JPS61241264A - 自動車のステアリング支持構造 - Google Patents

自動車のステアリング支持構造

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JPS61241264A
JPS61241264A JP8418085A JP8418085A JPS61241264A JP S61241264 A JPS61241264 A JP S61241264A JP 8418085 A JP8418085 A JP 8418085A JP 8418085 A JP8418085 A JP 8418085A JP S61241264 A JPS61241264 A JP S61241264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering
bracket
cowl box
column
steering member
Prior art date
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Pending
Application number
JP8418085A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Nakamura
克巳 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP8418085A priority Critical patent/JPS61241264A/ja
Publication of JPS61241264A publication Critical patent/JPS61241264A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 一産業上の利用分野一 本発明は自動車の車体構造に関し、特にステアリングコ
ラムを車体に支持するための構造に関する。
一従来技術一 一般に、ステアリングコラムを車体に支持するためのス
テアリング支持構造においては、エンジンのアイドリン
グ時の車体振動によりステアリングコラムがステアリン
グ振動を起さぬようにステアリングコラムを確実に支持
することと、自動車の正面衝突事故によってカウルボッ
クスが車室内に向って変形しても、ステアリングコラム
がカウルボックスとともに運転者の身体方向に移動しな
いこと等が要望される。
このため、従来では1例えば実開昭57−177873
号公報により第6図示のようなステアリング支持構造が
提案されている。即ち、このステアリング支持構造は、
運転席側ダッシュサイドパネル1に基部2aを強固に固
定する剛性の高いレインフォースメント2をカウルボッ
クス3と略平行に伸ばして、同しインフォースメント2
にステアリングコラム4を支持し、このレインフォース
メント2の先端2bを反対側のダッシュサイドパネルl
に固定するステアリングメンバ5の対応端にはめる。そ
して、レインフォースメント2の補強のため、中間部6
aを水平面内で稲妻型に折った補強ブラケット6の基部
6bをカウルボックス3に固定して、同補強ブラケット
6の先端部6Cを前記レインフォースメント2の中間部
に結合している。したがって、このようなステアリング
支持構造によると、自動車の正面衝突事故によるカウル
ボックス3の変形時に補強ブラケット6の中間折曲げ部
が“Z”字状に折れてレインフォースメント2及びステ
アリングコラム4の移動が防止されることになる。しか
し、この補強ブラケット6の折曲げ変形のために、剛性
の高い厚肉の補強ブラケット6を使用できず、補強ブラ
ケット6による補強効果が少なくなり、ステアリングコ
ラム4の支持状態が不安定になり、アイドリング時にか
なり大きなステアリング振動が生じる問題がある。よっ
て、このステアリング支持構造では、ステアリングコラ
ム4の支持状態の安定化のため、レインフォースメント
2の外形を増大してレインフォースメント2自体の剛性
強化を行なっているが、太く長いレインフォースメント
2はインスツルメントパネル内部空間を狭くし、車体重
量を重くするといった新たな問題を引起す。
一発明の目的一 本発明の目的は、以上に述べたような従来のステアリン
グ支持構造の問題を考慮して、外力によりカウルボック
スが変形してもステアリングコラムが移動せず、軽量で
、しかも大きな空間を占有することなく、ステアリング
コラムの安定した支持状態が得られるステアリング支持
構造を得るにある。
一発明の構成− この目的を達成するため、本発明は、左右ダッシュサイ
ドパネルの前部上方間に延長する車幅方向のカウルボッ
クスを有する車体構造において、前記カウルボックスに
対して離間した状態で平行に延びるステアリングメンバ
を両ダッシュサイドパネル間に掛渡して、同ステアリン
グメンバの中間部にステアリングコラムを支持するステ
アリングブラケットを固定し、前記カウルボックスに基
部を固定する剛性ブラケットの先端部を前記ステアリン
グメンバに取付け、前記カウルボックスの外力変形時に
ステアリングメンバの移動を防止する手段を、剛性ブラ
ケット自体または剛性ブラケットとステアリングメンバ
の間に設けることを提案するものである。
一実施例− 以下、第1図から第5図について本発明の実施例の詳細
を説明する。
第1図及び第2図は本発明の第1実施例を示すもので、
前述した第6図と同一構造部分については同一符号を付
しである。即ち、本発明が施こされる車体構造即ち左右
のダッシュサイドパネルlの前部上方間に、車幅方向に
延びるカウルボックス3が設けられる点では従来と全く
同様であり、本発明においては、取付ブラケット7を用
いて1本の細いステアリングメンバ8が左右のダッシュ
サイドパネルlの間に掛渡される。カウルボックス3に
対して離間状態で略平行を保つ同ステアリングメンバ8
は、後述から明らかになるように、それ自体の剛性はさ
ほど必要としないから、比較的細い中空パイプでよい、
そして、前記ステアリングメンバ8のステアリングコラ
ム4対応部にはステアリングブラケット9が溶接してあ
り、このステアリングブラケット9と保持ブラヶッ)1
0で挟んでステアリングコラム4がステアリングメンバ
8に支持しである。また、ステアリングコラム4の前方
のカウルボックス3の後部にはカウルボックス3の後面
及び下面を覆うカップ状に成形するレインフォース11
が固定され、このレインフォース11の左右には、軽量
化のために“コ”字状断面に成形する一対の剛性プラケ
ッ)12A、12Bの基部がボルトまたは溶接で強固に
固定しである。これらの剛性ブラケッ)12A、12B
は易屈曲部として作用する上下方向の複数状のビード1
3を形成するもので、各剛性ブラケット12A、12B
の先端部に形成する孔14に前記ステアリングメンバ8
を挿入して同先端部をステアリングメンバ8に溶接で固
定することにより、剛性ブラケット12A。
12Bとステアリングメンバ8を一体化している。
第1実施例は、以上のような構造であるから、エンジン
のアイドリング時にステアリングコラム4が上下方向に
振動しようとしても、このステアリングコラム4の振動
運動は抑制される。即ち、力学的に見ると、剛性ブラケ
ッ)12A、12Bの存在のために、車体に対するステ
アリングメンバ8の支持剛性はダッシュサイドパネル1
から剛性ブラケット12A、12Bに至る長さとして考
慮できるので、ステアリングコラム4を支持するステア
リングブラケット9の車体に対する支持状態は非常に安
定しており、しかもステアリングコラム4からの上下方
向の入力はビード13の長さ方向となるから、ビード1
3に対してはせん断力となる。この結果、ステアリング
コラム4の上下方向のステアリング振動は方向的に剛性
の高い剛性ブラケット 12A、12Bでも負担され、効果的に抑制されること
になる。
また、自動車の全面衝突事故等によってカウルボックス
3が車室内方向へ変形した場合にあっては、剛性ブラケ
ッ)12A。
12Bが易屈曲部であるビード13の位置から折れるの
で、ステアリングメンバ8及びステアリングコラム4の
移動はなく、運転車の保護空間が十分に確保できる。
第3図は本発明の第2実施例の第1図相当斜視図であり
、この実施例における剛性ブラケッ)12A、12Bは
フロアパネル15のトンネル部15aを跨ぐ一対の逆“
L”字状のインストルメントメンバ16A、16B(7
)上辺部として構成しである。これらのインストルメン
トメンバ16A、16Bの下端部は前記トンネル部15
aにそれぞれ固定され、剛性ブラケット22A、22B
の基部はカウルボックス3の後部に固定されるから、こ
の実施例のステアリングメンバ8の支持剛性は第1実施
例の場合よりもはるかに大となる。
したがって、アイドリング時のステアリングコラム4の
ステアリング振動は充分に抑制され、ビード23の存在
により自動車の正面衝突事故時のステアリングコラム4
の移動が防止される。
本発明の第3実施例を示す第4図及び 第5図は、前述した第1図及び第2図相当図であり、第
1実施例と同一構造部分については同一符号を付しであ
る。この実施例の特徴は易屈曲部であるビード13.2
3が廃止され、剛性ブラケット32A、32Bの略水平
方向の長孔17の後部にステアリングメンバ8を差通し
、通常の外力伝達では剛性ブラケッ)32A、32Bと
ステアリングメンバ8の固定関係が破壊されぬように剛
性ブラケッ)32A、32Bの一部にステアリングメン
バ8を仮止め溶接しである。よって、このステアリング
支持構造においては、ステアリングコラム4を支持する
ステアリングメンバ8は剛性ブラケット32A、32B
と一体として外力を負担するから、ステアリングコラム
4のステアリング振動を充分に抑制できる。また、同構
造にあっては、自動車の正面衝突事故等によってカウル
ボックス3から強い車体の前後方向の力が働くと、前記
剛性ブラケッ)32A、32Bに対するステアリングメ
ンバ8の溶接部が破壊されるので、剛性ブラケット32
A、32Bが車体後方へ向って相対的に移動できる状態
となるから、ステアリングメンバ8及びステアリングコ
ラム4の移動は生じない。
尚、ステアリングメンバ8はステアリングブラケット3
2A、32Bの長孔17に対し、溶接でなく圧入されて
も良い。
−発明の効果− 以上の説明から明らかなように、本発明においては、ス
テアリングメンバの中間部がカウルボックスに強固に固
定される剛性の高い剛性ブラケットで確実に支持される
ので、アイドリング時等のステアリングコラムのステア
リング振動を充分に抑制でき、しかも自動車正面衝突事
故時のステアリングコラムの運転者身体方向への移動を
完全に阻止できる構造が得られる。そして、本発明にお
けるステアリングメンバ自体の剛性はさほど高いものが
要求されないので、ステアリングメンバとして比較的細
いものを使用できるから、インスツルメントパネル内部
の空間が大となり、車体重量の軽量化を図りつつ、占有
空間の小さい支持構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は車室内から見た本発明の第1実施例によるステ
アリング支持構造の斜視図。 第2図は第1図の■−Hに沿う断面図、第3図は本発明
の第2実施例の第1図相当斜視図、第4図は車室内から
見た本発明の第3実施例によるステアリング支持構造の
斜視図、第5図は第4図のV−■に沿う断面図、第6図
は従来のステアリング支持構造の斜視図である。 l・・・ダッシュサイドパネル、 3・・・カウルボックス。 4・・・ステアリングコラム。 8・・・ステアリングメンバ、 9・・・ステアリングブラケット。 12A、12B 22A、22B・・・剛性ブラケット。 32A、32B 特許出願人  日産自動車株式会社 リ 6 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)左右ダッシュサイドパネルの前部上方間に車幅方向
    に延びるカウルボックスを有する車体構造において、前
    記カウルボックスに対して離間した状態で平行に延びる
    ステアリングメンバを両ダッシュサイドパネル間に掛渡
    して、同ステアリングメンバの中間部にステアリングコ
    ラムを支持するステアリングブラ ケットを固定し、前記カウルボックスに基部を固定する
    剛性ブラケットの先端部を前記ステアリングメンバに取
    付け、前記カウルボックスの外力変形時にステアリング
    メンバの移動を防止する手段を、剛性ブラケット自体ま
    たは剛性ブラケットとステアリングメンバの間に設けた
    ことを特徴とする自動車のステアリング支持構造。
JP8418085A 1985-04-19 1985-04-19 自動車のステアリング支持構造 Pending JPS61241264A (ja)

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JPS61241264A true JPS61241264A (ja) 1986-10-27

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030004733A (ko) * 2001-07-06 2003-01-15 현대자동차주식회사 자동차의 카울 크로스 바 연결 브래킷
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