JP2006131150A - 自動車用ドアガラス取付方法及び同取付装置 - Google Patents

自動車用ドアガラス取付方法及び同取付装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 自動車用ドアのサッシュ内に設けたランチャンネルに容易に倣うようにドアガラスを組付けることにある。
【解決手段】 ST01、ST02にて、ドアガラスを、ドアガラス把持部により把持した状態で自動車用ドアのインナパネルとアウタパネルとの隙間の上方で車両前後方向に傾斜させてドアガラスの前後方向の長さを小さくし、ST03にて傾斜させたドアガラスを下降させ、自動車用ドアの前後に設けた一対のフロントロアサッシュ、リヤロアサッシュ間に位置させ、ST04にてドアガラスの傾斜を所定の状態に直し、ドアガラスを前後のフロントロアサッシュ、リヤロアサッシュにそれぞれ嵌合させ、ST05にてドアガラスをフローティング支持しながらランチャンネル内を下降させ、ST06にてドアガラスをウインドレギュレータ側のドアガラス取付部に取付ける。
【選択図】 図14

Description

本発明は、自動車用ドアガラス取付方法及び同取付装置の改良に関するものである。
従来の自動車用ドアとして、自動車用ドアをインナパネル部及びアウタパネル部とから構成し、予めインナパネル部にドアガラスを組付けた状態で、インナパネル部をアウタパネル部に組付けるものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平5−69865号公報
特許文献1の図2を以下の図15で説明し、特許文献1の図5(A)を図16で説明する。なお、符号は振り直した。
図15は従来の自動車用ドアを示す説明図であり、組立途中の状態を示す。
自動車用ドア200は、アウタパネル部201とインナパネル部202とからなる。
アウタパネル部201は、下部を構成するドアアウタパネル204と、このドアアウタパネル204の上部に取付けたドアフレーム205とを備える。
インナパネル部202は、ドアインナパネル207を備え、アウタパネル部201にインナパネル部202を組付ける前に、ドアインナパネル部207にウインドレギュレータ211、ドアガラス212、ドアロック213、ドアガラスガイド214等が組付けられる。
ウインドレギュレータ211は、メインガイド216と、このメインガイド216内に移動可能に取付けたガイドスライダ(不図示)と、このガイドスライダに両端を連結したワイヤ217と、このワイヤ217を掛けたドラム218と、このドラム218を駆動するモータ221とからなり、ガイドスライダに設けた係合突起222にチャンネル223が回転可能に取付けられ、このチャンネル223にドアガラス212の下端に設けたブラケット(不図示)が締結される。
ドアガラスガイド214は、ドアガラス212の一端をガイドするものである。なお、225はドアアウタパネル204に設けた取付孔、226はドアインナパネル207に設けた取付孔である。
図16は図15に示したドアフレーム及びドアガラスの断面図であり、ドアフレーム205は、内側にドアガラスラン228を嵌めたものであり、ドアガラス212は、ドアガラスラン228内を移動させるためのコーナーピース231を取付けたものである。
次に、アウタパネル部201へのインナパネル部202の組付要領を図15及び図16で説明する。
まず、工作機を用いてインナパネル部202を傾斜させてドアアウタパネル204に形成した切欠き233内へ挿入し、アウタパネル部201とインナパネル部202とを仮合わせする。
次に、インナパネル部202をアウタパネル部201の正規位置に戻すと共に、ドアガラス212を回転させて、ドアガラス212のコーナーピース231をドアガラスラン228内へ嵌合させる。
そして、アウタパネル部201とインナパネル部202とを取付孔225,226においてボルトで締結する。
ドアガラス212は、予めドアインナパネル207に取付けられ、アウタパネル部201とインナパネル部202とを仮合わせしたときに、ドアガラス212のコーナーピース231がドアガラスラン228内へ嵌合されるが、ドアインナパネル207へのドアガラス212の組付誤差やドアアウタパネル204へのドアフレーム205の組付誤差によっては、コーナーピース231とドアガラスラン228とに大きな位置ずれが生じ、これらの嵌合が困難になることが考えられる。
即ち、ドアインナパネル207には、順にウインドレギュレータ211のメインガイド216、ガイドスライダの係合突起222、チャンネル223、ブラケット、ドアガラス212が取付けられるため、これらの組付誤差が積み重ねられて大きくなることがある。
更に、ドアガラス212は、前端をドアガラスガイド214にガイドされているため、
ドアインナパネル207に対するドアガラス212の動きは拘束され、ドアガラスラン228内へのコーナーピース231の嵌合作業は更に難しくなる。
本発明の目的は、自動車用ドアガラス取付方法及び同取付装置を改良することで、自動車用ドアのサッシュ内に設けたランチャンネルに容易に倣うようにドアガラスを組付けることにある。
請求項1に係る発明は、自動車用ドアにドアガラスを取付ける自動車用ドアガラス取付方法であって、ドアガラスを、ドアガラス把持手段により把持した状態で自動車用ドアのインナパネルとアウタパネルとの隙間の上方で車両前後方向に傾斜させてドアガラスの前後方向の長さを小さくする第1工程と、この第1工程により傾斜させたドアガラスを下降させ、自動車用ドアの前後に設けた一対のサッシュ間に位置させる第2工程と、第2工程の後、ドアガラスの傾斜を所定の状態に直し、ドアガラスを前後のサッシュにそれぞれ嵌合させる第3工程と、第3工程の後、ドアガラスをウインドレギュレータ側のドアガラス取付位置まで下降させる第4工程と、を含む。
ドアガラスを車両前後方向に傾斜させてドアガラスの前後方向の長さを小さくし、傾斜させたドアガラスを下降させて一対のサッシュ間に位置させ、ドアガラスの傾斜を所定の状態に直して前後のサッシュにそれぞれ嵌合させることで、例えば、ドアガラスを前後のサッシュ内にそれぞれ設けたランチャンネルに容易に嵌合させることができ、この状態でランチャンネルに容易に倣わせて下降させることができる。
請求項2に係る発明は、請求項1において、好ましくは、第4工程にてドアガラスをドアガラス把持手段を介してフローティング支持することを特徴とする。
ドアガラスをドアガラス把持手段を介してフローティング支持することで、前後のサッシュ内に嵌合させたガラスをウインドレギュレータ側のガラス取付位置まで下降させるときに、例えば、サッシュ内のランチャンネルの形状にドアガラスをより一層簡単に倣わせることができ、下降中にドアガラスに無理な力が加わらない。
請求項3に係る発明は、自動車ドアにドアガラスを取付ける自動車用ドアガラス取付装置において、ドアガラスを把持可能なドアガラス把持手段と、ドアガラスをドアガラス把持手段を介してフローティング支持可能であるとともにフローティング支持を解除してドアガラスを定位置にロック可能なフローティング・ロック手段と、このフローティング・ロック手段を支持することでドアガラスを所定位置から自動車用ドアまで搬送する搬送手段と、この搬送手段で自動車用ドアまで搬送したドアガラスを自動車用ドア内へ挿入するために行うドアガラスの車両前後方向への傾斜又は傾斜の解除とフローティング・ロック手段によるドアガラスのフローティング支持又はフローティングロックとを制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
搬送手段にフローティング・ロック手段を介してガラス把持手段を取付け、このガラス把持手段でドアガラスを把持し、所定位置から自動車用ドアまで搬送する。このとき、制御手段による制御によって、ドアガラスを自動車用ドア内に挿入するためにドアガラスを車両前後方向に傾斜させ、又は傾斜を解除し、更に、ドアガラスを自動車用ドアのサッシュ内で下降させるとともに、フローティング・ロック手段によりドアガラスをフローティング支持し、ドアガラスが所定位置まで下降した後にドアガラスをフローティングロックする。
請求項1に係る発明では、ドアガラスを車両前後方向に傾斜させ、下降させて一対のサッシュ間に位置させ、次に、ドアガラスの傾斜を所定の状態に直すことでドアガラスを前後のサッシュにそれぞれ嵌合させるので、例えば、ドアガラスを前後のサッシュ内にそれぞれ設けたランチャンネルに容易に嵌合させることができ、この状態でランチャンネルに容易に倣わせて下降させることができて、ドアガラスの組付けを容易に且つ迅速に行うことができる。
請求項2に係る発明では、ドアガラスをフローティング支持するので、前後のサッシュ内に嵌合させたドアガラスを、ウインドレギュレータ側のドアガラス取付位置までサッシュの形状にドアガラスをより一層簡単に倣わせて下降させることができ、下降中にドアガラスに無理な力が加わらず、ドアガラスを容易に且つ迅速に下降させることができる。従って、自動車用ドアへのドアガラスの組付け性を向上させることができ、自動車用ドアの生産性を高めることができる。
請求項3に係る発明では、ドアガラスをガラス把持手段を介してフローティング支持可能であるとともにフローティングロック可能なフローティング・ロック手段を備えるので、ドアガラスを自動車用ドアに組付けるときに、フローティング支持したドアガラスがドア構成部品に拘束されることがないためにドアガラスに無理な力が作用せず、ドアガラスの組付け性を向上させることができる。
また、ドアガラスを自動車ドア内に挿入するために行うドアガラスの車両前後方向への傾斜又は傾斜の解除と、フローティング・ロック手段によるドアガラスのフローティング支持又はフローティングロックとを制御する制御手段を備えるので、ドアガラスの傾斜、又は傾斜の解除、及びドアガラスのフローティング支持又はフローティングロックをそれぞれ迅速に且つ所望のタイミングで精度良く行うことができる。従って、自動車用ドアの生産性、ひいては自動車の生産性を向上させることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るフローティング・ロック装置を備えた自動車用ドアガラス取付装置を示す斜視図であり、自動車用ドアガラス取付装置10(以下、単に「ドアガラス取付装置10」と記す。)は、床に取付けた搬送部11と、この搬送部11の先端に取付けた腕部12と、これらの搬送部11及び腕部12の駆動を制御するドアガラス制御装置(不図示)とからなり、腕部12の先端に設けたドアガラス把持部13でドアガラス15を把持して自動車用ドア16に組付けるロボットである。
搬送部11は、床部に取付けた基部(不図示)にスイング自在及び旋回自在に取付けた第1アーム部21と、この第1アーム部21にスイング自在に取付けた連結部22と、この連結部22に回転自在及びスイング自在に取付けた第2アーム部23と、この第2アーム部23の先端にスイング自在に取付けるとともに腕部12を連結した先端部24とからなり、基部、第1アーム部21、第2アーム部23及び先端部24をそれぞれ図示せぬモータで駆動する。
腕部12は、搬送部11の先端部24に取付けた力覚センサ27(図2参照)と、この力覚センサ27に取付けたフローティング・ロック装置28と、このフローティング・ロック装置28の先端に取付けたドアガラス把持部13とからなる。
力覚センサ27は、ドアガラス15に作用する反力を検出するものであり、互いに直交する3軸(X軸、Y軸、Z軸であり、例えば、X軸はドアガラス15の面にほぼ沿う水平方向、Y軸はドアガラス15の面にほぼ直交する方向、Z軸は鉛直方向に延びる。)の軸方向の力と、これらのX軸、Y軸、Z軸の各軸回りのトルクを検出するものである。
フローティング・ロック装置28は、搬送部11側に対してドアガラス15をドアガラス把持部13を介して可動自在に支持する、即ちフローティング支持するとともに、搬送部11側に対してドアガラス15をドアガラス把持部13を介して固定する、即ち、フローティングロックを行うものであり、詳細な構造及び動作については後述する。
ドアガラス15は、わずかに湾曲させた板ガラスであり、下端部にウインドレギュレータに取付けるためのレギュレータ取付部31,31を備える。
自動車用ドア16は、インナパネル33と、このインナパネル33の外側に取付けたアウタパネル34と、これらのインナパネル33及びアウタパネル34の上部に取付けたサッシュ35とを備え、インナパネル33とアウタパネル34との隙間36に上方からドアガラス15を挿入して組付ける。
図2は本発明に係るドアガラス取付装置の腕部を示す平面図であり、力覚センサ27にフローティング・ロック装置28を取付け、このフローティング・ロック装置28の先端にドアガラス把持部13を取付けたことを示す。
ドアガラス把持部13は、フローティング・ロック装置28に取付けた固定部41と、この固定部41に対して2つのシリンダ装置42,42で駆動する可動部43とからなり、固定部41と可動部43とでドアガラスを挟み込む。
図3は図2の3−3線断面図であり、フローティング・ロック装置28は、力覚センサ27に取付けたベース部51と、このベース部51の下部に取付けたフローティング機構52と、ベース部51の上部に取付けたフローティングロック機構53とからなる。
フローティング機構52は、ベース部51に対してドアガラス把持部13側を紙面の表裏方向(X軸方向)にスライドさせるためにベース部51に取付けた横スライド機構55と、ドアガラス把持部13側をY軸方向にスライドさせるために横スライド機構55の下部に取付けた縦スライド機構56と、ドアガラス把持部13側を紙面の表裏方向にスイングさせるために縦スライド機構56の上部に取付けたスイング機構57と、このスイング機構57にドアガラス把持部13を連結するメインロッド58とからなる。
横スライド機構55は、ベース部51側に設けたレール63と、このレール63にスライド自在に嵌合させたスライド部64と、このスライド部64に取付けることで縦スライド機構56を支持する支部部材65とからなる。なお、66はレール63と摺動させるためにスライド部64に設けた摺動部材である。
縦スライド機構56は、支持部材65に取付けたガイド支柱68と、このガイド支柱68にスライド自在に嵌合させたスライドガイド71と、このスライドガイド71を連結部材72を介して駆動するシリンダ装置73とからなる。なお、74,75はシリンダ装置73を構成するシリンダ及びロッドである。
スイング機構57は、スライドガイド71に設けたスイング軸76と、スイング軸76にベアリング79,79を介して回転自在に取付けた軸受部81とからなる。なお、82はベアリング79,79間に設けたカラー、83はスイング軸76からベアリング79,79が抜けるのを防止するためにスイング軸76の端部に設けたおねじ76aにねじ込んだナットである。
軸受部81は、ベアリング79,79を嵌合させた本体部84と、この本体部84の下部に取付けた下部支持部材78と、本体部84の開口部を塞ぐキャップ85とからなる。
本体部84は、メインロッド58を連結した部材である。
下部支持部材78は、切欠き78aを形成した部材であり、この切欠き78a内に、スライドガイド71に埋込んだピン77を配置することで、ピン77と切欠き78aとの円周方向の隙間により下部支持部材78の回転角度が決まる。従って、軸受部81は、スライドガイド71に対する回り量が規制される。なお、切欠き78aに代えて、円周方向に延びる長穴を下部支持部材78に形成してもよい。
フローティングロック機構53は、ベース部51に取付けたスライドガイド87,87(手前側の符号87のみ示す。)と、これらのスライドガイド87,87のそれぞれにスライド自在に挿入したスライド支柱88と、これらのスライド支柱88,88(手前側の符号88のみ示す。)の先端に取付けたクロスバー91と、このクロスバー91の下部に取付けたカムプレート92と、このカムプレート92に形成したカム溝92aに嵌合することでフローティング機構52によるフローティング状態を解除、即ちフローティング状態をロックするためにキャップ85に取付けたロックカム93と、カムプレート92をY軸方向へ移動させるためにクロスバー91に取付けたシリンダ装置94(図2参照)とからなる。なお、96,97(図2参照)はシリンダ装置94を構成するシリンダ及びロッドである。
上記のカムプレート92及びロックカム93は、カム機構98を構成する部品である。
ドアガラス把持部13は、断面コ字状の固定部41と、シリンダ装置42のロッド42aの先端に取付けた可動部43とを備え、固定部41は、ゴム製の第1パッド101及び第2パッド102を備え、可動部43はゴム製の第3パッド103を備える。なお、104は固定部41をメインロッド58に取付ける取付具、105は取付具104に固定部41を取付けるボルトである。
図4は本発明に係るドアガラス制御装置のブロック図である。
ドアガラス制御装置110は、力覚センサ27から出力された力信号SFに基づいてドアガラスに作用する反力を演算する力演算部111と、ドアガラス15の搬送経路を記憶する記憶部112と、制御部113とからなる。
制御部113は、力演算部111から出力された反力信号SRに基づいて搬送部駆動部114へ第1駆動信号SD1を送って搬送部11の駆動を制御し、記憶部112からの記憶信号SMに基づいて、第1シリンダ駆動部116へ第2駆動信号SD2を送ってY軸方向スライド用シリンダ装置73の駆動を制御するとともに第2シリンダ駆動部117へ第3駆動信号SD3を送ってフローティングロック用シリンダ装置94の駆動を制御し且つ第3シリンダ駆動部118へ第4駆動信号SD4を送ってドアガラス把持用シリンダ装置42の駆動を制御する。
即ち、制御部113は、(1)記憶部112に記憶されたドアガラス15の搬送経路を通るように搬送部11によるドアガラス15の搬送を制御するとともに、後で詳述するドアガラス15の傾斜、又はこの傾斜の解除を制御し、更には、力覚センサ27からの反力に基づいて搬送部11によって搬送中のドアガラス15の姿勢の修正を制御し、(2)Y軸方向スライド用シリンダ装置73の駆動を制御して、フローティング・ロック装置28を介してドアガラス把持部13をY軸方向へ移動させ、(3)フローティングロック用シリンダ装置94の駆動を制御してフローティング・ロック装置28によるドアガラス15のフローティング支持、又はこのフローティング支持の解除(即ちフローティングをロックする)を行わせ、(4)ドアガラス把持用シリンダ装置42の駆動を制御して搬送開始位置に配置したドアガラス15を把持するとともに、搬送終了位置でのドアガラス15の把持解除を行わせるものである。
以上に述べたフローティング・ロック装置28の作用を次に説明する。
図5は本発明に係るフローティング・ロック装置の作用を示す第1作用図であり、Y軸方向のフローティング支持について説明する作用図である。
フローティング機構52は、縦スライド機構56(図3参照)によって矢印で示すY軸方向に移動可能(図では左方にスライドした状態にある。)であり、ドアガラスに外力が作用すれば、ドアガラス把持部13を介してドアガラスをY軸方向に移動させる、即ち、ドアガラスをY軸方向にフローティング支持することができる。
図6は本発明に係るフローティング・ロック装置の作用を示す第2作用図であり、X軸方向のフローティング支持について説明する作用図である。
フローティング機構52は、横スライド機構55(図3参照)によって矢印で示すX軸方向に移動可能(図では下方にスライドした状態にある。)であり、ドアガラスに外力が作用すれば、ドアガラス把持部13を介してドアガラスをX軸方向に移動させる、即ち、ドアガラスをX軸方向にフローティング支持することができる。
図7は本発明に係るフローティング・ロック装置の作用を示す第3作用図であり、スイング軸回りのフローティング支持について説明する作用図である。
フローティング機構52は、スイング機構57(図3参照)によってスイング軸76(ここでは点76として表した。)回りにスイング可能(図では時計回りにスイングした状態にある。)であり、ドアガラスに外力が作用すれば、ドアガラス把持部13を介してドアガラスをスイング軸76回りにスイングさせる(θはスイング角度である。)、即ち、ドアガラスをスイング軸76回りにフローティング支持することができる。
図8(a)〜(c)は本発明に係るフローティング・ロック装置の作用を示す第4作用図であり、図7に示したスイング軸回りのフローティング支持の解除を例として説明する。
(a)において、ドアガラス把持部13が、フローティング機構52、詳しくは、スイング機構によってスイング軸回りにスイングした状態で、フローティングロック機構53のカムプレート92を矢印の向きに移動させる。
(b)において、カムプレート92がロックカム93に当たると、ロックカム93はカムプレート92のカム溝92aの内面に倣って移動するため、ドアガラス把持部13は、スイング軸回りに矢印のようにスイングしてスイング角は次第に小さくなり、(c)のように、カム溝92aにロックカム93が完全に嵌合すると、ドアガラス把持部13は、所定の位置に戻るとともにその位置に固定される。即ち、フローティングロック状態となる。
このようなフローティングロックは、図6に示したX軸方向のフローティング支持状態からも行うことができる。また、図5に示したY軸方向のフローティング支持状態のときには、縦スライド機構56(図3参照)を作動させてドアガラス把持部13を元の位置に引き戻してからフローティング・ロック機構52を作動させてフローティングロック状態とする。
従って、上記のY軸方向、X軸方向及びスイング軸回りのフローティング支持状態が組み合わされた場合でも、フローティングロック機構53によって迅速にドアガラス把持部13を所定位置にフローティングロック状態とすることができる。
次に、ドアガラス取付装置10の作用を説明する。
図9は本発明に係るドアガラス取付装置の作用を示す第1作用図である。
まず、所定のガラス供給位置に配置されたドアガラス15を第1パッド101及び第2パッド102に当て、ドアガラス把持部13の可動部43をシリンダ装置42により駆動して第1パッド101と第3パッド103とでドアガラス15を挟み込む。
このとき、ドアガラス15はフローティングロック状態にある。また、このときに、力覚センサでドアガラス15に作用する反力を検出しながら、この反力に基づいて必要に応じてドアガラス制御装置による搬送部の駆動制御を行い、ドアガラスの姿勢を修正する。
図10は本発明に係るドアガラス取付装置の作用を示す第2作用図である。
把持したドアガラス15を起立させた状態で自動車用ドア16の前後方向に矢印Aのように傾斜させ、自動車用ドア16のインナパネルとアウタパネルとの隙間36の上方に移動させる。
図中の符号121,122はドアガラス15の前後をガイドするために自動車用ドア16の内側に設けたフロントロアサッシュ、リヤロアサッシュであり、これらのフロントロアサッシュ121とリヤロアサッシュ122との間隔L1に対して、傾斜させたドアガラス15の前後の間隔L2は小さくなるため、矢印Bのように、ドアガラス15を隙間36からフロントロアサッシュ121、リヤロアサッシュ122間に下降させることができる。
図11は本発明に係るドアガラス取付装置の作用を示す第3作用図である。
ドアガラス15の傾斜を矢印Cのように所定の状態に直し、ドアガラス15の前辺15aと、後辺15bとをそれぞれフロントロアサッシュ121、リヤロアサッシュ122内に装着したゴム製のランチャンネル(不図示)内に嵌合させる。ドアガラス15の傾斜を直した際に力覚センサに過大な反力が検出された場合には、反力が所定の値に下がるように搬送部をドアガラス制御装置で制御する。
そして、ドアガラス15をフローティング支持状態にして、矢印Dのように、フロントロアサッシュ121、リヤロアサッシュ122のそれぞれのランチャンネルに倣わせるように下降させる。
図12は本発明に係るドアガラス取付装置の作用を示す第4作用図であり、図11の状態からドアガラス15をフローティング状態のまま所定位置まで下降させた状態を示す。
本発明では、図11の状態から図12の状態までドアガラス15を下降させるときに、ドアガラス15をフローティング状態とすることで、ドアガラス15を、フロントロアサッシュ121、リヤロアサッシュ122、及びそれぞれのランチャンネルの寸法精度、組付精度を吸収しながらドアガラス15に無理な力が作用することなしにランチャンネルに倣うようにスムーズに下降させることができる。
図13は本発明に係るドアガラス取付装置の作用を示す第5作用図であり、図12の状態のドアガラス15のレギュレータ取付部31,31をウインドレギュレータ125のドアガラス取付部125a,125bに取付けることを示す。
図14は本発明に係るドアガラス取付装置の作用を示す第6作用図であり、図9〜図13に示した作用をフローチャートで示す。図中のSTXXはステップ番号である。
ST01…ドアガラス供給位置に配置されたドアガラスをドアガラス把持部で把持する。
ST02…ドアガラスを起立させた状態で自動車用ドアの前後方向に傾斜させ、自動車用ドアのインナパネルとアウタパネルとの隙間の上方に移動させる。
ST03…ドアガラスを下降させて、インナパネルとアウタパネルとの隙間に挿入するとともに、フロントロアサッシュ、リヤロアサッシュ間に位置させる。
ST04…ドアガラスの傾斜を所定の状態に直して、ドアガラスをフロントロアサッシュ、リヤロアサッシュのそれぞれに装着したランチャンネル内に嵌合させる。
ST05…ドアガラスをフローティング支持状態として、ランチャンネル内の所定位置まで下降させる。
ST06…ドアガラスをウインドレギュレータに取付ける。
これで、自動車用ドアへのドアガラスの取付が完了する。
以上の図9〜図13に示したように、本発明は第1に、自動車用ドア16にドアガラス15を取付ける自動車用ドアガラス取付方法であって、ドアガラス15を、ドアガラス把持部13により把持した状態で自動車用ドア16のインナパネル33とアウタパネル34との隙間36の上方で車両前後方向に傾斜させてドアガラス15の前後方向の長さを小さくする第1工程と、この第1工程により傾斜させたドアガラス15を下降させ、自動車用ドア16の前後に設けた一対のフロントロアサッシュ121、リヤロアサッシュ122間に位置させる第2工程と、第2工程の後、ドアガラス15の傾斜を所定の状態に直し、ドアガラス15を前後のフロントロアサッシュ121、リヤロアサッシュ122にそれぞれ嵌合させる第3工程と、第3工程の後、ドアガラス15をウインドレギュレータ125側のドアガラス取付部125a,125bまで下降させる第4工程と、を含む。
ドアガラス15を車両前後方向に傾斜させ、下降させて一対のフロントロアサッシュ121、リヤロアサッシュ122間に位置させ、次に、ドアガラス15の傾斜を所定の状態に直すことでドアガラス15を前後のフロントロアサッシュ121、リヤロアサッシュ122にそれぞれ嵌合させるので、ドアガラス15を前後のフロントロアサッシュ121、リヤロアサッシュ122、詳しくは、フロントロアサッシュ121、リヤロアサッシュ122内にそれぞれ設けたランチャンネルに容易に嵌合させることができ、この状態でランチャンネルに容易に倣わせて下降させることができて、ドアガラス15の組付けを容易に且つ迅速に行うことができる。
本発明は第2に、好ましくは、第4工程にてドアガラス15を、ドアガラス把持部13を介してフローティング支持することを特徴とする。
ドアガラス15をフローティング支持するので、前後のフロントロアサッシュ121、リヤロアサッシュ122内に嵌合させたドアガラス15を、ウインドレギュレータ125側のドアガラス取付部125a,125bまでフロントロアサッシュ121、リヤロアサッシュ122の形状、詳しくは、フロントロアサッシュ121、リヤロアサッシュ122内に設けたランチャンネルの形状にドアガラス15をより一層簡単に倣わせて下降させることができ、下降中にドアガラス15に無理な力が加わらず、ドアガラス15を容易に且つ迅速に下降させることができる。従って、自動車用ドア16へのドアガラス15の組付け性を向上させることができ、自動車用ドア16の生産性を高めることができる。
本発明は第3に、図1、図3及び図4に示したように、自動車ドア16にドアガラス15を取付ける自動車用ドアガラス取付装置10において、ドアガラス15を把持可能なドアガラス把持部13と、ドアガラス15をドアガラス把持部13を介してフローティング支持可能であるとともにフローティング支持を解除してドアガラス15を定位置にロック可能なフローティング・ロック装置28と、このフローティング・ロック装置28を支持することでドアガラス15を所定位置から自動車用ドア16まで搬送する搬送部11と、この搬送部11で自動車用ドア16まで搬送したドアガラス15を自動車用ドア16内へ挿入するために行うドアガラス15の車両前後方向への傾斜又は傾斜の解除とフローティング・ロック装置28によるドアガラス15のフローティング支持又はフローティングロックとを制御するドアガラス制御装置110と、を備えることを特徴とする。
ドアガラス15をガラス把持部13を介してフローティング支持可能であるとともにフローティングロック可能なフローティング・ロック装置28を備えるので、ドアガラス15を自動車用ドア16に組付けるときに、フローティング支持したドアガラス15がドア構成部品に拘束されることがなくサッシュ内のランチャンネルに倣って容易に下降するため、ドアガラス15に無理な力が作用せず、ドアガラス15の組付け性を向上させることができる。
また、ドアガラス15を自動車用ドア16内に挿入するために行うドアガラス15の車両前後方向への傾斜又は傾斜の解除と、フローティング・ロック装置28によるドアガラス15のフローティング支持又はフローティングロックとを制御するドアガラス制御装置110を備えるので、ドアガラス15の傾斜、又は傾斜の解除、及びドアガラス15のフローティング支持又はフローティングロックをそれぞれ迅速に且つ所望のタイミングで精度良く行うことができる。従って、自動車用ドア16の生産性、ひいては自動車の生産性を向上させることができる。
尚、図1において、ガラス把持部13の、Z軸方向、X軸回り及びY軸回りのフローティング支持については、力覚センサ27による反力の検出により搬送部11の駆動をドアガラス制御装置110で制御することで、フローティング支持に近い状態を造り出す。
本発明のドアガラス取付方法及び同取付装置は、自動車用ドアガラスに好適である。
本発明に係る自動車用ドアガラス及びその取付装置を示す斜視図である。 本発明に係るドアガラス取付装置の腕部を示す平面図である。 図2の3−3線断面図である。 本発明に係るドアガラス制御装置のブロック図である。 本発明に係るフローティング・ロック装置の作用を示す第1作用図である。 本発明に係るフローティング・ロック装置の作用を示す第2作用図である。 本発明に係るフローティング・ロック装置の作用を示す第3作用図である。 本発明に係るフローティング・ロック装置の作用を示す第4作用図である。 本発明に係るドアガラス取付装置の作用を示す第1作用図である。 本発明に係るドアガラス取付装置の作用を示す第2作用図である。 本発明に係るドアガラス取付装置の作用を示す第3作用図である。 本発明に係るドアガラス取付装置の作用を示す第4作用図である。 本発明に係るドアガラス取付装置の作用を示す第5作用図である。 本発明に係るドアガラス取付装置の作用を示す第6作用図である。 従来の自動車用ドアを示す説明図である。 図15に示したドアフレーム及びドアガラスの断面図である。
符号の説明
10…自動車用ドアガラス取付装置、11…搬送手段(搬送部)、13…ドアガラス把持手段(ドアガラス把持部)、15…ドアガラス、16…自動車用ドア、28…フローティング・ロック手段(フローティング・ロック装置)、33…インナパネル、34…アウタパネル、36…隙間、110…制御手段(ドアガラス制御装置)、121,122…サッシュ(フロントロアサッシュ、リヤロアサッシュ)、125…ウインドレギュレータ、125a,125b…ドアガラス取付位置(ドアガラス取付部)。

Claims (3)

  1. 自動車用ドアにドアガラスを取付ける自動車用ドアガラス取付方法であって、
    前記ドアガラスを、ドアガラス把持手段により把持した状態で前記自動車用ドアのインナパネルとアウタパネルとの隙間の上方で車両前後方向に傾斜させて前記ドアガラスの前後方向の長さを小さくする第1工程と、
    この第1工程により傾斜させた前記ドアガラスを下降させ、前記自動車用ドアの前後に設けた一対のサッシュ間に位置させる第2工程と、
    前記第2工程の後、前記ドアガラスの傾斜を所定の状態に直し、前記ドアガラスを前後の前記サッシュにそれぞれ嵌合させる第3工程と、
    前記第3工程の後、前記ドアガラスをウインドレギュレータ側のドアガラス取付位置まで下降させる第4工程と、を含む自動車用ドアガラス取付方法。
  2. 前記第4工程にて前記ドアガラスを前記ドアガラス把持手段を介してフローティング支持することを特徴とする請求項1記載の自動車用ドアガラス取付方法。
  3. 自動車ドアにドアガラスを取付ける自動車用ドアガラス取付装置において、
    前記ドアガラスを把持可能なドアガラス把持手段と、
    前記ドアガラスを前記ドアガラス把持手段を介してフローティング支持可能であるとともにフローティング支持を解除して前記ドアガラスを定位置にロック可能なフローティング・ロック手段と、
    このフローティング・ロック手段を支持することで前記ドアガラスを所定位置から前記自動車用ドアまで搬送する搬送手段と、
    この搬送手段で前記自動車用ドアまで搬送した前記ドアガラスを前記自動車用ドア内へ挿入するために行う前記ドアガラスの車両前後方向への傾斜又は傾斜の解除と前記フローティング・ロック手段による前記ドアガラスのフローティング支持又はフローティングロックとを制御する制御手段と、を備えることを特徴とする自動車用ドアガラス取付装置。
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