JP2994835B2 - インストルメントパネルの組付け方法 - Google Patents

インストルメントパネルの組付け方法

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JP2994835B2
JP2994835B2 JP4014476A JP1447692A JP2994835B2 JP 2994835 B2 JP2994835 B2 JP 2994835B2 JP 4014476 A JP4014476 A JP 4014476A JP 1447692 A JP1447692 A JP 1447692A JP 2994835 B2 JP2994835 B2 JP 2994835B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の車室前部に組
み付けられるインストルメントパネルの組付け方法に関
するものである。
【従来の技術】従来より、インストルメントパネルの組
付け方法として、組付け用のロボットアームを用いてそ
の組付けを自動化したものが知られている(例えば、特
開平1−145284号公報参照)。一般に、この種の
組付け方法により組付けられるインストルメントパネル
と、ステアリングシャフトとは互いに別の工程で組付け
られており、このステアリングシャフトは、一般に、そ
の後端部を車体に取付けられたステアリングサポートメ
ンバーに、前端部をダッシュパネル下部のブラケットに
それぞれ取付けることにより、車体に対して斜めの所定
の取付け角度に組付ける方法が採られている。
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記インス
トルメントパネルの組付けに際し、そのインストルメン
トパネルに上記ステアリングシャフトをあらかじめ組付
けて、このインストルメントパネルとステアリングシャ
フトとからなる予備組立体をあらかじめ準備し、この予
備組立体を車体に組付けることにより、組付け効率の向
上を図ることが考えられる。ところが、上記ステアリン
グシャフトが衝突時の作用荷重により収縮してその荷重
を吸収するコラプシブルステアリングシャフトである場
合、そのステアリングシャフトを所定の取付け角度(コ
ラプス角度)に高精度に取付ける必要があり、しかも、
上記インストルメントパネルの車体への組み付け方向
と、上記ステアリングシャフトのコラプス角度とは互い
に異なり、上記組み付けロボットによる組み付け方法で
は不具合が生じる。すなわち、上記予備組立体を車体に
対して上記インストルメントパネルの組み付け方向に搬
送して組み付る場合、その組付け方向が上記コラプス角
度と異なるため上記ステアリングシャフトの前端部と上
記ダッシュパネル下部のブラケットなどとの干渉が生
じ、逆に上記コラプス角度に対応する組付け方向に搬送
して組付ける場合、上記インストルメントパネルと車室
前部の車体部分などとの干渉が生じる。本発明は、この
ような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とす
るところは、上記予備組立体を不具合なく車体に組付け
ることができるようにして車体への組付け作業における
組付け効率の向上を図ることにある。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、車体への組付け前に、イン
ストルメントパネルとステアリングサポートメンバーと
を互いに一体的に組付けて予備組立体を準備するに際
し、ステアリングシャフトを上記予備組立体に仮支持状
態に組付けておく方法を採る。このステアリングシャフ
トの上記予備組立体への組付け方法として、上記ステア
リングシャフトを前端部が後端部より下位になるように
上記ステアリングサポートメンバーに対して斜めに配置
し、このステアリングシャフトの前後方向中間部を上記
ステアリングサポートメンバーに対して上記前端部が上
記中間部を支点として上下方向に揺動可能に仮取付けす
る。併せて、この仮取付け位置より前後方向に離れた部
位のステアリングシャフトを支持する治具を上記予備組
立体に取付けて、上記ステアリングシャフトをその前端
部が車体側への取付け後の状態より上下方向に変位した
状態に仮支持する。そして、この状態の上記予備組立体
を車体に組付けた後、上記ステアリングシャフトの前端
部を上下方向に移動させて上記車体側の取付部に取付け
る構成とするものである。
【作用】上記の構成により、請求項1記載の発明では、
車体への組付け前の予備組立体にステアリングシャフト
が仮支持状態で組付けられており、この予備組立体を車
体に組付けることにより、上記ステアリングシャフトを
車体に個別に組付ける場合よりも車体への組付け工数が
低減する。また、上記ステアリングシャフトの前端部が
車体への組付け後の状態よりも上下方向に変位した状態
に仮支持されているため、上記予備組立体の車体への組
付けに際して上記ステアリングシャフトの前端部が車体
側の取付部などに対して干渉することはない。
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の実施例に係わる組付け方法により
組付けた後の状態の車室前部を示し、図2および図3は
その組付け手順を示す。これらの図において、1は車室
2の前部に配置されるインストルメントパネル、3はこ
のインストルメントパネル1の裏側に配置されたステア
リングサポートメンバー、4はこのステアリングサポー
トメンバー3の下側を通り前端部4aが斜め下方に向け
て配置されたステアリングシャフト、5はこのステアリ
ングシャフト4を上記ステアリングサポートメンバー3
に仮支持するための治具、6は上記車室2とエンジン室
Eとの間を隔てるダッシュパネルである。上記インスト
ルメントパネル1は樹脂一体成形などにより形成された
コアフレーム1aに、計器類1bなどがあらかじめサブ
アッセンブリラインで組付けられるトリムインスト式の
ものであり、上記コアフレーム1aが図示しないブラケ
ットを介して上記ステアリングサポートメンバー3に固
定されている。上記ステアリングサポートメンバー3は
左右両側のカウルサイドパネル7,7(図2にのみ示
す)の間に車室の幅方向(以下、左右方向という)に架
設されており、上記ステアリングサポートメンバー3の
両端部に上下方向に突出された一対の端部ブラケット3
aを、中央部に下方に突出する一対の中間ブラケット3
bをそれぞれ備えている。上記各端部ブラケット3aは
上記各カウルサイドパネル7に固定された取付部7a
に、上記各中間ブラケット3bは車室2のトンネル部2
aの各側面に図示しないボルトによりそれぞれ取付けら
れて、上記ステアリングサポートメンバー3は車体に固
定されている。また、上記端部ブラケット3aには、図
4に詳細を示すように、後述の予備組立体16の車体へ
の組付け方向に合致した方向に突出するガイドピン3c
が固定されており、このガイドピン3cが上記取付部7
aに形成されたガイド孔7bに装入されることにより、
上記予備組立体16の組付け時のガイドが行われるよう
になっている。さらに、上記ステアリングサポートメン
バー3の上記ステアリングシャフト4が交差する位置に
は取付ブラケット8が溶着などの手段により固定されて
おり、この取付ブラケット8に上記ステアリングシャフ
ト4の後端部4bが取付けられるようになっている。上
記ステアリングシャフト4はその外周囲を覆うステアリ
ングコラム9を備えており、上記ステアリングシャフト
4の前端部4aはユニバーサルジョイント10を介して
連結シャフト11に接続されている。この連結シャフト
11は上記ダッシュパネル6を貫通して他のユニバーサ
ルジョイント12を介して図示しないステアリングギア
およびタイロッドに接続されている。上記ステアリング
シャフト4の後端4cは上記インストルメントパネル1
を貫通して車室側に突出されており、この後端4cに図
示しないステアリングホイールが取付けられている。上
記ステアリングコラム9は前後部にそれぞれ固定された
一対のブラケット13a,13bを備えており、この前
部ブラケット13aは上記ステアリングシャフト4の前
端部4aに相当する位置に、上記後部ブラケット13b
は後端部4bに相当する位置にそれぞれ設けられてい
る。この後部ブラケット13bは上記取付ブラケット8
の下向き面に面接触した状態で両者を上下に貫通する所
定長さのボルト14によりその取付ブラケット8に固定
され、上記前部ブラケット13aは上記ダッシュパネル
6の下部に固定された車体側の取付部である取付ブラケ
ット6aの下向き面に接触した状態で両者を貫通するボ
ルト15によりその取付ブラケット6aに固定されてい
る。そして、これら前後部のブラケット13a,13b
がステアリングサポートメンバー3およびダッシュパネ
ル6にそれぞれ取付けられることにより、ステアリング
シャフト4は所定のコラプス角度に取付けられるように
なっている。また、上記治具5は、図5に詳細に示すよ
うに、横杆5aと、この横杆5aの両端から上方に延び
る縦杆5b,5bと、この各縦杆5bの上端を貫通する
取付け用ボルト5cとからなる。この治具5は、両縦杆
5b,5bの間に、上記後部ブラケット13bの前方位
置の上記ステアリングコラム9の両側部を挟み、かつ、
その横杆5a上に上記ステアリングコラム9の下部を載
せた状態で、上記ボルト5c,5cにより上記取付ブラ
ケット8の前向き面に取付けられている。上記各縦杆5
bは、図6に詳細に示すように、上記ステアリングシャ
フト4を上記コラプス角度に配置した状態(図1に実線
で、図6に一点鎖線でそれぞれ示す状態)より前端部4
aが下位になるようにボルト14の近傍位置を支点とし
て傾けた仮支持状態(図3および図6に実線で示す状
態)で、そのステアリングシャフト4を上記横杆5a上
に載せて支持することができる長さを有している。つま
り、この治具5によって、車体への組付け前における上
記ステアリングシャフト4は、ステアリングサポートメ
ンバー3に仮支持された上記仮支持状態と、上記所定の
コラプス角度に配置された上記の状態との間を揺動可能
に支持されるようになっている。すなわち、上記仮支持
状態では、後部ブラケット13bと取付ブラケット8と
の間に所定の隙間が形成される程度にボルト14を仮締
めしかつステアリングシャフト4の前端部4aをフリー
にした状態で、その前端部4a側の自重が上記横杆5a
により支持されるようになっている。そして、上記仮支
持状態から上記前端部4aを持ち上げることによりステ
アリングシャフト4が上記ボルト14の近傍位置を支点
として上方に傾動する結果、前部ブラケット13aが取
付ブラケット6aに接触して上記コラプス角度に配置さ
れた状態に至るようになっている。そして、上記インス
トルメントパネル1と、このインストルメントパネル1
が取付けられたステアリングサポートメンバー3と、上
記仮支持状態のステアリングシャフト4とによって、車
体組付け前のサブアッセンブリラインで組み立てられる
予備組立体16が構成されている。次に、上記予備組立
体16の組立と、この予備組立体16の車体への組付け
手順について説明する。まず、上記予備組立体16をサ
ブアッセンブリラインで組み立てる。この組立は、計器
類1bなどを組み込んだインストルメントパネル1にス
テアリングサポートメンバー3を取付け、このステアリ
ングサポートメンバー3にステアリングシャフト4を仮
支持させることにより行なう。上記ステアリングシャフ
ト4の仮支持は、このステアリングシャフト4を上記ス
テアリングサポートメンバー3の下方に位置せしめ、後
部ブラケット13bと上記取付ブラケット8との間に所
定の隙間が形成される程度にボルト14を仮締めし、か
つ、治具5を上記ステアリングシャフト4の上記ボルト
14の前方位置に下方から外嵌し、ボルト5c,5cに
より上記ステアリングサポートメンバー3に取付けて、
そのステアリングシャフト4の前端部4a側の自重を横
杆5aにより支持させることにより行なう。これによ
り、上記ステアリングシャフト4は、上記ボルト14と
治具5とにより上記ステアリングサポートメンバー3に
支持された仮支持状態になる。これにより、予備組立体
16の組立が完了する。次に、この予備組立体16を図
示しないロボットアームに装着して車室2の後部から前
部に向けて所定の組付け方向(例えば水平前進方向に対
して10度の斜め下方向)に前進させる。そして、ステ
アリングサポートメンバー3の両端部のガイドピン3c
を取付部7aのガイド孔7bに装入させ、各端部ブラケ
ット3aを取付部7a,7aに、各中間ブラケット3b
をトンネル部2aにそれぞれボルトにより取付けて位置
固定する。これにより、上記ステアリングサポートメン
バー3およびインストルメントパネル1の車体への組付
けが完了するとともに、ステアリングシャフト4の前部
ブラケット13aが取付ブラケット6aの所定の下方位
置に配置される。なお、上記ロボットアームによる上記
予備組立体16の車室2内への搬入は、上記予備組立体
16を左右方向に対して斜めに位置変換してフロントウ
インド装着前の両フロントピラー17,17の間の開口
部を通して行なえばよく、その後、車室2内で上記予備
組立体16を位置変換して復元させればよい。そして、
ステアリングシャフト4の前端部4aを上方に持ち上げ
て上記前部ブラケット13aを上記取付ブラケット6a
に当接させた後、両者をボルト15により連結して上記
前端部4aを位置固定する。この後、ボルト14を締め
付けて上記ステアリングシャフト4の後端部4bを位置
固定する。これにより、上記ステアリングシャフト4
は、所定のコラプス角度に配置された状態で車体に位置
固定される。そして、上記治具5を取り外し、エンジン
室E側からの連結杆11を上記前端部4aに連結する。
上記組付け方法の場合、インストルメントパネル1およ
びステアリングサポートメンバー3の車体への組付けを
行なうことにより、ステアリングシャフト4を最終組付
け状態の直前の状態にすることができる。このため、車
体への組付けを個別に行なう場合のステアリングシャフ
ト4の搬入や所定位置での仮受けなどの作業を省略する
ことができ、組付け作業の効率化を図ることができる。
この際、ステアリングシャフト4を、治具5により、ス
テアリングサポートメンバー3に対して所定のコラプス
角度より下方に傾斜して、前端部4aが取付ブラケット
6aとの取付け位置よりも下方に位置した状態に仮支持
させることができる。このため、車体への組付けに際
し、上記予備組立体16をインストルメントパネル1の
組付け方向に前進させた場合であっても、ステアリング
シャフト4と取付ブラケット6aとの互いの干渉を防止
することができる。その結果、ロボットアームによる組
付けを上記予備組立体16に対して適用することができ
る。そして、上記前端部4aの取付ブラケット6aへの
取付けに際し、上記ステアリングシャフト4の後端部4
bがボルト14により所定位置に仮支持されているた
め、前端部4aを上方に持ち上げるだけで上記取付ブラ
ケット6aとの取付け位置が決まり、その取付け作業を
容易に行うことができる。また、上記予備組立体16を
所定の組付け方向から組付けるようにしているため、下
方に突出する各中間ブラケット3bとトンネル部2aと
の互いの干渉をも防止することができる。なお、本発明
は上記実施例に限定されるものではなく、その他種々の
変形例を包含するものである。すなわち、上記実施例で
は、予備組立体16を車体へ組付けた後、治具5を取り
外しているが、この治具5は必ずしも取り外す必要はな
く、これを取り付けたままの状態で残してもよい。上記
実施例では、ステアリングシャフト4の後端部4bをス
テアリングサポートメンバー3に取付けるようにしてい
るが、これに限らず、例えば上記ステアリングシャフト
4のほぼ中央部などのステアリングシャフト4の長手方
向の中間の部位を上記ステアリングサポートメンバー3
に取付けるようにしてもよい。上記実施例では、治具5
によりステアリングシャフト4を吊り下げ支持するよう
にしているが、これに限らず、例えば治具を上記ステア
リングシャフト4を上から押さえ付けて支持するように
構成し、この治具をボルト14の位置より後方位置に配
置して前端部4aが所定の下方位置になるようにステア
リングシャフト4を支持してもよい。上記実施例では、
ボルト14より前方位置に配置した治具5によりステア
リングシャフト4の前端部4aが所定のコラプス角度の
状態よりも下方側に位置するように仮支持して、上方に
持ち上げることにより取付ブラケット6aに取付けるよ
うにしているが、これに限らず、例えば前端部4aが上
記取付ブラケット6aより上方側に位置するようにステ
アリングシャフトを仮支持して、その前端部4aを下方
に移動させることにより上記取付ブラケット6aに取付
けるように構成してもよい。この場合、上記ステアリン
グシャフト4の中間部をステアリングサポートメンバー
3に仮取付けし、その中間部より後方位置に治具を配置
するようにすればよい。上記実施例では、ステアリング
シャフト4をステアリングサポートメンバー3の下側に
配置しているが、これに限らず、上側に配置してもよ
い。また、上記実施例では、後端部4bを最終固定手段
であるボルト14を用いて仮取付けを行なっているが、
これに限らず、その仮取付けを上記ボルト14を用いず
に例えば凸部と凹部との係合などの手段により行ない、
上記ボルト14により最終的な固定を行なうようにして
もよい。さらに、上記実施例では、治具5をステアリン
グサポートメンバー3に取付けているが、これに限ら
ず、インストルメントパネル1に取付けてもよい。
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明におけるインストルメントパネルの組付け方法によれ
ば、予備組立体として、インストルメントパネルに取付
けたステアリングサポートメンバーにステアリングシャ
フトを仮支持させたものを準備し、その後、この予備組
立体を車体に組付けるようにしているため、インストル
メントパネルとステアリングシャフトとを車体に個別に
組付ける場合に比べて、ステアリングシャフトの車体へ
の組付け作業の一部を省略することができ、全体として
組付け作業の効率化を図ることができる。しかも、上記
車体への組付けに際して、ステアリングシャフトを治具
によりステアリングサポートメンバーに対して所定のコ
ラプス角度より下方に傾斜した状態に仮支持することが
でき、そのステアリングシャフトを上記コラプス角度の
位置に固定した場合に生じる、車体側のブラケットなど
との干渉を防止することができ、ロボットアームによる
組付けの適用が可能になる。さらに、上記ステアリング
シャフトは上記治具により仮支持されているため、その
ステアリングシャフトの車体への取付け作業を容易に行
うことができ、確実に所定のコラプス角度に取付けるこ
とができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を適用して予備組立体を組付け
た後の車室の前部構造を示す断面図である。
【図2】予備組立体の組付け前の分解斜視図である。
【図3】予備組立体の車体への組付け直前の状態の図1
相当図である。
【図4】ステアリングサポートメンバーの両端部と車体
との取付部の断面図である。
【図5】図3のA−A線における拡大断面図である。
【図6】図3の部分拡大図である。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル 2 車室 3 ステアリングサポートメンバー 4 ステアリングシャフト 4a 前端部 4b 後端部(前後方向中間部) 5 治具 6a 取付ブラケット(車体側の取付部) 16 予備組立体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネルとステアリング
    サポートメンバーとを互いに一体的に組付けて予備組立
    体を準備した後、この予備組立体を車体に組付けるイン
    ストルメントパネルの組付け方法であって、 上記予備組立体の準備の際に、ステアリングシャフトを
    前端部が後端部より下位になるように上記ステアリング
    サポートメンバーに対して斜めに配置し、このステアリ
    ングシャフトの前後方向中間部を上記ステアリングサポ
    ートメンバーに対して上記前端部が上記中間部を支点と
    して上下方向に揺動可能に仮取付けし、かつ、この仮取
    付け位置より前後方向に離れた部位のステアリングシャ
    フトを支持する治具を上記予備組立体に取付けて、上記
    ステアリングシャフトをその前端部が車体側への取付け
    後の状態より上下方向に変位した状態に仮支持し、 この状態の予備組立体を車体に組付けた後、上記ステア
    リングシャフトの前端部を上下方向に移動させて上記車
    体側の取付部に取付けることを特徴とするインストルメ
    ントパネルの組付け方法。
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