JPH05258484A - スパイラル状に複数のトラックが設けられた情報記録媒体に情報の再生及び/又は記録を行う方法および装置 - Google Patents

スパイラル状に複数のトラックが設けられた情報記録媒体に情報の再生及び/又は記録を行う方法および装置

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JPH05258484A
JPH05258484A JP4352461A JP35246192A JPH05258484A JP H05258484 A JPH05258484 A JP H05258484A JP 4352461 A JP4352461 A JP 4352461A JP 35246192 A JP35246192 A JP 35246192A JP H05258484 A JPH05258484 A JP H05258484A
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Yutaka Ogasawara
豊 小笠原
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    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 情報記録媒体の所望の領域に情報を記録また
は再生を行う場合に、処理時間を大幅に短縮できるよう
にする。 【構成】 スパイラル状に複数のトラックが設けられた
情報記録媒体の所望の領域に、リード及び/又はライト
手段をアクセスする方法において、前記媒体を回転させ
る過程と、リード及び/又はライト手段を所望の領域が
あるトラックにアクセスさせた時の到達位置を予測する
過程と、予測した位置が所望の領域内であった場合に
は、リード及び/又はライト手段を所望の領域があるト
ラックにアクセスする過程と、予測した位置が所望の領
域より後であった場合には、リード及び/又はライト手
段を所望の領域があるトラックの1つ手前のトラックに
アクセスする過程とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スパイラル状に複数の
トラックが設けられた情報記録媒体に情報の再生及び/
又は記録を行う方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスク型の情報記録媒体として
は、磁気ディスクや光ディスクなどが知られている。こ
のようなディスク型の記録媒体には、情報を記録するた
めの情報トラックは、同心円状やスパイラル状に設けら
れている。そして、これらの情報トラックは複数のセク
タに分割され、セクタ単位で情報の記録、再生が行われ
る。ところで、複数セクタにまたがる連続セクタの記
録、再生を行う場合、同心円状の情報トラックでは次の
トラックの記録、再生を行うには、記録、再生ヘッドを
次のトラックに移動させる必要があるが、スパイラル状
のトラックではヘッドの移動をせずに連続した記録、再
生が可能である。そのため、スパイラル状の情報トラッ
クは連続したデータを扱う光ディスクなどに多く採用さ
れている。
【0003】スパイラル状情報トラックを有する記録媒
体で連続した複数セクタからなるデータブロックの記
録、再生を行う場合は、連続して処理ができるように必
らずデータブロックの先頭へヘッドを移動させてから記
録、再生が行われる。また、ヘッドをデータブロックの
先頭へ移動する場合は、高速で移動させるべく、まず高
速の粗シークを行って、そこでセクタidentification d
ata (ID)を検出し、誤差があればそれを補正した正
確な密シークを行うことにより、目的セクタへのアクセ
スが行われる。以上のシーク動作を図9〜図11を用い
て具体的に説明する。図9は記録媒体上のスパイラル状
情報トラックの一部を示した図で、内周方向から外周方
向に向けてトラックn−1,n,n+1が設けられてい
る。データの記録、再生は内周から外周に向って行うも
のとする。また、1トラックはセクタ0からセクタ24
までの25セクタに分割され、1セクタは512バイト
となっている。
【0004】図10は図9の各トラックを模式的に示し
た図で、トラックnのセクタ0からセクタ15までの1
6セクタ、8キロバイトを斜線で示してある。これをブ
ロックAとする。このブロックAの記録再生装置の記
録、再生処理を図11により説明する。まず、ブロック
Aの先頭位置であるトラックnのセクタ0にアクセスす
るため、矢印aで示すように粗シークが行われる。次い
で、bで示すようにセクタIDが検出され、この例では
トラックn、セクタ5が検出される。従って、粗シーク
であるために検出されたセクタIDは目的のセクタID
と一致せず、目的の位置よりも行きすぎている。そこ
で、前述のように密シークを実行すべく、矢印cで示す
ようにトラックn−1へジャンプし、dで示す記録媒体
の回転待ちの後、矢印eで示すようにデータブロックA
を先頭セクタから順に記録、再生が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、粗シークで到達したセクタが目的のセク
タを越えていった場合、到達位置が記録、再生を行うべ
きデータブロックの中であっても、記録、再生を行わ
ず、必らず先頭セクタへの密シークを行うために、全体
のシーク時間が長くなるという問題があった。
【0006】本発明は、上記従来技術の問題点を解決
し、所望の領域に記録又は再生を行う場合に、処理時間
を大幅に短縮できるようにしたスパイラル状に複数のト
ラックが設けられた情報記録媒体に情報の再生及び/又
は記録を行う方法および装置を提供することを目的とし
たものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、スパイ
ラル状に複数のトラックが設けられた情報記録媒体の所
望の領域に、リード及び/又はライト手段をアクセスす
る方法において、前記媒体を回転させる過程と、リード
及び/又はライト手段を所望の領域があるトラックにア
クセスさせた時の到達位置を予測する過程と、予測した
位置が所望の領域内であった場合には、リード及び/又
はライト手段を所望の領域があるトラックにアクセスす
る過程と、予測した位置が所望の領域より後であった場
合には、リード及び/又はライト手段を所望の領域があ
るトラックの1つ手前のトラックにアクセスする過程と
を有することを特徴とするスパイラル状に複数のトラッ
クが設けられた情報記録媒体に情報の再生及び/又は記
録を行う方法によって達成される。
【0008】また、本発明の目的は、スパイラル状に複
数のトラックが設けられた情報記録媒体の所望の領域
に、情報の再生及び/又は記録を行う装置において、前
記媒体を回転する手段と、トラック上をトレースしなが
ら情報の記録及び/又は再生を行うリード及び/又はラ
イト手段と、リード及び/又はライト手段を所望のトラ
ックにアクセスするアクセス手段と、リード及び/又は
ライト手段を所望の領域があるトラックにアクセスさせ
た時の到達位置を予測する予測手段と、予測された到達
位置に応じてアクセス手段を制御する制御手段とを有
し、該制御手段は、予測された到達位置が所望の領域内
であった場合には、リード及び/又はライト手段を所望
の領域があるトラックにアクセスするようにアクセス手
段を制御し、予測された到達位置が所望の領域より後で
あった場合には、リード及び/又はライト手段を所望の
領域があるトラックの1つ手前のトラックにアクセスす
るようにアクセス手段を制御することを特徴とするスパ
イラル状に複数のトラックが設けられた情報記録媒体に
情報の再生及び/又は記録を行う装置によって達成され
る。
【0009】更に、本発明の目的は、スパイラル状に複
数のトラックが設けられた情報記録媒体の所望の領域
に、リード及び/又はライト手段によって情報の再生及
び/又は記録を行う方法において、前記媒体を回転させ
る過程と、リード及び/又はライト手段を所望の領域が
あるトラックにアクセスさせた時の到達位置を予測する
過程と、予測した位置が所望の領域内であった場合に
は、リード及び/又はライト手段を所望の領域があるト
ラックにアクセスする過程と、リード及び/又はライト
手段が到達した位置が、所望の領域の先頭であった場合
には、所望の領域の先頭から情報の再生及び/又は記録
を行う過程と、リード及び/又はライト手段が到達した
位置が、所望の領域の途中であった場合には、まず前記
領域の到達位置より後の部分に情報の再生及び/又は記
録を行った後、リード及び/又はライト手段を所望の領
域があるトラックの1つ手前のトラックに移動させ、ト
ラックをトレースしながら、媒体の回転に伴ってリード
及び/又はライト手段が領域の先頭位置に来るのを待っ
て、領域の先頭から到達位置より前の部分に情報の再生
及び/又は記録を行う過程と、予測した位置が所望の領
域より後であった場合には、リード及び/又はライト手
段を所望の領域があるトラックの1つ手前のトラックに
アクセスし、トラックをトレースしながら、媒体の回転
に伴ってリード及び/又はライト手段が領域の先頭位置
に来るのを待って、領域の先頭から情報の再生及び/又
は記録を行う過程とを有することを特徴とするスパイラ
ル状に複数のトラックが設けられた情報記録媒体に情報
の再生及び/又は記録を行う方法によって達成される。
【0010】また、本発明の目的は、スパイラル状に複
数のトラックが設けられた情報記録媒体の所望の領域
に、リード及び/又はライト手段によって情報の再生及
び/又は記録を行う方法において、前記媒体を回転させ
る過程と、リード及び/又はライト手段を、前記所望の
領域の最後の位置から所望の領域があるトラックの1つ
手前のトラックに移動させ、トラックをトレースしなが
ら、媒体の回転に伴ってリード及び/又はライト手段が
領域の先頭位置に来るまでの期間に、媒体が1周以上回
転するか否か判定する過程と、前記媒体が1周以上回転
すると判定された場合、リード及び/又はライト手段を
所望の領域があるトラックの1つ手前のトラックにアク
セスし、トラックをトレースしながら、媒体の回転に伴
ってリード及び/又はライト手段が領域の先頭位置に来
るのを待って、領域の先頭から情報の再生及び/又は記
録を行う過程と、媒体が1周以上回転しないと判定され
た場合、リード及び/又はライト手段を所望の領域があ
るトラックにアクセスさせたときの到達位置を予測する
過程と、予測した位置が所望の領域内であった場合に
は、リード及び/又はライト手段を所望の領域があるト
ラックにアクセスする過程と、リード及び/又はライト
手段が到達した位置が、所望の領域の先頭であった場合
には、所望の領域の先頭から情報の再生及び/又は記録
を行う過程と、リード及び/又はライト手段が到達した
位置が、所望の領域の途中であった場合には、まず前記
領域の到達位置より後の部分に情報の再生及び/又は記
録を行った後、リード及び/又はライト手段を所望の領
域があるトラックの1つ手前のトラックに移動させ、ト
ラックをトレースしながら、媒体の回転に伴ってリード
及び/又はライト手段が領域の先頭位置に来るのを待っ
て、領域の先頭から到達位置より前の部分に情報の再生
及び/又は記録を行う過程と、予測した位置が所望の領
域より後であった場合には、リード及び/又はライト手
段を所望の領域があるトラックの1つ手前のトラックに
アクセスし、トラックをトレースしながら、媒体の回転
に伴ってリード及び/又はライト手段が領域の先頭位置
に来るのを待って、領域の先頭から情報の再生及び/又
は記録を行う過程とを有することを特徴とするスパイラ
ル状に複数のトラックが設けられた情報記録媒体に情報
の再生及び/又は記録を行う方法によって達成される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら詳細に説明する。図1は本発明の情報記録再生
装置の一実施例を示すブロック図である。図1におい
て、光ディスクドライブ装置1はホストコンピュータ2
と接続され、ホストコンピュータ2の指示により光ディ
スク13へのデータの記録、あるいは光ディスク13の
データの再生を行う。光ディスクドライブ装置1とホス
トコンピュータ2のインタフェースは、SCSI(Smol
l Computer System Interface )であり、SCSIコン
トローラ3によりコマンド、データなどのハンドシェイ
クを行う。中央処理ユニット(CPU)4は、ホストコ
ンピュータ2からSCSIコントローラ3を介して送ら
れたコマンドを受け、後述するデータのリード/ライト
処理を制御する。リードオンリーメモリ(ROM)5
は、CPU4の制御プログラムが格納された固定メモ
リ、ランダムアクセスメモリ(RAM)6はCPU4の
ワーク用メモリである。
【0012】また、ODC(Optical Disk Controller
)7は、リード/ライトデータの制御を行うもので、
その動作はCPU4によって制御される。バッファRA
M8はリード/ライトデータ用のバッファメモリであ
り、ECC回路9はユーザデータにECC(Error Corr
ection Code )を付加する変調処理や、ECCによりエ
ラー訂正を行う復調処理を実行する回路である。また、
ECC回路9はECCにより再生データ中に一定量以上
の欠陥があるかどうかを判定するベリファイ機能も有す
る。変復調回路10は光ディスク13への記録信号を変
調し、また光ディスク13からの再生信号を復調する回
路、リード/ライト(R/W)部11は光ディスク13
にデータを記録、あるいは光ディスク13からデータを
読み出す装置である。R/W部11は、光ヘッド12を
有し、この光ヘッド12を光ディスク13の半径方向に
移動させる。また、光ディスク13は、スピンドルモー
タ14によって回転される。
【0013】図2は、上記R/W部11の構成を示す概
略図である。図2において、図1と同一の部材には同一
の符号を付した。光ヘッド12は、リニアモータ29に
よって光ディスク13の半径方向に移動される。光ヘッ
ド12は、半導体レーザ15を有している。この半導体
レーザ15は、記録時には図1の変復調回路10から送
られるデータに応じて強度変調された光ビームを光ディ
スク13に向けて出射する。また、再生時には、半導体
レーザ15は、低い強度の無変調の光ビームを光ディス
ク13に向けて出射する。
【0014】半導体レーザ15から出射された光ビーム
17は、コリメータレンズ16で並行光とされ、ビーム
スプリッタ18を透過して、対物レンズ19によって光
ディスク13の情報面に集光される。対物レンズ19
は、フォーカシングアクチュエータ22及びトラッキン
グアクチュエータ23によって、光軸方向及び光軸と直
交する方向にそれぞれ移動される。光ディスク13によ
って反射された光ビーム20は、ビームスプリッタ18
で反射され、センサーレンズ21を通って光検出器30
で受光される。情報の再生時には、この光検出器30の
出力から再生信号検出回路24によって再生信号が検出
され、図1の変復調回路10に送られる。また、この光
検出器30の出力から、周知の方法によって、トラッキ
ングエラー信号およびフォーカシングエラー信号が検出
される。
【0015】トラッキングエラー信号は、トラッキング
制御回路25及びスイッチ27を介してトラッキングア
クチュエータ23にフィードバックされ、光ビームのス
ポットが媒体に形成されたトラック上をトレースするよ
うにトラッキング制御が行われる。また、フォーカシン
グエラー信号は、フォーカシング制御回路26を介して
フォーカシングアクチュエータ22にフィードバックさ
れ、光ビームが媒体の情報面に合焦されるようにフォー
カシング制御が行われる。
【0016】図1のCPU4から、粗シークの指令が送
られると、R/W部11はリニアモータ29によって光
ヘッド12を移動させることによって、この光ヘッドか
ら発する光ビームのスポットを、所望の領域のあるトラ
ックに向けて移動させる。また、CPU4からトラック
ジャンプの指令が送られると、図2のスイッチ27が切
り換えられ、トラッキングアクチュエータ23にジャン
プパルス発生回路28が接続される。ジャンプパルス発
生回路28からジャンプパルス信号が送られると、トラ
ッキングアクチュエータ23は対物レンズ19をトラッ
クを横切る方向に微小量移動する。この移動によって、
媒体に照射されている光ビームのスポットは、それまで
トレースしていたトラックから隣接するトラックへ移動
する。
【0017】次に、本実施例の動作を図3により説明す
る。なお、ここでは再生時の動作について説明する。ま
た、以下の説明において、粗シークとは光ヘッドをリニ
アモータによって、所望の領域に向けて移動させること
をいう。また、トラックジャンプとは、対物レンズをト
ラックを横切る方向に移動させることにより、光ビーム
スポットを隣接するトラックに移動させることをいう。
更に、回転待ちとは、トラックをトレースしながら、媒
体の回転に伴ってリード及び/又はライト手段が領域の
先頭位置に来るのを待つことをいう。
【0018】まず、ホストコンピュータ2から光ディス
クドライブ装置1に対して再生命令が送信される。もち
ろん、このとき再生すべきデータやセクタアドレスの情
報も送信され、CPU4はこの情報をもとに指示された
再生ブロックの先頭位置をめざしてシークを行うようR
/W部11を制御する(ステップ201)。シークが終
了すると、CPU4は現在位置の確認のために、R/W
部11に指示してセクタIDを読出させる(ステップ2
02)。そして、CPU4は得られた現在位置と再生ブ
ロック長に基づいて次にどのような処理を行うかを判定
する(ステップ203)。この判定結果により、トラッ
クジャンプ(ステップ210)、回転待ち(ステップ2
20)、途中リード(ステップ230)のうちいずれか
が次の処理として選択される。以上の判定の具体的な処
理を図4に示す。なお、本実施例では図5に示すように
トラックnのセクタ0からセクタ15までのブロックA
を再生ブロックとする。また、図5において、領域B,
C,Dは粗シークの後の位置を示しており、この位置に
よって以後の処理が異なる。即ち、領域Bはその位置か
らトラックジャンプしたときに、ブロックAの先頭セク
タからは再生できないが、後半のセクタが再生できる範
囲、領域Cはその位置からトラックジャンプしたときに
ブロックAの最終セクタが光ディスクが1回転待ち以上
しないと再生できない範囲である。更に、領域Dはその
位置から光ディスクの1回転待ち以内にブロックAの先
端セクタから再生できる範囲である。また、本実施例で
はトラックジャンプ時に光ディスクの回転によって通過
するセクタ数Siは、次の(1)式で決定するものとす
る。
【0019】
【数1】 Si=i+2(iはジャンプするトラック数) … (1) 例えば、図5において、トラックnのセクタ0から外側
のトラックn+1へ1つジャンプしたとすると、ジャン
プの間にセクタ0からセクタ2までの3セクタを通過し
てトラックn+1のセクタ3から記録、再生を行える。
図5の領域分けは以上の考え方をもとに決定したもので
ある。
【0020】そこで、図4に示した判定処理について説
明する。図4において、まずCPU4は再生ブロック長
のチェック、即ちブロック最終セクタからトラックジャ
ンプして先頭セクタを再生する期間に、光ディスクが1
回転以上回転するかを判定する(ステップ301)。1
回転以上回転しない場合は、現在位置が図5に示した領
域のどこであるかを計算する(ステップ302)。計算
結果が領域(ブロック)Aであれば、現在位置が先頭セ
クタであるかどうかを判定し(ステップ304)、先頭
セクタならばそのまま先頭セクタからブロックAを再生
するよう制御する(ステップ305)。先頭セクタでな
ければ、図3に示した途中リード(ステップ230)へ
進む。一方、計算結果が領域Bであった場合は(ステッ
プ306)、ブロックAの後半領域を再生するため、ブ
ロックAへのトラックジャンプ数を計算し(ステップ3
07)、図3に示したトラックジャンプ(ステップ21
0)へ進む。また、領域Cであった場合は(ステップ3
08)、ブロックAの先頭セクタから再生するため、領
域Dへのトラックジャンプ数を計算し、図3に示したト
ラックジャンプ(ステップ210)へ進む。更に、領域
Dであったときは(ステップ310)、トラックジャン
プをせずにブロックAの先頭セクタから再生すべくその
まま回転待ち(ステップ220)へ進む。
【0021】一方、ステップ301で1回転以上回転す
ると判定された場合は、ブロックAの先頭セクタから再
生するために、まず現在位置とブロックAの先頭セクタ
を比較する(ステップ311)。ここで、現在位置が先
頭セクタを越えていれば、現在位置から先頭セクタを再
生するのに必要なトラックジャンプ数を計算し(ステッ
プ312)、トラックジャンプ(ステップ210)へ進
む。現在位置が先頭セクタを越えていなければ、先頭セ
クタへアクセスするのに現在位置からトラックジャンプ
したときと、そのまま回転待ちをしたときで、どちらが
速いかを判定する(ステップ313)。回転待ちの方が
速ければ、そのまま回転待ち(ステップ220)へ進
み、トラックジャンプの方が速ければ、前記と同様にス
テップ312、ステップ210へ進む。
【0022】こうして判定処理が終了し、その判定結果
に応じて図3に示したトラックジャンプ(ステップ21
0)、回転待ち(ステップ220)、あるいは途中リー
ド(ステップ230)のいずれかに進む。図3におい
て、まずトラックジャンプと判定された場合は、指定さ
れたトラック数分ジャンプし、再びステップ202に戻
ってジャンプしたトラックのIDをリードする。そし
て、再度前記と同様の判定処理を実行し、その判定結果
に応じて回転待ち、途中リードのいずれかへ進む。判定
結果が回転待ちであった場合は、ブロックAの先頭セク
タになるまで回転待ちし、先頭セクタから順にデータを
再生し(ステップ221)、再生データを図1に示した
バッファRAM8へ格納する。同時に、ホストコンピュ
ータ2にバッファRAM8の再生データを順に転送し
(ステップ222)、ブロックAの全てのデータを再生
し、転送したところで処理を終了する。また、判定結果
が途中リードであった場合は、ブロックAの現在セクタ
から最終セクタまでの後半ブロックを再生し(ステップ
231)、バッファRAM8に格納する。次いで、ブロ
ックAの先頭にトラックジャンプし(ステップ23
2)、まだ再生していない先頭セクタから途中リード前
のセクタまでの残りブロックを再生してバッファRAM
8に格納する(ステップ233)。同時にホストコンピ
ュータ2にバッファRAM8の再生データを先頭セクタ
から順に転送し(ステップ234)、ブロックAの全て
のデータを転送したところで全ての処理を終了する。
【0023】図4のステップ301において、1回転以
上すると判定されるのは、図6のような場合である。こ
こで、ブロックAの最終部からn−2のトラックにジャ
ンプさせると、ジャンプ間にディスクが回転するため、
光スポットはトラックn−1に達する。そして、回転待
ちによって、ブロックAの先頭位置に光スポットが達す
るまで、トラックn−1上をトレースする。ここで、ジ
ャンプの期間と、回転待ちの期間とを加えると、この期
間にディスクが1回転以上してしまう。このような場合
には、ブロックAを途中から再生/記録するようにして
も、ブロックAの最後尾からブロックAの先頭に光スポ
ットをアクセスさせるのにディスクを1周以上させる期
間が必要なので、再生/記録の処理時間を短縮する効果
は得られない。このため、このような場合には、ブロッ
クAを常に先頭から再生/記録を行うように、ステップ
311に向かうのである。
【0024】次に、実際に図5に示した各領域にシーク
したときの動作について、図7A〜図7Cにより更に詳
細に説明する。図7A〜図7Cにおいて、Aは図5で説
明したように再生すべきブロックで、トラックnのセク
タ0からセクタ15までの16セクタ、8Kバイトがこ
れに該当する。なお、このブロックAの最終セクタから
先頭セクタへのトラックジャンプでは、ディスクの1回
転以上の回転待ちは必要ない。また、図7Aは図5の領
域A、図7Bは領域B、図7Cは領域Cにそれぞれシー
クしたときの例を示している。図7Aの例では粗シーク
したときの到達位置が再生すべきブロックAの途中であ
るので、まずブロックAの後半部を再生する。次いで、
ブロックAの最終セクタを再生して、1トラック手前に
ジャンプし、ディスクの回転待ちの後、ブロックAの先
頭から残りの前半部を再生する。また、図7Bの例では
粗シークした到達位置がトラックn−2のセクタ2(領
域B)であるので、ブロックAにジャンプし、そこから
ブロックAの後半部を再生する。その後、前記と同様に
1トラック手前にジャンプし、回転待ちの後、ブロック
Aの先頭から残りの前半部を再生する。図7Cの例で
は、粗シークした位置がトラックn−2のセクタ17
(領域C)であるので、1トラックジャンプ及び回転待
ちの後、ブロックAの先頭から順に再生する。
【0025】図8は、図4における領域計算ステップを
詳細に説明するフローチャートである。ここで、各記号
は以下の意味を示す。 m:1トラック中のセクタ数 Tp :現在、光スポットがトレースしているトラックの
トラックナンバー Sp :現在、光スポットがトレースしているセクタのセ
クタナンバー To :ブロックAの先頭のトラックナンバー To ′:ブロックAの最後尾のトラックナンバー So :ブロックAの最後尾のセクタナンバー k:1つのトラックをジャンプする間に光スポットが進
むセクタ数 図8の方法において、まずステップ301で、ブロック
Aの最後の位置からブロックAがあるトラックの1つ手
前のトラックに移動させ、トラックをトレースしなが
ら、媒体の回転に伴ってリード及び/又はライト手段が
領域Aの先頭位置に来るまでの期間に、媒体が1周以上
回転するか否か判定する。この判定は、(So +1)+
k(To ′−To )>mで示される。これは(So
1)が最後尾の位置、(To ′−To )が何回トラック
ジャンプを行うかを示すからである。
【0026】ステップ301がNOの場合、ステップ4
01で、現在、光スポットがトレースしているトラック
がブロックAのあるトラックか否かを判定する。判定の
結果がYESだった場合には、ステップ402で、現
在、光スポットがトレースしているセクタがブロックA
の最後尾のセクタより前であるか否かを判定する。判定
の結果、YESであった場合には領域A(ブロックA)
と判断する。ステップ402において、NOであった場
合には、ステップ403で、1つ前のトラックにジャン
プさせた時に、ブロックAの先頭より前に到達するか否
かを判定する。ステップ403の判定の結果、YESで
あった場合には、領域Bと判断し、NOであった場合に
は領域Cと判断する。
【0027】ステップ401でNOであった場合には、
ステップ404において、現在、光スポットがトレース
しているトラックがブロックAのあるトラックより1つ
前のトラックか否かを判定する。判定の結果YESだっ
た場合には、ステップ405で、現在、光スポットがト
レースしているセクタからブロックAのあるトラックに
ジャンプさせた時に、ブロックAの最後尾のセクタより
前に到達できるか否かを判定する。ステップ405の判
定の結果、YESであった場合には、領域Bと判断し、
NOであった場合には領域Dと判断する。ステップ40
4でNOであった場合には、ステップ406で、現在、
光スポットがトレースしているセクタからブロックAの
あるトラックにジャンプさせた時に、ブロックAの最後
尾のセクタより前に到達できるか否かを判定する。ステ
ップ405の判定の結果、YESであった場合には、領
域Bと判断する。
【0028】ステップ406でNOであった場合には、
ステップ407で、現在、光スポットがトレースしてい
るセクタからブロックAのあるトラックにジャンプさせ
た時に、ブロックAの先頭のセクタより前に到達できる
か否かを判定する。ステップ407の判定の結果、YE
Sであった場合には、領域Bと判断し、NOであった場
合には領域Cと判断する。
【0029】なお、以上の実施例では、再生処理時の動
作を例として説明したが、記録時も全く同様の手順で記
録すればよい。また、トラックジャンプ時に通過するセ
クタ数の予測や、記録、再生ブロックの最終セクタから
先頭セクタへのトラックジャンプ時の回転待ち判断は、
(1)式に基づいて決定したが、これに限ることなく例
えば図1に示したROM5にテーブルを格納し、それに
よって決定することも可能である。更に、記録信頼性を
上げるために(1)式で得られる記録、再生が不可能な
セクタ数を大きくしてもよい。また、実施例ではこのセ
クタ数は現在のトラック位置には関係ないが、例えばデ
ィスク半径方向の位置により1トラックのセクタ数が異
なるMCAV(Modified Constant Angular Velocity)
方式ではディスクの外周ほどこのセクタ数を大きくする
など、ディスクフォーマットや装置特性などに応じてこ
のセクタ数を決定するのが望ましい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、最
初にシークした位置を記録、再生に至るまでに処理の異
なる複数の領域に分け、この領域に応じて記録、再生の
開始位置を記録、再生ブロックの先頭、あるいは途中か
らに決定することにより、記録媒体の回転待ち時間を極
力少なくでき、記録、再生処理時間を従来に比べて大幅
に短縮できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報再生及び/又は記録装置の一実施
例を示したブロック図である。
【図2】図1の装置のリード/ライト部の構成を示した
概略図である。
【図3】本発明の情報再生方法を説明するためのフロー
チャートである。
【図4】図3における判定ステップを詳細に説明するフ
ローチャートである。
【図5】図4の方法で判定されるトラックの領域を示し
た概略図である。
【図6】図4の方法の最初のステップで判定されるトラ
ックの様子を示した概略図である。
【図7】本発明の方法によるトラックアクセスの様子を
説明する概略図である。
【図8】図7における領域計算ステップを詳細に説明す
るフローチャートである。
【図9】従来の情報記録媒体に形成されたスパイラル状
のトラックを示した概略図である。
【図10】図9のトラックの構成を示した概略図であ
る。
【図11】所望の領域に記録された情報を再生する従来
の方法を説明する概略図である。
【符号の説明】
1 光ディスクドライブ装置 2 ホストコンピュータ 3 SCSIコントローラ 4 CPU 7 ODC 8 バッファRAM 10 変復調回路 11 R/W部 12 光ヘッド 13 光ディスク 15 半導体レーザ 19 対物レンズ 24 再生信号検出回路 25 トラッキング制御回路 26 フォーカシング制御回路 28 ジャンプパルス発生回路 29 リニアモータ 30 光検出器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スパイラル状に複数のトラックが設けら
    れた情報記録媒体の所望の領域に、リード及び/又はラ
    イト手段をアクセスする方法において、前記媒体を回転
    させる過程と、リード及び/又はライト手段を所望の領
    域があるトラックにアクセスさせた時の到達位置を予測
    する過程と、予測した位置が所望の領域内であった場合
    には、リード及び/又はライト手段を所望の領域がある
    トラックにアクセスする過程と、予測した位置が所望の
    領域より後であった場合には、リード及び/又はライト
    手段を所望の領域があるトラックの1つ手前のトラック
    にアクセスする過程とを有することを特徴とするスパイ
    ラル状に複数のトラックが設けられた情報記録媒体に情
    報の再生及び/又は記録を行う方法。
  2. 【請求項2】 スパイラル状に複数のトラックが設けら
    れた情報記録媒体の所望の領域に、情報の再生及び/又
    は記録を行う装置において、前記媒体を回転する手段
    と、トラック上をトレースしながら情報の記録及び/又
    は再生を行うリード及び/又はライト手段と、リード及
    び/又はライト手段を所望のトラックにアクセスするア
    クセス手段と、リード及び/又はライト手段を所望の領
    域があるトラックにアクセスさせたときの到達位置を予
    測する予測手段と、予測された到達位置に応じてアクセ
    ス手段を制御する制御手段とを有し、該制御手段は、予
    測された到達位置が所望の領域内であった場合には、リ
    ード及び/又はライト手段を所望の領域があるトラック
    にアクセスするようにアクセス手段を制御し、予測され
    た到達位置が所望の領域より後であった場合には、リー
    ド及び/又はライト手段を所望の領域があるトラックの
    1つ手前のトラックにアクセスするようにアクセス手段
    を制御することを特徴とするスパイラル状に複数のトラ
    ックが設けられた情報記録媒体に情報の再生及び/又は
    記録を行う装置。
  3. 【請求項3】 前記リード及び/又はライト手段は、光
    ビームを発する光源と、光源から発した光ビームを媒体
    上に集光するレンズとを有する光ヘッドから成ることを
    特徴とする請求項2のスパイラル状に複数のトラックが
    設けられた情報記録媒体に情報の再生及び/又は記録を
    行う装置。
  4. 【請求項4】 前記アクセス手段は、光ヘッドをトラッ
    クを横切る方向に移動させるモータと、レンズをトラッ
    クを横切る方向に移動させるアクチュエータと、アクチ
    ュエータにジャンプパルス信号を供給するジャンプパル
    ス発生回路とから成ることを特徴とする請求項2のスパ
    イラル状に複数のトラックが設けられた情報記録媒体に
    情報の再生及び/又は記録を行う装置。
  5. 【請求項5】 前記各々のトラックは、複数のセクタに
    分割され、各セクタにはセクタ識別情報が記録されてお
    り、前記予測手段は、リード及び/又はライト手段がト
    レースしているセクタのセクタ識別情報と、所望の領域
    のセクタ識別情報とに基づいて到達位置を予測すること
    を特徴とする請求項2のスパイラル状に複数のトラック
    が設けられた情報記録媒体に情報の再生及び/又は記録
    を行う装置。
  6. 【請求項6】 スパイラル状に複数のトラックが設けら
    れた情報記録媒体の所望の領域に、リード及び/又はラ
    イト手段によって情報の再生及び/又は記録を行う方法
    において、前記媒体を回転させる過程と、リード及び/
    又はライト手段を所望の領域があるトラックにアクセス
    させたときの到達位置を予測する過程と、予測した位置
    が所望の領域内であった場合には、リード及び/又はラ
    イト手段を所望の領域があるトラックにアクセスする過
    程と、リード及び/又はライト手段が到達した位置が、
    所望の領域の先頭であった場合には、所望の領域の先頭
    から情報の再生及び/又は記録を行う過程と、リード及
    び/又はライト手段が到達した位置が、所望の領域の途
    中であった場合には、まず前記領域の到達位置より後の
    部分に情報の再生及び/又は記録を行った後、リード及
    び/又はライト手段を所望の領域があるトラックの1つ
    手前のトラックに移動させ、トラックをトレースしなが
    ら、媒体の回転に伴ってリード及び/又はライト手段が
    領域の先頭位置に来るのを待って、領域の先頭から到達
    位置より前の部分に情報の再生及び/又は記録を行う過
    程と、予測した位置が所望の領域より後であった場合に
    は、リード及び/又はライト手段を所望の領域があるト
    ラックの1つ手前のトラックにアクセスし、トラックを
    トレースしながら、媒体の回転に伴ってリード及び/又
    はライト手段が領域の先頭位置に来るのを待って、領域
    の先頭から情報の再生及び/又は記録を行う過程とを有
    することを特徴とするスパイラル状に複数のトラックが
    設けられた情報記録媒体に情報の再生及び/又は記録を
    行う方法。
  7. 【請求項7】 スパイラル状に複数のトラックが設けら
    れた情報記録媒体の所望の領域に、リード及び/又はラ
    イト手段によって情報の再生及び/又は記録を行う方法
    において、前記媒体を回転させる過程と、リード及び/
    又はライト手段を、前記所望の領域の最後の位置から所
    望の領域があるトラックの1つ手前のトラックに移動さ
    せ、トラックをトレースしながら、媒体の回転に伴って
    リード及び/又はライト手段が領域の先頭位置に来るま
    での期間に、媒体が1周以上回転するか否か判定する過
    程と、前記媒体が1周以上回転すると判定された場合、
    リード及び/又はライト手段を所望の領域があるトラッ
    クの1つ手前のトラックにアクセスし、トラックをトレ
    ースしながら、媒体の回転に伴ってリード及び/又はラ
    イト手段が領域の先頭位置に来るのを待って、領域の先
    頭から情報の再生及び/又は記録を行う過程と、媒体が
    1周以上回転しないと判定された場合、リード及び/又
    はライト手段を所望の領域があるトラックにアクセスさ
    せた時の到達位置を予測する過程と、予測した位置が所
    望の領域内であった場合には、リード及び/又はライト
    手段を所望の領域があるトラックにアクセスする過程
    と、リード及び/又はライト手段が到達した位置が、所
    望の領域の先頭であった場合には、所望の領域の先頭か
    ら情報の再生及び/又は記録を行う過程と、リード及び
    /又はライト手段が到達した位置が、所望の領域の途中
    であった場合には、まず前記領域の到達位置より後の部
    分に情報の再生及び/又は記録を行った後、リード及び
    /又はライト手段を所望の領域があるトラックの1つ手
    前のトラックに移動させ、トラックをトレースしなが
    ら、媒体の回転に伴ってリード及び/又はライト手段が
    領域の先頭位置に来るのを待って、領域の先頭から到達
    位置より前の部分に情報の再生及び/又は記録を行う過
    程と、予測した位置が所望の領域より後であった場合に
    は、リード及び/又はライト手段を所望の領域があるト
    ラックの1つ手前のトラックにアクセスし、トラックを
    トレースしながら、媒体の回転に伴ってリード及び/又
    はライト手段が領域の先頭位置に来るのを待って、領域
    の先頭から情報の再生及び/又は記録を行う過程とを有
    することを特徴とするスパイラル状に複数のトラックが
    設けられた情報記録媒体に情報の再生及び/又は記録を
    行う方法。
JP4352461A 1991-12-13 1992-12-11 スパイラル状に複数のトラックが設けられた情報記録媒体に情報の再生及び/又は記録を行う方法および装置 Pending JPH05258484A (ja)

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