JP4542713B2 - 回転する情報担体を走査する装置及び方法 - Google Patents

回転する情報担体を走査する装置及び方法 Download PDF

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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Description

【0001】
本発明は、情報を記録するための相互に略平行なトラックを有する回転する情報担体を走査するための、情報担体を走査し、トランスデューサによって走査される情報担体の走査点の位置を示す位置信号を発生するトランスデューサと、情報担体を軸回りに回転させる手段と、走査点を上記軸に対して半径方向に動かす手段とを含む装置に関連する。
【0002】
本発明は更に回転する情報担体を走査する方法に関する。
【0003】
かかる装置は、米国特許第5,321,676号より公知である。公知の装置は、トランスデューサを担持する摺動部及び摺動部を駆動するモータの形の粗位置決め手段と、走査点をトランスデューサに対して位置決めする細微位置決め手段とを有する。装置は、螺旋を形成するトラックを有する情報担体を読み取るのに適している。公知の装置では、走査手段は、走査点にトラックを追従させる。このため、細微位置決め手段の位置は連続的に補正される。細微位置決め手段の位置を示す信号が閾値を超過した途端に、トランスデューサは段階的に移動される。ファイルを読み書きする命令が与えられると、ファイルの開始点は走査スポットとは同じ接線方向の位置を有さない。開始点の回転位置と操作点の回転位置が一致するまで、幾らかの時間、以下、回転待ち時間と称する、がかかる。しかしながら、読み出し及び/又は書き込み中は、最小の回転待ち時間を有することが望ましい。
【0004】
本発明は、回転待ち時間が減少されることを可能とする装置及び方法を提供することを目的とする。
【0005】
このため、本発明による装置は、連続的なファイルの読み出し及び/又は書き込み中に、上記走査点が第1の半径方向に1つのトラックから他のトラックへ動かされ、また、上記第1の半径方向とは逆の第2の半径方向に1つのトラックから他のトラックへ動かされる走査モードを含むことを特徴とする。
【0006】
本発明による方法では、情報を記録するための相互に略平行なトラックを有し、回転する情報担体を走査するために、情報担体の走査点の位置を示す信号が発生され、情報担体は軸回りに回転され、走査点は軸に対して半径方向に動かされ、この方法は、連続的なファイルの読み出し及び/又は書き込み中に、上記走査点が第1の半径方向に1つのトラックから他のトラックへ動かされ、また、上記第1の半径方向とは逆の第2の半径方向に1つのトラックから他のトラックへ動かされる走査モードを含む。
【0007】
本発明による装置及び方法では、ファイル情報の読み出し及び/又は書き込みは、走査モードにおいて命令を受信してすぐに走査点の接線方向位置と瞬間的に一致する情報担体の接線方向において開始される。従って、回転待ち時間はない。しかしながら、ファイルの読み出し及び/又は書き込み中は待ち時間がありうる。概して、ファイルの開始点の接線方向の位置が走査点の範囲内に来るまでに、情報担体が比較的大きい角度に亘って動かねばならない場合は、上記の走査モードに従って読み出しを行なうことが望ましい。
【0008】
米国特許第5,570,号から、平均回転待ち時間を減少させる方法が公知である。この方法では、様々なファイルについてのアクセス時間が計算される。情報担体は、2つの接線方向ゾーンへ分割される。各ゾーン内では、当該の接線方向ゾーンからトランスデューサへの回転に必要とされる時間間隔内に達しうる領域が決定される。続いて、命令キューから最小の回転待ち時間を有する命令が選択される。この待ち時間は、半径方向及び接線方向の偏位に必要な時間の総和である。公知の方法は、様々なサーチ命令が或る場合にのみ適用可能である。しかしながら、サーチ命令が1つしかない場合の読み出しに必要な時間を最小とすることも必要とされる。
【0009】
更に、米国特許第5,283,875号から、情報のブロックが情報担体上に逆の順序で記録される方法が公知である。従って、オペレーティングシステムは、回転待ち時間中に、より高いブロック番号を有するブロックを既に読み出す。しかしながら、この方法は、トラックが部分的にのみ刻み込まれている場合の解法を提供しない。
【0010】
本発明による方法の変形例は、記走査モードにおいて、上記走査点は第1の半径方向に一回動き、続いて第2の半径方向によりゆるやかに動くことを特徴とする。この変形例は、走査点の急な動きがあまり多く必要とされず、電力消費が低くなるという利点がある。
【0011】
本発明による方法の他の変形例は、各回転中、走査点が、第1の半径方向に1つのトラックから他のトラックへジャンプし、第2の半径方向に1つのトラックから他のトラックへジャンプすることを特徴とする。この変形例は、ビデオ/オーディオストリームといった情報ストリームが迅速に利用可能とされることを可能とする。
【0012】
本発明による装置は、情報担体を走査するための本発明による様々な方法から選択するか、又は従来の方法で、即ち順次に、情報担体を走査しうる。本発明による方法の様々な変形例と、従来の方法から選択することは、例えば、ファイルの種類、情報担体の種類(螺旋状/円状のトラック)、トランスデューサに対する情報担体の瞬間的な位置、及び、トランスデューサの移動中の許される電力消費に依存しうる。情報担体は、ファイルの開始位置がトランスデューサの範囲と殆ど一致する場合は、従来通り走査されうる。この状況では、従来の方法が使用される場合は回転待ち時間はない。
【0013】
情報担体に情報を記憶するには幾つかの可能性がある。情報は、例えば磁気的又は光学的に検出可能なパターンで記憶されうる。トラックは、別々であり、相互に同心でありうるが、或いは、螺旋を形成してもよい。方法は、トラックが、ヘッダを有するセクタへ分割され、隣接するトラックのセクタは相互に同一の接線方向境界を有するフォーマットCのDVD−RAMで提案されるような情報担体に特に適している。相互に隣接するセクタは同一の接線方向境界を有するため、トランスデューサはセクタの終端における半径方向の移動のときに後続するセクタを直接読み出しうる。
【0014】
読み出し又は書き込みされるべきファイルは、例えばデータファイル、オーディオファイル、又はビデオファイルであるか、又は他のファイルを参照する情報を含む。
【0015】
望ましい実施例では、装置はトランスデューサに結合されるバッファを有する。これは、上記走査モードにおいて情報担体から読み出されるファイルの情報が順次に利用可能とされる及び/又は順次に利用可能な情報が情報担体に書き込まれる順序で配置されることを可能とする。本発明による装置の望ましい実施例は、走査点を上記軸に対して半径方向に動かす手段が、粗位置決め手段及び細微位置決め手段を含み、隣接するトラックへのジャンプは細微位置決め手段によって行なわれることを特徴とする。これはわずかな電力でジャンプが迅速に行われることを可能とする。
【0016】
本発明の上述及び他の面について、添付の図面を参照して以下詳述する。
【0017】
図1は、回転する情報担体1に情報を読み書きする装置を概略的に示す図である。装置は、位置信号Idを発生するトランスデューサ5を有する。この信号は、トランスデューサ5によって走査される走査点6の位置の印を与える。1つの実施例では、情報担体は磁気情報担体である。その場合、トランスデューサは、例えば情報担体上に記録された磁気パターンに応答して電気信号を発生する磁気ヘッドである。本例では、情報担体1は光学情報担体である。トランスデューサ5は、例えば放射線ビームを情報担体1に結像する手段と、情報担体から反射される放射線を検出する手段とを有する。装置1は、情報担体1を軸3の回りに回転させる手段を形成するモータ4を含む。トランスデューサ5は摺動部7によって担持され、摺動部7はシャフト10を介して摺動部モータ11によって駆動される。摺動部7、シャフト10、及び、摺動部モータ11は、粗位置決め手段を形成する。装置は更に、走査点6の小さい偏位が迅速に行われることを可能とする細微位置決め手段8を有する。摺動部モータ11と情報担体1を回転させるモータは、制御ユニット12によって制御される。細微位置決め手段8は、サーボ制御9及び制御ユニット12によって制御される。細微位置決め手段8と粗位置決め手段7、10、11を用いて、走査点6は軸3に対して半径方向に移動されうる。
【0018】
図1に示される装置は、書き込み信号Swを受信し、書き込み信号によって与えられる情報を情報担体上に書き込まれた順序に対応する順序でトランスデューサに供給するバッファ13を有する。装置は更に、トランスデューサによって読み出される信号を受信し、この信号によって与えられる情報を順次に配置するバッファ14を有する。両方のバッファは、制御ユニット12によって制御される。
【0019】
本発明は、情報が読み書きされるときの情報担体の走査方法に関連する。これは、基本的には図1に示されるような従来通りの手段で実現されうる。従って、図示される手段は更なる情報を必要としない。
【0020】
図2を参照して、本発明による装置に情報が読み出し又は書き込みされる方法について詳述する。
【0021】
装置がファイルを読み出し又は書き込みする命令を受信した後、第1のプログラム部20が実行され、ファイルの開始位置の座標(RB,αB)とファイルの終了位置の座標(RB,αB)が決定される。RE,αEは、当該の位置の半径方向成分であり、即ち位置から軸3までの距離である。位置の接線方向成分(αB,αE)は、当該の位置が操作点の範囲に来るまでの情報担体1の回転の方向に動く角度として定義される。続く第2のプログラム部30では、ファイルが読み出し又は書き込みされる走査モードが選択される。選択は、例えばファイルの種類、情報担体の種類(螺旋状/円状のトラック)、トランスデューサに対する情報担体の瞬間的な位置、及び、トランスデューサの移動中の許される電力消費に依存しうる。ファイルの開始位置(RB,αB)が走査点6の範囲内に来る前に小さい回転待ち時間のみが必要であれば、プログラムは第3のプログラム部40へ進む。
【0022】
このプログラム部40は、第1の走査モードによってファイルを順次に読み出し又は書き込みさせる。この走査モードは、従来通りの走査方法であるため本願では詳述しない。ファイルの開始位置(RB,αB)が走査点6の範囲内に来る前により長い回転待ち時間が必要であれば、プログラムステップ50乃至58を有する第4のプログラム部による第2の走査モード、又はプログラムステップ6乃至63を有する第5のプログラム部による第3の走査モードのいずれかが実行されうる。走査点は、第2の走査モードの各回転中に、第1の半径方向に1つのトラックから他のトラックへジャンプし、第1の半径方向とは逆の第2の半径方向に1つのトラックから他のトラックへジャンプする。本例では、走査点は角度α-で内向きにジャンプし、角度α+で外向きにジャンプする。オーディオストリーム又はビデオストリームといった情報ストリームが迅速に読み出される場合、第2の走査モードが特に適当である。
【0023】
第3の走査モードでの読み出し/書き込み中は、走査点は第1の半径方向に一回動き、続いてよりゆるやかに第2の半径方向に動く。第3の走査モードは、走査点のジャンプ回数、従って必要とされる電力消費が制限されるという利点を有する。第4のプログラム部50乃至58は、走査点6が、ファイル情報を担持するか、情報担体1の瞬間的な角度でファイル情報が刻み込まれるトラック上に配置される第1のプログラムステップ50を有する。第4のプログラムの第2のプログラムステップ51では、現在のトラックが読み書きされるべきファイルの部分をなす最後のトラックであるかどうかを判定する。最後のトラックでなければ、第1の一連のプログラムステップ52乃至55が実行される。プログラムステップ52では、走査点6は現在のトラックを角度α=α-まで追従する。プログラムステップ53では、走査点はより軸3に近い隣接するトラックへジャンプする。続いて、プログラムステップ53*において、差α-−α+−2*Δが閾値よりも大きいかどうか判定する。閾値を下回る場合は、第2の走査モードに従ってファイルを読み出し及び書き込みすることはもはや有利ではなく、プログラムは第1の走査モードで第3のプログラム部40へ進む。差が閾値よりも大きければ、トラックは角度α=α+で追従される。
【0024】
プログラムステップ55では、走査点6は、より軸3から遠い隣接するトラックへジャンプする。最後のトラックに達していない限り、第1の一連のプログラムステップ52乃至55が繰り返される。角度α-及びα+は、一連のプログラムステップが実行されるたびに適合されうる。これについて、図3Dを参照して説明する。最後のトラックに達すると、第2の一連のプログラムステップが実行される。この一連のプログラムステップの第1のプログラムステップ56では、走査点6は、角度α=αEに達するまで現在のトラックを追従する。続いて、プログラムステップ57において、走査点6はより軸3に近い隣接するトラックへジャンプする。続いて、プログラムステップ58において、このトラックはα=αBからα=0までの角度に亘って読み出し又は記録される。
【0025】
第3の走査モードを示す第5のプログラム部60乃至63は、まず走査点がファイルに割り当てられた最も外側のファイルへ動く第1のプログラムステップ60を有する。続いて、プログラムステップ61において、このトラックは開始位置(RB,αB)が走査点6の範囲内に来るまで追従される。プログラムステップ62では、走査点は第1の半径方向、即ち本例では内向きの方向に動かされる。プログラムステップ63では、ファイルの残る部分が順次に読み出され、走査点は逆の半径方向によりゆるやかに動かされる。
【0026】
図3Aは、螺旋を形成するトラック2を有する情報担体1を概略的に示す図である。情報担体1は、斜線領域で表わされる情報ファイルを担持する。図中、(RB,αB)と(RE,αE)は夫々、ファイルの開始位置及び終了位置である。破線6’は、走査点6が動かされる範囲を示す。本例では、情報担体は、読み出し又は書き込みされるべきファイルの開始位置(RB,αB)が範囲6’に達するまでに0.75回転せねばならない。23回転/秒の速度の場合は、これは32msの回転待ち時間に対応する。ここで、本発明による装置は、連続ファイルの読み出し及び/又は書き込み中は、情報担体1が、走査点が第1の半径方向で1つのトラックから他のトラックへ動かされ、また、逆の第2の半径方向に1つのトラックから他のトラックへ動かされる走査モードに従って走査されるため、回転待ち時間が減少される。本例では、走査点6は、読み出し及び/又は書き込み中の各回転について、1つのトラックからより内側のトラックへ、また、1つのトラックからより外側のトラックへジャンプする。走査点6は、情報担体1に対して経路a−1を追従する。
【0027】
図3Bは、本発明による方法の場合の走査点6の半径方向の座標(R)と、情報担体1が動く角度(α)との間の関係を示す図である。縦軸は、軸3に対する走査点6の半径方向の位置Rを示し、半径方向座標の単位はトラックのピッチである。横軸は、経路の始めから情報担体が動く角度αを表わす。角度αの単位は、情報担体1の1回転である。本例では、経路は半径方向座標RB+0.25から開始する。走査点6はここで、読み出されるべきファイルの情報を含むトラック2と一致する半径方向の位置を有する。続いて、走査点6は、情報担体1が回転される角速度に比例する速度で半径方向Rに動かされ、それにより走査点6はトラック2を追従する。
【0028】
情報担体1が角度αBに亘って動いた後、走査点6は、半径方向座標RB+1を有する位置bから半径方向座標RBを有する位置cまでジャンプする。走査点6は開始位置から情報担体1の0.25回転に亘ってトラック2を追従し、半径方向位置Rの値は角度が0となるまで角度αに比例して増加し、次に半径方向座標RB+0.25を有する位置dから半径方向座標RB+1.25を有する位置eまでジャンプする。情報担体1の次の回転中、走査点6は、第1の回転中の経路a−b−c−d−eに沿った動きと同様に、経路e−f−g−h−iに沿って動く。情報担体が2回転した後(α=2)、走査点6は半径方向座標RB+2.25を有する位置iに達している。走査点6は、情報担体1が動く角度が2+αE(位置j)になるまで再びトラック2を追従する。次に、読み出されるファイルの終端に達する。
【0029】
ここで残っているのは、位置k(RB+2,2+αB(mod1))から位置(RB+2.25,3(mod1))まで延びるトラックである。位置j(α=2+αE)から位置k(α=2+αB)への回転中、以前に読み出されていないファイル情報を読み出すことは可能ではない。この回転が行われる時間間隔において、走査点6は半径方向位置RB+2へ動かされる。これは段階毎に行われてもよいが、よりゆるやかに行われてもよい。α=2+αBからα=3への回転中、走査点はRB+2からRB+2.25へ動かされ、ファイルの残る部分(位置kから位置lまで)が読み出し又は書き込みされる。本例では、プログラムステップ52乃至55が実行されている間に、情報担体1が角度α-=αBに亘る場合は内向きのジャンプが行われ、情報担体1が角度α+=0に亘る場合は外向きのジャンプが行われる。
【0030】
図3Cは、ファイルを読み書きする従来の方法を示す図である。読み出し及び書き込みは情報担体1が角度αBに亘って回転するまで延期され、その後、走査点6は開始位置(RB,αB)から終了位置(RE,αE)まで連続的な螺旋状のトラック2を追従する。従来の方法では、待ち時間は0.75回転の持続時間に対応する。本発明による方法では、本例での待ち時間は0.25回転の持続時間に対応する。
【0031】
明瞭性のため、上述においては、隣接するトラックへのジャンプは瞬間的になされ、情報担体1はジャンプの直後に刻み込まれること又は読み出されることができると想定された。実際は、情報担体1は他のトラックへジャンプする間、常に回転し、読み出される信号を処理するため又は書き込まれる信号を発生するための手段の初期化に時間がかかることがある。これは、図3Dに示される。図3Dは、読み出し又は書き込み命令が与えられた時点におけるトランスデューサ5に対する情報担体1の向きを示す図である。情報担体1上の走査点6によって追従される経路m−tは、破線として示される。経路m−tの点に対応する角度は、括弧内に示されている。各ジャンプ及び続く初期化中、情報担体1は角度Δに亘って動くと想定される。経路は、読み出し又は書き込みされるファイルに割り当てられ、走査点の範囲6’内に配置される最も内側のトラックから開始する。走査点6は、点mから点nまでこのトラックを追従する。情報担体1は、角度α-=αB−Δに亘って動き、次に1つ内側のトラックへジャンプする。ジャンプの後及び初期化の後、情報担体が角度αBに亘って動いたときにファイルの読み出し又は書き込みへ進む。
【0032】
ここで、走査点はファイルに割り当てられた情報担体1の部分の領域の開始点(点o)に達している。この点から、情報担体1が1回転し、角度α+=0に亘るまで、トラック2を追従する。すると、走査点は、点pに一致する。続いて、走査点6は、1つ外側のトラックの点pへジャンプする。1+Δ回転の後、このトラック2に対する読み書きが行われる。このトラックは、ファイルに割り当てられた部分の終端(点r)に達するまで追従される。次に、走査点6は、1つ内側のトラック2へジャンプする。このトラックは、1+αB−Δ回転(点s)から2+Δ回転(点t)まで情報担体が回転する間に読み出し又は刻み込みされる。本例では、ジャンプ及び初期化に必要とされる時間中の情報担体1の回転を可能とするよう、α-及びα+の値は、プログラムステップ52乃至55が再び実行されるたびに適合される。α-の連続的な値は、αB−Δ、αB−2Δ、αB−3Δ等となり、α+の連続的な値は、0、Δ、2Δ等となる。
【0033】
図4Aは、夫々がヘッダ2Aを有する4つのセクタS1乃至S4へ分割されたトラック2を有する情報担体1を示す図である。情報担体1のうちファイルによって占められる部分は、破線領域として示される。相互に隣接するトラックのセクタは、相互に同一の接線方向境界を有する。図4Bは、走査点によって追従される経路を示す図である。この経路は、ファイルに割り当てられ、読み出し又は書き込み命令が受信された時点において走査点6の範囲6’に配置される情報担体部分の軸から第1のトラック上の点uで始まる。走査点は、点uまでこのトラックを追従する。情報担体1は、αB回転を行っており、角度α-=αBに亘る。続いて、走査点6はファイルに割り当てられた最も内側の点wへジャンプする。このトラックは、ファイルの始まりの情報を含む。走査点がトラックのヘッダ2Aへジャンプすると、ファイル情報は、情報担体1がジャンプ中に回転することによって妨げられることなく読み出し又は書き込みされうる。走査点は、このトラックを点xまで追従する。情報担体1は、1回転しており、角度α+=0を示す。続いて、走査点は2つ外側のトラックへジャンプ(点xから点yへ)し、1+αB回転がされるまでこのトラックを追従する。次に、走査点6は点zから点aaまで1つ内側のトラックへジャンプし、点bbまでこのトラックを追従する。すると、2回転している。
【0034】
図5は、本発明による他の方法について、走査点の半径方向座標(r)と図3Aに示される情報担体が動く角度(α)との間の関係を示すグラフである。この方法では、図2に示されるプログラムのプログラムステップ60乃至63が実行される。これは、走査点が第1の半径方向に一回動き、続いてよりゆるやかに第2の半径方向に動く走査モードを生じさせる。読み出し/書き込み中、走査点は、ファイルに割り当てられた図3Aの情報担体の最も外側のトラック2の点iに位置決めされる(プログラムステップ60)。その後、走査点6は、トラック2に沿って経路i−jを追従し、点jはファイルの終端位置(RE,αE)である。続いて、走査点はトラック2上の点jからより内側のトラック上の点cまで動かされる(プログラムステップ62)。点cは、ファイルの開始位置(RB,αB)である。走査点6が点cに達した後、連続的な螺旋状のトラック2の点cはファイルの残る部分が読み出し又は書き込みされるまで順次に追従される(プログラムステップ63)。次に、走査点は、逆の第2の半径方向にゆるやかに動く。
【0035】
図6A及び6Bは、相互に同心の別々のトラックを有する情報担体1についての方法を示す図である。プログラムステップ60において、走査点はファイルの一部をなす最も外側のトラック上の点ccに位置決めされる。プログラムステップ61において、このトラックは点ddまで追従される。このプログラムステップ62において、走査点は、トラック2上の点ddからより内側のトラック上に配置される点eeまで追従される。続いて、プログラムステップ63において、ファイルは順次に読み出し/書き込みされ、走査点は経路ee−ff−gg−hh−ii−jjを追従する。走査点6は、よりゆるやかに逆の第2の半径方向に動く。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による装置の実施例を示す図である。
【図2】 本発明による方法の変形例を示す図である。
【図3A】 第1の情報担体について、本発明による方法の場合に走査点が辿る経路を示す図である。
【図3B】 図3Aに示される経路について、第1の情報担体によって
【図3C】 従来の方法の場合に、半径方向座標(R)と図3Aに示される第1の情報担体が動く角度(α)との間の関係を示すグラフである。
【図3D】 第1の情報担体を、本発明による方法の場合の走査点によって追従される経路について示す図である。
【図4A】 第2の情報担体を、本発明による方法の場合の走査点によって追従される経路について示す図である。
【図4B】 図4Aに示される経路について半径方向座標(R)と第1の情報担体が動く角度(α)との間の関係を示すグラフである。
【図5】 本発明による他の方法の場合に、半径方向座標(R)と図3Aに示される第1の情報担体が動く角度(α)との間の関係を示すグラフである。
【図6A】 第2の情報担体を、本発明による他の方法の場合の走査点によって追従される経路について示す図である。
【図6B】 図6Aに示される経路について半径方向座標(R)と情報担体が動く角度(α)との間の関係を示すグラフである。

Claims (6)

  1. 情報を記録するための相互に略平行なトラックを有する回転する情報担体を走査する方法であり、上記情報担体の走査点の位置を示す信号が発生させられ、上記情報担体が軸回りに回転させられ、且つ、上記走査点が上記軸に対して半径方向に動かされるところの方法であって、
    上記トラックの一周よりも長く延在し且つ上記走査点の動作範囲内で複数の上記トラックに及ぶ連続的なファイルの読み出し及び/又は書き込み中に、上記走査点が、第1の半径方向に1つのトラックから他のトラックへ少なくとも一回ジャンプし、また、上記第1の半径方向とは逆の第2の半径方向に1つのトラックから他のトラックへ少なくとも一回ジャンプする走査モードを含む方法。
  2. 一回転毎に、上記走査点は、上記第1の半径方向における1つのトラックから他のトラックへのジャンプと、上記第2の半径方向における1つのトラックから他のトラックへのジャンプとを交互に行うことを特徴とする、請求項1記載の方法。
  3. 上記情報担体のトラックは、ヘッダを有するセクタへ分割され、相互に隣接するトラックのセクタは相互に同一の接線方向の境界を有し、上記走査点がヘッダ上に配置されている間に1つのトラックから他のトラックへのジャンプが行なわれることを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 情報を記録するための相互に略平行なトラックを有する回転する情報担体を走査するための装置であって、トランスデューサであり上記情報担体を走査し、該トランスデューサによって走査される点である情報担体の走査点の位置を示す位置信号を発生させるトランスデューサと、上記情報担体を軸回りに回転させる手段と、上記走査点を上記軸に対して半径方向に動かす手段とを含む装置であって、
    上記トラックの一周よりも長く延在し且つ上記走査点の動作範囲内で複数の上記トラックに及ぶ連続的なファイルの読み出し及び/又は書き込み中に、上記走査点が、第1の半径方向に1つのトラックから他のトラックへ少なくとも一回ジャンプし、また、上記第1の半径方向とは逆の第2の半径方向に1つのトラックから他のトラックへ少なくとも一回ジャンプする走査モードを含む装置。
  5. 上記装置は、上記トランスデューサに結合されるバッファを有することを特徴とする、請求項4記載の装置。
  6. 上記走査点を上記軸に対して半径方向に動かす手段は、粗位置決め手段及び細微位置決め手段を含み、隣接するトラックへのジャンプは細微位置決め手段によって行なわれることを特徴とする、請求項4記載の装置。
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