実施例に係る電動機
駆動過給機の制御装置の全体構成を示す。本実施例は、
切換弁4の駆動を、電磁石14の代りに吸気管2圧力を
使用したダイヤフラム部50で行うものである。図5に
示すように、ダイヤフラム部50は、ダイヤフラム27
と、三方電磁弁29と、負圧タンク33と、チェック弁
34とで構成されている。
【0080】切換弁4はリンク6を介してダイヤフラム
27に連結されている。ダイヤフラム27の圧力室28
は、パイプを通して三方電磁弁29の出口30に連通し
ている。
【0081】三方電磁弁29の一方の入口31は、パイ
プを通してエアクリーナ1と切換弁4の間の吸気通路2
に連通している。三方電磁弁29のもう一方の入口32
は、負圧タンク33,チェック弁34を介して吸気絞り
弁6の下流の吸気通路2に連通している。
【0082】三方電磁弁29は、エンジン制御部19に
より駆動制御される。スタータ10のアーマチャ11の
電流は、エンジン制御部19により駆動制御されるリレ
ー35を介してバッテリ21から供給される。
【0083】以下、本実施例の動作制御を説明する。吸
気絞り弁6が開き、エンジン制御部19から過給機5を
作動させる指令が出ると、まずリレー35が閉じ、スタ
ータ10のアーマチャ11に電流が流れ過給機5が回転
する。
【0084】次に、三方電磁弁29のコイルに電流が流
れ、ダイヤフラム27の圧力室28にエアクリーナ1の
下流の大気圧が入口31を通って作用し切換弁4を閉じ
る。切換弁4を閉じると、エアクリーナ1から入った空
気は、過給機5で圧縮されてエンジン7のシリンダ8に
送り込まれる。
【0085】次に、加速が終了し、吸気絞り弁6が閉じ
ると、エンジン制御部19から過給機5を停止させる指
令が出て、三方電磁弁29の励磁電流が遮断される。遮
断されると三方電磁弁29の入口32が開き、入口31
が閉じて、圧力室28に負圧タンク33の負圧を送り込
み切換弁4を開く。負圧タンク33内はチェック弁34
の作用により常に負圧が保たれている。
【0086】次に、エンジン制御部19がリレー35を
開き、アーマチャ11へ流れる電流を遮断して過給機5
の回転を停止させる。そしてシリンダ8に吸入される空
気は、開いた切換弁4を介して、過給機5が無い通常の
エンジン7と同様に流入する。 従って、本実施例によ
れば、切換弁4を先に、後から過給機5を作動させるこ
とができ、過給機5作動時のエンジン7の出力増加が、
より円滑に行われる利点がある。
【0087】
【発明の効果】本発明によれば、例えば自動車に装備し
た場合、一般道路での加速と登坂時のみ、間欠的に過給
機を作動させることにより、エンジンで常時直接駆動さ
れる過給機に較べて、過給機の最高回転を低く、寿命を
長くすることができる。
【0088】また、電動機と過給機を同一軸上に配置す
ることにより、過給機の軸受にかかる横荷重やスラスト
方向重を少なくでき、簡易な軸受構造を持つ安価な過給
機を使用することができる。
【0089】さらに、電動機をスタータと兼用すること
により、電動機の費用を節約することができる。また、
低速で高出力が必要な時に、道路状況、外気温、昼夜の
影響を受けず、運転者に違和感を与えずに過給機を作動
させることができ、低速時の加速感を大幅に向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電動機駆動過給機の制
御装置の全体構成図である。
【図2】図1の一実施例で使用される電磁石の構造を示
す断面図である。
【図3】図1の実施例の動作を示すダイヤグラムであ
る。
【図4】図1のスタータの過熱防止動作を示すダイヤグ
ラムである。
【図5】バッテリの充放電特性を示す図である。本発明
の別の実施例を示す構造図。
【図6】図1の実施例の動作制御を示すフローチャート
図である。
【図7】本発明の他の実施例に係る電動機駆動過給機の
制御装置の全体構成図である。
【符号の説明】
1…エアクリーナ、2…吸気通路、3…バイパス通路、
4…切換弁、5…過給機、6…リンク、7…エンジン、
8…シリンダ、9…駆動軸、10…スタータ、11…ア
ーマチャ、2…ピニオンギア、13…マグネチックスイ
ッチ、14…電磁石、15…プランジャ、16…リン
ク、17…コイル、18…接点、19…エンジン制御
部、20…始動スイッチ、21…バッテリ、22…発電
機、23…リレー、24…負荷、25…負荷、26…ダ
イオード、27…ダイヤフラム、28…圧力室、29…
三方電磁弁、30…出口、31…入口、32…入口、3
3…負圧タンク、34…チェック弁、35…リレー、3
6…スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 直井 啓吾 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンのシリンダに連通する吸気通路に
    設けられ、吸入された空気を圧縮して前記シリンダ内に
    送り込む過給機と、前記過給機をバイパスするように前
    記吸気通路に設けられたバイパス通路に配置された切換
    弁と、前記過給機を作動させる電動機とを制御するエン
    ジン制御部を有する電動機駆動過給機の制御装置におい
    て、 前記エンジン制御部は、前記過給機の作動中には前記切
    換弁で前記バイパス通路を閉じて、前記空気を前記過給
    機経由で前記シリンダ内に送り込み、前記過給機の作動
    停止中には開いて、前記空気を前記吸気通路から直接前
    記シリンダ内に送り込むことを特徴とする電動機駆動過
    給機の制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記エンジン制御部
    は、前記エンジンの吸気絞り弁開度が予め定められた値
    以上で、車両の変速機のギア位置が低速段で、前記エン
    ジンの回転数が予め定められた範囲以内の時に、前記電
    動機を駆動して前記過給機を作動させることを特徴とす
    る電動機駆動過給機の制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記エンジン制御部
    は、前記切換弁の開閉を行うと共に前記電動機に前記過
    給機を作動させるための電流を供給するスイッチの開閉
    を行う電磁石を有することを特徴とする電動機駆動過給
    機の制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記エンジン制御部
    は、前記切換弁の開閉を行うダイヤフラム部と、前記電
    動機に前記過給機を作動させるための電流を供給するス
    イッチの開閉を行うリレーを有することを特徴とする電
    動機駆動過給機の制御装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記過給機と前記電動
    機の駆動軸は、一直線上に配置され、互いに連結してい
    ることを特徴とする電動機駆動過給機の制御装置。
  6. 【請求項6】請求項1において、前記エンジン制御部
    は、前記電動機の温度を推定して、前記過給機の作動を
    停止させることを特徴とする電動機駆動過給機の制御装
    置。
  7. 【請求項7】請求項6において、前記エンジン制御部
    は、前記エンジン稼働時、前記電動機の推定温度が上昇
    して予め定められた停止温度に達すると、前記過給機の
    作動を停止し、その後、前記推定温度が、予め前記停止
    温度より低く定められた起動温度に低下するまで、前記
    作動を停止させておくことを特徴とする電動機駆動過給
    機の制御装置。
  8. 【請求項8】請求項1において、前記エンジン制御部
    は、前記エンジンの冷却水温度が予め定められた値以下
    の時、前記過給機の作動を停止することを特徴とする電
    動機駆動過給機の制御装置。
  9. 【請求項9】請求項1において、前記電動機は、前記エ
    ンジンを始動するスタータと兼用し、前記エンジン制御
    部は、前記エンジン始動時に、前記スタータのピニオン
    ギアを前記エンジンのリングギアに噛み合わせると共
    に、前記スタータのアーマチャに電流を供給するマグネ
    チックスイッチを有することを特徴とする電動機駆動過
    給機の制御装置。
  10. 【請求項10】請求項1において、前記エンジン制御部
    は、前記過給機の作動中は、発電機とバッテリの回路を
    切離し、前記電動機には前記バッテリから電力を供給
    し、他の負荷には前記発電機から電力を供給することを
    特徴とする電動機駆動過給機の制御装置。
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