JP4543797B2 - プラズマディスプレイパネルの製造方法 - Google Patents

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本発明は、大画面で、薄型、軽量のディスプレイ装置として知られるプラズマディスプレイパネル(PDP)用の基板への成膜を行う、PDPの製造方法に関するものである。
PDPは、ガス放電により紫外線を発生させ、この紫外線で蛍光体を励起して発光させることにより画像表示を行っている。
PDPには、大別して、駆動方式としてAC型とDC型とがあり、放電方式では面放電型と対向放電型とがあり、高精細化、大画面化および構造の簡素性に伴う製造の簡便性から、現状では3電極構造のAC型で面放電型のPDPが主流である。AC型面放電のPDPは前面板と背面板から構成されている。前面板は、ガラスなどの基板上に、走査電極と維持電極とからなる表示電極と、それを覆う誘電体層と、さらにそれを覆う保護層とを有している。一方、背面板は、複数のアドレス電極と、それを覆う誘電体層と、誘電体層上の隔壁と、誘電体層上と隔壁側面とに設けた蛍光体層とを有している。前面板と背面板とを、表示電極とアドレス電極とが直交するように対向配置し、表示電極とアドレス電極との交差部に放電セルを形成している。
このようなPDPは、液晶パネルに比べて高速の表示が可能であり、視野角が広いこと、大型化が容易であること、自発光型であるため表示品質が高いことなどの理由から、フラットパネルディスプレイの中で最近特に注目を集めており、多くの人が集まる場所での表示装置や家庭で大画面の映像を楽しむための表示装置として各種の用途に使用されている。
このように、画像表示面側となる前面板のガラス基板には、電極を形成し、これを覆う誘電体層を形成し、さらに、この誘電体層を覆う保護層としての金属酸化膜である酸化マグネシウム(MgO)膜を形成している。ここで、このMgO膜である保護層を形成する方法としては、成膜速度が高く比較的良質なMgO膜を形成することができる、電子ビーム蒸着法が広く用いられている(例えば、非特許文献1参照)。
2001 FPDテクノロジー大全、株式会社電子ジャーナル、2000年10月25日、p598−p600
しかしながら、金属酸化膜であるMgO膜を成膜する際には、その成膜過程における酸素欠損や不純物混入によって膜物性に変化が生じる場合があるという課題を有する。
そこで、成膜の際に成膜場にガスを導入することで成膜場の雰囲気を制御し、膜物性の安定化を図るということが行われるが、成膜室へのガス導入の状態により膜物性が変化するため、膜物性を安定とするためには、ガス導入の状態を適正に制御することが必要となる。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、PDPの基板へ良質なMgO膜のような金属酸化膜を形成することを目的としている。
上述した課題を解決するために、本発明のPDPの製造方法は、PDPの基板へ金属酸化膜を成膜する工程を有するPDPの製造方法において、二酸化炭素ガスと、酸素ガスと、を各々、成膜室に導入するにあたり、それぞれのガスの導入量を調整し排気と平衡させることで、成膜室における真空度を1×10−1Pa〜1×10−2Paの範囲とすることを特徴としている。
本発明によれば、PDPの基板に金属酸化膜を成膜する際に、膜物性が良質な金属酸化膜を形成することができるPDPの製造方法を実現することができる。
以下、本発明の一実施の形態によるPDPの製造方法について、図面を用いて説明する。
まず、PDPの構造の一例について説明する。図1は、本発明の一実施の形態におけるPDPの製造方法により製造されるPDPの概略構成の一例を示す断面斜視図である。
PDP1の前面板2は、例えばガラスのような透明且つ絶縁性の基板3の一主面上に形成した走査電極4と維持電極5とからなる表示電極6と、その表示電極6を覆う誘電体層7と、さらにその誘電体層7を覆う、例えばMgOによる保護層8とを有する構造である。走査電極4と維持電極5とは、電気抵抗の低減を目的として、透明電極4a、5aに金属材料、例えばAgなどからなるバス電極4b、5bを積層した構造としている。
また背面板9は、例えばガラスのような絶縁性の基板10の一主面上に形成したアドレス電極11と、そのアドレス電極11を覆う誘電体層12と、誘電体層12上の隣り合うアドレス電極11の間に相当する場所に位置する隔壁13と、隔壁13間の蛍光体層14R、14G、14Bとを有する構造である。
そして、前面板2と背面板9とは、隔壁13を挟んで、表示電極6とアドレス電極11とが直交するように対向配置され、画像表示領域外の周囲が封着部材により封止されている。前面板2と背面板9との間に形成された放電空間15には、例えばNe−Xe5%の放電ガスを66.5kPa(500Torr)の圧力で封入している。そして、放電空間15の表示電極6とアドレス電極11との交差部が放電セル16(単位発光領域)として動作する。
次に、上述したPDP1について、その製造方法を同じく図1を参照しながら説明する。
前面板2は、基板3上にまず、走査電極4および維持電極5を形成する。具体的には、基板3上に、例えばITOによる膜を蒸着やスパッタなどの成膜プロセスにより形成し、その後、フォトリソ法などによってパターニングして透明電極4a、5aを形成する。さらにその上から、例えばAgによる膜を、蒸着やスパッタなどの成膜プロセスにより形成し、その後、フォトリソ法などによってパターニングすることでバス電極4b、5bを形成する。以上により、走査電極4および維持電極5からなる表示電極6を得ることができる。
次に、以上のようにして形成した表示電極6を誘電体層7で被覆する。誘電体層7は、鉛系のガラス材料を含むペーストを、例えばスクリーン印刷で塗布した後、焼成することによって形成する。上記鉛系のガラス材料を含むペーストとしては、例えば、PbO(70wt%)、B(15wt%)、SiO(10wt%)、およびAl(5wt%)と有機バインダ(例えば、α−ターピネオールに10%のエチルセルローズを溶解したもの)との混合物が使用される。次に、以上のようにして形成した誘電体層7を、金属酸化膜、例えばMgOによる保護層8で被覆する。
一方、背面板9は、基板10上に、アドレス電極11を形成する。具体的には、基板10上に、例えばAg材料などによる膜を、蒸着やスパッタなどの成膜プロセスにより形成し、その後、フォトリソ法などによってパターニングしてアドレス電極11を形成する。さらに、アドレス電極11を誘電体層12により被覆し、隔壁13を形成する。
そして、隔壁13間の溝に、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各蛍光体粒子により構成される蛍光体層14R、14G、14Bを形成する。各色の蛍光体粒子と有機バインダとからなるペースト状の蛍光体インキを塗布し、これを焼成して有機バインダを焼失させることによって各蛍光体粒子が結着してなる蛍光体層14R、14G、14Bを形成する。
以上のようにして作製した前面板2と背面板9とを、前面板2の表示電極6と背面板9のアドレス電極11とが直交するように重ね合わせるとともに、周縁に封着用ガラスによる封着部材を介挿し、これを焼成して気密シール層(図示せず)化することで封着する。そして、一旦、放電空間15内を高真空に排気した後、放電ガス(例えば、He−Xe系、Ne−Xe系の不活性ガス)を所定の圧力で封入することによってPDP1を作製する。
ここで、上述したPDP1の製造工程における、MgOによる保護層8の成膜プロセスの一例について、図面を用いて説明する。
まず、成膜装置の構成の一例について説明する。図2は、保護層8を形成するための成膜装置20の概略構成の一例を示す断面図である。
この成膜装置20は、PDPの基板3に対しMgOを蒸着してMgO薄膜である保護層8を形成する成膜室である蒸着室21と、蒸着室21に基板3を投入する前に基板3を予備加熱するとともに、予備排気を行うための基板投入室22と、蒸着室21での蒸着が終了後、取り出された基板3を冷却するための基板取出室23とを備えている。
以上の、基板投入室22、蒸着室21、基板取出室23の各々は、内部を真空雰囲気にできるよう密閉構造となっており、各室ごとに独立して真空排気系24a、24b、24cをそれぞれ備えている。
また、基板投入室22、蒸着室21、基板取出室23を貫いて、搬送ローラー、ワイヤー、チェーンなどによる搬送手段25を配設している。また、外気と基板投入室22との間、基板投入室22と蒸着室21との間、蒸着室21と基板取出室23との間、基板取出室23と外気との間をそれぞれを開閉可能な仕切壁26a、26b、26c、26dで仕切っている。搬送手段25の駆動と仕切壁26a、26b、26c、26dの開閉との連動によって、基板投入室22、蒸着室21、基板取出室23のそれぞれの真空度の変動を最低限にしている。基板3を成膜装置20外から基板投入室22、蒸着室21、基板取出室23を順に通過させて、それぞれの室での所定の処理を行い、その後、成膜装置20外に搬出することが可能であり、複数枚の基板3に対して連続してMgOを成膜することができる。
また、基板投入室22、蒸着室21の各室には、基板3を加熱するための加熱ランプ27a、27bをそれぞれ設置している。なお、基板3の搬送は、通常、基板保持具30に保持した状態で行われる。
次に、成膜室である蒸着室21について説明する。蒸着室21には、蒸着源28aであるMgOの粒を入れたハース28b、電子銃28c、磁場を印加する偏向マグネット(不図示)などを設けている。電子銃28cから照射した電子ビーム28dを、偏向マグネットにより発生する磁場によって偏向して蒸着源28aに照射し、蒸着源28aであるMgOの蒸気流28eを発生させる。そして、発生させた蒸気流28eを、基板保持具30に保持させた基板3の表面に堆積させてMgOの保護層8を形成する。
ここで、保護層8であるMgO膜の物性は、その成膜過程での酸素欠損や不純物混入により変化することを本発明者らは検討により確認している。これは、例えばMgOにおいて、酸素が欠損したりCやHなどの不純物が混入したりすると、MgO膜内のMg原子とO原子との結合に乱れが生じ、これにより発生する結合に関与しない未結合手(ダングリングボンド)の存在によって2次電子放出の状態が変化するためであると考えられる。
そこで、MgO膜の物性を安定させ、保護層8の特性を確保することを目的として、MgO膜内の未結合手の量を制御するために、成膜時に、各種のガスを成膜室に導入してその雰囲気を制御することが行われる場合がある。この場合、各種のガスとしては、例えば、酸素欠損を防止し未結合手の量を抑制するという目的からは、酸素ガスを挙げることができ、積極的にC、Hなどの不純物を膜中に混入させ、未結合手の量を増やすという目的からは、水、水素、一酸化炭素、二酸化炭素の中から選ばれる少なくとも一つのガスを挙げることができる。
しかしながら上述のようにガスを導入し、蒸着室21の雰囲気を制御して成膜しようとする場合に、成膜場の真空度が変化してしまうと、成膜レートや膜質に悪影響が発生することを、本発明者らは検討により確認している。
すなわち、本発明者らは検討の結果、成膜室である蒸着室21での特に成膜場での真空度の指標として、1×10−1Pa〜1×10−2Paの一定範囲内に保ちながら成膜を行うことが、良質な金属酸化膜を形成するためには重要であることを確認している。ここで、成膜場とは、蒸着室21内での、ハース28bと基板3との間あたりの空間を指すものであり、また、以降の説明においての真空度とは、その成膜場における真空度を指すものである。
そこで、本実施の形態のPDPの製造方法においては、MgOなどの金属酸化膜を成膜する工程を、成膜場の真空度が1×10−1Pa〜1×10−2Paの範囲となるように制御しながら行うことを特徴としている。このことにより、MgO膜による保護層8形成において、成膜レートや膜質は良好となり、以上により、良質なMgO膜を形成することが実現できる。
そして、上述のような真空度の制御を実現するために、成膜室である蒸着室21には、蒸着室21の雰囲気を制御するための、各種ガスを導入することが可能なガス導入手段29aを少なくとも一つ設置している。このガス導入手段29aにより、例えば酸素ガスや、例えば水、水素、一酸化炭素、二酸化炭素の中から選ばれる少なくとも一つのガスや、例えばアルゴン、窒素、ヘリウムなどの不活性ガスなどを、それぞれ単独にもしくは混合して導入することができる。
さらに、蒸着室21内での真空度を検出するための真空度検出手段29bと、この真空度検出手段29bからの真空度の情報に基づき、蒸着室21内での真空度が一定範囲内となるように、ガス導入手段29aからのガス導入量と真空排気系24bによる排気量とを制御する制御手段(図示せず)とを有している。これらの構成により、ガス導入手段29aからのガス導入量と真空排気系24bによる排気量との平衡状態として得られる成膜室である蒸着室21の成膜場での真空度として、1×10−1Pa〜1×10−2Paの範囲に制御した状態とすることができ、この状態で、金属酸化膜である、例えばMgOの蒸着を行うことが可能となる。
具体的には、水、水素、一酸化炭素、二酸化炭素の中から選ばれる少なくとも一つのガスを一定量導入して所定の物性のMgO膜を得る場合には、これらのガスを導入しながら、成膜場における真空度の制御は酸素、または酸素を含むガスを成膜場に導入してその導入量を調整し排気と平衡させることで一定範囲内に制御すればよい。
また、酸素、または酸素を含むガスを一定量導入して所定の物性のMgO膜を得る場合には、これらのガスを導入しながら、成膜場における真空度の制御は水、水素、一酸化炭素、二酸化炭素の中から選ばれる少なくとも一つのガスを成膜場に導入してその導入量を調整し排気と平衡させることで一定範囲内に制御すればよい。
また、酸素、または酸素を含むガスを一定量で導入し、且つ、水、水素、一酸化炭素、二酸化炭素の中から選ばれる少なくとも一つのガスも一定量で導入して所定の物性のMgO膜を得る場合には、成膜場における真空度の制御は、アルゴン、窒素、ヘリウムなどの不活性ガスを成膜場に導入してその導入量を調整し排気と平衡させることで一定範囲内に制御すればよい。不活性ガスは、MgO膜に対し化学的な作用を与えることがないので、MgO膜の物性に影響を与えずに真空度の調整のみに作用させることができる。
また、不活性ガスと二酸化炭素のうちの少なくとも一つのガスと酸素ガスとを成膜場に導入して、その導入量を調整し排気と平衡させることで真空度を一定範囲内に制御してもよい。
次に、成膜の流れを説明する。まず、成膜室である蒸着室21では、加熱ランプ27bにより基板3を加熱してこれを一定温度に保つ。この温度は、基板3上にすでに形成されている表示電極6や誘電体層7が熱劣化することがないように、100℃〜400℃程度に設定される。そして、シャッタ28fを閉じた状態で、電子銃28cから電子ビーム28dを蒸着源28aに照射して予備加熱することにより、不純ガスの脱ガスを行った後、ガス導入手段29aからガスを導入する。この際のガスとしては、例えば酸素ガスや、例えば水、水素、一酸化炭素、二酸化炭素の中から選ばれる少なくとも一つのガスや、アルゴンなどの不活性ガスを挙げることができる。
そして、この導入するガスの導入量と、真空排気系24bによる排気量と平衡させることで、真空度を1×10−1Pa〜1×10−2Paに保つように制御する。この状態でシャッタ28fを開けると、MgOの蒸気流28eが基板3に向け噴射される。その結果、基板3に飛翔した蒸着材料により基板3上にはMgO膜による保護層8が形成される。
そして、基板3上に形成されたMgO膜の蒸着膜である保護層8の膜厚が、所定の値(例えば、約0.5μm)に達したら、シャッタ28fを閉じ、仕切壁26cを通じて基板3を基板取出室23へ搬送する。
この時に、MgO膜質を所定に保つための所定ガスの導入と、その際の成膜場の真空度の制御のためのガス導入を、上述したようにガス導入手段29aによって行うものである。
なお、成膜装置20の構成としては、上述したもの以外に、例えば、基板3の温度プロファイルの設定条件に応じて、基板投入室22と蒸着室21の間に基板3を加熱するための基板加熱室が一つ以上あるものや、また、蒸着室21と基板取出室23の間に基板冷却室が一つ以上あるものなどでも構わない。
また、基板3に対する、蒸着室21内でのMgOの蒸着は、基板3の搬送を停止して静止した状態で行っても、搬送しながら行ってもどちらでも構わない。
また、成膜装置20の構造も、上述のものに限らず、タクト調整などのために各室間にバッファー室を設けた構成や、加熱・冷却のためのチェンバー室を設けた構成、バッチ式で成膜を行う構造のものなどに対してでも、本発明による効果を得ることができる。
なお、以上の説明においては、保護層8をMgOにより蒸着で形成する例を用いて説明したが、本発明はMgOや蒸着に限るものではなく、金属酸化膜を成膜する場合に対して、同様の効果を得ることができる。
以上説明したように本発明によれば、PDPの基板に金属酸化膜を成膜する際に、膜物性が良質な金属酸化膜を形成することができるPDPの製造方法を実現することができ、表示性能に優れたプラズマディスプレイ装置などを実現することができる。
本発明の一実施の形態によるPDPの概略構成の一例を示す断面斜視図 本発明の一実施の形態による成膜装置の概略構成の一例を示す断面図
3 基板
20 成膜装置
21 蒸着室(成膜室)
22 基板投入室
23 基板取出室
24a,24b,24c 真空排気系
25 搬送手段
26a,26b,26c,26d 仕切壁
27a,27b 加熱ランプ
28a 蒸着源
28b ハース
28c 電子銃
28d 電子ビーム
28e 蒸気流
28f シャッタ
29a ガス導入手段
29b 真空度検出手段

Claims (1)

  1. プラズマディスプレイパネルの基板へ金属酸化膜を成膜する工程を有するプラズマディスプレイパネルの製造方法において、
    二酸化炭素ガスと、
    酸素ガスと、
    を各々、成膜室に導入するにあたり、
    それぞれのガスの導入量を調整し排気と平衡させることで、
    成膜室における真空度を1×10−1Pa〜1×10−2Paの範囲とすることを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造方法。
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