JP4543730B2 - ボディーサイドパネル搬送装置及びボディーサイドパネルの位置決め方法 - Google Patents

ボディーサイドパネル搬送装置及びボディーサイドパネルの位置決め方法 Download PDF

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本発明は、ボディーサイドパネルをクランプして搬送させるボディーサイドパネル搬送装置及びボディーサイドパネルの位置決め方法に関し、詳細には、車種によって形状の異なるボディーサイドパネルを一種類のクランプ手段でクランプさせるためのクランプ共通化技術に関する。
例えば、自動車の組立ラインにおいてボディーサイドパネルをストレージから取り出し、その取り出したボディーサイドパネルを組立ラインの所定位置まで搬送させる搬送装置としては、通常ロボットが使用される。このロボットのアームには、ロボットハンドが取り付けられ、そのロボットハンドにはボディーサイドパネルの所定部位をクランプするためのクランプ部材が取り付けられている。
かかるクランプ部材は、車種が異なる毎にそのクランプ位置やクランプ形状が異なることから車種専用のもの(車種固有の形状受けしたポスト)が用意される。通常、生産ライン上では、同一ラインに複数の車種が流れるため、その車種専用のクランプ部材をロボットハンドに複数取り付けた状態で稼動している。
このように、ライン上に投入車種が増加すれば、その増加した分の専用クランプ部材を取り付ける必要がある。そのため、ロボットハンドの重量が増加し、該ロボットハンドの破損やロボットの故障の原因になる。ロボットハンド及びロボットが故障すると、ラインを止めなくてはならないため、生産性が大幅に低下してしまうという問題がある。
そこで、一台の装置で複数車種に対応することができるようにした装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置は、ボディーサイドパネルの位置及び姿勢を検出する複数のセンサをロボットハンドに取り付けると共に、バキュームによってボディーサイドパネルの所定部位を吸着保持するバキュームパッドを取り付け、ボディーサイドパネルの位置及び姿勢に合わせてロボットハンドを移動させ、前記バキュームパッドにてボディーサイドパネルを吸着保持した後、ストレージから取り出し所定のラインまで搬送させるように構成されている。
特開2003−145468号公報(第3頁〜第5頁、第1図及び第2図)
しかしながら、前記構成の装置では、ボディーサイドパネルの位置及び姿勢を検出するめのセンサーを、各バキュームパッドの近傍部に3つ設けている。この装置では、合計6つものセンサーを使用しているため、センサーの数が多く、その分コストも掛かってしまう。
そこで、本発明は、車種によって形状の異なるボディーサイドパネルを一種類のクランプ手段でクランプさせることができ、ロボットアーム及びロボットの破損及び故障が無くしかもコストの低減を実現し得るボディーサイドパネル搬送装置及びボディーサイドパネルの位置決め方法を提供することを目的とする。
本発明のボディーサイドパネル搬送装置は、少なくともボディーサイドパネルのシル部の一箇所をクランプする2つの第1のクランプ手段と、リアフェンダー部をクランプする第2のクランプ手段と、リアルーフレール部に対して接近離反方向に昇降動自在とされ且つ車種によって形状が異なるボディーサイドパネルのリアルーフレール部の位置に合致する複数の係合溝を有した当接部材を、前記第1のクランプ手段でクランプした前記シル部を基準として該リアルーフレール部に当接させて押圧付勢することでクランプする第3のクランプ手段とを備えたロボットハンドを有している。
本発明のボディーサイドパネルの位置決め保持方法は、ボディーサイドパネルのシル部の少なくとも一箇所を、ロボットハンドの2つの第1のクランプ手段のうちの少なくとも一方でクランプし、そのクランプしたシル部を基準として車両上下方向の高さ位置を出した後、ボディーサイドパネルのリアフェンダー部を、ロボットハンドの第2のクランプ手段でクランプして車両前後方向の位置を出す。そして、リアルーフレール部に対して接近離反方向に昇降動自在とされ且つ車種によって形状が異なるボディーサイドパネルのリアルーフレール部の位置に合致する複数の係合溝を有した第3のクランプ手段の当接部材を、該リアルーフレール部に押し当てて押圧付勢することによりクランプして当該ボディーサイドパネルを位置決め保持させる。
本発明のボディーサイドパネル搬送装置によれば、第1のクランプ手段でボディーサイドパネルのシル部をクランプし、第2のクランプ手段でリアフェンダー部をクランプし、さらに第3のクランプ手段でリアルーフレール部に対して昇降動自在な当接部材を押圧付勢させてクランプしているので、車種が異なってもそれぞれのクランプ手段がクランプする部位は同じであることから、そのクランプ位置を調整する作業だけで車種毎に異なるボディーサイドパネル形状にも一種類のロボットハンドで対応できる。したがって、車種毎に専用のクランプ部材をロボットハンドに取り付ける必要はないことから、ロボットハンドの重量が軽減され、当該ロボットハンドの破損及びロボットの故障が発生せず、生産ラインを停止させる必要がない。
本発明のボディーサイドパネルの位置決め方法によれば、ボディーサイドパネルのシル部の少なくとも一箇所を第1のクランプ手段でクランプして車両上下方向の高さ位置を出した後、ボディーサイドパネルのリアフェンダー部を第2のクランプ手段でクランプして車両前後方向の位置を出し、最後に、リアルーフレール部に第3のクランプ手段の当接部材を押し当てて押圧付勢することによりクランプすれば、ボディーサイドパネルを確実に位置決め保持させることができる。また、リアルーフレール部に対して当接部材を押し当てて押圧付勢しているため、ボディーサイドパネルを変形させることがなく、位置決め保持状態を安定なものとすることができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
「ボディーサイドパネル搬送装置の構成」
図1はボディーサイドパネル搬送装置の正面図、図2はボディーサイドパネル搬送装置の側面図、図3はボディーサイドパネル搬送装置の底面図である。なお、図1は、ボディーサイドパネルが図面の奥側でボディーサイドパネル搬送装置が手前側の位置関係になっている。
本実施の形態のボディーサイドパネル搬送装置は、図1から図3に示すように、ロボット1と、ロボットアーム2の先端に取り付けられたロボットハンド3とから構成されている。このロボットハンド3は、ロボット1のロボットアーム2によって、ボディーサイドパネル4に対して接近離反する方向、車両の上下方向及び前後方向はもちろんのこと他の方向にも自由に可動自在とされている。
前記ロボットハンド3は、ハンド本体5と、ボディーサイドパネル4のシル部4Sをクランプする第1のクランプ手段であるシルクランプ部6と、リアフェンダー部4RFをクランプする第2のクランプ手段であるリアフェンダークランプ部7と、リアルーフレール部4RRを押圧付勢させてクランプする第3のクランプ手段であるリアルーフレールクランプ部8とからなる。
ハンド本体5は、例えば機械的強度の高い長尺板形状をなす金属板からなり、前記ロボットアーム2の先端に固定されている。この実施の形態では、ハンド本体5は、ロボットアーム2に対して中心から他端側へ偏心した位置に取り付けられている。
シルクランプ部6は、ハンド本体5の一端にこのハンド本体5のほぼ長手方向に延在して固定されたブラケット9と、ハンド本体5のほぼ中央にこのハンド本体5と直交して固定されたブラケット10にそれぞれ取り付けられている。かかるシルクランプ部6は、図4に示すように、固定アーム部11と、この固定アーム部11に対して可動自在とされる可動アーム部12と、可動アーム部12を開閉自在とする可動手段である駆動シリンダー13とを有する。
固定アーム部11は、一端部をブラケット9、10にボルトナットなどの締結手段にて取り付けることにより固定されている。この固定アーム部11の他端には、シル部4S又はリアフェンダー部4RFを前記可動アーム部12とにより挟み込むことでクランプするクランプ部14が設けられている。
可動アーム部12は、駆動シリンダー13のロッド15の先端に固定されたアーム取付部材16に対して、支持軸17を中心としてその基端部を回転自在に取り付けられている。そして、この可動アーム部12には、固定アーム部11に対して支持軸18を中心として一端を回転自在に取り付けた連結バー19の他端がその中央位置に固定されている。この可動アーム部12の一端には、固定アーム部11に設けられたクランプ部14と同じクランプ部20が取り付けられている。
駆動シリンダー13は、ブラケット9、10に対して支持軸21を中心として可動自在に取り付けられている。この駆動シリンダー13は、ロッド15をシリンダー本体より突出させることで該ロッド15の先端に取り付けた可動アーム部12を回動させ、固定アーム部11に対して接近する方向に閉じてシル部4S又はリアフェンダー部4RFをクランプさせる。また、この駆動シリンダー13は、ロッド15をシリンダー本体内に没入させることで該ロッド15の先端に取り付けた可動アーム部12を回動させ、図5に示すように、固定アーム部11に対して離れる方向に開いてシル部4S又はリアフェンダー部4RFをアンクランプさせる。クランプ及びアンクランプ動作に当たっては、駆動シリンダー13は、支持軸21を中心として回動し、最大で図5中二点鎖線で示す位置まで揺動する。
リアフェンダークランプ部7は、図1から図3に示すように、ハンド本体5の他端にこのハンド本体5と直交して固定されたブラケット22に取り付けられている。このリアフェンダークランプ部7は、シルクランプ部6と同様、固定アーム部11と、可動アーム部12と、駆動シリンダー13とにより構成されている。かかるリアフェンダークランプ部7は、前記したシルクランプ部6とほぼ同様な構成であるので、その詳細については説明は省略するものとする。
リアルーフレールクランプ部8は、図1から図3に示すように、ハンド本体5に対して車体上向きに取り付けられたブラケット23に取り付けられている。かかるリアルーフレールクランプ部8は、図6から図8に示すように、リアルーフレール部4RRに当接する当接部材24と、この当接部材24を固定させる装着部材25と、この当接部材24をリアルーフレール部4RRに対して接近離反方向に昇降動させる昇降手段である駆動シリンダー26とからなる。
当接部材24は、リアルーフレール部4RRの下端部を挿入係合させる係合溝27を複数有した、波形形状をなす長方体ブロックとされている。そして、この当接部材24に形成された複数の係合溝27は、車種によって形状が異なるボディーサイドパネル4のリアルーフレール部4RRの位置に合致するようになっている。換言すれば、車種によって異なるリアルーフレール部4RRの形状及び位置がどうであれ、複数設けた係合溝27の何れかに係合できるようになっている。
装着部材25は、駆動シリンダー26のロッド28の先端に固定され、この駆動シリンダー26によってリアルーフレール部4RRに対して接近離反方向に昇降動(上下動)される。この装着部材25には、前記した当接部材24が固定されている。
駆動シリンダー26は、ブラケット23に固定され、鉛直方向を向いている。この駆動シリンダー26は、ロッド28をシリンダー本体より突出させることで該ロッド15の先端に取り付けた当接部材24をリアルーフレール部4RRの下端部に当接させることにより押圧付勢させる。また、この駆動シリンダー26は、ロッド28をシリンダー本体内に没入させることで該ロッド28の先端に取り付けた当接部材24をリアルーフレール部4RRから遠ざける。
「ボディーサイドパネルの位置決め方法」
次に、上述のように構成されたボディーサイドパネル搬送装置を使用したボディーサイドパネル4の位置決め方法について説明する。本実施の形態では、ストレージに複数ストックされたボディーサイドパネル4を取り出す作業を例にとって説明する。
先ず、ロボット1を駆動してロボットハンド3をボディーサイドパネル4に近づけて行く。そして、ボディーサイドパネル4のシル部4Sを基準としてロボットハンド3の車両高さ方向での位置を決めた後、リアフェンダー部4RFを基準として該ロボットハンド3の車両前後方向での位置を決める。
次に、ロボットハンド3をボディーサイドパネル4に近づける方向に少しだけ動かし、当該ロボットハンド3を正規の位置に位置決めする(この動作をティーチと呼ぶ)。そして、ロボットハンド3がボディーサイドパネル4に対して正規の位置となったところで、図9及び図10に示すように、シルクランプ部6の駆動シリンダー13及びリアフェンダークランプ部7の駆動シリンダー13をそれぞれ動作させてシル部4Sとリアフェンダー部4RFをクランプする。
次に、リアルーフレールクランプ部8の駆動シリンダー26を駆動し、ロッド28を上昇させ、当該ロッド28の先端に固定させた当接部材24をリアルーフレール部4RRの下端部に当接させ押圧付勢する。これにより、ボディーサイドパネル4は、図1に示すように、ロボットハンド3によって車体前後方向及び高さ方向で位置決めされて保持されることになる。そして、これらロボットハンド3によって位置決め保持されたボディーサイドパネル4は、ロボットアーム2によって例えば溶接工程へと搬送される。
このように構成されたボディーサイドパネル搬送装置では、例えば図11(A)〜(D)に示すような4ドア車の場合、車種によって大きさ及び形状が異なるボディーサイドパネル4を位置決め保持して搬送するには、前ドアのシル部4Sを一方のシルクランプ部6でクランプすると共に後ろドアのシル部4Sを他方のシルクランプ部6でクランプし、さらにリアフェンダー部4RFをリアフェンダークランプ部7でクランプした後、駆動シリンダー26のロッド28の突出量を調整して当接部材24をリアルーフレール部4RRに当接させ押圧付勢してリアルーフレールクランプ部8でクランプさせる。図11(E)で示す2ドア車の場合には、一方のシルクランプ部6でシル部4Sをクランプし、他方のシルクランプ部6は開放させておく。
このように、本実施の形態のボディーサイドパネル搬送装置によれば、2ドア車であろうが4ドア車であろうが、または、ハッチバック、セダン或いはRV車のようなあらゆる種類の車種でもクランプする位置は同じであることから、そのクランプ位置を調整するだけで一種類のロボットハンド3で位置決めしてクランプ保持させることができる。そのため、車種毎に専用のクランプ部材(ポスト)を用意する必要はなく、また、その車種毎のクランプ部材をロボットハンド3に取り付ける必要はないから、大きな荷重がロボットハンド3に掛かることがなく、当該ロボットハンド3の破損やロボット1の故障を防止できる。
また、リアルーフレールクランプ部8では、リアルーフレール部4RRに対して当接部材24を押圧付勢することでクランプさせるので、挟み込んでクランプさせるのとは相違するからボディーサイドパネル4の搬送中にパネルの変形を防止することができると共に安定性も向上する。
また、本実施の形態のボディーサイドパネル搬送装置においては、車種によって異なるボディーサイドパネル4を位置決め保持させる場合、各ボディーサイドパネル4毎にティーチを行う簡単な作業のみで、各車種毎のボディーサイドパネル4に対応させることが可能となる。
以上、本発明を適用した具体的な実施の形態について説明したが、本発明は、上述の実施の形態に制限されることなく種々の変更が可能である。
例えば、シルクランプ部6、リアフェンダークランプ部7及びリアルーフレールクランプ部8では、いずれも駆動シリンダー13、26を駆動源として可動アーム部12を可動させ、または当接部材24を昇降動させるようにしたが、必ずしも駆動シリンダー13、26を使用する必要なく従来公知の別の手段を利用することができる。
本実施の形態のボディーサイドパネル搬送装置の正面図である。 本実施の形態のボディーサイドパネル搬送装置の側面図である。 本実施の形態のボディーサイドパネル搬送装置の底面図である。 本実施の形態のボディーサイドパネル搬送装置におけるシルクランプ部の拡大平面図を示し、可動アーム部を閉じてシル部をクランプした状態を示す。 本実施の形態のボディーサイドパネル搬送装置におけるシルクランプ部の拡大平面図を示し、可動アーム部を開いてシル部をアンクランプした状態を示す。 本実施の形態のボディーサイドパネル搬送装置のリアルーフレールクランプ部の正面図である。 本実施の形態のボディーサイドパネル搬送装置のリアルーフレールクランプ部の側面図である。 本実施の形態のボディーサイドパネル搬送装置のリアルーフレールクランプ部の平面図である。 本実施の形態のボディーサイドパネル搬送装置によってリアルーフレールクランプ部でリアルーフレール部をクランプする前の状態を示す正面図である。 本実施の形態のボディーサイドパネル搬送装置によってリアルーフレールクランプ部でリアルーフレール部をクランプする前の状態を示す側面図である。 本実施の形態のボディーサイドパネル搬送装置により、車種により異なった形状のボディーサイドパネルをそれぞれクランプした状態を示す正面図である。
符号の説明
1…ロボット
2…ロボットアーム
3…ロボットハンド
4…ボディーサイドパネル
4S…シル部
4RF…リアフェンダー部
4RR…リアルーフレール部
5…ハンド本体
6…シルクランプ部
7…リアフェンダークランプ部
8…リアルーフレールクランプ部
11…固定アーム部
12…可動アーム部
13、26…駆動シリンダー
24…当接部材
27…係合溝

Claims (5)

  1. ボディーサイドパネルをロボットハンドでクランプして搬送させるボディーサイドパネル搬送装置において、
    前記ロボットハンドは、
    少なくともシル部の一箇所をクランプする2つの第1のクランプ手段と、
    リアフェンダー部をクランプする第2のクランプ手段と、
    リアルーフレール部に対して接近離反方向に昇降動自在とされ且つ車種によって形状が異なるボディーサイドパネルのリアルーフレール部の位置に合致する複数の係合溝を有した当接部材を、前記第1のクランプ手段でクランプした前記シル部を基準として該リアルーフレール部に当接させて押圧付勢することでクランプする第3のクランプ手段とを備える
    ことを特徴とするボディーサイドパネル搬送装置。
  2. 請求項1に記載のボディーサイドパネル搬送装置であって、
    前記第1及び第2のクランプ手段は、少なくとも一方を他方に対して可動自在として前記シル部又はリアフェンダー部をクランプする一対のアーム部と、可動側のアーム部を開閉自在とする可動手段とからなり、
    前記第3のクランプ手段は、前記当接部材を波形形状とし、該当接部材を昇降動させる昇降手段からなる
    ことを特徴とするボディーサイドパネル搬送装置。
  3. ボディーサイドパネルをロボットハンドで位置決めして保持させるボディーサイドパネルの位置決め保持方法において、
    ボディーサイドパネルのシル部の少なくとも一箇所を、2つの第1のクランプ手段のうちの少なくとも一方でクランプし、そのクランプしたシル部を基準として車両上下方向の高さ位置を出した後、
    前記ボディーサイドパネルのリアフェンダー部を第2のクランプ手段でクランプして車両前後方向の位置を出し、
    前記リアルーフレール部に対して接近離反方向に昇降動自在とされ且つ車種によって形状が異なるボディーサイドパネルのリアルーフレール部の位置に合致する複数の係合溝を有した第3のクランプ手段の当接部材を、該リアルーフレール部に押し当てて押圧付勢することによりクランプして当該ボディーサイドパネルを位置決め保持させる
    ことを特徴とするボディーサイドパネルの位置決め保持方法。
  4. 請求項3に記載のボディーサイドパネルの位置決め保持方法であって、
    4ドアのボディーサイドパネルの場合は、2つの前記第1のクランプ手段のうちの一方で前ドアのシル部をクランプし、他方の第1のクランプ手段で後ろドアのシル部をクランプする
    ことを特徴とするボディーサイドパネルの位置決め保持方法。
  5. 請求項3に記載のボディーサイドパネルの位置決め保持方法であって、
    2ドアのボディーサイドパネルの場合は、2つの前記第1のクランプ手段のうち一方でシル部をクランプし、他方はクランプを開放状態とする
    ことを特徴とするボディーサイドパネルの位置決め保持方法。
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