JP4542247B2 - ストリップ連続鋳造装置及びその使用方法 - Google Patents

ストリップ連続鋳造装置及びその使用方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4542247B2
JP4542247B2 JP2000239777A JP2000239777A JP4542247B2 JP 4542247 B2 JP4542247 B2 JP 4542247B2 JP 2000239777 A JP2000239777 A JP 2000239777A JP 2000239777 A JP2000239777 A JP 2000239777A JP 4542247 B2 JP4542247 B2 JP 4542247B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
thin plate
casting
scrap
seal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000239777A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002045950A (ja
Inventor
修 竹内
平二 加藤
俊郎 松下
Original Assignee
キャストリップ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2000239777A priority Critical patent/JP4542247B2/ja
Application filed by キャストリップ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー filed Critical キャストリップ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー
Priority to KR1020037001864A priority patent/KR100754567B1/ko
Priority to JP2002517247A priority patent/JP2004504947A/ja
Priority to US09/924,820 priority patent/US6536504B2/en
Priority to AT01962445T priority patent/ATE405361T1/de
Priority to DE60135465T priority patent/DE60135465D1/de
Priority to AU8367401A priority patent/AU8367401A/xx
Priority to AU2001283674A priority patent/AU2001283674B2/en
Priority to CA002417697A priority patent/CA2417697A1/en
Priority to EP08075606A priority patent/EP1987900A1/en
Priority to EP01962445A priority patent/EP1307306B1/en
Priority to CNB018150489A priority patent/CN1225331C/zh
Priority to PCT/AU2001/000972 priority patent/WO2002011924A1/en
Publication of JP2002045950A publication Critical patent/JP2002045950A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4542247B2 publication Critical patent/JP4542247B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
    • B22D11/0637Accessories therefor
    • B22D11/0697Accessories therefor for casting in a protected atmosphere
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
    • B22D11/0622Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars formed by two casting wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
    • B22D11/0637Accessories therefor
    • B22D11/0694Accessories therefor for peeling-off or removing the cast product

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はストリップ連続鋳造装置及びその使用方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、溶鋼から金属板を直接的に製造する手段として、種々のストリップ連続鋳造装置が提案されている。
【0003】
図5は特開平8−300108号公報に開示されたストリップ連続鋳造装置であり、このストリップ連続鋳造装置は、ロール間隙Gを形成するように略水平に隣接し且つそれぞれの外周面が上側からロール間隙Gへ向かって回動するように枢支した一対の鋳造ロール101a,101b、鋳造ロール101a,101b間に溶鋼を供給する溶鋼供給手段102、鋳造ロール101a,101b間への溶鋼の供給、及び鋳造ロール101a,101bの回転によりロール間隙Gから送出される薄板103を側方へ導く薄板案内手段104、薄板案内手段104を経た薄板103を挾持するピンチロールスタンド105、鋳造ロール101a,101bの下方に位置する開口106を有し且つロール間隙Gからピンチロールスタンド105へ至る薄板103の移動経路を取り囲む包囲壁107、上縁部が包囲壁107の開口106縁部に下方から当接するスクラップ箱108を備えている。
【0004】
鋳造ロール101a,101bは、その内部を流通する冷却水により外周面が冷却され、溶鋼の凝固を促進させるようになっている。
【0005】
また、ロール間隙G、すなわち、製造すべき薄板103の板厚を調整するために、鋳造ロール101a,101bには、それらの回転中心を近接離反させるアクチュエータ(図示せず)が付帯している。
【0006】
溶鋼供給手段102は、溶鋼を受け入れるタンディッシュ109と、該タンディッシュ109から鋳造ロール101a,101b間へ溶鋼を流下させるノズル110とを有している。
【0007】
薄板案内手段104は、鋳造ロール101bの下方に配置され且つ該鋳造ロール101bに対して平行な支持軸111と、基端部が支持軸111に枢支された可動エプロン112と、姿勢を横向きに設定した可動エプロン112により側方へ導かれる薄板103を下方から支持する複数のガイドロール113とで構成されている。
【0008】
ピンチロールスタンド105は、薄板103が挿通されるハウジング114と、薄板103の下面に接し得るようにハウジング114に取り付けた押えロール115aと、薄板103の上面に接し得るようにハウジング114に取り付けた押えロール115bとを有している。
【0009】
包囲壁107は、強度を保持するための鋼製の外殻116と、該外殻116の内側全面にわたって取り付けた耐火ライニング117とで構成されている。
【0010】
スクラップ箱108は、耐火物によって形成されており、その上縁部には、シール部材118が取り付けられている。
【0011】
このスクラップ箱108は、レール119上を転動可能な車輪120を有する台車121に搭載されており、当該台車121には、スクラップ箱108を押し上げ得るシリンダ122が装備されている。
【0012】
図5に示すストリップ連続鋳造装置により薄板103を製造する際には、台車121に付帯するシリンダ122でスクラップ箱108を押し上げ、シール部材118を介してスクラップ箱108の上縁部を包囲壁107の開口106縁部に当接させ、可動エプロン112を、その先端部が支持軸111の下側に位置する状態に設定し、また、製造すべき薄板103の厚さに応じたロール間隙Gが形成されるように、鋳造ロール101a,101bの回転中心の距離を設定して、該鋳造ロール101a,101bをそれぞれの外周面が上側からロール間隙Gへ向かって移動するように回動させる。
【0013】
次いで、タンディッシュ109へ溶鋼を供給し、該溶鋼をノズル110により鋳造ロール101a,101bの間に流下させると、ロール外周面に凝固殻が形成されるとともに、鋳造ロール101a,101bの回動に伴って、薄板103がスクラップ箱108へ送出される。
【0014】
送出される薄板103が幅方向に均一な状態を呈した後、ロール間隙Gが薄板103の1.5〜3倍程度になるように、鋳造ロール101a,101bの回転中心の距離をごく短時間(0.1〜0.5秒間程度)離反させたうえ、ロール間隙Gを元の状態に戻すと、ロール間隙Gの拡大に起因して、鋳造ロール101a,101bによる溶鋼の冷却が不充分になり、薄板103が復熱で再溶融する。
【0015】
これにより、ロール間隙Gが拡大される前にスクラップ箱108へ送出された薄板103が、ロール間隙Gを元の状態に戻した後に送出される薄板103から、ロール間隙Gの拡大による薄板103の再溶融部分を境界として直線的に破断する。
【0016】
更に、可動エプロン112の姿勢を横向きに設定し、上述した破断箇所に後続してロール間隙Gから送出される薄板103をガイドロール113によりピンチロールスタンド105へと導く。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、図5に示すストリップ連続鋳造装置では、ロール間隙Gからピンチロールスタンド105へ至る薄板103の移動経路を取り囲む包囲壁107と、包囲壁107の開口106縁部に下方から当接するスクラップ箱108とで形成される空間内に、無酸化性、あるいは弱還元性などの雰囲気ガスを充填することが考慮されていないため、酸化に起因したスケールが薄板103に発生する。
【0018】
また、鋳造ロール101a,101bと可動エプロン112との間、及び可動エプロン112とガイドロール113との間には、雰囲気ガス(空気)の流通を抑制する手段が設けられておらず、薄板103で熱せられた高温の空気が、鋳造ロール101a,101b側へ集中的に吹き抜け、これに加えて、耐火ライニング117の断熱効果により包囲壁107内の空気の冷却が阻害されるため、ロール間隙Gより送出された直後の薄板103に復熱による溶断や鋳造の不安定が生じたり、高温(1250℃以上)の薄板103がスケールを随伴した状態でピンチロールスタンド105へ送出されて、押し込み傷などが発生して、歩留まりが低下することが懸念される。
【0019】
更に、スクラップ箱108のシール部材118が、包囲壁107の開口106縁部に当接しているので、薄板103製造中にスクラップ箱108を交換しようとすると、包囲壁107内に大量の外気が流入するとともに溶鋼のスプラッシュなどが外部へ放出されるため、ストリップ連続鋳造装置の稼働時にスクラップ箱108の交換を行なうことは実質的に不可能である。
【0020】
更にまた、包囲壁107とスクラップ箱108の間に介在しているシール部材118には、スプラッシュやスラグが落下して堆積し、あるいは、スクラップ箱108のシリンダ122による押し上げで変形や損傷が生じるので、スクラップ箱108を交換するごとに、シール部材118の清掃、交換を行なう必要があり、外気の流入を抑制して包囲壁107内を低酸素状態に保持するのは困難である。
【0021】
本発明は上述した実情に鑑みてなしたもので、溶鋼から薄板を効率よく製造できるようにすることを目的としている。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載のストリップ連続鋳造装置では、径方向へ近接離反し得るように略水平に並設され且つロール間隙を形成する一対の鋳造ロールと、上方より鋳造ロール間へ溶鋼を供給する溶鋼供給手段と、両鋳造ロールを一体的に取り囲む鋳造室と、鋳造ロールの下方に径方向へ近接離反し得るように略水平に並設され且つロール間隙より下向きに送出される薄板の通過を許容する一対のシールロールと、前記の鋳造室に連なって両シールロールを一体的に取り囲むシールロール室と、各シールロールとともに移動し得るようにその反薄板通過経路側に位置し且つシールロール室の内部に設けたシールガイドを摺動するシール部材と、両シールロール間より下向きに送出される薄板を側方へ導く状態、あるいは当該薄板を下降させる状態に設定され得る可動エプロンと、該可動エプロンの下方に配置されるスクラップ箱と、前記のシールロール室に連なって可動エプロンを取り囲み且つ可動エプロンで導かれる薄板を外部へ送出可能な出口を有する保冷室と、該保冷室の出口の開口断面を拡縮可能な出口扉と、該保冷室に連なってスクラップ箱を取り囲み且つスクラップ箱を出し入れ可能な気密扉を有するスクラップ室とを備え、鋳造室を、内外2重の鋼板の間に冷却水を流通させる水冷パネルで構成して鋳造室内を移動する薄板を冷却するようにし、シールロール室を、内外2重の鋼板の間に冷却水を流通させる水冷パネルで構成してシールロール室内を移動する薄板を冷却するようにし、保冷室を、内外2重の鋼板の間に冷却水を流通させる水冷パネルで構成して保冷室内を移動する薄板を冷却するようにし、スクラップ室を、内外2重の鋼板の間に冷却水を流通させる水冷パネルで構成してスクラップ箱内に収納される薄板を冷却するようにし、鋳造室、保冷室、スクラップ室のそれぞれに雰囲気ガス導入口を設けている。
【0023】
本発明の請求項2に記載のストリップ連続鋳造装置では、スクラップ室に連なり且つスクラップ箱を出し入れ可能な気密扉を有する置換室と、該置換室とスクラップ室の間を区分可能な気密扉とを備えている。
【0024】
本発明の請求項3に記載のストリップ連続鋳造装置では、保冷室の出口に連なり且つ反保冷室側に薄板を外部へ送出可能な出口を有する保熱室と、該保熱室の出口の開口断面を拡縮可能な出口扉と、保熱室内に設けたラジアントチューブと、保熱炉内に配置され且つ保冷室から送出される薄板を横向きに搬送するガイドロールとを備え、保熱室に雰囲気ガス導入口を設けている。
【0025】
本発明の請求項4に記載のストリップ連続鋳造装置では、保熱室の出口に連なり且つ反保熱室側に薄板を外部へ送出可能な出口を有するピンチロール室と、該ピンチロール室の出口の開口断面を拡縮可能な仕切扉と、ピンチロール室内に配置され且つ薄板を挾持可能なピンチロールとを備え、ピンチロール室を、内外2重の鋼板の間に冷却水を流通させる水冷パネルで構成してピンチロール室内を移動する薄板を冷却するようにしている。
【0026】
本発明の請求項5に記載のストリップ連続鋳造装置では、ピンチロール室の薄板搬送方向下流側に圧延機を配置し、ピンチロール室出口から圧延機へ至る薄板のパスラインを、薄板の移動距離1mあたり10〜150mm程度低くなるように設定している。
【0027】
本発明の請求項6に記載のストリップ連続鋳造装置の使用方法では、薄板を連続鋳造する際に、雰囲気ガス導入口から鋳造室、保冷室、スクラップ室へ無酸化性、あるいは弱還元性の雰囲気ガスを供給する。
【0028】
本発明の請求項7に記載のストリップ連続鋳造装置の使用方法では、薄板を連続鋳造する際に、当該薄板にシールロール外周面が接し得ない範囲で両シールロールの間隔を狭める。
【0029】
本発明の請求項8に記載のストリップ連続鋳造装置の使用方法では、薄板を連続鋳造する際に、当該薄板に出口扉が接し得ない範囲で、保冷室の出口の開口断面を縮小させる。
【0030】
本発明の請求項9に記載のストリップ連続鋳造装置の使用方法では、スクラップ箱を外部から置換室へ搬入し、当該置換室を締め切ってその内部に無酸化性、あるいは弱還元性の雰囲気ガスを充填した後、置換室とスクラップ室との間の気密扉を開き、置換室からスクラップ室へスクラップ箱を搬入する。
【0031】
本発明の請求項10に記載のストリップ連続鋳造装置の使用方法では、スクラップ箱をスクラップ室から置換室へ搬出し、置換室とスクラップ室との間の気密扉を閉じたうえ、置換室から外部へスクラップ箱を搬出する。
【0032】
本発明においては、鋳造ロールのロール間隙より送出される薄板の移動経路を、無酸化性、あるいは弱還元性の雰囲気ガスで満たし、薄板の酸化を防止する。
【0033】
また、シールロールの間隔、出口扉あるいは仕切扉による開口断面の縮小により、雰囲気ガスの外部への流出、並びに薄板の移動経路での雰囲気ガスの吹き抜けを抑制する。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図示例とともに説明する。
【0035】
図1乃至図4は本発明のストリップ連続鋳造装置の実施の形態の一例である。
【0036】
タンディッシュ1に供給される溶鋼は、ノズル2を経て鋳造ロール3a,3b間へその上方から流下する。
【0037】
鋳造ロール3a,3bは、その内部を流通する冷却水により外周面が冷却され、溶鋼の凝固を促進させるようになっている。
【0038】
また、鋳造ロール3a,3bは、ロール間隙Gを形成するように略水平に隣接し且つそれぞれの外周面が上側からロール間隙Gへ向かって回動するように枢支されている。
【0039】
鋳造ロール3a,3b間へ流下する溶鋼は、ロール間隙Gを通過するときに、鋳造ロール3a,3bの外周面に凝固殻を形成し、ロール間隙Gから下方へ薄板10が送出される。
【0040】
この薄板10は、鋳造ロール3a,3b外周面から離れた直後では、その板厚中心までは凝固しておらず、板厚中心部30〜50%は未だ溶鋼のままである。
【0041】
図1乃至図4に示すストリップ連続鋳造装置では、鋳造ロール3a,3b外周面から離れた直後の薄板10が完全に凝固していない性質を利用する。
【0042】
すなわち、ロール間隙Gから最初に送出されてくる薄板10は、その先端部が不揃いになっている。
【0043】
このとき、シールロール6a,6bを、シリンダ9a,9bによりロール間隙Gからのスプラッシュがかからない位置(図1に2点鎖線で示す位置)まで移動させてシールロール6a,6bの間隔を最大に拡げておき、また、可動エプロン14の姿勢を、図1に実線で示すように下向きに設定しておく。
【0044】
このロール間隙Gから最初に送出されてくる薄板10は、シールロール6a,6bの間を通って下向きに向かい、スクラップ室16の内に置かれたスクラップ箱17に入る。
【0045】
次に、ロール間隙Gが薄板10の1.5〜3倍程度になるように、鋳造ロール3a,3bの回転中心の距離をごく短時間(0.1〜0.5秒間程度)離反させた後、ロール間隙Gを元の状態に戻すと、ロール間隙Gの拡大に起因して、鋳造ロール3a,3bによる溶鋼の冷却が不充分になり、薄板10が復熱で再溶融する。
【0046】
これにより、ロール間隙Gの拡大前にスクラップ箱17へ送出された薄板10が、ロール間隙Gを元の状態に戻した後に送出される薄板10から、ロール間隙Gの拡大による薄板10の再溶融部分を境界として直線的に破断する。
【0047】
次いで、鋳造ロール3a,3bを取り囲む鋳造室4より下方へ送出される薄板10の先端が、可動エプロン14を取り囲む保冷室15の中程に到達した際に、可動エプロン14の姿勢を、図1に2点鎖線で示すように横向きに設定すると、薄板10は、可動エプロン14上面に案内されてガイドロール18に乗り移り、全開状態の保冷室出口扉20、保冷室15に連なる保熱室19、全開状態の保熱室出口扉21を経由した後、保熱室19に連なるピンチロール室65内のピンチロール22で挾持され、薄板10に対して所定の張力が付与される。
【0048】
ピンチロール22で挾持された薄板10は、その自重によるスクラップ箱17への落下が抑止されるので、可動エプロン14の姿勢を、図1に実線で示す下向きに設定し、保冷室15内で薄板10に緩やかな曲線状の移動経路を形成させ、これにより、ストリップ連続鋳造装置が起動状態から正常な連続鋳造作業に移行する。
【0049】
このとき、シリンダ9a,9bによってシールロール6a,6bを互いに近接させて、シールロール6a,6bの間隔をシールガイド8で設定される最小値に狭め、保冷室出口扉20及び保熱室出口扉21を、薄板10に接触しない最下限位置へ下降させる。
【0050】
すなわち、図1乃至図4に示すストリップ連続鋳造装置では、鋳造ロール3a,3bの隙間を瞬時的に拡げ且つ元の状態に戻すと、可動エプロン14の姿勢を適宜変えることの組み合わせによって、ダミーバーを使用せずに、容易にまた繰り返して薄板10鋳造の開始、停止を行なうことができる。
【0051】
タンディッシュ1と鋳造室4の間には、断熱性のシール材23が介在し、また、ノズル2は鋳造ロール3a,3bの間に形成される溶鋼プール内に挿入されている。
【0052】
従って、連続鋳造作業中、鋳造室4は、シールロール6a,6bと薄板10の隙間、排気制御弁27により排気量を制御可能な排気口26を除いて密閉され、雰囲気ガス導入口24から導入される雰囲気ガス(無酸化性、または弱還元性の99.99%程度の窒素ガス、アルゴンガスまたは2〜10%水素と残り窒素の混合ガス)と、保冷室15からシールロール6a,6bの隙間を通して吹き上げる雰囲気ガスとの混合ガスで満たされており、鋳造直後の1300〜1400℃の薄板10の表面酸化を防止している。
【0053】
鋳造室4は、内外2重の鋼板の間に冷却水を流通させる水冷パネルで構成されており、鋳造室4内を移動する薄板10は、冷却パネルに対して熱を放射して、冷却を継続する。
【0054】
鋳造室4と保冷室15の間には、鋳造室4及び保冷室15の双方に連なり且つシールロール6a,6bを取り囲むシールロール室5が設けられている。
【0055】
シールロール室5も、鋳造室4と同様な水冷パネルで構成され、シールロール室5内を移動する薄板10の冷却を継続する。
【0056】
また、シールロール6a,6bは、その内部を流通する冷却水により外周面が冷却され、薄板10の冷却を促進させるようになっている。
【0057】
シールロール6a,6bを設ける目的は、鋳造室4へ保冷室15からドラフトで吹き上げる雰囲気ガスを最小限度に抑え、鋳造室4内でのガスの動きを小さくして鋳造の安定化を図るものであるが、鋳造開始時と終了時には、ロール間隙Gからスプラッシュが落下したり、形状が不安定な薄板10がシールロール6a,6bに衝突したり、巻き付く可能性があるため、シールロール6a,6bの間隔を拡げておく。
【0058】
シールロール6a,6bに対するシール手段は、当該シールロール6a,6bとともに移動し得るようにその反薄板通過経路側に位置するシール部材7と、該シール部材7が全周にわたって摺接し得るようにシールロール室5内に設置したシールガイド8とで構成されている。
【0059】
シール部材7は、鋳鉄、セラミックス、高分子樹脂などのシールロール6a,6bの鋼製素材よりも柔らかい材料のブロックを、シールロール6a,6bの幅方向に複数個並べて枠体に保持したものである。
【0060】
また、シール部材7とシールロール6a,6bとの隙間は、1mm以下に設定されている。
【0061】
更に、シールロール6a,6bの移動手段としては、油圧、空圧、ガス圧などの流体圧で作動するシリンダ9a,9bの代わりに、電気駆動方式のものを適用することもできる。
【0062】
シールガイド8は、シールロール6a,6bの間隔が最も狭まる位置を定めるとともに、シール部材7に接してシール機能を発揮する。
【0063】
シールロール6a,6bと薄板10との隙間は、雰囲気ガスの吹き上げを最少にすること、及びシールロール6a,6bによる挾持に起因した薄板10の破断を回避することを達成するために、製造すべき薄板10の板厚よりも、1〜20mm程度大きく設定する。
【0064】
また、ロール間隙Gから送出される薄板10の板厚も、通常1〜5mm程度の範囲で変動するので、シールガイド8も、モータなどの駆動手段によって、20mm程度の範囲で移動できるようにしておくことが望ましい。
【0065】
保冷室15も、鋳造室4と同様な水冷パネルで構成され、放射冷却により保冷室15内を移動する薄板10の冷却を継続する。
【0066】
また、可動エプロン14は、その内部を流通する冷却水によって外周面が冷却され、薄板10の冷却を促進させるようになっている。
【0067】
更に、保冷室15には、雰囲気ガス導入口29、排気口30、室内圧計31、ガス分析計32、薄板測温計33が設置され、室内圧計31、ガス分析計32、薄板測温計33から出力される信号を制御コンピューターに送って、保冷室15の内圧、ガス成分、及び温度を制御している。
【0068】
保冷室出口扉20の下端部には、内部に冷却水が流通する扉ロール38が回転可能に取り付けられている。
【0069】
保冷室出口扉20は、薄板10先端が通過するまでは、流体圧駆動、あるいは電気駆動方式の扉開閉器37によって全開状態に設定され、薄板10の連続鋳造作業中には、薄板10に対して2〜10mm程度の空隙を隔てる最小限の開度に設定される。
【0070】
この保冷室出口扉20は、断熱材によって形成され、保熱室19からの放射熱を遮断するようになっている。
【0071】
スクラップ室16は、保冷室15に連なるように鋳造室4と同様な水冷パネルで構成され、連続鋳造開始直後、及び連続鋳造完了直前にスクラップ箱17内に収納される薄板10の冷却を継続する。
【0072】
スクラップ室16には、スクラップ箱17を出し入れするための気密扉42と、該気密扉42に付帯する扉シール43と、雰囲気ガス導入口44とが設けられている。
【0073】
扉シール43には、バイトンなどの耐熱性ゴム材料よりなるOリングや、内部に水圧、あるいはガス圧を付与して膨張接触するインフレートシールなどを用いることが望ましい。
【0074】
また、スクラップ室16の下部には、スクラップ箱17の底面を支持する搬送ロール40と、スクラップ箱17を押し上げるジャッキ41とが設けられており、スクラップ箱17をジャッキ41で押し上げることにより、スクラップ箱17上縁部と保冷室15下端開口縁部の間隔をできるだけ狭めて、スクラップ箱17の外方へ薄板10の破片などが飛び出さないようにしている。
【0075】
スクラップ箱17は、鋼板製の外板の内面に耐火物を取り付けた構造を有し、当該耐火物によって、薄板10落下時の衝撃の緩和と、スクラップ箱17の周囲に対する断熱を図っている。
【0076】
更に、スクラップ室16の気密扉42が設けられている部分には、スクラップ箱17が配置され得る置換室45が連なっている。
【0077】
置換室45には、スクラップ箱17を出し入れするための気密扉48と、該気密扉48に付帯する扉シール49と、置換ガス導入口50と、ガス排出口51とが設けられている。
【0078】
扉シール49には、バイトンなどの耐熱性ゴム材料よりなるOリングや、内部に水圧、あるいはガス圧を付与して膨張接触するインフレートシールなどを用いることが望ましい。
【0079】
また、置換室45の下部、及び置換室45の気密扉48外方には、スクラップ箱17の底面を支持する搬送ロール46,47が設けられている。
【0080】
スクラップ箱17をスクラップ室16の外部へ取り出す際には、ジャッキ41を縮小させて、スクラップ箱17を搬送ロール40に支持させる。
【0081】
次いで、気密扉42を開放し、搬送ロール40,46によりスクラップ箱17を置換室45へ移送した後、気密扉42を閉止し、更に、気密扉48を開放したうえ、搬送ロール46,47によりスクラップ箱17を置換室45の外部へ移送する。
【0082】
スクラップ箱17をスクラップ室16の内部へ送り込む際には、気密扉48を開放し、搬送ロール47,46によりスクラップ箱17を置換室45へ移送した後、気密扉48を閉止する。
【0083】
次いで、ガス排出口51を開放するとともに、置換ガス導入口50から置換室45内へ無酸化性、または弱還元性の雰囲気ガスを供給することにより、置換室45内の空気を外部へ排出させ、置換室45内を雰囲気ガスで満たした後、ガス排出口51と置換ガス導入口50を閉止する。
【0084】
更に、気密扉42を開放したうえ、搬送ロール46,40によりスクラップ箱17をスクラップ室16へ移送し、気密扉42を閉止した後、スクラップ箱17をジャッキ41によって押し上げる。
【0085】
従って、薄板10の連続鋳造作業中であっても、保冷室15内へ外部から空気を侵入させることなく、スクラップ箱17の交換を実施でき、薄板10の酸化を回避することができる。
【0086】
また、ガス排出口51に排気用真空ポンプを設ければ、空気から雰囲気ガスへの置換に要する時間を短縮することができる。
【0087】
スクラップ箱17の交換を連続鋳造作業完了後だけに実施する場合には、置換室45を設ける必要はなく、単に、気密扉42の開閉によりスクラップ箱17を出し入れすればよい。
【0088】
更に、搬送ロール40,46,47に代えて、スクラップ箱17自体に車輪を取り付け、スクラップ箱17を移動させるようにしてもよい。
【0089】
保冷室15を通過中の薄板10は放射冷却で凝固されるだけでなく、鋳造速度(板厚により30〜100m/分)が遅いと、1000℃以下にまで過冷却され、反対に鋳造速度が速いと、1250℃以上の高温になって、板幅方向に温度差が生じる。
【0090】
このような温度差の補正を図るとともに、薄板10の移動方向下流側に設けた圧延機76入口での薄板10の温度を圧延に適した950〜1200℃の範囲に保持するために、耐熱鋼製、あるいはセラミックス製のラジアントチューブ53を保熱室19の内部に複数配置し、保熱室19内面に断熱材を取り付けている。
【0091】
この保熱室19には、室内測温計54、ガス分析計55、室内圧計56、及び雰囲気ガス導入口57が設置されており、室内測温計54から出力される信号を制御コンピューターに送って、ラジアントチューブ53に付帯するバーナ58への燃料59及び燃焼用空気60の量を調整し、保熱室19内部の温度を制御している。
【0092】
保熱室19内へ搬入される薄板10の温度が低いと、ラジアントチューブ53に付帯するバーナ58への燃料59及び燃焼用空気60の供給量が増加し、薄板10の昇温が図られる。
【0093】
また、薄板10の温度が高いと、バーナ58への燃料59の供給が中断されて、燃焼用空気60だけが供給され、ラジアントチューブ53を介して薄板10の冷却が図られる。
【0094】
保熱室19内に配置されているガイドロール18には、耐熱鋼製ロール、内部水冷ロール、あるいは外周面に耐火材を張り付けた内部水冷ロールが用いられている。
【0095】
更に、ガス分析計55、室内圧計56から出力される信号を制御コンピュータに送って、雰囲気ガス導入口57から保熱室19へ供給すべき雰囲気ガスを調整し、薄板10の酸化を防止している。
【0096】
保熱室出口扉21の下端部には、内部に冷却水が流通する扉ロール61が回転可能に取り付けられている。
【0097】
保熱室出口扉21は、薄板10先端が通過するまでは、流体圧駆動、あるいは電気駆動方式の扉開閉器64によって全開状態に設定され、薄板10の連続鋳造作業中には、薄板10に対して2〜10mm程度の空隙を隔てる最小限の開度に設定される。
【0098】
この保熱室出口扉21は、鋼板に断熱材を取り付けたもので、保熱室19からの放射熱を遮断するようになっている。
【0099】
また、保熱室出口扉21の上方には、保熱室19に対して位置固定で且つ水が貯留されるシールトラフ63と、下端寄り部分がシールトラフ63内の水に常時没し且つ上端部が扉開閉器64の昇降部分に締結されたシール板62が設けられており、これらシールトラフ63及びシール板62によって、保熱室19内から外部への雰囲気ガスの流出を最小限に抑制している。
【0100】
ピンチロール室65も、鋳造室4と同様な水冷パネルで構成され、ピンチロール室65内を移動する薄板10の冷却を継続する。
【0101】
ピンチロール22は、その内部を流通する冷却水によって外周面が冷却され、薄板10の冷却を促進させるようになっている。
【0102】
ピンチロール室65内には、薄板10を下方から支持する搬送ロール66と、ピンチロール22へ薄板10が確実に挿通されるようにするための板ガイド67とが設置されている。
【0103】
このピンチロール室65には、その内部に雰囲気ガスを供給するための雰囲気ガス導入口68と、ピンチロール22に対してスプレイされてからピンチロール室65内底面へ滴下する潤滑油を外部へ排出するための排液口69とが設けられている。
【0104】
また、保熱室19への潤滑油の侵入を回避するために、保熱室19の出口部分からピンチロール22の直前の間で、ガイドロール18と搬送ロール66で支持される薄板10のパスラインをd1だけ低くしている。
【0105】
このパスラインの低下量は、薄板10の移動距離1mあたり10〜100mmが適当である。
【0106】
ピンチロール室65と圧延機76の入口部分の間における薄板10の移動経路は、圧延機前室72によって取り囲まれており、また、圧延機76の前後には、薄板10を下方から支持する搬送ロール73が設置されている。
【0107】
ピンチロール22から送出される薄板10は、仕切扉70の下を通過し、圧延機前室72に入り、圧延機76で圧延された後、後方設備へと搬送される。
【0108】
圧延機前室72も、鋳造室4と同様な水冷パネルで構成され、圧延機前室72内を移動する薄板10の冷却を継続する。
【0109】
圧延機前室72には、その内部に雰囲気ガスを供給するための雰囲気ガス導入口74と、圧延機76の各ロールにスプレイされてから圧延機前室72内底面へ滴下する冷却水を貯留する水溜め77と、該水溜め77内の冷却水を外部へ排出するための排水口75とが設けられており、圧延機前室72内に雰囲気ガスを満たすことで、圧延機76に通板される前の薄板10の酸化を抑制している。
【0110】
仕切扉70は、内部水冷構造のもので、その下端部には、内部に冷却水が流通する扉ロール71が回転可能に取り付けられている。
【0111】
仕切扉70は、薄板10先端が通過するまでは、流体圧駆動、あるいは電気駆動方式の扉開閉器78によって全開状態に設定され、薄板10の連続鋳造作業中には、薄板10に対して2〜10mm程度の空隙を隔てる最小限の開度に設定される。
【0112】
また、圧延機76の各ロールにスプレイされた後の冷却水が、ピンチロール室65へ逆流することを防止するために、仕切扉70から圧延機76の入口部分の間で、搬送ロール66,73で支持される薄板10のパスラインをd2だけ低くしている。
【0113】
このパスラインの低下量は、薄板10の移動距離1mあたり10〜150mmが適当である。
【0114】
仕切扉70の上方には、圧延機前室72に対して位置固定で且つ水が貯留されるシールトラフ80と、下端寄り部分がシールトラフ80内の水に常時没し且つ上端部が扉開閉器78の昇降部分に締結されたシール板79が設けられており、これらシールトラフ80及びシール板79によって、圧延機前室72内から外部への雰囲気ガスの流出を最小限に抑制している。
【0115】
更に、表1は、図1乃至図4に示すストリップ連続鋳造装置に窒素ガスを500Nm3/Hrの割合で供給した場合、並びに特開平8−300108号公報に開示されている装置に、窒素ガスを供給しない場合と2000Nm3/Hrの割合で供給した場合の各部分の経時変化を示すものある。
【0116】
【表1】
Figure 0004542247
【0117】
本発明に基づく図1乃至図4に示す装置では、シールロール6a,6bを有しているので、鋳造室4の酸素濃度を低く保つことができ、これにより、酸化により薄板10に発生するスケールが0.02μm以下に抑制することができ、また、鋳造室4内の温度も200℃以下に抑えられる。
【0118】
このように本発明においては、鋳造ロール3a,3bのロール間隙Gより送出される薄板10の移動経路を、無酸化性、あるいは弱還元性の雰囲気ガスで満たすので、薄板10の歩留まりを向上させることが可能になる。
【0119】
なお、本発明のストリップ連続鋳造装置及びその使用方法は、上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において変更を加え得ることは勿論である。
【0120】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のストリップ連続鋳造装置及びその使用方法によれば下記のような種々の優れた効果を奏し得る。
【0121】
(1)鋳造ロールのロール間隙より送出される薄板の移動経路を、無酸化性、あるいは弱還元性の雰囲気ガスで満たし、薄板の酸化を防止するので、薄板の歩留まりを向上させることが可能になる。
【0122】
(2)シールロールの間隔、出口扉あるいは仕切扉による開口断面の縮小により、雰囲気ガスの外部への流出、並びに薄板の移動経路での雰囲気ガスの吹き抜けを抑制するので、雰囲気ガスの消費量の低減を図ることができる。
【0123】
(3)置換室を設ければ、連続鋳造作業中のスクラップ箱の交換が可能になり、薄板の生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のストリップ連続鋳造装置の実施の形態の一例の薄板搬送方向上流寄り部分を示す概念図である。
【図2】本発明のストリップ連続鋳造装置の実施の形態の一例の薄板搬送方向下流寄り部分を示す概念図である。
【図3】図1におけるシールロール室の概略構造図である。
【図4】図1における保熱室の概略構造図である。
【図5】特開平8−300108号公報に開示されたストリップ連続鋳造装置である。
【符号の説明】
1 タンディッシュ(溶鋼供給手段)
2 ノズル(溶鋼供給手段)
3a 鋳造ロール
3b 鋳造ロール
4 鋳造室
5 シールロール室
6a シールロール
6b シールロール
7 シール部材
8 シールガイド
10 薄板
14 可動エプロン
15 保冷室
16 スクラップ室
17 スクラップ箱
18 ガイドロール
19 保熱室
20 保冷室出口扉
21 保熱室出口扉
22 ピンチロール
24 雰囲気ガス導入口
29 雰囲気ガス導入口
42 気密扉
44 雰囲気ガス導入口
45 置換室
48 気密扉
53 ラジアントチューブ
57 雰囲気ガス導入口
65 ピンチロール室
70 仕切扉
76 圧延機
G ロール間隙

Claims (10)

  1. 径方向へ近接離反し得るように略水平に並設され且つロール間隙を形成する一対の鋳造ロールと、上方より鋳造ロール間へ溶鋼を供給する溶鋼供給手段と、両鋳造ロールを一体的に取り囲む鋳造室と、鋳造ロールの下方に径方向へ近接離反し得るように略水平に並設され且つロール間隙より下向きに送出される薄板の通過を許容する一対のシールロールと、前記の鋳造室に連なって両シールロールを一体的に取り囲むシールロール室と、各シールロールとともに移動し得るようにその反薄板通過経路側に位置し且つシールロール室の内部に設けたシールガイドを摺動するシール部材と、両シールロール間より下向きに送出される薄板を側方へ導く状態、あるいは当該薄板を下降させる状態に設定され得る可動エプロンと、該可動エプロンの下方に配置されるスクラップ箱と、前記のシールロール室に連なって可動エプロンを取り囲み且つ可動エプロンで導かれる薄板を外部へ送出可能な出口を有する保冷室と、該保冷室の出口の開口断面を拡縮可能な出口扉と、該保冷室に連なってスクラップ箱を取り囲み且つスクラップ箱を出し入れ可能な気密扉を有するスクラップ室とを備え、鋳造室を、内外2重の鋼板の間に冷却水を流通させる水冷パネルで構成して鋳造室内を移動する薄板を冷却するようにし、シールロール室を、内外2重の鋼板の間に冷却水を流通させる水冷パネルで構成してシールロール室内を移動する薄板を冷却するようにし、保冷室を、内外2重の鋼板の間に冷却水を流通させる水冷パネルで構成して保冷室内を移動する薄板を冷却するようにし、スクラップ室を、内外2重の鋼板の間に冷却水を流通させる水冷パネルで構成してスクラップ箱内に収納される薄板を冷却するようにし、鋳造室、保冷室、スクラップ室のそれぞれに雰囲気ガス導入口を設けたことを特徴とするストリップ連続鋳造装置。
  2. スクラップ室に連なり且つスクラップ箱を出し入れ可能な気密扉を有する置換室と、該置換室とスクラップ室の間を区分可能な気密扉とを備えた請求項1に記載のストリップ連続鋳造装置。
  3. 保冷室の出口に連なり且つ反保冷室側に薄板を外部へ送出可能な出口を有する保熱室と、該保熱室の出口の開口断面を拡縮可能な出口扉と、保熱室内に設けたラジアントチューブと、保熱炉内に配置され且つ保冷室から送出される薄板を横向きに搬送するガイドロールとを備え、保熱室に雰囲気ガス導入口を設けた請求項1あるいは請求項2のいずれかに記載のストリップ連続鋳造装置。
  4. 保熱室の出口に連なり且つ反保熱室側に薄板を外部へ送出可能な出口を有するピンチロール室と、該ピンチロール室の出口の開口断面を拡縮可能な仕切扉と、ピンチロール室内に配置され且つ薄板を挾持可能なピンチロールとを備え、ピンチロール室を、内外2重の鋼板の間に冷却水を流通させる水冷パネルで構成してピンチロール室内を移動する薄板を冷却するようにした請求項3に記載のストリップ連続鋳造装置。
  5. ピンチロール室の薄板搬送方向下流側に圧延機を配置し、ピンチロール室出口から圧延機へ至る薄板のパスラインを、薄板の移動距離1mあたり10〜150mm程度低くなるように設定した請求項4に記載のストリップ連続鋳造装置。
  6. 薄板を連続鋳造する際に、雰囲気ガス導入口から鋳造室、保冷室、スクラップ室へ無酸化性、あるいは弱還元性の雰囲気ガスを供給する請求項1に記載のストリップ連続鋳造装置の使用方法。
  7. 薄板を連続鋳造する際に、当該薄板にシールロール外周面が接し得ない範囲で両シールロールの間隔を狭める請求項1に記載のストリップ連続鋳造装置の使用方法。
  8. 薄板を連続鋳造する際に、当該薄板に出口扉が接し得ない範囲で、保冷室の出口の開口断面を縮小させる請求項1に記載のストリップ連続鋳造装置の使用方法。
  9. スクラップ箱を外部から置換室へ搬入し、当該置換室を締め切ってその内部に無酸化性、あるいは弱還元性の雰囲気ガスを充填した後、置換室とスクラップ室との間の気密扉を開き、置換室からスクラップ室へスクラップ箱を搬入する請求項2に記載のストリップ連続鋳造装置の使用方法。
  10. スクラップ箱をスクラップ室から置換室へ搬出し、置換室とスクラップ室との間の気密扉を閉じたうえ、置換室から外部へスクラップ箱を搬出する請求項2に記載のストリップ連続鋳造装置の使用方法。
JP2000239777A 2000-08-08 2000-08-08 ストリップ連続鋳造装置及びその使用方法 Expired - Fee Related JP4542247B2 (ja)

Priority Applications (13)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000239777A JP4542247B2 (ja) 2000-08-08 2000-08-08 ストリップ連続鋳造装置及びその使用方法
EP01962445A EP1307306B1 (en) 2000-08-08 2001-08-08 Continuous strip casting device and method of use thereof
US09/924,820 US6536504B2 (en) 2000-08-08 2001-08-08 Continuous strip casting device and method of use thereof
AT01962445T ATE405361T1 (de) 2000-08-08 2001-08-08 Bandstranggiessanlage und verfahren zu deren nutzung
DE60135465T DE60135465D1 (de) 2000-08-08 2001-08-08 Bandstranggiessanlage und verfahren zu deren nutzung
AU8367401A AU8367401A (en) 2000-08-08 2001-08-08 Continuous strip casting device and method of use thereof
KR1020037001864A KR100754567B1 (ko) 2000-08-08 2001-08-08 스트립 연속 주조 장치 및 그 사용방법
CA002417697A CA2417697A1 (en) 2000-08-08 2001-08-08 Continuous strip casting device and method of use thereof
EP08075606A EP1987900A1 (en) 2000-08-08 2001-08-08 Continuous strip casting device and method of use thereof
JP2002517247A JP2004504947A (ja) 2000-08-08 2001-08-08 連続ストリップ鋳造装置及びその使用方法
CNB018150489A CN1225331C (zh) 2000-08-08 2001-08-08 带材连续铸造装置及其使用方法
PCT/AU2001/000972 WO2002011924A1 (en) 2000-08-08 2001-08-08 Continuous strip casting device and method of use thereof
AU2001283674A AU2001283674B2 (en) 2000-08-08 2001-08-08 Continuous strip casting device and method of use thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000239777A JP4542247B2 (ja) 2000-08-08 2000-08-08 ストリップ連続鋳造装置及びその使用方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002045950A JP2002045950A (ja) 2002-02-12
JP4542247B2 true JP4542247B2 (ja) 2010-09-08

Family

ID=18731258

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000239777A Expired - Fee Related JP4542247B2 (ja) 2000-08-08 2000-08-08 ストリップ連続鋳造装置及びその使用方法
JP2002517247A Pending JP2004504947A (ja) 2000-08-08 2001-08-08 連続ストリップ鋳造装置及びその使用方法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002517247A Pending JP2004504947A (ja) 2000-08-08 2001-08-08 連続ストリップ鋳造装置及びその使用方法

Country Status (10)

Country Link
US (1) US6536504B2 (ja)
EP (2) EP1987900A1 (ja)
JP (2) JP4542247B2 (ja)
KR (1) KR100754567B1 (ja)
CN (1) CN1225331C (ja)
AT (1) ATE405361T1 (ja)
AU (2) AU2001283674B2 (ja)
CA (1) CA2417697A1 (ja)
DE (1) DE60135465D1 (ja)
WO (1) WO2002011924A1 (ja)

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4542247B2 (ja) * 2000-08-08 2010-09-08 キャストリップ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー ストリップ連続鋳造装置及びその使用方法
DE10206243A1 (de) * 2002-02-15 2003-08-28 Sms Demag Ag Verfahren zum Endloswalzen eines im Querschnitt als Dünnbramme bemessenen, mit Gießgeschwindigkeit erzeugten Metallstrangs, insbesondere eines Stahlstrangs, und zugehörige Stranggießmaschine
US7121323B2 (en) * 2002-02-22 2006-10-17 Sms Demag Ag Method and device for the continuous casting and direct shaping of a metal strand, in particular a steel cast strand
AT411025B (de) 2002-02-27 2003-09-25 Voest Alpine Ind Anlagen Vorrichtung zum kontinuierlichen vergiessen von metallschmelze
ITMI20021512A1 (it) * 2002-07-10 2004-01-12 Danieli Off Mecc Metodo per la regolazione della temperatura del nastro in un impiantodi colata continua di nastro metallico e relativo dispositivo di attua
ITMI20021506A1 (it) * 2002-07-10 2004-01-12 Danieli Off Mecc Dispositivo di regolazione della temperatura del nastro in un impianto di colata continua di nastro metallico
JP4165147B2 (ja) 2002-08-12 2008-10-15 株式会社Ihi 双ロール鋳造機
CN100478101C (zh) * 2002-08-12 2009-04-15 石川岛播磨重工业株式会社 双辊铸机
JP4123865B2 (ja) * 2002-08-12 2008-07-23 株式会社Ihi ピンチロールの潤滑ミストスプレー装置
JP2004130385A (ja) * 2002-08-12 2004-04-30 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 双ロール鋳造機及びその運転方法
JP4232889B2 (ja) * 2002-11-01 2009-03-04 株式会社アルバック 真空溶解鋳造装置
US20040144518A1 (en) * 2003-01-24 2004-07-29 Blejde Walter N. Casting steel strip with low surface roughness and low porosity
US20040206471A1 (en) * 2003-04-18 2004-10-21 Blejde Walter N. Casting steel strip
AT412539B (de) 2003-05-06 2005-04-25 Voest Alpine Ind Anlagen Zweiwalzengiesseinrichtung
DE10349400B3 (de) * 2003-10-21 2005-06-16 Thyssenkrupp Nirosta Gmbh Verfahren zum Herstellen von gegossenem Stahlband
US20050205169A1 (en) * 2004-03-22 2005-09-22 Alwin Mary E High copper low alloy steel sheet
US20050205170A1 (en) * 2004-03-22 2005-09-22 Mary Alwin High copper low alloy steel sheet
US20080264525A1 (en) * 2004-03-22 2008-10-30 Nucor Corporation High copper low alloy steel sheet
US7926548B2 (en) * 2004-11-16 2011-04-19 Rti International Metals, Inc. Method and apparatus for sealing an ingot at initial startup
DE102004061939B3 (de) * 2004-12-22 2006-08-03 Siemens Ag Gießwalzanlage für ein Metallband, Erzeugungsverfahren für ein Metallband und Metallband selbst
CN102015155B (zh) * 2008-03-19 2013-11-27 纽科尔公司 使用铸辊定位的带材铸造设备
US20090236068A1 (en) 2008-03-19 2009-09-24 Nucor Corporation Strip casting apparatus for rapid set and change of casting rolls
US20090288798A1 (en) * 2008-05-23 2009-11-26 Nucor Corporation Method and apparatus for controlling temperature of thin cast strip
US20100215981A1 (en) * 2009-02-20 2010-08-26 Nucor Corporation Hot rolled thin cast strip product and method for making the same
US9156082B2 (en) 2013-06-04 2015-10-13 Nucor Corporation Method of continuously casting thin strip
KR101482453B1 (ko) * 2013-12-05 2015-01-13 주식회사 포스코 수평식 스트립 캐스팅장치
CN105014021B (zh) * 2014-04-22 2017-06-23 宝山钢铁股份有限公司 一种降低薄带连铸下密闭室温度的方法及装置
KR20170055087A (ko) * 2015-11-10 2017-05-19 주식회사 포스코 쌍롤식 박판주조기 및 그 주조방법
CN113319146B (zh) * 2021-05-27 2022-04-08 江苏中基复合材料有限公司 一种低制耳率瓶盖用铝箔的铸轧装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995026840A1 (en) * 1994-04-04 1995-10-12 Nippon Steel Corporation Twin-roll type continuous casting method and device
JPH11505179A (ja) * 1996-03-19 1999-05-18 石川島播磨重工業株式会社 ストリップ鋳造のための非接触の吸熱部
JP3811209B2 (ja) * 1995-02-10 2006-08-16 キャストリップ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー 鋼ストリップ連続鋳造方法

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS629753A (ja) * 1985-07-05 1987-01-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 薄板連続鋳造における温度調節及び酸化防止装置
JPS6277151A (ja) * 1985-09-30 1987-04-09 Nippon Steel Corp 双ロール型連続鋳造装置
JPS6466047A (en) * 1987-09-07 1989-03-13 Nippon Steel Corp Method and apparatus for coiling metal strip
JPH07100220B2 (ja) * 1987-12-24 1995-11-01 石川島播磨重工業株式会社 双ロール連鋳法
WO1994002269A1 (en) 1992-07-21 1994-02-03 Ishikawajima-Harima Heavy Industries Company Limited Strip caster
EP0706845B2 (en) * 1994-03-25 2006-08-09 Nippon Steel Corporation Method of production of thin strip slab
FR2727338A1 (fr) * 1994-11-30 1996-05-31 Usinor Sacilor Dispositif de coulee continue entre cylindres a capotage d'inertage
JPH08197200A (ja) * 1995-01-27 1996-08-06 Nippon Steel Corp 双ドラム式連続鋳造機の断気室およびドラムの保守管理方法
JP3083247B2 (ja) * 1995-07-26 2000-09-04 新日本製鐵株式会社 連続鋳造熱間圧延によるステンレスストリップの製造方法及びステンレスストリップの連続鋳造熱間圧延用熱処理炉
AUPN733095A0 (en) * 1995-12-22 1996-01-25 Bhp Steel (Jla) Pty Limited Twin roll continuous caster
AUPO749697A0 (en) * 1997-06-23 1997-07-17 Bhp Steel (Jla) Pty Limited Twin roll continuous casting installation
DE19731124C1 (de) * 1997-07-19 1999-01-21 Schloemann Siemag Ag Verfahren und Vorrichtung zur Erzeugung von beschichtetem Warm- und Kaltband
CH691576A5 (de) * 1999-09-24 2001-08-31 Main Man Inspiration Ag Bandgiessmaschine zur Erzeugung eines Metallbandes.
JP4542247B2 (ja) * 2000-08-08 2010-09-08 キャストリップ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー ストリップ連続鋳造装置及びその使用方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995026840A1 (en) * 1994-04-04 1995-10-12 Nippon Steel Corporation Twin-roll type continuous casting method and device
JP3811209B2 (ja) * 1995-02-10 2006-08-16 キャストリップ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー 鋼ストリップ連続鋳造方法
JPH11505179A (ja) * 1996-03-19 1999-05-18 石川島播磨重工業株式会社 ストリップ鋳造のための非接触の吸熱部

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002045950A (ja) 2002-02-12
EP1307306A4 (en) 2006-03-22
US20020036073A1 (en) 2002-03-28
EP1307306A1 (en) 2003-05-07
EP1987900A1 (en) 2008-11-05
AU8367401A (en) 2002-02-18
ATE405361T1 (de) 2008-09-15
KR20030020461A (ko) 2003-03-08
US6536504B2 (en) 2003-03-25
EP1307306B1 (en) 2008-08-20
CN1225331C (zh) 2005-11-02
WO2002011924A1 (en) 2002-02-14
AU2001283674B2 (en) 2006-02-23
JP2004504947A (ja) 2004-02-19
CA2417697A1 (en) 2002-02-14
DE60135465D1 (de) 2008-10-02
KR100754567B1 (ko) 2007-09-05
CN1450940A (zh) 2003-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4542247B2 (ja) ストリップ連続鋳造装置及びその使用方法
AU2001283674A1 (en) Continuous strip casting device and method of use thereof
KR100416668B1 (ko) 스틸스트립주조방법및주조장치
US8069903B2 (en) Method and apparatus for sealing an ingot at initial startup
BRPI0606508B1 (pt) Métodos para controlar forma de tira em um trem de laminação a quente e para produzir tira fundida fina, trem de laminação a quente e usina de tira fundida fina
US7484548B2 (en) Continuous casting of reactionary metals using a glass covering
US11673184B2 (en) Melt feeding for strip casting systems
US20060118270A1 (en) Two-roll casting device
US8499820B2 (en) Strip casting apparatus with independent delivery nozzle and side dam actuators
US7484551B2 (en) Casting steel strip
RU2375145C2 (ru) Литье стальной полосы
KR20020063886A (ko) 박형 강 스트립 제조 방법 및 장치
JP4662828B2 (ja) 横型連続処理炉の冷却帯とその冷却帯における鋼帯スレッディング方法
JP3083247B2 (ja) 連続鋳造熱間圧延によるステンレスストリップの製造方法及びステンレスストリップの連続鋳造熱間圧延用熱処理炉
US7048032B2 (en) Device for continuously casting molten metals
KR100885884B1 (ko) 소둔로의 가스혼입 방지장치
EP1529581B1 (en) Dual roll casting machine
WO2023105846A1 (ja) 鋼帯の製造装置、連続焼鈍設備及び製造方法
JP5239628B2 (ja) 連続鋳造鋳片の熱処理装置及び熱処理方法
JPH07316761A (ja) 連続メッキ設備

Legal Events

Date Code Title Description
A072 Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072

Effective date: 20060627

AA91 Notification that invitation to amend document was cancelled

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971091

Effective date: 20070306

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070803

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100401

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100601

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100625

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130702

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees