JP2001334426A - 汎用式治具における機種切換装置 - Google Patents
汎用式治具における機種切換装置Info
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- JP2001334426A JP2001334426A JP2000158318A JP2000158318A JP2001334426A JP 2001334426 A JP2001334426 A JP 2001334426A JP 2000158318 A JP2000158318 A JP 2000158318A JP 2000158318 A JP2000158318 A JP 2000158318A JP 2001334426 A JP2001334426 A JP 2001334426A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 治具2に設ける複数のワーク保持部材のうち
ワークの機種に応じて位置調整すべき機種切換用ワーク
保持部材6,7,10,11を治具本体3に対し可動ユ
ニット14,15,16を介して位置調整自在に取付け
るものにおいて、治具2の軽量化とコストダウンを図
る。 【解決手段】 各可動ユニット14,15,16を駆動
するための共通1個の駆動源を治具2とは別に設け、各
可動ユニット14,15,16に駆動源に代えて操作軸
14e,15e,16eを設ける。ワークの機種変更に
際し、各可動ユニット14,15,16の操作軸14
e,15e,16eを駆動源に順に連結し、機種切換用
の各ワーク保持部材6,7,10,11の位置調整を行
う。
ワークの機種に応じて位置調整すべき機種切換用ワーク
保持部材6,7,10,11を治具本体3に対し可動ユ
ニット14,15,16を介して位置調整自在に取付け
るものにおいて、治具2の軽量化とコストダウンを図
る。 【解決手段】 各可動ユニット14,15,16を駆動
するための共通1個の駆動源を治具2とは別に設け、各
可動ユニット14,15,16に駆動源に代えて操作軸
14e,15e,16eを設ける。ワークの機種変更に
際し、各可動ユニット14,15,16の操作軸14
e,15e,16eを駆動源に順に連結し、機種切換用
の各ワーク保持部材6,7,10,11の位置調整を行
う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数機種のワーク
に共用し得るようにした汎用式治具における機種切換装
置に関する。
に共用し得るようにした汎用式治具における機種切換装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の汎用式治具として、治具
に設ける複数のワーク保持部材のうちワークの機種に応
じて位置調整すべき機種切換用ワーク保持部材を治具本
体に対し可動ユニットを介して位置調整自在に取付けた
ものが知られている。
に設ける複数のワーク保持部材のうちワークの機種に応
じて位置調整すべき機種切換用ワーク保持部材を治具本
体に対し可動ユニットを介して位置調整自在に取付けた
ものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の治具に設け
る可動ユニットは駆動源を備えており、ワークの機種に
応じて位置調整すべき機種切換用ワーク保持部材が複数
ある場合、治具に駆動源付きの可動ユニットを複数設け
る必要があるため、治具が重くなると共にコストが高く
なる不具合があった。
る可動ユニットは駆動源を備えており、ワークの機種に
応じて位置調整すべき機種切換用ワーク保持部材が複数
ある場合、治具に駆動源付きの可動ユニットを複数設け
る必要があるため、治具が重くなると共にコストが高く
なる不具合があった。
【0004】本発明は、以上の点に鑑み、治具の軽量化
とコストダウンとを図れるようにした汎用式治具におけ
る機種切換装置を提供することを課題としている。
とコストダウンとを図れるようにした汎用式治具におけ
る機種切換装置を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明は、治具に設ける複数のワーク保持部材のうちワ
ークの機種に応じて位置調整すべき機種切換用ワーク保
持部材を治具本体に対し可動ユニットを介して位置調整
自在に取付けるものにおいて、可動ユニット用の駆動源
を可動ユニットから切離して治具とは別に設け、ワーク
の機種変更に際し、可動ユニットに設けた操作軸と駆動
源とを連結して、ワーク保持部材の位置調整を行うよう
にしている。
本発明は、治具に設ける複数のワーク保持部材のうちワ
ークの機種に応じて位置調整すべき機種切換用ワーク保
持部材を治具本体に対し可動ユニットを介して位置調整
自在に取付けるものにおいて、可動ユニット用の駆動源
を可動ユニットから切離して治具とは別に設け、ワーク
の機種変更に際し、可動ユニットに設けた操作軸と駆動
源とを連結して、ワーク保持部材の位置調整を行うよう
にしている。
【0006】本発明によれば、可動ユニット用の駆動源
を治具に設けずに済むため、治具の軽量化を図ることが
できる。また、機種切換用ワーク保持部材が複数あっ
て、治具に複数の可動ユニットを設ける場合、各可動ユ
ニットの操作軸を駆動源に順に連結して機種切換用の各
ワーク保持部材の位置調整を行うことにより、1台の駆
動源を複数の可動ユニットに共用することができ、コス
トダウンを図れる。
を治具に設けずに済むため、治具の軽量化を図ることが
できる。また、機種切換用ワーク保持部材が複数あっ
て、治具に複数の可動ユニットを設ける場合、各可動ユ
ニットの操作軸を駆動源に順に連結して機種切換用の各
ワーク保持部材の位置調整を行うことにより、1台の駆
動源を複数の可動ユニットに共用することができ、コス
トダウンを図れる。
【0007】また、治具がロボットに搭載するハンドリ
ング治具である場合、前記駆動源をロボットの動作範囲
内の定位置に配置し、ワークの機種変更に際し、ロボッ
トの動作で前記操作軸を駆動源に連結することにより、
機種切換用ワーク保持部材の位置調整を全自動で行うこ
とができる。
ング治具である場合、前記駆動源をロボットの動作範囲
内の定位置に配置し、ワークの機種変更に際し、ロボッ
トの動作で前記操作軸を駆動源に連結することにより、
機種切換用ワーク保持部材の位置調整を全自動で行うこ
とができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1を参照して、1は、自動車車
体の組立工程で使用するサイドパネルW用の移載ロボッ
トである。このロボット1は、鉛直軸線周りに旋回自在
なロボット本体1aと、ロボット本体1aに揺動自在に
連結した第1アーム1bと、第1アーム1bの先端に揺
動自在に連結した第2アーム1cと、第2アーム1cの
先端の3軸構造の手首1dとを有する6軸ロボットで構
成されており、手首1dにサイドパネルWを保持するハ
ンドリング治具2を搭載している。
体の組立工程で使用するサイドパネルW用の移載ロボッ
トである。このロボット1は、鉛直軸線周りに旋回自在
なロボット本体1aと、ロボット本体1aに揺動自在に
連結した第1アーム1bと、第1アーム1bの先端に揺
動自在に連結した第2アーム1cと、第2アーム1cの
先端の3軸構造の手首1dとを有する6軸ロボットで構
成されており、手首1dにサイドパネルWを保持するハ
ンドリング治具2を搭載している。
【0009】ハンドリング治具2は、図2乃至図4に示
す如く、枠組みしたフレームから成る治具本体3に、ワ
ーク保持部材として、サイドパネルWのルーフサイドレ
ールWaの前部下縁を受ける第1ガイドバー4と、ルー
フサイドレールWaの前部下縁をクランプする第1クラ
ンプ部材5と、ルーフサイドレールWaの後部下縁を受
ける第2ガイドバー6と、ルーフサイドレールWaの後
部下縁をクランプする第2クランプ部材7と、サイドパ
ネルWのセンターピラーWbの前縁を受ける第3ガイド
バー8と、センターピラーWbの後縁に当接してセンタ
ーピラーWbを第3ガイドバー8との間に挟むクランプ
バー9と、センターピラーWbの下部前縁をクランプす
る第3クランプ部材10と、サイドパネルWの後部下縁
に当接してサイドパネルWが後下りに傾斜しないように
押し上げる押し上げバー11とを取付けて構成されてい
る。
す如く、枠組みしたフレームから成る治具本体3に、ワ
ーク保持部材として、サイドパネルWのルーフサイドレ
ールWaの前部下縁を受ける第1ガイドバー4と、ルー
フサイドレールWaの前部下縁をクランプする第1クラ
ンプ部材5と、ルーフサイドレールWaの後部下縁を受
ける第2ガイドバー6と、ルーフサイドレールWaの後
部下縁をクランプする第2クランプ部材7と、サイドパ
ネルWのセンターピラーWbの前縁を受ける第3ガイド
バー8と、センターピラーWbの後縁に当接してセンタ
ーピラーWbを第3ガイドバー8との間に挟むクランプ
バー9と、センターピラーWbの下部前縁をクランプす
る第3クランプ部材10と、サイドパネルWの後部下縁
に当接してサイドパネルWが後下りに傾斜しないように
押し上げる押し上げバー11とを取付けて構成されてい
る。
【0010】第1ガイドバー4と第1クランプ部材5と
第3ガイドバー7は治具本体3に対し不動であり、ハン
ドリング治具2に対しサイドパネルWを第1ガイドバー
4及び第3ガイドバー7を基準にして上下方向及び前後
方向に位置決めし得るようにしている。また、クランプ
バー9は、治具本体3に第1可動ユニット12を介して
前後方向に移動自在に取付けられている。第1可動ユニ
ット12は、治具本体3に固定のベース12aと、ベー
ス12aに設けたガイドレール12bに摺動自在に支持
されるスライドテーブル12cと、スライドテーブル1
2cに固定のナット(図示せず)に螺挿した状態でベー
ス12aに軸支されるボールねじ12dと、ボールねじ
12dを回転するモータから成る駆動源12eとで構成
されており、スライドテーブル12cにクランプバー9
を立設している。そして、ハンドリング治具2でサイド
パネルWを保持する際、駆動源12eによりボールねじ
12dを介してスライドテーブル12cを前方に移動
し、クンプバー9によりセンターピラーWbを第3ガイ
ドバー7との間に挟むようにしている。
第3ガイドバー7は治具本体3に対し不動であり、ハン
ドリング治具2に対しサイドパネルWを第1ガイドバー
4及び第3ガイドバー7を基準にして上下方向及び前後
方向に位置決めし得るようにしている。また、クランプ
バー9は、治具本体3に第1可動ユニット12を介して
前後方向に移動自在に取付けられている。第1可動ユニ
ット12は、治具本体3に固定のベース12aと、ベー
ス12aに設けたガイドレール12bに摺動自在に支持
されるスライドテーブル12cと、スライドテーブル1
2cに固定のナット(図示せず)に螺挿した状態でベー
ス12aに軸支されるボールねじ12dと、ボールねじ
12dを回転するモータから成る駆動源12eとで構成
されており、スライドテーブル12cにクランプバー9
を立設している。そして、ハンドリング治具2でサイド
パネルWを保持する際、駆動源12eによりボールねじ
12dを介してスライドテーブル12cを前方に移動
し、クンプバー9によりセンターピラーWbを第3ガイ
ドバー7との間に挟むようにしている。
【0011】また、押し上げバー11は、第2可動ユニ
ット13により上下動自在に設けられている。第2可動
ユニット13は、第1可動ユニット12と同様に、ベー
ス13aと、ベース13aに設けたガイドレール13b
に摺動自在に支持されるスライドテーブル13cと、ス
ライドテーブル13cに固定のナット(図示せず)に螺
挿した状態でベース13aに軸支されるボールねじ13
dと、ボールねじ13dを回転するモータから成る駆動
源13eとで構成されており、スライドテーブル13c
に押し上げバー11を立設している。そして、ハンドリ
ング治具2でサイドパネルWを保持する際、駆動源13
eによりボールねじ13dを介してスライドテーブル1
3cを上動させ、押し上げバー11によりサイドパネル
Wの後部を押し上げるようにしている。
ット13により上下動自在に設けられている。第2可動
ユニット13は、第1可動ユニット12と同様に、ベー
ス13aと、ベース13aに設けたガイドレール13b
に摺動自在に支持されるスライドテーブル13cと、ス
ライドテーブル13cに固定のナット(図示せず)に螺
挿した状態でベース13aに軸支されるボールねじ13
dと、ボールねじ13dを回転するモータから成る駆動
源13eとで構成されており、スライドテーブル13c
に押し上げバー11を立設している。そして、ハンドリ
ング治具2でサイドパネルWを保持する際、駆動源13
eによりボールねじ13dを介してスライドテーブル1
3cを上動させ、押し上げバー11によりサイドパネル
Wの後部を押し上げるようにしている。
【0012】ところで、サイドパネルWには図2(A)
に示すものや図2(B)に示すもの等の複数の機種があ
り、機種変更に際し、第2ガイドバー6及び第2クラン
プ部材7の上下方向の位置調整や、第3クランプ部材1
0の前後方向の位置調整や、押し上げバー11の前後方
向の位置調整が必要になる。
に示すものや図2(B)に示すもの等の複数の機種があ
り、機種変更に際し、第2ガイドバー6及び第2クラン
プ部材7の上下方向の位置調整や、第3クランプ部材1
0の前後方向の位置調整や、押し上げバー11の前後方
向の位置調整が必要になる。
【0013】そこで、第2ガイドバー6及び第2クラン
プ部材7を治具本体3に対し第3可動ユニット14を介
して上下方向に位置調整自在に取付けると共に、第3ク
ランプ部材10を治具本体3に対し第4可動ユニット1
5を介して前後方向に位置調整自在に取付け、更に、押
し上げバー11を取付けた第2可動ユニット13を治具
本体3に対し第5可動ユニット16を介して前後方向に
位置調整自在に取付けている。
プ部材7を治具本体3に対し第3可動ユニット14を介
して上下方向に位置調整自在に取付けると共に、第3ク
ランプ部材10を治具本体3に対し第4可動ユニット1
5を介して前後方向に位置調整自在に取付け、更に、押
し上げバー11を取付けた第2可動ユニット13を治具
本体3に対し第5可動ユニット16を介して前後方向に
位置調整自在に取付けている。
【0014】第3と第4と第5の各可動ユニット14,
15,16は、治具本体3に固定のベース14a,15
a,16aと、ベースに設けたガイドレール14b,1
5b,16bに摺動自在に支持されるスライドテーブル
14c,15c,16cと、スライドテーブルに固定の
ナット(図示せず)に螺挿した状態でベース14a,1
5a,16aに軸支されるボールねじ14d,15d,
16dとを備えているが、上記第1と第2の各可動ユニ
ット12,13とは異り駆動源は備えておらず、駆動源
の代りに、ボールねじ14d,15d,16dに連結さ
れる角形の操作軸14e,15e,16eを設けてい
る。
15,16は、治具本体3に固定のベース14a,15
a,16aと、ベースに設けたガイドレール14b,1
5b,16bに摺動自在に支持されるスライドテーブル
14c,15c,16cと、スライドテーブルに固定の
ナット(図示せず)に螺挿した状態でベース14a,1
5a,16aに軸支されるボールねじ14d,15d,
16dとを備えているが、上記第1と第2の各可動ユニ
ット12,13とは異り駆動源は備えておらず、駆動源
の代りに、ボールねじ14d,15d,16dに連結さ
れる角形の操作軸14e,15e,16eを設けてい
る。
【0015】図1を参照して、移載ロボット1の動作範
囲内の定位置には架台17が配置されており、架台17
上に第3と第4と第5の各可動ユニット14,15,1
6を駆動するモータから成る共通1個の駆動源18が搭
載されている。駆動源18の出力軸には、前記各操作軸
14e,15e,16eを嵌合可能なソケット18aが
連結されている。
囲内の定位置には架台17が配置されており、架台17
上に第3と第4と第5の各可動ユニット14,15,1
6を駆動するモータから成る共通1個の駆動源18が搭
載されている。駆動源18の出力軸には、前記各操作軸
14e,15e,16eを嵌合可能なソケット18aが
連結されている。
【0016】サイドパネルWの機種変更に際しては、移
動ロボット1の動作でハンドリング治具2を架台17側
に移動し、ハンドリング治具2の姿勢を変化させて第3
可動ユニット14の操作軸14eと第4可動ユニット1
5の操作軸15eと第5可動ユニット16の操作軸16
eとを順にソケット18aに嵌合させる。そして、第3
可動ユニット14の操作軸14eをソケット18aに嵌
合させた状態で図外のコントローラにより第2ガイドバ
ー6及び第2クランプ部材7の調整量分だけ駆動源18
を作動させ、第3可動ユニット14のスライドテーブル
14cを動かして、これに取付けた第2ガイドバー6及
び第2クランプ部材7を上下方向に位置調整する。同様
に、第4可動ユニット15の操作軸15eをソケット1
8aに嵌合させた状態でコントローラにより第3クラン
プ部材10の調整量分だけ駆動源18を作動させ、第4
可動ユニット15のスライドテーブル15cを動かし
て、これに取付けた第3クランプ部材10を前後方向に
位置調整し、また、第5可動ユニット16の操作軸16
eをソケット18aに嵌合させた状態でコントローラに
より押し上げバー11の調整量分だけ駆動源18を作動
させ、第5可動ユニット16のスライドテーブル16c
を動かして、これに第2可動ユニット13を介して取付
けられる押し上げバー11を前後方向に位置調整する。
かくて、サイドパネルWの機種に応じて位置調整すべき
機種切換用ワーク保持部材たる第2ガイドバー6及び第
2クランプ部材7と第3クランプ部材10と押し上げバ
ー11との位置調整を全自動で行うことができる。
動ロボット1の動作でハンドリング治具2を架台17側
に移動し、ハンドリング治具2の姿勢を変化させて第3
可動ユニット14の操作軸14eと第4可動ユニット1
5の操作軸15eと第5可動ユニット16の操作軸16
eとを順にソケット18aに嵌合させる。そして、第3
可動ユニット14の操作軸14eをソケット18aに嵌
合させた状態で図外のコントローラにより第2ガイドバ
ー6及び第2クランプ部材7の調整量分だけ駆動源18
を作動させ、第3可動ユニット14のスライドテーブル
14cを動かして、これに取付けた第2ガイドバー6及
び第2クランプ部材7を上下方向に位置調整する。同様
に、第4可動ユニット15の操作軸15eをソケット1
8aに嵌合させた状態でコントローラにより第3クラン
プ部材10の調整量分だけ駆動源18を作動させ、第4
可動ユニット15のスライドテーブル15cを動かし
て、これに取付けた第3クランプ部材10を前後方向に
位置調整し、また、第5可動ユニット16の操作軸16
eをソケット18aに嵌合させた状態でコントローラに
より押し上げバー11の調整量分だけ駆動源18を作動
させ、第5可動ユニット16のスライドテーブル16c
を動かして、これに第2可動ユニット13を介して取付
けられる押し上げバー11を前後方向に位置調整する。
かくて、サイドパネルWの機種に応じて位置調整すべき
機種切換用ワーク保持部材たる第2ガイドバー6及び第
2クランプ部材7と第3クランプ部材10と押し上げバ
ー11との位置調整を全自動で行うことができる。
【0017】以上、サイドパネルWを保持するハンドリ
ング治具2の機種切換装置に本発明を適用した実施形態
について説明したが、他のワークを保持する治具の機種
切換装置にも同様に本発明を適用できる。
ング治具2の機種切換装置に本発明を適用した実施形態
について説明したが、他のワークを保持する治具の機種
切換装置にも同様に本発明を適用できる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ワーク保持部材を位置調整する可動ユニット
用の駆動源を治具に搭載せずに済み、治具の軽量化とコ
ストダウンを図れる。
によれば、ワーク保持部材を位置調整する可動ユニット
用の駆動源を治具に搭載せずに済み、治具の軽量化とコ
ストダウンを図れる。
【図1】 本発明装置を具備する治具を搭載したロボッ
トの側面図
トの側面図
【図2】 (A)特定機種のサイドパネルを保持したと
きの治具の正面図、(B)他の機種のサイドパネルを保
持したときの治具の正面図
きの治具の正面図、(B)他の機種のサイドパネルを保
持したときの治具の正面図
【図3】 図2(A)の矢印III方向から見た治具の底
面図
面図
【図4】 図2(A)の矢印IV方向から見た治具の側面
図
図
2 ハンドリング治具 6,7,10,11 機種切換用ワーク保持部材 14,15,16 機種切換用ワーク保持部材の可動ユ
ニット 14e,15e,16e 操作軸 18 駆動源
ニット 14e,15e,16e 操作軸 18 駆動源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小池 昌志 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 桑野 陽平 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3C030 BC06 BC26 CC02 DA08 DA24 DA33 DA34 DA37 3D114 AA04 AA12 AA14 BA01 DA01 DA12 3F061 AA01 BE01 BE02 BE14 BE43 BE47 BF14 DA23 DB04 DD01
Claims (2)
- 【請求項1】 治具に設ける複数のワーク保持部材のう
ちワークの機種に応じて位置調整すべき機種切換用ワー
ク保持部材を治具本体に対し可動ユニットを介して位置
調整自在に取付けるものにおいて、 可動ユニット用の駆動源を可動ユニットから切離して治
具とは別に設け、 ワークの機種変更に際し、可動ユニットに設けた操作軸
と駆動源とを連結して、ワーク保持部材の位置調整を行
うことを特徴とする汎用式治具における機種切換装置。 - 【請求項2】 前記治具はロボットに搭載するハンドリ
ング治具であり、前記駆動源をロボットの動作範囲内の
定位置に配置し、ワークの機種変更に際し、ロボットの
動作で前記操作軸を駆動源に連結することを特徴とする
請求項1に記載の汎用式治具における機種切換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000158318A JP2001334426A (ja) | 2000-05-29 | 2000-05-29 | 汎用式治具における機種切換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000158318A JP2001334426A (ja) | 2000-05-29 | 2000-05-29 | 汎用式治具における機種切換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001334426A true JP2001334426A (ja) | 2001-12-04 |
Family
ID=18662805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000158318A Pending JP2001334426A (ja) | 2000-05-29 | 2000-05-29 | 汎用式治具における機種切換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001334426A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005297138A (ja) * | 2004-04-13 | 2005-10-27 | Nissan Motor Co Ltd | ボディーサイドパネル搬送装置及びボディーサイドパネルの位置決め方法 |
CN102079031A (zh) * | 2009-11-27 | 2011-06-01 | 中国第一汽车集团公司 | 轿车车身内置主拼夹具 |
CN102463436A (zh) * | 2010-11-10 | 2012-05-23 | 中国第一汽车集团公司 | 内置主夹具 |
JP2014218343A (ja) * | 2013-05-09 | 2014-11-20 | 本田技研工業株式会社 | ワーク搬送装置及びワーク搬送方法 |
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WO2017073116A1 (ja) * | 2015-10-28 | 2017-05-04 | 三菱重工業株式会社 | 組立体製造装置及び組立体製造方法 |
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-
2000
- 2000-05-29 JP JP2000158318A patent/JP2001334426A/ja active Pending
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