JPH077259Y2 - エンジンのサポート構造 - Google Patents

エンジンのサポート構造

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JPH077259Y2
JPH077259Y2 JP13449589U JP13449589U JPH077259Y2 JP H077259 Y2 JPH077259 Y2 JP H077259Y2 JP 13449589 U JP13449589 U JP 13449589U JP 13449589 U JP13449589 U JP 13449589U JP H077259 Y2 JPH077259 Y2 JP H077259Y2
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JP
Japan
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support member
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support
support structure
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JP13449589U
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JPH0372090U (ja
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純徳 河島
統章 天野
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 考案記車体な説明 (産業上の利用分野) 本考案は、主として自動車のエンジンのサポート構造に
関する。
(従来の技術) 一般に、エンジンのサポート構造は、第3図に示したご
とく、車体前後方向に延びる1本の第1サポートメンバ
(CE)と、該第1サポートメンバ(CE)の後部側に概略
T形状に結合された車幅方向に延びる第2サポートメン
バ(CR)とから成り、斯かる各メンバ(CE)(CR)の上
部側に、2つのマウント(M1)(M2)を介してエンジン
(E)を搭載支持すると共に、前記第1サポートメンバ
(CE)の前部側を、車体側フレーム(F)のフロントメ
ンバ(FM)に結合し、また、このフロントメンバ(FM)
の長さ方向両側から後方に向けて延びる一対のサイドメ
ンバ(SM)に、前記第2サポートメンバ(CR)の長さ方
向両側を結合する一方、前記エンジン(E)の車幅方向
側壁を、前記サイドメンバ(SM)にマウント(M3)(M
4)を介して弾性支持するようにしている。
また前記第2サポートメンバ(CR)の後部側には、ダッ
シュボードパネルの下端部に形成されるクロスメンバ
(RM)が配設されて、該クロスメンバ(RM)にも前記第
2サポートメンバ(CR)の両端部を結合するようにして
いる。
(考案が解決しようとする課題) ところで以上のサポート構造では、車幅方向に延びる第
2サポートメンバ(CR)の後部側に、車体前後方向に向
けて延びる1本の第1サポートメンバ(CE)を概略T形
状に結合した構成であるため、例えば正突時で前方側か
ら大きな荷重が付与されたようなとき、この荷重が前記
第1サポートメンバ(CE)から前記第2サポートメンバ
(CR)の長さ方向中間部位に直接伝達され、該第2サポ
ートメンバ(CR)が後方側に大きく湾曲状に弾性変形し
て、前記クロスメンバ(RM)からダッシュボードパネル
の内方側に突入したりする虞れがあり、しかも、前記第
1サポートメンバ(CE)上にエンジン(E)を搭載支持
するとき、該エンジン(E)の左右バランスが取り難
く、不安定となる不具合がある。
本考案は以上のような問題に鑑みてなしたもので、その
目的は、正突時など前方側から大きな荷重が付与された
ような場合でも、前記第1サポートメンバから第2サポ
ートメンバ側に伝達される荷重を分散して受止め、該第
2サポートメンバが弾性変形してダッシュボードパネル
の内方側へと突入するのを確実に阻止することができ、
しかも、前記エンジンを安定して支持することができる
エンジンのサポート構造を提供することにある。
(課題を解決するための手段) しかして本考案は、マウントを介してエンジンを支持
し、車体側フレームに取付けるサポート構造において、
前部を前記車体側フレームの前部に取付ける第1サポー
トメンバと、長さ方向両端部を前記車体側フレームの両
側部に取付ける第2サポートメンバとから成り、前記第
1サポートメンバに後方に向かって外方に広がる二又部
を設け、この二又部の後端部を前記第2サポートメンバ
の長さ方向両側部位に連結したことを特徴とするもので
ある。
(作用) 本考案によれば、正突時など前方側から大きな荷重が付
与されたとき、この荷重は、前記第1サポートメンバの
二又部を介して前記第2サポートメンバの両側部へと伝
達され、該第2サポートメンバの両側部で分散して受止
められるのであり、従って、従来のように前記第2サポ
ートメンバが弾性変形してダッシュボードパネルの内方
側へと突入するのが確実に阻止され、また前記第1サポ
ートメンバの二又部で前記第2サポートメンバの車幅方
向強度が強化されて、車幅方向からの荷重(例えば側突
時の衝撃荷重)も確実に受止められるのであり、しかも
前記第1サポートメンバ上にエンジンを搭載支持する
時、該エンジンは前記第1サポートメンバの二又部で安
定して支持されるのである。
(実施例) 第1図に示したエンジンのサポート構造は、車体前後方
向に延びる第1サポートメンバ(1)と、該第1サポー
トメンバ(1)の後部側に結合されて車幅方向に延びる
第2サポートメンバ(2)とから成り、斯かる各メンバ
(1)(2)の上部側に、2つの第1及び第2マウント
(31)(32)を介してエンジン(4)を弾性的に搭載支
持させている。
また、フロントメンバ(51)と、該フロントメンバ(5
1)の長さ方向両側から後方に向けて延びる一対のサイ
ドメンバ(52)(53)とで車体側フレーム(5)を構成
して、斯かるフレーム(5)における前記フロントメン
バ(51)の長さ方向中央部に、前記エンジン(4)が搭
載された第1サポートメンバ(1)の前部側を一体に結
合すると共に、前記各サイドメンバ(52)(53)の後部
側に、前記第2サポートメンバ(2)の長さ方向両側を
一体に結合する一方、前記エンジン(4)の車幅方向側
壁を、前記各サイドメンバ(52)(53)に2つの第3及
び第4マウント(33)(34)を介して弾性支持するよう
にしている。
更に、前記第2サポートメンバ(2)の後部側には、ダ
ッシュボードパネルの下端部に形成されるクロスメンバ
(54)が配設されて、該クロスメンバ(54)の車幅方向
両側に、2つのブラケット(55)(55)を介して前記第
2サポートメンバ(2)の長さ方向両側部を支持するよ
うにしている。
しかして、以上のエンジンサポート構造において、前記
第1サポートメンバ(1)に後方に向かって外方側に広
がる二又部(11)を設けると共に、この二又部(11)の
各後端部を前記第2サポートメンバ(2)の長さ方向両
側部位に連結したのである。
具体的には、第2図でも明らかにしたように、前記第1
サポートメンバ(1)を2つのメンバ部材で形成し、即
ち、前記フレーム(5)におけるフロントメンバ(51)
への固定側から前記第2サポートメンバ(2)の車幅方
向一側に向けて概略くの字状に屈曲された内部中空の第
1メンバ(1A)と、該第1メンバ(1A)の屈曲部から前
記第2サポートメンバ(2)の車幅方向他側に向けて直
線状に延びる内部中空の第2メンバ(1B)とで構成し、
この第2メンバ(1B)の長さ方向一端で内部側から、前
記第1メンバ(1A)の屈曲部内方に固定したナット(1
C)へと複数の固定ボルト(1D)を螺締して一体に結合
することにより、前記各メンバ(1A)(1B)でもって前
記二又部(11)を形成する。
そして、前記各メンバ(1A)(1B)の長さ方向後端部
を、前記第2サポートメンバ(2)の車幅方向両側に、
それぞれ固定ボルト(1E)(1E)を介して結合させるの
である。
しかして、以上の構成とすることにより、例えば正突時
などに、前記フレーム(5)の前部側から大きな荷重が
付与されたようなとき、この荷重は、前記第1サポート
メンバ(1)の二又部(11)から前記第2サポートメン
バ(2)の両側部を介して前記各サイドメンバ(52)
(53)へと伝達され、該各サイドメンバ(52)(53)で
分散して受止められるのであり、従って、従来のよう
に、前記第2サポートメンバ(2)が後方側に大きく弾
性変形して、前記クロスメンバ(54)からダッシュボー
ドパネルの内方側に突入したりすることがなくなり、ま
た、前記第1サポートメンバ(1)の二又部(11)で前
記第2サポートメンバ(2)の車幅方向強度が強化され
て、例えば側突に伴う車幅方向からの荷重も確実に受止
め得るのであり、しかも、前記第1サポートメンバ
(1)に設けた二又部(11)で前記エンジン(5)が安
定支持されることになる。
図面の実施例では、前記第1サポートメンバ(1)を2
つの第1及び第2メンバ(1A)(1B)で形成したが、前
記第1サポートメンバ(1)は、二又状に分岐された1
つの部材で構成してもよく、また、前記第1サポートメ
ンバ(1)の二又部(11)を前記第2サポートメンバ
(2)に結合させるにあたっては、スポット溶接手段な
どを採用することも可能である。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案にかかるエンジンのサポー
ト構造では、第1サポートメンバと第2サポートメンバ
とを備え、前記第1サポートメンバに後方に向かって外
方に広がる二又部を設け、この二又部の後端部を前記第
2サポートメンバの長さ方向両側部位に連結するように
したから、例え正突時など前方側から大きな荷重が付与
されたような場合でも、前記第1サポートメンバから第
2サポートメンバ側に伝達される荷重を分散して受止め
得て、該第2サポートメンバが弾性変形してダッシュボ
ードパネルの内方側へと突入したりするのを確実に阻止
でき、また、前記第1サポートメンバの二又部で前記第
2サポートメンバの車幅方向強度を強化できて、車幅方
向からの荷重も確実に受止められ得るのであり、しか
も、前記第1サポートメンバの二又部でエンジンを安定
して支持できるに至ったのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるエンジンのサポート構造を示す
平面図、第2図は第1図X−X線の拡大断面図、第3図
は従来例を示す一部省略平面図である。 (1)……第1サポートメンバ (11)……二又部 (2)……第2サポートメンバ (31,32)……マウント (4)……エンジン (5)……車体側フレーム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】マウントを介してエンジンを支持し、車体
    側フレームに取付けるサポート構造であって、前部を前
    記車体側フレームの前部に取付ける第1サポートメンバ
    と、長さ方向両端部を前記車体側フレームの両側部に取
    付ける第2サポートメンバとから成り、前記第1サポー
    トメンバに後方に向かって外方に広がる二又部を設け、
    この二又部の後端部を前記第2サポートメンバの長さ方
    向両側部位に連結したことを特徴とするエンジンのサポ
    ート構造。
JP13449589U 1989-11-20 1989-11-20 エンジンのサポート構造 Expired - Lifetime JPH077259Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13449589U JPH077259Y2 (ja) 1989-11-20 1989-11-20 エンジンのサポート構造

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JP13449589U JPH077259Y2 (ja) 1989-11-20 1989-11-20 エンジンのサポート構造

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Publication Number Publication Date
JPH0372090U JPH0372090U (ja) 1991-07-22
JPH077259Y2 true JPH077259Y2 (ja) 1995-02-22

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JP13449589U Expired - Lifetime JPH077259Y2 (ja) 1989-11-20 1989-11-20 エンジンのサポート構造

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