JPH08215946A - 部品の組付装置 - Google Patents

部品の組付装置

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JPH08215946A
JPH08215946A JP2687895A JP2687895A JPH08215946A JP H08215946 A JPH08215946 A JP H08215946A JP 2687895 A JP2687895 A JP 2687895A JP 2687895 A JP2687895 A JP 2687895A JP H08215946 A JPH08215946 A JP H08215946A
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博司 藤井
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寿生 宮原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メインラインにおける組付作業を確実とし且
つその作業性の向上を図る。 【構成】 複数の部品組立ステーションZ1,Z2を所定
間隔で配置したメインライン1と、該メインライン1の
上記部品組立ステーションZ1,Z2にそれぞれ組付用の
部品W1,W4を供給するための少なくとも二つのサブラ
イン2,5とを備え、該二つのサブライン2,5のうち
上記メインライン1に対してその上流側に位置する上流
側サブライン2を介して供給される第1部品W1に対し
て、上記メインライン1に対してその下流側に位置する
下流側サブライン5を介して供給される第2部品W4
組付けるようにした部品の組付装置において、上記上流
側サブライン2側に、上記第1部品W1に設けられた上
記第2部品W4を組付けるための組付部33,34の該
第1部材W1上における位置を検出する組付位置検出手
段13を備える一方、上記下流側サブライン5側に、上
記組付位置検出手段13からの位置情報に基づいて上記
第2部品W4側に設けられた組付部材57の位置を修正
する位置修正手段12を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、一方の部品に設けら
れた組付部に対して他方の部品を組付部材を介して組付
けるようした部品の組付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一方の部品に設けられた組付部に対して
他方の部品を所定の組付部材を介して組付ける場合、該
一方の部品に設けられた組付部の位置と、他方の部品に
備えられた組付部材の装着位置とが合致しないと、該一
方の部品に対する他方の部品の組付作業が円滑に行え
ず、作業能率の低下を招来することになる。
【0003】かかる場合の解決方法の一つとして、例え
ば、特開平2−258485号公報に開示されるよう
に、車体のドア開口部に対してヒンジを介してドアを組
付けるに際して、先ずドア開口部の位置を検出し、この
検出データに基づいてがてドア開口部におけるヒンジ取
付位置を決定し、このヒンジ取付位置にヒンジ組付のた
めの加工を施し、しかる後、予め上記ドアに取り付けら
れた上記ヒンジを上記ヒンジ取付位置に取り付ける方法
が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかる方法
によれば、組付工程中にこれとは異質の位置検出作業と
加工作業とが介在するため、組付け工程全体としてみた
場合にその作業能率が劣るという問題がある。
【0005】そこで本願発明では、本来の組付作業が行
われるメインラインと該メインラインへの組付用部品を
供給する少なくとも二つのサブラインを備えた部品の組
付装置において、該各サブラインによりそれぞれ供給さ
れる二つの部品の組付位置の検出と位置修正とを共にサ
ブライン側において予め行うことで、上記メインライン
における組付作業を確実とし且つその作業性の向上を図
らんとしてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明ではかかる課題
を解決するための具体的手段として次のような構成を採
用している。
【0007】本願の第1の発明では、複数の部品組立ス
テーションを所定間隔で配置したメインラインと、該メ
インラインの上記部品組立ステーションにそれぞれ組付
用の部品を供給するための少なくとも二つのサブライン
とを備え、該二つのサブラインのうち上記メインライン
に対してその上流側に位置する上流側サブラインを介し
て供給される第1部品に対して、上記メインラインに対
してその下流側に位置する下流側サブラインを介して供
給される第2部品を組付けるようにした部品の組付装置
において、上記上流側サブライン側に、上記第1部品に
設けられた上記第2部品を組付けるための組付部の該第
1部材上における位置を検出する組付位置検出手段を備
える一方、上記下流側サブライン側に上記組付位置検出
手段からの位置情報に基づいて上記第2部品側に設けら
れた組付部材の位置を修正する位置修正手段を備えたこ
とを特徴としている。
【0008】本願の第2の発明では、上記第1の発明に
かかる部品の組付装置において、上記第1部品をクロス
メンバーとするとともに該クロスメンバーには上記組付
部として所定間隔をもってスタビライザー取付孔を形成
しており、また上記第2部品をスタビライザーとすると
ともに該スタビライザーには所定間隔をもって取付ブラ
ケットを備え、上記組付位置検出手段により上記スタビ
ライザー取付孔の間隔を検出し、また上記位置修正手段
により上記組付位置検出手段により検出される上記スタ
ビライザー取付孔の間隔に基づいて上記取付ブラケット
の上記スタビライザー上における位置を修正することを
特徴としている。
【0009】本願の第3の発明では、上記第1又は第2
の発明にかかる部品の組付装置において、上記位置検出
手段を、上記第1部品を保持して上記上流側サブライン
から上記メインライン側へ搬送する部品保持手段に備え
たことを特徴としている。
【0010】
【発明の作用・効果】本願発明ではかかる構成とするこ
とにより次のような作用・効果が得られる。
【0011】 本願の第1の発明にかかる部品の組付
装置によれば、メインラインと少なくとも二つのサブラ
インとを備え、上流側サブラインを介して供給される第
1部品に対して下流側サブラインを介して供給される第
2部品を組付けるようにしたものにおいて、上記上流側
サブライン側に、上記第1部品に設けられた上記第2部
品を組付けるための組付部の該第1部材上における位置
を検出する組付位置検出手段を備える一方、上記下流側
サブライン側に上記組付位置検出手段からの位置情報に
基づいて上記第2部品側に設けられた組付部材の位置を
修正する位置修正手段を備えているので、上記メインラ
インでの上記第1部品への上記第2部品の組付けに際
し、予め上記第1部品に設けられた取付部の位置が上記
組付位置検出手段により検出され、その検出された位置
に対応するように上記第2部品側の組付部材の位置が位
置修正手段により修正され、修正された状態でメインラ
イン側に供給される。従って、メインライン側における
上記第1部品の組付部に対する上記組付部材を介しての
第2部品の組付けが容易且つ確実となり、その組付作業
性が格段に向上するものである。
【0012】 本願の第2の発明にかかる部品の組付
装置によれば、スタビライザー取付孔を形成したクロス
メンバーを第1部品とし、取付ブラケットを備えたスタ
ビライザーを第2部品としているので、上記に記載し
たと同様の作用効果が、クロスメンバーへのスタビライ
ザーの組付作業において得られ、車体組付作業における
作業の確実性と作業性の向上とが確保されるものであ
る。
【0013】 本願の第3の発明にかかる部品の組付
装置によれば、上記又はに記載の作用効果に加えて
次のような特有の作用効果が得られる。即ち、この第3
の発明にかかる部品の組付装置においては、上記位置検
出手段を、上記第1部品を保持して上記上流側サブライ
ンから上記メインライン側へ搬送する部品保持手段に備
えているので、該部品保持手段による上記第1部品の搬
送時に同時に上記取付部の位置検出がなされることとな
り、例えばこの位置検出作業を別工程で行う場合に比し
て作業性のさらなる向上が期待できるものである。
【0014】
【実施例】以下、本願発明の部品の組付装置を添付図面
に基づいて具体的に説明する 。
【0015】図1には、本願発明の実施例にかかる部品
の組付装置が備えられた自動車の組立ラインZの一部を
示している。この組立ラインZは、クロスメンバーW1
(特許請求の範囲中の「第1部品」に該当する)に対し
て、左右のサスペンションアームW2,W3及びスタビラ
イザーW4(特許請求の範囲中の「第2部品」に該当す
る)をそれぞれ組付部品として所定位置に組付けるため
のものである。ここで、先ず、この組立ラインZのライ
ン構成を説明すると、この組立ラインは、そのライン流
れ方向に沿って各サスペンションアームW2,W3の組立
ステーションZ1、スタビライザーW4の組立ステーショ
ンZ2等が順次配置されたメインライン1と、該メイン
ライン1に対してその側方から直交方向に設けられて上
記サスペンションアーム組立ステーションZ1にクロス
メンバーW1を供給する第1サブライン2(特許請求の
範囲中の「上流側サブライン」に該当する)と、該第1
サブライン2に対して上記メインライン1の反対側に配
置されて上記サスペンションアーム組立ステーションZ
1に対して右側及び左側のサスペンションアームW2,W
3をそれぞれ供給する第2サブライン3及び第3サブラ
イン4と、上記スタビライザー組立ステーションZ2
スタビライザーW4を供給する第4サブライン5(特許
請求の範囲中の「下流側サブライン」に該当する)とを
備えている。
【0016】上記クロスメンバー組立ステーションZ1
は、上記メインライン1に対して左右のサスペンション
アームW2,W3の組付けを行うステーションであって、
該クロスメンバー組立ステーションZ1には、図1及び
図2に示すように、上記第1サブライン2によって順次
搬送されるクロスメンバーW1を該第1サブライン2の
端部において把持してこれをメインライン1側に移載す
るための後に詳述するワークローダー装置6(特許請求
の範囲中の「部品保持手段」に該当する)と、上記第2
サブライン3及び第3サブライン4にそれぞれ対応して
配置され該各サブライン3,4によって順次搬送される
サスペンションアームW2,W3をピッキングして上記メ
インライン1側に取り出すための一対のピッキングロボ
ット7,7と、上記クロスメンバーW1と上記各サスペ
ンションアームW2,W3とを上記メインライン1上の所
定位置において固定するための四組のクランプ装置9,
9,・・と、上記クロスメンバーW1に対して上記サス
ペンションアームW2,W3を締結固定するための四基の
締結ロボット8A〜8Dとが備えられている。
【0017】上記スタビライザー組立ステーションZ2
は、上記サスペンションアームW2,W3が組付けられた
後の上記メインライン1に対してさらに上記スタビライ
ザーW4の組付けを行うステーションであって、上記第
4サブライン5によって順次搬送されるスタビライザー
4をピッキングして上記クロスメンバーW1側にセット
するためのピッキングロボット10と、該クロスメンバ
ーW1にスタビライザーW4を締結固定するための一対の
締結ロボット11,11とを備えている。
【0018】そして、この組立ラインZでは、先ず最初
に、上記ワークローダー装置6によってクロスメンバー
1を保持してこれを第1サブライン2側からメインラ
イン1側に供給する。この際、上記ワークローダー装置
6に設けられた後に詳述する位置検出装置13により上
記スタビライザーW4の取付位置が予め検出される。
【0019】上記クロスメンバー組立ステーションZ1
にクロスメンバーW1が供給されると、該クロスメンバ
ー組立ステーションZ1において、上記クロスメンバー
1に左右のサスペンションアームW2,W3がそれぞれ
組付けられる。さらに、該各サスペンションアーム
2,W3の組付けが完了した上記クロスメンバーW
1は、メインライン1よって次工程のスタビライザー組
立ステーションZ2へ搬送され、該スタビライザー組立
ステーションZ2においては、さらに該クロスメンバー
1に対して、後述するように上記位置検出装置13か
らの位置情報に基づいて予め所定位置に位置修正された
状態で左右一対の取付ブラケット57,57が取り付け
られた上記スタビライザーW4が該各取付ブラケット5
7,57介して組付けられる。このスタビライザーW4
の組付けが完了すると、上記クロスメンバーW1はさら
に図示しない後工程に搬送され、所要の部品組付けが行
われる。
【0020】ここで、本願発明の要旨たる作業、即ち、
上記スタビライザー組立ステーションZ2における上記
クロスメンバーW1への上記スタビライザーW4の組付け
作業、及びこのスタビライザーW4の組付作業の予備段
階として上記クロスメンバーW1における後述のスタビ
ライザー取付孔33,34の位置検出作業と取付ブラケ
ット57の位置修正作業とを説明するが、説明の便宜
上、先ず上記クロスメンバーW1とスタビライザーW4
具体的構成を説明し、さらにこれらの組付け作業に関与
する上記ワークローダー装置6とこれに備えられた位置
検出装置13、及び上記第4サブライン5と位置修正装
置12等の装置の具体的構造を説明し、しかる後、これ
らの装置を使用しての組付作業の作業手順を説明するこ
ととする。
【0021】クロスメンバーW1 上記クロスメンバーW1は、図4に示すように平面方向
においては略H状の形態を有し、また図3に示すように
立面方向においては略W状の形態を有する部材であっ
て、上面W1a側の左右両端部W1b,W1cのうち、一
方の端部W1bには、第1位置決め孔31と、クロスメ
ンバーW1の幅方向に直交する方向に所定の間隔をもっ
て並ぶ二つの第1スタビライザー取付孔33,33(特
許請求の範囲中の「組付部」に該当する)とが形成され
ている。また、他方の端部W1cにも同様に、第2位置
決め孔32とクロスメンバーW1の幅方向に直交する方
向に所定の間隔をもって並ぶ二つの第2スタビライザー
取付孔34,34(特許請求の範囲中の「組付部」に該
当する)とが形成されている。また、上記クロスメンバ
ーW1の左右両端W1d,W1dはそれぞれ凹状に形成さ
れ、後述するクランパー45に対する掛止部となる。
【0022】上記左右一対の位置決め孔31,32は、
上記ワークローダー装置6に対する上記クロスメンバー
1の平面方向の位置決めを行うためのものであって、
後述する位置決めピン24,25がそれぞれ嵌入せしめ
られるが、該スタビライザーW4をメインライン1側に
載置した後においては何ら部品の組付け等には関与しな
いものであるため、該各位置決め孔31,32の間隔寸
法に制作上の誤差が多少あっても問題ない。
【0023】これに対して、上記前後一対の第1スタビ
ライザー取付孔33,33と第2スタビライザー取付孔
34,34は、スタビライザーW4をメインライン1側
に載置した後においてそれぞれ後述の取付ブラケット5
7,57を介して上記スタビライザーW4がボルト締着
により組付けられるものであり、また上記スタビライザ
ーW4にはメインライン1への供給以前において上記取
付ブラケット57,57が予め装着されているため、各
第1スタビライザー取付孔33,33と各第2スタビラ
イザー取付孔34,34との間のスタビライザー幅方向
寸法が製作誤差によって設計寸法からズレている場合に
はそのズレ量を検知して、そのズレ量に応じて上記スタ
ビライザーW4側の左右一対の取付ブラケット57,5
7間の間隔寸法、即ち、装着位置を予め修正し、修正し
た状態でクロスメンバーW1をメインライン1側へ供給
することが必要となる。このため、その組付けに先立っ
て、上記ワークローダー装置6に設けられた第1位置検
出ピン26,26と第2位置検出ピン27,27とを上
記第1スタビライザー取付孔33と第2スタビライザー
取付孔34とにそれぞれ嵌入させることでこれら第1位
置検出ピン26と第2位置検出ピン27間のスタビライ
ザー幅方向位置を検出し、その情報を位置修正装置12
側に出力するようにしている。
【0024】ワークローダー装置6 上記ワークローダー装置6は、特許請求の範囲中の部品
保持手段に該当し、第1サブライン2により搬送されて
くるクロスメンバーW1を保持してこれを上記メインラ
イン1のクロスメンバー組立ステーションZ1に供給す
るものであるが、その場合に、該クロスメンバーW1
クロスメンバー組立ステーションZ1側に対する平面方
向の位置決めを確実にし、且つ該クロスメンバーW1
設けられたスタビライザーW4取付用の上記第1スタビ
ライザー取付孔33と第2スタビライザー取付孔34の
位置検出を行うものとし、これらのために後述する特有
の機構、即ち、左右一対の位置決めピン24,25と、
位置検出装置13とを備えている。以下、これらの構造
を説明する。
【0025】上記ワークローダー装置6は、図1及び図
2に示すように、上記第1サブライン2側から上記メイ
ンライン1側に向けて平行配置された左右一対の走行桁
15,15上に設けたレール16,16に沿って走行移
動する走行フレーム17を備えている。この走行フレー
ム17には、支持基台18が備えられるとともに、該支
持基台18には図2〜図4に示す如く昇降基台20が、
その四隅にそれぞれ立設配置されたガイドロッド21,
21,・・により上下方向(矢印U−D方向)にガイド
された状態で昇降用シリンダ19によって昇降駆動可能
に支持され、該昇降用シリンダ19の伸縮動作により昇
降駆動されるようになっている。
【0026】上記昇降基台20は、上記クロスメンバー
1の上面W4aをほぼ覆う如き大きさをもつ矩形平板で
構成されている。この昇降基台20の左右両側の下面2
0bには、上記スタビライザーW4に設けた上記左右一
対の第1位置決め孔31と第2位置決め孔32とにそれ
ぞれ対応するようにして第1位置決めピン24と第2位
置決めピン25とがそれぞれ下方に向けて立設固定され
ている。そして、この左右一対の位置決めピン24,2
5は、上記昇降基台20が上記昇降用シリンダ19の伸
長動に伴ってクロスメンバーW1側へ降下した時、それ
ぞれ該クロスメンバーW1側の第1位置決め孔31と第
2位置決め孔32とにその先端が嵌入し(図3の状
態)、これによって該クロスメンバーW1の昇降基台2
0に対する平面方向の位置決め(即ち、該クロスメンバ
ーW1の上記メインライン1に対する平面方向の位置決
め)を行うとともに、該昇降基台20とクロスメンバー
1との上下方向の位置決めも同時に行う(次述のクラ
ンパー45によるクランプ位置の決定のためである)。
【0027】ここで、この位置決めピン24,25の作
動に連動するクランパー45について説明しておくと、
このクランパー45は上記昇降基台20の左右両端にそ
れぞれ配置されて、上記各位置決めピン24,25によ
って上記昇降基台20とクロスメンバーW1との平面方
向及び上下方向の位置決めが行われた時点において作動
し該クロスメンバーW1をワークローダー装置6側に保
持せしめてその搬送を可能とするためのものであって、
上記昇降基台20の端部に固定したシリンダ48のロッ
ド(図示省略)にアーム46を下方へ垂下状態で取り付
けるとともに、該アーム46の下端に上記クロスメンバ
ーW1の幅方向端部W1dに押圧衝合せしめられるクラン
プ爪47を取り付けて構成されている。
【0028】位置検出装置13 一方、上記昇降基台20の上記各位置決めピン24,2
5の近傍には次述の位置検出装置13が配置されてい
る。この位置検出装置13は、上記第1位置決めピン2
4の近傍において上記クロスメンバーW1の前後一対の
第1スタビライザー取付孔33,33に対応する如く前
後に所定間隔をもち該昇降基台20に対して上下方向に
弾圧支持された状態で下方へ突設された前後一対の第1
位置検出ピン26,26と、上記第2位置決めピン25
の近傍において上記クロスメンバーW1の前後一対の第
2スタビライザー取付孔34,34に対応する如く前後
に所定間隔をもち該昇降基台20に対して上下方向に弾
圧支持された状態で下方へ突設された前後一対の第2位
置検出ピン27,27とを備えており、これら各第1位
置検出ピン26,26と第2位置検出ピン27,27は
それぞれ上記クロスメンバーW1の対応する第1スタビ
ライザー取付孔33,33及び第2スタビライザー取付
孔34,34に嵌入せしめられる。
【0029】これら左右両側の第1位置検出ピン26,
26と第2位置検出ピン27,27のうち、第1位置検
出ピン26,26は横方向(即ち、第1スタビライザー
取付孔33と第2スタビライザー取付孔34とを結ぶ直
線に平行な方向)への移動が規制されているが、上記第
2位置検出ピン27,27は以下に述べるような構成に
よって横方向への移動が可能とされている。即ち、上記
昇降基台20の上面20a側には横方向に向けてレール
37,37が固定配置されるとともに該レール37,3
7にはスライダー38,38がスライド自在に鞍座さ
れ、さらにこのスライダー38,38には平板状のスラ
イドプレート42が固定されている。そして、このスラ
イドプレート42に対して上記第2位置検出ピン27,
27の上端部がその軸方向(上下方向)にスライド可能
に支持されている。従って、上記第2位置検出ピン2
7,27は、上記レール37,37に沿って横方向へ移
動可能とされる。
【0030】この場合、上記スライドプレート42の左
右両側には対向状態で左右一対のスプリングプランジャ
40,40が設けられ、該スライドプレート42(即
ち、上記第2位置検出ピン27,27)はその自由状態
においてはこれら一対のスプリングプランジャ40,4
0の押圧力によりスライド方向の略中央部に位置設定さ
れる(以下、説明の便宜上、この位置を「中立位置」と
いう)。この第2位置検出ピン27,27の中立位置
は、該第2位置検出ピン27,27と固定配置された上
記第1位置検出ピン26,26との横方向の間隔寸法
が、上記クロスメンバー組立ステーションZ1における
上記第1スタビライザー取付孔33,33と第2スタビ
ライザー取付孔34,34との間の基準寸法(設計寸
法)に合致する如く予め位置調整されている。
【0031】従って、ワークローダー装置6により保持
されるクロスメンバーW1の第1スタビライザー取付孔
33,33と第2スタビライザー取付孔34,34との
間隔寸法が基準寸法に合致している場合には上記第2位
置検出ピン27,27は中立位置に位置設定されたまま
その先端部が上記クロスメンバーW1の第2スタビライ
ザー取付孔34,34に嵌入するが、基準寸法からズレ
ている場合には固定配置の第1位置検出ピン26,26
を基準として第2位置検出ピン27,27が上記ズレ量
だけ横方向に移動し、その状態で第2スタビライザー取
付孔34,34に嵌入する。この第2位置検出ピン2
7,27のズレ量、即ち、第1スタビライザー取付孔3
3,33と第2スタビライザー取付孔34,34の基準
寸法からのズレ量は、スライドプレート42の移動量と
して変位センサ39により検出されるとともに、このズ
レ量に関する情報は後述の位置修正装置12側に制御フ
ァクターとして出力される。尚、符号41は上記スライ
ドプレート42の最大スライド量を規制するストッパー
41である。
【0032】スタビライザーW4 上記スタビライザーW4は、図1及び図5に示すよう
に、その左右両端寄り部分がそれぞれ屈曲した所定長さ
の棒状体で一体構成されている。そして、このスタビラ
イザーW4は、その両端寄り部位がそれぞれ後述の取付
ブラケット57,57(特許請求の範囲中の「組付部
材」に該当する)を介して上記クロスメンバーW1の第
1スタビライザー取付孔33,33及び第2スタビライ
ザー取付孔34,34部分に組付けられる。
【0033】上記取付ブラケット57は、図5〜図8に
示すように、所定幅の帯状板材の中央部分を長円弧状に
屈曲させて構成されるものであって、その円弧状部57
aにおいてラバーブッシュ58を介してスタビライザー
4を弾性支持するとともに、その両端のフランジ部5
7b,57bにおいて上記クロスメンバーW1側に固定
される。このため、この取付ブラケット57の各フラン
ジ部57b,57bには、それぞれボルト孔59,60
が形成されるが、スタビライザーW4の軸方向に直交す
る方向への融通性をもたせるために、一方のボルト孔5
9はこれをボルト孔間方向に長軸をもつ長穴とし、他方
のボルト孔60はこれを円形孔としている。
【0034】そして、この左右一対の取付ブラケット5
7,57は、上記ラバーブッシュ58と共に予め別工程
において上記スタビライザーW4に取り付けられた状態
で上記第4サブライン5により搬送され上記ピッキング
ロボット10によってメインライン1のスタビライザー
組立ステーションZ2側に供給されるが、その場合、上
記取付ブラケット57は完全にラバーブッシュ58に嵌
合された状態(図6の右端の取付ブラケット57の状
態)ではなく、該ラバーブッシュ58に不完全嵌合した
状態(図6の右端以外の取付ブラケット57の状態)で
搬送される。これは、取付ブラケット57を完全嵌合さ
せておくと、後で行う取付ブラケット57の位置修正に
おいて該取付ブラケット57の移動が困難となるためで
ある。
【0035】尚、このスタビライザーW4に対する左右
一対の取付ブラケット57,57の取付位置は、一方の
取付ブラケット57のボルト孔59,60と他方の取付
ブラケット57のボルト孔59,60の芯間距離を上記
クロスメンバーW1の第1スタビライザー取付孔33,
33と第2スタビライザー取付孔34,34間の基準寸
法よりも所定量だけ小さめに設定しておき、後述の位置
修正装置12によってそのズレを修正するようになって
いる。また、スタビライザーW4に取り付けられた左右
一対の取付ブラケット57,57のそれぞれ軸方向外側
には、ストッパー65,65が装着されている。
【0036】上述のように左右一対の取付ブラケット5
7,57が不完全嵌合の状態で装着されたスタビライザ
ーW4は、後述する第4サブライン5によって順次搬送
され、上記ピッキングロボット10によってピッキング
される直前位置において、後述する位置修正装置12に
よって取付ブラケット57の位置修正が行われるととも
に、後述の加圧部材80によって該取付ブラケット57
が完全嵌合状態とされ、しかる後、上記ピッキングロボ
ット10によりピッキングされる。
【0037】第4サブライン5 上記第4サブライン5は、図1、図5及び図6に示すよ
うに、上記スタビライザーW4に設けられた左右一対の
取付ブラケット57,57の間隔とほぼ同様の離隔寸法
をもって並設され、上記メインライン1に対して直交す
る方向に走行する左右一対のコンベアチェーン49,5
0を備えたチェーンコンベアで構成されている。そし
て、この一対のコンベアチェーン、即ち、第1コンベア
チェーン49と第2コンベアチェーン50のうち、第1
コンベアチェーン49は固定側の取付ブラケット57に
対応し、第2コンベアチェーン50は後述の位置修正装
置12により位置修正される修正側の取付ブラケット5
7に対応せしめられている。
【0038】上記第1コンベアチェーン49と第2コン
ベアチェーン50とはその基本構造をほぼ同じとするも
のであるため、ここでは、まず第2コンベアチェーン5
0の具体的構成を説明し、しかる後、第1コンベアチェ
ーン49の具体的構成を説明することにする。
【0039】上記第2コンベアチェーン50は、図5〜
図7に示すように、チェーン長手方向に所定ピッチで平
板状の基板51,51,・・を取り付けている。この基
板51には、その上面側にV型凹部でなる載置部52a
を備えたワーク支持台52と、その上面に上記取付ブラ
ケット57の各ボルト孔59,60の軸心位置にぞぞれ
対応するようにして前後一対の受けピン62,62を上
方に向けて突設したブラケット支持台55とが、チェー
ン幅方向に所定間隔をもって併置されている。このブラ
ケット支持台55の高さ寸法は、上記ワーク支持台52
の載置部52aによって上記スタビライザーW4を支持
した状態において、上記受けピン62,62に嵌入する
上記取付ブラケット57のフランジ部57b,57bが
該ワーク支持台52の上面から上方に適宜離間するとと
もに、該取付ブラケット57が後述の加圧部材80によ
って押圧されて完全嵌合状態となったときには該フラン
ジ部57b,57bが該ワーク支持台52の上面に当接
するように設定されている。
【0040】尚、このワーク支持台52に立設された上
記受けピン62,62は、上記取付ブラケット57の各
ボルト孔59,60に対してスタビライザー軸方向に所
定の隙間をもって遊嵌するように、後述の第1コンベア
チェーン49側の受けピン62よりも小径に形成されて
いる。また、上記基板51の下側で且つ上記ブラケット
支持台55に対応する位置には、上記取付ブラケット5
7の嵌合作業時に該ワーク支持台52を支持するための
受け台64が設けられている。
【0041】上記第1コンベアチェーン49は、その長
手方向に所定ピッチで基板51,51,・・を取り付け
るとともに、該基板51上には、チェーン幅方向に所定
間隔をもって左右一対のワーク支持台53,54を取り
付けるとともに、これら一対のワーク支持台53,54
の間には、前後一対の受けピン61,61を上方へ向け
て突設したブラケット支持台56を配置している。この
受けピン61,61は、図8に示すように、上記取付ブ
ラケット57のボルト孔59,60に挿通された状態に
おいては該各ボルト孔59,60のスタビライザー軸方
向端面に当接して該取付ブラケット57のスタビライザ
ー軸方向への移動を規制し得るような径寸法を有してい
る。また、上記取付ブラケット57の各ボルト孔59,
60に上記受けピン61,61が挿通された状態におい
ては、該取付ブラケット57が不完全嵌合した上記ラバ
ーブッシュ58と該ラバーブッシュ58の側方に密着配
置された上記ストッパー65とが、上記一対のワーク支
持台53,54に挟着された状態となる。
【0042】ここで、この第1コンベアチェーン49側
の上記受けピン61,61と上記第2コンベアチェーン
50側の上記受けピン62,62とのチェーン幅方向間
隔は、上記クロスメンバーW1の第1スタビライザー取
付孔33と第2スタビライザー取付孔34の基準寸法に
ほぼ合致するように予め設定されている。これに対し
て、上記スタビライザーW4に装着された上記一対の取
付ブラケット57,57の間隔は上述のように上記基準
寸法よりも小さめに設定されている。従って、スタビラ
イザーW4に装着された一対の取付ブラケット57,5
7のうちの一方の取付ブラケット57のボルト孔59,
60に上記第1コンベアチェーン49側の受けピン6
1,61を挿通し、他方の取付ブラケット57のボルト
孔59,60に上記第2コンベアチェーン50側の受け
ピン62,62を挿通した状態においては、図7に示す
ように、第2コンベアチェーン50側においては上記受
けピン62,62が常に各ボルト孔59,60の中心よ
りもチェーン幅方向の外側寄りに位置し、上記取付ブラ
ケット57はこれを該受けピン62,62と各ボルト孔
59,60との隙間分だけチェーン幅方向の外側へ移動
させることができることになる。この第2コンベアチェ
ーン50側の取付ブラケット57の移動によって、一対
の取付ブラケット57,57の間隔を上記クロスメンバ
ーW1の第1スタビライザー取付孔33と第2スタビラ
イザー取付孔34との間隔に合致させる。この第2コン
ベアチェーン50側の取付ブラケット57の位置修正
は、後述の位置修正装置12によって行われる。
【0043】位置修正装置12 位置修正装置12は、上記第2コンベアチェーン50側
において支持された取付ブラケット57の位置修正を行
うためのものであって、図5及び図7に示すように、上
記取付ブラケット57のスタビライザー軸方向内側に所
定間隔をもって対向配置された二股状の押圧部材67を
備えている。この押圧部材67は、スライド基材69に
設けられたガイドレール70に摺動可能に嵌合して上下
方向(矢印a−b方向)に昇降可能とされたスライダー
71に固定されるとともに、該ガイドレール70は昇降
基材68を介してシリンダ72により昇降駆動される。
また、上記スライド基材69の下面側には螺合スライダ
ー74が設けられるとともに、該螺合スライダー74は
モーター75により回転駆動されるネジ棒73に噛合せ
しめられており、該モーター75によりネジ棒73を回
転駆動することで上記押圧部材67は上記スライド基材
69と一体的にスタビライザー軸方向(矢印c−d方
向)に進退せしめられる。そして、この押圧部材67が
所定量前進してその前端面67aによって上記取付ブラ
ケット57とこれに未完成嵌合されたラバーブッシュ5
8とを押圧することで、これら取付ブラケット57とラ
バーブッシュ58とを一体的にスタビライザー軸方向外
側へ所定量だけ移動させてその位置修正を行うことがで
きるものである。
【0044】この位置修正装置12による上記取付ブラ
ケット57の移動量は、上記位置検出装置13の変位セ
ンサ39からの位置情報に基づいて上記モーター75の
回転量を制御することで設定される。
【0045】一方、上記第4サブライン5における上記
位置修正装置12の上方位置には、上記第1コンベアチ
ェーン49と第2コンベアチェーン50とにそれぞれ対
応して加圧部材80を備えたシリンダ79がそれぞれ配
置されている。該加圧部材80は、上記シリンダ79の
伸長動により降下して上記取付ブラケット57の円弧状
部57aをその上方から押圧することで該取付ブラケッ
ト57をラバーブッシュ58に対して完全嵌合させる。
【0046】位置検出作業及び位置修正作業の説明 続いて、上記位置検出装置13と位置修正装置12とに
よって行われる位置検出作業及び位置修正作業について
説明する。
【0047】上記ワークローダー装置6によって第1サ
ブライン2上のクロスメンバーW1を保持してこれをメ
インライン1のスタビライザー組立ステーションZ2
へ移動させる場合に、該ワークローダー装置6側に設け
られた位置検出装置13が作動し、当該クロスメンバー
1における第1スタビライザー取付孔33,33と第
2スタビライザー取付孔34,34との位置検出を行
う。即ち、図3に示すように、第1位置検出ピン26,
26がクロスメンバーW1に一方の第1スタビライザー
取付孔33,33に嵌入し、他方の第2位置検出ピン2
7,27が他方の第2スタビライザー取付孔34,34
に嵌入した状態において、該第1位置検出ピン26,2
6側を基準として第2位置検出ピン27,27の「中立
位置」からのズレ量を上記変位センサ39によって検出
する。この変位センサ39の検出値はコントロールユニ
ット(図示省略)に入力される。コントロールユニット
においては、変位センサ39からの入力値に対応する上
記第2位置検出ピン27,27の「中立位置」からのズ
レ量と、予め設定されている「基準寸法」とに基づい
て、当該クロスメンバーW1における上記第1スタビラ
イザー取付孔33,33と第2スタビライザー取付孔3
4,34との実間隔を求め、この実間隔を位置情報とし
て上記位置修正装置12のモーター75に出力し、所定
量だけ上記第2コンベアチェーン50側の上記取付ブラ
ケット57を移動させ、左右の取付ブラケット57,5
7間の間隔をクロスメンバーW1の第1スタビライザー
取付孔33と第2スタビライザー取付孔34との間隔に
合致させる。
【0048】次に、取付ブラケット57の位置修正が完
了した時点で、上記各加圧部材80,80によって各取
付ブラケット57,57をそれぞれ対応するラバーブッ
シュ58,58に完全嵌合させる。この取付ブラケット
57,57が完全嵌合されたスタビライザーW4は、ピ
ッキングロボット10によってピッキングされて上記ス
タビライザー組立ステーションZ2側に供給され、クロ
スメンバーW1に組付けられるが、その場合、該クロス
メンバーW1の第1スタビライザー取付孔33,33,
と第2スタビライザー取付孔34,34の間隔と、上記
スタビライザーW4側の左右一対の取付ブラケット5
7,57の間隔とが予め合致せしめられているため、該
スタビライザー組立ステーションZ2におけるスタビラ
イザーW4の組付けは所定位置に容易且つ確実に行わ
れ、その作業の信頼性と作業性とが担保されるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施例にかかる部品の組付装置の全
体システム図である。
【図2】図1のII-II拡大矢視図である。
【図3】図2の要部拡大図である。
【図4】図3のIV-IV矢視図である。
【図5】図1のV-V各台矢視図である。
【図6】図5のVI-VI矢視図である。
【図7】図5のVII-VII拡大矢視図である。
【図8】図5のVIII-VIII拡大矢視図である。
【符号の説明】
1はメインライン、2〜5はサブライン、6はワークロ
ーダー装置、7はピッキングロボット、8A〜8Dは締
結ロボット、9はクランプ装置、10はピッキングロボ
ット、11は締結ロボット、12は位置修正装置、15
は走行桁、16はレール、17は走行フレーム、18は
支持基台、19は昇降用シリンダ、20は昇降基台、2
1はガイドロッド、24は第1位置決めピン、25は第
2位置決めピン、26は第1位置検出ピン、27は第2
位置検出ピン、31は第1位置決め孔、32は第2位置
決め孔、33は第1スタビライザー取付孔、34は第2
スタビライザー取付孔、37はレール、38はスライダ
ー、39は変位センサ、40はスプリングプランジャ、
41はストッパー、42はスライドプレート、45はク
ランパー、46はアーム、47はクランプ爪、48はシ
リンダ、49は第1コンベアチェーン、50は第2コン
ベアチェーン、51は基板、52〜54はワーク支持
台、55及び56はブラケット支持台、57は取付ブラ
ケット、58はラバーブッシュ、59及び60はボルト
孔、61及び62は受けピン、64は受け台、65はス
トッパー、67は押圧部材、68は昇降基材、69はス
ライド基材、70はガイドレール、71はスライダー、
72はシリンダ、73はネジ棒、74は螺合スライダ
ー、75はモーター、78は支持桁7、79はシリン
ダ、80は加圧部材、W1はクロスメンバー、W2及びW
3はサスペンションアーム、W4はスタビライザー、Zは
組立ライン、Z1はクロスメンバー組立ステーション、
2はスタビライザー組立ステーションである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の部品組立ステーションを所定間隔
    で配置したメインラインと、該メインラインの上記部品
    組立ステーションにそれぞれ組付用の部品を供給するた
    めの少なくとも二つのサブラインとを備え、該二つのサ
    ブラインのうち上記メインラインに対してその上流側に
    位置する上流側サブラインを介して供給される第1部品
    に対して、上記メインラインに対してその下流側に位置
    する下流側サブラインを介して供給される第2部品を組
    付けるようにした部品の組付装置であって、 上記上流側サブライン側に、上記第1部品に設けられた
    上記第2部品を組付けるための組付部の該第1部材上に
    おける位置を検出する組付位置検出手段を備える一方、 上記下流側サブライン側には、上記組付位置検出手段か
    らの位置情報に基づいて上記第2部品側に設けられた組
    付部材の位置を修正する位置修正手段が備えられている
    ことを特徴とする部品の組付装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記第1部品がクロ
    スメンバーであって該クロスメンバーには上記組付部と
    して所定間隔をもってスタビライザー取付孔が形成され
    ており、また上記第2部品がスタビライザーであって該
    スタビライザーには所定間隔をもって取付ブラケットが
    備えられており、 上記組付位置検出手段は上記スタビライザー取付孔の間
    隔を検出し、また上記位置修正手段は上記組付位置検出
    手段により検出される上記スタビライザー取付孔の間隔
    に基づいて上記取付ブラケットの上記スタビライザー上
    における位置を修正するものであることを特徴とする部
    品の組付装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 上記位置検出手段が、上記第1部品を保持して上記上流
    側サブラインから上記メインライン側へ搬送する部品保
    持手段に備えられていることを特徴とする部品の組付装
    置。
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