JP3087564B2 - 車両用ドアガラスの組立方法及び調整装置 - Google Patents

車両用ドアガラスの組立方法及び調整装置

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JP3087564B2
JP3087564B2 JP06081669A JP8166994A JP3087564B2 JP 3087564 B2 JP3087564 B2 JP 3087564B2 JP 06081669 A JP06081669 A JP 06081669A JP 8166994 A JP8166994 A JP 8166994A JP 3087564 B2 JP3087564 B2 JP 3087564B2
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door
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glass
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サッシュレスタイプの
車両用ドアガラスの組立方法及び調整装置の改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ハードトップ車等の車両においてはサッ
シュレスタイプのドアパネルを従来から広く採用してお
り、図17、図18に示すように、キャリアプレート3
を介してドアガラス1を昇降駆動するウインドウレギュ
レータ30をドアウエスト部の補強部材としてのウエス
トレインフォース9に予め組み付けて昇降モジュール1
0としたものを、ドアインナパネル81とドアアウタパ
ネル82とから袋状に形成されたサッシュレスドア8の
内部へ組み付けるようにしたドア構造が本願出願人より
提案されている(特願平3−359739号、特願平3
−359740号、特願平3−359741号、特願平
3−359742号参照)。
【0003】このようなサッシュレスドア8ではドアガ
ラス1の位置決め精度が車体のシール性能を左右するた
め、図19に示すように、図示しない車体の全長方向
(図中Y軸方向)、同じく車幅方向(図中X軸方向)、
同じく上下方向(図中Z軸方向)についてそれぞれ位置
決めを厳格に行うことでドアガラス1を車体側に設けた
ウェザーストリップに押圧して車体のシール性能を保持
している。
【0004】このドアガラス1の位置決め調整は、上昇
及び下降位置(図中Z1)、下端部における車幅方向
(図中X1)、上端部における車幅方向への傾斜(図中
2)、車体全長方向での位置決め(図中Y1)、図中X
軸まわりの傾斜(図中Y0)についてそれぞれ行われ
る。
【0005】ドアガラス1の位置決め調整(あるいは建
付調整)を手作業で行うには多大な労力及び熟練を要す
るため、治具などを用いて位置決め精度を向上させるも
のが特開平3−161227号公報などとして知られて
いる。
【0006】これは、昇降モジュール10を組み付けた
サッシュレスドア8を鉛直方向、すなわち、車体の取付
位置となる正立位置で支持し、治具でドアガラス1を所
定の位置に支持して位置決めを行うものである。
【0007】車体に組み付けられたドアガラス1は、上
記図19に示した車幅方向の傾斜X2を備えているた
め、ドアガラス1には自重によるたわみが発生し、治具
上では所定の位置を保持しているが、治具を外すとドア
ガラス1は重力に応じて倒れ込むため位置決め精度を確
保しにくい場合があった。そこで、本願出願人はドアガ
ラス1に加わる重力を考慮したドア組立方法を特願平4
−220565号として提案した。
【0008】これは、水平位置から鉛直位置へ回動可能
な治具を水平位置にした状態で図17、図18に示した
サッシュレスドア8及び昇降モジュール10を仮締めし
た後、治具を鉛直位置へ回動させて車体の取付位置に支
持した状態でドアガラス1の位置を測定する。
【0009】そして、再び治具を水平位置へ回動させて
から、測定位置に応じてドアガラス1の位置を補正する
とともに本締めを行うことで、車体に組み付けられた状
態でのドアガラス1の重力によるたわみを補正して位置
決め精度を向上させるとともに、ドアガラス1の組立の
自動化を推進するものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは昇降モジュール10とサッシュレスドア8
との結合(本締め)を水平位置で行うため、水平方向に
支持されたドアガラス1は位置測定を行った鉛直位置か
ら重力によってさらにたわんでしまい、鉛直位置での位
置測定に基づくドアガラス1の位置補正量をさらに修正
する必要があり、ドアガラス1の位置決め精度が低下す
る場合があった。
【0011】また、近年のハードトップ車においては、
ドアガラス1のシール性能に加えて車体の空気抵抗係数
を低減するため、図20、図21に示すように、センタ
ーピラー83側のウェザーストリップ84に当接するド
アガラス1の車幅方向の精度を管理してフラッシュサー
フェス化を図る必要があるが、上記従来のものではドア
ガラス1のほぼ全体について位置を管理しようとするた
め、センターピラー83側での位置決め精度を向上させ
るには、次工程などでさらにドアガラス1の建付調整を
行う必要があり、多大な労力を要するために生産効率を
低下させる場合があった。
【0012】そこで本発明は上記問題点に鑑みてなされ
たもので、重力によるドアガラスのたわみを補正しなが
ら位置決め精度を向上可能かつ組立後の調整作業を不要
にして省力化が可能な車両用ドアガラスの組立方法及び
調整装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、図1に示
すように、ドアウエスト部の補強部材とウインドウレギ
ュレータ機構及びドアガラスの三者から構成される昇降
モジュールを予め組み立てた後、この昇降モジュールの
うち前記補強部材をサッシュレスタイプのドアパネルの
所定の内部に結合するようにした車両用ドアガラスの組
立方法において、車体の取付位置となるほぼ鉛直な姿勢
で前記ドアウエスト部の補強部材とウインドウレギュレ
ータ機構及びドアガラスを治具で支持するとともに位置
決めを行う工程(ステップS1)と、前記ドアガラスの
所定の上端部を治具で係止する工程(ステップS2)
と、これら前記ドアウエスト部の補強部材、ウインドウ
レギュレータ機構及びドアガラスをそれぞれ結合すると
ともに、ドアガラスの車幅方向への位置決めを行う調整
手段を介してドアガラスとウインドウレギュレータ機構
とを結合する工程(ステップS3)と、前記ドアガラス
の位置を基準位置として測定する工程(ステップS4)
と、前記ドアガラスの上端部を治具から解放する工程
(ステップS5)と、治具から解放されたドアガラスの
位置を測定する工程(ステップS6)と、この測定値と
前記基準位置との差に基づいて前記調整手段を駆動する
工程(ステップS7)とを含む。
【0014】また、第2の発明は、前記第1の発明にお
いて、前記ドアガラスの治具への係止を、前記ドアガラ
スの上端部の少なくとも2カ所を係止するとともに、前
記ドアガラスの位置の測定をこれら係止位置の間のドア
ガラス上端部で行う。
【0015】また、第3の発明は、前記第2の発明にお
いて、前記ドアガラスの上端部の係止位置のうち、少な
くともひとつが車体のセンターピラーに近接したドアガ
ラスの上端部を含む。
【0016】また、第4の発明は、ドアパネルの所定の
内部に結合されるドアウエスト部の補強部材と、この補
強部材に結合されるとともにほぼ鉛直方向に駆動される
キャリアプレートを備えたウインドウレギュレータ機構
と、前記キャリアプレートに所定の位置で結合されると
ともにサッシュレスタイプのドアパネルに収装されるド
アガラスとを備えてなる車両用ドアガラスにおいて、
体の取付位置となるほぼ鉛直な姿勢で前記ドアウエスト
部の補強部材と、ウインドウレギュレータ機構とを支持
するとともに、前記ドアガラスの上端部を解放可能に係
止する治具と、前記ドアガラスの上端部を治具で係止し
たときと、前記ドアガラスの上端部を解放したときに、
ドアガラスの上端部の車幅方向の位置をそれぞれ測定す
る位置センサと、前記治具が、前記ドアガラスの上端部
を解放したときに、ドアガラスを車幅方向へ位置調整可
能な調整ボルトと、該調整ボルトを回転駆動する駆動手
段と、前記位置センサで前記それぞれ測定した測定値を
読み込んで、それぞれのドアガラスの測定値の差に基づ
いて前記駆動手段を駆動制御するシーケンサを備える。
【0017】また、第5の発明は、前記第4の発明にお
いて、前記ドアガラスとキャリアプレートとの結合を所
定の複数箇所で行う一方、これら結合箇所の所定の上方
に、前記キャリアプレートと対峙するドアガラスに固設
したネジと、前記ネジにほぼ水平方向で螺合する調整ボ
ルトと、この調整ボルトに突設されて前記キャリアプレ
ートと当接するフランジとを配設する。
【0018】また、第6の発明は、前記第4の発明にお
いて、前記ドアガラスとキャリアプレートとの結合を所
定の複数箇所で行う一方、これら結合箇所の所定の下方
に、前記キャリアプレートと対峙するドアガラスに固設
したネジと、前記ネジにほぼ水平方向で螺合する調整ボ
ルトと、この調整ボルトに突設されて前記キャリアプレ
ートと当接するフランジとを配設する。
【0019】
【作用】第1の発明は、車体の取付位置となるほぼ鉛直
な姿勢で前記ドアウエスト部の補強部材とウインドウレ
ギュレータ機構を治具で支持するとともに、前記ドアガ
ラスの所定の上端部を治具に係止して位置決めを行って
から昇降モジュールをそれぞれ結合する。ドアガラスの
位置を基準位置として測定した後にドアガラスの上端部
を治具から解放して水平方向への変位を許容した状態で
再び位置を測定し、この測定値と前記基準位置との差か
ら重力によるドアガラスのたわみを除去するように調整
手段を駆動することで、前記三者を昇降モジュールとし
て組み立てを行うとともに、ドアガラスの建付調整を高
精度で行うことが可能となる。
【0020】また、第2の発明は、複数箇所を治具へ係
止したドアガラスの上端部のうち、治具の係止位置間で
ドアガラスの位置測定を行うことによってドアガラスの
捩れなどの製造誤差の影響を抑制して測定値の精度を向
上することができる。
【0021】また、第3の発明は、ドアガラスの上端部
の複数の係止位置のうち、少なくともひとつが車体のセ
ンターピラーに近接したため、ドアガラスのセンターピ
ラー側を基準としてドアガラスの位置決めを行うととも
に組み立てることができる。
【0022】また、第4の発明は、車体の取付位置とな
るほぼ鉛直な姿勢で前記ドアウエスト部の補強部材とウ
インドウレギュレータ機構を支持するとともに、前記ド
アガラスの所定の上端部を治具で支持して位置決めを行
ってから昇降モジュールをそれぞれ結合する。そして、
ドアガラスを治具で係止した状態で、位置センサによっ
てドアガラスの車幅方向の位置を、例えば、基準位置と
して測定した後に、ドアガラスの上端部を治具から解放
して車幅方向への変位を許容した状態で、再び位置セン
サによってドアガラスの位置を測定し、この測定値と前
記基準位置との差から、重力によるドアガラスのたわみ
を除去するように駆動手段をシーケンサにより制御して
調整ボルトを回転させ、車体の幅方向へドアガラスの位
置を調整することで、重力によるドアガラスのたわみを
自動的に除去しながら、昇降モジュールとして組み立て
を行い、ドアガラスの建付調整を高精度で行うことが可
能となる。
【0023】また、第5の発明は、フランジを備えた調
整ボルト及びネジをドアガラスとキャリアプレートとの
結合位置の上方に配設したため、ドアガラスの上端部を
治具から解放して水平方向への変位を許容した状態で、
調整ボルトの回動によるドアガラスの上部の変位に応じ
て、ドアガラスの上端部は結合位置を軸として車幅方向
への変位量を調整することができる。
【0024】また、第6の発明は、フランジを備えた調
整ボルト及びネジをドアガラスとキャリアプレートとの
結合位置の下方に配設したため、ドアガラスの上端部を
治具から解放して水平方向への変位を許容した状態で、
調整ボルトの回動によるドアガラスの下部の変位に応じ
て結合位置を軸にしてドアガラスの上端部は車幅方向へ
の変位量を調整することができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0026】図2〜図4に示すように、治具2はドアウ
エスト部の補強部材としてのウエストレインフォース9
とウインドウレギュレータ30及びドアガラス1の三者
を結合して昇降モジュール10を車体の取付位置となる
ほぼ鉛直な姿勢(又は正立位置)で組み立てるものであ
る。
【0027】治具2の側面には昇降モジュール10を支
持するブロック2A〜2Fがほぼ水平方向にそれぞれ突
設される。
【0028】ブロック2A、2Bは図5にも示すよう
に、ドアガラス1の上端1Aの車幅方向(図中X方向、
以下同様)及び車体上下方向(図中Z方向、以下、上下
方向とする)の位置決めを行うもので、ブロック2A、
2Bにはドアガラス1の上端1Aを選択的に係止するク
ランプ22、22をそれぞれ備え、クランプ22はドア
ガラス1を車幅方向で所定の位置に係止する一方、ドア
ガラス1の上端1Aの上方の位置を規制するものであ
る。なお、ブロック2Bはドアガラス1の上端1Aのド
アガラス1が図示しないセンターピラー側と当接する後
端1Bに近接した位置でドアガラス1を係止する一方、
ブロック2Aはブロック2Bから所定の間隔をおいた位
置でドアガラス1を係止する。
【0029】ドアガラス1の後端1Bには、図6にも示
すように、車体の前後方向(図中Y方向、以下前後方向
とする)の位置決めを行うブロック2Cが当接し、ドア
ガラス1は上端1Aを基準として車幅方向及び上下方向
で位置決めされる一方、後端1Bを基準として前後方向
に位置決めされるのである。
【0030】ブロック2Bとブロック2Aとの間にはド
アガラス1の車幅方向の位置を検出する位置センサ6が
治具2に配設される。
【0031】位置センサ6は例えば、差動トランスなど
の距離検出手段によって構成され、ブロック2A、2B
のほぼ中間位置でドアガラス1の上端部の車幅方向の位
置を測定することにより、ドアガラス1の製造誤差など
に起因する図中Z軸まわりの捩れの影響を低減しながら
高精度で位置の測定を行うもので、位置センサ6の出力
は後述のシーケンサ7に送出される。
【0032】そして、昇降モジュール10の母体となる
ウエストレインフォース9は両端部に開口した取付穴9
0及び長穴91を図7〜10に示すように、ブロック2
D、2Eに突設されたロケートピン21、21に嵌合さ
せて上下及び前後方向の所定の位置で支持されるととも
に、ブロック2D、2Eから突設されたクランプ22、
22で車幅方向の所定の位置に係止される。なお、ウエ
ストレインフォース9は長穴91をブロック2Eのロケ
ートピン21に嵌合させることで、ウエストレインフォ
ース9の前後方向の誤差を吸収し、ウエストレインフォ
ース9は取付穴90を基準として位置決めされる。
【0033】ウエストレインフォース9に結合されるウ
インドウレギュレータ30は、図11に示すように、下
部をブロック2Fのロケートピン21に嵌合させること
で所定の位置で支持される一方、上部を前記位置決めさ
れたウエストレインフォース9と結合する。
【0034】ここで、ウインドウレギュレータ30はド
アガラス1を昇降駆動するためのキャリアプレート3を
備えており、ドアガラス1とウインドウレギュレータ3
0との結合はこのキャリアプレート3を介して行われ
る。
【0035】ドアガラス1には車体の前後方向に所定の
間隔で貫通孔11、11がほぼ水平な位置に形成され、
この貫通孔11に図示しないボルトを挿通することでド
アガラス1をキャリアプレート3に締結する。
【0036】そして、ドアガラス1とキャリアプレート
3との間には調整手段としての調整ボルト4が介装され
る。この調整ボルト4はドアガラス1の貫通孔11、1
1を結ぶ直線から所定の下方に配設される。これは、ド
アウエスト部におけるドアガラス1のX方向の位置を貫
通孔11、11の位置で所定値に固定したままドアガラ
ス1の姿勢を調整するためのものである。
【0037】図12にも示すように、ドアガラス1の所
定の位置に開口した貫通孔13には内周にネジを備えた
ワッシャ42が嵌合するとともに、このワッシャ42の
外周に螺合したナット43でドアガラス1に固設され
る。
【0038】貫通孔13と対峙するキャリアプレート3
には貫通孔3Aが形成され、フランジ41を外周に突設
した調整ボルト4はこのフランジ41をキャリアプレー
ト3に当接する位置で一端をワッシャ42の内周に螺合
する一方、他端を貫通孔3Aに挿通し、調整ボルト4の
回転量に応じてドアガラス1とキャリアプレート3との
間隔を調整するとともに、フランジ41を介してドアガ
ラス1をキャリアプレート3で支持する。
【0039】調整ボルト4と対峙する治具2にはシーケ
ンサ7に駆動されるナットランナ5が配設される。この
ナットランナ5は調整ボルト4と選択的に係合するとと
もに、調整ボルト4を回転駆動してドアガラス1とキャ
リアプレート3との間隔を調整し、ドアガラス1の上端
1Aをドアガラス1の結合位置である貫通孔11、11
を軸として車幅方向へ回動させてドアガラス1の車幅方
向の傾きを調整するのである。
【0040】ナットランナ5は位置センサ6が検出した
ドアガラス1の上端部の位置に基づいてシーケンサ7及
びサーボユニット70を介して駆動され、図13にも示
すように、ナットランナ5は例えば、ロータリエンコー
ダと結合したサーボモータで構成され、閉ループ制御に
より駆動される。
【0041】以上のような治具2の構成において、ドア
ガラス1、ウインドウレギュレータ30、ウエストレイ
ンフォース9がそれぞれ治具2へ搬送されてくると、ウ
エストレインフォース9及びウインドウレギュレータ3
0をブロック2D〜2Fで、ドアガラス1をブロック2
A〜2Cでそれぞれ上記のように治具2の所定の位置で
支持することで、昇降モジュール10はほぼ鉛直な姿勢
に支持された車体の取付位置に位置決めされる(図1の
ステップS1)。
【0042】そして、治具2のクランプ22を操作して
ドアガラス1及びウエストレインフォース9を車幅方向
で係止する(図1のステップS2)。
【0043】この状態で、ウエストレインフォース9と
ウインドウレギュレータ30とを締結などの手段によっ
て結合するとともに、ウインドウレギュレータ30のキ
ャリアプレート3とドアガラス1とを同様に結合する。
このとき、調整ボルト4が上記したようにドアガラス1
とキャリアプレート3との間に介装される(図1のステ
ップS3)。
【0044】治具2で鉛直姿勢に支持された状態で組み
立てられた昇降モジュール10は、ここでドアガラス1
の基準位置の測定が行われる。
【0045】ドアガラス1の位置の測定は位置センサ6
の測定値に基づいてシーケンサ7に読み込まれ、シーケ
ンサ7はこの測定値に応じてナットランナ5を駆動する
ことによりドアガラス1の建付調整を行うもので、シー
ケンサ7では、例えば図14に示すようなフローチャー
トに基づいて制御が行われる。以下、図14を参照しな
がらシーケンサ7の制御の一例を詳述する。
【0046】ステップS10では治具2に係止されて車
幅方向への変位を規制されたドアガラス1の位置を位置
センサ6で測定し、この測定値を基準位置Paとして読
み込むと共に記憶する(図1のステップS4)。この基
準位置Paは図3にも示したように、車体の取付位置で
係止されたドアガラス1と位置センサ6の距離で表され
る。
【0047】次に、ドアガラス1を車幅方向で係止する
ブロック2A、2Bのクランプ22、22を解除してド
アガラス1の車幅方向への変位を許容する(図1のステ
ップS5)。
【0048】ドアガラス1は車体の取付位置では上端1
Aを図示しない車体内側に向けた車幅方向へ所定の角度
の傾斜を備えているため、クランプ22を解除されたド
アガラス1は図3にも示すように、自重によってたわん
で位置センサ6側へ(すなわち、車体内側へ)向けて変
位する。
【0049】ステップS12では自重によって変位した
ドアガラス1をクランプ22で係止されていた基準位置
Paに戻すために、ナットランナ5を調整ボルト4に係
合させるとともに、ナットランナ5を正転させて調整ボ
ルト4がドアガラス1とキャリアプレート3の間隔を縮
小する方向へ駆動する。調整ボルト4は図4にも示した
ように、ドアガラス1とキャリアプレート3との結合位
置より下方に配設されるため、ナットランナ5の正転に
よって調整ボルト4はドアガラス1を鉛直方向へ変位さ
せる一方、ナットランナ5を反転させることにより調整
ボルト4はドアガラス1を水平方向へ向けて変位させる
のである。
【0050】そして、ステップS13ではナットランナ
5を駆動させながら基準位置Paへ向けて変位するドア
ガラス1の位置Pbを位置センサ6の測定値から読み込
む(図1のステップS6)。
【0051】ステップS14ではドアガラス1の位置P
bと基準位置Paとの差が所定の範囲d≧|Pa−Pb
|≧0となったかを判定し、ドアガラス1の位置Pbが
基準位置Paに対して所定の範囲にあればステップS1
5の処理へ進んでナットランナ5を停止させる一方、そ
うでない場合にはステップS12の処理へ戻ってナット
ランナ5をさらに駆動してドアガラス1を変位させる
(図1のステップS6)。
【0052】こうして、昇降モジュール10を治具2で
車体の取付位置に支持するとともに、ドアガラス1、ウ
インドウレギュレータ30及びウエストレインフォース
9を結合した後に、上記ステップS10〜S15を実行
することによってドアガラス1は車体の取付位置におけ
る重力に応じたたわみを自動的に補正することができる
のである。
【0053】この後、図12に示した調整ボルト4へ図
中右側から図示しないロックナットを螺合させてフラン
ジ41とロックナットでキャリアプレート3を挟持すれ
ば、ドアガラス1の車幅方向への傾斜を所定の角度に保
持することができ、治具2から取り外した昇降モジュー
ル10を上記従来例と同様にしてドアパネルへ組み込む
ことができ、ドアパネルへ組み込んだ昇降モジュール1
0のドアガラス1は既に建付調整を終了しているため次
工程以降での調整作業が不要となり、前記従来例に比し
て調整作業を低減することができ、生産性の向上をさら
に推進することが可能となるのである。
【0054】ここで、ドアガラス1の位置の計測を上端
1Aかつ図示しないセンターピラー側となる後端1Bに
近接した位置で行うようにしたため、ドアガラス1の製
造時などに生じた上記Z軸まわりのねじれの影響を抑制
して高精度の位置決めを行うことができるとともに、ド
アガラス1の位置決めをセンターピラー側の後端1Bを
基準として行うことが可能となって、図20、図21に
も示したように、センターピラー83のウェザーストリ
ップ84と当接する位置のばらつきを抑制して、所定の
シール性能及びフラッシュサーフェス化を確保すること
ができ、省力化を推進しながらも車両の品質及び空力的
性能を向上させることが可能となるのである。
【0055】なお、ハードトップ車のドアガラス1にお
いては、図20、図21に示すようにドアガラス1の後
端1Bがセンターピラー83のウェザーストリップ84
と当接するだけなのに対し、図22に示すようにドアガ
ラス1のルーフサイドレール86側ではウェザーストリ
ップ84とガラスホルダ85によってドアガラス1は車
幅方向への変位を規制されるため、ドアガラス1の後端
1Bに比してルーフサイドレール86側のドアガラス1
の位置決め精度を緩和しても所定のシール性能を確保す
るとともに、フラッシュサーフェス化を達成することが
できるのである。
【0056】図15、図16は他の実施例を示し、前記
第1の実施例における調整ボルト4をドアガラス1とキ
ャリアプレート3とを締結するための貫通孔11、11
を結ぶ直線より所定の上方に配設したもので、その他は
前記第1実施例と同様である。
【0057】調整ボルト4′をドアガラス1とキャリア
プレート3との結合位置である貫通孔11より上方に配
設すると、図16に示すように自重でたわもうとするド
アガラス1はボルト13で結合された貫通孔11、11
を軸に上端部を回動しようとするが、このドアガラス1
の荷重を調整ボルト4′に突設したフランジ41で支持
することができる。
【0058】このフランジ41は常時ドアガラス1によ
ってキャリアプレート3へ押圧されるため、フランジ4
1の浮き上がりを防いで調整ボルト4′の支持剛性を前
記第1実施例に比して向上させることができるのであ
る。
【0059】なお、前記第1の実施例においてナットラ
ンナ5を閉ループを備えたサーボモータ及びロータリエ
ンコーダで構成したが、開ループの駆動手段などで構成
してもよく、また、位置センサ6を差動トランスとした
が、非接触センサとすることができる。
【0060】また、上記実施例において、治具2は昇降
モジュール10を車体の取付位置となるほぼ鉛直な姿勢
で組み立てられれば良いものであって、上記のように最
初から各部品を鉛直な姿勢で保持せずに、ほぼ水平な状
態で各部品を保持した後にほぼ鉛直な状態まで起立させ
ても良い。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように 第1の発明は、ド
アウエスト部の補強部材とウインドウレギュレータ機構
及びドアガラスの三者から構成される昇降モジュールを
予め組み立てた後、この昇降モジュールのうち前記補強
部材をサッシュレスタイプのドアパネルの所定の内部に
結合するようにした車両用ドアガラスの組立方法におい
て、車体の取付位置となるほぼ鉛直な姿勢で前記ドアウ
エスト部の補強部材とウインドウレギュレータ機構及び
ドアガラスを治具で支持するとともに位置決めを行う工
程と、前記ドアガラスの所定の上端部を治具で係止する
工程と、これら前記ドアウエスト部の補強部材、ウイン
ドウレギュレータ機構及びドアガラスをそれぞれ結合す
るとともに、ドアガラスとウインドウレギュレータ機構
との間に介装されてドアガラスの車幅方向への位置決め
を行う調整手段を介してドアガラスとウインドウレギュ
レータ機構とを結合する工程と、前記ドアガラスの位置
を基準位置として測定する工程と、前記ドアガラスの上
端部を治具から解放する工程と、治具から解放されたド
アガラスの位置を測定する工程と、この測定値と前記基
準位置との差に基づいて前記調整手段を駆動する工程と
を含み、基準位置と測定位置の差に基づいて調整手段を
駆動することで重力によるドアガラスのたわみを車体の
取付状態で高精度で補正することができ、治具上で組み
立てられた昇降モジュールはドアガラスの建付調整を完
了しているために次工程以降での調整作業を不要とする
ことができ、前記従来例に比して調整作業を低減するこ
とができ、生産性の向上をさらに推進することが可能と
なるのである。
【0062】また、第2の発明は、前記第1の発明にお
いて、前記ドアガラスの治具への係止を、前記ドアガラ
スの上端部の少なくとも2カ所を係止するとともに、前
記ドアガラスの位置の測定をこれら係止位置の間のドア
ガラス上端部で行い、ドアガラスの捩れ等による位置の
測定誤差を低減して高精度の位置決めを行うことができ
る。
【0063】また、第3の発明は、前記第2の発明にお
いて、前記ドアガラスの上端部の係止位置のうち、少な
くともひとつが車体のセンターピラーに近接したドアガ
ラスの上端部を含み、センターピラー側のドアガラスを
基準として位置決めを行うことができ、ドアガラスの建
付調整を簡易にしながらハードトップ車のシール性能及
び空力性能を確保することができる。
【0064】また、第4の発明は、車体の取付位置とな
るほぼ鉛直な姿勢で前記ドアウエスト部の補強部材とウ
インドウレギュレータ機構を支持するとともに、前記ド
アガラスの所定の上端部を治具で支持して位置決めを行
ってから昇降モジュールを組み立て、位置センサにより
治具で係止したときのドアガラスの上端部の位置を基準
位置として測定する。その後、ドアガラスの上端部を解
放して重力により撓ませてから、再び位置センサによっ
てドアガラスの上端部の位置を測定し、この測定値と前
記基準位置の差に基づいて、駆動手段をシーケンサによ
り制御して調整ボルトを回転駆動し、ドアガラスの上端
部を車幅方向へ調整することにより、重力によるドアガ
ラスのたわみを自動的に除去することができ、治具上で
組み立てられた昇降モジュールはドアガラスの建付調整
を完了しているために、位置決め精度が高く、このため
に次工程以降での調整作業を不要とすることができ、前
記従来例に比して調整作業を低減することができ、生産
性の向上をさらに推進することが可能となる。
【0065】また、第5の発明は、前記第4の発明にお
いて、ドアガラスとキャリアプレートとの結合を所定の
複数箇所で行う一方、これら結合箇所の所定の上方に、
前記キャリアプレートと対峙するドアガラスに固設した
ネジと、前記ネジにほぼ水平方向で螺合する調整ボルト
と、この調整ボルトに突設されて前記キャリアプレート
と当接するフランジとを配設することで、ドアガラスの
支持剛性を確保しながらドアガラスの結合位置を軸とし
てドアガラスの上端部の車幅方向への傾斜を調整するこ
とができ、ドアガラスの建付調整を簡易にして生産性を
向上させることが可能となる。
【0066】また、第6の発明は、前記第4の発明にお
いて、前記ドアガラスとキャリアプレートとの結合を所
定の複数箇所で行う一方、これら結合箇所の所定の下方
に、前記キャリアプレートと対峙するドアガラスに固設
したネジと、前記ネジにほぼ水平方向で螺合する調整ボ
ルトと、この調整ボルトに突設されて前記キャリアプレ
ートと当接するフランジとを配設することで、ドアガラ
スの結合位置を軸として上端部を車幅方向へ変位させて
ドアガラスの傾斜を調整することができ、ドアガラスの
建付調整を簡易にして生産性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すフローチャートであ
る。
【図2】同じく本発明の一実施例を示す治具の斜視図で
ある。
【図3】同じく図2の側面図である。
【図4】同じく治具に位置決めされたドアガラスの正面
図である。
【図5】同じく図4のSA−SA矢視断面図である。
【図6】同じく図4のSB−SB矢視断面図である。
【図7】同じく図4のSC−SC矢視断面図である。
【図8】同じく図4のSD−SD矢視断面図である。
【図9】同じく図4のSE−SE矢視断面図である。
【図10】同じく図4のSF−SF矢視断面図である。
【図11】同じく図4のSG−SG矢視断面図である。
【図12】同じく調整ボルトを示す図4のA−A矢視断
面図である。
【図13】ナットランナの概略構成図である。
【図14】シーケンサにおける制御の一例を示すフロー
チャートである。
【図15】他の実施例を示す調整ボルトの平面図であ
る。
【図16】同じく側面図である。
【図17】昇降モジュールを示す斜視図である。
【図18】従来の例を示す斜視図である。
【図19】ドアガラスの調整方向を示す斜視図である。
【図20】車体の側面図である。
【図21】図20のB−B矢視断面図である。
【図22】図20のC−C矢視断面図である。
【符号の説明】
1 ドアガラス 1A 上端 1B 後端 2 治具 2A〜2F ブロック 3 キャリアプレート 4 調整ボルト 5 ナットランナ 6 位置センサ 9 ウエストレインフォース 10 昇降モジュール 22 クランプ 30 ウインドウレギュレータ 41 フランジ 83 センターピラー
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−178084(JP,A) 特開 平5−178085(JP,A) 特開 平5−179860(JP,A) 特開 平3−161227(JP,A) 特開 昭64−67487(JP,A) 特開 平6−64573(JP,A) 特開 平6−108730(JP,A) 実開 昭58−35478(JP,U) 実開 昭62−15462(JP,U) 実開 昭60−55693(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 65/06 B23P 21/00 303

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアウエスト部の補強部材とウインドウ
    レギュレータ機構及びドアガラスの三者から構成される
    昇降モジュールを予め組み立てた後、この昇降モジュー
    ルのうち前記補強部材をサッシュレスタイプのドアパネ
    ルの所定の内部に結合するようにした車両用ドアガラス
    の組立方法において、車体の取付位置となるほぼ鉛直な
    姿勢で前記ドアウエスト部の補強部材とウインドウレギ
    ュレータ機構及びドアガラスを治具で支持するとともに
    位置決めを行う工程と、前記ドアガラスの所定の上端部
    を治具で係止する工程と、これら前記ドアウエスト部の
    補強部材、ウインドウレギュレータ機構及びドアガラス
    をそれぞれ結合するとともに、ドアガラスとウインドウ
    レギュレータ機構との間に介装されてドアガラスの車幅
    方向への位置決めを行う調整手段を介してドアガラスと
    ウインドウレギュレータ機構とを結合する工程と、前記
    ドアガラスの位置を基準位置として測定する工程と、前
    記ドアガラスの上端部を治具から解放する工程と、治具
    から解放されたドアガラスの位置を測定する工程と、こ
    の測定値と前記基準位置との差に基づいて前記調整手段
    を駆動する工程とを含むことを特徴とする車両用ドアガ
    ラスの組立方法。
  2. 【請求項2】 前記ドアガラスの治具への係止を、前記
    ドアガラスの上端部の少なくとも2カ所を係止するとと
    もに、前記ドアガラスの位置の測定をこれら係止位置の
    間のドアガラス上端部で行うことを特徴とする請求項1
    に記載の車両用ドアガラスの組立方法。
  3. 【請求項3】 前記ドアガラスの上端部の係止位置のう
    ち、少なくともひとつが車体のセンターピラーに近接し
    たドアガラスの上端部を含むことを特徴とする請求項2
    に記載の車両用ドアガラスの組立方法。
  4. 【請求項4】ドアパネルの所定の内部に結合されるドア
    ウエスト部の補強部材と、この補強部材に結合されると
    ともにほぼ鉛直方向に駆動されるキャリアプレートを備
    えたウインドウレギュレータ機構と、前記キャリアプレ
    ートに所定の位置で結合されるとともにサッシュレスタ
    イプのドアパネルに収装されるドアガラスとを備えてな
    る車両用ドアガラスにおいて 車体の取付位置となるほぼ鉛直な姿勢で前記ドアウエス
    ト部の補強部材と、ウインドウレギュレータ機構とを支
    持するとともに、前記ドアガラスの上端部を解放可能に
    係止する治具と、 前記ドアガラスの上端部を治具で係止したときと、前記
    ドアガラスの上端部を解放したときに、ドアガラスの上
    端部の車幅方向の位置をそれぞれ測定する位置センサ
    と、 前記治具が、前記ドアガラスの上端部を解放したとき
    に、ドアガラスを車幅方向へ位置調整可能な調整ボルト
    と、 該調整ボルトを回転駆動する駆動手段と、 前記位置センサで前記それぞれ測定した測定値を読み込
    んで、それぞれのドアガラスの測定値の差に基づいて前
    記駆動手段を駆動制御するシーケンサを備えた ことを特
    徴とする車両用ドアガラスの調整装置。
  5. 【請求項5】前記ドアガラスとキャリアプレートとの結
    合を所定の複数箇所で行う一方、これら結合箇所の所定
    上方に、前記キャリアプレートと対峙するドアガラス
    に固設したネジと、前記ネジにほぼ水平方向で螺合する
    調整ボルトと、この調整ボルトに突設されて前記キャリ
    アプレートと当接するフランジとを配設したことを特徴
    とする請求項4に記載の車両用ドアガラスの調整装置。
  6. 【請求項6】前記ドアガラスとキャリアプレートとの結
    合を所定の複数箇所で行う一方、これら結合箇所の所定
    下方に、前記キャリアプレートと対峙するドアガラス
    に固設したネジと、前記ネジにほぼ水平方向で螺合する
    調整ボルトと、この調整ボルトに突設されて前記キャリ
    アプレートと当接するフランジとを配設したことを特徴
    とする請求項4に記載の車両用ドアガラスの調整装置。
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