JPH07100220B2 - 双ロール連鋳法 - Google Patents

双ロール連鋳法

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JPH07100220B2
JPH07100220B2 JP32768687A JP32768687A JPH07100220B2 JP H07100220 B2 JPH07100220 B2 JP H07100220B2 JP 32768687 A JP32768687 A JP 32768687A JP 32768687 A JP32768687 A JP 32768687A JP H07100220 B2 JPH07100220 B2 JP H07100220B2
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gas
slab
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inert gas
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久彦 深瀬
邦雄 松井
昭博 野村
淳 平田
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石川島播磨重工業株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
    • B22D11/0637Accessories therefor
    • B22D11/0697Accessories therefor for casting in a protected atmosphere

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は双ロール式連続鋳造法に関するものである。
[従来の技術] 双ロール式連鋳機は、ロール周面が所要の間隔を有する
ように水平に並設された内部冷却式の2本の冷却ロール
と、該冷却ロール端部に設けられるサイド堰等により湯
だまりを構成し、該湯だまりに溶湯を供給しつつ前記冷
却ロールを回転させることにより鋳片を連続的に形成さ
せるようになっている。
又、上記冷却ロールから導出される鋳片は高温のために
スケールが発生し易く、後工程の圧延に支障を来す他、
歩留りも低下する問題があり、このために冷却ロールか
ら導出される鋳片を不活性ガス(アルゴンガス等)の雰
囲気で包囲することが考えられている。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、不活性ガスは鋳片を包囲するばかりでなく鋳片
の冷却を行わねばならず、このために従来は大量の不活
性ガスを消費することになって、こうしたアルゴンガス
等は高価であるために大変不経済なものとなっていた。
又、近年特に薄板鋳片を連続鋳造することが行われてい
るが、薄板は冷却し易い反面冷却が急激に行われること
によって鋳片の組織が不均一になってしまう問題を生じ
ていた。
本発明は、上記従来の問題点に着目してなしたもので、
少量の不活性ガスの使用により鋳片を安定して冷却する
ことを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、上記技術的課題を解決しようとしたもので、
双ロール連鋳機の冷却ロールと、該冷却ロールによって
形成される鋳片の下流側所要位置との間を、不活性ガス
を充填するようにしたガス室にて包囲し、該ガス室内の
不活性ガスを一端から取り出し、冷却水を導くようにし
たガス冷却装置により冷却した後、前記ガス室の他端に
導いて循環させることにより鋳片の冷却を行うことを特
徴とする双ロール連鋳法、に係るものである。
[作用] 従って、本発明では、鋳片を包囲するガス室に不活性ガ
スを循環させ、該循環ガスの流路中にガス冷却装置を設
けて循環ガスを冷却することにより鋳片の冷却を行うよ
うにしているので、少量の不活性ガスの使用により鋳片
の冷却を行うことができ、また鋳片は不活性ガスとの接
触によって徐々に冷却されることになるので、鋳片内部
の組織は均一化される。
[実 施 例] 以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明の方法を実施する装置の一例を示すもの
で、水平に並設された2本の冷却ロール1とその両端部
に設けたサイド堰2とにより湯だまり3が形成され、該
湯だまり3に上部タンディッシュ4の溶湯5が供給さ
れ、前記冷却ロール1による冷却と回転とにより鋳片6
が連続的に鋳造され、更に該鋳片6はベンディング装置
7によって垂直方向から水平方向に向きを変えられ、更
にピンチロール8等を介してコイラー9等に導かれるよ
うになっている。
上記連鋳機において、前記鋳片6を所要の長さに亘って
包囲するガス室10を鋳片6に沿って形成し、、該ガス室
10の一端を前記冷却ロール1の外周下面にガスシール11
を介して近接させ、又他端を鋳片6にガスシール12を介
して近接させ、ガス室10に不活性ガスを充填できるよう
構成する。
更に前記ガス室10における鋳片下流側位置にガス取出口
13を、又上流側にガス吹込口14を設け、前記ガス取出口
13の不活性ガスを、ヒータ15、ガス冷却装置16及び循環
ファン17を介して前記ガス吹込口14に導入するようにし
た循環流路18を設ける。
又、タンク19の冷却水をポンプ20により前記ガス冷却装
置16に導入することにより、前記ガス取出口13から導出
した不活性ガスの冷却を行うようにする。更に、前記ガ
ス室10を出た直後の位置において鋳片6の温度を検出す
る近接温度計21を設け、該温度計21の検出温度22と設定
温度23が一致するように前記ポンプ20を駆動するモータ
24の制御を行う制御装置25を設ける。
循環ファン17を駆動してガス室10内の不活性ガスを循環
流路18を介して循環させた状態において、モータ24によ
りポンプ20を駆動してタンク19内の冷却水をガス冷却装
置16に供給することにより循環する不活性ガスの温度を
低下させることができる。
従って、双ロール連鋳機により形成された鋳片6はガス
室10内を通る間に前記冷却された不活性ガスとの接触に
よって徐々に冷却され、その後ピンチロール8等を介し
てコイラー9等に送られる。
このとき、ガス室10出口部の鋳片6の温度を近接温度計
21により検出し、この検出温度22が設定された所要の温
度23になるように制御装置25によりポンプ20を駆動する
モータ24の作動を制御し、これによってガス冷却装置16
に供給する冷却水の供給量を調整して循環不活性ガスの
温度を制御する。
このとき、鋳片6のガス室10出口温度が変態温度以上に
なるように調整し(鋼の場合は750℃以上)、その後は
自然放冷させることにより、鋳片6の組織を均一化させ
るようにする。又、上記ガス室10内における不活性雰囲
気にて鋳片6温度を変態温度近くまで冷却することによ
り、鋳片6表面に対し酸化スケールが発生するのを防止
することができる。
又、連鋳機のスタート時には、ヒータ15によって循環不
活性ガスを加熱することにより、鋳片6の急激な冷却を
防止することができる。
尚、本発明は上記実施例にのみ限定されるものではな
く、ガス取出口とガス吹込口の位置を逆にしても良いこ
と、又ガス冷却装置の冷却方式は種々変更し得ること、
鋳片をコイラーに導くことなくそのまま圧延機に導くよ
うにしても良いこと、その他本発明の要旨を逸脱しない
範囲内において種々変更を加え得ること、等は勿論であ
る。
[発明の効果] 上記したように、本発明の双ロール連鋳法によれば、鋳
片を包囲するガス室に不活性ガスを循環させ、該循環ガ
スの流路中にガス冷却装置を設けて循環ガスを冷却する
ことにより鋳片の冷却を行うようにしているので、少量
の不活性ガスの使用により効果的に鋳片の冷却を行うこ
とができ、また鋳片は不活性ガスとの接触によって徐々
に冷却されることになるので、鋳片内部の組織を均一化
することができる等の優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施する装置の一例を示す説明
図である。 1は冷却ロール、2はサイド堰、6は鋳片、10はガス
室、13はガス取出口、14はガス吹込口、16はガス冷却装
置、17は循環ファン、18は循環流路、20はポンプ、21は
近接温度計、24はモータ、25は制御装置を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平田 淳 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社技術研究所内 (56)参考文献 特公 平3−33053(JP,B2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】双ロール連鋳機の冷却ロールと、該冷却ロ
    ールによって形成される鋳片の下流側所要位置との間
    を、不活性ガスを充填するようにしたガス室にて包囲
    し、該ガス室内の不活性ガスを一端から取り出し、冷却
    水を導くようにしたガス冷却装置により冷却した後、前
    記ガス室の他端に導いて循環させることにより鋳片の冷
    却を行うことを特徴とする双ロール連鋳法。
JP32768687A 1987-12-24 1987-12-24 双ロール連鋳法 Expired - Fee Related JPH07100220B2 (ja)

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JPH01166864A JPH01166864A (ja) 1989-06-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP3412377A1 (de) * 2017-06-08 2018-12-12 SMS Group GmbH Luftkühlung in stranggiessanlagen

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